JP6157829B2 - 電気自動車のロールバック抑制制御装置 - Google Patents

電気自動車のロールバック抑制制御装置 Download PDF

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Description

この発明は、電気自動車における、変速部のクラッチに起因するショックトルクの低減を考慮した電気自動車のロールバック抑制制御装置に関する。
電気自動車の車両において、車両が発進時に進行方向と逆に動くロールバックした状態で速度が大きくなる課題がある。そこで、車両のロールバック状態を即時に検出し、ロールバックを抑制する必要がある。
車両が急勾配の坂道で一時停止した場合、クリープトルクが足らないとブレーキを放してアクセルを踏むまでに車両が後退してしまうことがある。このような状態をロールバック状態と呼ぶ。具体的には、車両の坂道発進時、坂路が急勾配の場合、シフトポジションが「D」や「1」等の前進レンジにある状態で、ブレーキが解除されてアクセルが踏込まれるまでの間に、車両重量と重力との積により表される力の走行路面に水平な成分、および走行路面から受ける抵抗力などによって、クリープトルクが小さくなることで、車輪が車両後退方向に回転すること、または、シフトポジションが「R」の後退レンジにある状態で車輪が車両前進方向に回転することである。
特開平1−99410号公報 特開2006−311644号公報
正方向:電動モータを駆動するとき、ローラクラッチが締結している方向とする。
負方向:電動モータを回生するとき、ローラクラッチが締結している方向とする。
車両のロールバックを検出した場合、直ちにモータ電圧を最大にして、車両のロールバックを抑制する技術が提案されている(特許文献1)。しかしながら、車両の急加速や車輪のスリップなどを招きやすい問題がある。
ロールバックを検知した場合、ロールバックを検知していないときよりも、電動モータにおける車両進行方向の駆動力を増加させる車両駆動技術を提案している(特許文献2)。この技術では、ロールバック時の車速に応じて、電動モータの出力トルクを増加させる、あるいは減少させる動作を行っている。しかしながら、車速に応じて電動モータを制御すると、電動モータの応答性が落ちる問題があり、ロールバックから脱出しにくい欠点がある。
本件出願人の車両用モータ駆動装置の変速制御方法(特願2011−123433)では、ロールバック状態を脱出するため、電動モータのトルク値を増加させることが必要になるが、電動モータのトルク値を増加させることによって、現変速段のローラクラッチが正方向に素早く締結するので、ショックトルクと異音が生じやすい。
この発明の目的は、電気自動車において、電動モータの応答性向上を図り、且つロールバック状態から脱出し易い電気自動車のロールバック抑制制御装置を提供することである。
この発明の電気自動車EVのロールバック抑制制御装置64は、車輪1を電動モータ3により駆動する電気自動車において、車両が発進時に進行方向と逆に動くロールバックを抑制するロールバック抑制制御装置であって、前記電動モータ3の回転角を検出する回転角度センサ66と、車両のシフトポジションを検出するシフトポジション検出センサ93aと、前記回転角度センサ66で検出される回転角、および前記シフトポジション検出センサ93aで検出されるシフトポジションから、前記車両のロールバック状態を検出するロールバック状態検出手段65と、前記ロールバック状態検出手段65により前記車両がロールバック状態と検出されたとき、前記車両のロールバックを抑制するロールバック抑制制御手段67とを有することを特徴とする。
この構成によると、回転角度センサ66は、電動モータ3の回転角を検出する。シフトポジション検出センサ93aは車両のシフトポジション、例えば、ドライブレンジ、2速レンジ、1速レンジ、リバースレンジなどを検出する。ロールバック状態検出手段65は、回転角度センサ66で検出される回転角、およびシフトポジション検出センサ93aで検出されるシフトポジションから、車両のロールバック状態を検出する。ロールバック抑制制御手段67は、ロールバック状態検出手段65により前記車両がロールバック状態と検出されたとき、車両のロールバックが抑制するように、例えば電動モータ3のトルクを制御する。このように車両のロールバックを抑制することで、電動モータ3の応答性の向上を図り、且つ車両がロールバック状態から脱出し易くなる。
