JP6145401B2 - ハンマドリル - Google Patents

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Description

本発明は、ハンマモードと、ハンマドリルモードと、ドリルモードとの少なくとも3つの動作モードを選択可能なハンマドリルに関する。
ハンマドリルは、モータの出力軸と、ビットを保持するツールホルダとの間に中間軸を介在させて、中間軸に、ビットに打撃伝達を行う打撃伝達部材と、ツールホルダへ回転伝達を行う回転伝達部材とをそれぞれ回転可能に設けて、打撃伝達部材と回転伝達部材との間に、クラッチを中間軸と一体回転可能且つ軸方向へ移動可能に設けて、ハウジング外部からクラッチをスライド操作することで、動作モードを選択可能としている。すなわち、クラッチが打撃伝達部材のみと係合するハンマモード、打撃伝達部材と回転伝達部材とに同時に係合するハンマドリルモード、回転伝達部材のみと係合するドリルモードとの少なくとも3つの動作モードである。
このハンマドリルにおいては、特許文献1に示すように、クラッチを、打撃伝達部材のみと係合可能な第1クラッチ(第1スリーブ)と、回転伝達部材のみと係合可能な第2クラッチ(第2スリーブ)との2つとして、両クラッチの間に弾性体である1つのコイルバネを介在させて互いの離間方向へ付勢して、両クラッチに係合するプレートをハウジングの外部から中間軸の軸方向にスライドさせることで、上記3つの動作モードを選択可能としたものも知られている。
特開平9−70771号公報
しかし、上記従来のハンマドリルにおいては、2つのクラッチの間にコイルバネが介在されるため、その分中間軸が軸方向に長くなり、コンパクト化を阻害する要因となっている。
そこで、本発明は、2つのクラッチを用いたものであっても、中間軸を長くする必要がなく、コンパクト化が達成できるハンマドリルを提供することを目的としたものである。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、第1クラッチと第2クラッチとを付勢する弾性体を、第1クラッチに係合して中間軸の軸方向へスライド可能な第1クラッチ操作部材と、第2クラッチに係合して中間軸の軸方向へスライド可能な第2クラッチ操作部材との間に保持させて、第1クラッチを第1クラッチ操作部材を介して、第2クラッチを第2クラッチ操作部材を介してそれぞれハウジングに設けた切替操作部材によって外部からスライド操作可能とすると共に、第1、第2クラッチ操作部材をそれぞれL字状の板体として、第1、第2クラッチ操作部材の一方をハウジングによってスライド可能にガイドさせ、他方を一方のクラッチ操作部材上に重ねてガイドさせて、切替操作部材に設けた偏心ピンに第1、第2クラッチ操作部材を係合させてそれぞれスライド操作可能としたことを特徴とするものである。
請求項に記載の発明は、請求項の構成において、第1、第2クラッチ操作部材に、互いに当接して弾性体の付勢によるスライドを規制する規制部をそれぞれ設けたことを特徴とするものである。
請求項に記載の発明は、請求項の構成において、規制部によるスライドの規制状態で弾性体は圧縮されていることを特徴とするものである。
請求項に記載の発明は、請求項1乃至の何れかの構成において、ハウジング側に、第1クラッチが打撃伝達部材と、第2クラッチが回転伝達部材とそれぞれ係合する位置で第1、第2クラッチ操作部材のスライドを規制する位置決め部を設けたことを特徴とするものである。
請求項に記載の発明は、請求項1乃至の何れかの構成において、第1クラッチと第2クラッチとを同じ形状としたことを特徴とするものである。
請求項に記載の発明は、請求項1乃至の何れかの構成において、切替操作部材を円盤状としてハウジングの下面に設けたことを特徴とするものである。
請求項1に記載の発明によれば、2つの第1、第2クラッチを用いたものであっても、中間軸を長くする必要がなく、コンパクト化が達成できる。
また、他方のクラッチ操作部材を一方のクラッチ操作部材上に重ねてガイドさせるので、他方のクラッチ操作部材に係るガイド部品が不要となって構造の簡略化が期待できる。
請求項に記載の発明によれば、請求項の効果に加えて、規制部の採用により、第1、第2クラッチ操作部材を適正に組み付け可能となり、両クラッチ操作部材の組付け性が良好となる。
請求項に記載の発明によれば、請求項の効果に加えて、第1、第2クラッチ操作部材の組み付け状態で弾性体が脱落することがなく、弾性体の組付け性も良好となる。
請求項に記載の発明によれば、請求項1乃至の何れかの効果に加えて、位置決め部の採用により、第1クラッチ及び第2クラッチがそれぞれ押圧されることなく適正位置で打撃伝達部材及び回転伝達部材と係合することができ、発熱防止に繋がる。
