JP3179733U - ストラップ、その取付部材及びストラップ付き電子機器 - Google Patents
ストラップ、その取付部材及びストラップ付き電子機器 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】ストラップ紐を通すための通し孔の有無に関わらず、ストラップを電子機器に簡単に着脱可能に取り付けることができるストラップ付の携帯可能な電子機器を提供する。
【解決手段】携帯可能な電子機器31又はその収納ケースに取り付けられるストラップを、ストラップ本体14と、ストラップ本体14の基端に設けられた取付部材11とから構成する。取付部材11は、ストラップ用面ファスナ12を有している。このストラップ用面ファスナ12を、電子機器又31はそのケースに取り付けられた機器用面ファスナ21と係合させることによって、着脱可能にストラップ10を電子機器31又その収納ケースに取り付ける。
【選択図】図1
【解決手段】携帯可能な電子機器31又はその収納ケースに取り付けられるストラップを、ストラップ本体14と、ストラップ本体14の基端に設けられた取付部材11とから構成する。取付部材11は、ストラップ用面ファスナ12を有している。このストラップ用面ファスナ12を、電子機器又31はそのケースに取り付けられた機器用面ファスナ21と係合させることによって、着脱可能にストラップ10を電子機器31又その収納ケースに取り付ける。
【選択図】図1
Description
本考案は、携帯可能な電子機器に対してストラップを取り付ける新たな構造を提供するものであり、ストラップ、ストラップ付き電子機器及びストラップの取付部材に関するものである。
携帯電話器などの携帯可能な電子機器には、特許文献1、2等に示されるストラップを取り付けて使用することが多い。そのため、携帯電話器には、ストラップの基端に備えられた取付用の細いストラップ紐を通すための、通し孔が形成されているものが一般的であった。
特許文献1は、携帯電話器用ストラップに電磁波防止機能と身体健康化機能を持たすことを提案するものであり、携帯電話器にストラップの基端を通し孔に通して固定し、ストラップの先端に、ベース材の片面または両表面に電磁波吸収減衰体を塗布被覆して設けたものを開示する。このベース材には面ファスナーを設け、この面ファスナに着脱可能に係合する面ファスナをキャップブラケットに設ける。そして、キャップブラケットを携帯電話器のアンテナに装着し、面ファスナ同士を係合させることで、携帯電話器のアンテナに電磁波吸収減衰機能を備えたベース材を取り付けるものである。このように、特許文献1にあっては、携帯電話器用のストラップの基端を通し孔に固定して、携帯電話器用のストラップの先端(自由端)側に面ファスナを設けることで、他の物品をストラップの先端(自由端)に取り付けることができるようにすることを開示するものである。
特許文献2は、ループ状に形成されたストラップ帯体と、その基端側に備えられたストラップ紐とを備えた携帯電話器用のストラップにおいて、ストラップ帯体の外周面の全部もしくは一部に面ファスナを備るようにした携帯電話器用ストラップを開示するものである。この面ファスナによって、摩擦抵抗が増すため、携帯電話器用ストラップのストラップ帯体を手で直接把持、またはストラップ帯体をベルト等に通している場合にも、滑りにくく、不用意に携帯電話器を落してしまうことを防止できる。また、この面ファスナに係合する面ファスナを自動車のダッシュボードに取り付けておくことによって、携帯電話器をダッシュボードに固定することができることも開示されている。このように、特許文献2にあっては、携帯電話器用のストラップの基端を通し孔に固定して、携帯電話器用のストラップの先端(自由端)側のストラップ帯体に面ファスナを設けることで、携帯電話器用のストラップの先端(自由端)を適当な箇所に着脱可能に固定できるようにすること開示するものである。
このように、特許文献1や2の携帯電話器用のストラップは、ストラップの先端(自由端)側のストラップ帯体に面ファスナを設けることで、携帯電話器用のストラップの先端(自由端)に他の物品を取り付けることができるようにしたり、ストラップの先端(自由端)を適当な箇所に着脱可能に固定できるようにしたものであったが、ストラップの基端にはストラップ紐を設けて、これを携帯電話器機の通し孔に通して携帯電話器に取り付けることを前提としている。
ところが、スマートフォンやタブレットパソコン、音楽プレーヤー、電子ゲーム機器などでは、上記のような通し孔が形成されていないものも多い。このように、通し孔を備えていない携帯可能な電子機器にあっては、ストラップを取り付けることができない。
ところが、スマートフォンやタブレットパソコン、音楽プレーヤー、電子ゲーム機器などでは、上記のような通し孔が形成されていないものも多い。このように、通し孔を備えていない携帯可能な電子機器にあっては、ストラップを取り付けることができない。
