JP6169511B2 - コメント文章に基づいて投稿者の心理遷移を分析する装置、プログラム及び方法 - Google Patents

コメント文章に基づいて投稿者の心理遷移を分析する装置、プログラム及び方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6169511B2
JP6169511B2 JP2014046000A JP2014046000A JP6169511B2 JP 6169511 B2 JP6169511 B2 JP 6169511B2 JP 2014046000 A JP2014046000 A JP 2014046000A JP 2014046000 A JP2014046000 A JP 2014046000A JP 6169511 B2 JP6169511 B2 JP 6169511B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
psychological
advertisement information
keyword
state
contributor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2014046000A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015170244A (ja
Inventor
池田 和史
和史 池田
服部 元
元 服部
滝嶋 康弘
康弘 滝嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KDDI Corp
Original Assignee
KDDI Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KDDI Corp filed Critical KDDI Corp
Priority to JP2014046000A priority Critical patent/JP6169511B2/ja
Priority to PCT/JP2015/056970 priority patent/WO2015137321A1/ja
Priority to CN201580011398.1A priority patent/CN106062809A/zh
Publication of JP2015170244A publication Critical patent/JP2015170244A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6169511B2 publication Critical patent/JP6169511B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q10/00Administration; Management
    • G06Q10/10Office automation; Time management
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q50/00Information and communication technology [ICT] specially adapted for implementation of business processes of specific business sectors, e.g. utilities or tourism
    • G06Q50/01Social networking

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Strategic Management (AREA)
  • Entrepreneurship & Innovation (AREA)
  • Human Resources & Organizations (AREA)
  • Operations Research (AREA)
  • Economics (AREA)
  • Marketing (AREA)
  • Data Mining & Analysis (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Tourism & Hospitality (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Business, Economics & Management (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Description

