JP6171876B2 - 給電構造及びそれを備えた窓用樹脂製板状体、並びに給電構造を備えた窓用樹脂製板状体の製造方法 - Google Patents

給電構造及びそれを備えた窓用樹脂製板状体、並びに給電構造を備えた窓用樹脂製板状体の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6171876B2
JP6171876B2 JP2013235868A JP2013235868A JP6171876B2 JP 6171876 B2 JP6171876 B2 JP 6171876B2 JP 2013235868 A JP2013235868 A JP 2013235868A JP 2013235868 A JP2013235868 A JP 2013235868A JP 6171876 B2 JP6171876 B2 JP 6171876B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power feeding
resin
conductive material
plate
feeding structure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013235868A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014116298A (ja
Inventor
利広 厚味
利広 厚味
佳明 取切
佳明 取切
渡邊 充朗
充朗 渡邊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Glass Co Ltd filed Critical Asahi Glass Co Ltd
Priority to JP2013235868A priority Critical patent/JP6171876B2/ja
Publication of JP2014116298A publication Critical patent/JP2014116298A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6171876B2 publication Critical patent/JP6171876B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
  • Surface Heating Bodies (AREA)

Description

本発明は、給電構造及びそれを備えた窓用樹脂製板状体に関する。また、本発明は、給電構造を備えた窓用樹脂製板状体の製造方法に関する。
近年、特に車両用途において、軽量化等の目的で、窓ガラスに替えて窓用樹脂製板状体が適用され始めている。窓用樹脂製板状体の場合、窓ガラスのように表面にガラスアンテナ等の導線を銀ペーストで印刷して焼成させることが困難なため、樹脂フィルムの表面に形成させた導線プリントを樹脂フィルムと樹脂パネルとの間に挟み込むように成形して導線入り窓用樹脂製板状体が構成される。この場合、導線プリントが窓用樹脂製板状体の内部に封入されるため、導線プリントに給電することは容易でない。
このような導線入り窓用樹脂製板状体の給電構造として、導電インクを樹脂フィルムに設けられた複数個の穴に充填させて樹脂フィルムの表面に露出させた導通部を介して、樹脂製板状体の内部に封入された導線プリントの給電部と端子とを接続させるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−52846号公報
しかし、特許文献1の場合、端子が接続される導通部が樹脂フィルムの表面に設けられているものの、端子は導通部に重ねた状態でタッピングスクリューによって窓用樹脂製板状体に締結されるため、特に車両等の振動が比較的大きな使用環境では、耐久性の点で不利である。
本発明は、窓用樹脂製板状体の内部に封入された給電部に耐久性を確保しつつ容易に給電できる、給電構造及びそれを備えた窓用樹脂製板状体の提供を目的とする。また、本発明は、窓用樹脂製板状体の内部に封入された給電部に耐久性を確保しつつ容易に給電できる給電構造を備えた窓用樹脂製板状体の製造方法の提供を目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、
窓用樹脂製板状体の内部に封入された給電部に給電する給電構造において、
前記給電部に導電的に接着され、前記板状体に封入された導通材と、
前記板状体の表面から前記給電部を貫いて前記導通材の表面部に至る給電穴とを備え、
前記表面部は、前記給電部に対して前記表面とは反対側に位置する、ことを特徴とする給電構造及びそれを備えた窓用樹脂製板状体を提供するものである。
また、上記目的を達成するため、本発明は、
給電部が設けられた樹脂フィルムを準備する準備工程と、
導通材の表面部が前記給電部に対して前記樹脂フィルムとは反対側に位置するように前記給電部に前記導通材を導電的に接着する接着工程と、
前記導通材が接着された前記樹脂フィルムを射出成形型にセットするセット工程と、
前記射出成形型内に溶融樹脂を射出する射出成形工程と、
前記射出成形工程後、前記樹脂フィルムの表面から前記表面部に至る給電穴をあける穴あけ工程とを有することを特徴とする、給電構造を備えた窓用樹脂製板状体の製造方法を提供するものである。
