JP6148601B2 - 副室式ガスエンジン - Google Patents

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本発明は、副室式ガスエンジンの技術に関する。
ガスエンジンは、空気と燃料ガスとの混合気を燃料として駆動するエンジンとして公知である。また、ガスエンジンの一形式として副室式ガスエンジンも公知である。副室式ガスエンジンは、シリンダヘッドに設けられた副室内に燃料の噴射を行う形式のガスエンジンである(例えば、特許文献1)
副室式ガスエンジンでは、燃料ガスとして、主に、都市ガス(13A等)が使用される。しかし、海外で使用される副室式ガスエンジンでは、組成の異なる燃料ガスが供給される場合がある。組成の異なる燃料ガスは、都市ガス(13A等)と比較して発熱量が低い。そのため、副室式ガスエンジンでは、組成の異なる燃料ガスが供給されると、燃料消費が悪化することになる。
特開2013−185515号公報
本発明の解決しようとする課題は、組成の異なる燃料ガスを供給された場合であっても燃料消費の悪化を防止することができる副室式ガスエンジンを提供することである。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
請求項1においては、エンジン回転数及びエンジン負荷より燃料流量及び空気流量を決定する制御手段を備え前記制御手段は、決定された燃料流量より燃料流量が多く必要な場合には、決定された空気流量が小さくなるように補正する副室式ガスエンジンであって、前記制御手段は、エンジン回転数及びエンジン負荷に対して指令燃料噴射量を決定する燃料噴射量マップと、エンジン回転数及びエンジン負荷に対して目標給気マニホールド圧力を決定する目標給気マニホールド圧力マップと、が設定され、エンジン回転数及びエンジン負荷に対して決定される指令燃料噴射量と比較して、燃料噴射量が多く必要な場合には、前記目標給気マニホールド圧力マップの目標給気マニホールド圧力が小さくなるように補正するものである。
請求項2においては、請求項1記載の副室式ガスエンジンであって、前記制御手段は、エンジン回転数及びエンジン負荷に対して目標副室燃料ガス圧力を決定する目標副室燃料ガス圧力マップが設定され、エンジン回転数及びエンジン負荷に対して決定される指令燃料噴射量と比較して燃料噴射量が多く必要な場合には、前記目標副室燃料ガス圧力マップの目標副室燃料ガス圧力が大きくなるように補正するものである。
請求項3においては、請求項1又は2記載の副室式ガスエンジンであって、前記燃料噴射量マップは、少なくとも、燃料圧力、燃料温度又は潤滑油温度に基づいて指令燃料噴射量を補正するものである。
本発明の副室式ガスエンジンによれば、組成の異なる燃料ガスを供給された場合であっても燃料消費の悪化を防止することができる。
副室式ガスエンジンの構成を示した模式図。 同じくシリンダヘッドの構成を示した模式図。 燃料噴射量マップ補正制御のイメージを示す模式図。 目標給気マニホールド圧力マップ補正制御の流れを示すフロー図。 別の目標給気マニホールド圧力マップ補正制御の流れを示すフロー図。 目標副室燃料ガス圧力マップ補正制御の流れを示すフロー図。 電気推進船の構成を示す模式図。
図1を用いて、副室式ガスエンジン100の構成について説明する。なお、図1では、副室式ガスエンジン100の構成を模式的に表している。
副室式ガスエンジン100は、本発明の副室式ガスエンジンに係る実施形態である。副室式ガスエンジン100は、ガスを燃料として駆動するエンジンであって、シリンダヘッド70に設けられた副室Fに燃料の噴射を行う形式のガスエンジンである(図2参照)。
副室式ガスエンジン100は、エンジン本体10と、給気系統20と、排気系統30と、制御手段としてのECU(Engine Control Unit)50と、を具備している。
エンジン本体10は、6つの気筒11・・・・11を具備している。気筒11・・・・11は、給気マニホールド21と給気ポート22・・・・22によって連通され、排気マニホールド31と排気ポート32・・・・32によって連通されている。給気ポート22・・・・22には、ガスインジェクタ42・・・・42が設けられている。
給気系統20は、給気マニホールド21と、インタークーラ23と、メインスロットル24と、コンプレッサ25と、バイパススロットル26と、を具備している。給気系統20では、給気マニホールド21から空気の流れの上流側に向かって、インタークーラ23と、メインスロットル24と、コンプレッサ25と、が順に配置されている。バイパススロットル26は、コンプレッサ25をバイパスするバイパス経路上に設けられている。