前記ロールバック抑制制御手段67は、前記車両のロールバック状態で、前記回転角度センサ66の回転角に応じて前記電動モータ3のトルクを制御するものであっても良い。この場合、従来技術のように車速に応じて電動モータを制御するのではなく、回転角度センサ66の回転角に応じて電動モータ3のトルクを制御するため、電動モータの応答性が落ちる問題をより確実に解消することができる。よって、車両をロールバック状態からより脱出し易くできる。
前記ロールバック抑制制御手段67は、前記車両のロールバック状態で、前記回転角度センサ66で検出される回転角から、この回転角よりも定められる時間前の回転角を減じた回転角の増量が大きければ大きい程、前記電動モータ3のトルクを大きくし、前記回転角の増量が小さければ小さい程、前記電動モータ3のトルクを小さくするものであっても良い。このように回転角の増量に応じて、電動モータ3のトルクを木目細かく変化させることで、電動モータ3の応答性の向上を確実に図ることができ、ロールバック状態からより確実に脱出し易くできる。また回転角の増量に応じて、例えば、電動モータ3のトルクを徐々に増加させる制御を行うことで、例えば、変速機5に起因するショックトルクと異音の低減を図ることも可能となる。
前記ロールバック抑制制御手段67は、前記ロークバック状態検出手段65により現在のシフトポジションでのロールバック状態であると検出されたとき、前記電動モータ3の回転方向を、前記現在のシフトポジションにおける逆回転方向から正回転方向へ切り換え、前記電動モータ3の回転方向の切換後、前記電動モータ3のトルクを一定に保つ。この場合、ロールバック状態を脱出して、再びロールバック状態とならないようないわゆるクリープ制御状態とすることができる。
前記ロールバック抑制制御手段67は、前記電動モータ3の回転方向を反時計方向から順時計方向へ切換後、アクセル信号指令が定められた一定値を超えた場合、アクセル信号指令により前記電動モータ3を制御するものとしても良い。
前記電気自動車EVは、車両の前後輪1,2のいずれか一方または両方を前記電動モータ3で駆動するものであっても良い。
前記電気自動車は、車両の前後輪1,2のいずれか一方をエンジンEにて駆動し、前後輪1,2のいずれか他方を前記電動モータ3で駆動するものであっても良い。
この発明の電気自動車のロールバック抑制制御装置は、車輪を電動モータにより駆動する電気自動車において、車両が発進時に進行方向と逆に動くロールバックを抑制するロールバック抑制制御装置であって、前記電動モータの回転角を検出する回転角度センサと、車両のシフトポジションを検出するシフトポジション検出センサと、前記回転角度センサで検出される回転角、および前記シフトポジション検出センサで検出されるシフトポジションから、前記車両のロールバック状態を検出するロールバック状態検出手段と、前記ロールバック状態検出手段により前記車両がロールバック状態と検出されたとき、前記車両のロールバックを抑制するロールバック抑制制御手段とを有する。このロールバック抑制制御手段は、前記ロークバック状態検出手段により現在のシフトポジションでのロールバック状態であると検出されたとき、前記電動モータの回転方向を、前記現在のシフトポジションにおける逆回転方向から正回転方向へ切り換え、前記電動モータの回転方向の切換後、前記電動モータのトルクを一定に保つ。このため、電気自動車において、電動モータの応答性向上を図り、且つロールバック状態から脱出し易くすることができる。
この発明の一実施形態に係るロールバック抑制制御装置,ロールバック抑制制御方法を適用する電気自動車の概略図である。 同ロールバック抑制制御装置,ロールバック抑制制御方法を適用するハイブリット車の概略図である。 図1,図2に示す車両の車両用モータ駆動装置を制御する変速制御システムの概略ブロック図である。 同車両用モータ駆動装置のインバータ装置の構成図である。 同車両のシフトレバー操作パネルの説明図である。 同車両用モータ駆動装置のインバータ制御装置のブロック図である。 同車両用モータ駆動装置のロールバック抑制制御装置の概念構成を示すブロック図である。 同ロールバック抑制制御装置における、車両のドライブレンジでの走行時の回転角度センサ信号の変化を示す図である。 同ロールバック抑制制御装置における、車両のドライブレンジでの走行時の回転数変化に応じた回転角度センサ信号の変化状況を示す図である。 