JP6173888B2 - 負荷駆動装置 - Google Patents

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Description

本発明は、商用交流電源から供給された交流電圧を整流して、負荷に直流電力を供給するための高力率の負荷駆動装置に関する。
商用交流電源を使用する負荷駆動装置には、高調波電流規制に対応することが強く望まれている。上記課題を解決するものとして、負荷に任意の電圧を出力させる降圧型チョッパ回路に、力率改善機能を持たせた昇圧型チョッパ回路を付加する構成、すなわち2コンバータ方式の電源回路が知られている。例えば、特許文献1の図1および段落0018には、「力率改善回路3は、チョークコイルL1と、ダイオードD1と、コンデンサC1と、トランジスタQ1と、電流検出部7とを直列的に接続し、コンデンサC1の電圧を出力電圧Vpfcとして負荷のDC/DCコンバータ5に供給する構成を有し、」と記載されている。しかしながら、特許文献1に示された回路構成では、2つのチョッパ回路を備えるため、部品点数が増加するとともに装置自体も大型化する問題があった。
それに対して、力率改善機能を有しながら任意の出力電圧を得ることができ、小型化できるワンコンバータ回路構成が知られている。例えば、特許文献2の図6には、従来の高力率形スイッチング電源装置として、入力電解コンデンサレスのワンコンバータ方式が示されている。
特開2010−115088号公報 特開2002−300780号公報
しかしながら、ワンコンバータ方式の回路を備えた負荷駆動装置では、整流回路(ダイオードブリッジ)で全波整流された電圧波形に比例させるようにインダクタ電流をスイッチ素子で制御することにより、入力電流波形を正弦波状に近似させて高調波を抑制している。よって、整流回路後に大容量の平滑コンデンサを配置して電圧波形を平滑することができない。そのため、コンバータ出力に交流周波数帯のリップルが現れるという問題があった。
また、2コンバータ方式の回路を備えた負荷駆動装置は、出力に交流周波数帯のリップルが現れないという利点がある。しかし、制御回路が各々に必要となるため部品点数が増え、部品コストや組み立てコストなどの製造コストが上昇するという問題があった。
そこで、本発明は、ワンコンバータ回路構成でありながら、出力リップルを低減した負荷駆動装置を提供することを課題とする。
前記した課題を解決するため、本発明の負荷駆動装置は、交流電圧を全波整流した整流電圧を出力する整流回路と、前記整流回路の正極と負極との間に、第1リアクトルと第1整流素子とスイッチ素子とが直列接続され、前記スイッチ素子のドレインに第2整流素子のアノードが接続され、かつ前記第2整流素子のカソードに第1平滑コンデンサの正極が接続され、前記スイッチ素子のソースに前記第1平滑コンデンサの負極が接続されて、前記整流回路から入力される整流電圧の力率を改善する力率改善回路と、前記スイッチ素子、前記第2整流素子および前記第1平滑コンデンサを共有し、前記第2整流素子のアノードに第2リアクトルの一端が接続され、前記第2リアクトルの他端に第2平滑コンデンサの負極が接続され、前記第2平滑コンデンサの正極に前記第2整流素子のカソードが接続され、前記第2平滑コンデンサに並列接続される負荷に直流電圧を印加するDC/DCコンバータと、前記スイッチ素子のオン・オフを制御して、前記力率改善回路による昇圧と前記DC/DCコンバータによる降圧とを同期して行わせる制御部とを備える。
その他の手段については、発明を実施するための形態のなかで詳細に説明する。
本発明によれば、ワンコンバータ回路構成でありながら、出力リップルを低減した負荷駆動装置を提供することができる。
本実施形態における負荷駆動装置を示す回路図である。 負荷駆動装置の電流経路の説明図である。 負荷駆動装置の各部における波形図である。 図3の時間領域A部の時間軸を拡大した波形図である。 負荷駆動装置の各変形例を示す回路図である。 負荷駆動装置の各変形例を示す回路図である。
以降、本発明を実施するための形態を、各図を参照して詳細に説明する。
(第1の実施形態の構成)
図1は、本発明の実施形態における負荷駆動装置1の概略構成を示す回路図である。
