JP6161006B2 - 検針装置 - Google Patents

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Description

本発明は、各々電気、ガス、水道等の使用量を計測する複数のメータから検針値情報を収集する検針装置に関するものである。
特許文献1の技術によれば、同一通信線上に接続された複数の通信機能付きメータが同時に発呼を行うことにより通信の衝突が生じた場合に、各メータの再発呼タイミングが互いにずれるように集中検針装置が各メータに再発呼時間を設定することで、再発呼における通信の衝突を防止する。
特許文献2の技術は、検針中央装置から一斉に無線呼出を行った場合でも、複数の検針端末装置からの同時発呼による電話回線上の輻輳を発生することなく、効率良く検針値情報を収集することを目的とする。そのため、検針中央装置からの一斉呼出時のメッセージ中に送信時間間隔の値と、呼び出し対象の検針端末装置のユーザIDの範囲とを含めておき、各検針端末装置は、呼び出された複数の検針端末装置のうち自機が何番目に送信を開始すべきかを自機のユーザIDから認識し、送信時間間隔の値をもとに一斉呼び出しの時刻からのウェイト時間を算出し、このウェイト時間が経過した時点で送信を開始する。これにより、検針中央装置からの一斉呼出に応答して、呼び出された複数の検針端末装置が順次時間をずらして検針値情報を送信する。
一方、親機が定期的にビーコン信号を送信し、当該ビーコン信号を子機が定期的に受信するように構成された、同期方式の無線通信システムが知られている。子機は親機の時計に自機の時計を合わせ、所定のタイミングで親機からのポーリングデータを受信待ち受けするので、特にバッテリ駆動の子機における省電力化に有効である。このような同期方式の無線通信システムにおいて、親機と子機との間で直接通信ができない場合、無線信号を中継伝送する中継機が用いられる。
特開2008−258715号公報 特開2001−86574号公報
上記特許文献1の技術は、再発呼における衝突を防止するものであって、初送時の衝突防止を実現できなかった。また、集中検針装置が各メータに再発呼時間を設定する必要があったので、ネットワーク構成の変化への柔軟な対応が困難であった。
また、上記特許文献2の技術は、検針中央装置が各検針端末装置に送信時間間隔を設定するものであったので、検針中央装置の負担が大きかった。また、中継機を含む同期方式の通信システムを利用した検針装置に適した技術ではなかった。
本発明の目的は、中継機を含む同期方式の通信システムを利用して、複数のメータから検針値情報を効率的かつ自動的に収集する検針装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明は、複数のメータから検針値情報を収集する検針装置において、親機と、少なくとも1つの中継機と、各々前記複数のメータのいずれかに対応付けられかつ各々前記親機及び前記中継機のうちのいずれかに従属する複数の子機とを含む同期方式の通信システムにて、前記親機は前記複数の子機の各々から検針値情報の通知を順次受けるように、前記複数の子機と前記親機との間の中継ディレイを考慮して、前記複数の子機の各々は、前記親機及び前記中継機のうちの当該子機の従属先から定期的に送信されるビーコン信号を受信するビーコン受信部と、検針イベントが発生してから検針値通知を行うまでのウェイト時間を、前記ビーコン信号の間隔と、自機と前記親機との間の前記中継機の段数とに応じて算出し、かつ当該算出したウェイト時間に従って発呼のタイミングを制御する発呼ウェイト制御部とを有することとしたものである。
前記中継機の段数を示す情報は、当該子機が受信する前記ビーコン信号の中に含まれていることが好ましい。
また、前記複数の子機の各々は、更に自機の識別番号を用いて前記ウェイト時間を算出することが好ましい。
本発明によれば、定期検針等の発呼を効率的かつ自動的に処理することができる。