本発明によれば、窓用樹脂製板状体の内部に封入された給電部に耐久性を確保しつつ容易に給電できる。
一実施形態に係る給電構造を備えた窓用樹脂製板状体の平面図 一実施形態に係る給電構造を備えた窓用樹脂製板状体の一部断面図 給電構造を備えた窓用樹脂製板状体の製造方法の一例を示したフローチャート 樹脂フィルムの説明図 給電穴があけられた樹脂フィルムの説明図 導通材を接着した樹脂フィルムの説明図 導通材を接着した樹脂フィルムの一部断面図 射出成形型に樹脂フィルムをセットした説明図 溶融樹脂を射出成形型内に射出した説明図 射出成形後の給電構造を備えた窓用樹脂製板状体の一部断面図 射出成形型に隠蔽層付フィルムをセットした説明図 隠蔽層付き、給電構造を備えた窓用樹脂製板状体の一部断面図 別の実施形態に係る給電構造を備えた窓用樹脂製板状体の平面図 別の実施形態に係る給電構造を備えた窓用樹脂製板状体の一部断面図 給電構造を備えた窓用樹脂製板状体の製造方法の一例を示したフローチャート 給電部と導通材との接着工程の一例を示す斜視図 導通材を接着した樹脂フィルムの一部断面図 射出成形してから給電穴をあける前の状態における窓用樹脂製板状体の一部断面図 導通材と給電部と切れ込みとの位置関係を示す断面図 導通材と給電部と切れ込みとの位置関係を示す平面図 別の実施形態に係る樹脂フィルムの一部断面図
<給電構造を備えた窓用樹脂製板状体100の構成>
図1は、一実施形態に係る給電構造を備えた窓用樹脂製板状体100の平面図である。以下、「給電構造を備えた窓用樹脂製板状体」を、「給電構造付き板状体」という。給電構造付き板状体100は、自動車の側面に取り付けられるサイド窓用の給電構造付き板状体の一例である。なお、本発明の実施形態に係る給電構造付き板状体は、図示の外形に限られず、また、自動車等の車両に取り付けられる車両用の窓に使用されるものであればよく、例えば、車両のリヤ部に取り付けられるリヤ窓に使用されるものでもよいし、車両の天井部に取り付けられるルーフ窓に使用されるものでもよい。
本実施形態において、給電構造付き板状体100は、導体パターン20を備えた窓用樹脂製板状体10である。窓用樹脂製板状体10は、車両の窓枠に取り付けられる透明又は半透明な板状部材であって、樹脂層を含んで構成された部材である。導体パターン20は、窓用樹脂製板状体10に平面的に設けられた導体部である。
導体パターン20は、線条導体22と、給電部21とを有している。線条導体22は、窓用樹脂製板状体10に線状に形成された導体部であり、給電部21は、線条導体22へ給電するための導体部である。給電部21は、線条導体22に電気的に接続され、線条導体22よりも幅広に形成されている。なお、導体パターン20は、図示の形状に限られず、他の任意の形状に形成されてよい。
線条導体22及び給電部21は、窓用樹脂製板状体10の内部に封入された状態で形成されているが、線条導体22は、窓用樹脂製板状体10の表面に形成されてもよい。線条導体22が窓用樹脂製板状体10の表面に形成される場合、線条導体22は、例えば、窓用樹脂製板状体10の内部に封入された給電部21と容量結合で電気的に接続されるとよい。
導体パターン20が、例えば、アンテナ導体である場合、線条導体22は、アンテナエレメント又はアンテナエレメントへの給電線に相当する。また、例えば、導体パターン20が窓用樹脂製板状体10の曇りを防止するデフォッガである場合、線条導体22はヒータ線に相当する。
給電部21は、線条導体22のような線条エレメントに給電するための部位に限られず、窓用樹脂製板状体10に形成された導電膜等の任意の導体に給電するための部位であってよい。なお、給電とは、線条導体22等の導体に電力を供給することを意味してもよいし、線条導体22等の導体から電力を受け取ることを意味してもよい。
給電部21には、給電用部品30が電気的に接続される。給電用部品30は、導体パターン20への給電に用いられる端子部品であって、給電部21を介して線条導体22等の導体に給電するものである。給電用部品30は、車両のワイヤハーネスなどの不図示の電線が接続され、導体パターン20が例えばアンテナ導体の場合、当該電線を介して車載の受信機に接続され、導体パターン20が例えばデフォッガの場合、当該電線を介して車載の電源に接続される。また、導体パターン20がアンテナ導体の場合、給電用部品30は、アンプ等の信号処理回路を備える部品でもよい。また、給電用部品30は、当該電線と給電部21とを電気的に接続するための、導電性を有する単なる金属端子でもよい。
図2は、図1のA−Aにおける給電構造付き板状体100の断面図である。図2において、下側が車内側に相当し、上側が車外側に相当する。窓用樹脂製板状体10には、給電構造80が設けられている。
窓用樹脂製板状体10は、給電穴60が貫通して形成された樹脂フィルム11と、給電部21及び導通材50を樹脂フィルム11との間で封入する樹脂パネル12とを有している。窓用樹脂製板状体10は、樹脂フィルム11と樹脂パネル12とが積層されて樹脂層として構成されている。
樹脂フィルム11は、車内側に露出する外側表面11aと、外側表面11aとは反対側の内側表面11bとを有している。樹脂フィルム11は、例えば、透明なポリカーボネート製のフィルムであってよく、他の材料と合わせた複層材料からなるフィルムでもよい。
