JP6172642B2 - マルチコアファイバ及び光ケーブル - Google Patents

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Description

本発明は、マルチコアファイバ及びこれを用いた光ケーブルに関する。
近年の通信トラフィックの増大に対処するため、更なる通信(伝送)容量の増大が求められている。しかし、従来の光通信に用いられるシングルモードファイバ(SMF)を用いた光通信システムでは、容量の増大に対する限界が予想されている。その限界を超えるための技術として、空間多重の研究開発が盛んに行われている。
空間多重を実現する光ファイバとして、1つのコア内に複数のモードを伝搬させ、それぞれのモードに信号を載せることで容量の増大を図った数モードファイバ(FMF)と、複数のコアのそれぞれに信号を載せることで容量の増大を図ったマルチコアファイバ(MCF)とがある(MCFについては特許文献1〜6参照)。
また、MCFには、大きく分けて、各コアが独立して情報を伝送させる非結合型MCFと、各コア(のモード)が結合することによってスーパーモードを形成し、それぞれのスーパーモードに情報を伝送させる結合型MCF(C−MCF:Coupled Multicore fiber)との2種類がある(C−MCFについては非特許文献1〜3参照)。
特に、数モード伝送においては、各モード間の群遅延時間差(DMGD:Differential mode group delay)を低減することが、MIMO(Multiple-input and Multiple-output)等の信号処理の負荷の削減のために重要である。C−MCFでは、スーパーモード同士の結合を強めることによってDMGDの低減を目指す検討が行われており、近年注目を集めている(非特許文献2,3参照)。
国際公開第2010/038861号 特開2011−150133号公報 特開2013−40078号公報 特開2013−41148号公報 国際公開第2013/161825号 特許第5117636号公報
C.Xia,et al.,"Supermodes for optical transmission," Optics Express, Vol.19, No.17, pp.16653-16664, 2011年. R.Ryf,et al.,"Impulse Response Analysis of Coupled-Core 3-Core Fibers," ECOC2012, Mo.1.F.4, 2012年. R.Ryf,et al.,"1705-km Transmission over Coupled-Core Fibre Supporting 6 Spatial Modes," ECOC2014, PD.3.2, 2014年.
C−MCFでは、スーパーモード同士が強く結合するため、すなわち、スーパーモード同士の実効屈折率(neff)の差(Δneff)が小さいため、DMGDを低減することができる(非特許文献2参照)。しかし、従来型のC−MCFにおいてΔneffを小さくするためには、コア間距離をある程度広げなければならない。例えば、非特許文献2では、3コアのC−MCFに対して、コア間距離を29μmとした例が報告されている。コア間距離を広げることは空間多重度の低下につながるため、コア間距離をより狭くできる構造が必要である。
加えて、非結合型MCFのコアのひとつひとつを、C−MCF(これと同様に、相互に結合可能な2以上のコアを含む領域)とすることを想定した場合に、非結合型MCFのコア間クロストークを低減する(すなわち、非結合型MCFのコア間距離を大きくする)ためには、C−MCFのコア間距離をより狭くすることが望ましい。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、従来よりコア間距離を狭くしてもDMGDを抑制することが可能なマルチコアファイバ及びこれを用いた光ケーブルを提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明は、すべてのコアにおいてシングルモード伝送が可能な2以上のコアと、前記2以上のコアの周囲を覆う共通のクラッドと、前記クラッドよりも屈折率が低い低屈折率部とを備え、長手方向に垂直な断面において、前記2以上のコアの一部又は全部からなる2以上のコアが円環状に配置された領域を有し、前記低屈折率部の少なくとも一部は、前記領域に含まれるコアの内接円の内側に配置されていることを特徴とするマルチコアファイバを提供する。
