JP6173986B2 - 情報提供装置、広告配信システム、情報提供方法及び情報提供プログラム - Google Patents

情報提供装置、広告配信システム、情報提供方法及び情報提供プログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報提供装置、広告配信システム、情報提供方法及び情報提供プログラムに関する。
近年、インターネットの飛躍的な普及に伴い、インターネットを介した広告配信が盛んに行われている。広告配信として、ウェブページの所定の位置に、例えば企業や商品等を示すアイコンを表示し、かかるアイコンがクリックされた場合に広告主のウェブページへ遷移するものがある。この種の広告配信は、バナー広告や広告リンクと呼ばれているが、本明細書では単に「広告」と呼ぶことがある。
かかる広告配信においては、宣伝効果を高めるために、ユーザの嗜好、性別、年齢、住所、職業などのユーザ情報を予め登録しておき、ユーザ情報に対応する広告を選択的に配信するターゲティング配信が行われている。
特開2011−108204号公報
上記ターゲティング配信を行うためのユーザ情報は、情報提供業者から広告配信業者に提供される場合がある。例えば、ウェブサイトを提供するサイト提供業者は、かかるウェブサイトにアクセスしたユーザのユーザ情報を収集する。そして、情報提供業者は、このようなサイト提供業者から取得したユーザ情報を広告配信業者に提供する。この例の場合、ウェブサイトにアクセスしたユーザのユーザ情報は、ユーザの意思とは無関係に情報提供業者から広告配信業者に提供されることとなる。
このようにユーザ情報が広告配信業者に提供されることは、ユーザによっては望まない場合もあり、個人情報やプライバシー等の問題を招くおそれがある。このため、ユーザは、アクセス対象のサイト提供業者に対して、ユーザ情報を広告配信業者に流通させないように要求することが考えられる。しかしながら、膨大な数のサイト提供業者が存在する中で、全てのサイト提供業者に対してユーザ情報を流通させないように要求することはユーザの作業負担を増大させるという問題を招く。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、ユーザの作業負担を増大させることなく、広告配信業者にユーザ情報を流通させるか否かの設定を可能にする情報提供装置、広告配信システム、情報提供方法及び情報提供プログラムを提供することを目的とする。
本願に係る情報提供装置は、ユーザ端末にアクセスされた複数のコンテンツ提供装置から提供された前記ユーザ端末に関するユーザ情報を記憶する記憶手段と、前記複数のコンテンツ提供装置のいずれかにアクセスしたユーザ端末、又は、当該ユーザ端末にアクセスされたコンテンツ提供装置から、前記ユーザ情報に基づいて広告コンテンツを配信する広告配信装置に対して当該ユーザ端末に関するユーザ情報の提供を許可するか否かを示す提供可否情報であって、前記コンテンツ提供装置毎に当該コンテンツ提供装置から提供されたユーザ情報を前記広告配信装置に提供することを許可するか否かを示す提供可否情報を受け付ける受付手段と、前記広告配信装置から前記ユーザ端末に関するユーザ情報の取得要求を受信した場合に、当該ユーザ端末に対応する提供可否情報に基づいて、前記記憶手段に記憶されているユーザ情報が前記広告配信装置に提供することが許可されているユーザ情報であるかを判定する提供判定手段と、前記提供判定手段により提供許可を示すと判定されたユーザ情報を前記広告配信装置に応答する要求応答手段とを備えたことを特徴とする。
本願に係る情報提供装置、広告配信システム、情報提供方法及び情報提供プログラムは、ユーザの作業負担を増大させることなく、広告配信業者にユーザ情報を流通させるか否かの設定を可能にするという効果を奏する。
図1Aは、第1の実施形態に係る情報提供方法の一例を示す説明図である。 図1Bは、第1の実施形態に係る情報提供方法の一例を示す説明図である。 図2は、第1の実施形態に係る広告配信システムの構成例を示す図である。 図3は、第1の実施形態に係るサイト提供装置の構成例を示す図である。 図4は、第1の実施形態に係る情報提供装置の構成例を示す図である。 図5は、第1の実施形態に係るアクセス履歴テーブルの一例を示す図である。 図6は、第1の実施形態に係るユーザ属性テーブルの一例を示す図である。 図7は、第1の実施形態に係る広告配信装置の構成例を示す図である。 図8は、第1の実施形態に係る情報提供装置による属性情報更新処理の手順を示すフローチャートである。 図9は、第1の実施形態に係る広告配信システムによる提供可否設定処理の手順を示すシーケンス図である。 図10は、第1の実施形態に係る設定画面の一例を示す図である。 図11は、第1の実施形態に係る情報提供装置による情報提供処理の手順を示すフローチャートである。 図12は、第2の実施形態に係る設定画面の一例を示す図である。 図13は、第2の実施形態に係る提供可否テーブルの一例を示す図である。 図14は、第2の実施形態に係る設定画面の一例を示す図である。 図15は、第2の実施形態に係る提供可否テーブルの一例を示す図である。
以下に、本願に係る情報提供装置、広告配信システム、情報提供方法及び情報提供プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る情報提供装置、広告配信システム、情報提供方法及び情報提供プログラムが限定されるものではない。また、各実施形態は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。また、以下の実施形態では、情報提供装置が接続される通信網の一例としてIP(Internet Protocol)網を例に挙げて説明するが、通信網はこれに限定されるものではない。また、以下の実施形態では、広告配信装置から送信される広告コンテンツの一例としてバナー広告を例に挙げて説明するが、広告コンテンツはこれに限られるものではない。
(第1の実施形態)
〔1−1.情報提供方法〕
まず、図1A及び図1Bを用いて、第1の実施形態に係る情報提供方法の一例について説明する。かかる図1A及び図1Bにおいて説明する情報提供方法では、情報提供装置100によるユーザ情報の収集処理、および、情報提供装置100による広告配信装置200へのユーザ情報の提供処理が行われる。また、この情報提供方法では、これらの処理に加え、情報提供装置100がユーザ端末20からユーザ情報を提供可否の設定を受け付ける処理や、かかる提供可否に基づいて広告配信装置200にユーザ情報を提供するか否かを判定する処理が行われる。以下、これらの処理を順に説明する。
まず、図1Aを用いて、情報提供装置100によるユーザ情報の収集処理、および、情報提供装置100による広告配信装置200へのユーザ情報の提供処理について説明する。なお、図1A及び図1Bに示したサイト提供装置10及び広告配信装置200は、それぞれウェブページを提供するが、以下では、双方のウェブページを区別するために、サイト提供装置10によって提供されるウェブページを「サイトページ」と表記し、広告配信装置200によって提供されるウェブページを「ポータルページ」と表記する場合がある。ここでは、便宜上「ポータルページ」と表記したが、広告配信装置200はポータルサイト以外のウェブページを提供する場合もある。
図1Aに示すように、ユーザ端末20がサイト提供装置10によって提供されるサイトページを取得するために、サイト提供装置10にアクセスする(ステップS10)。サイト提供装置10によって提供されるサイトページには、かかるサイトページにアクセスしたユーザ端末20を識別するためのユーザ識別情報を情報提供装置100に通知する処理を行う通知機能(以下、第1通知機能と表記する)が埋め込まれる。このような第1通知機能は、例えば、ウェブビーコンによって実現される。
ユーザ端末20は、サイト提供装置10のサイトページに埋め込まれた第1通知機能に基づき、情報提供装置100にアクセスする(ステップS11)。情報提供装置100は、第1通知機能に基づいてユーザ端末20からアクセスされた場合に、かかるユーザ端末20のアクセス先であるサイト提供装置10を特定し、特定したアクセス先の情報をユーザ情報Daと、ユーザ識別情報(ユーザID)と関連付けてユーザ情報DB(Data Base)に格納する(ステップS12)。
または、情報提供装置100は、ユーザ端末20のアクセス先の情報に加え、かかるアクセス先の情報に基づいて、サイコグラフィック属性やデモグラフィック属性を判定し、判定した属性情報をユーザ情報Daとしてユーザ情報DBに格納する。さらに、情報提供装置100は、ユーザ端末20がアクセスしたサイト提供装置10からユーザ端末20のユーザに関するデモグラフィック属性を取得し、取得したデモグラフィック属性をユーザ情報DBに格納することもできる。
このようにして、情報提供装置100は、ユーザ情報をユーザ識別情報に関連付けてユーザ情報DBに記憶する。ユーザの識別は、例えば、ユーザ端末20と情報提供装置100との間でやり取りされるHTTPクッキー(HyperText Transfer Protocol Cookie:以下、単に「クッキー」と表記する)にユーザ識別情報を含めることよって行うことができる。また、ユーザ端末20に専用のプログラムを設定し、かかる専用プログラムからユーザ識別情報を送信させるようにすることもできる。
