JP6147587B2 - 研削装置及び研削方法 - Google Patents

研削装置及び研削方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6147587B2
JP6147587B2 JP2013134827A JP2013134827A JP6147587B2 JP 6147587 B2 JP6147587 B2 JP 6147587B2 JP 2013134827 A JP2013134827 A JP 2013134827A JP 2013134827 A JP2013134827 A JP 2013134827A JP 6147587 B2 JP6147587 B2 JP 6147587B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
holding table
grinding
distance
plate
workpiece
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013134827A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015009295A (ja
Inventor
祝子 伊藤
祝子 伊藤
二郎 現王園
二郎 現王園
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Disco Corp
Original Assignee
Disco Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Disco Corp filed Critical Disco Corp
Priority to JP2013134827A priority Critical patent/JP6147587B2/ja
Publication of JP2015009295A publication Critical patent/JP2015009295A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6147587B2 publication Critical patent/JP6147587B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)

Description

本発明は、板状ワークを研削する研削装置及び研削方法に関する。
研削装置では、回転する保持テーブルで保持した板状ワークに、研削手段に装着され回転する研削砥石を押し当てることにより、板状ワークを研削している。例えば特許文献1に記載された研削装置では、保持テーブルの傾きを可動支持部によって調整することにより、板状ワークを所望の形状(例えば均一な厚さ)に研削できるようにしている。当該可動支持部による保持テーブルの傾き調整は、研削開始前に行われている。
特開2008−238341号公報
しかし、板状ワークに研削砥石を押し当てることにより、保持テーブルに力が加わり、可動支持部によって調整された保持テーブルの傾きが変化する場合がある。特に、研削送り速度を変えると、保持テーブルに加わる押し付け圧力が変化するので、保持テーブルの傾きが変化する。これにより、板状ワークにダメージを与え、あるいは、板状ワークを所望の形状に研削できない可能性がある。
本発明は、このような問題にかんがみなされたもので、可動支持部によって調整された保持テーブルの傾きが変化するのを防ぐことにより、板状ワークがダメージを受けるのを防ぎ、板状ワークを所望の形状に精度よく研削することを目的とする。
本発明に係る研削装置は、板状ワークを保持して回転する保持テーブルと、保持テーブルが保持した板状ワークを研削する研削手段と、保持テーブルの傾きを調整する傾き調整手段と、を少なくとも備えた研削装置であって、保持テーブルと基台との間の距離を測定する少なくとも3つの測定部と、保持テーブルに保持された板状ワークを研削手段によって研削することにより板状ワークが均一な厚さに形成された場合に測定部が測定した距離を記憶する記憶部と、傾き調整手段を制御する制御部と、を備え、傾き調整手段は、保持テーブルと基台との間に配設され、保持テーブルの中心を重心とした正三角形の頂点に配設された3つの支持部を備え、少なくとも1つの支持部は、保持テーブルと該基台との間の距離を変えることが可能であり、制御部は、保持テーブルが保持した板状ワークを研削手段が研削している間、測定部が測定した距離と、記憶部が記憶した距離とが一致するよう、傾き調整手段を制御する。
研削装置は、3つの測定部と3つの支持部とが、交互に均等に配置されていることが望ましい。
また、研削装置は、該測定部と該支持部とが、該保持テーブルの径方向に一直線上に配置されていることが望ましい。
本発明に係る研削方法は、前記研削装置を用いた研削方法であって、該保持テーブルが保持した第1の板状ワークを研削手段により研削して、第1の板状ワークが所定の形状に研削された場合に、保持テーブルと基台との間の距離を測定部により測定した距離を記憶部に記憶する記憶工程と、保持テーブルが保持した第2の板状ワークを研削手段により研削しながら、保持テーブルと基台との間の距離を測定部により測定する測定工程と、測定工程で測定した距離と、記憶工程で記憶した距離とが一致するよう、制御部が傾き調整手段を制御する傾き調整工程と、を備える。
