JP6147841B1 - コンタクトモジュールの製造方法、及び、コネクタ - Google Patents

コンタクトモジュールの製造方法、及び、コネクタ Download PDF

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Abstract

【課題】 製造効率を向上することができるコンタクトモジュールの製造方法、及び、このコンタクトモジュールを有するコネクタを提供すること。【解決手段】 コンタクトモジュール110の製造方法は、平行に並ぶ複数のコンタクト130、及び、隣接するコンタクト130間に設けられてこれらコンタクト130同士を結合し、かつ、コンタクト130に対して延出する延出部150を備えるコンタクト集合体140のコンタクト130を、インシュレータ120に形成された、コンタクト130を1つずつ収容する複数の収容部121のそれぞれに挿入し、延出部150を、収容部121の深さ方向に押圧することにより、コンタクト130を収容部121の中間深さ位置P2まで移動し、コンタクト集合体140から延出部150を分離し、コンタクト130を中間深さ位置P2から中間深さ位置P2よりも深い最終深さ位置P3まで移動する。【選択図】図7

Description

本発明は、信号ケーブルの接続部等に用いられるコンタクトモジュールの製造方法、及び、このコンタクトモジュールを有するコネクタに関する。
超音波プローブ診断装置は、超音波プローブ、及び、この超音波プローブからの信号を処理する処理装置を有している。超音波プローブは、処理装置に接続する為のケーブルを有している。このケーブル内には、複数の信号線が収容されている。ケーブルの端部には、複数の信号線が接続されたコネクタが設けられている。
処理装置においては、ケーブルが接続されるインターポーザを有している。インターポーザは、処理装置の接続部の基板上の配線に電気的に接続されるとともに、ケーブルのコネクタに電気的に接続可能な複数のコンタクトを有している。
ケーブルのコネクタがインターポーザに接続されると、ケーブル内の信号線と基板上の配線とが、コンタクトを介して互いに電気的に接続される。
また、複数のコンタクトをモジュール化したコンタクトモジュールが知られている。このコンタクトモジュールは、複数のコンタクト、及び、これらコンタクトを内部に保持する絶縁材性のインシュレータを有している(例えば、特許文献1−6参照。)。
コンタクトモジュールをインターポーザ内に設置することにより、インターポーザ内にコンタクトを設置することができる。コンタクトモジュールは、一般に、インシュレータ内に設けられた複数の収容部内にコンタクトを1ずつ挿入することにより製造される。
米国特許第6056581号明細書 米国特許第5588866号明細書 米国特許第6117083号明細書 米国特許第5913688号明細書 米国特許第5417578号明細書 米国特許第5308252号明細書
上述したコンタクトモジュールでは、以下の問題があった。即ち、インシュレータの複数の収容部内に1つずつコンタクトを挿入する為、製造効率が悪くなる。
この為、本発明は、製造効率を向上することができるコンタクトモジュールの製造方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決する為に、本発明の一態様に係るコンタクトモジュールの製造方法は、絶縁材製のインシュレータ、及び、前記インシュレータ内に保持され、導電性材製のコンタクトを具備するコンタクトモジュールの製造方法であって、平行に並ぶ複数の前記コンタクト、及び、隣接する前記コンタクト間に設けられてこれらコンタクト同士を結合し、かつ、前記コンタクトに対して延出する延出部を具備するコンタクト集合体の前記コンタクトを、前記インシュレータに形成された、前記コンタクトを1つずつ収容する複数の収容部のそれぞれに挿入し、前記延出部を、前記収容部の深さ方向に押圧することにより、前記コンタクトを前記収容部の中間深さ位置まで移動し、前記コンタクト集合体から前記延出部を分離し、前記コンタクトを前記中間深さ位置から前記中間深さ位置よりも深い最終深さ位置まで移動する。
本発明によれば、コンタクトモジュールの製造効率を向上することができる。
本発明の一実施形態に係るコンタクトモジュールの製造方法により製造されたコンタクタモジュールを有するインターポーザを示す斜視図。 同インターポーザを示す分解斜視図。 同インターポーザの要部を切断して示す斜視図。 同コンタクトモジュールを示す斜視図。 同コンタクトモジュールを切断して示す斜視図。 同インターポーザのプロテクトプレートが、同インターポーザの第2のハウジングの主面に当接するまで押し込まれた状態を切断して示す斜視図。 同コンタクトモジュールの製造方法を示す斜視図。 同コンタクトモジュールの製造方法を示す斜視図。 同コンタクトモジュールの製造方法を示す斜視図。 同コンタクトモジュールの製造方法を示す斜視図。 同コンタクトモジュールの製造方法を示す斜視図。 同コンタクトモジュールの製造方法を示す斜視図。