同ロールバック抑制制御装置における、車両のリバースレンジでの走行時の回転角度センサ信号の変化を示す図である。 同ロールバック抑制制御装置における、車両のリバースレンジでの走行時の回転数変化に応じた回転角度センサ信号の変化状況を示す図である。 同ロールバック抑制制御装置における、電動モータの回転方向が反時計方向から順時計方向へ切換わるときの回転角度センサ信号の波形を示す図である。 同ロールバック抑制制御装置における、電動モータの回転方向が順時計方向から反時計方向へ切換わるときの回転角度センサ信号の波形を示す図である。 同電気自動車において、ロールバック状態を検出する割込み関数のフローチャートである。 同電気自動車において、シフトポジションが「D」,「1」等の前進レンジにある状態でおきるロールバックのタイムチャートである。
以下、この発明の実施形態にかかる電気自動車のロールバック抑制制御装置およびロールバック抑制制御方法を説明する。図1は、左右一対の前輪1を車両用モータ駆動装置Aで駆動される駆動輪とし、左右一対の後輪2を従動輪とした電気自動車EVを示す。
図2は、左右一対の前輪1をエンジンEによって駆動される主駆動輪として、左右一対の後輪2を車両用モータ駆動装置Aで駆動される補助駆動輪としたハイブリッド自動車HVを示す。ハイブリッド自動車HVには、エンジンEの回転を変速するトランスミッションTと、トランスミッションTから出力された回転を左右の前輪1に分配するディファレンシャルDとが設けられている。この実施形態のロールバック抑制制御装置およびロールバック抑制制御方法は、図1,図2の車両用モータ駆動装置Aに適用される。
図3は、車両用モータ駆動装置Aを制御する制御システムを示すブロック図である。この制御システムは、統合ECU60、変速ECU61、およびインバータ装置62を有する。統合ECU60、変速ECU61、およびインバータ装置62の3者間の信号転送はCAN通信(コントローラー・エリア・ネットワーク)で行われる。
統合ECU60は、車載全ての電子制御装置間の協調制御を行う電子制御装置であり、アクセルペダル63のアクセル開度センサ63a、ブレーキペダル91のブレーキ開度センサ91a、ステアリングホイール92の操舵角センサ92a、変速段を手動で切り替えるシフトレバー93のシフトポジション検出センサ(レバー位置センサ)93aに接続されている。統合ECU60は、これらアクセル開度センサ63a、ブレーキ開度センサ91a、操舵角センサ92a、レバー位置センサ93aの検出したアクセル開度信号、ブレーキ開度信号、操舵角信号、およびレバー位置信号を、変速ECU61に送信する機能、並びにこれらの4種の信号および他の各種のセンサ等の信号によって前記協調制御を行う機能を備える。
変速ECU61は、統合ECU60から送信された各種信号や、直接に変速ECU61に入力された各種信号により、自動変速の制御を行う電子制御装置であり、各種入力信号に基づいて変速判断を行ない、変速機5の変速切換アクチュエータ47とインバータ装置62に指令を出す。
この実施形態のロールバック抑制制御装置およびロールバック抑制制御方法は、変速ECU61における制御に係る。変速ECU61は、図7に示す各種の機能達成手段等を有しているが、これらの手段については後に説明する。
変速ECU61は、次の各機能(1)〜(7)を備える。
(1)車速度センサ94および加速度センサ95から、車速と車両の加減速度の検出信号を受け、統合ECU60からアクセル開度信号を受け取り、自動変速の判断を行う。
(2)急ブレーキと判断した場合は、新たな自動変速と手動変速両方を行わない。
(3)急ハンドルと判断した場合は、新たな自動変速と手動変速両方を行わない。
(4)統合ECU60からシフトレバー93の位置信号を受け取り、電動モータのクリープ制御を実施する。
(5)手動変速機能を備えている。
(6)変速切換アクチュエータ47のシフト位置を、変速機5に付けられたシフト位置センサ68から検出する機能と、インバータ装置62から電動モータ3の回転数を取得する機能を備える。
(7)インバータ装置62にトルク指令または回転数指令と変速指令を送信する機能、および変速機5に付けられた変速切換アクチュエータ47を駆動する機能を備える。
図3において、インバータ装置62は、バッテリ69から直流電力が供給されて、電動モータ3に交流のモータ駆動電力を供給するとともに、その供給電力を変速ECU61からの信号に基づいて制御する。インバータ装置62には、電動モータ3に設けられた回転角度センサ66から、電動モータ3の回転数を示す信号が入力される。