外側表面11aは、窓用樹脂製板状体10の車内側の表面である。外側表面11aには、図2の場合、接着材41を介して給電用部品30が設置される。接着材41は、樹脂フィルム11と給電用部品30との間に介在し、樹脂フィルム11と給電用部品30とを接着するための接着層であって、その具体例として、接着剤、接着テープなどが挙げられる。接着材41によって、給電用部品30を樹脂フィルム11の外側表面11aに簡単に取り付けて固定することができる。また、タッピングスクリューを用いないため、耐久性にも優れている。外側表面11aには、ハードコート処理が施されてもよい。内側表面11bには、給電部21及び線条導体22が平面的に形成されている。
樹脂パネル12は、射出成形された樹脂であり、樹脂フィルム11の内側表面11bに接合される。樹脂パネル12は、例えば、透明な板状のポリカーボネートである。
給電構造80は、窓用樹脂製板状体10の内部に封入された給電部21を備えている。給電部21及び線条導体22は、例えば、樹脂フィルム11の内側表面11bに導電インクをスクリーン印刷して形成された導電性プリントである。導電インクは、導電材料である銀(銅、金、ニッケル、カーボン、アルミニウム等も使用可)を含んで構成されている。
給電構造80は、給電部21に導電的に接着される導通材50を有している。導通材50は、窓用樹脂製板状体10の内部に封入された導通部である。
導通材50は、窓用樹脂製板状体10に構成される樹脂パネル12と樹脂フィルム11との間に、給電部21及び導電性接着材40と共に封入されている。導通材50は、例えば、給電部21に導電性接着材40を介して導電的に接着される導電性の金属板である。導通材50は、板状部材に限らず、箔状部材でもよい。また、導通材50は、給電部21と同電位になるように、抵抗値ができるだけ低い材質(例えば、金、又は金メッキ品)であることが好ましい。
導電性接着材40は、導通材50と給電部21との間に介在し、導通材50と給電部21とを接着するための接着層である。接着材40は、給電部21と導通材50とを導電的に接着するために、導電性を有している。これにより、単一の接着材40によって、給電部21と導通材50との間の接着性と導電性を確保できる。導電性を有する接着材40の具体例として、導電性接着剤、導電性接着テープなどが挙げられる。
なお、導電性接着材40は、接着材自体が導電性を有さなくてもよい。例えば、接着材と導電性部材との組み合わせであってよい。その場合、給電部21と導通材50とを導電的に接続するための導電性部材が、接着材とは別に、給電部21と導通材50との間に介在してもよい。このような導電性部材として、導電性ゴムが挙げられる。例えば、接着材が加熱圧縮して硬化することで、十分な接着性を確保できるとともに、接着材の圧縮に伴い導電性ゴムが圧縮されることによって、十分な導電性を確保できる。
給電構造80は、窓用樹脂製板状体10の樹脂フィルム11の外側表面11aから給電部21及び導電性接着材40を貫いて導通材50の表面部51に至る給電穴60を有している。図示の場合、給電穴60は、樹脂フィルム11を貫くように形成されている。なお、給電穴60は、一つに限らず、複数あってもよい。また、給電穴60の穴形状は、円形でも、多角形でもよい。
このように、本実施形態の給電構造80及び給電構造付き板状体100は、このような給電穴60を有しているので、給電部21が窓用樹脂製板状体10に封入されていても、給電穴60及び導通材50を経由して給電用部品30を給電部21に容易に電気的に接続させて給電できる。例えば、給電穴60を経由して給電用部品30を導通材50の給電部21側の表面部51に導電的に容易に接触させることができる。また、給電部21及び導通材50が窓用樹脂製板状体10に封入されているので、車両等の比較的大きな振動環境でも、給電構造付き板状体100の耐久性を確保できる。
導通材50の全体は、給電穴60よりも窓用樹脂製板状体10の内方に配置されている。導通材50の表面部51は、給電部21に対して樹脂フィルム11の外側表面11aとは反対側に位置し、平坦に形成された部位である。導通材50と給電部21とが接着することで、給電穴60の底面が外側表面11aとは反対側に表面部51により形成される。給電穴60は、樹脂フィルム11及び給電部21を直線的に貫いている。
導通材50は、給電部21と接着している第1接着部53と、給電部21と接着している第2接着部54と、給電部21と接着していない非接着部55とを、同一平面上に有している。すなわち、導通材50は、第1接着部53と、第2接着部54と、非接着部55とを、一つの仮想平面56に平行になるように有している。仮想平面56は、外側表面11aに略平行な、仮想的に定義されたXY平面である。
第1接着部53及び第2接着部54は、給電部21と対向する第1対向部の一例であり、非接着部55は、給電穴60と対向する第2対向部の一例である。第1接着部53と第2接着部54と非接着部55とは、仮想平面56に平行な方向に並んで位置し、非接着部55は、第1接着部53と第2接着部54との間に位置する。なお、非接着部と接着部が隣接していればよく、例えば非接着部を接着部で囲うように、非接着部と接着部とが隣接して位置してもよい。
導通材50は、第1接着部53と第2接着部54と非接着部55とを同一平面上に有しているため、第1接着部53と非接着部55との間、及び第2接着部54と非接着部55との間に折れ曲がり部分が無い。仮に導通材50に折れ曲がり部分があると、導通材50は折れ曲がり部分で破断(断線)しやすくなる。しかしながら、導通材50は折れ曲がり部分が形成されないように第1接着部53と第2接着部54と非接着部55とを同一平面上に有しているため、導通材50が破断しにくくなる。