図1に示すように、負荷駆動装置1は、整流回路BD1と、力率改善回路2と、DC/DCコンバータ3と、駆動制御回路4とを含んで構成されている。
整流回路BD1は、例えばダイオードブリッジであり、交流電源Vacの交流電圧を全波整流して、力率改善回路2に供給するものである。
力率改善回路2は、整流回路BD1が出力した整流電圧と整流電流との間の位相差を少なくすること、すなわち、整流回路BD1の入力電圧と入力電流との間の位相差を少なくすることで力率を改善するとともに、出力した整流電圧を所定の直流電圧に昇圧して、DC/DCコンバータ3に印加するものである。DC/DCコンバータ3は、力率改善回路2で昇圧された直流電圧を、さらに電圧変換して負荷10に印加するものである。駆動制御回路4は、スイッチ素子Q1のオン・オフを制御して、力率改善回路2による昇圧とDC/DCコンバータ3による降圧とを同期して行わせるものである。
力率改善回路2は、整流回路BD1の正極出力端子と負極出力端子との間に、第1リアクトルL1と、順方向接続された第1整流素子D1と、スイッチ素子Q1とが直列接続されている。このスイッチ素子Q1は、例えば、NチャネルMOSFET(metal-oxide-semiconductor field-effect transistor)である。スイッチ素子Q1の両端には、順方向接続された第2整流素子D2および第1平滑コンデンサC1が直列接続されている。すなわち、スイッチ素子Q1のドレインには、第2整流素子D2のアノードが接続される。第2整流素子D2のカソードは、第1平滑コンデンサC1の正極に接続される。第1平滑コンデンサC1の負極は、スイッチ素子Q1のソースと、整流回路BD1の負極出力端子とに接続される。スイッチ素子Q1のゲートは、駆動制御回路4に接続される。第1リアクトルL1には、リアクトル電流IL1が流れる。
DC/DCコンバータ3は、スイッチ素子Q1、第2整流素子D2および第1平滑コンデンサC1を力率改善回路2と共有しており、更に第2整流素子D2の両端に第2リアクトルL2と第2平滑コンデンサC2とが直列接続されている。第2整流素子D2のカソードには、第2平滑コンデンサC2の正極が接続される。第2整流素子D2のアノードには、第2リアクトルL2を介して第2平滑コンデンサC2の負極が接続される。第2平滑コンデンサC2の正極と負極との間には、負荷10が並列接続される。第2リアクトルL2には、リアクトル電流IL2が流れる。
駆動制御回路4(制御部)は、交流電源Vacの交流周波数よりはるかに高い周波数(スイッチング周波数)の駆動信号をスイッチ素子Q1のゲートに出力して、このスイッチ素子Q1をオン・オフするものである。駆動制御回路4は、スイッチ素子Q1のオン・オフを制御することで、力率改善回路2における力率改善を制御する。駆動制御回路4は更に、DC/DCコンバータ3の直流出力電圧を所定の電圧にするか、または、DC/DCコンバータ3の直流出力電流を所定の電流にする。
駆動制御回路4は、トランスT1の2次側である第3リアクトルL3に接続される。このトランスT1の1次側は、第2リアクトルL2である。これにより、第2リアクトルL2に流れるリアクトル電流IL2に応じて、第3リアクトルL3には誘起電圧であるリアクトル電流検出信号が生成される。このリアクトル電流検出信号は、駆動制御回路4に入力される。駆動制御回路4は、リアクトル電流IL2に応じたリアクトル電流検出信号に基づいて、DC/DCコンバータ3が電流臨界モードで動作するようにスイッチ素子Q1を制御する。この第3リアクトルL3は、リアクトル電流IL2を検出する電流検出部である。
図2(a),(b)は、負荷駆動装置1における電流経路の説明図である。
図2(a)は、スイッチ素子Q1がオンしているときの電流経路W1,W2,W3を示している。
電流経路W1は、整流回路BD1の正極出力端子と負極出力端子との間の経路であり、整流回路BD1の正極出力端子から、第1リアクトルL1・第1整流素子D1・スイッチ素子Q1・整流回路BD1の負極出力端子の順である。この電流経路W1に流れる電流により、第1リアクトルL1に磁気エネルギが蓄えられる。
電流経路W2は、第1平滑コンデンサC1の正極と負極との間の経路であり、第1平滑コンデンサC1の正極から負荷10・第2リアクトルL2・スイッチ素子Q1・第1平滑コンデンサC1の負極の順である。この電流経路W2に流れる電流により、第1平滑コンデンサC1に蓄えられた静電エネルギは、負荷10に放電(放出)され、同時に第2リアクトルL2に磁気エネルギが蓄積される。