請求項に記載の発明によれば、請求項1乃至の何れかの効果に加えて、組み付けが簡単に行えて部品管理の手間も軽減される。
請求項に記載の発明によれば、請求項1乃至の何れかの効果に加えて、粉塵等の影響を受けにくくできると共に、横置きしても切替操作部材が地面等に当接するおそれがなく、損傷のおそれも低減される。
ハンマドリルの一部縦断面図である(ハンマモード)。 ギヤハウジングを後方から見た説明図である(中間軸やツールホルダ等は省略)。 (A)(B)は第1、第2チェンジプレートの斜視図である。 第1、第2チェンジプレートの説明図で、(A)は正面、(B)は右側面、(C)は左側面、(D)は背面、(E)は平面、(F)は底面をそれぞれ示す。 ギヤハウジングを省略したハンマドリルの側面図である(ハンマモード)。 ギヤハウジングを省略したハンマドリルの底面図である(ハンマモード)。 ギヤハウジング及びモード切替レバー(ピンを除く)、ロックプレートを省略したハンマドリルの側面図である(ハンマモード)。 ギヤハウジングを省略したハンマドリルの側面図である(ニュートラルモード)。 ギヤハウジング及びモード切替レバー(ピンを除く)、ロックプレートを省略したハンマドリルの側面図である(ニュートラルモード)。 ハンマドリルの一部縦断面図である(ニュートラルモード)。 ギヤハウジングを省略したハンマドリルの側面図である(ハンマドリルモード)。 ギヤハウジング及びモード切替レバー(ピンを除く)、ロックプレートを省略したハンマドリルの側面図である(ハンマドリルモード)。 ハンマドリルの一部縦断面図である(ハンマドリルモード)。 ギヤハウジングを省略したハンマドリルの側面図である(ドリルモード)。 ギヤハウジング及びモード切替レバー(ピンを除く)、ロックプレートを省略したハンマドリルの側面図である(ドリルモード)。 ハンマドリルの一部縦断面図である(ドリルモード)。 変更例の第1チェンジプレート及び第2チェンジプレートを用いたギヤハウジングを後方から見た説明図である(中間軸やツールホルダ等は省略)。 (A)(B)は変更例の第1、第2チェンジプレートの斜視図である。 第1、第2チェンジプレートの説明図で、(A)は正面、(B)は右側面、(C)は左側面、(D)は背面、(E)は平面、(F)は底面をそれぞれ示す。 変更例のハンマドリルの一部縦断面図である(ドリルモード)。 図20のA−A線断面図である。 ギヤハウジング及びモード切替レバーの下方からの分解斜視図である。 モード切替レバーの上方からの分解斜視図である。 クラッチの斜視図で、(A)がカム歯形成側と反対側から、(B)がカム歯形成側からそれぞれ見た状態を示す。 ドリルモードの説明図で、(A)が中間軸の左側を上下方向に切断して内部を見た状態の断面図、(B)はモード切替レバーを下側から見た説明図、(C)は(A)のB−B線断面図、(D)は(B)のC−C線断面図である。 ハンマドリルモードの説明図で、(A)が中間軸の左側を上下方向に切断して内部を見た状態の断面図、(B)はモード切替レバーを下側から見た説明図、(C)は(A)のB−B線断面図、(D)は(B)のC−C線断面図である。 ハンマモードの説明図で、(A)が中間軸の左側を上下方向に切断して内部を見た状態の断面図、(B)はモード切替レバーを下側から見た説明図、(C)は(A)のB−B線断面図、(D)は(B)のC−C線断面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、ハンマドリルの一例を示す一部縦断面図である。このハンマドリル1は、ハウジングとしてのギヤハウジング2の後方(図1の右側を前方とする。)下部に、図示しないモータハウジングに収容されるモータ3を上向きに収容して、モータ3の出力軸4を、ギヤハウジング2内の後部に組み付けられるインナハウジング6に軸支させてギヤハウジング2内に突出させている。出力軸4の上方でギヤハウジング2とインナハウジング6との間には、中間軸7が前後方向に配置されて前後端のボールベアリング8,9によって回転可能に軸支されており、中間軸7の後部に固定したベベルギヤ10を、出力軸4の先端に固定したピニオン5に噛合させている。
この中間軸7において、ベベルギヤ10の前方には、軸線を傾けたスワッシュベアリング12を外装させた打撃伝達部材としてのボススリーブ11が回転可能に設けられて、その前方には、スプライン部13が形成されている。ボススリーブ11は、ベベルギヤ10とスプライン部13との間で軸方向への移動は規制されている。また、ボススリーブ11の前端には、係合歯14が形成されている。