本発明は、例えばSNS(Social Networking Service)のようなコミュニケーションサイトサーバに投稿されるコメント文章を分析する技術に関する。
近年、不特定多数の第三者によって、SNSサイトサーバを介して、自らのコメント文章(テキスト情報)を活発に発信することができる。SNSサイトサーバは、1人のユーザによって投稿されたコメント文章を、グループからなる多数のユーザへ公開する。例えばfacebook(登録商標)やtwitter(登録商標)、***+(登録商標)、mixi(登録商標)があり、一般にミニブログサイトとも称される。
一方で、ユーザによって発信されるコメント文章には、そのユーザ自身の心理状態が、意識的又は無意識的に含まれている場合が多い。特に、マーケティングによれば、商品役務に関するユーザの心理的な発言を分析することが所望される。具体的には、ユーザのコメント文章と、そのユーザのプロフィール情報とを収集し、プロフィール項目に応じた多数のコメント文章の傾向を分析することができる。同じ商品等であっても、ユーザのプロフィール情報(年代、性別、趣味等)によっては、そのコメント文章の内容が異なるものとなるからである。
従来、ユーザからSNSやブログサイトへ投稿されたコメント文章に基づいて、そのユーザに広告情報を提示する技術がある(例えば特許文献1参照)。この技術によれば、特定の商品役務に対して言及したユーザを発見し、そのユーザへ当該商品役務に関する広告情報を配信することができる。
また、SNSにおける特定ユーザの投稿内容を遡って収集し、それら投稿内容に出現する単語の特徴から、当該ユーザのプロフィール情報(年代、性別など)を推定する技術もある(例えば特許文献2参照)。この技術によれば、ユーザの固定的な情報を推定することができる。
更に、特定の商品役務に関する投稿数の時系列変化をモデル化することによって、将来的な投稿数の変化を予測する技術もある(例えば特許文献3参照)。この技術によれば、膨大な数のユーザの傾向を予測することができる。
特開2013−004027号公報 特開2013−196070号公報 特開2006−227965号公報
特許文献1に記載の技術によれば、ユーザにとって唐突に配信される広告情報は、一般的に煩わしく受け止められやすい。即ち、ユーザ自身その商品役務の購入意志が有る場合、その広告情報は好意的に受け入れられるが、その商品役務の購入意志が無い場合、その広告情報は煩わしいものとなる。即ち、広告情報の効果は、当該商品役務に対するユーザの心理状態によって大きく異なるものとなってしまう。
特許文献2に記載の技術によれば、ユーザについて時系列に変化する情報の推定については全く想定されていない。
特許文献3に記載の技術によれば、ユーザ毎の傾向を予測するものではない。
図1は、従来技術におけるシステム構成図である。
図1によれば、不特定多数の第三者は、各自の端末3を用いて、インターネットを介してSNSサイトサーバ2へ、コメント文章を送信することができる。
(S11)ユーザは、a社スマホに少しだけ「注目」(Attention)している程度の心理状態にあるときに、コメント文章「a社スマホのCMよく見るなあ」を、SNSサイトサーバ2へ発信したとする。
(S12)このユーザによって投稿されたコメント文章は、例えばa社の広告配信サーバ4によって取得されたとする。
(S13)このとき、広告配信サーバ4が、当該ユーザの端末3へ、スマホを売り込むための広告情報「スマホが実質0円!お得なクーポンはこちら!http://www・・・」を送信する。
(S14)ユーザは、a社スマホに少しだけ「注目」した程度の心理状態である。そのために、端末3に表示された広告情報を閲覧したユーザは、その広告情報を煩わしく感じることとなる。
逆に、a社スマホを直ぐに購入したいと「記憶」(Memory)しているような心理状態であれば、その広告情報にお得感を持つこととなる。
これに対し、本願の発明者らは、SNSに投稿された商品役務に関するコメント文章から、ユーザの心理状態を推定することはできないか?と考えた。例えば当該商品役務に対するユーザの購買行動の心理状態を推定することができれば、適切な広告情報を当該ユーザに配信することができるのではないか?と考えた。
そこで、本発明は、ユーザから発信されたコメント文章に基づいて、商品役務等の対象キーワードに対する当該ユーザの心理状態の遷移を分析する装置、プログラム及び方法を提供することを目的とする。
本発明によれば、投稿者毎に、発信されたコメント文章から、商品役務に基づく対象キーワードに対する心理遷移を分析するように、装置に搭載されたコンピュータを機能させるプログラムであって、
各心理状態に対応した広告情報を予め蓄積する広告情報蓄積手段と、
心理状態毎に、心理キーワードを予め登録した心理キーワード辞書手段と、