電流経路W3は、第2平滑コンデンサC2の正極と負極との間の経路であり、第2平滑コンデンサC2の正極から負荷10・第2平滑コンデンサC2の負極の順である。この電流経路W3に流れる電流により、第2平滑コンデンサC2に蓄えられた静電エネルギは、負荷10に放電(放出)される。このとき、第2整流素子D2は逆バイアスされているので電流は流れない。
図2(b)は、スイッチ素子Q1の状態がオンからオフに遷移したときの電流経路W4,W5,W6を示している。
スイッチ素子Q1の状態がオンからオフに遷移すると、第1リアクトルL1に流れていた電流は、電流経路W4で示すように、第1整流素子D1・第2整流素子D2・第1平滑コンデンサC1の正極の順で流れ、第1平滑コンデンサC1の負極から整流回路BD1の負極出力端子に向けて流れる。第1リアクトルL1に流れていた電流は、時間の経過とともに減少する。第1リアクトルL1に蓄えられた磁気エネルギは、電流経路W4により第1平滑コンデンサC1に静電エネルギを蓄積する。
第2リアクトルL2に流れていた電流は、電流経路W5に示すように第2整流素子D2・負荷10の順で流れる。第2リアクトルL2に流れていた電流は、時間の経過とともに減少する。第2リアクトルL2に蓄えられた磁気エネルギは、負荷10に放出される。
第2リアクトルL2に流れていた電流は更に、電流経路W6に示すように、第2整流素子D2・第2平滑コンデンサC2の正極の順に流れる。第2リアクトルL2に蓄えられた磁気エネルギは、電流経路W6により第2平滑コンデンサC2に静電エネルギを蓄積する。
このとき第2整流素子D2には、第1リアクトルL1の放電電流と第2リアクトルL2の放電電流が重畳して流れる。この電流によって、第1リアクトルL1に蓄えられた磁気エネルギは、第1平滑コンデンサC1に静電エネルギを蓄積する。
なお、交流電源Vacを投入した直後には、スイッチ素子Q1の状態はオフである。これにより、整流回路BD1の正極出力端子から流れる電流は、第1リアクトルL1・第1整流素子D1・第2整流素子D2・第1平滑コンデンサC1の正極の順で流れて、第1平滑コンデンサC1に静電エネルギを蓄積する。第1平滑コンデンサC1に充分な静電エネルギが蓄積されたならば、駆動制御回路4(図1参照)が起動して、スイッチ素子Q1のオン・オフ制御を開始する。
図3(a)〜(c)は、負荷駆動装置1の動作を説明するための波形図であり、交流入力の2サイクルにわたって波形を示している。
図3(a)は、交流電源Vacの電圧波形を示している。縦軸は電源電圧を示している。横軸は時間軸であり、図3(b),(c)と共通する時間を示している。
交流電源Vacの電圧は、所定周期の正弦波である。
図3(b)は、第1リアクトルL1に流れるリアクトル電流IL1の波形を示している。縦軸はリアクトル電流IL1を示している。横軸は時間軸であり、図3(a),(c)と共通する時間を示している。
リアクトル電流IL1の包絡線は、交流電源Vacの整流波形の相似形であるとともに、交流電源Vacの整流波形と同じ周期である。また、リアクトル電流IL1は、交流電源Vacの整流波形の周期と比べて速い周期の三角波である。図3(b)では、リアクトル電流IL1の波形を便宜上黒く表示している。
図3(c)は、第2リアクトルL2に流れるリアクトル電流IL2の波形を示している。縦軸はリアクトル電流IL2を示している。横軸は時間軸であり、図3(a),(b)と共通する時間を示している。
リアクトル電流IL2の包絡線は、直流波形である。また、リアクトル電流IL2は、交流電源Vacの周期と比べて速い周期の三角波である。図3(c)では、リアクトル電流IL2の波形を便宜上黒く表示している。
図4(a)〜(d)は、図3の時間領域A部の時間軸を拡大した図である。
図4(a)は、交流電源Vacの電圧波形を示している。
交流電源Vacの電圧は、時間領域A部において、ほぼ所定電圧を保つ。
図4(b)は、リアクトル電流IL1の電流波形を示している。
時刻t0において、リアクトル電流IL1はゼロである。このとき、スイッチ素子Q1はオフからオンに遷移する。
