JP6142846B2 - コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、コネクタに関するものである。
特許文献1には、多芯電線に接続した複数の端子金具を一括してコネクタハウジングに挿入するコネクタが開示されている。多芯電線の端末部においては、複数本の芯線を露出させ、各芯線に端子金具を接続している。多芯電線に取り付けたカバー部材には、複数の芯線挿通穴が形成されており、各芯線挿通穴に芯線を挿通させることにより、各端子金具がコネクタハウジングのキャビティと対応するように整列されている。
特開2001−135403号公報
上記のコネクタでは、芯線がカバー部材に固定されていないため、芯線が振動を受けた時に、その芯線の振動が端子金具に伝達され、端子金具と相手側端子との接触状態が不安定になることが懸念される。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、振動に起因する接触不良を防止することを目的とする。
本発明のコネクタは、
内部に複数の端子収容室が形成されたハウジングと、
前記ハウジングの後方から前記複数の端子収容室に個別に挿入される複数の端子金具と、
前記複数の端子金具に個別に固着された複数本の電線と、
前記ハウジングの後端部に取り付けられるホルダと、
前記ホルダに形成され、前記複数本の電線を前記複数の端子収容室と対応する配置で個別に保持する複数の保持部とを備え、
前記保持部が、前記ホルダの外側面に開放された形態であって、基部と、前記基部から片持ち状に延出する一対のアーム部とによって構成されており、
前記アーム部の延出端部に、前記ハウジングに係止することで前記ホルダを前記ハウジングに対して取り付け状態にロックする係止部が形成されているところに特徴を有する。
複数本の電線を複数の保持部に個別に保持すると、複数の端子金具が複数の端子収容室と対応する配置に位置決めされるので、ホルダをハウジングに取り付けることによって、複数の端子金具を一括して端子収容室に挿入することができる。端子金具を端子収容室に挿入した状態では、電線が保持部で保持されているので、電線が振動を受けても、その振動が端子金具に伝わることはない。したがって、電線が振動することに起因して端子金具の接触状態が不安定になることを防止できる。また、保持部に電線を取り付ける作業を容易に行うことができる。また、片持ち状をなしているために変形を生じ易いアーム部を、係止部の係止によって移動規制することができる。これにより、保持部による電線の保持作用の信頼性が向上するので、電線から端子金具への振動伝達を、確実に防止することができる。
実施例1においてホルダをハウジングに取り付けるとともに端子金具をハウジングに挿入した状態を斜め後方から見た斜視図 ホルダをハウジングに取り付けるとともに端子金具をハウジングに挿入した状態をあらわす背面図 図2のX−X線断面図 図2のY−Y線断面図 ホルダに電線を保持した状態を斜め前方から見た斜視図 ホルダの正面図 ホルダの平面図 ホルダの側面図
(1)本発明のコネクタは、前記保持部には、前記電線の外周に食い込む突起を備えていてもよい。この構成によれば、突起を電線の外周に食い込ませることにより、電線を確実に保持することができる。
<実施例1>
以下、本発明を具体化した実施例1を図1〜図8を参照して説明する。本実施例1のコネクタは、合成樹脂製のハウジング10と、2つの第1端子金具20A(請求項に記載の端子金具)と、2つの第2端子金具20B(請求項に記載の端子金具)と、各第1端子金具20Aの後端部に固着された第1電線30A(請求項に記載の電線)と、各第2端子金具20Bの後端部に固着された第2電線30B(請求項に記載の電線)と、合成樹脂製のホルダ40とを備えて構成されている。以下の説明において、前後方向に関しては、図3,4における左方を前方と定義する。また、左右方向については、図2にあらわれる向きをそのまま左方、右方と定義する。上下方向については、図2,3,6にあらわれる向きをそのまま上方、下方と定義する。