本発明の一実施形態に係るコンタクトモジュールの製造方法により製造されたコンタクトモジュール110を有するインターポーザ(コネクタ)10を、図1から図12を用いて説明する。
図1は、同コンタクトモジュールの製造方法により製造されたコンタクトモジュール110を有するインターポーザ10を示す斜視図である。インターポーザ10は、2つの装置を電気的に接続する為に用いられる装置である。本実施形態では、インターポーザ10は、例えば、超音波プローブ診断装置の超音波プローブと、処理装置側とを互いに電気的に接続する為に用いられている。図1は、インターポーザ10が、処理装置の基板1上に固定されている状態を示している。
まず、インターポーザ10の説明の前に、インターポーザ10を介して接続される超音波プローブ、及び、処理装置について、説明する。図1では、超音波プローブの一部である、ケーブル2を示している。
ケーブル2は、超音波プローブの出力信号を送信する複数の信号線を内部に収容している。ケーブル2の端部には、コネクタ3が設けられている。コネクタ3は、第1のハウジング4、及び、第1のハウジング4内に配置される基板5を有している。
第1のハウジング4は、例えば、一端面が開口する長方形状に形成されている。基板5は、第1のハウジング4の開口を通して外部に面している。基板5上には、信号線が接続される複数の第1の電極パッド5aが設けられている。
また、コネクタ3は、突出部6を有している。突出部6は、基板5の中央部に形成された孔を通して基板5に対して突出する棒形状に形成されている。突出部6は、その軸芯線回りに、第1のハウジング4及び基板5に対して回転可能に、第1のハウジング4に支持されている。
突出部6は、その周面から突出する係合部7を有している。係合部7は、例えば一対設けられている。これら係合部7は、直線状に並んで配置されている。
処理装置は、基板1を有している。なお、図1中では、処理装置は、基板1のみ示されている。基板1は、その一方の主面に、複数の第2の電極パッド1aが設けられている。第2の電極パッド1aは、ケーブル2のコネクタ3の基板5に設けられた第1の電極パッド5aに対応して形成されており、第1の電極パッド5aと同数設けられている。
次に、インターポーザ10の説明に戻る。図2は、インターポーザ10を示す分解斜視図である。図2に示すように、インターポーザ10は、主面20a,20bを有する第2のハウジング(ハウジング)20、第2のハウジング20を基板1に固定する第1の固定部材30、第2のハウジング20の主面20a側に配置され、その厚み方向に移動可能に形成されたプロテクトプレート40、第2のハウジング20に対するプロテクトプレート40の面方向の位置決めを行う位置決め部材50、プロテクトプレート40を第2のハウジング20に支持するとともに第2のハウジング20に対するプロテクトプレート40の移動を案内する案内部材60、プロテクトプレート40と第2のハウジング20との間に配置される第1の付勢部材70を有している。
また、インターポーザ10は、第2のハウジング20の他方の主面20b側に設けられ、超音波プローブのコネクタ3の係合部7が係合可能に形成された被係合部材80、第2のハウジング20に被係合部材80を固定する第2の固定部材90、第2のハウジング20と被係合部材80との間に設けられる第2の付勢部材100、第2のハウジング20に支持されるコンタクトモジュール110を有している。
第2のハウジング20は、例えば、直方体形状に形成されている。第2のハウジング20の主面20aの周縁部には、第2のハウジング20の厚み方向に延出する縦壁部21を有している。
縦壁部21は、当該縦壁部21によって囲まれる範囲内にプロテクトプレート40を、第2のハウジング20の厚み方向に移動可能に、配置する。また、縦壁部21は、プロテクトプレート40の移動を案内可能に形成されている。具体的には、縦壁部21の内周面は、プロテクトプレート40の外周面との間に、所定の隙間を有しており、プロテクトプレート40の移動を案内可能に形成されている。縦壁部21は、内部に配置されたプロテクトプレート40を、第2のハウジング20の厚み方向に移動可能な高さを有している。
また、第2のハウジング20には、第1の固定部材30が挿入可能な第1の貫通孔22、超音波プローブのコネクタ3の突出部6及び係合部7を挿入可能な第2の貫通孔23、位置決め部材50が挿入される第3の貫通孔24、及び、コンタクトモジュール110を内部に収容可能な収容孔25が形成されている。
第1の貫通孔22は、複数形成されている。第1の貫通孔22は、例えば、第2のハウジング20の4隅にそれぞれ形成されている。第1の貫通孔22は、第2のハウジング20を、その厚み方向に貫通している。
第2の貫通孔23は、第2のハウジング20の中央部に形成されている。第2の貫通孔23は、突出部6を挿入可能な断面円形の主孔部、及び、係合部7を挿入可能な矩形孔部を有している。
第3の貫通孔24は、例えば、複数形成されており、その一例として、2つ形成されている。第3の貫通孔24は、第2のハウジング20の縦壁部21の近傍に形成されている。