本考案は、ストラップ紐を通すための通し孔の有無に関わらず、ストラップを電子機器に簡単に着脱可能に取り付けることができるようにすることを課題とする。
本考案は、携帯可能な電子機器又は前記電子機器を収納するケースに取り付けられるストラップにおいて、ストラップ本体と、前記ストラップ本体の基端に設けられた取付部材とを備え、前記取付部材はストラップ用面ファスナを有しており、前記ストラップ用面ファスナを、前記電子機器又は前記ケースに取り付けられた機器用面ファスナと係合させることによって、前記電子機器又は前記ケースに前記ストラップ本体の基端を着脱可能に固定するようにしたことを特徴とするストラップを提供する。
また、本考案は、携帯可能な電子機器又は前記電子機器を収納するケースにストラップを取り付けるための取付部材において、少なくとも1つの面に設けられた面ファスナと、前記ストラップの基端側を挿通して固定する挿通孔とを備え、前記ストラップの基端側を前記挿通孔に通して固定すると共に、前記面ファスナを、前記電子機器又は前記ケースに取り付けられた機器用面ファスナと係合させることによって、前記電子機器又は前記ケースに前記ストラップの基端を着脱可能に固定するようにしたことを特徴とするストラップ取付部材を提供する。
前記取付部材は、支持部と、前記支持部に設けられた前記面ファスナとを備え、前記支持部は、ぬいぐるみ、ワッペン、キャラクター表示体、カードホルダーとからなる群から選択された少なくとも1種とすることができる。
また、本考案は、携帯可能な電子機器と、前記電子機器又は前記電子機器を収納するケースに対して着脱可能に貼り付けられる固定シートと、ストラップとを備え、固定シートは、一方の面に機器用面ファスナを備え、他方の面に粘着部を備え、前記粘着部を前記電子機器又は前記ケースに着脱可能に貼り付けることで、前記電子機器又は前記ケースに取り付けられるものであり、前記ストラップは、ストラップ本体と、前記ストラップ本体の基端に設けられた取付部材とを備え、前記取付部材はストラップ用面ファスナを有しており、前記ストラップ用面ファスナを、前記電子機器又は前記ケースに取り付けられた機器用面ファスナと係合させることによって、前記電子機器又は前記ケースに前記ストラップ本体の基端を着脱可能に固定したことを特徴とするストラップ付きの携帯可能な電子機器を提供する。
前記電子機器は、スマートフォン、タブレットパソコン、携帯電話器、音楽プレーヤー、電子ゲーム機器から選択された一つとすることができる。
前記電子機器は、スマートフォン、タブレットパソコン、携帯電話器、音楽プレーヤー、電子ゲーム機器から選択された一つとすることができる。
本考案は、携帯可能な電子機器又は前記電子機器を収納するケースに取り付けられるストラップにおいて、ストラップ本体の基端に設けられた取付部材にストラップ側の面ファスナを有しているため、ストラップ側の面ファスナを、電子機器又はケースに取り付けられた機器側の面ファスナと係合させることによって、電子機器又はケースにストラップ本体の基端を着脱可能に固定することができる。
また、本考案は、上記のストラップの実施に用いるストラップ用の取付部材を提供することができたものである。
また、本考案は、上記のストラップの実施に用いるストラップ用の取付部材を提供することができたものである。
また、本考案は、スマートフォン、タブレットパソコン、携帯電話器、音楽プレーヤー、電子ゲーム機器などの形態可能な電子機器において、ストラップ紐を通すための通し孔が形成されているか否かに関わらず、ストラップを簡単に設けることが出来るようになったものである。
また取付部材は、ぬいぐるみ、ワッペン、キャラクター表示体、カードホルダーなどの種々の形状や機能を有する支持部を備えたものとすることによって、ストラップの装飾性や機能性を高めることができる。
以下、図面に基づき本願発明の実施の形態を説明する。
(概要)本考案の実施の形態に係るストラップ10は、電子機器31又は、電子機器31を収納するケース32に取り付けて用いる。この取り付けには、ストラップ側に設けられたストラップ用面ファスナ12と、電子機器31側に設けられた機器用面ファスナ21とを係脱させることによって、着脱可能に固定する
(電子機器)まず、このストラップ10が取り付けられる電子機器31について説明する。電子機器は、図1、図2に示したスマートフォンの他、タブレットパソコン、携帯電話器、音楽プレーヤー、電子ゲーム機器などの形態可能な各種電子機器を用いることができる。