また、給電穴60は給電部21を貫くように形成されているため、給電部21の配置領域と給電穴60の配置領域とはZ方向から見た平面視で重なっている。これにより、給電部21と給電穴60の配置領域が平面視で重ならない場合に比べて、平面視での導通材50の面積を狭くできるので、美観がよく、ユーザの視界を広げることができる。
また、給電用部品30を窓用樹脂製板状体10に設置していない状態であれば、窓用樹脂製板状体10の表面から突き出る突起物がないため、窓用樹脂製板状体10の搬送しやすさが向上する。
給電用部品30は、例えば、樹脂フィルム11に形成された給電穴60内に配置される接触部31を介して、導通材50の表面部51に導電的に接触する。接触部31によって、給電用部品30と導通材50との導電的な接続を更に容易にすることが可能である。
接触部31は、給電用部品30側の部位(部品)であって、給電用部品30の給電部21側の表面に対して突出するように設けられたものである。しかしながら、接触部31は、給電用部品30側の部位ではなく、導通材50側の部位(部品)であって、表面部51に対して給電部21側に突出するように設けられたものでもよい。また、接触部31は、単体の部品でもよいし、不図示の部材を含む複数の部材からなる部位(部品)でもよい。
接触部31は、導電性を有する弾性体であると、給電用部品30と導通材50との間の十分な導電性を確保した上で、給電用部品30と窓用樹脂製板状体10との組み付けの耐久性が向上する点で好ましい。給電用部品30は、接触部31が導通材50の表面部51に接触して弾性変形した状態で、外側表面11aに接着材41によって固定されるとよい。これにより、窓用樹脂製板状体10が車両の揺れ等により振動しても、接触部31の撓みによる振動吸収によって、給電用部品30と導通材50との間の十分な導電性と耐久性を確保できる。弾性の接触部31の具体例として、板ばね、スプリングコイル、ゴム等が挙げられる。
なお、給電用部品30は、導通材50に導電性接着材を介して導電的に接触されてもよい。例えば、接触部31は、導電性接着剤や半田等の導電性接着材によって、導通材50及び/又は給電用部品30に接着されてもよいし、接触部31は、導電性接着剤や半田等の導電性接着材に置換されてもよい。
また、窓用樹脂製板状体10は、給電部21及び導通材50を、車外側から車内側へのZ方向の平面視で隠蔽する隠蔽層14を、導通材50に対して給電部21とは反対側に有するものでもよい。図2の場合、隠蔽層14は、導通材50に対して給電部21とは反対側に有する隠蔽層付フィルム13に形成されている。隠蔽層付フィルム13は、樹脂パネル12に接合され、隠蔽層14は、樹脂パネル12と隠蔽層付フィルム13との間に介在する。隠蔽層付フィルム13は、例えば、透明なポリカーボネート製のフィルムである。隠蔽層14は、例えば、黒色塗料である。
<給電構造付き板状体100の製造方法の第1の例>
図3は、給電構造付き板状体100の製造方法の第1の例を示したフローチャートである。
図3のステップS1の樹脂フィルムの準備工程は、図4に示されるように、樹脂フィルム11に導電インクを印刷して導体パターン20を形成する工程である。なお、導電インクを焼き付ける工程や乾燥させて溶剤を蒸発させる工程を含んでいてよい。
図3のステップS2の穴あけ工程は、図5に示されるように、樹脂フィルム11及び樹脂フィルム11の内側表面11b上に設けられた給電部21を直線的に貫く給電穴60をあける工程である。
図3のステップS3の接着工程は、図6,図7に示されるように、給電部21の給電穴60が開口する開口面21aに導通材50を導電的に接着する工程である。開口面21aは、樹脂フィルム11とは反対側の車外側の表面である。導通材50は、導電性接着材40を挟んで給電部21の開口面21aに接着される。
図3のステップS4のセット工程は、図8に示されるように、開口面21aに導通材50が接着された樹脂フィルム11を、給電構造付き板状体を製造するための射出成形型にセットする工程である。射出成形型は、例えば、第1の型71と第2の型72とを有する金型である。樹脂フィルム11は、第1の型71に位置決めされた状態で、第1の型71と第2の型72との型内(キャビティ内)にセットされる。樹脂フィルム11の第1の型71への位置決め手段として、例えば、静電気、磁石、ピン留めなどが挙げられる。
図3のステップS5の射出成形工程は、図9に示されるように、第1の型71と第2の型72との型内(キャビティ内)に溶融樹脂74(例えば、溶融ポリカーボネート)を射出して成形する工程である。樹脂フィルム11がセットされた第1の型71と第2の型72とを閉じる型閉工程と、第1の型71と第2の型72とを締め付ける型締め工程とを経て、加熱シリンダ73に溜まった溶融樹脂74がキャビティ内に射出されて充填される。給電部21と導通材50とを接着する導電性接着材40は、射出成形時の熱を利用することによって、硬化させて、その接着力をアップさせることができる。その後、溶融樹脂74が冷却されて固化された後に、第1の型71と第2の型72とを開く脱型工程を経て射出成形品を取り出す。これにより、溶融樹脂74が固化することで成形された樹脂パネル12を有する給電構造付き板状体101が得られる(図10参照)。