本発明に係る研削装置及び研削方法によれば、保持テーブルが保持した板状ワークを研削手段が研削している間に、測定部が保持テーブルと基台との間の距離を測定し、測定した距離と、記憶部が記憶した距離とが一致するよう、制御部が傾き調整手段を制御するので、保持テーブルの傾きが変化することにより板状ワークがダメージを受けるのを防ぎ、板状ワークを所望の形状に精度よく研削することができる。
研削装置を示す側面視断面図。 研削装置を示す平面図。 研削方法を示すフローチャート。 別の研削装置を示す平面図。
図1及び図2に示す研削装置10は、基台11と、板状ワーク20を保持して回転する保持テーブル12と、保持テーブル12を支持する3つの支持部13a〜13cと、保持テーブル12と基台11との間の距離を測定する3つの測定部14a〜14cと、保持テーブル12が保持した板状ワーク20を研削する研削手段15と、支持部13a〜13cを制御する制御部16と、測定部14a〜14cが測定した距離を記憶する記憶部17とを備えている。
基台11は、上面がZ軸に垂直な平面状に形成されている。基台11は、不動であってもよいし、直線移動する移動台であってもよいし、回転運動するターンテーブルであってもよい。
保持テーブル12は、上面121に板状ワーク20を載置し、吸引源(不図示)で吸引することにより、板状ワーク20を保持する。保持テーブル12は、モータ(不図示)により、回転軸123を中心として回転する。保持テーブル12の回転軸123は、必ずしも±Z方向と平行ではなく、向きを変えることができる。保持テーブル12の上面121は、回転軸123を軸とする円錐状の曲面である。保持テーブル12の下面122は、回転軸123に対して垂直な円状の平面である。
支持部13a〜13cは、保持テーブル12と基台11との間に配設されている。支持部13a〜13cのうち、少なくとも1つ(本実施形態では2つ)は、保持テーブル12と基台11との間の距離を変えることができる。3つの支持部13a〜13cのうち、支持部13aは、基台11に固定された下部131と、長さが均一の軸部132と、保持テーブル12の下面122に固定された上部133とを備える固定支持部である。軸部132の一方の端は下部131に固定され、もう一方の端は上部133に固定されている。これにより、保持テーブル12を支持し、保持テーブル12と基台11との間の距離を均一に保っている。
一方、支持部13b及び支持部13cは、基台11に固定された下部134と、先端に雄ねじが切られた軸部135と、保持テーブル12に固定された上部136と、軸部135を回転させるモータ137とを備える可動支持部である。上部136には、軸部135の雄ねじと螺合する雌ねじが切られている。モータ137が軸部135を回転させることにより、保持テーブル12と基台11との間の距離を変化させることができる。
3つの測定部14a〜14cは、例えば、基台11に配置された発光部と受光部とを有する光センサであり、発光部が+Z方向に放射した光が保持テーブル12の下面122に当たって反射した反射光を受光部が受光することにより、保持テーブル12と基台11との間の距離を測定することができる。図2の例では、3つの測定部14a〜14cと、3つの支持部13a〜13cとが、交互に均等に配置されている。
研削手段15は、±Z方向に移動可能であり、先端に装着された研削砥石155を、回転軸153を中心として回転させながら、−Z方向に移動することにより、保持テーブル12が保持した板状ワーク20に研削砥石155を押し当てて、板状ワーク20を研削する。
記憶部17は、測定部14a〜14cが測定した距離を記憶する。制御部16は、測定部14a〜14cが測定した距離や記憶部17が記憶した距離に基づいて、モータ137を制御することにより、支持部13b,13cにおける保持テーブル12と基台11との間の距離を調整する。
図2に示すように、支持部13a〜13cは、保持テーブル12の中心(回転軸123)から等距離の位置に配置され、正三角形をなしている。したがって、支持部13a〜13cがなす正三角形の重心は、保持テーブル12の中心と一致する。このように、3つの支持部13a〜13cが三角形をなす位置に配置され、そのうちの2つの支持部13b,13cが、保持テーブル12と基台11との間の距離を変えられるので、保持テーブル12の傾きを自由に変えることができる。すなわち、3つの支持部13a〜13cは、保持テーブル12の傾きを調整する傾き調整手段を構成している。
測定部14a〜14cも同様に、保持テーブル12の中心(回転軸123)から等距離の位置に配置され、正三角形をなしている。したがって、測定部14a〜14cがなす正三角形の重心は、保持テーブル12の中心と一致する。このように、3つの測定部14a〜測定部14cが三角形をなす位置に配置されているので、3つの測定部14a〜14cが測定した距離により、保持テーブル12の傾きが表される。なお、保持テーブル12の中心から測定部14a〜14cまでの距離は、保持テーブル12の中心から支持部13a〜13cまでの距離と同じであってもよいし、異なっていてもよい。