(固定シート)この電子機器31又はケース32には、その背面側に、固定シート20が取り付けられる。固定シート20は、一方の面に機器用面ファスナ21を備え、他方の面に粘着部22を備える。この粘着部22は、機器用面ファスナ21の裏面に粘着剤を塗工したものである。この粘着剤には、ゴム系粘着剤、アクリル系粘着剤、シリコーン系粘着剤、ウレタン系粘着剤などの種々の種類を選択して用いることができるが、ウレタン系粘着剤などの再剥離性の強いものが望ましい。再剥離性を持たせることによって、固定シート20を種々の場所や位置に貼り付け直すことができるため、使用者の好みや用途の変更に対応することができる点で有利である。機器用面ファスナ21はストラップ用面ファスナ12と対となって用いられるもので、両者が面的に着脱できるものである。機器用面ファスナ21とストラップ用面ファスナ12とは、何れか一方にフック状の多数の起毛を備え、他方にループ状の多数の起毛を備えるもので、これらのフックとループが係合して、着脱可能に面状に係合するものである。また、フックとループとの両方が密集して設けられた雌雄同体のものであってよい。この固定シート20の粘着部22を、電子機器31又はケース32の背面等の適宜箇所に貼り付けることによって、電子機器31に機器用面ファスナ21を配置することができる。
(ストラップ)ストラップ10は、ストラップ本体14と、ストラップ本体14の基端に設けられた取付部材11とを備える。さらに、図1、図2に示す例では、ストラップ本体14の先端に種々の形状の装飾体15を備える。この装飾体15には、スマートフォンや携帯電話器の画像表示面を綺麗にするクリーナーを備えたものも、好適に採用できる。
(取付部材)取付部材11は、前記の機器用面ファスナ21に係合するストラップ用面ファスナ12を有している。そして、このストラップ用面ファスナ12を機器用面ファスナ21に係合させることによって、電子機器31又はケース32に前記ストラップ本体の基端を着脱可能に固定することができる。従って、ストラップの基端に備えられた取付用の細いストラップ紐を通すための通し孔の有無に関わらず、いずれの電子機器31やケース32にもストラップ10を取り付けることができる。
この取付部材11は、図3に示すように、シート状の支持部13と、その一方の面に設けられたストラップ用面ファスナ12とを備える。そして、支持部13の端には、ストラップ10の基端側を挿通して固定するための挿通孔16が形成されている。支持部13の形状は、図3(A)〜(C)に示した4角形状のものや、図3(E)、(F)に示した円形のものの他、他の多角形や、楕円形等々、種々のものに変更して実施できる。また、挿通孔16についても、図3(A)、(D)、(E)に示した円形のものや、図3(C)、(F)に示した長細いものなど、適宜変更して実施できる。支持部13の材質は、合成術シートの他、皮革、布、不織布、木材等々、ストラップ用面ファスナ12を設けることができるものであればよく、特に制限はない。ストラップ用面ファスナ12と反対側の面に、前述のクリーナーを備えることもでき、また、種々のイラスト、写真、文字などの表示部としておいてもよい。
(変更例)上記の例の他、取付部材11は種々変更して実施することができる。
例えば、図4に示すように、取付部材11の形状を、ワッペンや、アニメ等のキャラクターの表示体にすることもできる。その際、ストラップ用面ファスナ12は、支持部13の裏面の全体に設けることもできるが、その一部にのみ設けるようにしてもよい。
例えば、図4に示すように、取付部材11の形状を、ワッペンや、アニメ等のキャラクターの表示体にすることもできる。その際、ストラップ用面ファスナ12は、支持部13の裏面の全体に設けることもできるが、その一部にのみ設けるようにしてもよい。
上記の各例では、支持部13の形状は、平面的なものであったが、図5に示すように、立体的なものとすることもできる。この支持部13は、動物やキャラクターなどを模した縫いぐるみとして実施されたものであり、その背面側にストラップ用面ファスナ12が設けられている。このストラップ用面ファスナ12を電子機器31に固定した機器用面ファスナ21と係合することによって、電子機器31の背面側に対して、縫いぐるみ形状の取付部材11を、着脱可能に固定したものである。この取付部材11は、チェーン状のストラップ本体14の基端に設けられたものであり、ストラップ本体14の先端には係止部材17が設けられている。
図6に示す例は、取付部材11に機能性を持たせたものである。具体的には、名刺などを挿入して表示できるカードホルダーとして実施されている。この取付部材11であるカードホルダーは、透明の合成樹脂シートなどで構成され、上部にカードを挿入できる差込孔を有するものである。そして、その背面に、ストラップ用面ファスナ12が設けられたものである。この取付部材11にも、挿通孔16が設けられ、挿通孔16には、ストラップ本体14の基端側と、リングなどで接続されている。このストラップ本体14は、図7(A)に示すように、使用者41が首からかけられるような、長い帯状のストラップとして実施されている。このストラップ用面ファスナ12に、スマートフォンやタブレットパソコンなどの電子機器31に設けれられた機器用面ファスナを係合させることによって、電子機器31を首からかけて使用できるようになる。これによって、スマートフォンやタブレットパソコンなどの電子機器31を、使用者41の正面に吊り下げて、簡単なプレゼンテーションを行なうこともできる。また、図7(B)に示すように、挿通孔16を利用して、取付部材11を、壁面42に設けたフック43から吊り下げるようにすると、スマートフォンやタブレットパソコンなどの電子機器31を簡単に壁面に取り付けることができる。以上のように、本考案は、種々の利用方法によって、電子機器をより便利に使用できるようにしたストラップ、ストラップ取付部材、並び、ストラップ付き電子機器を提案するものである。
