JP6171823B2 - 端末システム及び携帯端末 - Google Patents

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Description

本発明は、端末システム及び携帯端末に関するものである。
近年では、バーコード、QRコード(登録商標)等の情報コードを光学的に読み取る光学的情報読取装置やICカード等を読み取る非接触通信端末など、様々な携帯端末が広く提供されている。この種の携帯端末は、使用者が手に持った状態で使用されることが多く、端末本体には落下防止や携帯性の向上等を目的としてストラップが取り付けられることが多い。
特開2007−60823公報
しかしながら、上記のように携帯端末にストラップを取り付けて使用する場合、当該端末の充電時に、ストラップが携帯端末側の充電端子と充電装置(置台)側の充電端子との間で挟み込まれてしまうことがある。このような挟み込みが生じてしまうと、携帯端末側の充電端子と充電装置側の充電端子とが接触していないことを気付かずに放置される可能性があり、充電のために携帯端末を充電装置に載置したにもかかわらず、次回の使用時に充電が全く行われていない事態が生じるという問題があった。
特に、携帯端末では、操作のし易さや把持性を考慮して端末が長手状に構成され、端末の長手方向一端側に充電端子が設けられる場合が多い。そして、充電端子が設けられる側(長手方向一端側)とは反対側の長手方向の他端側に表示装置などを設ける構成が一般的に採用されている。このような携帯端末では、端末の使用時や充電時などに、使用者が表示装置を視認しやすいように(ストラップが邪魔にならないように)、表示装置とは反対の充電端子側にストラップを設けることが多いため、ストラップの挟み込みの問題がより顕著となってしまう。
上記問題に関連する技術としては、例えば、特許文献1に示すものが知られている。この特許文献1には、携帯型コードリーダ(2)が所定のセット位置に載置された状態で当該携帯型コードリーダ(2)の受電面部(4)に対して電気的に接触することにより充電する充電台(1)が開示されている。この充電台(1)には、携帯型コードリーダ(2)がセット位置に載置されるのに応動して受電面部(4)の一方の端部から他方の端部に向かって移動する移動手段(ストラップ導入ステー(16))と、後方に向かって開口する開口部(25a)が形成されたストラップ収容部(25)とが設けられており、携帯型コードリーダ(2)が充電台(1)に載置されると、コ字形状に形成されたストラップ導入ステー(16)が回動するようになっている。そして、この回動に応じて携帯型コードリーダ(2)に取付けられているハンドストラップ(15)が充電台(1)の後方に誘い込まれ、後方から排出されるようになっている。しかしながら、上記特許文献1のように、充電台側に可動部分を設けてストラップを排出させる構成では、充電台側の構成が複雑になりコストが増大するといった問題があった。
一方、ストラップの挟み込みを防ぐために、充電端子付近のストラップをゴムバンドのような部材で携帯端末の筐体に固定するなどの構成も想定されるが、ゴムバンドが切れてしまったり、余分な部品が増えてしまうなどの課題もあった。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、ストラップが取り付けられた携帯端末の当該ストラップの挟み込みを簡易な構成で抑制することが可能な端末システム及び携帯端末を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、携帯端末と、前記携帯端末を載置可能な置台とを有する端末システムであって、携帯端末は、電子部品を収容する筐体と、前記筐体の長手方向又は短手方向の内、いずれかの方向の一端側の壁部において、前記筐体の外部に露出する構成で配置される外部端子と、前記筐体に取り付けられるストラップと、を備え、前記ストラップは、可撓性部材と、前記可撓性部材に連結されると共に前記可撓性部材よりも硬質の部材として構成される硬質部材と、を有し、前記硬質部材は、前記筐体において前記いずれかの方向の前記一端側寄りに固定され、前記筐体の外壁部に沿って前記いずれかの方向の前記一端側から他端側に延びた固定構造となっており、前記硬質部材において前記いずれかの方向の前記他端側の端部寄りに、前記可撓性部材が連結されていることを特徴とする。
