JP2003120823A - シール装置 - Google Patents
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Abstract
シール能力を向上させると共に、軸の挿入時にシールリ
ップが異常変形するのを防止することにある。 【解決手段】 シール部面5Aの角面内径が軸の外周径
より小さく形成され、支持環10の支持部12の外径が
拡張内周面4を拡張すると共に、シール部面5Aの内径
も拡張してシール部面5Aの角面5A3が軸と密接させ
る寸法に形成されているものである。
Description
り軸をシールするシール装置に関する。更に詳しくは、
高圧の被密封流体をシールリップにより耐圧状態でシー
ルすると共に、軸をシールリップに挿嵌合するときにシ
ール面が異常変形されないように構成してシール面がシ
ャープな面圧でシールするシール装置に関する。
として、実開平3−41264号公報に示すリップ型シ
ールが存在する。図7は、この公報に開示されたリップ
型シール100の半断面図である。このシール型リップ
100は、カークーラーのコンプレッサ用のリップ型シ
ールである。このため、環境への影響を配慮してフロン
ガスから二酸化炭素ガスに変更された被密封流体をシー
ルするように考慮されている。このために、リップ型シ
ール100は、図7に示すように構成されている。この
図7において、補強環103を埋設した基部102から
シールリップ101が被密封流体側に傾斜して延びた端
部104に回転軸113の外周面と密接するシール面1
04aを設けている。このシール面104aを緊迫するガ
ータスプリング105が端部104の外周面に設けられ
た環状溝に装着されている。このガータスプリング10
5を装着する環状溝に対してシール面104aの軸方向
の位置寸法を正確に設定しなければならない。
転軸113と内周面との間には、環状を成す金属材製の
バックアッププレート106がシールリップ101に近
接又は軽く接触する状態で配置されている。更に、バッ
クアッププレート106の大気側には、樹脂材製の環状
リップ部107がバックアッププレート106と同形状
に配置されている。又、リップ部107の大気側にはリ
ング状のサポートプレート109が配置されている。そ
して、バックアッププレート106と、環状リップ部1
07と、サポートプレート109とは外周部が断面コの
字形の保持リング110により挟持されて、全体がシー
ルリップをサポートするシール部に構成されている。
列に配列されて被密封流体の圧力に対してシールリップ
101を二重にシールする形に支持している。このため
に、シール部はシールリップ101と分離されて並列に
配置されてシールリップ101を支持しているので、こ
のシールリップ3とシール部との両者の組み合わせが正
確でないと、ガータスプリング105の締付力と、バッ
クアップリング106の支持力との関係から、シール面
104aの面圧をシール能力が発揮できるように接合さ
せることが困難になる。又、このシールリップ101と
シール部とが分離されており、各々を製作するためにコ
スト高になっている。
面104aと環状溝との軸方向の距離寸法も正確に製作
しなければならないが、シールリップ101がゴム材製
であるから変形しやすく、この距離寸法も一定に保持す
ることが困難になっている。更に、バックアップリング
106とシールリップ101との接合も正確に接合させ
なければならず、シールリップ101に対してバックア
ップリング106を圧接すると、シールリップ101の
外形寸法が回転軸外周面より大径になるので、シール能
力を悪化させることになる。
−179702号公報が存在する。この公報に記載の軸
封装置200は、図8に示すように構成されている。図
8はこの軸封装置200の半断面図である。軸封装置2
00は、自動車の圧縮機に用いられるものであって、そ