時刻t0〜t1の期間において、スイッチ素子Q1はオン状態であり、リアクトル電流IL1は略直線的に増加する。このときリアクトル電流IL1は、図2(a)に示す電流経路W1を流れる。
時刻t1において、スイッチ素子Q1がオンからオフに遷移する。
時刻t1〜t2の期間において、スイッチ素子Q1はオフ状態であり、リアクトル電流IL1は略直線的に減少する。このときリアクトル電流IL1は、図2(b)に示す電流経路W4を流れる。
時刻t2において、リアクトル電流IL1はゼロとなる。
時刻t2〜t3の期間において、スイッチ素子Q1はオフ状態であり、リアクトル電流IL1はゼロを保つ。このように電流ゼロの期間を有する動作モードは、電流不連続モードと呼ばれる。
時刻t3において、スイッチ素子Q1はオフからオンに遷移する。以降、リアクトル電流IL1は、時刻t0〜t3と同様な繰り返し波形となる。
図4(c)は、リアクトル電流IL2の電流波形を示している。
時刻t0において、リアクトル電流IL2はゼロである。このとき、スイッチ素子Q1はオフからオンに遷移する。
時刻t0〜t1の期間において、スイッチ素子Q1はオン状態であり、リアクトル電流IL2は略直線的に増加する。このときリアクトル電流IL2は、図2(a)に示す電流経路W2を流れる。
時刻t1において、スイッチ素子Q1がオンからオフに遷移する。
時刻t1〜t3の期間において、スイッチ素子Q1はオフ状態であり、リアクトル電流IL2は略直線的に減少する。このときリアクトル電流IL2は、図2(b)に示す電流経路W5,W6を流れる。
時刻t3において、リアクトル電流IL2はゼロである。このとき、スイッチ素子Q1はオフからオンに遷移する。すなわち、リアクトル電流IL2がゼロを維持し続けることはない。このように電流ゼロの期間を有さない動作モードは、電流臨界モードと呼ばれる。
以降、リアクトル電流IL2は、時刻t0〜t3と同様な繰り返し波形となる。
図4(d)は、スイッチ素子Q1のゲート電圧を示している。
時刻t0において、スイッチ素子Q1のゲート電圧はLレベルからHレベルに遷移し、スイッチ素子Q1はオフからオンに遷移する。
時刻t0〜t1の期間において、スイッチ素子Q1のゲート電圧はHレベルであり、スイッチ素子Q1はオン状態である。
時刻t1において、スイッチ素子Q1のゲート電圧はHレベルからLレベルに遷移し、スイッチ素子Q1はオンからオフに遷移する。
時刻t1〜t3の期間において、スイッチ素子Q1のゲート電圧はLレベルであり、スイッチ素子Q1はオフ状態である。
時刻t3において、スイッチ素子Q1のゲート電圧はLレベルからHレベルに遷移し、スイッチ素子Q1はオフからオンに遷移する。
以降、スイッチ素子Q1のゲート電圧は、時刻t0〜t3と同様な繰り返し波形となる。
このような制御を実現するため、駆動制御回路4は、所定時間だけスイッチ素子Q1のゲートにHレベル信号を出力したのちにLレベル信号を出力する。この所定時間とは、時刻t0〜t1の期間に相当する。
駆動制御回路4は、スイッチ素子Q1のゲートにLレベル信号を出力しているときにリアクトル電流検出信号がゼロになったならば、スイッチ素子Q1のゲートに、再びHレベル信号を出力する。このような処理を繰り返すことで、リアクトル電流IL2を電流臨界モードに制御可能である。
本実施形態の負荷駆動装置1は、力率改善回路2の力率改善動作が有効に機能するため、第1平滑コンデンサC1として大容量のものを使用しても力率が低下しない。したがって、第1平滑コンデンサC1を大容量とすることができるので、コンバータ出力に現れる交流周波数帯のリップルを軽減することができる。
出力リップルの低減により、出力電圧および出力電流の安定度が向上する。例えば、負荷10をLEDとして、負荷駆動装置1にて照明器具を駆動した場合、ちらつきや明るさのばらつきを低減することができる。
力率改善回路2およびDC/DCコンバータ3は、スイッチ素子Q1を共有している。そのため回路が簡素化され、部品点数が削減できるので、装置を小型化することができる。
図5(a)〜(c)は、負荷駆動装置の各変形例を示す回路図である。
図5(a)は、第1変形例の負荷駆動装置1Aを示す回路図である。
第1変形例の負荷駆動装置1Aは、図1に示す負荷駆動装置1の第1整流素子D1と第1リアクトルL1とを入れ替えたものである。負荷駆動装置1AのDC/DCコンバータ3Aは、図1に示すDC/DCコンバータ3と同様に構成されている。