請求項1の発明は、携帯端末と、この携帯端末を載置可能な置台とを有する端末システムであって、携帯端末は、電子部品を収容する筐体と、筐体の長手方向又は短手方向の内、いずれかの方向の一端側の壁部において、筐体の外部に露出する構成で配置される外部端子と、筐体に取り付けられるストラップとを備えている。また、ストラップは、可撓性部材と、可撓性部材に連結されると共に可撓性部材よりも硬質の部材として構成される硬質部材とを有している。そして、硬質部材は、筐体においていずれかの方向の一端側寄りに固定され、筐体の外壁部に沿っていずれかの方向の一端側から他端側に延びた固定構造となっている。さらに、硬質部材においていずれかの方向の他端側の端部寄りに、可撓性部材が連結される構成となっている。この構成では、硬質部材は、携帯端末の外部端子付近に配置されるとともに、可撓性部材は、外部端子から離れた位置に配置されるので、ストラップが外部端子近傍で撓みにくくなりストラップの挟み込みを抑制することができる。また、可動部や別部材を必要としないため、より簡易な構成とすることができる。
請求項2の発明では、置台が、携帯端末の載置時に当該携帯端末の一端側の壁部を支持する底壁部と、携帯端末が置台に載置された場合に携帯端末の外部端子と接触する置台側端子とを備えて構成されている。そして、携帯端末が置台に対し外部端子と置台側端子とが接触する正規の載置状態で載置されているときに、硬質部材における可撓性部材側の部分が、携帯端末の一端側の壁部と置台の底壁部とが対向する対向領域の外側まで及ぶ構成となっている。この構成では、硬質部材における可撓性部材側の部分が、対向領域(携帯端末の端部と置台によって挟み込まれる部分)の外側に及んでいるため、可撓性部材がこの対向領域に配置されにくくなり、ストラップの挟み込みをより効果的に抑制することができる。
請求項3の発明では、携帯端末は、筐体の一端側の壁部に形成された第1開口部と、筐体において第1開口部よりも他端側寄りに形成された第2開口部とを備えており、第1開口部と第2開口部とが連通している。そして、ストラップは、少なくとも一部が筐体内において、第1開口部と第2開口部との間に配置される挿通部として構成され、挿通部の第2開口部側に続く構成で第2開口部から外側に延び出る延出部が設けられ、硬質部材が挿通部の他方側に続く構成で第1開口部側から第2開口部側に折り返されており、その折り返された硬質部材の一部が延出部に係合する構成で、筐体に取り付けられている。この構成では、比較的簡易な構成で、ストラップを筐体により確実に固定することができる。また、従来の携帯端末に設けられるストラップ孔を用いることができるため、大幅な設計変更が不要となる。
請求項4の発明では、携帯端末は、筐体の一端側の壁部に形成された第1開口部と、筐体において第1開口部よりも他端側寄りに形成された第2開口部とを備えており、第1開口部と第2開口部とが連通している。そして、ストラップは、少なくとも一部が筐体内において、第1開口部と第2開口部との間に配置される挿通部として構成され、挿通部の第2開口部側に続くと共に筐体に固定される構成で硬質部材が配置され、当該硬質部材に連結される構成で、可撓性部材が延びており、挿通部の他方側には、当該挿通部が第2開口部側へ抜けることを防止する抜け止め部が設けられている。この構成では、比較的簡易な構成で、ストラップを筐体により確実に固定することができる。また、従来の携帯端末のストラップ孔の構成をそれほど変更する必要が無く、大幅な設計変更が不要となる。
請求項5の発明によれば、請求項1と同様の効果を奏する携帯端末を実現できる。
図1は、第1実施形態に係る端末システムを概略的に例示する断面説明図である。 図2(A)は、第1実施形態に係る携帯端末を概略的に例示する平面図であり、図2(B)は、図2(A)の携帯端末の側面図である。 図3は、ストラップの取付構造を説明する断面説明図である。 図4は、置台の平面図である。 図5は、図4のA−A断面図である。 図6は、図4の置台の側面図である。 図7は、図4の置台の背面図である。 図8は、携帯端末が置台に載置された状態を説明する説明図である。 図9は、第1実施形態における第1変形例に係る端末システムを概略的に例示する断面説明図である。 図10は、第2実施形態に係る端末システムを概略的に例示する断面説明図である。
[第1実施形態]
以下、本発明の端末システムを具現化した第1実施形態について、図面を参照して説明する。
本実施形態に係る端末システム1は、図1に示すように、携帯端末2と、この携帯端末2を載置可能な置台30とを有している。携帯端末2は、携帯型の光学的情報読取装置(例えばバーコードリーダや二次元コードリーダ等)などから構成され、充電池によって駆動するように構成されている。また、置台30は、この携帯端末2内に設けられる充電池を充電可能な充電装置として構成されている。そして、携帯端末2のケース50には、ストラップ20が取り付けられている。
