JP6147689B2 - Mems装置 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、MEMS(Micro Electro Mechanical System)装置に関する。
MEMS技術を用いた圧力検出装置が提案されている。この圧力検出装置には、可変キャパシタが用いられている。具体的には、圧力に応じて変位する圧力感知部(圧力感知膜)で可変キャパシタを覆う。圧力感知部は可変キャパシタの上電極に接続されており、圧力感知部の変位に応じて可変キャパシタの上電極が変位する。したがって、可変キャパシタのキャパシタンスが圧力に応じて変化し、圧力検出が可能となる。
上述した圧力検出装置では、圧力感知部の内側には空所が存在する。そのため、圧力感知部の強度は強くない。したがって、圧力感知部に何らかの物体が接触すると、圧力感知部が悪影響を受け、正確な圧力検出ができなくなってしまう。
したがって、圧力感知部に物体が接触することを抑制することが可能なMEMS装置が望まれている。
特開2013−103285号公報
圧力感知部に物体が接触することを抑制することが可能なMEMS装置を提供する。
実施形態に係るMEMS装置は、基板に固定された下電極と、前記下電極の上方に設けられた可動な上電極とを含む可変キャパシタと、前記可変キャパシタを覆い、前記上電極に接続され、加えられる圧力に応じて変位する圧力感知部と、前記圧力感知部の外側に設けられた保護構造と、を備える。
図1は、第1の実施形態に係るMEMS装置の構成を模式的に示した断面図である。 図2は、第1の実施形態に係るMEMS装置の構成を模式的に示した平面図である。 図3は、第1の実施形態の変更例に係るMEMS装置の構成を模式的に示した平面図である。 図4は、第1の実施形態に係るMEMS装置の製造方法の一部を模式的に示した断面図である。 図5は、第1の実施形態に係るMEMS装置の製造方法の一部を模式的に示した断面図である。 図6は、第1の実施形態に係るMEMS装置の製造方法の一部を模式的に示した断面図である。 図7は、第1の実施形態に係るMEMS装置の製造方法の一部を模式的に示した断面図である。 図8は、第1の実施形態に係るMEMS装置の製造方法の一部を模式的に示した断面図である。 図9は、第1の実施形態に係り、保護構造にテープを貼り付けた状態を模式的に示した図である。 図10は、第1の実施形態に係り、保護構造からテープを剥がした後の状態の一例を模式的に示した図である。 図11は、第1の実施形態に係り、保護構造からテープを剥がした後の状態の他の例を模式的に示した図である。 図12は、第2の実施形態に係るMEMS装置の構成を模式的に示した断面図である。 図13は、第2の実施形態に係るMEMS装置の構成を模式的に示した平面図である。
以下、実施形態を図面を参照して説明する。
(実施形態1)
図1は、第1の実施形態に係るMEMS装置の構成を模式的に示した断面図である。図2は、第1の実施形態に係るMEMS装置の構成を模式的に示した平面図(平面パターン図)である。本実施形態のMEMS装置は、圧力検出装置に適用される。
図1に示すように、基板10上に可変キャパシタ100が設けられている。基板10には、半導体基板、トランジスタ及び配線等を含む回路、及び層間絶縁膜等が含まれる。可変キャパシタ100は、基板10上に設けられた固定された下電極21と、下電極21の上方に設けられた可動な上電極51とを含む。下電極21及び上電極51は、金属材料によって形成されている。また、基板10上には、配線部23が設けられ、配線部23上にはアンカー部53が設けられている。アンカー部53にはバネ部54が接続されており、バネ部54によって上電極51が支えられている。
可変キャパシタ100の外側には、圧力感知部(ダイヤフラム)70が設けられている。圧力感知部70は、可変キャパシタ100を覆う膜で形成されている。具体的には、圧力感知部70は、下層膜71、中層膜72及び上層膜73によって形成されている。下層膜71は、例えば、シリコン酸化膜やシリコン窒化膜等の絶縁膜で形成されている。中層膜72、例えば、ポリイミド等の有機絶縁膜で形成されている。上層膜73は、例えば、シリコン窒化膜等の絶縁膜で形成されている。圧力感知部70の一部はアンカー部75を構成しており、このアンカー部75が上電極51に接続されている。圧力感知部70の内側には空所80が形成されており、この空所80は密閉空間となっている。
圧力感知部70に圧力感知部70の外側から圧力が加わると、圧力感知部70は加えられた圧力に応じて変位する。圧力感知部70が変位すると、アンカー部75を介して上電極51が変位する。上電極51が変位すると、上電極51と下電極21との距離が変化し、可変キャパシタ100のキャパシタンスが変化する。したがって、可変キャパシタ100のキャパシタンスを測定することにより、圧力感知部70に加えられる圧力を検出することができる。