さらに、中間軸7におけるスプライン部13の前方には、回転伝達部材としての第2ギヤ15が、軸方向への移動を規制された状態で回転可能に設けられている。この第2ギヤ15の後端には、係合歯16が形成されている。
そして、ボススリーブ11と第2ギヤ15との間でスプライン部13には、2つの第1、第2クラッチ17,18が、スプライン部13に沿って前後移動可能で、且つ中間軸7と一体回転可能に結合されている。この第1、第2クラッチ17,18は、前後対称に配置される同じスリーブ状で、第1クラッチ17の後端には、ボススリーブ11の係合歯14と係合可能なカム歯19が形成され、第2クラッチ18の前端には、第2ギヤ15の係合歯16と係合可能なカム歯20が形成されている。また、第1、第2クラッチ17,18の周面には、後述する第1、第2チェンジプレート33,34が係止する凹溝21がそれぞれ形成されている。
一方、ギヤハウジング2内で中間軸7の上方には、中間軸7と平行なツールホルダ22が、ボールベアリング23及び軸受24を介して回転可能に支持されている。このツールホルダ22の後部には、ピストンシリンダ25が前後移動可能に収容されて、その後端をスワッシュベアリング12に設けたアーム26と連結している。ピストンシリンダ25の内部には、空気室27を介して打撃子28が前後移動可能に収容されて、打撃子28の前方でツールホルダ22内には、中間子29が前後移動可能に収容されている。このピストンシリンダ25、打撃子28、中間子29によって打撃機構部を形成している。30は、中間子29の前方でツールホルダ22に挿入されたビットで、ツールホルダ22の前端には、挿入されたビット30の抜け止め及びその解除を行う操作スリーブ31が設けられている。また、ツールホルダ22には、第2ギヤ15と噛み合うギヤ32が設けられている。
よって、このハンマドリル1においては、中間軸7のスプライン部13に沿った第1、第2クラッチ17,18のスライド位置により、動作モードが決定される。
まず、第1クラッチ17がボススリーブ11と係合して第2クラッチ18が第2ギヤ15から離間したスライド位置では、中間軸7の回転が第1クラッチ17を介してボススリーブ11に伝わり、スワッシュベアリング12によってアーム26の前後への揺動に変換され、ピストンシリンダ25を往復動させる。よって、空気室27の空気バネの作用で打撃子28が往復動し、中間子29を介してビット30を打撃する(ハンマモード)。
次に、第1クラッチ17がボススリーブ11と係合して第2クラッチ18が第2ギヤ15と係合したスライド位置では、中間軸7の回転が第1クラッチ17を介してボススリーブ11に伝わり、ピストンシリンダ25を往復動させてビット30を打撃する一方、中間軸7の回転が第2クラッチ18を介して第2ギヤ15に伝わり、ギヤ32を介してツールホルダ22を回転させる。よって、ビット30には打撃に加えて回転が加えられる(ハンマドリルモード)。
そして、第1クラッチ17がボススリーブ11から離間して第2クラッチ18が第2ギヤ15と係合したスライド位置では、中間軸7の回転が第2クラッチ18を介して第2ギヤ15に伝わり、ギヤ32を介してツールホルダ22を回転させる。よって、ビット30には回転のみが加えられる(ドリルモード)。
この第1、第2クラッチ17,18のスライド位置は、その外側に設けられた第1、第2クラッチ操作部材としての第1、第2チェンジプレート33,34のスライド操作によって決定される。まず第1チェンジプレート33は、図2〜4に示すように、横板部35と縦板部36とからなるL字状の金属板で、ギヤハウジング2の内面で前後方向に立設した複数のリブ37,37・・によって前後方向へスライド可能に支持されている。このとき、外向きに形成した折り返し片38,38がリブ37,37の間やリブ37の下側に位置することで、第1チェンジプレート33の左右方向や上方への移動が規制されるようになっている。また、横板部35の後端には、内向きに折り返されて第1クラッチ17の凹溝21に係合する第1係合片39が形成されている。さらに、横板部35の外縁後部には、前向きのバネ受け突起40が形成され、外縁前部には、コ字状に折り返したガイド部41が形成されている。そして、縦板部36の後端には、四角形の切欠部42が形成されている。
次に、第2チェンジプレート34も、横板部43と縦板部44とからなるL字状の金属板で、第1チェンジプレート33上に重ねられて、横板部43の外縁へカール状に形成した折り返し部45を第1チェンジプレート33のガイド部41に嵌合させると共に、折り返し部45の反対側に形成した規制部としての突起46を、第1チェンジプレート33の縦板部36に形成した規制部としてのL字状のスリット47の水平部分に挿通させることで、第2チェンジプレート34は第1チェンジプレート33上で前後方向へスライド可能に支持される。また、第2チェンジプレート34の横板部43の後端には、内向きに折り返されて第1チェンジプレート33の第1係合片39と前後方向で重なり、第2クラッチ18の凹溝21に係合する第2係合片48が形成されている。さらに、横板部43の外縁後部には、第1チェンジプレート33のバネ受け突起40と対向する後ろ向きのバネ受け突起49が形成されている。そして、縦板部44の後端には、後縁が上下方向の直線状となる透孔50が形成されている。