前記マルチコアファイバが、結合型マルチコアファイバであってもよい。
前記2以上のコアが円環状に配置された領域を2以上有し、前記領域の少なくとも1つが前記低屈折率部を有し、前記領域内において前記2以上のコアが結合型であってもよい。
前記低屈折率部が、空孔であってもよい。
また、本発明は、前記マルチコアファイバを少なくとも一部に有する光ケーブルを提供する。
本発明によれば、スーパーモード間の実効屈折率差(Δneff)を小さくすることができるので、コア間距離を狭くしてもDMGDを抑制することができる。また、コア間距離が等しい条件では、DMGDをより低減することができる。
マルチコアファイバ[(a)空孔なし、(b)空孔あり]の一例を示す断面図である。 同種3コアC−MCFのフィールド分布[(a)1次スーパーモード、(b)2次スーパーモード、(c)3次スーパーモード]を例示する模式図(図面代用写真)である。 同種3コアC−MCFにおけるΔneffのコア間距離依存性の一例を示すグラフである。 同種3コアC−MCFにおけるDMGDのコア間距離依存性の一例を示すグラフである。 同種3コアC−MCFにおけるDMGD、およびΔneffのコア間距離依存性の一例を示すグラフである。 長手方向にN分割されたファイバの模式図である。 (a)x方向のマイクロベンド、(b)等価直線導波路、(c)等価直線導波路の屈折率分布を示す模式図である。 同種3コアC−MCF(a=0.0μm)における1次〜3次スーパーモードのDMGDのσ依存性の一例を示すグラフである。 同種3コアC−MCF(a=4.2μm)における1次〜3次スーパーモードのDMGDのσ依存性の一例を示すグラフである。 同種3コアC−MCF(a=5.2μm)における1次〜3次スーパーモードのDMGDのσ依存性の一例を示すグラフである。 同種3コアC−MCF(a=6.2μm)における1次〜3次スーパーモードのDMGDのσ依存性の一例を示すグラフである。 同種3コアC−MCFにおける1次、3次のスーパーモード間DMGDのσ依存性の一例を示すグラフである。 同種3コアC−MCFにおける1次〜3次スーパーモードのDMGDのσ依存性の一例を示すグラフである。
以下、好適な実施形態に基づき、図面を参照して本発明を説明する。
図1(a)及び(b)に、同種3コアC−MCFの断面図を示す。図1(a)は、空孔が無い場合のマルチコアファイバ100であり、図1(b)は空孔(低屈折率部13)を付加したマルチコアファイバ10を示す。ここで、コア11の半径をa、コア間距離(コア中心間距離)をΛ、コア11の屈折率をncore、クラッド12の屈折率をncladとする。コア11の屈折率ncoreは、クラッド12の屈折率ncladより大きい。また、図1(b)において、コア11と低屈折率部13との中心間距離をrとする。
すべてのコア11は、伝送帯域においてシングルモード伝送が可能である。クラッド12は、2以上のコア11の周囲を覆う共通のクラッドである。2以上のコア11は、同種のコアから構成されている。各コア単体の実効屈折率は同程度が好ましい。低屈折率部13は、クラッド12よりも屈折率が低い媒質から構成されている。低屈折率部13を構成する媒質は、固体でも液体でも気体でもよい。低屈折率部13が固体の場合は、ロッド状の部材をクラッドに挿入することで構成することができる。低屈折率部13が流体(液体、気体)である場合は、クラッド12の空孔として構成することができる。空孔内の気体が空気でもよく、MCFの外気が空孔内に導入されてもよい。空孔内が真空であってもよい。
マルチコアファイバ10の長手方向に垂直な断面において、2以上のコア11が、円環状に配置されている。3コアC−MCFは、3つのコアを有する。図2に、同種3コアC−MCFのフィールド分布を例示する。3コアC−MCFでは、各コアがシングルモード動作する場合には、3つのスーパーモードが存在する。図2(a)は1次スーパーモード(1st)を示し、図2(b)は2次スーパーモード(2nd)を示し、図2(c)は3次スーパーモード(3rd)を示す。基本(1次)スーパーモードでは、3つのコアの電界が同符号であるのに対し、高次(2次及び3次)スーパーモードでは、コア間に電界(フィールド)の符号が反転する節が形成される。これらの中で、基本スーパーモードの実効屈折率neffが最も高く、高次スーパーモードのneffは基本スーパーモードのneffより低い。