ここで、図3のステップS4のセット工程において、図11に示されるように、給電部21及び導通材50を平面視で隠蔽する隠蔽層14が平面的に形成された隠蔽層付フィルム13を、導通材50に対して給電部21とは反対側に位置するように、第2の型72にセットしてもよい。これにより、上述と同様の射出成形工程を実施することで、図12に示されるように、隠蔽層付フィルム13が樹脂パネル12に一体成形されて、隠蔽層14が形成された給電構造付き板状体102が得られる。
図3のステップS6の給電用部品の設置工程は、図2に示されるように、給電部21に給電穴60及び導通材50を経由して電気的に接続されるように給電用部品30を樹脂フィルム11の外側表面11aに設置する工程である。例えば、導通材50に給電穴60を経由して導電的に接触するように給電用部品30を樹脂フィルム11の外側表面11aに設置する。例えば、給電用部品30は、接着材41によって外側表面11aに接着されることによって、窓用樹脂製板状体10に固定される。
<給電構造付き板状体200の構成>
次に、給電構造付き板状体100と形態の異なる給電構造を備えた給電構造付き板状体200について説明する。給電構造付き板状体及び給電構造付き板状体の製造方法において、給電構造付き板状体100の場合と同様の構成及び効果についての説明は省略又は簡略する。
図13は、一実施形態に係る給電構造付き板状体200の平面図である。給電構造付き板状体200は、図1の給電構造付き板状体100に対して、窓用樹脂製板状体10と給電用部品30との設置形態が異なっている。給電部21の周囲の樹脂フィルム11の一部に切り欠き、又は穴が設けられている。
図14は、図13のB−B断面における給電構造付き板状体200の断面図である。窓用樹脂製板状体10の樹脂パネル12には、ブラケット15が一体的に形成されている。窓用樹脂製板状体10に設けられたブラケット15は、給電用部品30を樹脂フィルム11の外側表面11aに固定するための取付脚であって、例えば、給電用部品30を引っ掛けて固定する鉤部を有している。給電用部品30は、ブラケット15を介して、樹脂フィルム11の外側表面11aに設置される。ブラケット15は、図3のステップS5の射出成形工程で、樹脂パネル12と一緒に、窓用樹脂製板状体10の樹脂パネル12と一体的に射出成形されると好ましい。樹脂パネル12と共にブラケット15を射出成形することで、ブラケット15を別個に設ける場合よりも、コストダウンできる。
<給電構造付き板状体100の製造方法の第2の例>
図15は、給電構造付き板状体100の製造方法の第2の例を示したフローチャートである。
図15のステップS11の樹脂フィルムの準備工程は、図4に示されるように、樹脂フィルム11に導電インクを印刷して導体パターン20を形成する工程である。なお、導電インクを焼き付ける工程や乾燥させて溶剤を蒸発させる工程を含んでいてよい。
図15のステップS12の接着工程は、図16,図17に示されるように、導通材50の表面部51が給電部21に対して樹脂フィルム11とは反対側に位置するように、給電部21の開口面21aに導通材50を導電的に接着する工程である。ただし、この段階では、開口面21aには、給電穴60が開口していない。開口面21aは、樹脂フィルム11とは反対側の車外側の表面である。導通材50は、導電性接着材40を挟んで給電部21の開口面21aに接着される。
図15のステップS13のセット工程は、図8に示されるように、開口面21aに導通材50が接着された樹脂フィルム11を、給電構造付き板状体を製造するための射出成形型にセットする工程である。射出成形型は、例えば、第1の型71と第2の型72とを有する金型である。樹脂フィルム11は、第1の型71に位置決めされた状態で、第1の型71と第2の型72との型内(キャビティ内)にセットされる。樹脂フィルム11の第1の型71への位置決め手段として、例えば、静電気、磁石、ピン留めなどが挙げられる。
図15のステップS14の射出成形工程は、図9に示されるように、第1の型71と第2の型72との型内(キャビティ内)に溶融樹脂74(例えば、溶融ポリカーボネート)を射出して成形する工程である。樹脂フィルム11がセットされた第1の型71と第2の型72とを閉じる型閉工程と、第1の型71と第2の型72とを締め付ける型締め工程とを経て、加熱シリンダ73に溜まった溶融樹脂74がキャビティ内に射出されて充填される。給電部21と導通材50とを接着する導電性接着材40は、射出成形時の熱を利用することによって、硬化させて、その接着力をアップさせることができる。その後、溶融樹脂74が冷却されて固化された後に、第1の型71と第2の型72とを開く脱型工程を経て射出成形品が取り出される。これにより、溶融樹脂74が固化することで、樹脂パネル12が成形される(図18参照)。
図15のステップS15の穴あけ工程は、図18,図10に示されるように、外側表面11aから樹脂フィルム11及び給電部21を直線的に貫いて導通材50の表面部51に至る給電穴60をあける工程である。これにより、給電穴60があけられた給電構造付き板状体101が得られる。
ステップS15の穴あけ工程は、ステップS14の射出成形工程後に行われる。仮に穴あけ工程が射出成形工程前に行われると、導通材50が射出成形の際に給電穴60に向けて凸状に撓む量が大きくなりやすいため、導通材50が給電穴60の内周に沿って折れ曲がって破断しやすい。これに対し、穴あけ工程が射出成形工程後に行われると、射出成形の際の導通材50の撓み量は、導通材50が給電部21に接触することにより抑えられるので、導通材50が破断しにくくなる。