上記のように、情報提供装置100は、サイト提供装置10の協力の下、サイト提供装置10を介してユーザ端末20からアクセスされることにより、かかるユーザ端末20のユーザ情報を取得することができる。このようにサイト提供装置10が情報提供装置100にユーザ情報を直接提供しない場合もあるが、以下では、サイト提供装置10がユーザ端末20を情報提供装置100にアクセスさせることにより情報提供装置100に提供するユーザ情報についても、単に「サイト提供装置10が提供するユーザ情報」と表記する場合がある。
次に、情報提供装置100による広告配信装置200へのユーザ情報の提供処理について説明する。図1Aに示すように、ユーザ端末20が広告配信装置200によって提供されるポータルページを取得するために、広告配信装置200にアクセスする(ステップS13)。広告配信装置200のポータルページには、かかるポータルページにアクセスしたユーザ端末20を識別するためのユーザ識別情報を情報提供装置100に通知する処理を行う通知機能(以下、第2通知機能と表記する)が埋め込まれる。このような第2通知機能は、上述した第1通知機能と同様に、例えば、ウェブビーコンによって実現される。
ユーザ端末20は、ポータルページに埋め込まれた第2通知機能に基づき、情報提供装置100にアクセスする。情報提供装置100は、第2通知機能に基づいてユーザ端末20からアクセスされた場合に、かかるユーザ端末20のユーザを識別し(ステップS14)、識別したユーザに対応するユーザ情報Daをユーザ情報DBから読み出して広告配信装置200に提供する(ステップS15)。なお、ユーザの識別は、例えば、上述したクッキーなどによって行うことができる。
広告配信装置200は、情報提供装置100からユーザ情報Daを取得すると、かかるユーザ情報Daに応じた広告コンテンツを選択してユーザ端末20へ送信する(ステップS16)。これにより、広告配信装置200では、ユーザ情報に対応する広告コンテンツを選択的に配信するターゲティング配信を行うことができる。
このように、広告配信装置200は、ユーザ端末20を情報提供装置100にアクセスさせることにより、かかるユーザ端末20のユーザ情報を情報提供装置100から取得する。すなわち、広告配信装置200は、ユーザ端末20を介して、情報提供装置100に対してユーザ情報の取得要求を送信することとなる。
ところで、図1Aに示した例のように、ユーザ端末20がポータルページにアクセスした場合、情報提供装置100に保持されるユーザ情報は、ユーザの意思とは無関係に広告配信業者に提供されることとなる。ユーザによっては、広告配信業者にユーザ情報が提供されることを望まない場合もがあるが、膨大な数のサイト提供業者に対してユーザ情報を流通させないように要求することはユーザの作業負担を増大させることとなる。
そこで、第1の実施形態に係る情報提供方法では、サイト提供装置10にアクセスしたユーザ端末20が、広告配信装置200にユーザ情報を提供してよいか否かを一括して設定することを可能にする。以下、この点について図1Bを用いて説明する。
図1Bに示した例において、ユーザ端末20は、サイト提供装置10によって提供されるサイトページにアクセスする(ステップS20)。これにより、情報提供装置100は、ユーザ端末20を介して、サイト提供装置10からユーザ端末20のユーザ情報を取得し、取得したユーザ情報をユーザ情報DB120に格納する(ステップS21)。また、図1Bでは、図示することを省略したが、情報提供装置100は、ユーザ端末20がサイト提供装置10にアクセスした場合にも、かかるユーザ端末20のユーザ情報をユーザ情報DB120に格納する。
図1Bに示した例では、情報提供装置100は、ユーザID「U11」によって識別されるユーザが「食べ物」に興味があることを示すユーザ情報をユーザ情報DB120に格納する。また、ユーザ情報DB120は、ユーザID「U12」によって識別されるユーザが「車」に興味があることを示すユーザ情報をユーザ情報DB120に格納する。なお、ユーザIDが「U11」であるユーザU11は、図1Bに示したユーザ端末20を利用しているものとする。また、ユーザIDが「U12」であるユーザU12は、図示しない他のユーザ端末を利用しているものとする。
ここまでの処理は、図1Aに示した例と同様であるが、サイト提供装置10は、ユーザ端末20からアクセスされた場合に(ステップS20)、ユーザ情報の提供を許可するか否かを示す「提供可否情報」を情報提供装置100に送信するようユーザ端末20に通知する(ステップS22)。なお、ここでいう「提供可否情報」とは、情報提供装置100から広告配信装置200にユーザ情報が提供されることを許可するか否かを示す情報である。
かかる通知を受け付けたユーザ端末20は、情報提供装置100に提供可否情報を送信する(ステップS23)。具体的には、情報提供装置100は、ユーザ端末20からアクセスされた場合に、ユーザ情報の提供可否を設定するための設定画面をユーザ端末20に送信する。そして、情報提供装置100は、かかる設定画面において設定された提供可否情報をユーザ情報DB120に格納する(ステップS24)。
この後に、ユーザ端末20がポータルページにアクセスすることにより、広告配信装置200は、情報提供装置100に対してユーザ端末20のユーザ情報を要求する(ステップS25)。このとき、情報提供装置100は、ユーザ情報DB120に記憶されている提供可否情報に基づいて、ユーザ端末20のユーザ情報を広告配信装置200に提供する(ステップS26)。
具体的には、情報提供装置100は、ユーザ端末20に対応する提供可否情報を参照することにより、広告配信装置200にユーザ情報を提供することが許可されているか否かを判定する。そして、情報提供装置100は、許可されている場合には、ユーザ情報を広告配信装置200に提供し、許可されていない場合には、ユーザ情報を広告配信装置200に提供しない。図1Bに示した例では、ユーザ情報DB120は、ユーザID「U11」に対応付けて提供不可を示す提供可否情報を記憶している。このため、情報提供装置100は、ユーザIDが「U11」であるユーザ端末20のユーザ情報を広告配信装置200に提供しない。
このように、第1の実施形態に係る情報提供方法において、ユーザ情報DB120には、ユーザ端末20のユーザ情報として、サイト提供装置10から提供されたユーザ情報や、サイト提供装置10から提供されたユーザ情報など、多数のサイト提供装置から提供されたユーザ情報が記憶される。そして、ユーザ端末20は、これらの各ユーザ情報を広告配信装置200に提供してよいか否かを情報提供装置100に一括して設定することができる。すなわち、第1の実施形態に係る情報提供方法では、ユーザ端末20は、膨大な数のサイト提供装置が存在する場合であっても、ユーザの作業負担を増大させることなく、広告配信装置200にユーザ情報を流通させるか否かの設定が可能となる。
なお、上述では、ユーザがサイト提供装置10のサイトページへアクセスした情報やそれに基づく情報をユーザ情報としたがユーザ情報はかかる情報に限定されるものではない。すなわち、ユーザへコンテンツを提供する提供装置に対するアクセス情報やそれに基づく情報をユーザ情報とすることができる。
以下、第1の実施形態に係る情報提供方法を実行するサイト提供装置10、情報提供装置100及び広告配信装置200について図2〜図11を参照してさらに詳細に説明する。なお、以下では、図1Bにおいて説明した設定処理に加え、ユーザに提供可否を何度も設定させないようにする処理についても説明する。
〔1−2.広告配信システムの構成〕
次に、図2を用いて、第1の実施形態に係る広告配信装置が含まれる広告配信システムの構成について説明する。図2に例示するように、第1の実施形態に係る広告配信システム1には、サイト提供装置10〜10と、ユーザ端末20〜20と、情報提供装置100と、広告配信装置200〜200とが含まれる。これらの各種装置は、通信網40を介して通信可能に接続される。サイト提供装置10〜10はサイト運営者によって管理され、情報提供装置100は情報提供業者によって管理され、広告配信装置200〜200は広告配信業者によって管理される。なお、図2では、1台の情報提供装置100を図示したが、広告配信システム1には、複数台の情報提供装置100が含まれる場合もある。
以下では、サイト提供装置10〜10を区別する必要がない場合には、これらを総称して「サイト提供装置10」と表記する場合がある。また、ユーザ端末20〜20を区別する必要がない場合には、これらを総称して「ユーザ端末20」と表記する場合がある。また、広告配信装置200〜200を区別する必要がない場合には、これらを総称して「広告配信装置200」と表記する場合がある。
サイト提供装置10は、ユーザ端末20からアクセスされた場合に、各種サイトページを提供するサーバ装置である。上記の通り、サイト提供装置10によって提供されるサイトページは、ウェブビーコン等によって実現される第1通知機能が埋め込まれる。例えば、ウェブビーコンは、サイトページにアクセスしたユーザ端末20を情報提供装置100内に格納される透明な画像又は非常に小さな画像(「クリアGIF」と呼ばれることもある)にアクセスさせる機能を有する。これにより、情報提供装置100は、ユーザ端末20から情報を取得することができる。このような通知プログラムであるウェブビーコンによって情報提供装置100がユーザ端末20から取得する情報には、サイト提供装置10の識別情報や、サイトページへのアクセス毎に異なる固有のアクセス固有情報などの情報が含まれる。なお、これらの情報提供装置100の識別情報やアクセス固有情報は、例えば、ユーザ端末20から情報提供装置100に送信されるHTTPリクエストのクエリに第1通知機能により設定される。