まず、携帯端末2について説明する。
携帯端末2は、図2に示すように、全体的に長手状に構成されており、長手状のケース50によって外郭が構成され、このケース50の内部に各種部品(各種電子部品等)が収容されている。ケース50は、主に第1ケース50aと第2ケース50bとから構成され、箱状形態をなしており、例えば樹脂材料などから形成されている。また、ケース50には電池(図示略)を収容する電池収容部(図示略)を開閉するための着脱可能な電池蓋(図示略)などが設けられている。なお、ケース50は、「筐体」の一例に相当する。
本実施形態では、ケース50の長手方向を上下方向とし、読取口7(後述)が形成された側を上方側、それとは反対側を下方側としている。また、ケース50の厚さ方向を前後方向とし、操作ボタン14や表示装置4が設けられた側を前方側、それとは反対側を後方側としている。また、これら上下方向及び前後方向と直交する方向を幅方向(短手方向)としている。なお、図1、図2等では上下方向をX軸方向として示しており、前後方向をY軸方向として示している。また、幅方向(短手方向)をZ軸方向として示している。さらに、ケース50の上方側の壁部を上壁部51、下方側の壁部を下壁部52、幅方向の各壁部を側壁部53a、53b、前方側の壁部を前壁部54、後方側の壁部を後壁部55としている。なお、下方側は、「一端側」の一例に相当し、上方側は、「他端側」の一例に相当する。また、下壁部52は、「一端側の壁部」の一例に相当する。
また、第2ケース50bの下方側には、充電池を充電するための携帯端末2側の端子である1対の外部端子57が、第2ケース50bの外側に露出して配置されている。そして、この1対の外部端子57を介してケース50の外部から充電池に電力を供給する経路が形成されるようになっている。
ケース50の上方側には、情報コードからの反射光を取り込む読取口7が形成されている。この読取口7は、ケース50の内部に外部からの光を取り込みうる開口形状となっており、その開口が透明部材(例えば透明の樹脂部材)によって閉塞された構成をなしている。
そして、ケース50の下壁部52には、第1開口部58が形成されている。また、この第1開口部58よりも上方側寄りに第2開口部59が形成されている。そして、第1開口部58と第2開口部59とが連通しており、これら第1開口部58と第2開口部59とによってストラップ20を取り付けるための取付部60が形成されている。なお、これら第1開口部58と第2開口部59の開口径は、ストラップ20が挿通可能な程度の大きさであればよく、ストラップ20の径(太さ)に合わせて適宜変更することができる。
また、携帯端末2には、ケース50から露出する形態で様々な部品が設けられている。例えば、ケース50の前面側(表面側)において、上側の位置(具体的には上方側半分の領域)には表示装置4が設けられている。さらに、前面側には、複数の操作ボタン14(数字キーや機能キー等)が設けられている。そして、ケース50の側面側(幅方向)には、読取指示用のトリガスイッチ13などが設けられている。ケース50の後壁部55(裏面)には、ストラップ20が取り付けられている。
ストラップ20は、可撓性部材22と、この可撓性部材22に連結されると共に可撓性部材よりも硬質の部材として構成される硬質部材23とを有して構成されている。
可撓性部材22は、紐状部材より構成されており、硬質部材23に連結され、ケース50に取り付けられたきに、使用者が携帯端末2を手に持った状態で手首に通すことが出来るぐらいの長さとなっている。この可撓性部材22の材質としては、例えば、綿などの天然繊維やポリエステルなどの合成繊維、皮革、硬質部材23よりも軟質の樹脂などを挙げることができ、可撓性を有して構成されている。可撓性部材22は、例えば表面が硬質部材23よりも軟質であり、撓み変形容易な構成となっており、特定の形状に自然復帰しないような構成となっている。なお、ストラップ20は、図1に示すように、可撓性部材22がループ形状に構成されていてもよい。
また、図2、図3、図8等に示すように、可撓性部材22は、硬質部材23と連結される側(取付部60側)とは反対側が、第2ケース50bに固定されていてもよい。例えば、可撓性部材22において硬質部材23と連結される位置から離れた位置に面ファスナーを設けると共に、第2ケース50bの上方側(硬質部材23よりも上方側の位置であり、例えば第2ケース50bの上下方向中間位置付近等)においても外部に露出させた形態で面ファスナーを設け、これらの面ファスナー(図示略。例えばマジックテープ(登録商標)など)を互いに係合させることで、可撓性部材22の一端側が第2ケース50bに固定されるようにしてもよい。なお、この場合は、第2ケース50bと可撓性部材22との間に、使用者の手が挿入可能となる程度に隙間が構成されるようになっているとよい。そして、この場合は、図8等に示すように、可撓性部材22は幅広のベルト形状に構成されているとよい。