圧力感知部70の外側には、圧力感知部70から離間して、保護構造200が設けられている。この保護構造200は、圧力感知部70に何らかの物体が接触することを抑制するために設けられており、圧力感知部70に近接して配置されている。また、保護構造200の上面は、圧力感知部70の上面よりも高く位置する。言い換えると、保護構造200の頂部は、圧力感知部70の頂部よりも高く位置する。また、保護構造200は、壁状の構造を有しており、圧力感知部70を連続的に囲んでいる。すなわち、単一の保護構造200が、圧力感知部70の周囲に設けられている。
保護構造200は、複数の層22、32、52、62、71a、72a及び73aの積層膜で形成されている。具体的には、保護構造200は、可変キャパシタ100を構成する材料と同一の材料で形成された部分を含む。また、保護構造200は、圧力感知部70を構成する材料と同一の材料で形成された部分を含む。
保護構造200を形成する層22は、下電極21の形成工程と同一の工程で形成され、下電極21の材料と同一の材料で形成されている。層32は、後述する犠牲膜31の形成工程と同一の工程で形成され、犠牲膜31の材料と同一の材料で形成されている。層52は、上電極51の形成工程と同一の工程で形成され、上電極51の材料と同一の材料で形成されている。層62は、後述する犠牲膜61の形成工程と同一の工程で形成され、犠牲膜61の材料と同一の材料で形成されている。
層71aは、圧力感知部70の下層膜71の形成工程と同一の工程で形成され、下層膜71の材料と同一の材料で形成されている。層72aは、圧力感知部70の中層膜72の形成工程と同一の工程で形成され、中層膜72の材料と同一の材料で形成されている。層73aは、圧力感知部70の上層膜73の形成工程と同一の工程で形成され、上層膜73の材料と同一の材料で形成されている。
なお、可変キャパシタ100及び圧力感知部70が設けられている部分では、後述する犠牲膜31及び61を除去することにより、下電極21と上電極51との距離が小さくなり、且つ上電極51と下層膜71との距離が小さくなる。そのため、上述したように、保護構造200の上面は、圧力感知部70の上面よりも高くなる。
以上のように、本実施形態では、圧力感知部70の外側に保護構造200が設けられている。この保護構造200により、圧力感知部70に外部から何らかの物体が接触することを抑制することができる。そのため、圧力感知部70への悪影響、例えば圧力感知部70の変形や破損等を防止することができる。その結果、圧力感知部70の外側の空間の圧力を正確に検出することが可能となる。
また、本実施形態では、保護構造200の上面が圧力感知部70の上面よりも高く位置するため、圧力感知部70に外部から物体が接触することをより効果的に抑制することができる。また、保護構造200が圧力感知部70を囲んでいるため、圧力感知部70に外部から物体が接触することをより効果的に抑制することができる。また、保護構造200が圧力感知部70から離間しているため、保護構造200の影響を受けることなく、圧力感知部70で正確な圧力感知動作を行うことができる。
また、本実施形態では、保護構造200が可変キャパシタ100を構成する材料と同一の材料で形成された部分を含む。そのため、保護構造200の構成材料を可変キャパシタ100の構成材料と共用することができ、効率的にMEMS装置を製造することができる。また、保護構造200は、圧力感知部70を構成する材料と同一の材料で形成された部分を含む。そのため、保護構造200の構成材料を圧力感知部70の構成材料と共用することができ、効率的にMEMS装置を製造することができる。
なお、上述した実施形態では、図2に示すように、保護構造200が圧力感知部70を連続的に囲んでいたが、図3に示すように、保護構造200が圧力感知部70を不連続的に囲んでいてもよい。すなわち、保護構造200が互いに分離された複数の部分で構成され、これらの複数の部分が圧力感知部70の周囲に設けられていてもよい。この場合にも、上述した効果と同様の効果を得ることができる。
次に、本実施形態に係るMEMS装置の製造方法を、図1、図2及び図4〜図8を参照して説明する。
まず、図4に示すように、基板10上に可変キャパシタ100の下電極膜を形成する。この下電極膜には、例えば金属膜が用いられる。続いて、この下電極膜をパターニングして下電極21を形成する。このとき、保護構造200を構成する層22のパターン及び配線23も同時に形成される。
次に、図5に示すように、図4の構造上に、ポリイミド等の有機絶縁膜を用いて犠牲膜30を形成する。続いて、犠牲膜30上にフォトレジストパターン40を形成する。
次に、図6に示すように、フォトレジストパターン40をマスクとして用いて犠牲膜30をパターニングして、犠牲膜パターン31を形成する。このとき、保護構造200を構成する層32のパターンも同時に形成される。さらに、フォトレジストパターン40を除去する。
次に、図7に示すように、図6の構造上に、可変キャパシタ100の上電極膜を形成する。この上電極膜には、例えば金属膜が用いられる。続いて、上電極膜をパターニングして上電極51を形成する。このとき、保護構造200を構成する層52のパターンも同時に形成される。また、図7の工程では、アンカー部53及びバネ部54も形成される。