インバータ装置62は、電動モータ3を駆動する機能、および回転角度センサ66から電動モータ3の回転角信号を得る機能を備える。インバータ装置62は、図4に示すように、インバータ71と、このインバータ71を制御するインバータ制御回路72とで構成される。インバータ71と、U,V,W相の上側アームスイッチング素子Up,Vp,Wpと、U,V,W相の下側アームスイッチング素子Un,Vn,Wnの接続点に電動モータ3の各相(U,V,W相)の端子を接続したものである。インバータ71には、3相の交流電力を出力するように、インバータ制御回路72から各スイッチング素子Up,Vp,Wp,Un,Vn,Wnに開閉指令が与えられる。
電動モータ3は、3相の通電により、転流を行っている。電動モータ3を駆動するためには大電流が必要である。
図5は、シフトレバー操作パネル75の構成を示す。運転者がシフトレバー93(図3)を手動操作することによって、周知の例と同様に、P(パーキング)、R(リバース)、N(ニュートラル)、D(ドライブ)、2速(セカンド)、1速(ロウ)の各シフトポジション(各シフトレンジ)を切り換えることができる。シフトレバー操作パネル75は、このように切り換えられるどのシフトポジションに現在あるかを示す表示装置である。シフトレバー操作パネル75におけるレンジ選択情報は統合ECU60(図3)に入力される。1速レンジは1速段状態である。なお、シフトレバー操作パネル75は、例えば、タッチパネル形式の入力手段を兼ねて、シフトレバー93(図3)に代えて運転者により操作される操作手段としても良い。
図6は、電動モータ3と、インバータトルク制御、インバータ回転数制御のブロック図を示す。このインバータ制御回路72は、トルク制御と回転数制御とに切り換えて制御可能としてあり、トルク制御と回転数制御とも、フィードバック制御で、かつベクトル制御である。変速時はトルク制御と回転数制御とを行い、変速時以外のときはトルク制御を行う。
電力変換部62aは、PWMデューティVu,Vv,Vwに従ってインバータ71をPWM制御し、電動モータ3を駆動する。
同図のインバータ制御回路72による回転数制御を説明する。
速度指令部106は、インバータ制御回路72に対して速度指令を与える手段であり、変速ECU61に設けられている。速度指令部106は、変速時の車速と選択された目標変速段の変速比に基づき、電動モータ3の目標回転数を算出する。算出した目標回転数は、速度指令としてインバータ装置62のインバータ制御回路72に指示される。
また、電動モータ3の回転子角度を回転角度センサ66から取得し、実際の電動モータ3の回転数を速度計算部108で算出する。速度指令部106の速度指令と、速度計算部108で算出した実際の電動モータ回転数の差を比較部109で求め、その差に対して、制御部107でPID制御(比例積分微分制御)、あるいはPI制御(比例積分制御)を行い、制御量をトルク指令として、電流指令部101に入力する。回転数制御時、この速度計算部108の速度指令に基づくトルク指令が、トルク指令部110からのトルク指令に代えて電流指令部101に入力される。
回転数制御では、電動モータ3の目標回転数は一定の時間間隔で計算され、変速中に車速が急に変化しても、変速の目標回転数は車速の変化を追及できる特徴をもつ。それによって、変速ショックを低減することができる。
なお、図6において、インバータ制御回路72は、速度制御部73と、トルク制御部74とに分けて説明している。
トルク制御部74は、インバータ制御回路72のうち、トルク制御により電動モータ3の制御の機能を果たす部分であり、電流指令部101、電流PI制御部102、2相・3相変化部103、3相・2相変化部104、速度計算部108、および予測部111を含む。
速度制御部73は、インバータ制御回路72のうち、速度制御により電動モータ3の制御の機能を果たす部分であって、比較部109と、制御部107とを有し、トルク制御部74の電流制御部101へトルク指令を与え、その後の制御をトルク制御部74で行わせる。
次に、電気自動車における車両用モータ駆動装置のロールバック抑制制御装置につき、図7のブロック図を参照して説明する。制御対象となる電気自動車は、前述の電気自動車である。