硬質部材23は、可撓性部材22よりも硬質な樹脂材料や金属材料などから構成されている。図1、図3等の例では、例えば、ストラップ20の大部分が可撓性部材22によって構成され、可撓性部材22の一部(下壁部52寄りに固定される部位)を被覆するように硬質部材23が設けられている。また、可撓性部材22と硬質部材23には、互いに係合可能な面ファスナー(図示略)が設けられており、この面ファスナーによって互いに接触且つ連結されるようになっている。なお、図3中、αで示す部位は、可撓性部材22と硬質部材23とが係合している箇所を示しており、説明の便宜上、係合領域αと呼ぶ。なお、ここでは、硬質部材23の過半領域と可撓性部材22のケース外側の部分とが面ファスナー構造によって連結され、所定範囲にわたって接合される例を示したが、このように面ファスナーによる固定に限られるものではなく、例えば、接着材等の接着媒体によってこれらが接合されていてもよく、ねじ等の連結部材によってこれらが接合されていてもよい。
また、硬質部材23は、第2ケース50bの下方側寄りに固定されており、第2ケース50bの外壁部(後壁部55)に沿って、下方側から上方側へ延びた固定構造となっている。なお、硬質部材23は、第2ケース50bの外壁部に沿うように、予め形状が加工されていてもよい。また、第2ケース50bにおいて、下壁部52から後壁部55へと続く部位(すなわち、取付部60が形成されている部位であり、下壁部52と後壁部55との間の角部)は、硬質部材23が当該第2ケース50bに沿って配置されやすいように、丸みを持った形状(もしくは面取りされた形状)に形成されている。そして、硬質部材23において、上方側の端部寄りに、可撓性部材22が係合されている。
具体的にストラップ20は、図3等に示すように、一部が第1開口部58と第2開口部59との間に配置される挿通部24として構成され、この挿通部24の第2開口部59側に続く構成で第2開口部59から外側に延び出る延出部25が設けられている。また、挿通部24及び延出部25は、可撓性部材22によって構成されている。
そして、可撓性部材22は、図3等に示すように、挿通部24が取付部60に対して密着するように弛み無く固定されるように、硬質部材23と係合されている。具体的に、硬質部材23が挿通部24の他方側に続く構成で第1開口部58側から第2開口部59側に折り返されており、その折り返された硬質部材23の一部が延出部25に係合する構成で、第2ケース50bに取り付けられている(すなわち、図3中、αで示す領域で、硬質部材23が延出部25と係合している)。このように、挿通部24が取付部60に対して密着し、挿通部24と硬質部材23の下端部付近とによって第2ケース50bの一部(第1開口部58と第2開口部59の間の部分)をある程度強い力で挟み込むように可撓性部材22と硬質部材23が係合・連結されているため、硬質部材23の下端部側は、第2ケース50bの一部(第1開口部58と第2開口部59の間の部分)に密着した状態で固定される。更にこの密着・固定状態のときに、硬質部材23は、当該密着部分から第2ケース50bの壁面に沿って上方側に延びるように姿勢が保持されるようになっており、このような固定構造により、硬質部材23の上端部は、置台30への載置時に、常に後述する対向領域ARの上方側に延び出るようになっている。そして、このように硬質部材23が、常に上方側に延び出た姿勢で保持されるため、この硬質部材23の上端部から続く延出部25(より詳しくは、可撓性部材22において、硬質部材23に接合されない部分)は、少なくとも基点位置(硬質部材23に連結される位置)が、第2開口部59よりも上方側(より詳しくは、後述する対向領域ARよりも上方側)となるように携帯端末2に保持されることとなる。
このように、本構成では、硬質部材23は、ケース50の下端部寄りに所定姿勢(上方側に延び出た姿勢)で固定され、硬質部材23がケース50の外壁部に沿って当該ケース50の下端側から上端側に延びるような固定構造となっている。そして、このような硬質部材23において上端部寄りに、可撓性部材22(より詳しくは、可撓性部材22において、硬質部材23に接合されない部分)が連結されるようになっている。