次に、図8に示すように、図7の構造上に、ポリイミド等の有機絶縁膜を用いて犠牲膜を形成する。さらに、この犠牲膜をパターニングして、犠牲膜パターン61を形成する。このとき、保護構造200を構成する層62のパターンも同時に形成される。
次に、図1に示すように、図8の構造上に、シリコン酸化膜やシリコン窒化膜等の絶縁膜を用いて、圧力感知部70の下層膜71を形成する。続いて、この下層膜71に複数の穴を形成する。さらに、これらの穴を通してアッシングを行い、犠牲膜31及び61を除去する。このとき、保護構造200が形成される領域では、下層膜71に穴は形成されていないため、保護構造200が形成される領域では犠牲膜は除去されない。そのため、保護構造200が形成される領域では、犠牲膜で形成された層32及び62が残る。
次に、下層膜71等が形成された構造上に、ポリイミド等の有機絶縁膜を用いて、圧力感知部70の中層膜72を形成する。この中層膜72により、下層膜71に形成された穴が封止される。続いて、この中層膜72をパターニングする。
次に、中層膜72等が形成された構造上に、シリコン窒化膜等の絶縁膜を用いて、圧力感知部70の上層膜73を形成する。
このようにして、図1に示すように、可変キャパシタ100、圧力感知部70及び保護構造200が形成される。保護構造200は、複数の層22、32、52、62、71a、72a及び73aの積層膜で形成される。また、圧力感知部70の内側には空所80が形成される。
なお、犠牲膜31及び61を除去することで、下電極21と上電極51との距離が小さくなり、上電極51と下層膜71との距離も小さくなる。そのため、保護構造200の上面は、圧力感知部70の上面よりも高くなる。
以上のようにして、図1及び図2に示すような構造が形成される。
本実施形態の製造方法では、保護構造200を形成する工程は、可変キャパシタ100を形成する工程と同時に行われる工程を含む。また、保護構造200を形成する工程は、圧力感知部70を形成する工程と同時に行われる工程を含む。したがって、特別な製造工程を追加しなくても、保護構造200を形成することが可能である。したがって、製造工程の簡単化をはかることができる。
また、保護構造200は、圧力感知部70の内側に空所80を形成するために用いられる犠牲膜31及び61の材料と、同一の材料で形成された部分を含んでいる。一方、可変キャパシタ100及び保護構造200が形成された領域では、犠牲膜31及び61が除去されている。そのため、保護構造200の上面を、圧力感知部70の上面よりも高くすることができる。
次に、図1及び図2に示した構造を形成した後の工程について説明する。図1及び図2に示した構造を形成した後には、BSG(back side grinding)工程、ダイシング工程及びボンディング工程等が行われる。これらの工程において、保護構造200が形成されていれば、外部から圧力感知部70へ物体が接触することを、抑制することができる。したがって、圧力感知部70への悪影響を防止することができる。
例えば、BSG工程では、図9に示すように、基板の表面側にテープ90を貼り付け、裏面側から研削を行って半導体基板(半導体ウェハ)を薄くする。仮に、保護構造200が形成されていないとすると、圧力感知部70にテープが貼り付けられ、圧力感知部70に悪影響を与えるおそれある。本実施形態では、保護構造200が形成されているため、保護構造200にテープが貼り付けられることになり、圧力感知部70への悪影響を防止することができる。
また、ダイシング工程は、水を流しながら行うことが一般的である。しかしながら、圧力検出装置では、膜状の圧力感知部70に水がかかることは好ましくない。そのような場合には、上述したようなBSG工程によって基板を薄くしておくことにより、水を使用しないレーザーダイシングを適用することが可能である。
また、基板の裏面側からダイシングを行う場合、基板の表面側にテープを貼り付ける必要があるが、この場合にも、保護構造200にテープが貼り付けられることになり、圧力感知部70への悪影響を防止することができる。
BSG工程等が終了した後は、保護構造200からテープが剥がされる。その際に、保護構造200の一部或いは全部がテープによって剥がされる場合もある。
図10は、保護構造200からテープを剥がす際に、保護構造200の一部がテープによって剥がされた場合を模式的に示した図である。保護構造200は複数の層で形成されているため、通常は密着性が最も弱い箇所から保護構造200の一部が剥がされる。なお、保護構造200に密着性の悪い別の層を形成しておき、この密着性の悪い別の層から保護構造200の一部が剥がされるようにしてもよい。
図11は、保護構造200からテープを剥がす際に、保護構造200の全部がテープによって剥がされた場合を模式的に示した図である。この場合には、積層膜の不連続箇所が形成される。
上記のようにして、保護構造200の一部或いは全部がテープによって剥がされたとしても、その後にテープの貼り付け工程がなければ、圧力感知部70にテープが貼り付けられることはない。したがって、保護構造200の一部或いは全部がテープによって剥がされたとしても、圧力感知部70への悪影響を抑制することができる。