ユーザ端末20は、ユーザによって利用されるPC(Personal Computer)やPDA(Personal Digital Assistant)等である。かかるユーザ端末20は、ユーザの操作に従って、サイト提供装置10によって提供されるサイトページや、広告配信装置200によって提供されるポータルページにアクセスする。
広告配信装置200は、ユーザ端末20からアクセスがあった場合に、バナー広告等の広告コンテンツを含むポータルページ(例えば、ポータルサイト等のウェブページ)を提供する情報処理装置である。上記の通り、広告配信装置200によって提供されるポータルページは、ウェブビーコン等によって実現される第2通知機能が埋め込まれる。かかるウェブビーコンは、ポータルページにアクセスしたユーザ端末20を情報提供装置100内に格納される透明な画像又は非常に小さな画像にアクセスさせる機能を有する。これにより、情報提供装置100は、ユーザ端末20から情報を取得する。第2通知機能によって情報提供装置100がユーザ端末20から取得する情報には、広告配信装置200の識別情報や、ポータルページへのアクセス毎に異なる固有のアクセス固有情報などの情報が含まれる。これらの広告配信装置200の識別情報やアクセス固有情報は、例えば、ユーザ端末20から情報提供装置100に送信されるHTTPリクエストのクエリに第2通知機能により設定される。
情報提供装置100は、ユーザ端末20によるサイト提供装置10へのアクセス状況を収集し、かかる収集結果に基づいて広告配信装置200に対してユーザ情報を提供する情報処理装置である。かかる情報提供装置100は、サイト運営者の協力の下、複数のサイト提供装置10を介してユーザ情報を収集し、収集したユーザ情報を統合や加工等して広告配信装置200に提供する。そして、このような情報提供装置100を管理する情報提供業者は、ユーザ情報を提供することに対する対価を広告配信業者から得るとともに、ユーザ情報の取得に協力したことに対する対価をサイト運営者に支払う。
第1の実施形態に係る情報提供装置100は、複数のサイト提供装置10によって提供される各サイトページに対してユーザ端末20がアクセスしたことを契機に、第1通知機能によりユーザ端末20からアクセスを受け付ける。このとき、情報提供装置100は、ユーザ端末20との間でユーザ識別情報を送受信することにより、各ユーザ端末20を識別する。例えば、情報提供装置100は、ユーザ識別情報として、クッキー等をユーザ端末20に送信する。これにより、情報提供装置100は、どのようなサイトページにアクセスしたユーザ端末20であるかを識別できるので、ユーザ端末20のユーザ情報(サイトページのアクセス履歴等)を取得することができる。そして、情報提供装置100は、これらの各種ユーザ情報を広告配信装置200に提供することにより、広告配信装置200によるターゲティング配信を可能にする。
〔1−3.サイト提供装置10の構成〕
次に、図3を用いて、第1の実施形態に係るサイト提供装置10の構成について説明する。図3に例示するように、第1の実施形態に係るサイト提供装置100は、通信I/F(interface)11と、制御部12とを有する。
通信I/F11は、例えば、NIC(Network Interface Card)等である。制御部12は、通信I/F11を介して、通信網40に接続されたユーザ端末20及び情報提供装置100との間で各種データを送受信する。
制御部12は、提供部13と、受信判定部14と、通知部15とを有する。かかる制御部12は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。また、制御部12は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、図示しない記憶装置に記憶されているプログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。かかる制御部12は、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現又は実行する。
〔1−4.情報提供装置100の構成〕
次に、図4を用いて、第1の実施形態に係る情報提供装置100の構成について説明する。図4に例示するように、第1の実施形態に係る情報提供装置100は、通信I/F110と、ユーザ情報DB120と、制御部130とを有する。
通信I/F110は、例えば、NIC(Network Interface Card)等である。制御部130は、通信I/F110を介して、通信網40に接続されたサイト提供装置10、ユーザ端末20及び広告配信装置200との間で各種データを送受信する。
ユーザ情報DB120は、アクセス履歴テーブル121、ユーザ属性テーブル122が含まれる。かかるユーザ情報DB120は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、又は、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置である。
制御部130は、取得部131と、生成部132と、受付部133と、提供判定部134と、要求応答部135とを有する。かかる制御部130は、例えば、ASICやFPGA等の集積回路により実現される。また、制御部130は、例えば、CPUやMPU等によって、図示しない記憶装置に記憶されているプログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。かかる制御部130は、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現又は実行する。
〔1−4(1).アクセス履歴テーブル121〕
次に、図5を用いて、アクセス履歴テーブル121の一例について説明する。アクセス履歴テーブル121は、各ユーザ端末20が各サイト提供装置10へアクセスした履歴を示す情報を記憶する。図5に示した例では、アクセス履歴テーブル121には、「ユーザID」毎に、「アクセス先情報」と「アクセス回数情報」とを対応付けた情報が含まれる。
「ユーザID」は、ユーザ端末20を識別するためのユーザ識別情報である。かかる「ユーザID」は、情報提供装置100によってユーザ端末20毎に割り当てられる情報である。例えば、「ユーザID」は、情報提供装置100とユーザ端末20との間で送受信されるクッキーに埋め込まれる。なお、ユーザ端末20にブラウザが複数搭載されている場合には、1台のユーザ端末20に対して複数の「ユーザID」が割り当てられるが、ここでは、説明を分かり易くするためにユーザ端末20には1つのブラウザが搭載されているものとする。
「アクセス先情報」は、ユーザ端末20がアクセスしたサイト提供装置10を示す情報である。また、「アクセス回数情報」は、ユーザ端末20がサイト提供装置10へアクセスした回数を示す情報である。
なお、図5に示した例では、アクセス履歴テーブル121の「ユーザID」は、図2に示したユーザ端末20〜20に付した参照符号に該当するものとする。また、アクセス履歴テーブル121の「アクセス先情報」は、図2に示したサイト提供装置10〜10に付した参照符号に該当するものとする。
すなわち、図5に示す例では、ユーザ端末20がサイト提供装置10に10回アクセスし、サイト提供装置10に1回アクセスしたことを示し、ユーザ端末20がサイト提供装置10にアクセスしておらず、サイト提供装置10に29回アクセスしたことを示している。このように、図5に例示したアクセス履歴テーブル121は、ユーザ情報として、各ユーザ端末20がどのようなサイトページにアクセスしたことがあるかを示すアクセス履歴を記憶する。
〔1−4(2).ユーザ属性テーブル122〕
次に、図6を用いて、ユーザ属性テーブル122の一例について説明する。ユーザ属性テーブル122は、ユーザIDとユーザの属性情報とが関連付けられたユーザ情報を記憶する。図6に示した例では、ユーザ属性テーブル122には、「ユーザID」毎に、「サイコグラフィック属性」と「デモグラフィック属性」と「提供可否」とを記憶する。
「サイコグラフィック属性」は、ユーザの価値観、ライフスタイル、性格、嗜好などを示す情報である。かかる「サイコグラフィック属性」は、例えば、「コスメ(化粧品)」、「車」、「服」、「旅行」などの属性区分に分類される。図6に示す例では、属性区分毎に、ユーザの嗜好が相対的に高い場合に「1」が記憶され、それ以外の場合には「0」が記憶される。ただし、これに限定されるものではなく、各属性区分は、例えば、ユーザの嗜好を3段階以上に評価した情報を記憶してもよい。また、「サイコグラフィック属性」は、図6に示した属性区分の例に限られず、バイク、経済など様々な属性区分が含まれてもよい。
「デモグラフィック属性」は、人口統計学的なユーザの属性情報を示す。かかる「デモグラフィック属性」は、例えば、ユーザの「性別」、「年齢」などの属性区分に分類される。図6に示す「性別」には、ユーザが女性である場合には「1」が記憶され、ユーザが男性である場合には「2」が記憶され、ユーザの性別が不明の場合には「x」が記憶される。また、「年齢」には、ユーザの年齢が記憶され、ユーザの年齢が不明の場合には「x」が記憶される。なお、「デモグラフィック属性」は、図6に示した属性区分の例に限られず、ユーザの職業、家族構成、年収、住所、学歴など様々な属性区分が含まれてもよい。
ユーザ属性テーブル122に記憶されるユーザ情報である各種属性情報は、後述する生成部132によって、アクセス履歴テーブル121に記憶されているユーザ情報等が統合及び推定されることにより生成される。