本発明の実施形態に係るガスメータの検針装置で利用される無線通信システムの階層構造図である。 図1の無線通信システムにおける機器間のスロット位置関係を示す図である。 (a)は基本スロットの構成を、(b)は基本スロット中のリンク接続スロットの構成をそれぞれ示す図である。 (a)はリンク接続信号の構成を、(b)はリンク接続信号中の繰返しフレームの構成又はビーコン信号のフレーム構成をそれぞれ示す図である。 図1の無線通信システム中の各機器の内部構成を示す図であって、(a)は親機を、(b)は中継機を、(c)は子機をそれぞれ示すブロック図である。 図5(c)に示された子機の初期設定動作を示すフロー図である。 図5(c)に示された子機の検針動作を示すフロー図である。 図1の無線通信システムにおける各子機の検針値通知動作の順番を示す図である。 図1の無線通信システムにおける1チャンネル伝送の場合のタイミング図である。 図1の無線通信システムにおける2チャンネル伝送の場合のタイミング図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施形態によって本発明が限定されるものではない。
図1は、本発明の実施形態に係るガスメータの検針装置で利用される無線通信システムの階層構造図である。図1の無線通信システムでは、1台の親機と、10台の中継機と、330台の子機とがツリー状のネットワークを構成している。子機の各々は、ガスメータに取り付けられ、又は内蔵されている。つまり、図1の無線通信システムは、例えば1棟の集合住宅における330戸の各々に配置されたガスメータの子機から検針値情報を親機へ収集する検針装置を構成する。親機は、電話回線等を介して不図示のデータセンタへ、収集した検針値情報を伝送する。
図1の構成を、更に詳細に説明する。まず、識別番号000〜029を持つ30台の子機が、親機に従属するように配置されている。これら識別番号000〜029の子機は、中継機を介さずに親機と直接通信を行う。識別番号100〜129を持つ30台の子機が、識別番号10を持つ中継機に従属するように配置されている。これら識別番号100〜129の子機は、識別番号10を持つ1台の中継機を介して親機と通信を行う。識別番号200〜229を持つ30台の子機が、識別番号20を持つ中継機に従属するように配置されている。これら識別番号200〜229の子機は、識別番号20及び10をそれぞれ持つ2台の中継機を介して親機と通信を行う。識別番号300〜329を持つ30台の子機が、識別番号30を持つ中継機に従属するように配置されている。これら識別番号300〜329の子機は、識別番号30、20及び10をそれぞれ持つ3台の中継機を介して親機と通信を行う。途中の説明は省略するが、識別番号A00〜A29を持つ30台の子機が、識別番号A0を持つ中継機に従属するように配置されている。これら識別番号A00〜A29の子機は、識別番号A0、90、80、70、60、50、40、30、20及び10をそれぞれ持つ10台の中継機を介して親機と通信を行う。
以下の説明では、m=0、1、2、3、…、10とする場合に子機がm台の中継機を介して親機と接続するとき、中継段数がm段であると表現する。また、中継機の識別番号を中継機IDと呼び、子機の識別番号を子機IDと呼ぶことがある。
親機からは、ビーコン信号と呼ばれる時計合わせのための信号が定期的に送信される。親機に直接つながるID000〜029の子機とID10の中継機とは、親機からのビーコン信号を定期的に捕捉し、親機の時計と同期を取る。ここで親機を上位機器と定義し、上位機器である親機に直接つながるID000〜029の子機とID10の中継機とを下位機器と定義する。
以下同様に、ID100〜129の子機に対しては、ID10の中継機が親機として働く。すなわち、ID10の中継機は、時計合わせのためのビーコン信号を定期的に送信する。ID10の中継機に直接つながるID100〜129の子機とID20の中継機とは、ID10の中継機からのビーコン信号を定期的に捕捉し、ID10の中継機の時計と同期を取る。上位機器はID10の中継機であり、下位機器はID10の中継機に直接つながるID100〜129の子機とID20の中継機である。
図2は、図1の無線通信システムにおける機器間のスロット位置関係を示す図である。また、図3(a)は基本スロットの構成を、図3(b)は基本スロット中のリンク接続スロットの構成をそれぞれ示す図である。図2を詳細に説明する前に、図3(a)及び図3(b)を用いて、各機が管理するスロットの構成を説明する。