基本スーパーモードは、C−MCFの中心にもパワーが広がっているのに対して、高次スーパーモードは、基本スーパーモードに比べてC−MCFの中心にはパワーが局在していない。そこで、高次スーパーモードのパワーに比べて基本スーパーモードのパワーが局在している領域に低屈折率部を設けると、高次スーパーモードのneffに比べて、基本スーパーモードのneffが大きく低下する。これにより、スーパーモード間のneffの差Δneffが小さくなり、スーパーモード間の結合を強めることができる。その結果として、低屈折率部を有しないC−MCFと同程度のDMGDを得ようとした場合に、コア間距離をより小さくして、空間多重度を向上することができる。また、低屈折率部を有しないC−MCFと同程度のコア間距離を設けた場合には、DMGDをより低減することができる。MCFのDMGDとしては、例えば500ps/km以下、さらには200ps/km以下が好ましい。
低屈折率部の少なくとも一部が、円環状に配置された複数のコアの外接円の内側に配置されていることが好ましい。さらに、低屈折率部の少なくとも一部が、円環状に配置された複数のコアの内接円の内側に配置されていることが好ましい。図1(b)の場合、前記外接円は半径がr+a/2の円であり、前記内接円は半径がr−a/2の円である。低屈折率部が、前記内接円の中心を含むことが好ましい。低屈折率部の全部が、前記内接円の内側に配置されてもよい。低屈折率部の中心が、前記内接円の中心と一致してもよい。低屈折率部は、コアに接しないことが好ましく、クラッドが低屈折率部の周囲を覆うことが好ましい。円環状に配置されたすべてのコア(外周)に内接する円が存在しない場合、これらのコアの内側で半径が最大となる円の内側に、低屈折率部の少なくとも一部が配置されていることが好ましい。
図1(b)に示す例では、MCFが、円環状に配置された複数のコアを含む領域(結合型コア領域)を1つ有する場合を示すが、本発明はこの場合に限定されない。各コアは、同種又は異種であり得る。MCFが2以上の結合型コア領域を有してもよいし、1以上の結合型コア領域と1以上の非結合型コアを有してもよい。ここで、結合型コア領域とは、当該領域に含まれる複数のコア間に生じるスーパーモードを伝送に利用することが可能な領域をいう。また、非結合型コアとは、単一のコアを含み、他のコアとの間で伝送モードが独立しているものをいう。
2以上の結合型コア領域を含むMCFにおいて、結合型コア領域の間は、相互に伝送モードが独立している(すなわち、各領域が非結合型である)。2以上の結合型コア領域を有するMCFでは、そのうち1以上の結合型コア領域に低屈折率部を設けることが好ましい。これにより、低屈折率部を設けた結合型コア領域において、領域内のコア間距離を小さくすることにより、領域間のコア間距離を大きくし、領域間のクロストークを低減することができる。
以上、本発明を好適な実施形態に基づいて説明してきたが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の改変が可能である。
本発明のMCFは、光伝送路、光導波路、光ケーブル等に使用される光ファイバの一部又は全部として用いることができる。光ケーブルは、本発明のMCFを少なくとも一部に有することが好ましい。
MCFのコア及びクラッドを構成する媒質としては、石英系ガラス(シリカガラス)、多成分ガラス、プラスチック等が挙げられる。石英系ガラスとしては、添加物を含まない純石英ガラスと、添加物を含む石英系ガラスがあり、添加物としては、Ge,Al,P,B,F,Cl,アルカリ金属等の1種又は2種以上が挙げられる。
C−MCFにおいてはFMFの場合と同様に、伝送路中での各種摂動(マイクロベンド、ねじれなど)により、モード間結合が発生するため、受信側では通常のMDM伝送と同様にMIMO処理が必要と考えられる。その際、スーパーモード間のDMGDに伴う、MIMO処理の演算量増加が問題となる可能性がある。そこで、DMGDを低減した本発明のマルチコアファイバを用いることにより、MIMO等の信号処理の負荷削減を図ることができる。