ここでは第1チェンジプレート33のバネ受け突起40と第2チェンジプレート34のバネ受け突起49との間に、弾性体としてのコイルバネ51(図2,6)が設けられて、第1チェンジプレート33と第2チェンジプレート34とを互いの離間方向へ付勢している。第2チェンジプレート34の突起46が第1チェンジプレート33のスリット47の水平部分の前端に到達する位置で両プレート33,34は前後に最もずれることになる。但し、ギヤハウジング2の側面には、切替操作部材としてのモード切替レバー52(図2)が回転可能に装着されて、そのモード切替レバー52の偏心位置に設けたピン53が、図7に示すように、互いに重なる切欠部42と透孔50とを同時に貫通していることから、第1チェンジプレート33は、切欠部42内で縦板部36の後端がピン53に当接する位置で後方へのスライドが規制され、第2チェンジプレート34は、透孔50の後縁がピン53に当接する位置で前方へのスライドが規制されることになる。
なお、第1チェンジプレート33の縦板部36の外側には、図2及び図5,6に示すように、ロックプレート54が、ギヤハウジング2の内面に設けられたガイドリブ55によって前後方向へスライド可能に設けられている。このロックプレート54の前端には、第2ギヤ15側へ直角に折曲されるロック片56が設けられて、後退位置では、第2ギヤ15の前端に設けたロック歯57にロック片56の先端が係合可能となっている。ロック片56とギヤハウジング2の内面との間には、コイルバネ58が設けられて、ロックプレート54を後方へ付勢しているが、ロックプレート54の後端は、モード切替レバー52のピン53の根元側に設けたカム部59に当接しており、カム部59の位置に応じてロックプレート54が前後へスライド可能となっている。
以上の如く構成されたハンマドリル1においては、モード切替レバー52の回転操作により、第1、第2チェンジプレート33,34をスライドさせて第1、第2クラッチ17,18のスライド位置を選択可能となる。
まず、図5,6に示すようにギヤハウジング2に向かってモード切替レバー52を最大量右回転させた回転位置では、図7に示すように、ピン53は第2チェンジプレート34の透孔50の後縁下側に当接して第2チェンジプレート34を後退位置へスライドさせる。すると、第1チェンジプレート33もコイルバネ51を介して後方へ付勢される。よって、図1に示すように、第2チェンジプレート34の第2係合片48が係止する第2クラッチ18は第2ギヤ15から離間する後退位置へスライドし、第1チェンジプレート33の第1係合片39が係止する第1クラッチ17は後退してボススリーブ11と係合するハンマモードとなる。
このとき、第1チェンジプレート33の縦板部36の後端は、図7に示すように、軸受24を保持するインナサポート60の前面に形成された位置決め部としての切欠き61に係止する。よって、第1チェンジプレート33は、第1クラッチ17がボススリーブ11と係合する後退位置に位置決めされる。
一方、ハンマモードでは、モード切替レバー52のカム部59はロックプレート54を後退位置にスライドさせているため、ロック片56が係合する第2ギヤ15の回転は規制され、ギヤ32を介してツールホルダ22の回転もロックされる。
次に、図8に示すようにハンマモードからモード切替レバー52を略50°左回転させた回転位置では、図9,10に示すように、ピン53は透孔50の後縁上側に当接するため、第2チェンジプレート34の後退位置は変わらず、第1チェンジプレート33もコイルバネ51を介して後退位置へ付勢される。よって、第2クラッチ18は第2ギヤ15から離間する後退位置にあり、第1クラッチ17はボススリーブ11と係合することで、ハンマモードと同様にビット30には打撃動作のみが伝達される。但し、図8に示すように、ここではカム部59がロックプレート54を前進位置にスライドさせているため、ロック片56が第2ギヤ15から離間してツールホルダ22の回転ロックが解除される。よって、ビット30を軸線回りの任意の角度に回転させることができる(ニュートラルモード)。
