JP6143018B2 - 密封装置 - Google Patents

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Description

本発明は、相対的に回転する軸とハウジングとの間の環状隙間を密封する密封装置に関する。
従来、相対的に回転する軸とハウジングとの間の環状隙間を密封する密封装置において、軸の表面に摺動自在に接触するシールリップを有する弾性体製シールと、弾性体製シールの内周面側を支持する支持部材とを備えるものが知られている。このような密封装置においては、弾性体製シールを支持部材に位置決めさせた状態で固定させるために、様々な方法が採用されている。例えば、支持部材に接着剤を塗布した後に弾性体製シールを支持部材に一体的に加硫成形する方法が知られている(特許文献1,2参照)。また、支持部材及び弾性体製シールを装着箇所に装着させた状態で金属製のアダプターを嵌合することにより支持部材等を固定する方法も知られている(特許文献3参照)。更に、弾性体製シールにより支持部材を抱え込む方法も知られている(特許文献4参照)。
しかしながら、接着剤を用いる方法の場合には、密封装置を廃棄する際に、接着剤が環境に対する負荷となってしまう。また、密封装置を水中で用いる場合には、経時的な劣化によって接着剤が剥がれてしまう問題もある。
アダプターを用いる方法の場合には、アダプターの分だけ部品点数が増えてしまい、かつアダプターを嵌合させる工程も増えるためコストが増えてしまう問題がある。また、狭いスペースに密封装置を装着しなければならない場合には、そもそもアダプターを嵌合させるスペースを確保できないこともある。
弾性体製シールにより支持部材を抱え込む方法の場合には、シールリップが変形し易い。そのため、密封装置を装着する際や、密封対象流体側が負圧になった場合に、シールリップが密封対象流体側に大きく変形し、密封機能が低下してしまう問題がある。
特開2004−190844号公報 特開2006−183852号公報 国際公開2010/061670号公報 特開2009−127833号公報
本発明の目的は、接着剤やアダプターを用いることなく、支持部材に対して弾性体製シールを位置決めさせた状態で固定させることを可能とする密封装置を提供することにある。
本発明は、上記課題を解決するために以下の手段を採用した。
すなわち、本発明の密封装置は、
相対的に回転する軸とハウジングとの間の環状隙間を密封する密封装置において、
前記軸の表面に摺動自在に接触するシールリップを有する弾性体製シールと、
前記シールリップよりも密封対象流体側とは反対側の位置で該弾性体製シールの内周面側を支持する支持部材と、
を備える密封装置であって、
前記支持部材は、密封対象流体側の小径部と、該小径部よりも外径が大きく、該小径部を介して密封対象流体側とは反対側の大径部とを有する段差付きの環状部材で構成されると共に、
前記弾性体製シールは、前記ハウジングの軸孔内周面に対して締め代を有し、かつ前記小径部と大径部の双方に対して締め代を有しており、前記軸孔内周面と支持部材との間に圧入された状態で固定されることを特徴とする。
本発明によれば、弾性体製シールは圧入された状態で固定されるので、支持部材と弾性体製シールとを接着剤により固定する必要がない。従って、環境負荷物質である接着剤を用いる必要がない。また、アダプターも不要である。更に、弾性体製シールは、支持部材に対しても締め代を有しているので、支持部材に弾性体製シールを装着させることで、これらを1部品として取り扱うことが可能となる。従って、組立作業性に優れている。
また、前記弾性体製シールの外周面側には、内周面側における前記小径部に対して締め代を有する部位の径方向外側に設けられる第1締め代部と、内周面側における前記大径部に対して締め代を有する部位の径方向外側に設けられる第2締め代部とが設けられており、これら第1締め代部と第2締め代部との間の部位の外径は、前記軸孔の内径よりも小さく設定されているとよい。
これにより、シールリップの変形を抑制しつつ、弾性体製シールを安定的に固定させることができる。すなわち、弾性体製シールにおいて、密封対象流体側の小径部に対する締め代と第1締め代部によって、シールリップの変形を抑制できる。そして、弾性体製シールにおける大径部に対する締め代と第2締め代部によって、小さな締め代でも大きなつぶし率になるため、軸線方向の長さが短くても、圧入により締め付けられる力を大きくすることができる。これにより、軸線方向の長さを長くすることなく、弾性体製シールを安定的に固定させることが可能となる。また、第1締め代部と第2締め代部との間の部位の外径は、軸孔の内径よりも小さく設定されている。従って、弾性体製シールを軸孔に装着する際に、第1締め代部と第2締め代部が異常に変形してしまうことを抑制できる。これにより、弾性体製シールの位置決め精度を高めることができる。