「提供可否」は、広告配信装置200に対してユーザ情報を提供することを許可するか否かを示す。図6に示した「提供可否」には、提供を許可する場合に「可」が記憶され、提供を許可しない場合に「否」が記憶される。なお、図6では、「提供可否」に「可」又は「否」が記憶される例を示したが、実際には、「可」又は「否」を示すコード値(例えば、「可」を示す「1」又は「否」を示す「2」など)が記憶される。
例えば、図6に示す例では、ユーザID「20」に対応するユーザ端末20が、ユーザ情報を広告配信装置200に提供することを許可しておらず、ユーザID「20」に対応するユーザ端末20が、ユーザ情報を広告配信装置200に提供することを許可していることを示している。
〔1−5.広告配信装置200の構成〕
次に、図7を用いて、第1の実施形態に係る広告配信装置200の構成について説明する。図7に例示するように、第1の実施形態に係る広告配信装置200は、通信I/F210と、制御部230とを有する。
通信I/F210は、例えば、NIC等である。制御部230は、通信I/F210を介して、通信網40に接続されたユーザ端末20、情報提供装置100との間で各種データを送受信する。
制御部230は、要求部231と、配信部232とを有する。かかる制御部230は、例えば、ASICやFPGA等の集積回路により実現される。また、制御部230は、例えば、CPUやMPU等によって、図示しない記憶装置に記憶されているプログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。かかる制御部230は、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現又は実行する。
〔1−6.作用(属性情報更新処理)〕
次に、図8を用いて、第1の実施形態に係る情報提供装置100による属性情報更新処理の手順について説明する。かかる属性情報更新処理は、制御部130によって繰り返し実行される処理である。
図8に示すように、情報提供装置100の取得部131は、ユーザ端末20から第1通知機能に基づくアクセスがあったか否かを判定する(ステップS100)。例えば、取得部131は、サイト提供装置10によって提供されるサイトページに埋め込まれたウェブビーコンに基づくアクセスがあったか否かを判定する。かかる処理において、取得部131は、ユーザ端末20から第1通知機能に基づくアクセスがない場合には(ステップS100,No)、第1通知機能に基づくアクセスがあるまで待機する。
一方、取得部131は、ユーザ端末20から第1通知機能へのアクセスがあった場合には(ステップS100,Yes)、かかるユーザ端末20からユーザ識別情報を受信したか否かを判定する(ステップS101)。例えば、取得部131は、ユーザ端末20からクッキーを受信したか否かを判定する。
そして、取得部131は、ユーザ端末20からユーザ識別情報を受信した場合には(ステップS101,Yes)、取得したユーザ識別情報からユーザ端末20のユーザIDを取得する(ステップS102)。一方、取得部131は、ユーザ端末20からユーザ識別情報を受信していない場合には(ステップS101,No)、アクセス履歴テーブル121に含まれない新たなユーザIDを含むクッキー等のユーザ識別情報を生成し、生成したユーザ識別情報をユーザ端末20に送信する(ステップS103)。
続いて、取得部131は、ユーザ端末20がアクセスした第1通知機能を含むサイトページを提供したサイト提供装置10を識別する(ステップS104)。具体的には、取得部131は、第1通知機能に基づくアクセスを行ったユーザ端末20からサイト提供装置10の識別情報を受信するので、かかる識別情報に基づいて、サイト提供装置10を識別する。例えば、ユーザ端末20は、第1通知機能に基づくアクセスを行う際に、アクセス先のURLに対して、サイト提供装置10の識別情報、及び、サイトページへのアクセス毎に異なるアクセス固有情報を加えて、情報提供装置100にアクセスする。取得部131は、ユーザ端末20によって第1通知機能に基づくアクセスがされた場合に、これらのサイト提供装置10の識別情報やサイトページへのアクセス固有情報に基づいて、ユーザ端末20がアクセスしたサイト提供装置10を識別する。
続いて、取得部131は、アクセス履歴テーブル121のうち、ステップS102において取得したユーザ端末20のユーザID又はステップS103で新規に付与したユーザ端末20のユーザIDに対応し、かつ、ステップS104において取得したサイト提供装置10に対応する情報を更新する(ステップS105)。例えば、アクセス履歴テーブル121が図5に示す状態にある場合に、ユーザ端末20がサイト提供装置10へアクセスした場合には、取得部131は、ユーザIDが「20」であり、アクセス先情報が「10」に対応するアクセス回数情報を「10」から「11」へ更新する。
続いて、生成部132は、取得部131によって更新されたアクセス履歴テーブル121に基づいて、ユーザ属性テーブル122を更新する(ステップS106)。具体的には、生成部132は、取得部131によって更新されたユーザIDに対応するアクセス履歴テーブル121内の各種情報に基づいて、かかるユーザIDに対応するサイコグラフィック属性を生成し、生成した属性情報をユーザ属性テーブル122に格納する。そして、生成部132は、ユーザ属性テーブル122の更新が終了した場合に、属性情報更新処理を終了する。
また、サイト提供装置10は、サイトページの会員ユーザ等に関するユーザの属性情報(サイコグラフィック属性やデモグラフィック属性)を保持する場合もある。このとき、サイト提供装置10は、ユーザ端末20が第1通知機能に基づくアクセスを行った際に、かかるユーザ端末20によるサイトページへのアクセスに対応するアクセス固有情報とともに、ユーザ端末20の属性情報(サイコグラフィック属性やデモグラフィック属性)を情報提供装置100に送信してもよい。この場合には、情報提供装置100の取得部131は、サイト提供装置10から受信したアクセス固有情報に対応するサイトページに埋め込まれた第1通知機能に基づくアクセスを行ったユーザ端末20を特定する。そして、取得部131は、図5では図示することを省略したが、アクセスを行ったユーザ端末20のユーザIDに対応付けて、サイト提供装置10から受信した属性情報(サイコグラフィック属性やデモグラフィック属性)をアクセス履歴テーブル121に格納する。かかる場合には、生成部132は、アクセス履歴テーブル121に記憶されている属性情報を統合することにより、ユーザ属性テーブル122を生成及び更新することとなる。
なお、ここでは、アクセス履歴テーブル121が更新される毎に、生成部132がユーザ属性テーブル122を更新することとしているが、生成部132は、アクセス履歴テーブル121の情報が所定数更新される毎にユーザ属性テーブル122を更新してもよい。また、生成部132は、アクセス履歴テーブル121に含まれる各ユーザIDに対応する情報が所定数更新される毎にユーザ属性テーブル122を更新してもよい。
また、生成部132は、アクセス履歴テーブル121に基づいて、ユーザ属性テーブル122を生成する方法、言い換えれば、ユーザのウェブサイトへのアクセス履歴に基づいて、ユーザの属性情報を推定する方法として、種々の方法を用いることができる。例えば、サイト提供装置10が「コスメ」に関するサイトページを提供するものとする。このとき、生成部132は、ユーザ端末20がサイト提供装置10にアクセスした場合には、ユーザ端末20のユーザが「コスメ」に興味があると推定することができる。このとき、生成部132は、ユーザ端末20のユーザの性別が「女性」であることを推定してもよい。このように、生成部132は、アクセス履歴に基づいて、デモグラフィック属性を推定してもよい。この例の場合、生成部132は、ユーザID「20」に対応するユーザ属性テーブル122の「コスメ」及び「性別」の情報を「1」に更新する。
また、例えば、サイト提供装置10が「コスメ」に関するサイトページを提供し、サイト提供装置10が「女性服」に関するサイトページを提供するものとする。このとき、生成部132は、ユーザ端末20がサイト提供装置10及び10にアクセスした場合には、ユーザ端末20のユーザの性別が「女性」であると推定することができる。ここで、生成部132は、ユーザ端末20がサイト提供装置10にアクセスしたという情報だけでなく、サイト提供装置10にアクセスしたという情報と、サイト提供装置10にアクセスしたという情報とを統合することにより、ユーザの性別が「女性」であると精度良く推定することができる。すなわち、生成部132は、取得部131によって取得された多くのユーザ情報を統合するほど、ユーザの属性情報を高精度に推定することができる。この例の場合には、生成部132は、ユーザID「20」に対応するユーザ属性テーブル122の「性別」の情報を「1」に更新する。
このように、取得部131は、第1通知機能に基づいてアクセスしたユーザ端末20から取得したクッキー等のユーザ識別情報からユーザ端末20のユーザIDを取得し、また、ユーザ端末20がアクセスしたサイト提供装置10の情報を取得する。そして、取得部131は、取得した情報に基づいて、アクセス履歴テーブル121を生成及び更新する。そして、生成部132は、ユーザ属性テーブル122を生成および更新する。