第1変形例の負荷駆動装置1Aは、図1に示す負荷駆動装置1と同様に動作し、同様な効果を奏する。
図5(b)は、第2変形例の負荷駆動装置1Bを示す回路図である。
第2変形例の負荷駆動装置1Bは、図1に示すDC/DCコンバータ3とは異なるDC/DCコンバータ3Bを備えており、それ以外は、図1に示す負荷駆動装置1と同様である。
DC/DCコンバータ3Bは、図1に示すDC/DCコンバータ3と同様に、スイッチ素子Q1、第2整流素子D2および第1平滑コンデンサC1を力率改善回路2と共有しており、第2整流素子D2の両端に第2リアクトルL2と第2平滑コンデンサC2とが直列接続されている。DC/DCコンバータ3Bは、図1に示すDC/DCコンバータ3の第2リアクトルL2と第2平滑コンデンサC2とを入れ替えたものである。
すなわち、第2整流素子D2のカソードには、第2リアクトルL2を介して第2平滑コンデンサC2の正極が接続される。第2整流素子D2のアノードには、第2平滑コンデンサC2の負極が接続される。第2平滑コンデンサC2には、負荷10が並列接続される。
第2変形例の負荷駆動装置1Bは、図1に示す負荷駆動装置1と同様に動作し、同様な効果を奏する。
図5(c)は、第3変形例の負荷駆動装置1Cを示す回路図である。
第3変形例の負荷駆動装置1Cは、図5(b)に示す第2変形例の負荷駆動装置1Bの第1整流素子D1と第1リアクトルL1とを入れ替えたものである。負荷駆動装置1CのDC/DCコンバータ3Cは、図5(b)に示すDC/DCコンバータ3Bと同様に構成されている。
第3変形例の負荷駆動装置1Cは、図1に示す負荷駆動装置1と同様に動作し、同様な効果を奏する。
図6(a),(b)は、負荷駆動装置の各変形例を示す回路図である。
図6(a)は、第4変形例の負荷駆動装置1Dを示す回路図である。
第4変形例の負荷駆動装置1Dは、図1に示す負荷駆動装置1の第3リアクトルL3を備えず、代わりに抵抗素子R1を備えている。この抵抗素子R1は、第2リアクトルL2に直列接続されている。抵抗素子R1の両端からは、この両端電圧に応じたリアクトル電流検出信号が出力される。駆動制御回路4は、抵抗素子R1の両端電圧を測定することにより、リアクトル電流IL2を検出することができる。抵抗素子R1の両端電圧は、リアクトル電流検出信号である。この抵抗素子R1は、リアクトル電流IL2を検出する電流検出部である。
DC/DCコンバータ3Dは、スイッチ素子Q1、第2整流素子D2および第1平滑コンデンサC1を有しており、更に第2整流素子D2の両端に第2リアクトルL2と抵抗素子R1と第2平滑コンデンサC2とが直列接続されている。第2整流素子D2のカソードには、第2平滑コンデンサC2の正極が接続される。第2整流素子D2のアノードには、抵抗素子R1と第2リアクトルL2とを介して第2平滑コンデンサC2の負極が接続される。第2平滑コンデンサC2の正極と負極との間には、負荷10が並列接続される。この第4変形例では、トランスT1の代わりに抵抗素子R1を用いているので、負荷駆動装置1Dを更に小型化することが可能である。
図6(b)は、第5変形例の負荷駆動装置1Eを示す回路図である。
第5変形例の負荷駆動装置1EおよびDC/DCコンバータ3Eは、第4変形例の負荷駆動装置1Dの抵抗素子R1と第2リアクトルL2とが、逆順に直列接続されている。このように構成しても、図6(a)の負荷駆動装置1Dと同様に動作し、同様な効果を得ることができる。
本発明は、上記実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、変更実施が可能であり、例えば、次の(a)〜(c)のようなものがある。
(a) 電流検出部は、上記実施形態や各種変形例に限定されず、例えばホールセンサなどを用いてもよい。
(b) スイッチ素子Q1は、NチャネルMOSFETに限定されず、任意のスイッチ素子を用いてもよい。
(c) 第1リアクトルL1のリアクタンスを調整して、リアクトル電流IL1を、電流臨界モードで動作させてもよい。
1 負荷駆動装置
2 力率改善回路
3 DC/DCコンバータ
4 駆動制御回路 (制御部)
10 負荷
D1 第1整流素子
D2 第2整流素子