収容孔25は、用いられるコンタクトモジュール110の数に応じて形成されている。また、収容孔25は、基板1上の第2の電極パッド2aの位置に応じて形成されている。具体的には、収容孔25は、基板1上に設けられる第2の電極パッド1aに、コンタクトモジュール110のコンタクト112を電気的に接続可能とする位置に形成されている。本実施形態では、収容孔25は、一例として、第2のハウジング20の複数の周縁を構成する四辺のそれぞれの中央部の近傍に2つずつ形成されている。収容孔25は、第2のハウジング20を、その厚み方向に貫通している。収容孔25は、内部にコンタクトモジュール110を収容すると、コンタクトモジュール110の端子部133を第2のハウジング20の外部に露出可能に形成されている。
図3は、インターポーザ10を切断して示す斜視図である。図3に示すように、第1の固定部材30は、例えば、ねじである。第1の固定部材30は、第2のハウジング20の第1の貫通孔22を通して基板1に螺合することにより、第2のハウジング20を基板1に締結可能である。
図2に示すように、プロテクトプレート40は、第2のハウジング20の縦壁部21に囲まれる範囲に配置可能な板形状に形成されている。プロテクトプレート40は、その厚み方向に第2のハウジング20に当接した状態(押し込み位置にある状態)において、コンタクトモジュール110の端子部133がプロテクトプレート40の表面40aに対して外部に突出する厚みを有している。
プロテクトプレート40には、第1の固定部材30を挿入可能な第4の貫通孔41、案内部材60を挿入可能な第5の貫通孔42、位置決め部材50を挿入可能な第6の貫通孔43、超音波プローブのコネクタ3の突出部6及び係合部7を挿入可能な第7の貫通孔44、及び、収容孔25に連通し、コンタクトモジュール110の表面を外部に露出可能な第8の貫通孔45が形成されている。
第4の貫通孔41は、プロテクトプレート40において、第2のハウジング20の第1の貫通孔22に対向する位置に形成されている。第4の貫通孔41は、プロテクトプレート40を貫通している。
第5の貫通孔42は、複数形成されており、例えば、プロテクトプレート40の四隅のそれぞれに形成されている。第5の貫通孔42は、プロテクトプレート40を貫通している。
第6の貫通孔43は、第3の貫通孔24に対向する位置に形成されている。第6の貫通孔43は、プロテクトプレート40を貫通している。
第7の貫通孔44は、プロテクトプレート40の中央部に形成されており、平面形状が矩形に形成されている。第7の貫通孔44は、プロテクトプレート40を貫通している。
第8の貫通孔45は、収容孔25に対向する位置に形成されている。第8の貫通孔45の平面形状は、例えば、収容孔25の平面形状と略同形状に形成されている。すなわち、第8の貫通孔45は、コンタクトモジュール110の上部(基板1に対して反対側の端部)を内側に配置可能に形成されている。
位置決め部材50は、棒形状に形成されている。位置決め部材50は、プロテクトプレート40の第6の貫通孔43、及び、第2のハウジング20の第3の貫通孔24内に挿入されることにより、第2のハウジング20に対してプロテクトプレート40の、主面20aの面方向の位置決めを可能に形成されている。なお、位置決め部材50は、その断面が、少なくとも、プロテクトプレート40の第5の貫通孔42よりも若干小さく形成されており、プロテクトプレート40が第2のハウジング20に対して、第2のハウジング20の厚み方向の移動を可能形成されている。主面20aの面方向とは、主面20aに平行な方向である。
案内部材60は、図3に示すように、案内部61、第2のハウジング20に固定されるねじ部62、及び、ヘッド部63を有している。
案内部61は、第5の貫通孔42内を挿通可能な円筒形状に形成されている。案内部61の径は、第5の貫通孔42の径よりも小さく設定されており、それゆえ、案内部61は、第5の貫通孔42内をスムーズに移動可能である。案内部61の一端は、第2のハウジング20に当接している。
ねじ部62は、案内部61の先端から延出する円筒形状に形成されている。ねじ部62の断面は、案内部61の断面よりも小さい。ねじ部62の周面には、雄ねじが形成されている。
ねじ部62は、第2のハウジング20の第9の貫通孔29に固定可能に形成されている。第9の貫通孔29は、第5の貫通孔42と対向する位置に形成されている。第9の貫通孔29は、ねじ部62が螺合可能なねじ孔である。
すなわち、案内部材60は、案内部61が第2のハウジング20に当接するまでねじ部62を第9の貫通孔29にねじ込むことにより、第2のハウジング20に固定される。
ヘッド部63は、案内部61の他端に連続して形成されており、案内部61よりも大径に形成されている。ヘッド部63には、ねじ回しなどの工具が係合可能な溝が形成されている。
また、ヘッド部63は、第5の貫通孔42の縁に当接可能な大きさを有している。具体的には、第5の貫通孔42は、プロテクトプレート40の表面に形成され、ヘッド部63を内部に配置可能な孔部と、この孔部よりも小径であり、内部に案内部61を移動可能に挿通する孔部とを有する。ヘッド部63は、第5の貫通孔42において、案内部61を挿通する孔部の縁に当接する。ヘッド部63がプロテクトプレート40に当接することにより、プロテクトプレート40が第2のハウジング20に対して分離されることが防止される。図3に示すように、プロテクトプレート40がヘッド部63に当接する位置は、プロテクトプレート40の通常支持位置P1となる。