図3(a)に示すように、基本スロットはT1[秒]で構成され、この基本スロットが時間軸上で繰返される。基本スロットは、更に下位スロットと上位スロットとで構成されている。下位スロット長と上位スロット長とは、それぞれT1の半分の時間である。下位スロットは下位機器と通信を行うためのスロット、上位スロットは上位機器と通信を行うためのスロットである。下位スロットは、ビーコン送信用スロット(BT)31と、リンク接続用スロット(L)32と、データ通信用スロット(D)33とに分割されている。上位スロットは、ビーコン受信用スロット(BR)34と、リンク接続用スロット(L)35と、データ通信用スロット(D)36とに分割されている。上位機器は、ビーコン送信用スロット(BT)31を用いて定期的にビーコン信号を送信する。下位機器は、ビーコン受信用スロット(BR)34において定期的に上位機器からのビーコン信号を受信する。リンク接続用スロット(L)32,35は、上位機器と下位機器とがリンク接続のための通信を行うスロットである。データ通信用スロット(D)33,36は、上位機器と下位機器とがリンク接続後にデータのやり取りを行うための通信を行うスロットである。
図3(b)に示すように、リンク接続用スロット(L)32,35は、下位発呼用スロット37と、上位応答/上位発呼用スロット38とから構成されている。下位発呼用スロット37は、下位機器からリンク接続を行いたいときに下位機器がリンク接続要求信号を送信するためのスロットである。上位応答/上位発呼用スロット38は、下位機器からのリンク接続要求信号に対して上位機器が応答を返すためのスロット、あるいは上位機器からリンク接続を行いたいときに上位機器がリンク接続要求信号を送信するためのスロットである。T2は下位発呼用スロット37のスロット長、T3は上位応答/上位発呼用スロット38のスロット長である。
次に、図2について説明する。図2は、親機と、ID10、20及び30の中継機と、ID200、201及び300の子機とのスロット位置関係を示している。図2のスロット構成において「下」という表記は図3(a)の下位スロットを表す。同様に「上」という表記は図3(a)の上位スロットを表す。そして基本スロットには1から256までのスロット番号が順番に付与され、スロット番号256の次にはスロット番号1に戻る。図2に示すスロット構成の上段がスロット番号である。図2においてB1〜B4のような矢印で表示される信号はビーコン信号、C1〜C6の矢印で表示される信号は参入のための信号を示している。
図2の例では、ビーコン信号は1つおきの基本スロットの下位スロット中のビーコン送信用スロット31から送信される。親機より送信されるビーコン信号は、ID10の中継機で定期的に受信される。ID10の中継機は、親機のスロット番号1から送信されるビーコン信号B1を受信するように構成されている。スロット番号1から送信されるビーコン信号B1には、ビーコン番号1の情報が含まれている。そして、ID10の中継機でビーコン番号1のビーコン信号B1を受信すると、親機の基本スロット番号1の下位スロットの先頭位置をID10の中継機の基本スロット番号255の上位スロットの先頭位置となるようにスロットを構成しなおす。そして、ID10の中継機は、親機と同様に奇数番目の基本スロット番号のところでビーコン信号を送信する。以下同様の動作で下位機器は上位機器の基本スロット番号1から送信されるビーコン信号を受信し、上位機器のタイミングに同期して自機のスロットを構成しなおす。
次に、ID200の子機が無線通信システムに参入する場合の動作について説明する。ID200の子機はビーコン送信間隔T5よりも長い期間連続受信状態でビーコン信号の受信動作を行う。この動作を図2に示すようにサーチモードと呼ぶことにする。サーチモードの期間に、親機及びID10、20、30の中継機は必ず1回以上ビーコン信号を送信する。例えば、ID200の子機は、ID20の中継機からのビーコン信号B3が所定レベル以上であると認識すると、ID20の中継機の下に従属するためにスロット番号253の上位スロットで参入要求信号C1をID20の中継機宛てに送信する。ID20の中継機は、参入要求信号C1を受信すると、ID10の中継機にID200の子機からの参入要求信号を中継する信号C2を送信する。そして、更にID10の中継機は、参入要求信号を中継する信号C3を親機宛てに送信する。親機は、信号C3を受信すると、中継信号C4,C5,C6を介してID200の子機宛てに参入許可信号を送信する。以上述べた動作によりID200の子機はID20の中継機の下に従属することになる。