MCFで伝送に使用される波長帯域は、特に限定されないが、Cバンド(1530〜1565nm)、Lバンド(1565〜1625nm)等が挙げられる。使用波長帯域でシングルモード動作する条件としては、正規化周波数v=2πa(ncore −nclad 1/2/λとして、v≦2.405のシングルモード動作条件を満たすことが好ましい。比屈折率差Δ=(ncore −nclad )/(2ncore )が0.05%以上で、C+Lバンドでv≦2.405が成り立つコア半径の上限はおおよそ13μmである。それぞれのコア半径でv≦2.405が成り立つΔは自動的に決めることができる。なお、λは波長であり、2π/λは波数kである(後述の実施例を参照)。
また、v≧2.405となるようなaあるいはΔにおいては、LP11モード以上の高次モードの伝送損失がαLoss以上であってもよい。このとき、αLoss>0dB/mであり、例えば0.1dB/m、0.5dB/m、1.0dB/m、2.0dB/m等が挙げられる。ファイバのケーブルカットオフ波長λccとしては、例えば1260nm以下、1000nm以下等が挙げられる。
参考文献1(岡本,“光導波路の基礎”コロナ社)に示されるように、ファイバ型の方向性結合器の結合定数は、a,Δ及びΛが一定の場合には、正規化周波数v(Vでも同じ)に依存する。波長λをC+Lバンドの範囲で変えた場合には、v値の変化は最大0.15程度であり、結合定数の値はそれほど変わらない。コア径a及び比屈折率差Δが一定の場合には、ファイバ型の方向性結合器の結合定数はΛ/aが増加するに従い、おおよそ指数関数的に減少する。
以上より、Λ/aが小さすぎる場合には通常のFMFに近くなり、Λ/aが大きすぎる場合には非結合型MCFに近くなると考えられる。Λ/aの下限値としては、2.0、2.2、2.4、2.6、2.8、3.0等が挙げられる。また、Λ/aの上限値としては、5.0、5.2、5.4、5.6、5.8、6.0等が挙げられる。Λ/aの値としては、3.2、3.5、4.0、4.5、4.8等、適宜の値が挙げられる。
隣接するコア間の最短距離(Λ−2a)としては、Λ−2a≧0μmであり、例えば0.1μm、0.3μm、0.5μm、0.7μm、1.0μm等が挙げられる。
低屈折率媒質(空孔等)の半径aは、特に限定されないが、a>0μmである。aの下限値としては、例えば0.1μm、0.25μm、0.5μm、0.7μm、1.0μm、1.5μm、2.0μm、2.5μm、3.0μm等が挙げられる。
コアと低屈折率部との間の最短距離(r−a−a)としては、r−a−a≧0μmであり、例えば0.1μm、0.3μm、0.5μm、0.7μm、1.0μm等が挙げられる。
ここでは、モード分割多重伝送のための同種3コア結合型ファイバの伝送特性を解析し、フルベクトル有限要素法解析(参考文献2:K.Saitoh and M.Koshiba,“Full-vectorial imaginary-distance beam propagation method based on a finite element scheme: application to photonic crystal fibers,” IEEE J.Quantum Electronics, vol.38, no.7, pp.927-933, Jul. 2002)により、MCFのスーパーモード特性(実効屈折率、群遅延)を評価した。そして、中心に空孔を付加することにより、スーパーモード間の実効屈折率差を低減しモード間の結合を強め、モード間群遅延差を小さくすると同時に、コア間距離を小さくすることができることを示す。さらに、伝送路中のマイクロベンドによるモード間結合をフィールド結合理論によって評価し、マイクロベンドによる摂動の大きい強結合状態では、モード間実効屈折率差が小さいファイバほど、わずかな摂動でモード間の結合が生じ、モード間群遅延差がさらに小さくなることを明らかにした。
図1(a)に示すように、中心に低屈折率部を有しない同種3コアC−MCFと、図1(b)に示すように、中心に低屈折率部として空孔を設けた同種3コアC−MCFについて、次のように解析を実施した。ここで、コア11の半径をa、コア11の屈折率をncore、クラッド12の屈折率をncladとする。図示例では、各コア11,11,11は、重心をファイバ中心とする正三角形の頂点上に配置されている。