第1の付勢部材70は、第2のハウジング20の主面20aとプロテクトプレート40との間に配置され、第2のハウジング20に対してプロテクトプレート40を弾性的に支持可能に形成されている。第1の付勢部材70は、例えば、コイルばねである。
すなわち、第1の付勢部材70は、その弾性力により、プロテクトプレート40を第2のハウジング20の主面20aから離間した通常支持位置P1に向かって付勢し、通常支持位置P1で支持可能に形成されている。
通常支持位置P1は、インシュレータ120の端子部133が、第8の貫通孔45内に配置され、プロテクトプレート40の表面40aよりも外部に出ない位置である。すなわち、通常支持位置P1は、端子部133が、プロテクトプレート40の表面40aに対して突出しない位置である。
また、第1の付勢部材70は、プロテクトプレート40が第2のハウジング20側に押し込まれた場合では、縮むことにより、プロテクトプレート40が、上記通常支持位置P1から、コンタクトモジュール110の端子部133がプロテクトプレート40の表面40aよりも外部に出る位置まで、第2のハウジング20側に移動することを可能に形成されている。
第1の付勢部材70は、例えば、コイルばねである。第1の付勢部材70は、第5の貫通孔42の外周面42aに固定されている。第1の付勢部材70の一端は、第2のハウジング20の主面20aに当接している。なお、第5の貫通孔42は、プロテクトプレート40に形成されたボス部に形成されている。第5の貫通孔42の外周面42aとは、このボス部の外周面となる。このボス部が第1の付勢部材70に挿入されることにより、第1の付勢部材70が、第5の貫通孔42の外周面42aに固定されることとなる。
なお、案内部材60、及び、第1の付勢部材70は、プロテクトプレート40を、端子部133が第8の貫通孔45内に配置され、表面40aよりも外部に出ない通常支持位置P1と、端子部133が表面40aよりも外部に出る押し込み位置との間で、移動可能に第2のハウジング20に支持する支持装置の一例を構成している。
図2に示すように、被係合部材80は、第2のハウジング20の他方の主面20b側に配置されており、超音波プローブのコネクタ3の係合部7が係合可能に形成されている。被係合部材80は、例えば、直方体形状に形成されている。被係合部材80は、第2の貫通孔23に対向する位置に配置されている。
被係合部材80は、コネクタ3の係合部7が係合可能となる構造の一例として、係合孔80aを有している。係合孔80aは、被係合部材80において第2の貫通孔23に対向する部分に形成されており、例えば、被係合部材80の中央部に形成されている。
係合孔80aは、被係合部材80を貫通している。係合孔80aは、第2の貫通孔23と同様の形状を有している。すなわち、係合孔80aは、コネクタ3の突出部6が挿通可能な断面円形の主孔部、及び、係合部7が挿通可能な矩形孔部を有している。
被係合部材80には、第2の固定部材90を挿入可能な第10の貫通孔81が形成されている。第10の貫通孔81は、第2の固定部材90をその軸方向に移動可能に挿通する。また、被係合部材80において第2のハウジング20の主面20bに面する面には、第2の付勢部材100を収容可能な収容孔82が形成されている。
収容孔82は、被係合部材80において第2のハウジング20側に面から他方側の面に向かって形成される、一端が閉塞する凹形状の孔である。すなわち、収容孔82の、被係合部材80において第2のハウジング20に対して反対側の一端は、開口することなく、閉塞している。
第2の固定部材90は、被係合部材80の第10の貫通孔81を通って第2のハウジング20に固定されることにより、被係合部材80を、第2のハウジング20の主面20bとの間に隙間を有して支持可能に形成されている。第2の固定部材90は、例えば、ねじである。第2の固定部材90は、その断面が第10の貫通孔81の断面よりも小さく、第2の固定部材90に対して被係合部材80を、支持位置から第2のハウジング20側に移動可能に形成されている。なお、ここで言う支持位置とは、第2の固定部材90が被係合部材80に当接し、被係合部材80を支持する位置である。本実施形態では、第2の固定部材90のねじ頭部分が、第10の貫通孔81の縁に当接することにより、被係合部材80を支持する位置である。
第2の付勢部材100は、収容孔82内に収容されており、一端が第2のハウジング20の主面20bに当接している。第2の付勢部材100は、被係合部材80を、第2の固定部材90による支持位置側に向かって付勢可能に形成されている。
また、第2の付勢部材100は、被係合部材80が第2の固定部材90により支持される支持位置から第2のハウジング20側に移動した際に、縮むことにより、被係合部材80の第2のハウジング20側への移動を可能に形成されている。第2の付勢部材100は、例えば、コイルばねである。