次に、置台30について説明する。
置台30は、図1、図4〜7等に示すように、携帯端末2の載置時に当該携帯端末2の下壁部52(下方側の壁部)を支持する底壁部34と、携帯端末2が置台30に載置された場合に携帯端末2の1対の外部端子57と接触する1対の置台側端子32とを備えている。なお、図1は、携帯端末2が置台30に載置された載置状態を示している。
また、置台30は、携帯端末2を収容するための収容部33を備えて構成されている。この収容部33は、携帯端末2の外郭よりも若干大きい寸法で形成されている。なお、本実施形態では、収容部33において、携帯端末2が、脱着される方向を上下方向とし、携帯端末2を収容部33に対して上方側から差し込むことで置台30に携帯端末2が装着されるようになっている。また、携帯端末2が収容部33に収容されたときに、この携帯端末2の長手方向と直交する方向(上下方向と直交する方向)を前後方向としており、携帯端末2の表示画面4aが向く側を前方側、それとは反対側を後方側としている。
そして、収容部33は、携帯端末2の載置時に当該携帯端末2の一端側を支持する底壁部34と、この底壁部34から立ち上がるようそれぞれ設けられる前壁部35、後壁部36、側壁部37a、37bを備えている。
底壁部34には、上述したように、外部に一部が露出すると共に、収容部33内に突出する構成で設けられる1対の充電端子(置台側端子32)が備えられている。そして、携帯端末2が収容部33に収容されると、この充電端子(置台側端子32)は、携帯端末2の外部端子57に接触するように構成されている。
前壁部35は、底壁部34の前端側から立ち上がる構成をなしている。また、後壁部36は、底壁部34の後端側から立ち上がる構成をなしている。なお、後壁部36の高さは、携帯端末2が置台30に載置されたときに、携帯端末2の後方側の一部が隠れる程度であればよく、この後壁部36を設けない構成(図示略)とすることもできる。側壁部37a、37bは、底壁部34の前端と後端の間から立ち上がる構成をなしている。これら、底壁部34、前壁部35、後壁部36、側壁部37a、37bは、一体的に構成されていてもよく、それぞれ別体で構成されていてもよい。
そして、携帯端末2が置台30に対して、外部端子57と置台側端子32とが接触する正規の載置状態で載置されているときに(図1、図8等参照)、ストラップ20の硬質部材23における可撓性部材22側の部分(これを硬質部材23の一端部23aとする)が、携帯端末2の下壁部52と置台30とが対向する対向領域ARの外側まで及ぶ構成となっている。すなわち、硬質部材23の一端部23aが後壁部36の上端36aよりも外側に配置されている。このように、硬質部材23の一端部23aが形成されているので、携帯端末2が置台30に載置されたときに、第2開口部59から外側に延び出るストラップ20の延出部25がこの硬質部材23によって対向領域ARの外側まで案内されることとなるため、外部端子57と置台側端子32との間でのストラップ20の挟み込みを無くすことができる。
以上説明したように、本第1実施形態に係る端末システム1では、携帯端末2と、この携帯端末2を載置可能な置台30とを有している。そして、携帯端末2は、電子部品を収容するケース50と、ケース50の長手方向の一端側の壁部(下壁部52)において、ケース50の外部に露出する構成で配置される外部端子57と、ケース50に取り付けられるストラップ20とを備えている。また、ストラップ20は、可撓性部材22と、可撓性部材22に連結されると共に可撓性部材22よりも硬質の部材として構成される硬質部材23とを有している。そして、硬質部材23は、ケース50の下方側に固定され、ケース50の外壁部に沿って当該ケース50の下方側から上方側に延びた固定構造となっている。さらに、硬質部材23において上方側の端部寄りに、可撓性部材22が連結される構成となっている。この構成では、硬質部材23は、携帯端末2の外部端子57付近に配置されるとともに、可撓性部材22は、外部端子57から離れた位置に配置されるので、ストラップ20が外部端子57近傍で撓みにくくなりストラップ20の挟み込みを抑制することができる。また、可動部や別部材を必要としないため、より簡易な構成とすることができる。