図1に示すように、ハウジング10は、全体としてブロック状をなす。ハウジング10の内部には、図2に示すように、上下一対の第1端子収容室11A(請求項に記載の端子収容室)と、第1端子収容室11Aの右側に並ぶように配された上下一対の第2端子収容室11B(請求項に記載の端子収容室)とが形成されている。第1端子収容室11Aの高さ寸法(上下寸法)と幅寸法(左右寸法)は、第2端子収容室11Bよりも大きい寸法に設定されている。各端子収容室11A,11Bの前端部は、ハウジング10の前面壁を貫通するスリット状のタブ挿入口を介してハウジング10の前方へ開放されている。各端子収容室11A,11Bの後端部は、その全領域に亘りハウジング10の後端面において端子挿入口として開口されている。
図1,3,4に示すように、ハウジング10の後端部には、その左外側縁部から後方へ板状に突出した形態の第1受け部12Aが形成されている。第1受け部12Aには、夫々、3つの第1係止孔13Aが形成されている。3つの第1係止孔13Aは、第1受け部12Aの上端部と、下端部と、上下方向における略中央部の3箇所に分かれ、上下に間隔を空けて並ぶように配されている。上端部の第1係止孔13Aは、上側の第1端子収容室11Aの上面部及びハウジング10の上面部を構成する上壁部14と対応する高さに位置している。下端部の第1係止孔13Aは、下側の第1端子収容室11Aの下面部及びハウジング10の下面部を構成する下壁部15と対応する高さに位置している。上下方向略中央部の第1係止孔13Aは、上側の第1端子収容室11Aと下側の第1端子収容室11Aとを区画する隔壁部16と対応する高さに位置している。
ハウジング10の後端部には、その右外側縁部から後方へ板状に突出した形態の第2受け部12Bが形成されている。第2受け部12Bには、夫々、3つの第2係止孔13Bが形成されている。3つの第2係止孔13Bは、第2受け部12Bの上端部と、下端部と、上下方向における略中央部の3箇所に分かれ、上下に間隔を空けて並ぶように配されている。上端部の第2係止孔13Bは、上側の第2端子収容室11Bの上面部及びハウジング10の上面部を構成する上壁部14と対応する高さに位置している。下端部の第2係止孔13Bは、下側の第2端子収容室11Bの下面部及びハウジング10の下面部を構成する下壁部15と対応する高さに位置している。上下方向略中央部の第2係止孔13Bは、上側の第2端子収容室11Bと下側の第2端子収容室11Bとを区画する隔壁部16と対応する高さに位置している。
図5に示すように、第1端子金具20Aは、全体として前後方向に細長い形状である。第1端子金具20Aの前端側領域は、雄形の相手側端子(図示省略)のタブを収容して接続させる角筒状の第1接続部21Aとなっている。第1端子金具20Aの後端側領域は、第1電線30Aの前端部を導通可能に固着するためのオープンバレル状の第1圧着部22Aとなっている。第1圧着部22Aに第1電線30Aを固着した状態では、第1端子金具20Aと、第1電線30Aのうち第1端子金具20Aに近い領域とが、ほぼ一直線状をなして連なっている。
第2端子金具20Bは、全体として前後方向に細長い形状である。第2端子金具20Bの前端側領域は、雄形の相手側端子(図示省略)のタブを収容して接続させる角筒状の第2接続部21Bとなっている。第2接続部21Bの高さ寸法と幅寸法は、第1接続部21Aよりも小さい。第2端子金具20Bの後端側領域は、第2電線30Bの前端部を導通可能に固着するためのオープンバレル状の第2圧着部22Bとなっている。第2圧着部22Bに第2電線30Bを固着した状態では、第2端子金具20Bと、第2電線30Bのうち第2端子金具20Bに近い領域とが、ほぼ一直線状をなして連なっている。
図2に示すように、第1電線30Aは、円形断面の第1導体31Aと、第1導体31Aを包囲する円環状断面をなす合成樹脂製の第1絶縁被覆32Aとから構成されている。第2電線30Bは、円形断面の第2導体31Bと、第2導体31Bを包囲する円環状断面をなす合成樹脂製の第2絶縁被覆32Bとから構成されている。第1導体31Aの外径は第2導体31Bの外径よりも大きく、第1電線30Aの外径は第2電線30Bの外径よりも大きい寸法に設定されている。