次に、図11に示すようにニュートラルモードからモード切替レバー52を略65°左回転させた回転位置では、図12,13に示すように、ピン53が前方へ移動して第1チェンジプレート33の切欠部42内に進入し、第2チェンジプレート34の前進規制を解除するため、第1チェンジプレート33はそのままで第2チェンジプレート34がコイルバネ51の付勢によって前進する。よって、第1クラッチ17はボススリーブ11と係合したまま、第2クラッチ18が前進して第2ギヤ15と係合するハンマドリルモードとなる。このとき、第2チェンジプレート34の横板部43の前端は、第1チェンジプレート33を支持するリブ37の前端に設けた位置決め部としての位置決め段部62に当接する。よって、第2チェンジプレート34は、第2クラッチ18が第2ギヤ15と係合する前進位置に位置決めされる。なお、このハンマドリルモードではロックプレート54は前進位置のままとなる。
次に、図14に示すようにハンマドリルモードからモード切替レバー52を略65°左回転させた回転位置では、図15,16に示すように、ピン53が第2チェンジプレート34の透孔50内を前方へ移動して切欠部42内で第1チェンジプレート33の後端に当接し、第2チェンジプレート34はそのままで第1チェンジプレート33を前進させる。よって、第2クラッチ18は第2ギヤ15と係合したまま、第1クラッチ17が前進してボススリーブ11から離間するドリルモードとなる。このときもロックプレート54は前進位置のままである。
このように、上記形態のハンマドリル1によれば、コイルバネ51を、第1クラッチ17に係合して中間軸7の軸方向へスライド可能な第1チェンジプレート33と、第2クラッチ18に係合して中間軸7の軸方向へスライド可能な第2チェンジプレート34との間に保持させると共に、第1チェンジプレート33をギヤハウジング2によってスライド可能にガイドさせたことで、2つの第1、第2クラッチ17,18を用いたものであっても、中間軸7を長くする必要がなく、コンパクト化が達成できる。
特にここでは、第1チェンジプレート33をギヤハウジング2によってガイドさせ、第2チェンジプレート34を第1チェンジプレート33にガイドさせているので、第2チェンジプレート34に係るガイド部品が不要となって構造の簡略化が期待できる。
また、第1、第2チェンジプレート33,34に、互いに当接してコイルバネ51の付勢によるスライドを規制する規制部(突起46及びスリット47)をそれぞれ設けたことで、第1、第2チェンジプレート33,34を適正に組み付け可能となり、両チェンジプレート33,34の組付け性が良好となる。
さらに、規制部(突起46及びスリット47)によるスライドの規制状態でコイルバネ51は圧縮されているので、第1、第2チェンジプレート33,34の組み付け状態でコイルバネ51が脱落することがなく、コイルバネ51の組付け性も良好となる。
加えて、ギヤハウジング2側に、第1クラッチ17がボススリーブ11と、第2クラッチ18が第2ギヤ15とそれぞれ係合する位置で第1、第2チェンジプレート33,34のスライドを規制する位置決め部(切欠き61及び位置決め段部62)を設けたことで、第1クラッチ17及び第2クラッチ18がそれぞれ押圧されることなく適正位置でボススリーブ11及び第2ギヤ15と係合することができ、発熱防止に繋がる。
そして、第1クラッチ17と第2クラッチ18とを同じ形状としたことで、組み付けが簡単に行えて部品管理の手間も軽減される。
なお、上記形態では、第1チェンジプレートのみをギヤハウジングでガイドさせて第2チェンジプレートは第1チェンジプレートでガイドさせるようにしているが、これと逆にしてもよいし、チェンジプレートでガイドさせる場合に限らず、両チェンジプレートの一方又は両方を中間軸でガイドさせたり、両チェンジプレートを共にギヤハウジングでガイドさせたりしてもよい。
図17〜19は、両チェンジプレートを共にギヤハウジングでガイドさせた一例を示すもので、ここでの第1チェンジプレート63は、中間軸7の左右と下方とにそれぞれ側板部65,66と下板部67とを有するJ字状で、左側の側板部65の上端には、外側へ直角に折り返される左折り返し片68が形成されて、ギヤハウジング2の左内面から水平に突出する左リブ69の上面に当接している。また、右側の側板部66の上端にも、外側へ直角に折り返される右折り返し片70が形成されて、ギヤハウジング2の右内面から水平に突出する右リブ71の上面に当接している。