なお、アクセス履歴テーブル121に基づいて、ユーザ属性テーブル122を生成する方法として、例えば、ユーザ情報DB120に、別途不特定多数のユーザの嗜好情報(商品購入履歴情報やサイトへのアクセス履歴情報など)を記憶しておき、これらの嗜好情報に基づいて、ユーザの属性を推定する協調フィルタリング技術など、種々の方法を用いることができる。
〔1−7.作用(提供可否設定処理)〕
次に、図9を用いて、第1の実施形態に係る広告配信システム1による提供可否設定処理の手順について説明する。
図9に示すように、ユーザ端末20は、サイト提供装置10の提供部13によって提供されるサイトページにアクセスする(ステップS200)。なお、かかるアクセスを行ったユーザ端末20は、第1通知機能に基づいて情報提供装置100にアクセスすることとなる。これにより、情報提供装置100によって図8に示した属性情報更新処理が行われる。
一方で、サイト提供装置10の受信判定部14は、ユーザ端末20からサイトページにアクセスされた場合に、情報提供装置100に問い合わせることにより、ユーザ端末20に対応する提供可否情報を情報提供装置100が受信済みであるか否かを判定する(ステップS201)。
具体的には、受信判定部14は、ユーザIDを含む問い合わせ要求を情報提供装置100に送信する。そして、情報提供装置100の制御部130は、かかる問い合わせ要求に含まれるユーザIDに対応する提供可否がユーザ属性テーブル122に記憶されているか否かを判定する。そして、制御部130は、提供可否が記憶されている場合に、ユーザ端末20の提供可否情報を受信済みである旨をサイト提供装置10に応答し、提供可否が記憶されていない場合に、提供可否情報を受信済みでない旨をサイト提供装置10に応答する。
そして、サイト提供装置10は、受信判定部14による判定の結果、情報提供装置100が受信済みである場合には、図9に示した提供可否設定処理を終了する。一方、サイト提供装置10の通知部15は、情報提供装置100が受信済みでない場合には、提供可否情報を情報提供装置100に送信するようユーザ端末20に通知する(ステップS202)。
例えば、通知部15は、サイトページが表示されているユーザ端末20のブラウザ上に、「あなたの情報を他の業者に送信するか否かを設定しますか?」といった文言をポップアップ表示する。そして、情報提供装置100は、かかるポップアップ表示において、ユーザに「No」が選択された場合には、図9に示した提供可否設定処理を終了する。一方、通知部15は、かかるポップアップ表示において、ユーザに「Yes」が選択された場合には、提供可否情報を情報提供装置100に送信するようユーザ端末20に通知する。このとき、通知部15は、情報提供装置100にアクセスするための情報(IPアドレスやURL)をユーザ端末20に通知してもよい。
そして、ユーザ端末20は、通知部15から通知された場合に、提供可否情報を設定する旨の設定要求を情報提供装置100に送信する(ステップS203)。かかる設定要求を受け付けた情報提供装置100の受付部133は、提供可否情報を設定するための設定画面をユーザ端末20に送信する(ステップS204)。
ここで、図10に、受付部133によって送信される設定画面G11の一例を示す。図10に例示した設定画面G11には、提供可否を選択するための選択プルダウンP11と、送信ボタンB11と、キャンセルボタンB12とが含まれる。ユーザ端末20は、選択プルダウンP11において提供可否が選択された上で送信ボタンB11が押下された場合に、設定された提供可否情報を情報提供装置100に送信する(ステップS205)。このとき、ユーザ端末20は、ユーザID(例えばクッキー)についても情報提供装置100に送信する。
そして、情報提供装置100の受付部133は、ユーザ端末20から提供可否情報を受け付けた場合に、ユーザ端末20のユーザIDに対応付けて、かかる提供可否情報をユーザ属性テーブル122の提供可否に格納する(ステップS206)。
このように、第1の実施形態に係る広告配信システム1において、ユーザ端末20は、サイト提供装置10〜10のいずれかにアクセスした場合に、広告配信装置200へのユーザ情報の提供を許可するか否かを設定することができる。すなわち、ユーザ端末20は、サイト提供装置10〜10から情報提供装置100に提供されたユーザ情報を広告配信装置200に提供してよいか否かを一括して設定することができる。このため、第1の実施形態に係る広告配信システム1では、ユーザの作業負担を増大させることなく、広告配信装置200にユーザ情報を流通させるか否かの設定を行うことができる。また、広告配信システム1では、提供可否が設定済みであるユーザ端末20に対して、提供可否を再度させないので、ユーザの作業負担をより軽減させることができる。
〔1−8.作用(情報提供処理)〕
次に、図11を用いて、第1の実施形態に係る情報提供装置100による情報提供処理の手順について説明する。かかる情報提供処理は、制御部130によって繰り返し実行される処理である。
図11に示すように、制御部130の提供判定部134は、ユーザ端末20から第2通知機能に基づくアクセスがあったか否かを判定する(ステップS300)。例えば、提供判定部134は、広告配信装置200によって提供されるポータルページに埋め込まれたウェブビーコンに基づくアクセスがあったか否かを判定する。この点について説明すると、広告配信装置200の要求部231は、ユーザ端末20からポータルページにアクセスされた場合に、第2通知機能を含むポータルページをユーザ端末20に送信することで、ユーザ端末20を情報提供装置100にアクセスさせる。すなわち、要求部231は、ユーザ端末20を介して、情報提供装置100に対してユーザ情報の取得要求を送信する。このため、情報提供装置100の提供判定部134は、ステップS200において、広告配信装置200からユーザ情報の取得要求を受信したか否かを判定することとなる。かかる判定処理において、提供判定部134は、ユーザ端末20から第2通知機能に基づくアクセスがない場合(ステップS300,No)、情報提供処理を終了する。
一方、ユーザ端末20から第2通知機能に基づくアクセスがあった場合(ステップS300,Yes)、提供判定部134は、第2通知機能に基づくアクセスをしたユーザ端末20からクッキー等のユーザ識別情報を受信したか否かを判定する(ステップS301)。かかる処理において、提供判定部134は、ユーザ識別情報を受信した場合には(ステップS301,Yes)、受信したユーザ識別情報からユーザ端末20のユーザIDを取得する(ステップS302)。
そして、提供判定部134は、ユーザ属性テーブル122から、ユーザ端末20のユーザIDに対する提供可否を取得し、取得した提供可否に基づいて、広告配信装置200にユーザ情報を提供することが許可されているか否かを判定する(ステップS303)。このとき、ユーザ属性テーブル122に記憶されている提供可否が「否」である場合には、提供判定部134は、ユーザ情報を提供することが許可されていないと判定し(ステップS303,No)、情報提供処理を終了する。
一方、ユーザ属性テーブル122に記憶されている提供可否が「可」である場合には、提供判定部134は、ユーザ情報を提供することが許可されていると判定する(ステップS303,Yes)。かかる場合に、要求応答部135は、ユーザ端末20がアクセスした第2通知機能を含むポータルページを提供した広告配信装置200を識別する(ステップS304)。具体的には、要求応答部135は、第2通知機能に基づくアクセスをしたユーザ端末20から広告配信装置200の識別情報を受信するので、かかる識別情報に基づいて、広告配信装置200を識別する。例えば、ユーザ端末20は、第2通知機能に基づくアクセスを行う際に、アクセス先のURLに対して、広告配信装置200の識別情報、及び、ポータルページへのアクセス毎に異なるアクセス固有情報を加えて、情報提供装置100にアクセスする。要求応答部135は、ユーザ端末20によって第2通知機能に基づくアクセスがされた場合に、これらの広告配信装置200の識別情報やポータルページへのアクセス固有情報に基づいて、ユーザ端末20がアクセスした広告配信装置200を識別する。
続いて、要求応答部135は、第2通知機能に基づくアクセスをしたユーザ端末20のユーザIDに対応するユーザ情報(属性情報)をユーザ属性テーブル122から抽出する(ステップS305)。具体的には、要求応答部135は、第2通知機能に基づくアクセスをしたユーザ端末20のユーザIDに対応付けてユーザ属性テーブル122に記憶されているサイコグラフィック属性及びデモグラフィック属性を抽出する。
続いて、要求応答部135は、ユーザ属性テーブル122から抽出した属性情報をアクセス固有情報とともに、ステップS304で識別した広告配信装置200に送信する(ステップS306)。
これにより、広告配信装置200の要求部231は、情報提供装置100から送信された属性情報(ユーザ情報)及びアクセス固有情報を受信する。そして、広告配信装置200の配信部232は、要求部231によって受信されたアクセス固有情報に基づいて、第2通知機能が埋め込まれたポータルページにアクセスしたユーザ端末20を特定し、かかるユーザ端末20に対して、情報提供装置100から送信された属性情報に応じた広告コンテンツを配信する。これにより、ユーザ端末20は、広告配信装置200から広告コンテンツを含むポータルページが配信され、かかるポータルページをブラウザ等に表示する。
なお、図11では、情報提供装置100から広告配信装置200に送信するユーザ情報として、「サイコグラフィック属性」及び「デモグラフィック属性」を含む属性情報を例に挙げて説明したが、これに限定されるものではない。例えば、情報提供装置100から広告配信装置200に送信するユーザ情報は、「サイコグラフィック属性」および「デモグラフィック属性」のいずれか一方を含む属性情報であってもよい。