の圧縮機の被密封流体が二酸化炭素ガスである。そし
て、全体構成は従来技術1とほぼ同様に形成されている
が、バックアップリングは両者の目的が異なり、従来技
術2は被密封流体の透過を防止する目的にあわせてシー
ルリップ201とシール部208とを一体化したものが
開示されている。この軸封装置200は、外周に波状の
シール部207を設けた嵌着部202から筒状のシール
リップ201が形成されている。又、シールリップ20
1の大気側に樹脂材製のシール部208が設けられてい
る。このゴム材製のシールリップ201と樹脂材製のシ
ール部208との間には、金属薄板206が配置されて
いる。そして、ゴム材製のシールリップ201では、二
酸化炭素ガスが透過しやすいので、この金属薄板206
により二酸化炭素の透過を防止しようとするものであ
る。このために金属薄板206は、シールリップ201
とシール部208との間で、シールリップの大気側の全
面に貼り付けるような形で介在されている。
グ206では、シールリップ201が回転軸213に対
して常に密接するように支持することは、構成的にも強
度的にも困難である。つまり、シールリップ201のシ
ール部204aが弾性力で回転軸213に対して強く圧
接するのをバックアップリング206により拡張するこ
とは透過を目的にする構成では困難である。それは、シ
ールリップ201を引き伸ばして拡張するとガスが急速
に透過しやすくなるからである。更に、被密封流体の圧
力によりシール部204aが押圧されて回転軸213に
べた当たりに圧接するのを、このバックアップリング2
06により防止することも困難である。更には、バック
アップリング206は、薄肉金属であるために、シール
リップ206のシール部204aを回転軸213に最適
に圧接するように緊迫に拡張して保持することも構成上
困難である。
では、シール装置を軸に嵌挿するとき、シールリップの
シール部の内径が軸の外径とシャープな面圧で密接させ
ないと被密封流体が漏洩することになる。このためにシ
ール部の内径を軸に対して小径に形成して単に圧挿させ
ている。しかし、ゴム材製のシールリップのシール部に
軸を圧入しても、ゴムの摩擦抵抗が大きいことから、軸
にシール面を最適に密接することは困難である。更に、
摩擦抵抗によりシール部は軸の挿入方向に伸ばされてシ
ール面が軸に捲れたように不正常に嵌合する。そして、
シール部の軸周面との対向角度が小さく弾性変形された
嵌合状態で軸と広く接面した状態でシールすることにな
る。この嵌合状態は、軸周面との接触面積が大きくなる
ので、シール能力を悪化させる。その結果、被密封流体
を漏洩させることになる。
面積が増加するから、面圧がなだらかになりシール能力
が悪化する。同時に、面積を増加させたシール面の摩擦
により、シール面にスラッジが生成して摩耗を促進させ
ることになる。そして、シール能力を低下させる結果と
なる。更に、上述の状態で被密封流体の圧力が高圧にな
ると、シール部の軸周面との摩擦が大きくなり、シール
面の摩耗を促進することになる。
たものであって、その発明が解決しようとする技術的課
題は、シール装置のシール部に軸を挿入してもシール部
が軸とシャープな面圧状態で密接させることにある。
又、シール部が軸に対してシャープな面圧状態で密接さ
せて、シール能力を向上させることにある。同時に、シ
ール部が被密封流体からの圧力を受けても軸周面に対し
て接触面積を大きくならないように保持し、シール部の
摩耗を防止することにある。
技術的課題を解決するために成されたものであって、そ
の技術的解決手段は以下のように構成されている。
嵌合孔を有するハウジングと前記ハウジングの嵌合孔に
嵌装する軸との間の被密封流体を密封するシール装置で
あって、前記ハウジングの嵌合孔に嵌着する嵌着部から
傾斜した環状を成して被密封流体側の前記軸へ延び前記