排気系統30は、排気マニホールド31と、タービン33と、を具備している。排気系統30では、排気マニホールド31から空気の流れの下流側に向かって、タービン33が配置されている。
ECU50は、メインスロットル24と、バイパススロットル26と、に接続されている。ECU50は、空気流量としての給気マニホールド圧力Piが目標給気マニホールド圧力Pimとなるように、メインスロットル24又はバイパススロットル26を制御する機能を有している。
なお、本実施形態では空気流量を給気マニホールド圧力Piとしたが、これに限定されない。例えば、給気マニホールド21に供給される空気流量をマスフローメータ又はオリフィス流量計によって検知し、検知した空気流量を本発明の空気量としても良い。
図2を用いて、シリンダヘッド70の構成について説明する。なお、図2では、シリンダヘッド70の構成を模式的に表している。
シリンダヘッド70は、シリンダブロック80の上部に配置され、主室系統40と、副室系統60と、を具備している。
シリンダヘッド70には、副室Sが形成され、給気バルブ71と、排気バルブ72と、が設けられている。副室Sの上方には、スパークプラグ75と、副室系統60と、が設けられている。
シリンダブロック80には、気筒11が形成され、ピストンPが摺動可能に収納されている。気筒11には、ピストンPの頂部によって、主室Mが形成されている。
主室系統40は、燃料供給管41と、ガスインジェクタ42と、主室燃料ガス温度Tmを検知する主室燃料ガス温度センサ56と、主室燃料ガス圧力Pmを検知する主室燃料ガス圧力センサ57と、主室燃料ガス圧力調整器58と、を具備している。
副室系統60は、燃料供給管61と、チェックバルブ65と、副室燃料流量としての副室燃料ガス圧力Psを検知する副室燃料ガス圧力センサ54と、副室燃料ガス圧力調整器55と、を具備している。
なお、本実施形態では副室燃料流量を副室燃料ガス圧力Psとしたが、これに限定されない。例えば、副室燃料ガス圧力調整器55によって供給される副室燃料流量をマスフローメータ又はオリフィス流量計によって検知し、検知した副室燃料流量を本発明の副室燃料流量としても良い。
ECU50は、エンジン回転数Neを検知するエンジン回転数センサ51と、エンジン負荷Acを検知するエンジン負荷センサ52と、潤滑油温度Tjを検知する潤滑油温度センサ53と、ガスインジェクタ42と、主室燃料ガス温度センサ56と、主室燃料ガス圧力センサ57と、主室燃料ガス圧力調整器58と、副室燃料ガス圧力センサ54と、副室燃料ガス圧力調整器55と、スパークプラグ75と、に接続されている。
ECU50は、副室燃料ガス圧力Psが目標副室燃料ガス圧力Pmsとなるように、副室燃料ガス圧力調整器55を制御する機能を有している。
ECU50には、燃料噴射量マップが設定されている。燃料噴射量マップは、エンジン回転数Neとエンジン負荷Acと燃料流量としての指令燃料噴射量Qとの相関を表すものであって、エンジン回転数Ne及びエンジン負荷Acに対して指令燃料噴射量Qを決定するものである。
なお、本実施形態では燃料流量を指令燃料噴射量Qとしたが、これに限定されない。例えば、ガスインジェクタ42によって供給される燃料流量をマスフローメータ又はオリフィス流量計によって検知し、検知した燃料流量を本発明の燃料流量としても良い。
ECU50には、目標給気マニホールド圧力マップが設定されている。目標給気マニホールド圧力マップは、エンジン回転数Neとエンジン負荷Acと目標給気マニホールド圧力Pimとの相関を表すものであって、エンジン回転数Ne及びエンジン負荷Acに対して目標給気マニホールド圧力Pimを決定するものである。
ECU50には、目標副室燃料ガス圧力マップが設定されている。目標副室燃料ガス圧力マップは、エンジン回転数Neとエンジン負荷Acと目標副室燃料ガス圧力Psmとの相関を表すものであって、エンジン回転数Ne及びエンジン負荷Acに対して目標副室燃料ガス圧力Psmを決定するものである。
このような構成とすることで、ECU50は、副室燃料ガス圧力調整器55を制御して副室Sに燃料ガスを供給し、副室S内で燃料ガスを着火させる。一方、ECU50は、メインスロットル24又はバイパススロットル26を制御して主室Mに空気を供給し、主室燃料ガス圧力調整器58及びガスインジェクタ42を制御して主室Mに燃料ガスを供給する。主室Mでは、副室Sで着火した燃料ガスが高い流速の火炎となって放出され、混合ガスが発火され爆発する。
図3を用いて、燃料噴射量マップ補正制御について説明する。なお、図3では、燃料噴射量マップ補正制御のイメージを模式的に表している。
燃料噴射量マップ補正制御は、燃料噴射量マップによってエンジン回転数Neとエンジン負荷Acとから算出される指令燃料噴射量Qを、少なくとも第一補正量ΔQp、第二補正量ΔQt又は第三補正量ΔQtjによって補正して補正噴射量Q´とする制御である。