投稿者毎に、対象キーワードを含むコメント文章を取得するコメント文章取得手段と、
投稿者毎に、コメント文章に、心理キーワード辞書手段の心理キーワードが含まれている場合、当該心理キーワードの心理状態を出力する心理状態判定手段と、
投稿者毎に、心理状態を時系列に並べた心理遷移を出力する心理遷移判定手段と
広告情報蓄積手段を用いて、現在までの時系列の心理遷移に応じた広告情報を検索し、該広告情報を当該投稿者へ提示する広告情報提示手段と
してコンピュータを機能させることを特徴とする。
本発明のプログラムにおける他の実施形態によれば、
心理キーワード辞書手段は、心理状態を、AIDMA(Attention:注目->Interest:興味->Desire:欲望->Memory:記憶->Action:行動)モデルに対応させており、心理状態毎に、対象キーワードに対する心理キーワードを登録する
ようにコンピュータを機能させることも好ましい。
本発明のプログラムにおける他の実施形態によれば、
心理状態には、A->I->D->M->Aの順に大きくなる数値が割り当てられており、
時系列の心理遷移は、心理状態の数値を時系列に並べたものである
ようにコンピュータを機能させることも好ましい。
本発明のプログラムにおける他の実施形態によれば、
コメント文章に、発信時刻が含まれており、
心理状態判定手段は、心理キーワードを含むコメント文章の発信時刻も、当該心理状態と共に出力し、
心理遷移判定手段は、時系列に並ぶ心理状態の間に、経過時間間隔を登録しており、
時系列の心理遷移は、時系列に並ぶ数値に対して、前段の経過時間間隔が長くなるほど当該数値に対する重みを小さくし、前段の経過時間間隔が短くなるほど当該数値に対する重みを大きくする
ようにコンピュータを機能させることも好ましい。
本発明のプログラムにおける他の実施形態によれば、
心理遷移判定手段は、時系列に並ぶ数値を、前段所定範囲の移動平均値とする
ようにコンピュータを機能させることも好ましい。
本発明によれば、投稿者毎に、発信されたコメント文章から、商品役務に基づく対象キーワードに対する心理遷移を分析する装置であって、
各心理状態に対応した広告情報を予め蓄積する広告情報蓄積手段と、
心理状態毎に、心理キーワードを予め登録した心理キーワード辞書手段と、
投稿者毎に、対象キーワードを含むコメント文章を取得するコメント文章取得手段と、
投稿者毎に、コメント文章に、心理キーワード辞書手段の心理キーワードが含まれている場合、当該心理キーワードの心理状態を出力する心理状態判定手段と、
投稿者毎に、心理状態を時系列に並べた心理遷移を出力する心理遷移判定手段と
広告情報蓄積手段を用いて、現在までの時系列の心理遷移に応じた広告情報を検索し、該広告情報を当該投稿者へ提示する広告情報提示手段と
を有することを特徴とする。
本発明によれば、投稿者毎に、発信されたコメント文章から、商品役務に基づく対象キーワードに対する心理遷移を分析する装置の心理分析方法であって、
装置は、
各心理状態に対応した広告情報を予め蓄積する広告情報蓄積部と、
心理状態毎に、心理キーワードを予め登録した心理キーワード辞書部と
を有し、
投稿者毎に、対象キーワードを含むコメント文章を取得する第1のステップと、
投稿者毎に、コメント文章に、心理キーワード辞書の心理キーワードが含まれている場合、当該心理キーワードの心理状態を出力する第2のステップと、
投稿者毎に、心理状態を時系列に並べた心理遷移を出力する第3のステップと、
広告情報蓄積部を用いて、現在までの時系列の心理遷移に応じた広告情報を検索し、該広告情報を当該投稿者へ提示する第4のステップと
を有することを特徴とする。
本発明の装置、プログラム及び方法によれば、ユーザから発信されたコメント文章に基づいて、商品役務等の対象キーワードに対する当該ユーザの心理状態の遷移を分析することができる。また、ユーザ毎に、当該対象キーワードに対する心理状態の遷移に応じて、そのユーザに適切な広告情報を送信することができる。
従来技術におけるシステム構成図である。 本発明におけるシステム構成図である。 本発明における心理遷移分析装置の機能構成図である。 コメント文章を表す説明図である。 本発明における広告情報の配信シーケンスである。
以下では、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。
図2は、本発明におけるシステム構成図である。
図2によれば、図1と比較して、本発明の心理遷移分析装置1がインターネットに接続されている。心理遷移分析装置1は、インターネットを介してSNSサイトサーバ2と通信する。心理遷移分析装置1は、SNSサイトサーバ2に対して、API(Application Programming Interface)を介して、投稿者毎のコメント文章を取得することができる。APIは、アプリケーションサービスの機能を利用するための規則インタフェースであって、種々のサーバ毎に異なるものとして用意されている。