ホルダ40は、4つの端子金具20A,20Bを一括して端子収容室11A,11Bに挿入するための手段として用いられる。図6〜8に示すように、ホルダ40は、上下方向に細長く直線状に延びた形態の基部41と、基部41の左側縁から左方へ片持ち状に延出した形態の3本の第1アーム部42Aと、基部41の右側縁から右方へ片持ち状に延出した形態の3本の第2アーム部42Bとを備えて構成されている。したがって、ホルダ40の正面視形状は、漢字の「王」字形をなしている。尚、本実施例1において左右の方向は図2(背面図)を基準としているため、図6(正面図)では左右の向きが逆にあらわれる。
3本の第1アーム部42Aは、互いに平行をなし、互いに間隔を空けて3段に分かれて配置されている。上段の第1アーム部42Aはハウジング10の上壁部14と対応する高さに位置し、中断の第1アーム部42Aは隔壁部16と対応する高さに位置し、下段の第1アーム部42Aは下壁部15と対応する高さに位置する。また、上段の第1アーム部42Aの下面と、中段の第1アーム部42Aの上下両面と、下段の第1アーム部42Aの上面には、夫々、上方又は下方へ突出する第1突起43A(請求項に記載の突起)が形成されている。
3本の第2アーム部42Bは、互いに平行をなし、互いに間隔を空けて3段に分かれて配置されている。上段の第2アーム部42Bはハウジング10の上壁部14と対応する高さに位置し、中断の第2アーム部42Bは隔壁部16と対応する高さに位置し、下段の第2アーム部42Bは下壁部15と対応する高さに位置する。また、上段の第2アーム部42Bの下面と、中段の第2アーム部42Bの上下両面と、下段の第2アーム部42Bの上面には、夫々、上方又は下方へ突出する第2突起43B(請求項に記載の突起)が形成されている。
上記形状のホルダ40は、ホルダ40を前後方向(第1電線30Aの軸線方向と平行な方向)に貫通するとともに、ホルダ40の外面(左外側面)に開放された形態の上下2段の第1保持部44A(請求項に記載の保持部)を有している。即ち、上段側の第1保持部44Aは、基部41における上半分領域と上段の第1アーム部42Aと中段の第1アーム部42Aとによって構成されている。下段側の第1保持部44Aは、基部41における下半分領域と中段の第1アーム部42Aと下段の第1アーム部42Aとによって構成されている。各第1保持部44Aを構成する上下一対の第1突起43Aの上下間隔は、第1電線30Aの外径よりも小さい寸法に設定されている。
また、ホルダ40は、第1保持部44Aと同様、ホルダ40を前後方向(第1電線30Aの軸線方向と平行な方向)に貫通するとともに、ホルダ40の外面(左外側面)に開放された形態の上下2段の第2保持部44B(請求項に記載の保持部)を有している。上段側の第2保持部44Bは、基部41における上半分領域と上段の第2アーム部42Bと中段の第2アーム部42Bとによって構成されている。下段側の第2保持部44Bは、基部41における下半分領域と中段の第2アーム部42Bと下段の第2アーム部42Bとによって構成されている。各第2保持部44Bを構成する上下一対の第2突起43Bの上下間隔は、第2電線30Bの外径よりも小さい寸法に設定されている。
ホルダ40には、ホルダ40をハウジング10に対してり取付け状態に保持するための手段として、3つの第1係止部45A(請求項に記載の係止部)と3つの第2係止部45B(請求項に記載の係止部)が形成されている。3つの第1係止部45Aは、3つの第1アーム部42Aの延出端面から左方(第1アーム部42Aの延出方向と同じ方向)へ個別に突出した形態となっている。3つの第2係止部45Bは、3つの第2アーム部42Bの延出端面から右方(第2アーム部42Bの延出方向と同じ方向)へ個別に突出した形態となっている。
次に、本実施例1の作用を説明する。4つの端子金具20A,20Bを、夫々、対応する所定の端子収容室11A,11Bに挿入する際には、まず、4本の電線30A,30Bのうち端子金具20A,20Bの後端部(圧着部)に近い領域をホルダ40に取り付ける。第1電線30Aは、ホルダ40の左側方から第1保持部44Aを構成する上下一対の第1アーム部42Aの間に割り込ませるようにする。このとき、第1電線30Aは、その軸線と直交する方向に平行移動させればよい。このようにして取り付けられた第1電線30Aは、一対の第1アーム部42Aの間に挟まれることにより第1保持部44A(ホルダ40)に対して上下方向への相対移動を規制されるとともに、第1絶縁被覆32Aに第1突起43Aが食い込むことにより、第1保持部44A(ホルダ40)に対し前後方向及び左右方向への相対移動を規制された状態に保持される。