このロールバック抑制制御装置64は、車輪を電動モータ3により駆動する電気自動車において、車両が発進時に進行方向と逆に動くロールバックを抑制する装置である。ロールバック抑制制御装置64は、回転角度センサ66と、シフトポジションを検出するレバー位置センサ93aと、ロールバック状態検出手段65と、ロールバック抑制制御手段67とを有する。
ロールバック状態検出手段65は、回転角度センサ66で検出される回転角、およびレバー位置センサ93aで検出されるシフトポジションから、車両のロールバック状態を検出する。具体的には図14と共に後述する。ここでロールバック状態とは、車両が発進時に進行方向と逆に現に動いている状態を言う。図7に示すロールバック抑制制御手段67は、ロールバック状態検出手段65により車両がロールバック状態と検出されたとき、前記車両のロールバックを抑制するように、電動モータ3(図6)のトルクを制御する。変速ECU61に、これらロールバック状態検出手段65およびロールバック抑制制御手段67が設けられている。また変速ECU61には、例えばROM等からなるメモリ70が設けられている。このメモリ70の記憶領域に、例えば、各種センサ、スイッチ類等から入力された値が演算のために一時的に記憶される。同メモリ70の記憶領域には、後述する駆動クリープ閾値やその他必要な閾値などが適宜に記憶される。
図8は、このロールバック抑制制御装置における、車両のドライブレンジでの走行時の回転角度センサ信号の変化を示す図である。図3も参照しつつ説明する。電動モータ3に設けられた回転角度センサ66の電気角360°のアナログ信号を、例えばnビットのデジタル値に変換し、電気角360°を回転角度センサ信号のAD値で表現する。例えば、軸倍角6Xのものを使用した場合、電動モータ3のローターが1回転(機械角360°)すると、回転角度センサ66の信号は6個ののこぎり波が出力される。1個ののこぎり波は機械角60°(電気角360°)を表す。
また、電動モータ3のローターをCCW(反時計回り)の方向で回すと、回転角度センサ66の値が0から設定値まで増加し、この設定値に達したら、また0に戻して、再び0から設定値まで増加する。その動きを繰り返し行うことになっている。一定のサンプリング時間での回転角度センサ信号の変化量を用い、電動モータ3の回転数(rpm)を算出することができる。なお電動モータ3の回転方向は、電動モータ3の出力軸側から見た方向とする。
電動モータ3の回転数の計算方法について説明する。
回転角度センサ信号を取得するサンプリング時間をΔtとし、回転角度センサ信号の変化量をΔthとし、例えば、軸倍角を6Xとすると、電動モータ3の回転数rot[rpm]は次のように求められる。
Figure 0006157829

図9は、このロールバック抑制制御装置における、車両のドライブレンジでの走行時の回転数変化に応じた回転角度センサ信号の変化状況を示す図である。
この図9は、電動モータ3の回転方向がこの電動モータ3の出力軸側から見てCCW(反時計方向)で回転数rot2>rot1>rot3の場合に応じた回転角度センサ信号の変化状況を表している。電動モータ3の回転数が早い程、一定時間内で出力された回転角度センサ66ののこぎり波の数が多くなる。逆に、電動モータ3の回転数が遅い程、一定時間内で出力された回転角度センサ66ののこぎり波の数が少なくなる。
図10は、このロールバック抑制制御装置における、車両のリバースレンジでの走行時の回転角度センサ信号の変化を示す図である。図3も参照しつつ説明する。この図10は、電動モータ3のローターが、この電動モータ3の出力軸側から見てCW(順時計方向)で回転するときの回転角度センサ信号のAD値の変化状況を表している。回転角度センサ66の値が設定値から0まで減少し、0に達したら、また設定値に戻して、再び設定値から0まで減少する。その動きを繰り返し行うことになっている。
図11は、このロールバック抑制制御装置における、車両のリバースレンジでの走行時の回転数変化に応じた回転角度センサ信号の変化状況を示す図である。
この図11は、電動モータ3の回転方向がこの電動モータ3の出力軸側から見てCW(順時計方向)で回転数rot2>rot1>rot3の場合に応じた回転角度センサ信号の変化状況を表している。電動モータ3の回転数が早い程、一定時間内で出力された回転角度センサ66ののこぎり波の数が多くなる。逆に、電動モータ3の回転数が遅い程、一定時間内で出力された回転角度センサ66ののこぎり波の数が少なくなる。