一方、第2チェンジプレート64は、第1チェンジプレート63の上側に載置されて中間軸7の左右と下方とにそれぞれ側板部72,73と下板部74とを有するJ字状で、左側の側板部72と下板部74との間は、第1チェンジプレート63との間に空間を形成する傾斜部75となっている。この第2チェンジプレート64においても、左側の側板部72の上端には、外側へ直角に折り返される左折り返し片76が形成されて、第1チェンジプレート63の側板部65に形成したスリット77を貫通して外側へ突出している。この左折り返し片76は、左リブ69の下面に当接している。また、右側の側板部73の上端にも、外側へ直角に折り返される右折り返し片78が形成されて、第1チェンジプレート63の側板部66に形成したスリット79を貫通して外側へ突出している。この右折り返し片78は、右リブ71の下面に当接している。
よって、この形態によれば、第1チェンジプレート63と第2チェンジプレート64との左折り返し片68,76によって左リブ69を挟持し、右折り返し片70,78によって右リブ71を挟持する格好となり、第1チェンジプレート63と第2チェンジプレート64とは、左右リブ69,71にガイドされて前後へスライド可能となる。
このように、ここでは第1、第2チェンジプレート63,64をそれぞれギヤハウジング2でガイドさせたことで、各チェンジプレート63,64を同じ摺動性でスライドさせることができる。
なお、ここでのコイルバネ51は、第1チェンジプレート63の左側コーナー部で第2チェンジプレート64の傾斜部75との間の空間内に設けられて、第1チェンジプレート63の後端で上向きに折り返し形成されたバネ受け片80と、第2チェンジプレート64の前端で斜め下向きに折り返し形成されたバネ受け片81との間に配置されて、第1チェンジプレート63と第2チェンジプレート64とを互いの離間方向へ付勢している。第1チェンジプレート63の側板部65と第2チェンジプレート64の側板部72とには、モード切替レバー52のピン53が挿入される透孔82,83がそれぞれ形成されている。
一方、上記形態では、切替操作部材であるモード切替レバー52をギヤハウジング2の側面に設けているが、ギヤハウジング2の下面に設けることもできる。図20,21はその一例を示すもので、このハンマドリル1Aにおいて、モード切替レバー84は、ギヤハウジング2の下面に設けた装着孔85へ回転可能に挿入され、ピン53を偏心位置で上向きに突設してその根元にカム部59を形成した樹脂製で円盤状のレバー本体86と、そのレバー本体86より大径でレバー本体86に下方から嵌合され、各モードの切替範囲で回転可能な樹脂製で円盤状のレバーキャップ87とからなり、ギヤハウジング2の下面に組み付けられるレバーカバー88により、ギヤハウジング2の下面へ回転操作可能に装着される。この装着状態で、ピン53が第1チェンジプレート33の横板部35に設けた切欠部42と第2チェンジプレート34の横板部43に設けた透孔50とをそれぞれ貫通し(ここではコイルバネ51は両チェンジプレート33,34の縦板部36,44間に設けられている。)、両チェンジプレート33,34の下方で横板部35,43と平行に設けられたロックプレート54がカム部59に当接している。
レバーカバー88は、下面にレバーキャップ87の後述する円形底部98が貫通する貫通孔89を有し、左右の側部に設けた透孔90,90に、ギヤハウジング2の左右に設けた係止突起91,91を係止させることでギヤハウジング2に装着される。この状態で貫通孔89からレバーキャップ87が露出する。なお、左側の係止突起91は、ハンマードリルモードの切替位置を示す表示を設けて右側の係止突起91より大きくしている。また、レバーカバー88の下面において、モード切替レバー84の前方には、円弧状のリブ92が下向きに突設されて、被削材等が前方からモード切替レバー84に当接するのを防いでいる。
レバー本体86は、図22にも示すように、装着孔85への挿入状態で装着孔85の外周に突設されたリング状の突条93に当接する円板部94を有し、円板部94の下面には、回転中心とピン53の中心とを結ぶ直径方向に沿って嵌合突起95が下向きに突設されており、嵌合突起95のピン53側の端部下面には、三角形の凸部96が突設されている。97は、レバー本体86に外装されて装着孔85との間をシールするOリングである。
レバーキャップ87は、レバー本体86の円板部94が嵌合可能な円形底部98と、その円形底部98の外周に延設されるフランジ部99とからなり、円形底部98には、レバー本体86の嵌合突起95が嵌合可能な深底状の操作部100が直径方向に形成されて、嵌合突起95と操作部100との嵌合により、レバー本体86とレバーキャップ87とは回転方向で一体となる。また、操作部100には、嵌合突起95の凸部96が嵌合する三角形の窓101が形成されている。よって、レバー本体86に着色すれば、操作部100の下面(表面)には、窓101を介して色の異なる凸部96が露出することとなり、モード切替レバー84の切替位置の識別がし易くなる。
