JP6168697B2 - ラックの構造 - Google Patents

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孝政 鈴木
孝政 鈴木
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Description

本発明は、仕切り板によって内部を分割し、各段毎に使用者が異なる各種通信機器を載置収納するためのラックの構造である。
従来のラック51では、ラック51の床下からの配線を上段に通線する場合、ラック51の側面部にダクト52を設け、ダクト52内にケーブルを収納していた。ダクト52は本体52aとカバー52bと二部材を組み合わせて筒状に構成されていた。また、ラック51の仕切り板53には、取り付け部54が設けられ取り付け部54にダクト52を嵌めて取り付けていた。このように、段毎に使用者が異なるようなラック51では、別の段から進入できたり、機器やケーブルに触れてしまったりするようなことがないような構造が望まれており、ダクト52も下段から外すことができないように、上段側でダクト52の本体52aとカバー52bとを固定するようにしなければならなかった。そのため、仕切り板53から突出した形でダクト52が構成され、突出部55でねじ止めを行っていた。
ラック51の組み立て方は、底面フレーム56にポスト57を立ててポスト57の上部に天板58を取り付ける。上段と下段とを区別する仕切り板53を固定するサイドレール59をポスト57やマウントアングル60に取り付け、底面フレーム56とサイドレール59とにダクト本体52aを渡し固定する。それから仕切り板53を差し入れ固定し、ダクトカバー52bをダクト本体52aに被せ固定する。このとき、仕切り板53に設けられる取り付け部54は、ダクトカバー52bを差し入れる余裕を持たせる。
特開2003−209380号公報 特開2004−158729号公報
しかしながら、上記従来技術によれば、ダクトの先端が上段の底面から突出しており、ダクトに通すケーブルがその突出部にあたり、ケーブルの被覆に傷がついてしまう虞があるため、突出部にはケーブル保護用の部材を設けていた。そのため、部品点数も増え在庫管理も面倒であった。
また、仕切り板を配置した状態で、ダクトカバーを取り付けるには、ダクトカバーと仕切り板の間には隙間が必要であったが、この隙間に工具が入ってしまうと、下段側からダクトカバーを外すことができてしまったり、上段側からねじ等の小部品が下段側に落下してしまったり、セキュリティ性能を低下させていた。
以上のような課題に鑑み、本発明に係るラックの構造は、上段への配線の下段側の収納部であるダクトは、機器収納用ラックのサイドパネルにカバー体を取り付けることで確保し、四辺端部に折曲部を設けた仕切り板はラックの前面から差し入れる前仕切り板と、後面から差し入れる後仕切り板とで構成し、カバー体は、下段の使用者がダクト本体を下段側から外せないように、仕切り板の一部を切り欠いて設けた取り付け部に嵌め、仕切り板の折曲部にねじ止めされると共に、仕切り板の上面を超えないように取り付けたことを特徴とする。
本発明は、上段への配線の下段側の収納部であるダクトは、機器収納用ラックのサイドパネルにカバー体を取り付けることで確保することにより、従来用いていたダクトカバーは不要となり、部品点数が削減できる。四辺端部に折曲部を設けた仕切り板はラックの前面から差し入れる前仕切り板と、後面から差し入れる後仕切り板とで構成し、カバー体は、下段の使用者がダクト本体を下段側から外せないように、仕切り板の一部を切り欠いて設けた取り付け部に嵌め、仕切り板の折曲部にねじ止めされると共に、仕切り板の上面を超えないように取り付けられるため、ケーブル保護のための部品が不要となる。
ラックの構造を示す側面側からの斜視図である。 ラックの構造を示す前面側からの斜視図である。 ラックの構造を示す正面図である。 図3におけるA−A断面図である。 図3におけるB−B断面図である。 図2における要部拡大図である。 従来のラックの構造を示す説明図である。 図7の側断面図である。 図7における要部拡大図である。