図4は、コンタクトモジュール110を示す斜視図である。コンタクトモジュール110は、収容孔25内に固定されている。図4に示すように、コンタクトモジュール110は、絶縁材製のインシュレータ120、及び、インシュレータ120に支持された複数のコンタクト130を有している。
インシュレータ120は、第2のハウジング20に形成された収容孔25内に収容可能な形状に形成されている。本実施形態では、インシュレータ120は、第2のハウジング20の収容孔25の断面と略同形状の断面を有する直方体形状に形成されている。
本実施形態では、インシュレータ120は、一例として、収容孔25に嵌合することにより、第2のハウジング20に固定される。インシュレータ120は、収容孔25内に固定された状態において、その上端部(基板1に対して反対側となる端部)が収容孔25から出る高さを有している。この、インシュレータ120の上部は、プロテクトプレート40の第8の貫通孔45内に配置可能に形成されている。
図5は、コンタクトモジュール110を切断して示す斜視図である。図5に示すように、インシュレータ120内には、コンタクト130を収容する収容部121が、複数形成されている。収容部121は、一列に並んで配置されている。
収容部121の一端には、コンタクト130を挿入可能な第11の貫通孔122が形成されている。収容部121の他端には、第12の貫通孔126が形成されている。収容部121の他端部には、コンタクト130に当接することにより、コンタクト130を収容部121内から抜け出ることを防止可能に形成された当接部123が形成されている。当接部123は、例えば、収容部121の第12の貫通孔126の縁部により形成されている。
また、インシュレータ120は、図4に示すように、第11の貫通孔122、及び、収容部121に連通するピン溝124が形成されている。ピン溝124は、インシュレータ120の側面に開口しており、インシュレータ120の一端から、収容部121の深さ方向に中途部まで延びている。なお、深さ方向とは、第11の貫通孔122から第12の貫通孔126に向かう方向である。
なお、本実施形態では、一例として、ピン溝124は、収容部121の両側面に形成されている。具体的には、収容部121が並ぶ方向に沿って、一方の側面に開口するピン溝124と、他方の側面に開口するピン溝124とが交互に並んでいる。
一方の側面に開口するピン溝124を有する収容部121の形状と、他方の側面に開口するピン溝124を有する収容部121の形状とは、対称な形状を有している。
インシュレータ120は、図3に示すように、プロテクトプレート40が通常支持位置P1にある状態において、プロテクトプレート40の表面40aとの間に隙間を有する高さを有している。
図6は、プロテクトプレート40が、第2のハウジング20の主面20aに当接するまで押し込まれた状態を切断して示す斜視図である。図6では、一例として、第5の貫通孔42が形成されるボス部42bが、第2のハウジング20に当接するまで、プロテクトプレート40が押し込まれた状態を示している。
図6に示すように、第2のハウジング20、及び、プロテクトプレート40は、プロテクトプレート40が、その厚み方向に第2のハウジング20に当接した状態において、インシュレータ120の端面120aが、プロテクトプレート40の表面40aと面一、または、略面一となる形状を有している。ここで言う形状は、本実施形態では、ボス部42bの高さ、プロテクトプレート40の厚み、縦壁部21の高さ等である。
コンタクト130は、図5に示すように、ピン孔131が形成される直線部131b、直線部131bを挟んで両側に形成されたばね部132、及び、両端部に形成された端子部133を有している。
直線部131bは、コンタクト130の中央部に形成されている。直線部131bは、直線形状に形成されている。ピン孔131は、直線部131bの中央部に形成されている。ピン孔131は、ピン160を挿入可能に形成されている。ピン孔131は、ピン溝124を通して外部に露出可能な位置に形成されている。ピン孔131は、例えば、ピン溝124の下端の近傍の位置を通して、外部に露出している。
ばね部132は、コンタクト130を形成する材料を屈曲することにより形成されており、コンタクト130に対して両端子部133が並ぶ方向に入力される外力を、屈曲することにより、その外力を吸収可能に形成されている。
端子部133は、コンタクト130を形成する材料を屈曲することにより形成されている。端子部133は、インシュレータ120の両端面から突出している。端子部133は、プロテクトプレート40が通常支持位置P1にある状態において、第8の貫通孔45内に配置されて表面40aよりも外部に出ることがなく、かつ、プロテクトプレート40が押し込まれると、表面40aよりも外部に吐出する突出量を有している。
一方の端子部133は、基板1の第2の電極パッド1aに電気的に接続されている。他方の端子部133は、収容孔25及び、第5の貫通孔42を通して、外部に露出している。