第2電線30Bは、ホルダ40の右側方から第2保持部44Bを構成する上下一対の第2アーム部42Aの間に割り込ませるようにする。このとき、第2電線30Bは、その軸線と直交する方向に平行移動させればよい。このようにして取り付けられた第2電線30Bは、一対の第2アーム部42Bの間に挟まれることにより第2保持部44B(ホルダ40)に対して上下方向への相対移動を規制されるとともに、第2絶縁被覆32Bに第2突起43Bが食い込むことにより、第2保持部44B(ホルダ40)に対し前後方向及び左右方向への相対移動を規制された状態に保持される。
以上のようにして4本電線30A,30Bが、その端子金具20A,20Bの後端部(圧着部22A,22B)に近い領域において保持部44A,44Bに保持されると、4つの端子金具20A,20Bは、ホルダ40の前方の近傍位置において所定の位置関係を保った状態に保持される。即ち、4つの端子金具20A,20Bは、4つの端子収容室11A,11Bの配置と対応するように位置決めされるのである。このようにホルダ40によって位置決めされた4つの端子金具20A,20Bは、ホルダ40を後方からハウジング10に接近させることにより、所定の端子収容室11A,11B内に一括して挿入される。
そして、ホルダ40が、その前面をハウジング10の後面に対し当接又は接近して対向する位置まで正しく取り付けられると、3つの第1係止部45Aが3つの第1係止孔13Aに嵌合して係止されるとともに、3つの第2係止部45Bが3つの第2係止孔13Bに嵌合して係止される。この係止部45A,45Bと係止孔13A,13Bとの係止により、ホルダ40はハウジング10の後端部に対し前後方向及び上下方向への相対移動を規制された状態に保持される。また、ホルダ40は、第1受け部12Aと第2受け部12Bとの間で左右に挟まれるので、ハウジング10に対して左右方向への相対移動を規制された状態に保持される。
ホルダ40がハウジング10に取り付けられて端子金具20A,20Bが端子収容室11A,11Bに挿入された状態では、第1保持部44Aが第1端子収容室11Aの後端部を構成し、第2保持部44Bが第2端子収容室11Bの後端部を構成する。そして、端子収容室11A,11B内の端子金具20A,20Bの後方近傍では、4本の電線30A,30Bが保持部44A,44Bにより上下方向及び左右方向への移動を規制されている。したがって、電線30A,30Bのうちホルダ40よりも後方の領域に振動が付与されたとしても、その振動の前方への伝播は保持部44A,44Bで遮断される。したがって、電線30A,30Bの振動が端子金具20A,20Bに伝達させる虞がなく、これにより、端子金具20A,20Bと相手側端子(図示省略)との接触状態が不安定になる虞はない。
上述のように、本実施例1のコネクタは、内部に複数の端子収容室11A,11Bが形成されたハウジング10と、ハウジング10の後方から複数の端子収容室11A,11Bに個別に挿入される複数の端子金具20A,20Bと、複数の端子金具20A,20Bに個別に固着された複数本の電線30A,30Bとを有している。そして、電線30A,30Bの振動に起因する端子金具20A,20Bの接触不良を防止する手段として、ハウジング10の後端部に取り付けられるホルダ40と、ホルダ40に形成され、複数本の電線30A,30Bを複数の端子収容室11A,11Bと対応する配置で個別に保持する複数の保持部44A,44Bを備えている。
かかる構成のコネクタは、複数本の電線30A,30Bを複数の保持部44A,44Bに個別に保持すると、複数の端子金具20A,20Bが複数の端子収容室11A,11Bと対応する配置に位置決めされるので、ホルダ40をハウジング10に取り付けることによって、複数の端子金具20A,20Bを一括して端子収容室11A,11Bに挿入することができる。そして、端子金具20A,20Bを端子収容室11A,11Bに挿入した状態では、電線30A,30Bが保持部44A,44Bで保持されているので、電線30A,30Bが振動を受けても、その振動が端子金具20A,20Bに伝わることはない。したがって、電線0A,30Bが振動しても、端子金具20A,20Bの接触信頼性が良好な状態に保たれる。