さらに、レバーキャップ87の上面において、円形底部98とフランジ部99との境界部分には、図23に示すように、周方向の溝部102が形成されている。この溝部102は、組み付け状態でギヤハウジング2の突条93の外周に突設された規制突起103に嵌合するもので、これにより、溝部102内で規制突起103が相対的に移動できる範囲でレバーキャップ87の回転が規制されることになる。
よって、このハンマドリル1Aにおいても、モード切替レバー84の回転操作により、第1、第2チェンジプレート33,34をスライドさせて第1、第2クラッチ17,18のスライド位置を選択可能となる。なお、ここでの第1、第2クラッチ17,18において、カム歯19,20の形成側と反対側の端面には、図20及び24に示すように、突起104が設けられている。第1、第2クラッチ17,18を組み付ける際、表面に塗布したグリス等の表面張力によって端面同士が密着すると組み付けにくくなるが、突起104を設けたことで端面同士の密着が防止でき、組み付けがし易くなる効果がある。この突起104は数を増やしてもよいし、一方のクラッチのみにあってもよい。
まず、図25に示すように、モード切替レバー84を、レバーキャップ87に表れる凸部96が前端となるように操作部100を前後方向に向けた回転位置とすると、ピン53は第1チェンジプレート33を前進させ、コイルバネ51を介して第2チェンジプレート34も前進させるため、第2クラッチ18は第2ギヤ15と係合し、第1クラッチ17が前進してボススリーブ11から離間するドリルモードとなる。このときロックプレート54は前側に位置するカム部59によって前進位置にあるため、ツールホルダ22の回転はロックされない。なお、ギヤハウジング2の下面において、モード切替レバー84の前方には、左右方向の中央を後方へ突出させた係止部106としたリーフスプリング105が保持されており、レバーキャップ87のフランジ部99の外周には、各モードの回転位置で係止部106が弾性係止する切欠き107,107・・が形成されて、各回転位置での位置決めを図っている。
次に、図26に示すように、ドリルモードからモード切替レバー84を下方から見て85°右回転させた回転位置とすると、ピン53は後方へ移動して第2チェンジプレート34はそのままで第1チェンジプレート33をコイルバネ51の付勢によって後退させる。よって、第2クラッチ18は第2ギヤ15と係合したまま、第1クラッチ17が後退してボススリーブ11と係合するハンマドリルモードとなる。このときもロックプレート54は前進位置のままとなる。
次に、図27に示すように、ハンマドリルモードからモード切替レバー84を130°右回転させた回転位置とすると、ピン53は後方へ移動して第1チェンジプレート33はそのままで第2チェンジプレート34をコイルバネ51の付勢に抗して後退させる。よって、第1クラッチ17はボススリーブ11と係合したまま、第2クラッチ18が後退して第2ギヤ15から離間するハンマモードとなる。このとき、カム部59も後方へ移動してロックプレート54を第2ギヤ15と係合する後退位置にスライドさせているため、ツールホルダ22の回転はロックされる。
なお、ニュートラルモードでは、モード切替レバー84はハンマドリルモードとハンマモードとの中間の回転位置となり、ハンマモードと同様に第1クラッチ17のみがボススリーブ11と係合するが、カム部59がロックプレート54を前進位置にスライドさせることで、ツールホルダ22の回転ロックは解除される。
このように、上記形態のハンマドリル1Aにおいても、2つの第1、第2クラッチ17,18を用いたものであっても、中間軸7を長くする必要がなく、コンパクト化が達成できる。また、円盤状のモード切替レバー84をギヤハウジング2の下面に設けたことで、粉塵等の影響を受けにくくできると共に、横置きしてもモード切替レバー84が地面等に当接するおそれがなく、損傷のおそれも低減される。
特にここでは、モード切替レバー84をレバー本体86とレバーキャップ87とに分割しているので、モード切替レバー84がコンパクトになる。また、ギヤハウジング2へ組み付ける際、レバー本体86とレバーキャップ87とが一体であると、回転規制されることで何れかのモードの位置で組み付けることになるが、後方へ付勢されるロックプレート54にピン53及びカム部59が干渉するため、組み付けが面倒となる。しかし、回転フリーなレバー本体86と回転規制されるレバーキャップ87とに分割したことで、最初にレバー本体86をピン53及びカム部59がロックプレート54と干渉しない任意の回転位置で組み付けた後、レバーキャップ87を組み付けて回転規制させる手順となり、組み付けが容易に行える。