軸周面と密封接触するシール部面を有するゴム状弾性材
製のシールリップと、前記嵌着部に一端部が保持されて
前記シールリップの内周面に沿って筒状に延び前記シー
ル部面の付け根近傍に形成された拡張内周面に挿嵌合す
る支持部を有する前記ゴム状弾性材より硬質の支持環と
を有し、前記シール部面の角面内径が前記軸の外周径よ
り小さく形成され、前記支持環の支持部の外径寸法が前
記拡張内周面の内径寸法より大きく形成されて嵌合拡張
すると共に前記シール部面の角面内径も拡張して前記シ
ール部面の角面が前記軸と密接するものである。
では、シール装置のシールリップに於けるシール部面の
付け根側の拡張内周面を支持環の支持部の外周面により
拡張することにより、緊迫状態のシール部面が軸の外周
面とシャープな面圧になる構成の接触面積で接触させ、
シール部面のシール効果を発揮させることが可能にな
る。同時に、シール部面が軸外周面とシャープな面圧で
密封接触しているので、シール装置を軸に挿入してもシ
ール部面が軸により軸の挿入方向へ伸ばさせることもな
く、シール部面が常にシャープな面圧で接触する状態を
保持することが可能になる。更に、このシール部面が支
持環の支持部によりシャープな面圧で接触する状態に保
持させることは、高圧の被密封流体がシールリップに作
用しても、シール部面が軸周面に対して面積を大きくす
るような接触状態にはならないから、シール部面の摩擦
は小さく、その摩耗を防止することが可能になる。
前記支持環の支持部の外径寸法が前記シール部面の内径
を0.1mmから2.2mmの範囲に拡径する寸法関係に形
成されていると共に前記シール部面の角面内径を軸の外
径に対して0.8mmから1.6mmの範囲の小径の寸法関
係に形成するものである。
では、支持環の支持部によりシール部面の角面内径が
0.1mmから2.2mmまで拡張されて0.4mm以上の締
め代の密封力に保持されているから、最適な密接状態で
シール効果が発揮される。又、シール部面の角面は0.
1mmから2.2mmまで拡径された状態で軸外周面と締め
代を有して密接しているから、被密封流体の圧力を受け
ても、シール部面は緊迫状態にあるので、軸外周面と大
きな面積で接面するのが防止される。このためにシール
部面は、摩擦が減少して摩耗が防止される。
前記シール部面が前記軸方向に対して大気側シール部面
と被密封流体側シール部面との角面に形成されていると
共に前記拡張内周面に前記支持環の支持部が挿嵌されて
前記大気側シール部面の軸に対する対向角度が小さな角
度に弾性変形するものである。
シールリップの拡張内周面が支持部により拡張される
と、シール部面が大径になると共に、シール部面の軸を
嵌入する側の大気側シール部面の角度が挿入しやすい傾
斜した角度に弾性変形されるので、軸を挿入するときに
シール部面が軸の挿入方向に伸ばされて異常変形するの
が防止される。このために、軸と対向するシール部面の
角面が軸周面とシャープな面圧で密封接触が可能になる
と共に、接触面積を増加することなく、そのシール部面
の摩耗を防止することが可能になる。
前記支持環が樹脂材製であり、前記支持部が断面円弧状
に形成されて前記拡張内周面に圧入嵌合されているもの
である。
では、支持環が樹脂材で構成されているので、支持環の
支持部がシールリップの拡張内周面に圧入嵌着してゴム
材製のシール部と樹脂材製の支持部により弾性的複合特
性を有するゴム状弾性材としてシール能力を発揮させる
ことが可能になる。その結果、拡張内周面に支持部を挿
入しても両者が弾性変形可能で摩擦も小さいくなる。し
かも、この両者が弾性変形可能で軸をシール部面に挿入
してもシール部面が軸挿入方向へ伸ばされることも防止
される。又、シール部面近傍で支持部により支持される
から、被密封流体の圧力を受けてもシール部面が軸に圧
接されるのを防止することができる。
前記支持部の先端がほぼ径方向のリング部分に形成され