尚、心理遷移分析装置1が、コメント文章を予めデータベースに蓄積したものであってもよい。即ち、心理遷移分析装置1が、SNSサイトサーバ2と通信することを必須とするものではない。
図2によれば、心理遷移分析装置1は、ユーザから発信されたコメント文章から、心理状態を推定し、その心理状態に応じた広告情報を、ユーザの端末3へ送信することができる。
(S21)ユーザは、a社スマホに少しだけ「注目」(Attention)している程度の心理状態にあるときに、コメント文章「a社スマホのCMよく見るなあ」を、SNSサイトサーバ2へ発信したとする。
(S22)このユーザによって投稿されたコメント文章は、心理遷移分析装置1によって取得されたとする。
(S23)このとき、心理遷移分析装置1は、「a社スマホ」に対して、そのコメント文章に含まれる心理状態を分析する。ここで、そのユーザは、a社スマホに少しだけ「注目」した程度の心理状態に過ぎないと判定される。そうすると、心理遷移分析装置1は、スマホのラインナップを紹介する程度の広告情報「a社スマホのラインナップは、こちらからどうぞ http://www・・・」を送信する。
(S24)端末3に表示された広告情報を閲覧したユーザは、控えめな広告情報を比較的煩わしく感じることがなく、逆に好感を持つこととなる。
図3は、本発明における心理遷移分析装置の機能構成図である。
本発明の心理遷移分析装置1は、投稿者毎に、発信されたコメント文章から、対象キーワードに対する心理遷移を分析することができる。心理遷移分析装置1は、通信インタフェース部と共に、心理キーワード辞書部101と、コメント文章取得部11と、心理状態判定部12と、心理遷移判定部13と、広告情報蓄積部102と、広告情報提示部14とを有する。通信インタフェース部を除くこれら機能構成部は、装置に搭載されたコンピュータを機能させるプログラムを実行することによって実現される。また、装置の心理遷移分析方法としても理解できる。
[心理キーワード辞書部101]
心理キーワード辞書部101は、心理状態毎に、心理キーワードを予め登録したものである。心理状態は、AIDMAモデルに対応させて、以下のような時系列に遷移させる。
認知段階: Attention:注目->
感情段階: Interest:興味->
Desire:欲望->
Memory:記憶->
行動段階: Action:行動
AIDMAモデルとは、広告宣伝に対する消費者の心理のプロセスを表す略語である。対象キーワード(対象となる商品役務)に関して、同一ユーザの発言を時系列に追跡することによって、経済学における購買心理状態の遷移モデルに当てはめて推定することができる。
心理キーワード辞書部101は、心理状態(A,I.D,M,A)毎に、対象キーワード(例えば「a社スマホ」)に対する心理キーワードを登録する。
注目状態:発売、CM、新作、新製品、・・・
興味状態:ラインナップ、パンフレット、HP、友達、・・・
欲望状態:欲しい、価格、スペック、デザイン、・・・
記憶状態:ショップ、展示、実物、下見、・・・
行動状態:買う、ゲット、諦め、機種変
これは、対象キーワードに対して、各心理状態に特徴的に表れる語を、辞書的に登録したものである。
尚、心理キーワード辞書部101は、基本的に予め人手で作成されたものである。但し、予め人手によって登録された心理キーワードをシード(教師データ)として、各心理状態に特徴的に表れる語を、統計的な指標(例えばΧ2値や赤池情報量基準(AIC))を用いて算出することもできる。
[コメント文章取得部11]
コメント文章取得部11は、SNSサイトサーバ2から、投稿者毎(ユーザID毎)に、対象キーワード(例えば「a社スマホ」)を検索キーとして、コメント文章を取得する。対象キーワードは、商品役務の名称であってもよい。取得されたコメント文章は、心理状態判定部12へ出力される。
図4は、コメント文章を表す説明図である。
図4(a)によれば、対象キーワード(a社スマホ)について、多数のユーザにおける様々なコメント文章が表されている。
図4(b)によれば、対象キーワード(a社スマホ)について、ユーザAAAにおけるコメント文章のみに絞り込まれている。
[心理状態判定部12]
心理状態判定部12は、投稿者毎に、コメント文章に、心理キーワード辞書手段の心理キーワードが含まれている場合、当該心理キーワードの心理状態を出力する。
例えば対象キーワード「a社スマホ」と心理キーワード「CM」とを含むコメント文章から、そのユーザは、注目(Attention)状態にあると推定することができる。
また、例えば対象キーワード「a社スマホ」と心理キーワード「友達」とを含むコメント文章から、そのユーザは、興味(Interest)状態にあると推定することができる。