このように形成されたコンタクト130は、直線部131aが、収容部121においてピン溝124が形成される内面に対向する姿勢で、収容部121内に配置される。本実施形態では、ピン溝124は、収容部121が並ぶ方向に、インシュレータ120の一方の側面と他方の側面とに、交互に開口する。この為、コンタクト130の姿勢は、収容部121が並ぶ方向に、交互に対称な姿勢となる。
次に、コンタクトモジュール110の製造方法について、図7から図12を用いて説明する。まず、コンタクト集合体140を形成する。図7は、コンタクト集合体140、及び、インシュレータ120を示す斜視図である。
図7に示すように、コンタクト集合体140は、平行に並ぶ複数のコンタクト130、及び、隣接するコンタクト130同士を結合し、コンタクト130に対して延出する延出部150を有している。
延出部150は、例えば、隣接するコンタクト130間に配置されてり、これら一対のコンタクト130のピン孔131の近傍に連結されている。延出部150は、例えば、両端子部133が互いに離間する方向に沿って、延びている。
コンタクト集合体140は、例えば、一枚の金属板に対して、打ち抜き、及び、曲げ加工等の金属加工を施すことにより、形成される。この為、端子部133の表面133aは、この金属板の主面となるので、滑らかな面となる。
次に、コンタクト集合体140のコンタクト130を、それぞれ、インシュレータ120の収容部121内に挿入する。
次に、延出部150を操作することにより、コンタクト集合体140のコンタクト130を、収容部121内に、その深さ方向に押し込む。操作の一例としては、作業者が延出部150を把持し、コンタクト130を収容部121内に押し込むように、延出部150を押し込む。他の例としては、コンタクトモジュール110を製造する装置が、延出部150を把持し、コンタクト130を収容部121内に押し込むように、延出部150を押し込む。これらは、一例である。
図8は、コンタクト集合体140が、延出部150が隣接する収容部121間の壁部125に当接する中間深さ位置P2まで、押し込まれた状態を示す斜視図である。図8に示すように、コンタクト集合体140を、収容部121の深さ方向に中間深さ位置P2まで押し込むと、延出部150が、収容部121を仕切る壁部に当接する。言い換えると、中間深さ位置P2は、例えば、延出部150がインシュレータ120の壁部125に当接する位置である。
延出部150が中間深さ位置P2まで挿入されると、次に、図9に示すように、コンタクト集合体140から全ての延出部150を分離する。延出部150を分離する方法の一例として、例えば、延出部150をその根元部分でコンタクト130に対して屈曲する。この屈曲により生じる金属疲労により、延出部150を切断することが可能である。
次に、図10に示すように、複数のピン160を、ピン溝124を通してコンタクト130のピン孔131に対向させる。図10では、ピン160は、その一部を示している。これら複数のピン160は、例えば、互いに連結されていてもよい。複数のピン160が互いに連結されることにより、複数のピン160を同時に操作することができる。
次に、図11に示すように、複数のピン160を、ピン溝124を通して、複数のピン孔131に挿入する。
次に、図12に示すように、ピン160を収容部121の深さ方向に移動することにより、中間深さ位置P2まで挿入された複数のコンタクト130が当接部123に当接する最終深さ位置P3まで移動する。
コンタクト130は、最終深さ位置P3にある状態では、図5に示すように、ピン孔131がピン溝124の下端の近傍に対向する。この為、ピン160がピン溝124の下端に当接するまで移動することによって、コンタクト130を最終深さ位置P3まで移動することができる。
次に、超音波プローブのコネクタ3のインターポーザ10への連結について、説明する。
図1に示すように、コネクタ3の突出部6、及び、係合部7を、第2のハウジング20の第2の貫通孔23、及び、被係合部材80の係合孔80a内に挿入し、係合部7を被係合部材80の外部に配置する。
このとき、コネクタ3は、プロテクトプレート40を第2のハウジング20側に押圧する。プロテクトプレート40は、コネクタ3に押圧されることにより、通常支持位置P1から、第2のハウジング20の主面20a側に移動する。
プロテクトプレート40が、通常支持位置P1から第2のハウジング20の主面20a側に移動することによって、図6に示すように、プロテクトプレート40の表面40aが、コンタクトモジュール110のインシュレータ120の端面120aと面一、または、略面一となる。
この為、端子部133が表面40aに対して外部に突出することとなる、すなわち、端子部133がプロテクトプレート40の表面40aよりも外部に出ることとなるので、コンタクト130の端子部133と、コネクタ3の第1の電極パッド5aとが当接可能となり、これらの電気的接続がなされる。
次に、コネクタ3の突出部6をその軸芯回りに回転することにより係合部7を回転し、被係合部材80に係合させる。具体的には、係合部7が、係合孔80aの矩形孔部を通して被係合部材80の外側に配置された状態において、突出部6の軸芯回りに係合部7を回転することにより、係合部7が係合孔80aの縁において矩形孔部以外の部分縁に対向する。係合部7は、矩形孔部以外の部位を通ることができない。この為、第2の付勢部材100の付勢力により、係合部7が係合孔80aの縁において矩形穴部以外の部分縁に当接するようになり、この当接により、係合部7が被係合部材80に係合することとなる。