(実施形態2)
次に、第2の実施形態について説明する。本実施形態のMEMS装置も、第1の実施形態と同様に圧力検出装置に適用されるものである。なお、本実施形態の基本的な構成や製造方法は、第1の実施形態と同様である。したがって、第1の実施形態で説明した事項の説明は省略する。
図12は、本実施形態に係るMEMS装置の構成を模式的に示した断面図である。図13は、本実施形態に係るMEMS装置の構成を模式的に示した平面図(平面パターン図)である。なお、図1及び図2で示した構成要素と対応する構成要素には、対応する参照番号を付し、それらの説明は省略する。
本実施形態では、保護構造として、第1の実施形態で示した保護構造200の代わりにバンプ210が形成されている。具体的には、圧力感知部70の外側に、圧力感知部70から離間して、複数のバンプ210が設けられている。バンプ210は、第1の実施形態の保護構造200と同様、圧力感知部70に外部から何らかの物体が接触することを抑制するために設けられており、圧力感知部70に近接して配置されている。バンプ210の上面は、圧力感知部70の上面よりも高く位置する。言い換えると、バンプ210の頂部は、圧力感知部70の頂部よりも高く位置する。また、バンプ210は、圧力感知部70を不連続的に囲んでいる。
複数のバンプ210は、圧力感知部70の中心を通る所定の直線に対して対称に配置されていることが好ましい。複数のバンプ210を対称に配置することで、圧力感知部70に対する保護機能を効果的に発揮させることができる。
バンプ210は、圧力感知部70を形成した後に形成される。バンプ210を形成する前の基本的な製造工程は、第1の実施形態と同様である。
以上のように、保護構造としてバンプを用いた場合にも、第1の実施形態で述べた効果と同様の効果を得ることが可能である。
なお、上述した第1及び第2の実施形態では、圧力感知部70にアンカー部75を設け、アンカー部75を介して圧力感知部70の本体部分を可変キャパシタ100の上電極51に接続するようにしたが、圧力感知部70にアンカー部75を設けずに、圧力感知部70の下面と可変キャパシタ100の上電極51とを直接、接続するようにしてもよい。この場合にも、第1及び第2の実施形態と同様の効果を得ることが可能である。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10…基板 21…下電極 22…保護構造の層 23…配線部
31…犠牲膜 32…保護構造の層 40…フォトレジストパターン
51…上電極 52…保護構造の層 53…アンカー部 54…バネ部
61…犠牲膜 62…保護構造の層
70…圧力感知部 71…下層膜 72…中層膜 73…上層膜
71a…保護構造の層 72a…保護構造の層 73a…保護構造の層
75…アンカー部
80…空所 90…テープ
100…可変キャパシタ 200…保護構造 210…バンプ

Claims (7)

  1. 基板に固定された下電極と、前記下電極の上方に設けられた可動な上電極とを含む可変キャパシタと、
    前記可変キャパシタを覆い、その内側に空所を形成し、前記上電極に接続され、加えられる圧力に応じて変位する圧力感知部と、
    前記圧力感知部の外側に設けられ、前記空所を形成するために用いられる有機絶縁物と同一の有機絶縁物で形成された層を含む保護構造と、
    を備えたことを特徴とするMEMS装置。
  2. 前記保護構造の上面は、前記圧力感知部の上面よりも高く位置する
    ことを特徴とする請求項1に記載のMEMS装置。
  3. 前記保護構造は、前記圧力感知部から離間している
    ことを特徴とする請求項1に記載のMEMS装置。
  4. 前記保護構造は、壁状の構造を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載のMEMS装置。
  5. 前記保護構造は、前記下電極の材料と同一の材料で形成された層を含む
    ことを特徴とする請求項1に記載のMEMS装置。
  6. 前記保護構造の最上層は、前記圧力感知部の最上層の材料と同一の材料で形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載のMEMS装置。
  7. 基板に固定された下電極と、前記下電極の上方に設けられた可動な上電極とを含む可変キャパシタを形成する工程と、
    前記可変キャパシタを覆い、その内側に空所を形成し、前記上電極に接続され、加えられる圧力に応じて変位する圧力感知部を形成する工程と、
    前記圧力感知部の外側に設けられ、前記空所を形成するために用いられる有機絶縁物と同一の有機絶縁物で形成された層を含む保護構造を形成する工程と、
    を備えたことを特徴とするMEMS装置の製造方法。
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