また、穴あけ工程での穴あけを容易にするため、ミシン目等の切れ込み61(図16〜図18参照)を、穴あけ工程前に(例えば、ステップS11の準備工程で)、樹脂フィルム11及び給電部21に予め形成しておくことが好ましい。切れ込み61は、樹脂フィルム11の外側表面11aと給電部21の開口面21aとの間を、樹脂フィルム11及び給電部21の厚さ方向(Z方向)に直線的に貫いて形成される。
切れ込み61を事前に設けることにより、図18の状態において、樹脂フィルム11及び給電部21の部分のうち切れ込み61の形成位置よりも内側の切り抜き部分を、切れ込み61に沿って容易に剥がして取り除くことができる。この切り抜き部分を切れ込み61に沿って剥がして取り除くことにより、図10に示した給電穴60を容易に形成できる。
切れ込み61は、切れ目と継ぎ目とが交互に連続して並ぶように形成されている。切れ込み61は、継ぎ目を一箇所残して、その継ぎ目以外の部分が全て切れ目になるように、形成されてもよい。切れ込み61の線幅(切れ目の線幅)は、切れ込み61の内側の切り抜き部分が適度な力で剥がれるように、0.3mm以上0.7mm以下であることが好ましい。切れ込み61は、例えばトムソン刃等で容易に形成できる。切れ込み61を予め設けることにより、給電穴60をあけるべき範囲を容易に視認でき、穴あけの加工性が向上する。
また、ステップS12の接着工程において、図17に示されるように、切れ込み61の形成位置よりも外側の位置で、導通材50を給電部21に導電性接着材40により接着することが好ましい。導電性接着材40は、その一部ではなく全体が、切れ込み61の形成位置よりも外側の位置に配置されることが好ましい。切れ込み61の形成位置よりも外側の位置で、導通材50を給電部21に導電性接着材40により接着することにより、切れ込み61よりも内側の切り抜き部分が剥がしやすくなる。
なお、図15のステップS13のセット工程において、図11に示されるように、給電部21及び導通材50を平面視で隠蔽する隠蔽層14が平面的に形成された隠蔽層付フィルム13を、導通材50に対して給電部21とは反対側に位置するように、第2の型72にセットしてもよい。これにより、上述と同様の射出成形工程(ステップS14)及び穴あけ工程(ステップS15)を実施することで、図12に示されるように、隠蔽層付フィルム13が樹脂パネル12に一体成形されて、隠蔽層14が形成された給電構造付き板状体102が得られる。
図15のステップS16の給電用部品の設置工程は、図2に示されるように、給電部21に給電穴60及び導通材50を経由して電気的に接続されるように給電用部品30を樹脂フィルム11の外側表面11aに設置する工程である。例えば、導通材50に給電穴60を経由して導電的に接触するように給電用部品30を樹脂フィルム11の外側表面11aに設置する。例えば、給電用部品30は、接着材41によって外側表面11aに接着されることによって、窓用樹脂製板状体10に固定される。
また、図14に示したブラケット15が、ステップS14の射出成形工程で、樹脂パネル12と一体的に射出成形されてよい。樹脂パネル12と共にブラケット15を射出成形することで、ブラケット15を別個に設ける場合よりも、コストダウンできる。
以上、給電構造及びそれを備えた窓用樹脂製板状体、並びに給電構造を備えた窓用樹脂製板状体の製造方法を実施形態例により説明したが、本発明は上記実施形態例に限定されるものではない。他の実施形態例の一部又は全部との組み合わせや置換などの種々の変形及び改良が、本発明の範囲内で可能である。
例えば、図19,図20に示されるように、給電部21と給電穴60は、Z方向から見た平面視で重ならない領域に形成されてよく、切れ込み61よりも内側の切り抜き部分が給電部21の脇の部分で樹脂フィルム11に形成されてよい。この場合、給電穴60は給電部21を貫通していない。
例えば、図21に示されるように、導通材50は、給電穴60と嵌合可能な形状を有する凸状部52を有してもよい。凸状部52は、導通材50の給電部21側の表面部51に対して給電部21側に突き出る部位である。凸状部52が給電穴60に嵌合することにより、外側表面11a側から給電穴60に埃等が入りにくくなるため、シール性が向上する。凸状部52は、シール性を確保するため、例えば、円柱等の柱状に形成されてもよいし、円筒等の筒状に形成されてもよい。また、凸状部52の車内側の下面は、樹脂フィルム11の外側表面11aと同一平面上にあってもよいし、外側表面11aに対して給電部21側にオフセットした位置にあってもよい。給電用部品30は、給電部21に、給電穴60及び凸状部52を有する導通材50を経由して電気的に接続される。
10 窓用樹脂製板状体
11 樹脂フィルム
12 樹脂パネル
13 隠蔽層付フィルム
14 隠蔽層
15 ブラケット
20 導体パターン
21 給電部
21a 開口面
22 線条導体
30 給電用部品
31 接触部
40 導電性接着材
41 接着材
50 導通材
51 表面部
52 凸状部
53,54 接着部(第1対向部の例)
55 非接着部(第2対向部の例)
56 仮想平面
60 給電穴
61 切れ込み
71 第1の型
72 第2の型
73 加熱シリンダ
74 溶融樹脂
80 給電構造
100,101,102,200 給電構造付き板状体(給電構造を備えた窓用樹脂製板状体)