更に、例えば対象キーワード「a社スマホ」と心理キーワード「欲しい」とを含むコメント文章から、そのユーザは、欲望(Desire)状態にあると推定することができる。
また、例えば対象キーワード「a社スマホ」と心理キーワード「ショップ」とを含むコメント文章から、そのユーザは、記憶(Memory)状態にあると推定することができる。
図4(c)によれば、対象キーワード(a社スマホ)について、ユーザAAAにおけるコメント文章毎に、心理状態が推定されている。
他の実施形態として、1つのコメント文章に複数の心理キーワードが含まれる場合、その出現頻度に基づいてコメント文章全体の心理状態を決定するものであってもよい。また、教師データにおける語の出現傾向から、サポートベクタマシンのような識別器を用いて心理状態を決定するものであってもよい。更に、AIDMAモデルに加えて、その尤度を付与してもよい。
「a社スマホの新作発売されるのか」
新作=A、発売=A
A=2、I=0、D=0、M=0、A=0
Aの尤度=100%
[心理遷移判定部13]
心理遷移判定部13は、投稿者毎に、心理状態を時系列に並べた心理遷移を出力する。例えば以下のような心理遷移が出力される。
A,A,I,A,I,I,D,I,D,D,M,M,M
ここで、心理遷移には、A->I->D->M->Aの順に大きくなる数値を割り当てることも好ましい。これによって、心理遷移は、心理状態の数値を時系列に並べたものとなる。数値の大きさによって、次の心理状態へ遷移したことが理解できる。
A=0、I=1、D=2、M=3
A,A,I,A,I,I,D,I,D,D,M,M,M
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
0,0,1,0,1,1,2,1,2,2,3,3,3
但し、この場合、心理状態が前後する場合も当然に生じる。
<心理遷移の移動平均による補正>
これに対し、心理遷移判定部13は、時系列に並ぶ数値を、できる限り昇順となるように補正する。具体的には、隣接する前後nコメントの心理状態の平均値を、当該コメントの心理状態とする。即ち、前段所定範囲の移動平均値とすることも好ましい。
隣接する前後2項の平均を取る。
A, A, I, A, I,I,D, I, D,D, M, M, M
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
0, 0, 1, 0, 1,1,2, 1, 2,2, 3, 3, 3
0.3, 0.3, 0.4, 0.6, 1, 1, 1.4, 1.6, 2, 2.2, 2.4, 2.6, 2.75, 3
((((((((((((((↓四捨五入↓)))))))))))))))))
0, 0, 0, 1, 1,1,1, 2, 2,2, 2, 3, 3, 3
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
A, A, A, I, I,I,I, D, D,D, D, M, M, M
<心理状態の遷移間の時間差に基づく補正>
コメント文章には、発信時刻が含まれている。また、心理状態判定部12は、心理キーワードを含むコメント文章の発信時刻も、当該心理状態と共に出力する。これによって、し、心理遷移判定部13は、時系列に並ぶ心理状態の間に、経過時間間隔を登録することができる。
そして、心理遷移判定部13は、時系列の心理遷移における時系列に並ぶ数値に対して、以下のように重み付ける。
前段の経過時間間隔が長くなるほど当該数値に対する重みを小さくする
前段の経過時間間隔が短くなるほど当該数値に対する重みを大きくする
尚、他の実施形態として、0〜4の数値に対して、推定された心理状態の尤度の積を用いてもよい。A=10%、I=70%、D=20%、M=0%の場合、以下のように乗算する。
0×10%+1×70%+2×20%+3×0%=1.1
[広告情報蓄積部102]
対象キーワードは、商品役務に基づくキーワードであるとする。広告情報蓄積部102は、その商品役務(対象キーワード)毎に、AIDMAの各心理状態に対応した広告情報を予め蓄積する(図3参照)。広告情報蓄積部102は、広告情報提示部14から参照される。
[広告情報提示部14]
広告情報提示部14は、広告情報蓄積部102を用いて、現在までの時系列の心理遷移に応じた広告情報を検索する。そして、その広告情報を、当該投稿者へ提示する。
<停滞状態の検出>
心理遷移判定部13は、心理状態間で所定時間以上経過している場合、又は、1つの心理状態が所定数以上連続して経過した場合、その心理状態で「停滞」していると判断する。この場合、停滞状態にあるユーザに対して、心理を動かすような広告情報を配信することもできる。例えば投稿回数5回以上の場合、停滞状態Sと補正する。
A,A,A,I,I,I,I,I,I,I,・・・