図12は、このロールバック抑制制御装置における、電動モータの回転方向が反時計方向から順時計方向へ切換わるときの回転角度センサ信号の波形を示す図である。通常、シフトポジションが「D」,「1」等の前進レンジにある状態で、電動モータのローターがCCW(反時計方向)で回転し、一方、シフトポジションが「R」の後退レンジにある状態で、電動モータのローターがCW(順時計方向)で回転する。シフトポジションが「P」,「N」レンジにある状態では、電動モータのローターは回転しない。同図のCCWの回転方向では、回転角度センサ66(図3)の値が0から設定値まで増加し、この設定値に達したら、また0に戻して、再び0から設定値まで増加する繰返し動作を行う。
一方、同図のCWの回転方向では、回転角度センサ66(図3)の値が設定値から0まで減少し、0に達したら、また設定値に戻して、再び設定値から0まで減少するような繰返し動作を行う。例えば、この例では、電動モータのローターをCCWからCWへ切換えるとき、回転角度センサ66(図3)の値が設定値のとき切換えが行われる。この設定値は切換時における所定時間維持される。CWへ切換える前のCCWの回転方向での電動モータの回転数は、直前の回転数よりも遅く設定される。
図13は、このロールバック抑制制御装置における、電動モータの回転方向が順時計方向から反時計方向へ切換わるときの回転角度センサ信号の波形を示す図である。通常、シフトポジションが「R」の後退レンジにある状態で、電動モータのローターがCW(順時計方向)で回転し、一方、シフトポジションが「D」,「1」等の前進レンジにある状態で、電動モータのローターがCCW(反時計方向)で回転する。同図のCWの回転方向では、回転角度センサ66(図3)の値が設定値から0まで減少し、0に達したら、また設定値に戻して、再び設定値から0まで減少するような繰返し動作を行う。
一方、同図のCCWの回転方向では、回転角度センサ66(図3)の値が0から設定値まで増加し、この設定値に達したら、また0に戻して、再び0から設定値まで増加する繰返し動作を行う。例えば、この例では、電動モータのローターをCWからCCWへ切換えるとき、回転角度センサ66(図3)の値が0のとき切換えが行われる。このときの値は切換時における所定時間維持される。CCWへ切換える前のCWの回転方向での電動モータの回転数は、直前の回転数よりも遅く設定される。
図14は、この電気自動車において、ロールバック状態を検出する割込み関数のフローチャートである。本割込み関数は、変速ECU61(図3)で実施される。例えば、車両の電源をオンとする条件で本処理が開始され、インバータ装置で算出した回転角度センサの値の和th_sumをCAN通信経由で、変速ECUへ送信する。
ステップ1:変速ECUは、先ず、CAN通信から送ってきた回転角度センサの値の和th_sumを読み込む(S1a)。ここでth_sum信号は、図13に示されたA部とB部の処理済の信号である。次に、th_sumの増量 d_th_sum を計算する(S1b)。計算式:d_th_sum = th_sum- old_th_sum この計算されたth_sumの増量 d_th_sumは、変速ECUのメモリに一時的に記録される(S1c)。その後、ステップ2へ移行する。
ステップ2:
判断式: d_th_sum > 0 ?(S2a)
YES:電動モータの回転方向を dir = CCW とする(S2b)。ステップ3aへ移行する。
NO:電動モータの回転方向を dir = CW とする(S2c)。ステップ3bへ移行する。
ステップ3:
レバー操作レンジの判断を行う(分岐(1),(2))。
分岐(1):
現在のシフトポジションが、ドライブレンジか2速レンジか1速レンジかを判断する。
判断式:現在 D or 2 or 1レンジ?(S3a)
YES:リターンする。
NO:現在のシフトポジションがRレンジが否かを判断する(S3aa)。
ここで現在Rレンジであるとの判断で(S3aa;YES)、変速ECUのロールバック状態検出手段は、後退レンジでのロールバック状態であることを検出する(S3ab)。次に、ロールバック抑制制御手段は、後述するロールバック抑制制御(図15の時間t1〜の制御)を実施する(S3ac)。その後本処理を終了する。ステップ3aaにて現在Rレンジではないとの判断で(S3aa;NO)、リターンする。
分岐(2):
現在のシフトポジションが、ドライブレンジか2速レンジか1速レンジかを判断する。
判断式:現在 D or 2 or 1レンジ?(S3b)