本発明に係るラックの構造の実施例を図1から図6の添付図面に基づいて説明する。図面では、上下二分割にしたラックで説明する。
本発明は、データセンタに配置され、内部は仕切り板1によって分割し、各段毎に使用者が異なるラック2の構造である。このようなラック2の場合、他の段の機器を操作したりできないようにするため、仕切り板1やパネル3等の構造物が簡単に外せたりしないような構造にする必要がある。本発明に係るラック2の構造は、このようなセキュリティ性の向上を目指したものである。
ラック2に載置される機器への配線は床下からのケーブルでなされる。ラック2の下段への配線は、別の段を通ることはないので問題はないが、上段への配線は、下段を通ってなされるため、下段側から触れることができないようにしなくてはならない。本発明では、ラック2を構成するサイドパネル3を本体とし、サイドパネル3にカバー体4を取り付けてダクト5を構成する。
ダクト5の周囲に隙間を設けないため、仕切り板1は前後に分けて取り付ける。前仕切り板1aはラック2の前面から、後仕切り板1bはラック2の後面から差し入れる構造とし、仕切り板1やダクト5を傾けることなく取り付けを可能とすることで、ダクト5の周囲に隙間を設けずにラック2を構成することができる。
仕切り板1は、四辺端部を夫々折り曲げ折曲部6を形成し、前後どちらかの仕切り板1の一部を切り欠いて、ダクト5を構成するカバー体4が嵌まる取り付け部7を設ける。ダクト5を構成するカバー体4は仕切り板1の折曲部6にねじ止めすることで固定する。このように固定した状態で、カバー体4の上端は、仕切り板1の上面を超えないように形成する。
ラック2の組み立て作業を説明する。底面フレーム8の四隅にそれぞれポスト9を立て、ポスト9の上部に天板10を取り付ける。ラック2のポスト9の内側には機器等を取り付けるためのマウントアングル11を設け、段を区切るためのサイドレール12をポスト9に渡す。ラック2の四面はドア(図示せず)やサイドパネル3で被覆する。
ダクト5を構成するカバー体4はまず底面フレーム8に固定しておく。それからサイドレール12に、前仕切り板1aは前面から、後仕切り板1bは後面からカバー体4を取り付け部7に対向させながら挟み込むように差し込む。カバー体4の上部で仕切り板1の折曲部6にねじ止めする。
以上のように構成することで、上段側へ通線するケーブルを覆うダクト5は、ダクト5の内側から仕切り板1の折曲部6にねじ止めされるので、下段側からは、ダクト5を外すことはできない。そして、ダクト5を挟み込むように前後から仕切り板1を差し込んで取り付けるため、ダクト5と仕切り板1の間の組み立て用の隙間がいらなくなり、他の段への進入ができない、セキュリティ性の高いラックを提供できる。
また、ダクト5はサイドパネル3とカバー体4の組み合わせで構成されるので、部品点数を削減できる。それからカバー体4は、上端を仕切り板1の上面を超えない位置で固定するため上段側に突出することがなく、従来、ケーブルに傷をつけないための保護部材を付けていたが、これも省略できるようになる。
ダクト5はサイドパネル3にカバー体4を取り付けて構成することで、単純な形状にすることができ、その結果、ダクト内部のスペースも大きく確保することができる。
1 仕切り板
1a 前仕切り板
1b 後仕切り板
2 ラック
3 (サイド)パネル
4 カバー体
5 ダクト
6 折曲部
7 取り付け部
8 底面フレーム
9 ポスト
10 天板
11 マウントアングル

Claims (1)

  1. 仕切り板によって内部を分割し、各段毎に使用者が異なる各種通信機器を載置収納するためのラックであって、上段への配線の下段側の収納部であるダクトは、前記機器収納用ラックのサイドパネルにカバー体を取り付けることで確保し、四辺端部に折曲部を設けた前記仕切り板は前記ラックの前面から差し入れる前仕切り板と、後面から差し入れる後仕切り板とで構成し、前記カバー体は、下段の使用者が前記ダクト本体を下段側から外せないように、前記仕切り板の一部を切り欠いて設けた取り付け部に嵌め、前記仕切り板の折曲部にねじ止めされると共に、前記仕切り板の上面を超えないように取り付けたことを特徴とするラックの構造。
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