A,A,A,I,I,I,I,I,S,S
<逆行状態の検出>
心理遷移判定部13は、AIDMAモデルと逆行している場合、その心理状態で「逆行」していると判断する。この場合、逆行状態にあるユーザに対して、心理を動かすような広告情報も配信することができる。逆行した場合、逆行状態Rと補正する。
A,A,A,I,I,I,D,D,D,I,I,・・・

A,A,A,I,I,I,D,D,D,R,R,・・・
図5は、本発明における広告情報の配信シーケンスである。
(S51)コメント文章「a社スマホのCMよく見るなあ」に対して、「CM」によって心理状態「注目」と判定され、「a社スマホのラインナップは、これ! http://www.・・・」の広告情報がユーザへ送信される。
(S52)コメント文章「a社スマホ、確か友達が持ってたよな?」に対して、「友達」によって心理状態「興味」と判定され、「a社スマホがお勧めです。これ! http://www.・・・」の広告情報がユーザへ送信される。
(S53)コメント文章「a社スマホ、欲しい」に対して、「欲しい」によって心理状態「欲望」と判定され、「a社スマホが実質0円!お得なクーポンはこちらからどうぞ http://www.・・・」の広告情報がユーザへ送信される。
(S54)コメント文章「a社スマホのショップに行ってみるか?」に対して、「ショップ」によって心理状態「記憶」と判定され、「xショップでは、a社スマホのキャンペーン実施中 http://www.・・・」の広告情報がユーザへ送信される。
(S55)結果的に、ユーザの心理状態「行動」となって、ショップへ訪問することが期待できる。
以上、詳細に説明したように、本発明の装置、プログラム及び方法によれば、ユーザから発信されたコメント文章に基づいて、商品役務等の対象キーワードに対する当該ユーザの心理状態の遷移を分析することができる。また、ユーザ毎に、当該対象キーワードに対する心理状態の遷移に応じて、そのユーザに適切な広告情報を送信することができる。
前述した本発明の種々の実施形態について、本発明の技術思想及び見地の範囲の種々の変更、修正及び省略は、当業者によれば容易に行うことができる。前述の説明はあくまで例であって、何ら制約しようとするものではない。本発明は、特許請求の範囲及びその均等物として限定するものにのみ制約される。
1 心理遷移分析装置
101 心理キーワード辞書部
102 広告情報蓄積部
11 コメント文章取得部
12 心理状態判定部
13 心理遷移判定部
14 広告情報提示部
2 SNSサイトサーバ
3 端末
4 広告配信サーバ