ここで現在ドライブレンジか2速レンジか1速レンジであるとの判断で(S3b;YES)、変速ECUのロールバック状態検出手段は、前進レンジでのロールバック状態であることを検出する(S3ba)。次に、ロールバック抑制制御手段は、後述するロールバック抑制制御(図15の時間t1〜の制御)を実施する(S3bb)。その後本処理を終了する。
ステップ3bにて現在前進レンジではないとの判断で(S3b;NO)、リターンする。
図15は、この電気自動車において、シフトポジションが「D」,「1」等の前進レンジにある状態でおきるロールバックのタイムチャートである。
タイムチャートの概要説明;
t0→t1間:シフトポジションが、ドライブレンジか2速レンジか1速レンジ等の前進レンジにある状態。
車速:0km/h
回転角度信号波形:電動モータが停止状態であり、回転角度センサの出力信号が一定の電位に止まっている。
ブレーキ状態:ブレーキONの状態(ブレーキペダルを踏んでいる状態<半開あるいは全開>
アクセル状態:アクセルOFFの状態(アクセルペダルを踏んでいない状態)
クリープ制御状態:クリープ制御動作中、電動モータは一定のトルク値を出力している。
t1→t2間:ロールバック状態であり、車速が0km/h→最大ロールバック速度の間。
t1:ブレーキを抜く、つまりブレーキをONの状態からOFFの状態にする。
車速:車両が徐々に後退している状態である。
回転角度信号波形:電動モータのローターがCW(順時計方向)で徐々に回転している。回転角度センサの値が設定値から0まで減少し、0に達したら、また設定値に戻して、再び設定値から0まで減少するような繰り返し動作である。
クリープ制御状態:クリープ制御動作中、電動モータのトルクTは下式にて計算される。
T=駆動クリープ閾値+f(Δth_sum)
上式において、(Δth_sum)は、回転角度センサの値の増量。但し、Δth_sum < 0とする。f(Δth_sum):回転角度センサの値の増量に応じて、関数値(トルク)が変化する(1次線形関数とする)。
回転角度センサの値の増量の絶対値が大きければ大きい程、電動モータが発生するトルクが大きい。一方、回転角度センサの値の増量の絶対値が小さければ小さい程、電動モータが発生するトルクが小さい。
t2→t3間:車速が最大ロールバック速度→0km/hの間。
t1→t2過程の動作と同様である。
t3→t4間:t3:車速が0km/hのとき、t4:アクセルペダルが踏まれたとき
アクセルペダルを踏んでいる状態で、車速が0km/hから徐々に加速していく状態。
車速:車両が0km/hから徐々に加速していく。
回転角度信号波形:t3からも電動モータのローターがCCW(反時計方向)で徐々に回転し始める。
ブレーキ状態:ブレーキOFFの状態(全閉)
アクセル状態:アクセルONの状態(アクセルペダルを踏んでいる状態)
クリープ制御状態:クリープ制御を動作中、電動モータは一定のトルク値を出力している。
t4→t5間:
車速:車両が0km/hから徐々に加速していく。
回転角度信号波形:電動モータのローターがCCW(反時計方向)で回転している。
ブレーキ状態:ブレーキOFFの状態(全閉)
アクセル状態:アクセルONの状態(アクセルペダルを踏んでいる状態)
クリープ制御状態:クリープ制御動作中、電動モータは一定のトルク値を出力している(虚線部は、アクセル信号である)。
t5→:アクセル信号を導入し、電動モータを制御している。
作用効果について説明する。
以上説明したロールバック抑制制御装置64によると、ロールバック状態検出手段65は、回転角度センサ66で検出される回転角、およびレバー位置センサ93aで検出されるシフトポジションから、車両のロールバック状態を検出する。ロールバック抑制制御手段67は、ロールバック状態検出手段65により車両がロールバック状態と検出されたとき、車両のロールバックが抑制するように、電動モータ3のトルクを制御する、具体的には、回転角度センサ66の値の増量に応じて電動モータ3のトルクを制御する。この場合、従来技術のように車速に応じて電動モータを制御するのではなく、回転角度センサ66の値の増量に応じて電動モータ3のトルクを制御するため、電動モータ3の応答性が落ちる問題をより確実に解消することができる。このように車両のロールバックを抑制することで、電動モータ3の応答性の向上を図り、且つ車両がロールバック状態から脱出し易くなる。また回転角度センサ66の値の増量に応じて、例えば、電動モータ3のトルクを徐々に増加させる制御を行うことで、変速機5に起因するショックトルクと異音の低減を図ることも可能となる。