ところで、広告配信装置200は、ステップS300において、ユーザ端末20からポータルページにアクセスされた場合に、広告コンテンツを表示するための広告枠と、広告コンテンツ以外の各種コンテンツ(ニュース、他サイトへのリンクなど)を表示するためのポータルコンテンツ枠とを含むポータルページをユーザ端末20に提供する。この時点では、ユーザ端末20は、広告枠に広告コンテンツが表示されていないポータルページをブラウザに表示することとなる。そして、ユーザ端末20は、その後に、広告配信装置200から広告コンテンツが配信された場合に、ポータルページ内の広告枠のみをリロードするなどして、かかる広告枠に広告コンテンツを表示することができる。
または、広告配信装置200は、ステップS300において、広告枠については、広告配信装置200の所定のURLにリダイレクトするように設定されたポータルページをユーザ端末20に提供してもよい。かかる場合に、ユーザ端末20は、広告枠に広告コンテンツが表示されていないポータルページをブラウザに表示することとなるが、広告枠については、上記所定のURLにアクセスする。そして、広告配信装置200は、広告枠に設定されたリダイレクト機能により、ユーザ端末20から上記所定のURLにアクセスされた場合に、かかるアクセスに対する応答として、広告コンテンツをユーザ端末20に配信してもよい。これにより、ユーザ端末20は、広告枠をリロードすることなく、広告配信装置200から配信された広告コンテンツを広告枠に表示することができる。
〔1−9.効果〕
上述してきたように、第1の実施形態に係る情報提供装置100において、ユーザ属性テーブル122は、複数のサイト提供装置10(コンテンツ提供装置の一例に相当)のいずれかにアクセスしたユーザ端末20に関するユーザ情報を記憶する。また、受付部133は、複数のユーザ端末20のいずれかにアクセスしたユーザ端末20から、ユーザ情報に基づいて広告コンテンツを配信する広告配信装置200に対してユーザ端末20に関するユーザ情報の提供を許可するか否かを示す提供可否情報を受け付ける。また、提供判定部134は、広告配信装置200からユーザ端末20に関するユーザ情報の取得要求を受信した場合に、かかるユーザ端末20に対応する提供可否情報が提供許可を示すか否かを判定する。また、要求応答部135は、提供判定部134により提供許可を示すと判定された場合に、ユーザ端末20のユーザ情報を広告配信装置200に応答する。
これにより、第1の実施形態に係る情報提供装置100は、膨大な数のサイト提供装置10が存在する場合であっても、ユーザの作業負担を増大させることなく、広告配信装置200にユーザ情報を流通させるか否かの設定が可能となる。
〔1−10.その他の実施形態〕
上記実施形態において、情報提供装置100の受付部133は、図9のステップS204において説明したように、図10に示すような設定画面G11をユーザ端末20に送信する。受付部133は、かかる設定画面G11においてキャンセルボタンB12が押下される場合には、ユーザ属性テーブル122の提供可否を「可」又は「否」のいずれかに設定してもよい。
また、上記実施形態では、図9のステップS201において説明したように、サイト提供装置10が、提供可否を設定済みであるか否かを判定し、提供可否が設定済みであれば、提供可否を再度設定させない例を示した。しかし、サイト提供装置10は、提供可否が設定済みであっても、設定してから所定期間が経過した後には、上述したポップアップ表示等により、提供可否を再度設定するか否かをユーザに確認してもよい。
例えば、情報提供装置100のユーザ属性テーブル122は、提供可否が更新された更新日時を保持する。そして、制御部130は、サイト提供装置10の受信判定部14から、提供可否が設定済みであるか否かの問い合わせ要求を受信した場合に、更新日時から現在日時までの経過時間が閾値以上であれば、提供可否情報を受信済みでない旨をサイト提供装置10に応答する。これにより、サイト提供装置10は、定期的に、提供可否を再度設定するか否かをユーザに確認することができる。
(第2の実施形態)
本願に係る情報提供装置、広告配信システム、情報提供方法及び情報提供プログラムは、上述した実施形態以外にも種々の異なる形態にて実施されてよい。第2の実施形態では、他の実施形態について説明する。
〔2−1.提供可否の設定単位(1)〕
上記実施形態において、情報提供装置100は、ユーザ情報を取得したサイト提供装置10毎に、かかるサイト提供装置10から取得したユーザ情報の提供可否を設定させてもよい。
この点について具体的に説明する。まず、情報提供装置100のユーザ属性テーブル122は、属性区分毎に、かかる属性区分の取得元となったサイト提供装置10を識別するための取得元情報を記憶する。例えば、ユーザ属性テーブル122は、ユーザID毎に、属性区分「コスメ」、「車」、「服」、「旅行」、「性別」、「年齢」のそれぞれに対応する取得元情報を記憶する。これにより、ユーザ属性テーブル122を参照することにより、各属性区分の取得元となったサイト提供装置10を判別できる。
このようなユーザ属性テーブル122の取得元情報は、生成部132によって格納される。例えば、サイト提供装置10が「コスメ」に関するサイトページを提供するものとする。このとき、生成部132が、サイト提供装置10にアクセスしたユーザ端末20のユーザが「コスメ」に興味があると推定したものとする。また、生成部132が、ユーザ端末20のユーザの性別が「女性」であることを推定したものとする。この例の場合、生成部132は、ユーザID「20」に対応するユーザ属性テーブル122の「コスメ」及び「性別」の情報を「1」に更新するとともに、かかる「コスメ」及び「性別」に対応する「取得元情報」に「サイト提供装置10を識別するための情報」を格納する。
ユーザ属性テーブル122が上記のような取得元情報を記憶している場合に、情報提供装置100の受付部133は、サイト提供装置10毎の提供可否情報を設定するための設定画面をユーザ端末20に送信する。
ここで、図12に、第2の実施形態に係る受付部133によって送信される設定画面G21の一例を示す。図12に例示した設定画面G21には、サイト提供装置10毎に提供可否を選択するための選択プルダウンP21と、全てのサイト提供装置10に共通する提供可否を選択するための選択プルダウンP22と、送信ボタンB21と、キャンセルボタンB22とが含まれる。
選択プルダウンP21は、サイト提供装置10毎に、かかるサイト提供装置10により情報提供装置100に提供されたユーザ情報の提供可否を選択可能にする。図12に示した例では、ユーザは、コスメサイトAから情報提供装置100に提供されたユーザ情報と、オークションサイトBから情報提供装置100に提供されたユーザ情報と、ニュースサイトCから情報提供装置100に提供されたユーザ情報とについて、それぞれ個別に広告配信装置200への提供を許可するか否かを選択することができる。また、選択プルダウンP22は、各サイト提供装置10により提供されたユーザ情報の提供可否を一括して選択可能にする。かかる選択プルダウンP22は、図10に示した選択プルダウンP11と同様である。
ユーザ端末20は、このような設定画面G21において設定された提供可否情報を情報提供装置100に送信する。そして、情報提供装置100の受付部133は、ユーザ端末20から受け付けた提供可否情報をユーザ情報DB120に格納する。
ここで、第1の実施形態では、ユーザ属性テーブル122に提供可否が記憶される例を示したが、第2の実施形態に係る情報提供装置100は、ユーザ属性テーブル122とは異なるテーブル(以下、「提供可否テーブル」とする)に提供可否を記憶してもよい。例えば、情報提供装置100は、図13に示すような提供可否テーブル123に提供可否を記憶してもよい。
図13に示した提供可否テーブル123は、情報提供装置100がユーザ情報を取得したサイト提供装置10毎に、かかるユーザ情報の提供可否を記憶する。図13に示した例では、提供可否テーブル123の「サイト提供業者」は、サイト提供装置10を識別するための情報であって、図2に示したサイト提供装置10〜10に付した参照符号に該当するものとする。
すなわち、図13に示す例では、ユーザ端末20に関するユーザ情報のうち、サイト提供装置10から取得したユーザ情報は広告配信装置200に提供することが許可されておらず、サイト提供装置10から取得したユーザ情報は広告配信装置200に提供することが許可されていることを示す。
そして、第2の実施形態に係る提供判定部134は、広告配信装置200からユーザ情報の取得要求を受信した場合に、このような提供可否テーブル123に記憶されている提供可否情報と、ユーザ属性テーブル122に記憶されている取得元情報とに基づいて、ユーザ属性テーブル122に記憶されているユーザ情報のうち、広告配信装置200に提供することが許可されているユーザ情報を判定する。そして、要求応答部135は、提供判定部134により提供許可を示すと判定されたユーザ情報を広告配信装置200に応答する。
これにより、情報提供装置100は、サイト提供装置10毎の提供可否を一括で設定させることができるので、ユーザの作業負担を増大させることなく、柔軟性の高い提供可否の設定を可能にする。
〔2−2.提供可否の設定単位(2)〕