Claims (16)

  1. 窓用樹脂製板状体の内部に封入された給電部に給電する給電構造において、
    前記給電部に導電的に接着され、前記板状体に封入された導通材と、
    前記板状体の表面から前記給電部を貫いて前記導通材の表面部に至る給電穴とを備え、
    前記表面部は、前記給電部に対して前記表面とは反対側に位置する、ことを特徴とする給電構造。
  2. 前記導通材は、前記給電部と対向する第1対向部と、前記給電穴と対向する第2対向部とを、同一平面上に有する、請求項1に記載の給電構造。
  3. 前記給電部に前記給電穴及び前記導通材を経由して電気的に接続される給電用部品を備える、請求項1又は2に記載の給電構造。
  4. 前記給電用部品は、前記導通材に導電性を有する弾性体を介して接触する、請求項3に記載の給電構造。
  5. 前記給電用部品は、前記導通材に導電性接着材を介して接触する、請求項3に記載の給電構造。
  6. 前記給電用部品は、前記表面に接着材を介して設置される、請求項3から5のいずれか一項に記載の給電構造。
  7. 前記給電用部品は、前記板状体に設けられたブラケットを介して前記表面に設置される、請求項3から5のいずれか一項に記載の給電構造。
  8. 請求項1から7のいずれか一項に記載の給電構造を備えた窓用樹脂製板状体。
  9. 樹脂フィルムと樹脂パネルとが積層されて構成され、前記給電部及び前記導通材は前記樹脂フィルムと前記樹脂パネルの間に封入され、前記給電穴は前記樹脂フィルムに形成されている、請求項8に記載の窓用樹脂製板状体。
  10. 前記給電部及び前記導通材を平面視で隠蔽する隠蔽層を、前記導通材に対して前記給電部とは反対側に有する、請求項8又は9に記載の窓用樹脂製板状体。
  11. 給電部が設けられた樹脂フィルムを準備する準備工程と、
    導通材の表面部が前記給電部に対して前記樹脂フィルムとは反対側に位置するように前記給電部に前記導通材を導電的に接着する接着工程と、
    前記導通材が接着された前記樹脂フィルムを射出成形型にセットするセット工程と、
    前記射出成形型内に溶融樹脂を射出する射出成形工程と、
    前記射出成形工程後、前記樹脂フィルムの表面から前記表面部に至る給電穴をあける穴あけ工程とを有することを特徴とする、給電構造を備えた窓用樹脂製板状体の製造方法。
  12. 前記穴あけ工程での穴あけ用の切れ込みを、前記穴あけ工程前に前記樹脂フィルムに形成する、請求項11に記載の給電構造を備えた窓用樹脂製板状体の製造方法。
  13. 前記切れ込みを前記穴あけ工程前に前記給電部に形成し、
    前記導通材を前記切れ込みの形成位置よりも外側で前記給電部に接着する、請求項12に記載の給電構造を備えた窓用樹脂製板状体の製造方法。
  14. 前記穴あけ工程後、前記給電部に前記給電穴及び前記導通材を経由して電気的に接続されるように給電用部品を設置する設置工程を有する、請求項11から13のいずれか一項に記載の給電構造を備えた窓用樹脂製板状体の製造方法。
  15. 前記射出成形工程で、給電用部品を固定するブラケットを窓用樹脂製板状体と一体的に成形する、請求項11から14のいずれか一項に記載の給電構造を備えた窓用樹脂製板状体の製造方法。
  16. 前記セット工程で、前記給電部及び前記導通材を平面視で隠蔽する隠蔽層が設けられた隠蔽層付フィルムを、前記導通材に対して前記給電部とは反対側に位置するように前記射出成形型にセットする、請求項11から15のいずれか一項に記載の給電構造を備えた窓用樹脂製板状体の製造方法。
JP2013235868A 2012-11-14 2013-11-14 給電構造及びそれを備えた窓用樹脂製板状体、並びに給電構造を備えた窓用樹脂製板状体の製造方法 Active JP6171876B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013235868A JP6171876B2 (ja) 2012-11-14 2013-11-14 給電構造及びそれを備えた窓用樹脂製板状体、並びに給電構造を備えた窓用樹脂製板状体の製造方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012250254 2012-11-14
JP2012250254 2012-11-14
JP2013235868A JP6171876B2 (ja) 2012-11-14 2013-11-14 給電構造及びそれを備えた窓用樹脂製板状体、並びに給電構造を備えた窓用樹脂製板状体の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014116298A JP2014116298A (ja) 2014-06-26
JP6171876B2 true JP6171876B2 (ja) 2017-08-02