参入要求信号、参入許可信号及び中継信号を表すC1〜C6は、図3(b)に示すリンク接続用スロット32,35を用いてリンク接続を行った後、データ通信用スロット33,36を用いて送受信される。
図4(a)にリンク接続用スロット32,35で送受信されるリンク接続信号の信号フォーマットを示す。リンク接続信号はn個(nは整数)の繰返しフレーム51〜56と本体フレーム57とから構成されている。図4(b)に繰返しフレームの構成を示す。繰返しフレームは、ビットのサンプリング位置を決めるためのビット同期信号58と、フレームに含まれるデータの先頭を検出するためのフレーム同期信号59と、各種制御情報が乗っている制御信号60と、機器を識別するためのIDを短縮した簡易ID61とから構成されている。IDは例えば64ビットであり、簡易IDはIDを4分割した16ビットである。そして、IDを4分割したうちのどの16ビットを簡易ID61としたかという情報は制御信号60に乗っている。繰返しフレーム長はT6である。したがって、n個の繰返しフレーム長T7は、T7=n×T6を満たす。そして、繰返しフレーム51〜56には繰返しフレーム番号が1からnまで付与され、制御信号60に繰返しフレーム番号が乗っている。繰返しフレームは図4(a)に示すように大きな繰返し番号の繰返しフレームから送信され、1つずつ繰返しフレーム番号がディクリメントしていき、本体フレーム57の直前の繰返しフレーム番号は1である。
ビーコン信号の信号フォーマットは、図4(b)に示す繰返しフレーム構成と同じ構成であり、制御信号60のところに中継段数情報が乗っている。簡易ID61は、ビーコン信号の場合にはビーコンIDに置き換わる。ビーコンIDによりビーコン信号を送信している中継機及び親機を識別することができると同時に、子機にて中継段数が容易に認識できる。具体的に説明すると、親機は中継段数が0であることを示す情報を、ID10の中継機は中継段数が1であることを示す情報を、ID20の中継機は中継段数が2であることを示す情報を、それぞれが送信するビーコン信号に乗せるのである。
図1の無線通信システム中の各階層の無線通信装置の内部構成を図5(a)〜図5(c)に示す。図5(a)は親機を、図5(b)は中継機を、図5(c)は子機をそれぞれ示すブロック図である。
まず、図5(a)を参照しながら、親機の構成の概略について説明する。1はアンテナ、2は送受信部、3はビーコン送信部、4はリンク接続部、5は制御部である。制御部5は、無線通信装置全体の時間管理や各部の制御を行う。送受信部2は、アンテナ1を介して無線通信を行うための無線送受信回路で構成されている。
次に、図5(b)を参照しながら、中継機の構成の概略について説明する。11はアンテナ、12は送受信部、13はビーコン送信部、14はビーコン受信部、15はリンク接続部、16は制御部である。制御部16は、無線通信装置全体の時間管理や各部の制御を行う。送受信部12は、アンテナ11を介して無線通信を行うための無線送受信回路で構成されている。
次に、図5(c)を参照しながら、子機の構成の概略について説明する。21はアンテナ、22は送受信部、23はビーコン受信部、24はリンク接続部、25は発呼ウェイト制御部、26は制御部、27は記憶部である。制御部26は、無線通信装置全体の時間管理や各部の制御を行う。送受信部22はアンテナ21を介して無線通信を行うための無線送受信回路で構成されている。
図3(a)のビーコン送信用スロット31でのビーコン送信は、図5(a)及び図5(b)におけるビーコン送信部3,13を用いて行われる。図3(a)のビーコン受信用スロット34でのビーコン受信は、図5(b)及び図5(c)におけるビーコン受信部14,23を用いて行われる。また、図3(a)のリンク接続用スロット32,35でのリンク接続通信は、図5(a)〜図5(c)におけるリンク接続部4,15,24を用いて行われる。