コネクタ3の第1の電極パッド5aとコンタクト130の端子部133との電気的接続は、被係合部材80を第2のハウジング20から支持位置に戻そうとする第2の付勢部材100の付勢力により、維持される。
このように構成されたコンタクトモジュール110は、コンタクト集合体140の延出部150を操作することによって、複数のコンタクト130を、同時に、インシュレータ120の収容部121内に挿入することができる。さらに、コンタクト130が中間深さ位置P2まで挿入されると、コンタクト130から延出部150を分離することにより、コンタクト130を最終深さ位置P3まで移動可能となる。
このように、複数のコンタクト130を同時に収容部121内に挿入できるので、コンタクトモジュール110の製造効率を向上することができる。
また、コンタクト130にピン孔131を形成し、ピン160を操作することにより、コンタクト130を最終深さ位置P3まで移動する。このように、ピン160を操作することにより、簡単に、コンタクト130を中間深さ位置P2から最終深さ位置P3まで移動することができる。
また、インターポーザ10は、プロテクトプレート40を有することにより、コネクタ3が連結されていない状態のコンタクト130の端子部133を、プロテクトプレート40の表面40aに対して低い位置に配置することができる。この為、コネクタ3が連結されていな状態の端子部133を外部から保護することが可能となる。
また、コンタクト130を一枚の金属板に対して曲げ加工を施すことで形成することにより、端子部133の表面133aを滑らかにすることができる。この為、両端子部133と電極パッド1a,5aとの間に生じる摩擦力を小さく抑えることができるので、両端子部133の摩耗、及び、電極パッド1a,5aの摩耗を防止することができる。
なお、本実施形態では、インターポーザ10は、コンタクト集合体140のコンタクト130を、インシュレータ120に形成された、複数の収容部121のそれぞれに挿入し、延出部150を、収容部121の深さ方向に押圧することにより、コンタクト130を収容部121の中間深さ位置P2まで移動し、コンタクト集合体140から延出部150を分離し、コンタクトを中間深さ位置P2から最終深さ位置P3まで移動することにより製造されたコンタクトモジュール110を有している。
インターポーザ10は、コンタクトモジュール110に代えて、上述の製造方法以外の製造方法によって製造されたコンタクトモジュールを有してもよい。この場合、インターポーザ10は、プロテクトプレート40による、端子部133を外部から保護することが可能となる効果を得ることができる。
この発明は、上述した実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上述した実施の形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明を形成できる。例えば、上述した実施の形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除しても良い。

以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1] 絶縁材製のインシュレータ、及び、前記インシュレータ内に保持され、導電性材製のコンタクトを具備するコンタクトモジュールの製造方法であって、
平行に並ぶ複数の前記コンタクト、及び、隣接する前記コンタクト間に設けられてこれらコンタクト同士を結合し、かつ、前記コンタクトに対して延出する延出部を具備するコンタクト集合体の前記コンタクトを、前記インシュレータに形成された、前記コンタクトを1つずつ収容する複数の収容部のそれぞれに挿入し、
前記延出部を、前記収容部の深さ方向に押圧することにより、前記コンタクトを前記収容部の中間深さ位置まで移動し、
前記コンタクト集合体から前記延出部を分離し、
前記コンタクトを前記中間深さ位置から前記中間深さ位置よりも深い最終深さ位置まで移動する
ことを特徴とするコンタクトモジュールの製造方法。
[2] 前記インシュレータは、前記収容部内に連通し、外部に開口し、かつ、前記深さ方向に延びるピン溝を具備し、
前記コンタクトは、前記中間深さ位置にある状態において前記ピン溝と対向するピン孔を具備し、
前記延出部が分離された後、前記ピン溝を通して外部からピンを前記ピン孔に挿入し、前記ピンを前記深さ方向に移動することにより前記コンタクトを前記最終深さ位置まで移動する
ことを特徴とする[1]に記載のコンタクトモジュールの製造方法。