また、支持部13aと測定部14aとを通る直線143a、支持部13bと測定部14bとを通る直線143b、及び、支持部13cと測定部14cとを通る直線143cは、すべて、保持テーブル12の中心を通り、回転軸123と交わる。
上述したように保持テーブル12の上面121が円錐状に形成されているため、保持テーブル12に保持された板状ワーク20は、上面121に沿った形に保持される。これを研削手段15で研削すると、ハッチングで示した領域157で研削がなされる。
例えば、支持部13bにおける保持テーブル12と基台11との間の距離Cbを大きくし、支持部13cにおける保持テーブル12と基台11との間の距離Ccを距離Cbと同じように大きくすると、保持テーブル12が傾いて、+X方向の側が研削手段15に近づく。これにより、板状ワーク20の中心に近い部分が、外周に近い部分よりも薄く研削される。逆に、距離Cb及び距離Ccを同じように小さくすると、保持テーブル12が傾いて、+X方向の側が研削手段15から遠ざかる。これにより、板状ワーク20の外周に近い部分が、中心に近い部分よりも薄く研削される。
また、距離Cbを大きくし、距離Ccを小さくすると、保持テーブル12が傾いて、−Y方向の側が研削手段15に近づき、+Y方向の側が研削手段15から遠ざかる。これにより、領域157の中央に近い部分が、領域157の両端に近い部分よりも薄く研削される。逆に、距離Cbを小さくし、距離Ccを大きくすると、保持テーブル12が傾いて、−Y方向の側が研削手段15から遠ざかり、+Y方向の側が研削手段15に近づく。これにより、領域157の両端に近い部分が、領域157の中央に近い部分よりも薄く研削される。
このように、保持テーブル12の傾きを変えることにより、板状ワーク20の径方向において、より薄く研削される位置を変えることができる。これにより、板状ワーク20が研削される形状を変えることができる。
図3に示す研削方法30は、図1及び図2に示した研削装置10を用いて板状ワーク20を研削する方法であり、第1の板状ワーク20を研削し、板状ワーク20が所定の形状に研削された場合に保持テーブル12と基台11との間の距離を測定部14a〜14cにより測定した距離を記憶する記憶工程31と、第2の板状ワーク20を研削しながら保持テーブル12と基台11との間の距離を測定部14a〜14cにより測定する測定工程32と、測定工程33で測定した距離と記憶工程31で記憶した距離とが一致するように支持部13a〜13c(傾き調整手段)を制御する傾き調整工程33とを備える。
記憶31においては、図1に示したように保持テーブル12の上面121に板状ワーク20を載置し、保持テーブル12が板状ワーク20を保持する。制御部16が支持部13b及び支持部13cにおける保持テーブル12と基台11との間の距離を調整して、保持テーブル12の傾きを、板状ワーク20が均一の厚さに研削されると期待される傾きにする。すなわち、図2に示した領域157において、保持テーブル12の上面121と研削砥石155の下面とが平行になるように調整する。保持テーブル12を回転させるとともに、研削砥石155を回転させながら研削手段15を下降させて、研削手段15が板状ワーク20を研削し、3つの測定部14a〜14cが保持テーブル12と基台11との間の距離Ma,Mb,Mc(図2参照)を測定する。記憶部17は、3つの測定部14a〜14cがそれぞれ測定した3つの距離Ma,Mb,Mcを一時的に記憶する。
板状ワーク20の研削が終わったら、研削された板状ワーク20の径方向における厚さの分布を測定し、均一の厚さに研削されたか否かを判定する。板状ワーク20が均一の厚さに研削されなかった場合は、板状ワーク20が均一の厚さになるよう、制御部16が支持部13b及び支持部13cにおける保持テーブル12と基台11との間の距離を変え、研削をやり直す。これを、板状ワーク20が均一の厚さに研削されるまで繰り返す。
なお、第1の測定工程31で研削する板状ワーク20は、テスト用のダミーワークであってもよい。また、研削をやり直す際、同じ板状ワーク20を繰り返し使用してもよいし、そのたびに新しい板状ワーク20を使用してもよい。
板状ワーク20が均一の厚さに研削されたら、記憶部17は、一時的に記憶していた3つの測定距離Ma,Mb,Mcを、それぞれの測定部14a〜14cについての目標距離Ta,Tb,Tcとして記憶する。
次に、測定工程32において、保持テーブル12の上面121に別の板状ワーク20を載置し、保持テーブル12が板状ワーク20を保持する。測定部14a〜14cが保持テーブル12と基台11との間の距離Ma,Mb,Mcを測定し、測定部14a〜14cが測定した距離Ma,Mb,Mcと、記憶部17が記憶した目標距離Ta,Tb,Tcとがそれぞれ一致するよう、制御部16が支持部13b及び支持部13cにおける保持テーブル12と基台11との間の距離を調整する。例えば、測定部14aが測定した距離Maが目標距離Taより小さい場合、制御部16は、距離Cb及び距離Ccを大きくする。逆に、測定距離Maが目標距離Taより大きい場合、制御部16は、距離Cb及び距離Ccを小さくする。また、測定部14bが測定した距離Mbが目標距離Tbより大きく、測定部14cが測定した距離Mcが目標距離Tcより小さい場合、制御部16は、距離Cbを大きくし、距離Ccを小さくする。逆に、測定距離Mbが目標距離Tbより小さく、測定距離Mcが目標距離Tcより大きい場合、制御部16は、距離Cbを小さくし、距離Ccを大きくする。このようにして、制御部16は、3つの測定距離Ma,Mb,Mcを3つの目標距離Ta,Tb,Tcにそれぞれ一致させる。