前記シールリップは、密封対象流体側に向かって伸びる円筒状の根元部分と、該根元部分から密封対象流体側かつ径方向内側に伸びて前記軸表面に摺動自在に接触するリップ先端部分とから構成されており、前記根元部分の内周面側は前記支持部材により支持されているとよい。
これにより、シールリップの変形を効果的に抑制することができる。従って、密封装置を装着する際や、密封対象流体側が負圧になった場合でも、シールリップの変形を抑制し、密封機能の低下を抑制することができる。また、支持部材が、シールリップの密封対象流体側とは反対側への変形を抑制するバックアップリングとしての機能も発揮する。
なお、上記各構成は、可能な限り組み合わせて採用し得る。
以上説明したように、本発明によれば、接着剤やアダプターを用いることなく、支持部材に対して弾性体製シールを位置決めさせた状態で固定させることができる。
図1は本発明の実施例に係る密封装置の適用例を示す模式的断面図である。 図2は本発明の実施例に係る密封装置の使用状態を示す模式的断面図である。
以下に図面を参照して、この発明を実施するための形態を、実施例に基づいて例示的に詳しく説明する。ただし、この実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
(実施例)
図1及び図2を参照して、本発明の実施例に係る密封装置について説明する。
<密封装置の適用例>
図1を参照して、本発明の実施例に係る密封装置100の適用例を説明する。図1は自動車用のウォーターポンプ10の模式的断面図である。ウォーターポンプ10は、回転軸21と、回転軸21が挿通される軸孔を有するハウジング30とを備えている。回転軸21には、回転軸21の回転を円滑にするためのベアリング22が取り付けられている。また、回転軸21の一端側には不図示のベルト等によって回転駆動力が与えられるプーリー23が取り付けられており、他端側には冷却水(LLC)を圧送するためのインペラー24が取り付けられている。そして、本実施例に係る密封装置100は、この冷却水が外部(すなわち、密封対象流体側(L)とは反対側(A))に漏れてしまうことを抑制するために、回転軸21とハウジング30との間の環状隙間に配置される。つまり、本実施例においては、密封対象流体は冷却水である。
<密封装置の構成>
図2を参照して、本発明の実施例に係る密封装置100について説明する。ここで、図2は回転軸21の中心軸線を含む面で切断した断面図であり、密封装置100を使用した状態における断面を示している。なお、密封装置100は後述するネジ溝117の構成を除き回転対称形状であり、中心軸線を含む面であれば、ネジ溝117の構成を除き、どの断面も同一である。
本実施例においては、回転軸21にスリーブ25が装着されており、密封装置100は、ステンレスなどの金属製のスリーブ25の外周面と、ハウジング30における軸孔31の内周面との間の環状隙間を密封する。また、本実施例においては、ハウジング30の軸孔31には段差が設けられており、密封装置100は軸孔31の段差面32に密着するように装着される。なお、スリーブ25の外周面は摺動摩耗を抑制させるために、浸炭処理やチッ化処理などの硬化処理を施すと好適である。
そして、密封装置100は、弾性体製シール110と、弾性体製シール110を支持する支持部材120と、支持部材120の内周面側に設けられる樹脂製シール130と、樹脂製シール130を支持する金属製のバックアップリング140とから構成されている。
弾性体製シール110の素材としては、HNBRなどのゴム材が好適に用いられる。そして、弾性体製シール110は、胴体部111と、胴体部111の密封対象流体側(L)に一体に設けられたシールリップ112とから構成される。胴体部111の外周面側には、第1締め代部113及び第2締め代部114が一体に設けられており、その内周面側には第3締め代部115及び第4締め代部116が一体に設けられている。また、シールリップ112は、密封対象流体側(L)に向かって伸びる円筒状の根元部分112aと、根元部分112aから密封対象流体側(L)かつ径方向内側に伸びて軸表面(スリーブ25の外周面)に摺動自在に接触するリップ先端部分112bとから構成されている。また、リップ先端部分112bの内周面側には、回転軸21の回転時に密封対象流体を密封対象流体側(L)に戻す機能を発揮させるネジ溝117が設けられている。