副室式ガスエンジン100では、主室燃料ガス圧力Pmが上昇すると、燃料ガスの密度が上昇し、所定エンジン回転数Neで同じエンジン負荷Acに対応するための必要な燃料噴射量が減少する。そのため、指令燃料噴射量Qは、主室燃料ガス圧力Pmの上昇に比例して、第一補正量ΔQpによって減少するように補正される。つまり、第一補正量ΔQpは、主室燃料ガス圧力Pmの上昇に比例して減少するものである。
副室式ガスエンジン100では、主室燃料ガス温度Tmが上昇すると、燃料ガスの密度が低下し、所定エンジン回転数Neで同じエンジン負荷Acに対応するための必要な燃料噴射量が増加する。そのため、指令燃料噴射量Qは、主室燃料ガス温度Ptの上昇に比例して、第二補正量ΔQtによって増加するように補正される。つまり、第二補正量ΔQtは、主室燃料ガス温度Ptの上昇に比例して増加するものである。
副室式ガスエンジン100では、潤滑油温度Tjが上昇すると、潤滑油の粘度が低下して、所定エンジン回転数Neで同じエンジン負荷Acに対応するための必要な燃料噴射量が減少する。そのため、指令燃料噴射量Qは、潤滑油温度Tjの上昇に比例して、第三補正量ΔQtjによって減少するように補正される。つまり、第三補正量ΔQtjは、潤滑油温度Tjの上昇に比例して減少するものである。
燃料噴射量マップ補正制御の効果について説明する。燃料噴射量マップ補正制御によれば、主室燃料ガス又は潤滑油の状態に応じた適正な燃料ガスを噴射できる。
図4を用いて、目標給気マニホールド圧力マップ補正制御S100の流れについて説明する。なお、図4では、目標給気マニホールド圧力マップ補正制御S100の流れをフローチャートによって表している。
目標給気マニホールド圧力マップ補正制御S100は、目標給気マニホールド圧力マップによってエンジン回転数Neとエンジン負荷Acとから算出される目標給気マニホールド圧力Pimを補正する制御である。
ステップS110において、ECU50は、燃料噴射量マップによってエンジン回転数Neとエンジン負荷Acとから算出される指令燃料噴射量Qに対して、燃料噴射量が多く必要かどうかを確認する。燃料噴射量が多く必要な場合は、ステップS120に移行し、それ以外では目標給気マニホールド圧力マップ補正制御S100を終了する。
指令燃料噴射量Qに対して燃料噴射量が多く必要な場合とは、例えば、指令燃料噴射量Qではエンジン負荷Acに対して目標エンジン回転数Nemに到達しない、或いは、所定のエンジン回転数Neと所定のエンジン負荷Acにおいて、燃料噴射量マップによって算出される指令燃料噴射量Qよりも多くの燃料噴射量が必要とされる等の場合が考えられる。
ステップS120において、ECU50は、目標給気マニホールド圧力マップを目標給気マニホールド圧力Pimが小さくなるように補正する(書き換える)。
目標給気マニホールド圧力マップ補正制御S100の効果について説明する。目標給気マニホールド圧力マップ補正制御S100によれば、組成の異なる燃料ガスを供給された場合であっても燃料消費の悪化を防止することができる。
すなわち、副室式ガスエンジン100では、組成の異なる燃料ガスが供給されると、組成の異なる燃料ガスの発熱量が低いため、通常よりも燃料噴射量が多く必要となる。このとき、目標給気マニホールド圧力Pimが小さくなるように補正することによって、適正な空気過剰率を実現し、燃料消費の悪化を防止することができる。
図5を用いて、別の目標給気マニホールドマップ補正制御について説明する。なお、図5では、別の目標給気マニホールドマップ補正制御のイメージを模式的に表している。
目標給気マニホールドマップ補正制御は、目標給気マニホールド圧力マップによってエンジン回転数Neとエンジン負荷Acとから算出される目標給気マニホールド圧力Pimを補正量ΔPtjによって補正する制御である。
副室式ガスエンジン100では、冷態(潤滑油温度Tjが低下している状態)では、空気過剰率がリッチ側にシフトするため、燃焼が不安定となって、調速制御ができなくなってエンジンストールに至るおそれがある。そのため、目標給気マニホールド圧力Pimは、潤滑油温度Tjの下降に比例して、補正量ΔPtjによって増加するように補正される。
目標給気マニホールドマップ補正制御の効果について説明する。目標給気マニホールドマップ補正制御によれば、冷態時であっても適正な空気過剰率を維持できる。
図6を用いて、目標副室燃料ガス圧力マップ補正制御S200の流れについて説明する。なお、図6では、目標副室燃料ガス圧力マップ補正制御S200の流れをフローチャートによって表している。
目標副室燃料ガス圧力マップ補正制御S200は、目標副室燃料ガス圧力マップによってエンジン回転数Neとエンジン負荷Acとから算出される目標副室燃料ガス圧力Psmを補正する制御である。