また、置台30が、携帯端末2の載置時に当該携帯端末2の一端側の壁部(下壁部52)を支持する底壁部34と、携帯端末2が置台30に載置された場合に携帯端末2の外部端子57と接触する置台側端子32とを備えて構成されている。そして、携帯端末2が置台30に対し外部端子57と置台側端子32とが接触する正規の載置状態で載置されているときに、硬質部材23における可撓性部材22側の部分が、携帯端末2の一端側の壁部と置台30の底壁部34とが対向する対向領域ARの外側まで及ぶ構成となっている。この構成では、硬質部材23における可撓性部材22側の部分が、対向領域AR(携帯端末2の端部と置台30によって挟み込まれる部分)の外側に及んでいるため、可撓性部材22がこの対向領域ARに配置されにくくなり、ストラップ20の挟み込みをより効果的に抑制することができる。
また、携帯端末2は、ケース50の一端側の壁部(下壁部52)に形成された第1開口部58と、ケース50において第1開口部58よりも他端側寄り(上方側寄り)に形成された第2開口部59とを備えており、第1開口部58と第2開口部59とが連通している。そして、ストラップ20は、少なくとも一部がケース50内において、第1開口部58と第2開口部59との間に配置される挿通部24として構成され、挿通部24の第2開口部59側に続く構成で第2開口部59から外側に延び出る延出部25が設けられ、硬質部材23が挿通部24の他方側に続く構成で第1開口部58側から第2開口部59側に折り返されており、その折り返された硬質部材23の一部が延出部25に係合する構成で、ケース50に取り付けられている。この構成では、比較的簡易な構成で、ストラップ20をケース50により確実に固定することができる。また、従来の携帯端末に設けられるストラップ孔を用いることができるため、大幅な設計変更が不要となる。
次に、本発明の第1実施形態における第1変形例に係る端末システム101について、図9を参照して説明する。図9に示すように、本第1実施形態における第1変形例では、ストラップ120の硬質部材123の構成が異なる点以外は、上記第1実施形態と同様である。以下、これ以外の上記第1実施形態との相違点を中心に述べる。なお、上記第1実施形態と実質的に同一の構成部分には、同一符号を付し、その説明を省略する。
本第1変形例の硬質部材123は、上述した第1実施形態の硬質部材23よりもさらに携帯端末2の第2ケース50bの後壁部55に沿って、延出して配置されている。すなわち、本第1変形例の硬質部材123は、第1実施形態の硬質部材23よりも連結領域αが後壁部55に沿ってより広く設けられている。そして、硬質部材123の一端部123aは、後壁部36の上端36aからより離れた位置に配置されている。このように構成することで、外部端子57と置台側端子32との間でのストラップ20の挟み込みをより無くすことができる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態に係る端末システム201について、図10を参照して説明する。本第2実施形態では、図10に示すように、ストラップ220の硬質部材223の構成が異なる点以外は、上記第1実施形態と同様である。以下、これ以外の上記第1実施形態との相違点を中心に述べる。なお、上記第1実施形態と実質的に同一の構成部分には、同一符号を付し、その説明を省略する。
本第2実施形態のストラップ220は、一部がケース50内において、第1開口部58と第2開口部59との間に配置される挿通部24として構成され、挿通部24の第2開口部59側に続くと共に第2ケース50bに固定される構成で硬質部材223が配置され、当該硬質部材223に連結される構成で、可撓性部材22が延びている。そして、挿通部24の他方側には、当該挿通部24が第2開口部59側へ抜けることを防止する抜け止め部26が設けられている。
硬質部材223は、第1硬質部材223bと第2硬質部材223cとから構成されている。第1硬質部材223bは、第1開口部58側に配置されており、第2硬質部材223cは、第2開口部59側に配置されている。そして、第1硬質部材223bにより、抜け止め部26が構成されている。
抜け止め部26は、ねじ等の締結部材を用いずに、第1開口部58と嵌合するように設けられていてもよく、また、ねじ等の締結部材(図示略)によって第2ケース50bに締結されていてもよい。また、抜け止め部26は、第2ケース50bと接着剤等によって第2ケース50bに接着されて、第2ケース50bと一体的に(第2ケース50bの一部として)設けられていてもよい。
そして、第2硬質部材223cの長手方向上方側の端部(一端部223a)の位置関係は、第1実施形態と同じ構成とすることができ、一端部223aは、携帯端末2の下壁部52と置台30とが対向する対向領域ARの外側まで及ぶ構成となっている。
このように、第2実施形態の構成においても、硬質部材223における可撓性部材22側の部分が、対向領域AR(携帯端末2の端部と置台30によって挟み込まれる部分)の外側に及んでいるため、可撓性部材22がこの対向領域ARに配置されにくくなり、ストラップ220の挟み込みをより効果的に抑制することができる。