コア及びクラッドの屈折率は、波長依存性を考慮し、Sellmeierの多項式により算出した。空孔を付加する場合、空孔半径をa、空孔の屈折率を1.0とする。また、コア同士の中心間距離をΛとし、空孔の中心(ここではファイバ中心)から各コアの中心までの距離をrとした。さらに、コアのクラッドに対する比屈折率差をΔ=(ncore −nclad )/(2ncore )とし、正規化周波数V値をV=ka(ncore −nclad 1/2とする。ここで、kは自由空間波数である。
中心に低屈折率部を有しない同種3コアC−MCFのパラメータには、非特許文献2(ECOC2012,Mo.1.F.4)の3CF29のものを用いた。すなわち、a=6.2μm、V=2.22、Λ=29μmである。また、上述したように、3コアC−MCFにおける伝搬モードは3つであり、それぞれ1次、2次、3次スーパーモード(図8〜11及び13では、それぞれmode1、mode2、mode3)とよぶ。
このファイバの1次、m次スーパーモード間のDMGD、及びΔneffをそれぞれ、DMGD=τmth−τ1st、Δneff=neff_mth−neff_1stと定義する。ここで、τ1st及びτmthは、それぞれ1次及びm次モードの群遅延時間を表し、neff_1st及びneff_mthは、それぞれ1次及びm次モードの実効屈折率を表す。3CF29においては、DMGD=212ps/km、Δneff=8.37×10−6である。
本ファイバに関して、図1(b)に示すように、中心に空孔を付加することにより、DMGD、Δneffを低減することでモード間結合を強くし、さらには、コア間距離Λを小さくし、空間多重度の向上が可能であることを示す。
図3に、同種3コアC−MCFにおけるΔneffのコア間距離依存性を示す。コアパラメータはa=6.2μm、V=2.22であり、実線が空孔なし、点線が空孔(air)ありの場合を示す。空孔半径aは、a+a+1=rを満たすように変化し、つまりコアと空孔の間の最短距離を常に1μmとしている。図3より、空孔を付加した場合、空孔が無い場合ともに、Λを拡大することでΔneffを低減できることが分かる。これは、コア間距離が広がることでコア間の結合が弱まり、各スーパーモードがそれぞれのコアが孤立したときのモードに近づいていくためである。また、空孔を付加した場合は、空孔が無い場合よりもΔneffを低減できることが分かる。
2次、3次のスーパーモードではその対称性から、図2(b)、(c)に示すように、空孔の有無にかかわらず、ファイバ中心で常に電界が0になる。一方、基本スーパーモードでは、ファイバ中心の電界が大きな値をもつことが図2(a)より分かる。よって、ファイバ中心に空孔を付加することで、高次スーパーモードの電界分布にはあまり影響を与えずに、基本スーパーモードのファイバ中心で電界強度を小さくすることができ、基本(1次)スーパーモードと高次(2次、3次)スーパーモードとの間で、実効屈折率差を低減することが可能である。
図4に、同種3コアC−MCFにおけるDMGDのコア間距離依存性を示す。各パラメータは図3と同様である。図4より、空孔を付加した場合、空孔が無い場合ともに、図3の場合と同様に、Λを拡大することで常にDMGDを低減でき、また、空孔を付加することでさらにDMGDを低減できることが分かる。これは、Δneffが低減したことによる効果と考えられる。
図5に、同種3コアC−MCFにおけるDMGD、及びΔneffのコア間距離依存性を示す。左軸がDMGD、右軸がΔneffを表す。実線、破線、一点鎖線、点線はそれぞれ空孔半径aが0.0μm、4.2μm、5.2μm、6.2μmの場合を表す。また各aに対し、コア間距離Λの最小値がそれぞれ12.4μm、18.0μm、19.8μm、21.5μmとなることに注意する。これは、コア同士、またはコアと空孔が接するために最小値を持つためである。ここで、同種3コアC−MCFにおけるΛの最小値は、空孔無しの場合は2aであり、空孔を有する場合は(a+a)の√3倍である。