図5(c)における子機の発呼ウェイト制御部25は、検針イベントが発生してから検針値通知を行うまでのウェイト時間を、ビーコン信号の間隔と、自機と親機との間の中継機段数と、自機のIDとに応じて算出し、かつ当該算出したウェイト時間に従って発呼のタイミングを制御する。子機が一斉に検針値通知を発呼すると衝突するため、発呼ウェイトを入れて、通知するタイミングを遅らせるのである。記憶部27は、発呼ウェイト制御部25が算出したウェイト時間等を記憶する。
図6は、図5(c)に示された子機の初期設定動作を示すフロー図である。ステップS01では、図2を用いて説明した手順でネットワークに参入する。ステップS02では、親機からの定期検針設定を受領する。例えば、毎月何日の何時何分との検針時刻の設定が可能である。毎日、毎週、あるいは毎月の時刻設定も可能である。ステップS03では、ビーコン信号から中継段数情報を取得する。ステップS04では、自機のウェイト時間を算出し、これを記憶する。ビーコン信号の間隔をBI[秒]とするとき、ウェイト時間[秒]は、
ウェイト時間=BI×(中継段数×30+子機IDの下位2桁)
により算出される。ビーコン間隔BIは、例えば12.8秒である。
図7は、図5(c)に示された子機の検針動作を示すフロー図である。ステップS11では、検針イベントが発生したか、つまり設定された検針時刻が到来したかを調べる。検針時刻が未だ到来していない場合には、その時刻まで待つ。検針時刻が到来すると、ステップS12へ進む。ステップS12では、算出したウェイト時間に従って発呼ウェイトの状態に入る。当該ウェイト時間が経過すると、ステップS13へ進む。ステップS13では、検針値通知の初送を実行した後、ステップS14へ進む。ステップS14では、親機からのアクノリッジ(ACK)信号の有無を調べる。ACK信号を受信した場合には、検針値通知が親機により受領されたものと判断し、ステップS11へ戻る。ACK信号を受信しない場合には、検針値通知が親機により受領されなかったものと判断し、ステップS15へ進む。ステップS15では、1回目の再送の前の発呼ウェイトの状態に入る。所定のウェイト時間が経過すると、ステップS16へ進む。ステップS16では、検針値通知の1回目の再送を実行した後、ステップS17へ進む。ステップS17では、親機からのACK信号の有無を調べる。ACK信号を受信した場合には、検針値通知が親機により受領されたものと判断し、ステップS11へ戻る。ACK信号を受信しない場合には、検針値通知が親機により受領されなかったものと判断し、次のステップへ進む。そして、ステップS18にて検針値通知の20回目の再送を実行した後、ステップS19へ進む。ステップS19では、親機からのACK信号の有無を調べる。ACK信号を受信した場合には、検針値通知が親機により受領されたものと判断し、ステップS11へ戻る。ACK信号を受信しない場合には、検針値通知が親機により受領されなかったものと判断し、ステップS20へ進む。ステップS20では、再送エラーを記憶する。
図8は、図1の無線通信システムにおける各子機の検針値通知動作の順番を示している。この例では、親機から検針時刻0:00(0時0分)の設定がなされたものとしている。時刻が0:00になると、330台の子機は一斉に検針値情報を確定させる。ただし、発呼ウェイト時間は子機ごとに異なる。
親機に直接従属するID000の子機は、中継段数=0、ID下位2桁=0から、自機のウェイト時間が0秒と決定されているので、直ちに親機への検針値通知を発呼する。親機に直接従属するID001の子機は、同様に中継段数=0であるが、ID下位2桁=1から自機のウェイト時間が1×BIと決定されているので、時刻が0:00+1×BIになるまで待って、親機への検針値通知を発呼する。途中の説明を省略するが、親機に直接従属するID029の子機は、中継段数=0、ID下位2桁=29から、自機のウェイト時間が29×BIと決定されているので、時刻が0:00+29×BIになるまで待って、親機への検針値通知を発呼する。