その他、上記形態では、ロックプレートを設けてニュートラルモードを選択可能としているが、ロックプレートを省略して、ハンマモード、ハンマドリルモード、ドリルモードとの3つの動作モードのみを選択可能としても差し支えない。従って、図20に示すようなハンマドリルの場合、ロックプレートとの干渉がなければモード切替レバーはレバー本体とレバーキャップとが一体の円盤状としてもよい。また、先のモード切替レバー52のように円盤状でないものをハウジングの下面に設けることもできる。
1,1A・・ハンマドリル、2・・ギヤハウジング、3・・モータ、4・・出力軸、6・・インナハウジング、7・・中間軸、10・・ベベルギヤ、11・・ボススリーブ、12・・スワッシュベアリング、13・・スプライン部、14,16・・係合歯、15・・第2ギヤ、17・・第1クラッチ、18・・第2クラッチ、19,20・・カム歯、21・・凹溝、22・・ツールホルダ、25・・ピストンシリンダ、27・・空気室、28・・打撃子、29・・中間子、30・・ビット、32・・ギヤ、33,63・・第1チェンジプレート、34,64・・第2チェンジプレート、35,43・・横板部、36,44・・縦板部、37・・リブ、38・・折り返し片、39・・第1係合片、41・・ガイド部、42・・切欠部、45・・折り返し部、46・・突起、47・・スリット、48・・第2係合片、50・・透孔、51・・コイルバネ、52,84・・モード切替レバー、53・・ピン、54・・ロックプレート、60・・インナサポート、61・・切欠き、62・・位置決め段部、65,66,72,73・・側板部、67,74・・下板部、68,76・・左折り返し片、69・・左リブ、70,78・・右折り返し片、71・・右リブ、85・・装着孔、86・・レバー本体、87・・レバーキャップ、88・・レバーカバー、95・・嵌合突起、100・・操作部。

Claims (6)

  1. ハウジング内で、モータと、ビットを装着可能なツールホルダとの間に、前記モータから回転伝達される中間軸を設け、前記中間軸に、前記ツールホルダに設けた打撃機構部を動作させる打撃伝達部材と、前記ツールホルダを回転させる回転伝達部材とをそれぞれ回転可能に設けると共に、前記打撃伝達部材と前記回転伝達部材との間に、前記打撃伝達部材と係脱可能な第1クラッチと、前記回転伝達部材と係脱可能な第2クラッチとを、前記中間軸と一体回転可能且つ前記中間軸の軸方向へスライド可能に設けて、前記第1クラッチと前記第2クラッチとを互いの離間方向へ付勢する弾性体を設け、前記第1クラッチと前記第2クラッチとを前記ハウジングの外部からスライド操作することで、前記第1クラッチのみが前記打撃伝達部材と係合するスライド位置と、前記第1クラッチが前記打撃伝達部材に、前記第2クラッチが前記回転伝達部材にそれぞれ係合するスライド位置と、前記第2クラッチのみが前記回転伝達部材と係合するスライド位置とをそれぞれ選択可能としたハンマドリルであって、
    前記弾性体を、前記第1クラッチに係合して前記中間軸の軸方向へスライド可能な第1クラッチ操作部材と、前記第2クラッチに係合して前記中間軸の軸方向へスライド可能な第2クラッチ操作部材との間に保持させて、前記第1クラッチを前記第1クラッチ操作部材を介して、前記第2クラッチを前記第2クラッチ操作部材を介してそれぞれ前記ハウジングに設けた切替操作部材によって外部からスライド操作可能とすると共に、
    前記第1、第2クラッチ操作部材をそれぞれL字状の板体として、前記第1、第2クラッチ操作部材の一方を前記ハウジングによってスライド可能にガイドさせ、他方を前記一方のクラッチ操作部材上に重ねてガイドさせて、前記切替操作部材に設けた偏心ピンに前記第1、第2クラッチ操作部材を係合させてそれぞれスライド操作可能としたことを特徴とするハンマドリル。
  2. 前記第1、第2クラッチ操作部材に、互いに当接して前記弾性体の付勢によるスライドを規制する規制部をそれぞれ設けたことを特徴とする請求項に記載のハンマドリル。
  3. 前記規制部によるスライドの規制状態で前記弾性体は圧縮されていることを特徴とする請求項に記載のハンマドリル。
  4. 前記ハウジング側に、前記第1クラッチが前記打撃伝達部材と、前記第2クラッチが前記回転伝達部材とそれぞれ係合する位置で前記第1、第2クラッチ操作部材のスライドを規制する位置決め部を設けたことを特徴とする請求項1乃至の何れかに記載のハンマドリル。
  5. 前記第1クラッチと第2クラッチとを同じ形状としたことを特徴とする請求項1乃至の何れかに記載のハンマドリル。
  6. 前記切替操作部材を円盤状として前記ハウジングの下面に設けたことを特徴とする請求項1乃至の何れかに記載のハンマドリル。
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