図5から、aが大きくなるにつれ、DMGDとΔneffがともに小さくなることが分かる。この効果は、コア間距離Λが小さく、ファイバ中心のフィールド分布が強くなる構造で顕著となる。3CF29(Λ=29.0μm、DMGD=212ps/km)のファイバと比較するため、Δneffが8.37×10−6となる構造で比較すると、a=4.2、5.2、6.2μmの各ファイバに対して、コア間距離はそれぞれΛ=27.0、26.3、25.7μmとなる。このときDMGDは、それぞれ179、171、167ps/kmである。よって、空孔を付加することで、空孔無しファイバと同等のΔneffに対して、DMGD及びコア間距離をともに小さくできる構造が存在することが分かる。同様に、同じコア間距離に対して、Δneff、DMGDを小さくする構造も存在する。以上より、3コアC−MCFの中心に空孔を付加することにより、スーパーモード間の実効屈折率差を低減しモード間の結合を強め、モード間群遅延差を小さくすると同時に、コア間距離を小さくすることができることが分かる。
次に、マイクロベンドによるモード間結合を考慮した同種3コアC−MCFのDMGDの評価について説明する。
ここではファイバ中のマイクロベンドに起因するモード間結合、及び、それによって引き起こされるDMGDの変化について考察するため、次のような解析モデルを設定した。まず、ファイバ全体を図6のように、N個のセグメントに分割し(i=1,2,…,N)、各セグメントにおいてxy平面内にマイクロベンドが存在する状態を想定し、x方向、y方向の曲げ半径をそれぞれR、Rとする。ファイバ長手方向をz方向とし、これと垂直な2方向をx及びy方向とする。
図7では、(a)に、x方向のマイクロベンドを想定した1セグメントの模式図、(b)に、(a)の等価直線導波路、(c)に、(b)の屈折率分布を示す。(a)では簡単のため、xz面のみを図示している。各セグメントには、平均値μ=0m−1、標準偏差σ=1/Rx,y−1の正規分布となるように曲げ半径R、Rをランダムに与える。σ=0m−1のとき、マイクロベンドの影響がなく、ファイバが直線状態であることに相当する。図7(c)で、点線は曲げの無い場合の、また、実線は曲げのある場合の等価屈折率分布を示す。
次に、フィールド結合理論に基づく解析について説明する。全モード数がMである結合系の電界E、および磁界Hは次の式(1)、(2)のように表される。
ここで、Aはm次モードの振幅、E及びHはそれぞれm次モードの電界及び磁界(ベクトル)を表す。式(1)、(2)より、一つのセグメント内での、各モードの伝搬を表す結合方程式はフィールド結合理論(参考文献3:A.Juarez et al.,“Modeling of mode coupling in multimode fibers with respect to bandwidth and loss,”Journal of Lightwave Technology, vol.32, no.8, pp.1549-1558, Apr. 2014)により、次の式(3)、(4)のようになる。
ここで、βはm次モードの伝搬定数、κmnはm、n次モード間の結合係数を表す。ωは角周波数、εは真空誘電率を表す。nbend、nnobendはそれぞれ曲げ状態(bend)、及び直線状態(no bend)での屈折率分布である。
式(3)の解を、行列形式で表すと、次の式(5)、(6)のようになる。
ここで、各セグメントでの伝達行列をT(i=1,2,…,N)、ファイバ全体の伝達行列をT(数式中のTはボールド)としている。伝達行列Tを用いて、群遅延オペレータGDO(Group Delay Operator)を次の式(7)のように定義する。
GDOの各固有値に対する固有ベクトルは、摂動が無い場合の導波モードの線形結合となり、プリンシパルモードと呼ばれる。各固有値はプリンシパルモードの群遅延時間となり、摂動がある場合の各モードの群遅延時間を示す。プリンシパルモードは、周波数の1次微分まで波長無依存であり、それゆえモード分散を生じないなど、ユニークな性質を有しており、最近、実験的にその存在が確認された(参考文献4:J.Carpenter,et al.,“First demonstration of principal modes in a multimode fibre,”ECOC, PD.2.1, Sept.2014)。ここでは、このプリンシパルモードを通して、マイクロベンドによるモード間結合が存在する状態でのDMGDを考える。図8〜12は、Δneffを同等とした場合の比較であり、図13は、Λを同等とした場合の比較である。