ID10の中継機に従属するID100の子機は、中継段数=1、ID下位2桁=00から、自機のウェイト時間が30×BIと決定されているので、時刻が0:00+30×BIになるまで待って、親機への検針値通知を発呼する。ID20の中継機に従属するID200の子機は、中継段数=2、ID下位2桁=00から、自機のウェイト時間が60×BIと決定されているので、時刻が0:00+60×BIになるまで待って、親機への検針値通知を発呼する。以下、順次発呼が実行され、A0のIDを持つ中継機に従属するA29のIDを持つ子機が、最後に検針値通知を発呼する子機となる。この子機は、中継段数=10、ID下位2桁=29から、自機のウェイト時間が329×BIと決定されているので、時刻が0:00+329×BIになるまで待って、親機への検針値通知を発呼する。
以上で330台の子機が全て発呼を終えることになるが、BI=12.8秒とすると、これに要する時間は330×BI=4224秒=1時間10分24秒である。ただし、図8の例では、ID100の子機と、ID200の子機とが何らかの通信障害で検針値通知に失敗したものとしている。これら2台の子機は、所定の発呼ウェイトの後に再送1回目を実行する。
初送時のウェイト時間が30×BIであったID100の子機は、初送時のウェイト時間に330×BIを加えた値を再送1回目のウェイト時間とする。すなわち、自機のウェイト時間が(330+30)×BIと決定され、時刻が0:00+(330+30)×BIになるまで待って、親機への検針値通知を発呼する。初送時のウェイト時間が60×BIであったID200の子機は、初送時のウェイト時間に330×BIを加えた値を再送1回目のウェイト時間とする。すなわち、自機のウェイト時間が(330+60)×BIと決定され、時刻が0:00+(330+60)×BIになるまで待って、親機への検針値通知を発呼する。
図8の例では、再送1回目にて、ID100の子機は検針値通知に成功したが、ID200の子機は検針値通知に失敗したものとしている。後者は、所定の発呼ウェイトの後に再送2回目を実行する。
再送1回目のウェイト時間が(330+60)×BIであったID200の子機は、再送1回目のウェイト時間に330×BIを加えた値を再送2回目のウェイト時間とする。すなわち、自機のウェイト時間が(330×2+60)×BIと決定され、時刻が0:00+(330×2+60)×BIになるまで待って、親機への検針値通知を発呼する。図8の例では、再送2回目でID200の子機が検針値通知に成功したものとしている。
以上の説明から明らかなとおり、図1中の親機と10台の中継機とが子機の検針値通知タイミングを制御しなくとも、通信の衝突は生じない。図1中の330台の子機のうち例えばID200の子機の参入前後のいずれの状態でも、この点に違いはない。つまり、本実施形骸は、ネットワーク構成の変化に柔軟に対応できることが判る。
なお、上記ウェイト時間の計算式は、ネットワーク構成に応じて変更可能である。例えば、図1のように各中継機配下の子機の最大数が実際には30であっても少し余裕を持たせ、かつ子機IDの2進数表記を用いて、
ウェイト時間=BI×(中継段数×32+子機IDの下位5ビット)
としてもよい。
一般化すれば、各中継機の配下に接続できる子機の数をMとし、N=0、1、2、…、M−1とするとき、
ウェイト時間=BI×(中継段数×M+N)
である。Nの値はランダム関数で発生させてもよい。
なお、同じ中継機に従属する複数の子機にて偶然にNの値が一致すれば、検針値通知にて通信の衝突が発生する。ただし、このような場合でも、図7で説明した再送シーケンスにより、高い確率で通信成功に導くことができる。
図9は、図1の無線通信システムにおける1チャンネル伝送の場合のタイミング図である。ただし、親機と子機との間に介在する中継機は、図示を省略している。
図9によれば、初送に失敗した子機は、所定時間の発呼ウェイトの後に、最初に受信したビーコン信号のタイミングで検針値を再送する。ただし、初送の場合と同じ原因で再送が失敗する可能性がある。