また、上記実施形態において、情報提供装置100は、広告配信装置200毎に、かかる広告配信装置200にユーザ情報の提供を許可するか否かを設定させてもよい。この点について具体的に説明すると、受付部133は、図14に例示したような設定画面G31をユーザ端末20に送信する。
図14に例示した設定画面G31には、ユーザ情報の提供先である広告配信装置200毎に提供可否を選択するための選択プルダウンP31と、全ての広告配信装置200に共通する提供可否を選択するための選択プルダウンP32と、送信ボタンB31と、キャンセルボタンB32とが含まれる。
選択プルダウンP31は、広告配信装置200毎に、かかる広告配信装置200への提供可否を選択可能にする。図14に示した例では、ユーザは、広告配信業者D、E及びFについて、それぞれ個別に提供可否を選択することができる。また、選択プルダウンP32は、全ての広告配信装置200について提供可否を一括して選択可能にする。かかる選択プルダウンP32は、図10に示した選択プルダウンP11と同様である。
ユーザ端末20は、このような設定画面G31において設定された提供可否情報を情報提供装置100に送信する。そして、情報提供装置100の受付部133は、ユーザ端末20から受け付けた提供可否情報をユーザ情報DB120に格納する。
ここで、情報提供装置100は、図15に例示するような提供可否テーブル123に提供可否を記憶してもよい。図15に示した提供可否テーブル123は、広告配信装置200毎に、かかる広告配信装置200への提供可否を記憶する。図15に示した例では、提供可否テーブル123の「広告配信業者」は、広告配信装置200を識別するための情報であって、図2に示した広告配信装置200〜200に付した参照符号に該当するものとする。
すなわち、図15に示す例では、ユーザ端末20に関するユーザ情報は、広告配信装置200に提供することが許可されておらず、広告配信装置200に提供することが許可されていることを示す。
そして、提供判定部134は、広告配信装置200からユーザ情報の取得要求を受信した場合に、図13に示した提供可否テーブル123に記憶されている提供可否情報に基づいて、かかる広告配信装置200にユーザ情報を提供してよいか否かを判定する。そして、要求応答部135は、提供判定部134により提供してよいと判定された場合に、取得要求の送信元である広告配信装置200にユーザ情報を応答する。
これにより、情報提供装置100は、広告配信装置200毎の提供可否を一括で設定させることができるので、ユーザの作業負担を増大させることなく、柔軟性の高い提供可否の設定を可能にする。
なお、情報提供装置100の受付部133は、上記の各設定画面を組み合わせた設定画面をユーザ端末20に送信してもよい。例えば、受付部133は、サイト提供装置10毎、かつ、広告配信装置200毎に提供許可を設定することができる設定画面をユーザ端末20に送信してもよい。この例の場合、ユーザは、情報提供装置100がサイト提供装置10から取得したユーザ情報を広告配信装置200に提供することを許可するが、サイト提供装置10から取得したユーザ情報を広告配信装置200に提供することを許可しない、といった設定を行うことができる。
〔2−3.設定画面の送信主体〕
また、上記実施形態では、サイト提供装置10が、ユーザ端末20からアクセスされた場合に、かかるユーザ端末20を情報提供装置100にアクセスさせることで提供可否の設定を行わせた。しかし、サイト提供装置10は、ユーザ端末20から提供可否情報を受け付け、受け付けた提供可否情報を情報提供装置100に送信してもよい。
例えば、サイト提供装置10は、ユーザ端末20からアクセスされた場合に、図10に例示したような設定画面G11をユーザ端末20に送信してもよい。そして、サイト提供装置10は、ユーザ端末20から受信した提供可否情報を情報提供装置100に送信してもよい。
また、例えば、サイト提供装置10は、情報提供装置100に対してユーザ情報を提供している各サイト提供業者に関する情報を情報提供装置100から取得することで、図12に例示したような設定画面G21をユーザ端末20に送信してもよい。そして、サイト提供装置10は、図12に例示したような設定画面G21において設定されたサイト提供装置10毎の提供可否情報を情報提供装置100に送信してもよい。
また、例えば、サイト提供装置10は、情報提供装置100がユーザ情報を提供する可能性のある各広告配信業者に関する情報を情報提供装置100から取得することで、図14に例示したような設定画面G31をユーザ端末20に送信してもよい。そして、サイト提供装置10は、図14に例示したような設定画面G31において設定された広告配信装置200毎の提供可否情報を情報提供装置100に送信してもよい。
また、上記例において、サイト提供装置10は、複数の情報提供装置100に対応する提供可否情報を設定するための設定画面をユーザ端末20に送信してもよい。具体的には、広告配信システム1には、複数の情報提供装置100が含まれる場合がある。このとき、サイト提供装置10は、情報提供装置100毎に、かかる情報提供装置100から広告配信装置200へユーザ情報が提供されることを許可するか否かを設定するための設定画面をユーザ端末20に送信してもよい。これにより、ユーザは、広告配信システム1に含まれる複数の情報提供装置100に対して、一括で提供可否を設定することができる。この結果、サイト提供装置10は、提供可否を設定する際のユーザ作業負担をより軽減することができる。
また、サイト提供装置10は、上記の各設定画面を組み合わせた設定画面をユーザ端末20に送信してもよい。例えば、サイト提供装置10は、各情報提供装置100について、サイト提供装置10毎かつ広告配信装置200毎に提供許可を設定することができる設定画面をユーザ端末20に送信してもよい。
〔2−4.システム構成〕
また、上記実施形態では、広告配信装置200が、ポータルサイトにアクセスしたユーザ端末20のユーザIDと合致する属性情報を情報提供装置100から取得し、取得した属性情報を用いてターゲティング配信を行う例を示した。しかし、情報提供装置100は、第1通知機能に基づくアクセスにより常時受信するユーザ情報を用いて、ユーザの嗜好等をモデリングしておき、かかるモデルを用いてユーザ情報を提供してもよい。すなわち、情報提供装置100は、ポータルページにアクセスしたユーザ端末20のユーザIDと合致するサイコグラフィック属性を保持しない場合であっても、かかるユーザとでもグラフィック属性が近似する他のユーザのサイコグラフィック属性を広告配信装置200に送信してもよい。
〔2−5.情報提供処理〕
また、上記実施形態では、情報提供装置100から広告配信装置200へユーザ情報を送信する例を説明した。しかし、情報提供装置100から広告配信装置200へ送信する情報は、例えば、ユーザのアクセス履歴の情報であってもよい。この場合、広告配信装置200は、ユーザのアクセス履歴の情報に基づいて広告コンテンツを選択して配信する。
また、上記実施形態では、ユーザ端末20によるサイト提供装置10へのアクセス履歴を逐次取得しながら、かかるアクセス履歴に基づいたユーザ情報を広告配信装置200へ提供するものとして説明した。しかし、広告配信装置200に対して一定量のユーザ情報を割り当てる場合、ある時点のアクセス履歴に基づいたユーザ情報を広告配信装置200へ提供するようにしてもよい。
〔2−6.アクセス履歴テーブル〕
また、上記実施形態では、アクセス履歴テーブル121が、サイト提供装置10毎にアクセス回数を記憶するものとして説明した。しかし、アクセス履歴テーブル121に、各サイト提供装置10のサイトページ(URL)毎のアクセス回数が記憶されるようにしてもよい。これにより、ユーザの属性情報をさらに精度良く判別することができる。サイトページ毎のカウントは、例えば、第1通知機能に、サイト提供装置10の識別情報に加え、さらに、サイトページの識別情報を含ませるようにすることで実現することができる。
また、アクセス履歴テーブル121に、ユーザ端末20がサイトページにアクセスしたアクセス日時、ユーザ端末20がサイトページにアクセスした時間長などが記憶されるようにしてもよい。これにより、情報提供装置100は、ユーザの属性情報をさらに精度良く判別することができる。
〔2−7.ユーザ属性テーブル〕
また、上記実施形態では、ユーザ属性テーブル122は、属性区分を図5に示すものとして説明した。しかし、広告配信システム1に複数の広告配信装置200が含まれる場合、ユーザ属性テーブル122は、広告配信装置200毎又は1以上の広告配信装置200毎に異なる属性区分に分けて記憶してもよい。これにより、情報提供装置100は、広告配信装置200に応じたユーザ情報を提供することができる。
〔2−8.第1通知機能〕
また、上記実施形態では、サイト提供装置10によって提供されるサイトページに第1通知機能が埋め込まれる例を示した。しかし、メール提供装置によってユーザ端末20に対して配信されるメールマガジン等のHTMLメールに第1通知機能が埋め込まれてもよい。これにより、情報提供装置100は、HTMLメールを受信したユーザ端末20からもユーザ情報を収集することができるので、ユーザの属性情報をさらに精度良く判別することができる。
〔2−9.広告〕
また、上記実施形態では、広告配信装置200からユーザ端末20に配信される広告コンテンツをバナー広告であるものとして説明したが、広告コンテンツはバナー広告に限定されるものではない。例えば、広告配信装置200からユーザ端末20に配信される広告コンテンツは、動画広告、テキスト広告、音声広告などであってもよい。