この状態で、研削砥石155が回転しながら研削手段15が降下し、研削手段15により板状ワーク20の研削を開始する。研削中は、研削砥石155が板状ワーク20に押し当てられる圧力により、保持テーブル12の傾きが変化する可能性があるので、研削手段15による研削と並行して、第2の測定工程33を実施し、3つの測定部14a〜14cが距離Ma,Mb,Mcを測定する。
傾き調整工程33において、制御部16は、測定距離Ma,Mb,Mcが目標距離Ta,Tb,Tcから外れないよう監視し、測定距離Ma,Mb,Mcと目標距離Ta,Tb,Tcとが一致しなくなった場合は、支持部13b,13cを調整し、測定距離Ma,Mb,Mcと目標距離Ta,Tb,Tcとを一致させる。板状ワーク20の研削が終了するまでこのような制御を続けることにより、研削中は、常に、測定距離Ma,Mb,Mcと目標距離Ta,Tb,Tcとが一致した状態を常に保つ。
このように、板状ワーク20が均一の厚さに研削されたときに測定部14a〜14cが測定した距離を目標距離として記憶しておき、板状ワーク20の研削中に、測定部14a〜14cが測定した距離と目標距離とが一致するよう、傾き調整手段を制御することにより、保持テーブル12の傾きが変化して板状ワーク20がダメージを受けるのを防ぎ、板状ワーク20を所望の形状に精度よく研削することができる。
また、保持テーブル12の傾きを+Z方向から計測するのではなく、測定部14a〜14cが−Z方向から保持テーブル12と基台11との間の距離を測定することにより、保持テーブル12の傾きを計測するので、研削時に板状ワーク20に向けて噴出される研削水の影響を受けることなく、保持テーブル12の傾きを計測することができる。
また、支持部13a〜13cと測定部14a〜14cとが保持テーブル12の中心を挟んだ反対側に配置されているので、保持テーブル12の傾きによって測定部14a〜14cが測定する測定距離に変位が現れやすい。
図4に示す研削装置10Aは、測定部14a〜14cの配置が異なる例である。図1及び図2に示した研削装置10と同様の構成については、説明を省略する。
図4の例において、3つの支持部13a〜13cが、保持テーブル12の中心を重心とする正三角形の頂点に配置されている点、3つの測定部14a〜14cも同様に保持テーブル12の中心を重心とする正三角形の頂点に配置されている点、及び、保持テーブル12の中心と各支持部13a〜13cとを通る直線143a〜143c上に、各測定部14a〜14cが配置されている点は、上述した研削装置10と同じである。しかし、上述した研削装置10では、1本の直線上に配置された支持部13a〜13cと測定部14a〜14cとが保持テーブル12の中心から見て反対側に配置されているのに対し、この例における研削装置10Aでは、1本の直線上に配置された支持部13a〜13cと測定部14a〜14cとが保持テーブル12の中心から見て同じ側に配置されている。すなわち、支持部13aと測定部14aとが同一半径上に位置し、支持部13bと測定部14bとが同一半径上に位置し、支持部13cと測定部14cとが同一半径上に位置しており、支持部と測定部とが径方向に一直線上に配置されている。
このように、各測定部14a〜14cを各支持部13a〜14cと同一半径上に配置することにより、制御部16が、距離Cb及び距離Ccを調整する条件を簡略化することができる。これにより、保持テーブル12の傾きが変化して板状ワーク20がダメージを受けるのを防ぎ、板状ワーク20を所望の形状に精度よく研削することができる。研削装置10Aは、測定部14aを配設しないで測定部14b,14cだけで距離Mb,Mcを測定し支持部を制御し距離Mb,Mcを目標距離Tb,Tcに一致させる。
なお、可変支持部である支持部13b及び支持部13cの構成は、ねじ式に限らず、油圧式や梃子式など他の構成であってもよい。
また、研削装置10Aでは、支持部13a〜13cの外周側に測定部14a〜14cを配置しているが、測定部14a〜14cの外周側に支持部13a〜13cを配置してもよい。
測定部14a,14b,14cは、保持テーブルの中心を中心として均等間隔に配置されることが望ましいが、必ずしも間隔は均等でなくてもよい。測定部14a,14b,14cの配置によって、測定距離と目標距離とを一致させるために制御部16が傾き調整手段13b,13cをどのように制御すればよいかが変わる。
10 研削装置、11 基台、12 保持テーブル、121 上面、122 下面、
123,153 回転軸、
13a〜13c 支持部(傾き調整手段)、
131,134 下部、132,135 軸部、133,136 上部、
137 モータ、
14a〜14c 測定部、143a〜143c 直線、
15 研削手段、155 研削砥石、157 領域、
16 制御部、17 記憶部、
20 板状ワーク、
30 研削方法、
31 第1の測定工程、32 記憶工程、33 第2の測定工程、34 傾き調整工程