支持部材120の材料としては、ステンレスなどの金属や硬質の樹脂などの剛性の高いものが用いられる。この支持部材120は、密封対象流体側(L)の小径部121と、小径部121よりも外径が大きく、小径部121を介して密封対象流体側(L)とは反対側(A)の大径部122とを有する段差付きの環状部材で構成される。これら小径部121と大径部122の外周面側で弾性体製シール110の内周面側を支持している。ここで、小径部121の外周面側は、弾性体製シール110における胴体部111の内周面側だけでなく、シールリップ112の根元部分112aの内周面側も支持している。
そして、小径部121と大径部122との間は、軸線方向に垂直な段差部123で繋がれている。また、支持部材120における密封対象流体側(L)と、その反対側(A)には、それぞれ内向きフランジ部124,125が設けられている。
ここで、上述した弾性体製シール110における第3締め代部115は、支持部材120の小径部121に対する締め代部であり、第4締め代部116は、支持部材120の大径部122に対する締め代部である。つまり、第3締め代部115の内径は小径部121の外径よりも小さく設定され、第4締め代部116の内径は大径部122の外径よりも小さく設定されている。また、第1締め代部113は第3締め代部115の径方向外側に設けられており、第1締め代部113と、第3締め代部115の領域が径方向にて重なる(同じ位置にある)よう、配置されている。また、第2締め代部114は第4締め代部116の径方向外側に設けられており、第2締め代部114と、第4締め代部116の領域が径方向にて重なる(同じ位置にある)よう、配置されている。これら第1締め代部113及び第2締め代部114の外径は、軸孔31の内径よりも大きく設定されている。また、これら第1締め代部113と第2締め代部114との間の部位の外径は、軸孔31の内径よりも小さく設定されている。なお、図2においては、説明の便宜上、弾性体製シール110は、外力を受けていない状態の図を示している。従って、点線で示している第1締め代部113,第2締め代部114,第3締め代部115及び第4締め代部116は、装着状態においては、実際には圧縮される。
以上の構成により、弾性体製シール110は、軸孔31の内周面と支持部材120との間に圧入された状態で固定される。
そして、支持部材120における大径部122の内周面側に、PTFE等で構成された樹脂製シール130と、ステンレスなどの金属製のバックアップリング140が設けられている。樹脂製シール130は、軸表面(スリーブ25の外周面)に摺動自在に接触するリップ部131と、支持部材120における大径部122の内周面に対する締め代部分132と、段差部123により圧縮される被圧縮部133とを備えている。なお、図2においては、説明の便宜上、樹脂製シール130は、外力を受けていない状態の図を示している。従って、点線で示している締め代部分132及び被圧縮部133は、装着状態においては、実際には圧縮される。以上の構成により、樹脂製シール130及びバックアップリング140は、支持部材120における段差部123と内向きフランジ部124によって挟み込まれることによって、支持部材120に対して固定された状態となっている。
(本実施例に係る密封装置の優れた点)
本実施例に係る密封装置100によれば、弾性体製シール110は圧入された状態で固定されるので、支持部材120と弾性体製シール110とを接着剤により固定する必要がない。従って、環境負荷物質である接着剤を用いる必要がない。また、従来のようにアダプターも不要である。更に、弾性体製シール110は、支持部材120に対しても締め代(第3締め代部115及び第4締め代部116)を有している。従って、支持部材120に弾性体製シール110を装着させることで、これらを1部品として取り扱うことが可能となる。また、本実施例においては、樹脂製シール130及びバックアップリング140も支持部材120に固定されている。従って、これらの4つの部材を1部品として取り扱うことができる。従って、組立作業性に優れている。