図10は、図1の無線通信システムにおける2チャンネル伝送の場合のタイミング図である。親機は、AチャンネルとBチャンネルとを交互に使ってビーコン信号を送信する。図10の例では、子機がAチャンネルを使って検針値を初送した際に通信障害が生じたものとしている。初送に失敗した子機は、所定時間の発呼ウェイトの後に、初送に用いたAチャンネルとは異なるBチャンネルで最初に受信したビーコン信号のタイミングで、検針値を再送する。複数チャンネルを利用した再送動作により、再送失敗の可能性が低減される。3以上のチャンネルの利用も勿論可能である。
なお、検針値情報に含まれるタイムスタンプは、子機からの送信時刻でなく、子機の検針時刻とするのが、親機にとって好都合である。
以上説明してきたとおり、本発明に係る検針装置は、定期検針等の発呼を効率的かつ自動的に処理することができる効果を有し、電気、ガス、水道等の使用量を計測する複数のメータから検針値情報を収集する技術として有用である。
1 アンテナ
2 送受信部
3 ビーコン送信部
4 リンク接続部
5 制御部
11 アンテナ
12 送受信部
13 ビーコン送信部
14 ビーコン受信部
15 リンク接続部
16 制御部
21 アンテナ
22 送受信部
23 ビーコン受信部
24 リンク接続部
25 発呼ウェイト制御部
26 制御部
27 記憶部

Claims (9)

  1. 複数のメータから検針値情報を収集する検針装置であって、
    親機と、少なくとも1つの中継機と、各々前記複数のメータのいずれかに対応付けられかつ各々前記親機及び前記中継機のうちのいずれかに従属する複数の子機とを含む同期方式の通信システムにて、前記親機は前記複数の子機の各々から検針値情報の通知を順次受けるように、
    前記複数の子機の各々は、
    前記親機及び前記中継機のうちの当該子機の従属先から定期的に送信されるビーコン信号を受信するビーコン受信部と、
    検針イベントが発生してから検針値通知を行うまでのウェイト時間を、前記ビーコン信号の間隔と、自機と前記親機との間の前記中継機の段数とに応じて算出し、かつ当該算出したウェイト時間に従って発呼のタイミングを制御する発呼ウェイト制御部とを有することを特徴とする検針装置。
  2. 請求項1記載の検針装置において、
    前記中継機の段数を示す情報は、当該子機が受信する前記ビーコン信号の中に含まれていることを特徴とする検針装置。
  3. 請求項1記載の検針装置において、
    前記複数の子機の各々は、更に自機の識別番号を用いて前記ウェイト時間を算出することを特徴とする検針装置。
  4. 請求項1記載の検針装置において、
    前記検針イベントは、当該子機が前記親機から受領した定期検針設定に基づくイベントであることを特徴とする検針装置。
  5. 請求項1記載の検針装置において、
    前記検針値情報に含まれるタイムスタンプは、当該子機の検針時刻を表すことを特徴とする検針装置。
  6. 請求項1記載の検針装置において、
    前記複数の子機の各々は、前記検針値通知が前記親機により受領されなかった場合には、更なるウェイト時間の後に所定回数を限度として再送動作を実行することを特徴とする検針装置。
  7. 請求項6記載の検針装置において、
    前記再送動作は、複数チャンネルを利用して実行されることを特徴とする検針装置。
  8. 請求項7記載の検針装置において、
    前記複数の子機の各々は、初送に用いたチャンネルとは異なるチャンネルを用いて前記検針値情報を再送することを特徴とする検針装置。
  9. 親機と少なくとも1つの中継機とを含む同期方式の通信システムにて、前記親機及び前記中継機のうちのいずれかに従属する子機として動作することにより、前記親機へ検針値情報を通知する機能を備えたガスメータであって、
    前記親機及び前記中継機のうちの当該子機の従属先から定期的に送信されるビーコン信号を受信するビーコン受信部と、
    検針イベントが発生してから検針値通知を行うまでのウェイト時間を、前記ビーコン信号の間隔と、自機と前記親機との間の前記中継機の段数と、自機の識別番号とに応じて算出し、かつ当該算出したウェイト時間に従って発呼のタイミングを制御する発呼ウェイト制御部とを有し、
    前記中継機の段数を示す情報は、当該子機が受信する前記ビーコン信号の中に含まれていることを特徴とするガスメータ。
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