1、101、201…端末システム
2…携帯端末
20、120、220…ストラップ
22…可撓性部材
23、123、223…硬質部材
23a、123a…一端部
24…挿通部
25…延出部
26…抜け止め部
30…置台
32…置台側端子
50…ケース(筐体)
57…外部端子
58…第1開口部
59…第2開口部
AR…対向領域

Claims (5)

  1. 携帯端末と、前記携帯端末を載置可能な置台とを有する端末システムであって、
    前記携帯端末は、
    電子部品を収容する筐体と、
    前記筐体の長手方向又は短手方向の内、いずれかの方向の一端側の壁部において、前記筐体の外部に露出する構成で配置される外部端子と、
    前記筐体に取り付けられるストラップと、
    を備え、
    前記ストラップは、可撓性部材と、前記可撓性部材に連結されると共に前記可撓性部材よりも硬質の部材として構成される硬質部材と、を有し、
    前記硬質部材は、前記筐体において前記いずれかの方向の前記一端側寄りに固定され、前記筐体の外壁部に沿って前記いずれかの方向の前記一端側から他端側に延びた固定構造となっており、
    前記硬質部材において前記いずれかの方向の前記他端側の端部寄りに、前記可撓性部材が連結されていることを特徴とする端末システム。
  2. 前記置台は、
    前記携帯端末の載置時に当該携帯端末の前記一端側の壁部を支持する底壁部と、
    前記携帯端末が前記置台に載置された場合に前記携帯端末の前記外部端子と接触する置台側端子と、
    を備え、
    前記携帯端末が前記置台に対し前記外部端子と前記置台側端子とが接触する正規の載置状態で載置されているときに、前記硬質部材における前記可撓性部材側の部分が、前記携帯端末の前記一端側の壁部と前記置台の前記底壁部とが対向する対向領域の外側まで及ぶ構成であることを特徴とする請求項1に記載の端末システム。
  3. 前記携帯端末は、前記筐体の前記一端側の壁部に形成された第1開口部と、前記筐体において前記第1開口部よりも前記他端側寄りに形成された第2開口部と、を備え、前記第1開口部と前記第2開口部とが連通しており、
    前記ストラップは、少なくとも一部が前記筐体内において、前記第1開口部と前記第2開口部との間に配置される挿通部として構成され、前記挿通部の前記第2開口部側に続く構成で前記第2開口部から外側に延び出る延出部が設けられ、前記硬質部材が前記挿通部の他方側に続く構成で前記第1開口部側から前記第2開口部側に折り返されており、その折り返された前記硬質部材の一部が前記延出部に係合する構成で、前記筐体に取り付けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の端末システム。
  4. 前記携帯端末は、前記筐体の前記一端側の壁部に形成された第1開口部と、前記筐体において前記第1開口部よりも前記他端側寄りに形成された第2開口部と、を備え、前記第1開口部と前記第2開口部とが連通しており、
    前記ストラップは、少なくとも一部が前記筐体内において、前記第1開口部と前記第2開口部との間に配置される挿通部として構成され、前記挿通部の前記第2開口部側に続くと共に前記筐体に固定される構成で前記硬質部材が配置され、当該硬質部材に連結される構成で、前記可撓性部材が延びており、前記挿通部の他方側には、当該挿通部が前記第2開口部側へ抜けることを防止する抜け止め部が設けられていること特徴とする請求項1又は請求項2に記載の端末システム。
  5. 電子部品を収容する筐体と、
    前記筐体の長手方向又は短手方向の内、いずれかの方向の一端側の壁部において、前記筐体の外部に露出する構成で配置される外部端子と、
    前記筐体に取り付けられるストラップと、
    を備え、
    前記ストラップは、可撓性部材と、前記可撓性部材に連結されると共に前記可撓性部材よりも硬質の部材として構成される硬質部材と、を有し、
    前記硬質部材は、前記筐体において前記いずれかの方向の前記一端側寄りに固定され、前記筐体の外壁部に沿って前記いずれかの方向の前記一端側から他端側に延びた固定構造となっており、
    前記硬質部材において前記いずれかの方向の前記他端側の端部寄りに、前記可撓性部材が連結されていることを特徴とする携帯端末。
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