ステップS210において、ECU50は、燃料噴射量マップによってエンジン回転数Neとエンジン負荷Acとから算出される指令燃料噴射量Qに対して、燃料噴射量が多く必要かどうかを確認する。燃料噴射量が多く必要な場合は、ステップS220に移行し、それ以外では目標副室燃料ガス圧力マップ補正制御S200を終了する。
指令燃料噴射量Qに対して燃料噴射量が多く必要な場合とは、例えば、指令燃料噴射量Qではエンジン負荷Acに対して目標エンジン回転数Nemに到達しない、或いは、所定のエンジン回転数Neと所定のエンジン負荷Acにおいて、燃料噴射量マップによって算出される指令燃料噴射量Qよりも多くの燃料噴射量が必要とされる等の場合が考えられる。
ステップS220において、ECU50は、目標副室燃料ガス圧力マップを目標副室燃料ガス圧力Psmが大きくなるように補正する(書き換える)。
目標副室燃料ガス圧力マップ補正制御S200の効果について説明する。目標副室燃料ガス圧力マップ補正制御S200によれば、組成の異なる燃料ガスを供給された場合であっても燃料消費の悪化を防止することができる。
すなわち、副室式ガスエンジン100では、組成の異なる燃料ガスが供給されると、組成の異なる燃料ガスの発熱量が低いため、通常よりも燃料噴射量が多く必要となる。このとき、目標副室燃料ガス圧力Psmが大きくなるように補正することによって、適正な空燃比を実現し、燃料消費の悪化を防止することができる。
図7を用いて、電気推進船200の構成について説明する。なお、図7では、電気推進船200の構成を模式的に表している。
電気推進船200は、本実施形態のガスエンジン100を搭載している。電気推進船200は、LNGタンク201と、気化器202と、ガスエンジン100と、発電機203と、電力コントロール盤204と、推進モータ205と、減速機206と、可変ピッチプロペラ207と、を備えている。
電気推進船200では、LNGタンク201・201に貯溜された燃料ガスが気化器202・202によって空気と混合され、ガスエンジン100・100・100に供給される。そして、ガスエンジン100・100・100によって発電機203・203・203が駆動され、電力コントロール盤204によって、推進モータ205・205及び船内負荷に電力が供給される。推進モータ205・205の駆動は減速機206・206を介して可変ピッチプロペラ207・207に伝達される。
11 気筒
21 給気マニホールド
42 ガスインジェクタ
50 ECU
51 エンジン回転数センサ
52 エンジン負荷センサ
53 潤滑油温度センサ
54 副室燃料ガス圧力センサ
55 副室燃料ガス圧力調整器
56 主室燃料ガス温度センサ
57 主室燃料ガス圧力センサ
58 主室燃料ガス圧力調整器
100 副室式ガスエンジン
Ne エンジン回転数
Ac エンジン負荷
Tj 潤滑油温度
Pi 給気マニホールド圧力
Pim 目標給気マニホールド圧力
Ps 副室燃料ガス圧力
Psm 目標副室燃料ガス圧力

Claims (3)

  1. エンジン回転数及びエンジン負荷より燃料流量及び空気流量を決定する制御手段を備え前記制御手段は、決定された燃料流量より燃料流量が多く必要な場合には、決定された空気流量が小さくなるように補正する副室式ガスエンジンであって、
    前記制御手段は、
    エンジン回転数及びエンジン負荷に対して指令燃料噴射量を決定する燃料噴射量マップと、エンジン回転数及びエンジン負荷に対して目標給気マニホールド圧力を決定する目標給気マニホールド圧力マップと、が設定され、
    エンジン回転数及びエンジン負荷に対して決定される指令燃料噴射量と比較して、燃料噴射量が多く必要な場合には、前記目標給気マニホールド圧力マップの目標給気マニホールド圧力が小さくなるように補正する
    副室式ガスエンジン。
  2. 請求項1記載の副室式ガスエンジンであって、
    前記制御手段は、
    エンジン回転数及びエンジン負荷に対して目標副室燃料ガス圧力を決定する目標副室燃料ガス圧力マップが設定され、
    エンジン回転数及びエンジン負荷に対して決定される指令燃料噴射量と比較して燃料噴射量が多く必要な場合には、前記目標副室燃料ガス圧力マップの目標副室燃料ガス圧力が大きくなるように補正する
    副室式ガスエンジン。
  3. 請求項1又は2記載の副室式ガスエンジンであって、
    前記燃料噴射量マップは、少なくとも、燃料圧力、燃料温度又は潤滑油温度に基づいて指令燃料噴射量を補正する
    副室式ガスエンジン。
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