ていると共にリング部分の内端面が前記軸に遊嵌してい
るものである。
では、支持環の支持部の内端面を軸に嵌合しても支持環
は樹脂材製であるから、例え接触しても摩擦抵抗が小さ
くてシール部面を効果的に支持することができる。この
ために、支持部をシール部面に近接して支持することが
可能になるので、被密封流体の圧力を受けてもシール部
面が圧接されて摩耗されることも防止できる。
施の形態のシール装置を、その図面に基づいて詳述す
る。尚、以下に説明する各図面は、所謂、特許用の概念
図ではなく、寸法関係が正確な設計図である。
シール装置を示すものであって、軸に装着されない状態
の半断面図である。又、図2は図1に於けるシール装置
1に軸が装着された状態のシール部である要部を示す断
面図である。この図1において、1は、シール装置であ
る。シール装置1には、ハウジング60の嵌合孔61に
嵌着するゴム材製の嵌着部7が設けられている。この嵌
着部7の外周面には、凸部状のシール部分7Aが形成さ
れている。又、嵌着部7には、補強環8が埋設されてお
り、この補強環8によりハウジング60との嵌着を強固
にすると共に、嵌着部7と支持環19、第2シールリッ
プ15等の接合部品を保持するものである。
ールリップ3が嵌着部7から回転軸50に向かって傾斜
した筒状に形成されている。このシールリップ3の内端
には、シール部5が形成されており、このシール部5の
内面にはシール部面5Aの断面が三角状を成して角面5
A3を設けている。この角面5A3の両側が大気側シー
ル部面5A1と被密封流体側シール部面5A2に形成さ
れている。この大気側シール部面5A1と被密封流体側
シール部面5A2と角面5A3とによりシール部面5A
に形成されている。そして、この角部5A3が回転軸5
0に密接して面圧の分布によりシャープな面圧Pmax
を形成する。そして、このシャ−プな面圧によりシール
能力を発揮する。更に、シールリップ3のシール部5の
付け根には、拡張内周面4が断面円弧状に形成されてい
る。
ぼシールリップ3内周面と同様な形状の支持環10が設
けられている。この支持環10の外周保持部11は嵌着
部7に挟持されている。更に、支持環10の内端は支持
部12に形成されている、この支持部12は断面円弧状
を成してシールリップ3の拡張内周面4と圧入嵌合する
ように形成されている。又、このシールリップ3の内端
がリング部分13に形成されている。このリング部分1
3の内端面14は、回転軸50に接触しない程度の内径
に形成されている。この支持環10は、金属板を深絞り
の加工により、フランジ状の外周保持部11を設けた円
筒状に形成されている。そして、支持環10はシールリ
ップ3に被密封流体の圧力を受けても変形しないで支持
する耐圧性の厚さに形成されている。
樹脂材製の第2リップシール15が設けられている。こ
の第2シールリップ15は、外周が径方向を成すリング
状の挟持部16に形成されており、内周が挟持部16か
ら傾斜したリップ部17に形成されている。そして、リ
ップ部17の内端側が回転軸50に圧入嵌合して筒状を
成し、回転軸50をシールする。
第2シールリップ15の挟持部16とを大気側から支持
する背板リング20が設けられている。この背板リング
20は金属製で内端が第2シールリップ15の折曲部を
支持しするように曲部に形成されている。
シールリップ15の挟持部16と、背板リング20との
外周部は、補強環8により両側から圧着されるようにし
て嵌着部7内に挟持されている。そして、補強環8は嵌
着部7のゴムにより覆われている。
を装着した状態の要部断面図であるである。この図2に
示す仮想線のシールリップ3Aは原形図であり、シール
リップ3Aの拡張内周面4及びシール部面5Aが回転軸
50の寸法に対して拡張できるように小径に形成されて
いる。そして、支持環10の支持部12をシールリップ
3の拡張内周部4に圧入してシール部5を拡張すると、