ロールバック抑制制御手段67は、回転角度センサ66で検出される回転角の増量が大きければ大きい程、電動モータ3のトルクを大きくし、回転角の増量が小さければ小さい程、電動モータ3のトルクを小さくするものであっても良い。このように回転角の増量に応じて、電動モータ3のトルクを木目細かく変化させることで、電動モータ3の応答性の向上を確実に図ることができ、ロールバック状態からより確実に脱出し易くできる。
ロールバック抑制制御手段67は、電動モータ3の回転方向を切換後、電動モータ3のトルクを一定に保つものである場合、ロールバック状態を脱出して、再びロールバック状態とならないようなクリープ制御状態とすることができる。
ロールバック抑制制御手段67が、電動モータ3の回転方向を切換後、アクセル信号指令が定められた一定値を超えた場合、アクセル信号指令により電動モータ3を制御すると、電動モータ3を応答性良く制御することができる。
1…前輪(車輪)
2…後輪(車輪)
3…電動モータ
65…ロールバック状態検出手段
66…回転角度センサ
67…ロールバック抑制制御手段
93a…レバー位置センサ(シフトポジション検出センサ)

Claims (6)

  1. 車輪を電動モータにより駆動する電気自動車において、車両が発進時に進行方向と逆に動くロールバックを抑制するロールバック抑制制御装置であって、
    前記電動モータの回転角を検出する回転角度センサと、
    車両のシフトポジションを検出するシフトポジション検出センサと、
    前記回転角度センサで検出される回転角、および前記シフトポジション検出センサで検出されるシフトポジションから、前記車両のロールバック状態を検出するロールバック状態検出手段と、
    前記ロールバック状態検出手段により前記車両がロールバック状態と検出されたとき、前記車両のロールバックを抑制するロールバック抑制制御手段とを有し、
    このロールバック抑制制御手段は、前記ロークバック状態検出手段により現在のシフトポジションでのロールバック状態であると検出されたとき、前記電動モータの回転方向を、前記現在のシフトポジションにおける逆回転方向から正回転方向へ切り換え、前記電動モータの回転方向の切換後、前記電動モータのトルクを一定に保つことを特徴とする電気自動車のロールバック抑制制御装置。
  2. 請求項1に記載の電気自動車のロールバック抑制制御装置において、前記ロールバック抑制制御手段は、前記車両のロールバック状態で、前記回転角度センサの回転角に応じて前記電動モータのトルクを制御する電気自動車のロールバック抑制制御装置。
  3. 請求項2に記載の電気自動車のロールバック抑制制御装置において、前記ロールバック抑制制御手段は、前記車両のロールバック状態で、前記回転角度センサで検出される回転角から、この回転角よりも定められる時間前の回転角を減じた回転角の増量が大きければ大きい程、前記電動モータのトルクを大きくし、前記回転角の増量が小さければ小さい程、前記電動モータのトルクを小さくする電気自動車のロールバック抑制制御装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の電気自動車のロールバック抑制制御装置において、前記ロールバック抑制制御手段は、前記電動モータの回転方向を反時計方向から順時計方向へ切換後、アクセル信号指令が定められた一定値を超えた場合、アクセル信号指令により前記電動モータを制御する電気自動車のロールバック抑制制御装置。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の電気自動車のロールバック抑制制御装置において、前記電気自動車は、車両の前後輪のいずれか一方または両方を前記電動モータで駆動する電気自動車のロールバック抑制制御装置。
  6. 請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の電気自動車のロールバック抑制制御装置において、前記電気自動車は、車両の前後輪のいずれか一方をエンジンにて駆動し、前後輪のいずれか他方を前記電動モータで駆動する電気自動車のロールバック抑制制御装置。
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