10 ストラップ
11 取付部材
12 ストラップ用面ファスナ
13 支持部
14 ストラップ本体
16 挿通孔
20 固定シート
21 機器用面ファスナ
22 粘着部
31 電子機器
32 ケース
11 取付部材
12 ストラップ用面ファスナ
13 支持部
14 ストラップ本体
16 挿通孔
20 固定シート
21 機器用面ファスナ
22 粘着部
31 電子機器
32 ケース
Claims (5)
- 携帯可能な電子機器又は前記電子機器を収納するケースに取り付けられるストラップにおいて、
ストラップ本体と、前記ストラップ本体の基端に設けられた取付部材とを備え、
前記取付部材はストラップ用面ファスナを有しており、前記ストラップ用面ファスナを、前記電子機器又は前記ケースに取り付けられた機器用面ファスナと係合させることによって、前記電子機器又は前記ケースに前記ストラップ本体の基端を着脱可能に固定するようにしたことを特徴とするストラップ。 - 携帯可能な電子機器又は前記電子機器を収納するケースにストラップを取り付けるための取付部材において、
少なくとも1つの面に設けられた面ファスナと、前記ストラップの基端側を挿通して固定する挿通孔とを備え、
前記ストラップの基端側を前記挿通孔に通して固定すると共に、前記面ファスナを、前記電子機器又は前記ケースに取り付けられた機器用面ファスナと係合させることによって、前記電子機器又は前記ケースに前記ストラップの基端を着脱可能に固定するようにしたことを特徴とするストラップ取付部材。 - 前記取付部材は、支持部と、前記支持部に設けられた前記面ファスナとを備え、
前記支持部は、ぬいぐるみ、ワッペン、キャラクター表示体、カードホルダーとからなる群から選択された少なくとも1種であることを特徴とする請求項2記載のストラップ取付部材。 - 携帯可能な電子機器と、前記電子機器又は前記電子機器を収納するケースに対して着脱可能に貼り付けられる固定シートと、ストラップとを備え、
固定シートは、一方の面に機器用面ファスナを備え、他方の面に粘着部を備え、前記粘着部を前記電子機器又は前記ケースに着脱可能に貼り付けることで、前記電子機器又は前記ケースに取り付けられるものであり、
前記ストラップは、ストラップ本体と、前記ストラップ本体の基端に設けられた取付部材とを備え、
前記取付部材はストラップ用面ファスナを有しており、前記ストラップ用面ファスナを、前記電子機器又は前記ケースに取り付けられた機器用面ファスナと係合させることによって、前記電子機器又は前記ケースに前記ストラップ本体の基端を着脱可能に固定したことを特徴とするストラップ付きの携帯可能な電子機器。 - 前記電子機器は、スマートフォン、タブレットパソコン、携帯電話器、音楽プレーヤー、電子ゲーム機器から選択された一つであることを特徴とする請求項4記載の携帯可能な電子機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012005398U JP3179733U (ja) | 2012-09-04 | 2012-09-04 | ストラップ、その取付部材及びストラップ付き電子機器 |
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JP2012005398U JP3179733U (ja) | 2012-09-04 | 2012-09-04 | ストラップ、その取付部材及びストラップ付き電子機器 |
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JP2012005398U Expired - Fee Related JP3179733U (ja) | 2012-09-04 | 2012-09-04 | ストラップ、その取付部材及びストラップ付き電子機器 |
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JP (1) | JP3179733U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015076997A (ja) * | 2013-10-09 | 2015-04-20 | 株式会社デンソーウェーブ | 端末システム及び携帯端末 |
-
2012
- 2012-09-04 JP JP2012005398U patent/JP3179733U/ja not_active Expired - Fee Related
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