図2に示す実線のようにシールリップ3は弾性変形す
る。この拡張内周部4が支持部12の圧入拡張により拡
張され、この拡径によりシール部面5Aの内径寸法は、
0.1mmから3,2mmまでの範囲で原形寸法より拡径さ
れる。このシール部面5Aの拡径される割合は回転軸5
0の径の大きさに対応して決められる。更に好ましく
は、シール部5Aの内径は、1mmから2.2mmまでの範
囲で拡張すると良い。更に、シール部面5Aの内径は、
回転軸50の直径に対して0.6mmから2.2mmの範囲
で小さく形成すると良い。更に好ましくはシール部面5
Aの内径は0.8mmから1.6mmの範囲で小さくすると
良い。
と大気側シール部面5A1の回転軸50の周面に対する
軸方向角度は、原形である仮想線の大気側シール部面5
A1の傾斜角度より小さくなる。このため、回転軸50
のシール部面5Aへの挿入は容易になる。その結果、シ
ール部面5Aへの回転軸50の挿入によりシール部5は
回転軸50挿入方向へ伸ばされることもなく、角面5A
3の回転軸50への密接はシャープな面圧となりシール
効果を発揮する。更に、拡張内周面4に支持部12を圧
入すると、シール部面5Aの角面5A3は、回転軸50
に対して締め代を設けた範囲で拡径されるので、角面5
A3の面圧がシャープPmaxな圧力分布Pを形成してシ
ール能力を発揮する。
迫されている上に、支持部12によりシール部面5A1
の近傍が支持されているから、被密封流体の圧力がシー
ル部5外周面に対して強く作用しても耐圧性を発揮す
る。更に、第2シールリップ15によりシールリップ3
から漏洩した被密封流体はシールされるから、シール部
5の大気側は圧力が上がるので、シール部5は被密封流
体からの圧力に対して耐圧性を発揮する。
の半断面図である。図3に於いて、図2のシール装置1
と相違する点は、嵌着部7がハウジング60の嵌着孔6
1に対してOリング25を介してシールしている。又、
支持環10が樹脂材製に構成されている点である。
に対してよりも弾力性があり、ゴム材製のシールリップ
に対して複合的な弾力性を付与するので、シール能力が
発揮される。更に、支持環10が樹脂材製であると回転
軸50と接触又は摺動するようなことが生じても、摺動
抵抗が小さくなるので接触面に対して摩耗の惹起を防止
する。又、支持環10の内端面14を回転軸50に対し
て摺動嵌合させることが可能になる。その結果、支持環
10のリング部分13によりシール部5を効果的に支持
し、被密封流体の圧力に対してシール部5の耐圧性を発
揮する。
ール装置1の要部を示す半断面図である。図4に於い
て、仮想線はシールリップ3Aの原形の寸法である。そ
して、支持環10の支持部12をシールリップ3の拡張
内周面4に圧入すると、実線で示すような形状のシール
リップ3に弾性変形する。そして、支持環10を拡張内
周面4に圧入することにより、シール部面5Aの角面5
A3も拡張されるから、角面5A3の回転軸50に対す
る接触面は、図4のシャープな面圧Pmaxのように面圧
分布Pが形成される。このためにシャープな面圧Pmax
シール能力が向上する。一方、仮想線の状態のシールリ
ップ3で角面5A3が回転軸50に接触すると、大きな
力で圧接されるから、この圧接された接触面積が大きく
なり、面圧分布Pがなだらかになるのでシール能力が低
下する。又、シール部面5Aの大気側シール部面5A1
は、仮想線の大気側シール部面5A1に比べて回転軸5
0に対する傾斜角度が小さくなるので、回転軸50の挿
入により回転軸50の挿入方向に伸ばされて角面5A3
の異常変形が防止される。このためにシール部面5Aの
シール能力が向上する。
グ部分13の内端面14を回転軸50に嵌合することが
でき、更に、内端面14は回転軸50の挿入をしやすく
するために、更には、接触面積を少なくするために挿入
方向がテーパ面に形成されている。そして、被密封流体