また、各保持部44A,44Bは、基部41と、基部41から延出する一対のアーム部42A,42Bとによって構成されているが、アーム部42A,42Bは片持ち状に延出した形態であるため、変形を生じ易い。そこで、アーム部42A,42Bの延出端部には、ハウジング10に係止することでホルダ40をハウジング10に対して取り付け状態にロックするための係止部45A,45Bを形成している。この構成によれば、片持ち状をなしているために変形を生じ易いアーム部42A,42Bを、係止部45A,45Bの係止によって移動規制することができる。これにより、保持部44A,44Bによる電線30A,30Bの保持作用の信頼性が向上するので、電線30A,30Bから端子金具20A,20Bへの振動伝達を、確実に防止することができる。
また、保持部44A,44Bは、ホルダ40の外側面に開放された形態であるから、保持部44A,44Bに電線30A,30Bを取り付ける作業を容易に行うことができる。また、保持部44A,44Bには、電線30A,30Bの外周に食い込む突起43A,43Bを備えていてる。したがって、突起43A,43Bを電線30A,30Bの外周に食い込ませることにより、電線30A,30Bを確実に保持することができる。
<他の実施例>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例1に限定されるものではなく、例えば次のような実施例も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施例1では、全てのアーム部の延出端部に係止部を形成したが、係止部は、一部のアーム部のみに形成してもよい。
(2)上記実施例1では、電線の外周に食い込む突起を保持部に形成したが、保持部に突起を形成しない形態としてもよい。
(3)上記実施例1では、端子収容室及び保持部の数を4つとしたが、端子収容室及び保持部の数は、3つ以下でも、5つ以上でもよい。
<参考例>
(1)上記実施例1では、保持部を、ホルダの外側面に開放された形態としたが、保持部を、ホルダの外側面に開放されずにホルダを貫通する孔状にする形態も考えられる。
(2)上記実施例1では、ホルダをハウジングに取り付けた状態に保持するための係止部を、アーム部の延出端部に形成したが、係止部を、アーム部における延出端部よりも基端側の位置や、基部に形成する形態も考えられる。
10…ハウジング
11A…第1端子収容室(端子収容室)
11B…第2端子収容室(端子収容室)
20A…第1端子金具(端子金具)
20B…第2端子金具(端子金具)
30A…第1電線(電線)
30B…第2電線(電線)
40…ホルダ
41…基部
42A…第1アーム部(アーム部)
42B…第2アーム部(アーム部)
43A…第1突起(突起)
43B…第2突起(突起)
44A…第1保持部(保持部)
44B…第2保持部(保持部)
45A…第1係止部(係止部)
45B…第2係止部(係止部)

Claims (2)

  1. 内部に複数の端子収容室が形成されたハウジングと、
    前記ハウジングの後方から前記複数の端子収容室に個別に挿入される複数の端子金具と、
    前記複数の端子金具に個別に固着された複数本の電線と、
    前記ハウジングの後端部に取り付けられるホルダと、
    前記ホルダに形成され、前記複数本の電線を前記複数の端子収容室と対応する配置で個別に保持する複数の保持部とを備え、
    前記保持部が、前記ホルダの外側面に開放された形態であって、基部と、前記基部から片持ち状に延出する一対のアーム部とによって構成されており、
    前記アーム部の延出端部に、前記ハウジングに係止することで前記ホルダを前記ハウジングに対して取り付け状態にロックする係止部が形成されていることを特徴とするコネクタ。
  2. 前記保持部には、前記電線の外周に食い込む突起を備えていることを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
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