Claims (4)

  1. 板状ワークを保持して回転する保持テーブルと、
    該保持テーブルが保持した板状ワークを研削する研削手段と、
    該保持テーブルの傾きを調整する傾き調整手段と、を少なくとも備えた研削装置であって、
    該保持テーブルと基台との間の距離を測定する少なくとも3つの測定部と、
    該保持テーブルに保持された板状ワークを該研削手段によって研削することにより板状ワークが均一な厚さに形成された場合に該測定部が測定した距離を記憶する記憶部と、
    該傾き調整手段を制御する制御部と、
    を備え、
    該傾き調整手段は、該保持テーブルと該基台との間に配設され、該保持テーブルの中心を重心とした正三角形の頂点に配設された3つの支持部を備え、
    少なくとも1つの支持部は、該保持テーブルと該基台との間の距離を変えることが可能であり、
    該制御部は、該保持テーブルが保持した板状ワークを該研削手段が研削している間、該測定部が測定した距離と、該記憶部が記憶した距離とが一致するよう、該傾き調整手段を制御する、
    研削装置。
  2. 前記3つの測定部と前記3つの支持部とが、交互に均等に配置されている、請求項1記載の研削装置。
  3. 前記測定部と前記支持部とが、前記保持テーブルの径方向に一直線上に配置されている、請求項1記載の研削装置。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか記載の研削装置を用いた研削方法であって、
    前記保持テーブルが保持した第1の板状ワークを前記研削手段により研削して、第1の板状ワークが所定の形状に研削された場合に、該保持テーブルと前記基台との間の距離を前記測定部により測定した距離を前記記憶部に記憶する記憶工程と、
    該保持テーブルが保持した第2の板状ワークを該研削手段により研削しながら、該保持テーブルと該基台との間の距離を該測定部により測定する測定工程と、
    該測定工程で測定した距離と、該記憶工程で記憶した距離とが一致するよう、前記制御部が前記傾き調整手段を制御する傾き調整工程と、
    を備える、研削方法。
JP2013134827A 2013-06-27 2013-06-27 研削装置及び研削方法 Active JP6147587B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013134827A JP6147587B2 (ja) 2013-06-27 2013-06-27 研削装置及び研削方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013134827A JP6147587B2 (ja) 2013-06-27 2013-06-27 研削装置及び研削方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015009295A JP2015009295A (ja) 2015-01-19
JP6147587B2 true JP6147587B2 (ja) 2017-06-14