の圧力が高圧になっても、リング部分13によりシール
部5を支持することが可能になる。例え、被密封流体の
圧力により内端面14が回転軸50に接触しても、樹脂
材製の内端面14は摺動抵抗を小さく保持することが可
能になる。その結果、シール部面5Aの被密封流体の圧
力に対する耐圧性が向上する。
ール装置の要部を示す半断面図である。この図5に示す
仮想線は、シールリップ3Aの原形である。又、図5に
示す実線は、回転軸50に装着したシールリップ3の状
態図である。そして、図5に示すシールリップ3は拡張
内周面4がテーパ面に形成されているものである。一
方、支持環10の支持部12は断面円弧状に形成されて
おり、支持環10を拡張内周面4に圧入することによ
り、シール部面5Aを回転軸50に対して拡径すること
ができる。この支持環10は、樹脂材製であるが金属
製、例えばステンレススチール、アルミニューム、鋼な
どで製作することもできる。この拡張内周面4をテーパ
状に形成すると角面5A3の接触面積を任意に設定する
設計が容易になる。この角面5A3の接触面積の設定に
より、角面5A3の面圧分布PをPmaxのようにシャー
プな面圧に形成することが可能になる。又、大気側シー
ル部面5A1をほぼ傾斜面にすることにより、回転軸5
0の挿入による異常変形を防止することが可能になる。
このために、シール部面5Aのシール能力が向上する。
ール装置1の要部を示す半断面図である。この図6に於
ける仮想線はシールリップ3Aの原形図を示すものであ
る。又、実線は回転軸50に装着したシールリップ3の
状態図である。そして、この図6は、図5と同様なシー
ルリップ3に対して支持環10の支持部12の外周面を
一部テーパ面状に形成し、このテーパ面状の両側が円弧
状に折り曲げられている。そして一端側にリング部分1
3が形成されている。このように支持部12を形成する
ことによりシール部面5Aの大気側シール部面5A1を
正確に回転軸50に対する角度を設定することが可能に
なる。この支持環10は樹脂材製であるために、内端面
14を回転軸50に近接することが可能になる。
下に記載するような優れた効果を奏する。
れば、シール装置のシールリップに於けるシールリップ
の拡張内周面に支持環の支持部を圧入してシール部面を
拡張し、緊迫された状態のシール部面の角面が軸の外周
面とシャープな面圧で密接させ、シール部面の優れた効
果を奏する。同時に、シール部面が軸と小さな接触面積
で接触できるので、シール装置を軸に挿入してもシール
部面が軸により軸の挿入方向へ伸ばさせることもなく、
シール部面が異常変形するのを防止できると共に、角面
のシャープな面圧で接触する状態を保持して優れたシー
ル効果を奏する。更に、このシール部面の角面が支持環
の支持部を介して拡径されてシャープな面圧で接触する
状態に保持できるので、高圧の被密封流体がシールリッ
プに作用しても、シール部面が軸周面に対して面積を大
きくするような接触状態にはならずに、シール部面の摩
擦抵抗は小さく、その摩擦による摩耗を防止する効果を
奏する。
れば、支持環の支持部によりシール部面の内径が0.1m
mから2.2mmまで拡張されて0.4mm以上の緊迫力に
保持されているから、最適な密接状態でシール効果が発
揮される。又、シール部面は0.1mmから2.2mmまで
拡径された状態で軸外周面と締め代を有して密接してい
るから、被密封流体の圧力を受けても、シール部面は緊
迫状態にあるので、軸外周面と大きな面積で接面するの
が防止される。このためにシール部面は、摩擦抵抗を小
さくして摩耗が防止される効果を奏する。
れば、シールリップの拡張内周面が支持部により拡張さ
れると、シール部面が大径になると共に、シール部面の
軸を嵌入する側の大気側シール部面の角度が挿入しやす
い傾斜した角度に弾性変形されるので、軸を挿入すると
きにシール部面が軸の挿入方向に伸ばされて角面の異常