BD1 整流回路
Q1 スイッチ素子
L1 第1リアクトル
L2 第2リアクトル
L3 第3リアクトル
T1 トランス
C1 第1平滑コンデンサ
C2 第2平滑コンデンサ
Vac 交流電源
R1 抵抗素子 (電流検出部)
IL1 リアクトル電流
IL2 リアクトル電流

Claims (7)

  1. 交流電圧を全波整流した整流電圧を出力する整流回路と、
    前記整流回路の正極と負極との間に、第1リアクトルと第1整流素子とスイッチ素子とが直列接続され、前記スイッチ素子のドレインに第2整流素子のアノードが接続され、かつ前記第2整流素子のカソードに第1平滑コンデンサの正極が接続され、前記スイッチ素子のソースに前記第1平滑コンデンサの負極が接続されて、前記整流回路から入力される整流電圧の力率を改善する力率改善回路と、
    前記スイッチ素子、前記第2整流素子および前記第1平滑コンデンサを共有し、前記第2整流素子のアノードに第2リアクトルの一端が接続され、前記第2リアクトルの他端に第2平滑コンデンサの負極が接続され、前記第2平滑コンデンサの正極に前記第2整流素子のカソードが接続され、前記第2平滑コンデンサに並列接続される負荷に直流電圧を印加するDC/DCコンバータと、
    前記スイッチ素子のオン・オフを制御して、前記力率改善回路による昇圧と前記DC/DCコンバータによる降圧とを同期して行わせる制御部と、
    を備えることを特徴とする負荷駆動装置。
  2. 交流電圧を全波整流した整流電圧を出力する整流回路と、
    前記整流回路の正極と負極との間に、第1リアクトルと第1整流素子とスイッチ素子とが直列接続され、前記スイッチ素子のドレインに第2整流素子のアノードが接続され、かつ前記第2整流素子のカソードに第1平滑コンデンサの正極が接続され、前記スイッチ素子のソースに前記第1平滑コンデンサの負極が接続されて、前記整流回路から入力される整流電圧の力率を改善する力率改善回路と、
    前記スイッチ素子、前記第2整流素子および前記第1平滑コンデンサを共有し、前記第2整流素子のアノードに第2平滑コンデンサの負極が接続され、前記第2平滑コンデンサの正極に第2リアクトルの一端が接続され、前記第2リアクトルの他端に前記第2整流素子のカソードに接続され、前記第2平滑コンデンサに並列接続される負荷に直流電圧を印加するDC/DCコンバータと、
    前記スイッチ素子のオン・オフを制御して、前記力率改善回路による昇圧と前記DC/DCコンバータによる降圧とを同期して行わせる制御部と、
    を備えることを特徴とする負荷駆動装置。
  3. 前記制御部は、
    前記DC/DCコンバータが電流臨界モードで動作し、かつ、前記力率改善回路が電流不連続モードまたは電流臨界モードで動作するように、前記スイッチ素子のオン・オフを制御する、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の負荷駆動装置。
  4. 前記第2リアクトルに流れる電流を検出する電流検出部をさらに備えており、
    前記制御部は、前記電流検出部から出力されるリアクトル電流検出信号に基づいて、前記DC/DCコンバータが電流臨界モードで動作するように、前記スイッチ素子のオン・オフを制御する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の負荷駆動装置。
  5. 前記電流検出部は、前記第2リアクトルを一次側とするトランスであり、当該トランスの二次側から前記リアクトル電流検出信号が出力される、
    ことを特徴とする請求項4に記載の負荷駆動装置。
  6. 前記電流検出部は、前記第2リアクトルに直列接続される抵抗素子であり、当該抵抗素子の両端電圧に応じた前記リアクトル電流検出信号が出力される、
    ことを特徴とする請求項4に記載の負荷駆動装置。
  7. 前記スイッチ素子のオフ期間において前記第2整流素子には、前記第1リアクトルの放電電流と前記第2リアクトルの放電電流とが重畳して流れる、
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載の負荷駆動装置。
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