Family

ID=52302963

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013134827A Active JP6147587B2 (ja) 2013-06-27 2013-06-27 研削装置及び研削方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6147587B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6660743B2 (ja) * 2016-01-22 2020-03-11 株式会社東京精密 研削装置
JP6621337B2 (ja) * 2016-02-04 2019-12-18 株式会社東京精密 研削装置
JP6748440B2 (ja) * 2016-02-08 2020-09-02 株式会社東京精密 研削装置
JP7417362B2 (ja) 2019-04-05 2024-01-18 株式会社ディスコ 研削装置
JP7321649B2 (ja) * 2019-10-16 2023-08-07 株式会社ディスコ 研削方法
JP7477975B2 (ja) 2020-01-06 2024-05-02 株式会社ディスコ 研削装置

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4335980C2 (de) * 1993-10-21 1998-09-10 Wacker Siltronic Halbleitermat Verfahren zum Positionieren einer Werkstückhalterung
JP4339732B2 (ja) * 2004-03-31 2009-10-07 株式会社タムラ製作所 精密研削装置および精密研削方法
JP2007054922A (ja) * 2005-08-25 2007-03-08 Toyo Advanced Technologies Co Ltd 板状被研削物の研削装置及び研削方法
JP5424864B2 (ja) * 2009-12-28 2014-02-26 株式会社ディスコ 加工装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015009295A (ja) 2015-01-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6147587B2 (ja) 研削装置及び研削方法
JP6576801B2 (ja) 研削装置
US20220410341A1 (en) Planogrinder
GB2522781A (en) Mark detecting method
JP6448181B2 (ja) インゴットとワークホルダの接着方法及び接着装置
JP2011189456A (ja) 研削装置及び研削方法
TW201536478A (zh) 硏磨裝置
JP6246598B2 (ja) チャックテーブル及び研削装置
JP6348856B2 (ja) 研削加工装置
JP2021112820A (ja) 研削装置
JP6379232B2 (ja) 研削装置
KR102067779B1 (ko) 원형 부재의 내주 길이 측정 방법
US10775153B2 (en) Inner circumferential length measuring device for circular member
JP2017170597A (ja) 研削装置
JP2014083636A (ja) 研削装置
JP6121284B2 (ja) 研磨装置
JP5943766B2 (ja) 研削装置
JP6274956B2 (ja) 研削装置
JP6082682B2 (ja) テーブルの整形方法
JP5898983B2 (ja) 研削装置
JP6427615B2 (ja) ワーク載置台装置
JP6358881B2 (ja) ウエーハの研削方法
JP6475607B2 (ja) シャリ玉整列装置
KR101368801B1 (ko) 측정장치용 받침대
JP7169164B2 (ja) 研削装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20150428

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160418

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170126

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170207

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170407

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170420

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170517

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6147587

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250