変形が防止される効果を奏する。このために、軸と対向
するシール部面の角面が軸周面とシャープな面圧で密封
接触し、シール能力が向上する効果を奏する。更に、被
密封流体の高圧力を受けても、シール部面の接触面積を
増加させない構成であるから、そのシール部面の摩耗が
防止できる効果を奏する。
れば、支持環が樹脂材で構成されているので、支持環の
支持部がシールリップの拡張内周面に圧入嵌着してゴム
材製のシール部と樹脂材製の支持部により弾性的複合特
性を有するゴム状弾性材としてシール部面のシール能力
が発揮できる効果を奏する。更に、拡張内周面に樹脂材
製の支持部を挿入したものは、両部品が弾性変形可能
で、被密封流体の高圧力を受けても支持環によりシール
リップ、特にシール部が摩耗、損傷されるのを防止する
ことができる効果を奏する。又、支持環は樹脂材製であ
ると軸と摺動しても摩察抵抗が小さく、シール部面はシ
ール部面近傍まで支持部により支持することができるの
で、被密封流体の圧力を受けてもシール部面が軸に圧接
されるのを防止し、被密封流体に対する耐圧性を発揮で
きる効果を奏する。
れば、支持環のリング部分の内端面を軸に嵌合しても支
持環は樹脂材製であるから、例え、内端面が接触しても
摩擦抵抗が小さく、被密封流体の圧力に対して大気側シ
ール部面を支持して耐圧性の効果を奏する。更に、被密
封流体の圧力を受けてもシール部面が圧接されて摩耗さ
れることも防止できる効果を奏する。
回転軸が装着されない状態の半断面図である。
の回転軸側要部の半断面図である。
回転軸が装着された状態の半断面図である。
回転軸が装着された状態の回転軸側要部の半断面図であ
る。
回転軸が装着された状態の回転軸側要部の半断面図であ
る。
回転軸が装着された状態の回転軸側要部の半断面図であ
る。
Claims (5)
- 【請求項1】 嵌合孔を有するハウジングと前記ハウジ
ングの嵌合孔に嵌装する軸との間の被密封流体を密封す
るシール装置であって、前記ハウジングの嵌合孔に嵌着
する嵌着部から傾斜した環状を成して被密封流体側の前
記軸へ延び前記軸周面と密封接触するシール部面を有す
るゴム状弾性材製のシールリップと、前記嵌着部に一端
部が保持されて前記シールリップの内周面に沿って筒状
に延び前記シール部面の付け根近傍に形成された拡張内
周面に挿嵌合する支持部を有する前記ゴム状弾性材より
硬質の支持環とを有し、前記シール部面の角面内径が前
記軸の外周径より小さく形成され、前記支持環の支持部
の外径寸法が前記拡張内周面の内径寸法より大きく形成
されて嵌合拡張すると共に前記シール部面の角面内径も
拡張して前記シール部面の角面が前記軸と密接すること
を特徴とするシール装置。 - 【請求項2】 前記支持環の支持部の外径寸法が前記シ
ール部面の内径を0.1mmから2.2mmの範囲に拡径す
る寸法関係に形成されていると共に前記シール部面の角
面内径を軸の外径に対して0.8mmから1.6mmの範囲
の小径の寸法関係に形成することを特徴とするシール装
置。 - 【請求項3】 前記シール部面が前記軸方向に対して大
気側シール部面と被密封流体側シール部面との角面に形
成されていると共に前記拡張内周面に前記支持環の支持
部が挿嵌合されて前記大気側シール部面の軸に対する対
向角度が小さな角度に変形することを特徴とする請求項
1又は請求項2に記載のシール装置。 - 【請求項4】 前記支持環が樹脂材製であり、前記支持
部が断面円弧状に形成されて前記拡張内周面に挿嵌合さ
れていることを特徴とする請求項1又は請求項2又は請
求項3に記載のシール装置。 - 【請求項5】 前記支持部の先端がほぼ径方向のリング
部分に形成されていると共にリング部分の内端面が前記
軸に遊嵌していることを特徴とする請求項4に記載のシ
ール装置。
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