また、上記実施形態では、広告配信装置200からユーザ端末20に広告コンテンツが配信されるものとして説明したが、広告コンテンツを配信する装置は、広告配信装置200以外の広告用サーバ装置であってもよい。例えば、広告配信装置200は、ユーザ端末20に対してターゲティング配信を行う場合に、広告用サーバ装置に格納されている配信対象の広告コンテンツにアクセスするためのURLが記述されたポータルページをユーザ端末20に提供してもよい。これにより、ユーザ端末20は、広告配信装置200からポータルページを取得した場合に、ポータルページに記述されたURLにアクセスすることで、広告用サーバ装置から広告コンテンツを取得する。
〔2−10.その他〕
以上、本願の実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
また、上述した情報提供装置100や広告配信装置200は、複数のサーバコンピュータで実現してもよく、また、機能によっては外部のプラットフォーム等をAPI(Application Programming Interface)やネットワークコンピューティングなどで呼び出して実現するなど、構成は柔軟に変更できる。
また、特許請求の範囲に記載した「手段」は、「部(section、module、unit)」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、受付手段は、受付部や受付回路に読み替えることができる。
1 広告配信システム
10 サイト提供装置
13 提供部
14 受信判定部
15 通知部
20 ユーザ端末
100 情報提供装置
120 ユーザ情報DB
121 アクセス履歴テーブル
122 ユーザ属性テーブル
123 提供可否テーブル
131 取得部
132 生成部
133 受付部
134 提供判定部
135 要求応答部
200 広告配信装置
230 制御部
231 要求部
232 配信部

Claims (6)

  1. ユーザ端末にアクセスされた複数のコンテンツ提供装置を介して提供された前記ユーザ端末に関するユーザ情報を記憶する記憶手段と、
    前記複数のコンテンツ提供装置のいずれかにアクセスしたユーザ端末、又は、当該ユーザ端末にアクセスされたコンテンツ提供装置から、前記ユーザ情報に基づいて広告コンテンツを配信する広告配信装置に対して提供元のコンテンツ提供装置が異なる当該ユーザ端末に関するユーザ情報の提供を許可するか否かを示す提供可否情報であって、前記コンテンツ提供装置毎に当該コンテンツ提供装置から提供されたユーザ情報を前記広告配信装置に提供することを許可するか否かを示す提供可否情報を受け付ける受付手段と、
    前記広告配信装置から前記ユーザ端末に関するユーザ情報の取得要求を受信した場合に、当該ユーザ端末に対応する提供可否情報に基づいて、前記記憶手段に記憶されているユーザ情報が前記広告配信装置に提供することが許可されているユーザ情報であるかを判定する提供判定手段と、
    前記提供判定手段により提供許可を示すと判定されたユーザ情報を前記広告配信装置に応答する要求応答手段と、を備え、
    前記受付手段は、
    前記ユーザ端末が前記複数のコンテンツ提供装置のいずれかにアクセスする契機で前記ユーザ端末のユーザに設定させる前記提供可否情報を前記ユーザ端末から受け付けるか、又は、前記複数のコンテンツ提供装置のいずれかが前記ユーザ端末にアクセスされる契機で前記ユーザに設定させる前記提供可否情報を前記複数のコンテンツ提供装置のいずれかから受け付ける、
    ことを特徴とする情報提供装置。
  2. 前記受付手段は、
    広告配信装置毎に、当該広告配信装置にユーザ情報の提供を許可するか否かを示す提供可否情報を受け付け、
    前記提供判定手段は、
    前記広告配信装置から前記取得要求を受信した場合に、当該広告配信装置に対応する提供可否情報が提供許可を示すか否かを判定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報提供装置。
  3. コンテンツ提供装置と情報提供装置と広告配信装置とを含む広告配信システムであって、
    前記コンテンツ提供装置は、
    ユーザ端末からアクセスされた場合に、当該ユーザ端末に関するユーザ情報を前記情報提供装置に提供する提供手段と、
    前記ユーザ端末からアクセスされた場合に、前記広告配信装置にユーザ情報の提供を許可するか否かを示す提供可否情報を送信するよう前記ユーザ端末に通知する通知手段と
    を備え、
    前記情報提供装置は、
    複数の前記コンテンツ提供装置を介して提供されたユーザ情報を記憶する記憶手段と、
    前記通知手段によって通知されたユーザ端末のユーザに設定させる前記提供可否情報であって、前記コンテンツ提供装置毎に当該コンテンツ提供装置から提供されたユーザ情報を前記広告配信装置に提供することを許可するか否かを示す前記提供可否情報を前記ユーザ端末から受け付けるか、又は、前記ユーザ端末にアクセスされる契機で前記ユーザ端末のユーザに設定させる前記提供可否情報を複数の前記コンテンツ提供装置のいずれかから受け付ける受付手段と、
    前記広告配信装置から前記ユーザ端末に関するユーザ情報の取得要求を受信した場合に、当該ユーザ端末に対応する提供可否情報に基づいて、前記記憶手段に記憶されているユーザ情報が前記広告配信装置に提供することが許可されているユーザ情報であるかを判定する提供判定手段と、
    前記提供判定手段により提供許可を示すと判定されたユーザ情報を前記広告配信装置に応答する要求応答手段と
    を備えたことを特徴とする広告配信システム。
  4. 前記コンテンツ提供装置は、
    前記ユーザ端末からアクセスされた場合に、前記情報提供装置に問い合わせることにより、当該ユーザ端末に対応する提供可否情報を当該情報提供装置が受信済みであるか否かを判定する受信判定手段をさらに備え、
    前記通知手段は、
    前記受信判定手段により受信済みでないと判定された場合に、前記ユーザ端末に対して前記提供可否情報を送信するよう通知する
    ことを特徴とする請求項3に記載の広告配信システム。
  5. 情報提供装置が実行する情報提供方法であって、
    ユーザ端末にアクセスされた複数のコンテンツ提供装置を介して提供された前記ユーザ端末に関するユーザ情報を記憶手段に格納する格納工程と、
    前記複数のコンテンツ提供装置のいずれかにアクセスしたユーザ端末、又は、当該ユーザ端末にアクセスされたコンテンツ提供装置から、前記ユーザ情報に基づいて広告コンテンツを配信する広告配信装置に対して提供元のコンテンツ提供装置が異なる当該ユーザ端末に関するユーザ情報の提供を許可するか否かを示す提供可否情報であって、前記コンテンツ提供装置毎に当該コンテンツ提供装置から提供されたユーザ情報を前記広告配信装置に提供することを許可するか否かを示す提供可否情報を受け付ける受付工程と、
    前記広告配信装置から前記ユーザ端末に関するユーザ情報の取得要求を受信した場合に、当該ユーザ端末に対応する提供可否情報に基づいて、前記記憶手段に記憶されているユーザ情報が前記広告配信装置に提供することが許可されているユーザ情報であるかを判定する提供判定工程と、
    前記提供判定工程において提供許可を示すと判定されたユーザ情報を前記広告配信装置に応答する要求応答工程と、を含み、
    前記受付工程は、
    前記ユーザ端末が前記複数のコンテンツ提供装置のいずれかにアクセスする契機で前記ユーザ端末のユーザに設定させる前記提供可否情報を前記ユーザ端末から受け付けるか、又は、前記複数のコンテンツ提供装置のいずれかが前記ユーザ端末にアクセスされる契機で前記ユーザに設定させる前記提供可否情報を前記複数のコンテンツ提供装置のいずれかから受け付ける、
    ことを特徴とする情報提供方法。
  6. ユーザ端末にアクセスされた複数のコンテンツ提供装置を介して提供された前記ユーザ端末に関するユーザ情報を記憶手段に格納する格納手順と、
    前記複数のコンテンツ提供装置のいずれかにアクセスしたユーザ端末、又は、当該ユーザ端末にアクセスされたコンテンツ提供装置から、前記ユーザ情報に基づいて広告コンテンツを配信する広告配信装置に対して提供元のコンテンツ提供装置が異なる当該ユーザ端末に関するユーザ情報の提供を許可するか否かを示す提供可否情報であって、前記コンテンツ提供装置毎に当該コンテンツ提供装置から提供されたユーザ情報を前記広告配信装置に提供することを許可するか否かを示す提供可否情報を受け付ける受付手順と、
    前記広告配信装置から前記ユーザ端末に関するユーザ情報の取得要求を受信した場合に、当該ユーザ端末に対応する提供可否情報に基づいて、前記記憶手段に記憶されているユーザ情報が前記広告配信装置に提供することが許可されているユーザ情報であるかを判定する提供判定手順と、
    前記提供判定手順において提供許可を示すと判定されたユーザ情報を前記広告配信装置に応答する要求応答手順と、をコンピュータに実行させ、
    前記受付手順は、
    前記ユーザ端末が前記複数のコンテンツ提供装置のいずれかにアクセスする契機で前記ユーザ端末のユーザに設定させる前記提供可否情報を前記ユーザ端末から受け付けるか、又は、前記複数のコンテンツ提供装置のいずれかが前記ユーザ端末にアクセスされる契機で前記ユーザに設定させる前記提供可否情報を前記複数のコンテンツ提供装置のいずれかから受け付ける、
    ことを特徴とする情報提供プログラム。
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