[3] 複数の収容部を具備する絶縁材製のインシュレータ、及び、前記収容部のそれぞれに1つずつ収容される導電性のコンタクトを具備するコンタクトモジュールであって、平行に並ぶ複数の前記コンタクト、及び、隣接する前記コンタクト間に設けられてこれらコンタクト同士を結合し、かつ、前記コンタクトに対して延出する延出部を具備するコンタクト集合体の前記コンタクトを、前記収容部のそれぞれに挿入し、前記延出部を、前記収容部の深さ方向に押圧することにより、前記コンタクトを前記収容部の中間深さ位置まで移動し、前記コンタクト集合体から前記延出部を分離し、前記コンタクトを前記中間深さ位置から前記中間深さ位置よりも深い最終深さ位置まで移動することにより形成されるコンタクトモジュールと、
前記コンタクトモジュールを、前記コンタクトの端子部が外部に露出する姿勢で収容するハウジングと、
を具備することを特徴とするコネクタ。
[4] 前記ハウジングにおいて前記端子部が露出する面上に配置され、前記端子部を外部に露出する貫通孔が形成されたプロテクトプレートと、
前記プロテクトプレートを、前記端子部が前記貫通孔内に配置される通常支持位置と、前記端子部が前記プロテクトプレートの主面よりも外部に出る押し込み位置との間で移動可能に前記ハウジングに支持する支持装置と、
を具備することを特徴とする[3]に記載のコネクタ。
[5] 前記支持装置は、前記ハウジングと前記プロテクトプレートとの間に配置され、縮むことにより、前記プロテクトプレートを前記押し込み位置まで移動可能とするばね部材を具備する
ことを特徴とする[4]に記載のコネクタ。
10…インターポーザ、20…第2のハウジング、40…プロテクトプレート、60…案内部材(支持装置)、70…第1の付勢部材(支持装置、ばね部材)、110…コンタクトモジュール、120…インシュレータ、121…収容部、124…ピン溝、130…コンタクト、131…ピン孔、140…コンタクト集合体、150…延出部、通常支持位置P1、P2…中間深さ位置、P3…最終深さ位置。

Claims (4)

  1. 絶縁材製のインシュレータ、及び、前記インシュレータ内に保持され、導電性材製のコンタクトを具備するコンタクトモジュールの製造方法であって、
    平行に並ぶ複数の前記コンタクト、及び、隣接する前記コンタクト間に設けられてこれらコンタクト同士を結合し、かつ、前記コンタクトに対して延出する延出部を具備するコンタクト集合体の前記コンタクトを、前記インシュレータに形成された、前記コンタクトを1つずつ収容する複数の収容部のそれぞれに挿入し、
    前記延出部を、前記収容部の深さ方向に押圧することにより、前記コンタクトを前記収容部の中間深さ位置まで移動し、
    前記コンタクト集合体から前記延出部を分離し、
    前記コンタクトを前記中間深さ位置から前記中間深さ位置よりも深い最終深さ位置まで移動し、ここにおいて、
    前記インシュレータは、前記収容部内に連通し、外部に開口し、かつ、前記深さ方向に延びるピン溝を具備し、
    前記コンタクトは、前記中間深さ位置にある状態において前記ピン溝と対向するピン孔を具備し、
    前記延出部が分離された後、前記ピン溝を通して外部からピンを前記ピン孔に挿入し、前記ピンを前記深さ方向に移動することにより前記コンタクトを前記最終深さ位置まで移動する
    ことを特徴とするコンタクトモジュールの製造方法。
  2. 複数の収容部を具備し、前記収容部内に連通し、外部に開口し、かつ、深さ方向に延びるピン溝を具備する絶縁材製のインシュレータ、及び、前記収容部のそれぞれに1つずつ収容され、中間深さ位置にある状態において前記ピン溝と対向するピン孔を具備する導電性のコンタクトを具備するコンタクトモジュールであって、
    平行に並ぶ複数の前記コンタクト、及び、隣接する前記コンタクト間に設けられてこれらコンタクト同士を結合し、かつ、前記コンタクトに対して延出する延出部を具備するコンタクト集合体の前記コンタクトを、前記収容部のそれぞれに挿入し、前記延出部を、前記収容部の深さ方向に押圧することにより、前記コンタクトを前記収容部の中間深さ位置まで移動し、前記コンタクト集合体から前記延出部を分離し、前記ピン溝を通して外部からピンを前記ピン孔に挿入し、前記ピンを前記深さ方向に移動することにより前記コンタクトを前記中間深さ位置から前記中間深さ位置よりも深い最終深さ位置まで移動することにより形成されるコンタクトモジュールと、
    前記コンタクトモジュールを、前記コンタクトの端子部が外部に露出する姿勢で収容するハウジングと、
    を具備することを特徴とするコネクタ。
  3. 前記ハウジングにおいて前記端子部が露出する面上に配置され、前記端子部を外部に露出する貫通孔が形成されたプロテクトプレートと、
    前記プロテクトプレートを、前記端子部が前記貫通孔内に配置される通常支持位置と、前記端子部が前記プロテクトプレートの主面よりも外部に出る押し込み位置との間で移動可能に前記ハウジングに支持する支持装置と、
    を具備することを特徴とする請求項2に記載のコネクタ。
  4. 前記支持装置は、前記ハウジングと前記プロテクトプレートとの間に配置され、縮むことにより、前記プロテクトプレートを前記押し込み位置まで移動可能とするばね部材を具備する
    ことを特徴とする請求項3に記載のコネクタ。
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