Family

ID=51172057

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013235868A Active JP6171876B2 (ja) 2012-11-14 2013-11-14 給電構造及びそれを備えた窓用樹脂製板状体、並びに給電構造を備えた窓用樹脂製板状体の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6171876B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3059801B1 (en) 2013-10-16 2019-04-24 AGC Inc. Electricity-supplying structure, resin plate for window provided with said structure, and method for manufacturing resin plate for window provided with electricity-supplying structure
JP6699584B2 (ja) * 2017-02-14 2020-05-27 トヨタ自動車株式会社 導電性ペースト層と給電部を備えた樹脂部材の製造方法、および導電性ペースト層と給電部を備えた樹脂部材と外部給電部材の接続方法

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE7245210U (de) * 1972-12-09 1973-04-12 Flachglas Ag Kraftfahrzeugscheibe
JPH0899610A (ja) * 1994-09-30 1996-04-16 Tsutsunaka Plast Ind Co Ltd 防曇性能を有する合成樹脂製窓材およびその製造方法
JP4686897B2 (ja) * 2001-05-14 2011-05-25 旭硝子株式会社 金属部材構造物を備えた車両用樹脂製窓
ATE346476T1 (de) * 2003-05-28 2006-12-15 Saint Gobain Mit einer geheizten schicht ausgestattetes laminiertes element
JP4696827B2 (ja) * 2005-10-11 2011-06-08 旭硝子株式会社 車両窓用樹脂製板状体およびその製造方法
PL2695233T3 (pl) * 2011-04-06 2019-05-31 Saint Gobain Element przyłączeniowy w postaci przewodu płaskiego dla struktury antenowej

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014116298A (ja) 2014-06-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6350533B2 (ja) 給電構造及びそれを備えた窓用樹脂製板状体、並びに給電構造を備えた窓用樹脂製板状体の製造方法
JP6211823B2 (ja) 自動車用ウインドウガラス及びその製造方法
US10601149B2 (en) Window assembly with casing for solder joint
JP2007018981A (ja) 窓ガラスへの端子取付け構造
JP5859340B2 (ja) シール部材付きウインドウガラス
JP2000006654A (ja) 導線入り樹脂ウインド及びその製造法
JP6171876B2 (ja) 給電構造及びそれを備えた窓用樹脂製板状体、並びに給電構造を備えた窓用樹脂製板状体の製造方法
JP2008270021A (ja) 導電体付き板状体及びその製造方法
CN112310634A (zh) 包括加热膜的车身部件元件
CN105467648A (zh) 背板组件和具有该背板组件的显示装置
JPWO2020003902A1 (ja) 自動車用合わせガラス
US20150342069A1 (en) Housing for electronic devices
JP6699584B2 (ja) 導電性ペースト層と給電部を備えた樹脂部材の製造方法、および導電性ペースト層と給電部を備えた樹脂部材と外部給電部材の接続方法
US20160322887A1 (en) Electrical Component
JP4132450B2 (ja) 導線入り窓とその製造方法
JP2000289458A (ja) 導線入り樹脂窓
JPH11195327A (ja) ワイヤハーネス及びその製造方法
CN207800890U (zh) 车载天线装置以及车载天线装置的供电端子部
KR102515779B1 (ko) 강성 및 기밀성 있는 단자연결부를 갖는 인몰드 전자장치 제조방법
JP2005167666A (ja) アンテナ装置を備えた成形品及びその製造方法
JP6556978B2 (ja) 車両搭載用アンテナ
KR102528889B1 (ko) 강성 및 기밀성 있는 단자연결부를 갖는 인몰드 전자장치
JP2005318203A (ja) アンテナ装置、および、アンテナ装置の製造方法
JP2002185086A (ja) 配線組立体
JP2002225645A (ja) ルーフモジュール及びその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160725

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170412

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170606

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170619

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6171876

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250