また、本実施例においては、弾性体製シール110に、第1締め代部113,第2締め代部114,第3締め代部115及び第4締め代部116を設けた構成を採用している。これにより、シールリップ112の変形を抑制しつつ、弾性体製シール110を安定的に固定させることができる。すなわち、弾性体製シール110において、密封対象流体側(L)の第3締め代部115と第1締め代部113によって、シールリップ112の変形を抑制できる。そして、大径部122に対する第4締め代部116と第2締め代部114によって、小さな締め代でも大きなつぶし率になるため、軸線方向の長さが短くても、圧入により締め付けられる力を大きくすることができる。これにより、軸線方向の長さを長くすることなく、弾性体製シール110を安定的に固定させることが可能となる。また、第1締め代部113と第2締め代部114との間の部位の外径は、軸孔31の内径よりも小さく設定されている。そのため、弾性体製シール110を軸孔31に装着する際に、第1締め代部113と第2締め代部114が異常に変形してしまうことを抑制できる。これにより、弾性体製シール110の位置決め精度を高めることができる。
また、本実施例においては、シールリップ112における根元部分112aの内周面側は支持部材120により支持される構成を採用している。これにより、シールリップ112の変形は効果的に抑制される。従って、密封装置100を装着する際や、密封対象流体側(L)が負圧になった場合でも、シールリップ112の変形を抑制し、密封機能の低下を抑制することができる。また、支持部材120が、シールリップ112の密封対象流体側(L)とは反対側(A)への変形を抑制するバックアップリングとしての機能も発揮する。
(その他)
上記実施例においては、密封装置の適用例として、自動車用のウォーターポンプ10に用いられる場合を例にして説明した。しかしながら、本発明は相対的に回転する軸とハウジングとの間の環状隙間をシールする必要のある各種装置に適用可能である。また、上記実施例においては、回転軸21にスリーブ25を装着させる場合を示したが、本発明においては、軸の表面に対して、弾性体製シールのシールリップが直接摺動接触する場合にも適用可能である。
10 ウォーターポンプ
21 回転軸
22 ベアリング
23 プーリー
24 インペラー
25 スリーブ
30 ハウジング
31 軸孔
32 段差面
100 密封装置
110 弾性体製シール
111 胴体部
112 シールリップ
112a 根元部分
112b リップ先端部分
113 第1締め代部
114 第2締め代部
115 第3締め代部
116 第4締め代部
117 ネジ溝
120 支持部材
121 小径部
122 大径部
123 段差部
124,125 内向きフランジ部
130 樹脂製シール
131 リップ部
132 締め代部分
133 被圧縮部
140 バックアップリング

Claims (3)

  1. 相対的に回転する軸とハウジングとの間の環状隙間を密封する密封装置において、
    前記軸の表面に摺動自在に接触するシールリップを有する弾性体製シールと、
    前記シールリップよりも密封対象流体側とは反対側の位置で該弾性体製シールの内周面側を支持する支持部材と、
    を備える密封装置であって、
    前記支持部材は、密封対象流体側の小径部と、該小径部よりも外径が大きく、該小径部を介して密封対象流体側とは反対側の大径部とを有する段差付きの環状部材で構成されると共に、
    前記弾性体製シールは、前記ハウジングの軸孔内周面に対して締め代を有し、かつ前記小径部と大径部の双方に対して締め代を有しており、前記軸孔内周面と支持部材との間に圧入された状態で固定されることを特徴とする密封装置。
  2. 前記弾性体製シールの外周面側には、内周面側における前記小径部に対して締め代を有する部位の径方向外側に設けられる第1締め代部と、内周面側における前記大径部に対して締め代を有する部位の径方向外側に設けられる第2締め代部とが設けられており、これら第1締め代部と第2締め代部との間の部位の外径は、前記軸孔の内径よりも小さく設定されていることを特徴とする請求項1に記載の密封装置。
  3. 前記シールリップは、密封対象流体側に向かって伸びる円筒状の根元部分と、該根元部分から密封対象流体側かつ径方向内側に伸びて前記軸表面に摺動自在に接触するリップ先端部分とから構成されており、前記根元部分の内周面側は前記支持部材により支持されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の密封装置。
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