図8〜11に、同種3コアC−MCFにおける1次〜3次スーパーモードのDMGDのσ依存性を示す。ここでは、DMGDを摂動の無い状態(σ=0m−1)における1次スーパーモードの群遅延時間との差と定義する。それゆえ、1次スーパーモード(mode1)では、σ=0m−1においてDMGD=0psである。図8〜11は、空孔半径aがそれぞれ0.0μm、4.2μm、5.2μm、6.2μmである場合の結果を示す。また、各コアパラメータはa=6.2μm、V=2.22であり、ΛはΔneffが約8.37×10−6となるようにそれぞれ設定している。またファイバ長は1km、セグメントの分割数をN=10000とした。いずれの場合も、σが大きくなるにつれ、1次〜3次スーパーモードのDMGDがある一定の値に収束していくことがわかる。つまり、3つのモードの群遅延時間差が小さくなり、σの大きいところでは、すべて同じ群遅延時間となっている。これはファイバ中でのモード間結合を通して、各モードの群速度が平均化されるためである。
図12に、同種3コアC−MCFにおける1次、3次のモード間DMGDのσ依存性を示す。ファイバ長は1km、分割数をN=10000とした。Δneffが全てのファイバで同等であることから、DMGDの変化も同程度であることが分かる。ただし、空孔半径aが大きいほど、コア間距離Λを小さくすることができる。
図13に、Λ=29.0μm、a=0.0μm又は6.2μmの同種3コアC−MCFにおける1次〜3次スーパーモードのDMGDのσ依存性を示す。このとき、実効屈折率差はそれぞれΔneff=8.37×10−6、3.26×10−6である。またファイバ長は1km、分割数をN=10000とした。空孔無し(a=0.0μm)の場合は図8と同様であるが、空孔を付加した場合(a=6.2μm)には、空孔無し(a=0.0μm)と比べてモード間実効屈折率差Δneffが小さくなり、より小さな摂動でモード間結合が生じる。つまり、空孔を付加した場合(a=6.2μm)には、空孔無し(a=0.0μm)の場合と比べてより小さな摂動(σ<0.002m−1)であっても、スーパーモード間のDMGDが収束することが分かる。
以上より、同種3コアC−MCFにおいて、中心に空孔を付加することで、DMGD、Δneff、コア間距離を小さくできることを明らかにした。またフィールド結合理論を用いて、マイクロベンドを考慮したモード間結合とその群遅延に与える影響を評価し、ファイバ中の摂動が大きい場合には、モード間群遅延差がさらに低減されることを示した。
10,100…マルチコアファイバ、11…コア、12…クラッド、13…低屈折率部。

Claims (5)

  1. すべてのコアにおいてシングルモード伝送が可能な2以上のコアと、前記2以上のコアの周囲を覆う共通のクラッドと、前記クラッドよりも屈折率が低い低屈折率部とを備え、長手方向に垂直な断面において、前記2以上のコアの一部又は全部からなる2以上のコアが円環状に配置された領域を有し、前記低屈折率部の少なくとも一部は、前記領域に含まれるコアの内接円の内側に配置されている結合型マルチコアファイバであり、前記2以上のコアがそれぞれ独立した低屈折率部に囲まれるものを除くことを特徴とするマルチコアファイバ。
  2. 前記低屈折率部の少なくとも一部は、前記内接円の中心に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のマルチコアファイバ。
  3. すべてのコアにおいてシングルモード伝送が可能な2以上のコアと、前記2以上のコアの周囲を覆う共通のクラッドと、前記クラッドよりも屈折率が低い低屈折率部とを備え、長手方向に垂直な断面において、前記2以上のコアの一部又は全部からなる2以上のコアが円環状に配置された領域を有し、前記低屈折率部の少なくとも一部は、前記領域に含まれるコアの内接円の内側に配置されており、
    前記2以上のコアが円環状に配置された領域を2以上有し、前記領域の少なくとも1つが前記低屈折率部を有し、前記領域内において前記2以上のコアが結合型であることを特徴とするマルチコアファイバ。
  4. 前記低屈折率部が、空孔であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のマルチコアファイバ。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のマルチコアファイバを少なくとも一部に有する光ケーブル。
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