Claims (7)

  1. 投稿者毎に、発信されたコメント文章から、商品役務に基づく対象キーワードに対する心理遷移を分析するように、装置に搭載されたコンピュータを機能させるプログラムであって、
    心理状態に対応した広告情報を予め蓄積する広告情報蓄積手段と、
    心理状態毎に、心理キーワードを予め登録した心理キーワード辞書手段と、
    投稿者毎に、前記対象キーワードを含むコメント文章を取得するコメント文章取得手段と、
    投稿者毎に、前記コメント文章に、前記心理キーワード辞書手段の前記心理キーワードが含まれている場合、当該心理キーワードの心理状態を出力する心理状態判定手段と、
    投稿者毎に、前記心理状態を時系列に並べた心理遷移を出力する心理遷移判定手段と、
    前記広告情報蓄積手段を用いて、現在までの前記時系列の心理遷移に応じた広告情報を検索し、該広告情報を当該投稿者へ提示する広告情報提示手段と
    してコンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。
  2. 前記心理キーワード辞書手段は、前記心理状態を、AIDMA(Attention:注目->Interest:興味->Desire:欲望->Memory:記憶->Action:行動)モデルに対応させており、心理状態毎に、前記対象キーワードに対する心理キーワードを登録する
    ようにコンピュータを機能させることを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
  3. 前記心理状態には、A->I->D->M->Aの順に大きくなる数値が割り当てられており、
    前記時系列の心理遷移は、前記心理状態の数値を時系列に並べたものである
    ようにコンピュータを機能させることを特徴とする請求項2に記載のプログラム。
  4. コメント文章に、発信時刻が含まれており、
    前記心理状態判定手段は、前記心理キーワードを含むコメント文章の発信時刻も、当該心理状態と共に出力し、
    前記心理遷移判定手段は、時系列に並ぶ心理状態の間に、経過時間間隔を登録しており、
    前記時系列の心理遷移は、時系列に並ぶ数値に対して、前段の経過時間間隔が長くなるほど当該数値に対する重みを小さくし、前段の経過時間間隔が短くなるほど当該数値に対する重みを大きくする
    ようにコンピュータを機能させることを特徴とする請求項3に記載のプログラム。
  5. 前記心理遷移判定手段は、時系列に並ぶ数値を、前段所定範囲の移動平均値とする
    ようにコンピュータを機能させることを特徴とすることを特徴とする請求項3又は4に記載のプログラム。
  6. 投稿者毎に、発信されたコメント文章から、商品役務に基づく対象キーワードに対する心理遷移を分析する装置であって、
    心理状態に対応した広告情報を予め蓄積する広告情報蓄積手段と、
    心理状態毎に、心理キーワードを予め登録した心理キーワード辞書手段と、
    投稿者毎に、前記対象キーワードを含むコメント文章を取得するコメント文章取得手段と、
    投稿者毎に、前記コメント文章に、前記心理キーワード辞書手段の前記心理キーワードが含まれている場合、当該心理キーワードの心理状態を出力する心理状態判定手段と、
    投稿者毎に、前記心理状態を時系列に並べた心理遷移を出力する心理遷移判定手段と、
    前記広告情報蓄積手段を用いて、現在までの前記時系列の心理遷移に応じた広告情報を検索し、該広告情報を当該投稿者へ提示する広告情報提示手段と
    を有することを特徴とする装置。
  7. 投稿者毎に、発信されたコメント文章から、商品役務に基づく対象キーワードに対する心理遷移を分析する装置の心理分析方法であって、
    前記装置は、
    心理状態に対応した広告情報を予め蓄積する広告情報蓄積部と、
    心理状態毎に、心理キーワードを予め登録した心理キーワード辞書部と
    を有し、
    投稿者毎に、前記対象キーワードを含むコメント文章を取得する第1のステップと、
    投稿者毎に、前記コメント文章に、前記心理キーワード辞書の前記心理キーワードが含まれている場合、当該心理キーワードの心理状態を出力する第2のステップと、
    投稿者毎に、前記心理状態を時系列に並べた心理遷移を出力する第3のステップと、
    前記広告情報蓄積部を用いて、現在までの前記時系列の心理遷移に応じた広告情報を検索し、該広告情報を当該投稿者へ提示する第4のステップと
    を有することを特徴とする装置の心理分析方法。
JP2014046000A 2014-03-10 2014-03-10 コメント文章に基づいて投稿者の心理遷移を分析する装置、プログラム及び方法 Expired - Fee Related JP6169511B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014046000A JP6169511B2 (ja) 2014-03-10 2014-03-10 コメント文章に基づいて投稿者の心理遷移を分析する装置、プログラム及び方法
PCT/JP2015/056970 WO2015137321A1 (ja) 2014-03-10 2015-03-10 コメント文章に基づいて投稿者の心理状態の遷移を分析する装置、プログラム及び方法
CN201580011398.1A CN106062809A (zh) 2014-03-10 2015-03-10 用于基于评论文本对投稿者的心理状态转变进行分析的装置、程序和方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014046000A JP6169511B2 (ja) 2014-03-10 2014-03-10 コメント文章に基づいて投稿者の心理遷移を分析する装置、プログラム及び方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015170244A JP2015170244A (ja) 2015-09-28
JP6169511B2 true JP6169511B2 (ja) 2017-07-26

Family

ID=54071765

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014046000A Expired - Fee Related JP6169511B2 (ja) 2014-03-10 2014-03-10 コメント文章に基づいて投稿者の心理遷移を分析する装置、プログラム及び方法

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP6169511B2 (ja)
CN (1) CN106062809A (ja)
WO (1) WO2015137321A1 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10453099B2 (en) * 2015-12-11 2019-10-22 Fuji Xerox Co., Ltd. Behavior prediction on social media using neural networks
JP6815235B2 (ja) * 2017-03-16 2021-01-20 ヤフー株式会社 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム
JP6461290B1 (ja) * 2017-11-24 2019-01-30 株式会社ドワンゴ コンテンツ提供サーバ、コンテンツ提供プログラム、コンテンツ提供システムおよびユーザプログラム
KR102183412B1 (ko) * 2020-07-23 2020-11-26 주식회사 에프엘이에스 운세 정보 콘텐츠를 기반으로 하는 개인화 데이터를 이용한 제휴 마케팅 서비스 방법 및 인공지능 시스템
JP7146025B1 (ja) 2021-06-16 2022-10-03 ヤフー株式会社 情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005032197A (ja) * 2003-07-11 2005-02-03 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 情報解析システム及び方法
JP2008242762A (ja) * 2007-03-27 2008-10-09 Nec Corp 携帯端末装置およびブログ作成システム
JP5423380B2 (ja) * 2009-12-16 2014-02-19 富士ゼロックス株式会社 情報処理プログラム及び情報処理方法
JP5344623B2 (ja) * 2010-01-06 2013-11-20 Necシステムテクノロジー株式会社 電子メールシステム、電子メール受信装置および表示方法
CN102012913A (zh) * 2010-11-23 2011-04-13 天津道格科技有限公司 全球评论板***及其实现方法
US20120143693A1 (en) * 2010-12-02 2012-06-07 Microsoft Corporation Targeting Advertisements Based on Emotion
JP5895052B2 (ja) * 2012-05-30 2016-03-30 株式会社日立製作所 情報分析システム及び情報分析方法
JP5845200B2 (ja) * 2012-06-25 2016-01-20 株式会社コナミデジタルエンタテインメント メッセージ閲覧システム、サーバ、端末装置、制御方法およびプログラム
CN103207855B (zh) * 2013-04-12 2019-04-26 广东工业大学 针对产品评论信息的细粒度情感分析***及方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015170244A (ja) 2015-09-28
CN106062809A (zh) 2016-10-26
WO2015137321A1 (ja) 2015-09-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN109299994B (zh) 推荐方法、装置、设备及可读存储介质
CN111125574B (zh) 用于生成信息的方法和装置
JP6169511B2 (ja) コメント文章に基づいて投稿者の心理遷移を分析する装置、プログラム及び方法
JP6257086B2 (ja) プロモーションサイトに対するユーザの心理遷移の効果を分析するプログラム、装置及び方法
JP6097126B2 (ja) レコメンド情報生成装置及びレコメンド情報生成方法
CN102789449B (zh) 对评论文本进行评价的方法和装置
JP5738785B2 (ja) ユーザ嗜好に合った批評者を推薦するレコメンドプログラム、装置及び方法
US20210182327A1 (en) System and method for programmatic generation of attribute descriptors
CN116821475B (zh) 基于客户数据的视频推荐方法、装置及计算机设备
CN110689402A (zh) 推荐商家的方法、装置、电子设备及可读存储介质
US20140372207A1 (en) Profit index value generation system and profit index value generation method
JP2015095120A (ja) 購買予測装置、方法、及びプログラム
CN111787042B (zh) 用于推送信息的方法和装置
JP2012226741A (ja) プロファイル生成装置及びプログラム
JP5603678B2 (ja) 需要予測装置及び需要予測方法
CN111125502B (zh) 用于生成信息的方法和装置
JP5869931B2 (ja) 批評者に批評すべきアイテムを検出するレコメンドアイテム検出プログラム、装置及び方法
JP6100741B2 (ja) 抽出装置、抽出方法および抽出プログラム
US20240078585A1 (en) Method and apparatus for sharing information
CN111126649B (zh) 用于生成信息的方法和装置
JP5613699B2 (ja) 商品推薦装置及び方法及びプログラム
JP6219795B2 (ja) 投稿するコメント文章の影響度が高いインフルエンサを検知するプログラム、装置及び方法
KR102375770B1 (ko) 인플루언서에 대한 정보를 분석하기 위한 전자 장치 및 그 동작 방법
KR101532617B1 (ko) 소셜 네트워크 서비스를 이용한 인맥지도 제공 장치, 방법 및 이를 포함한 인맥 관리 시스템
KR20140089452A (ko) 댓글 분석 기반으로 사용자 관심사를 분석하는 방법 및 그 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160707

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170512

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170529

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170608

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170612

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170621

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170628

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6169511

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees