JP6142816B2 - 接続端子及びワイヤーハーネス - Google Patents

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本発明は、電線を挿入支持する接続端子及びワイヤーハーネスに関する。
従来から、一端側にボルト締結穴を形成した締結部を有し、他端側に複数本の電線の導体を挿入して圧着保持する挿入筒部を有するアース端子等の接続端子が知られている(例えば、特許文献1参照)。
ここで、複数本の電線の導体を1つの挿入筒部に挿入する場合には、電線を束ねた状態、すなわち、複数の電線を個別に挿入筒部に挿入したのでは先に挿入した電線に後から挿入する電線の導体が引っ掛かってしまううえ、作業工数も増えてしまう。
したがって、複数の電線を一つの接続端子に接続する場合には、複数の電線を束状にまとめた状態で挿入筒部に挿入するのが望ましいが、単に導体よりも手前を束ねたのでは先端側の導体が逆に広がってしまうため、導体をねじるなどの作業が必要となる(例えば、特許文献2参照)。
図8は、このような接続端子の一例を示す。接続端子40は、一端が接続対象に導通接続されるとともに、他端に電線41の芯線部42が挿入される電線接続部43を有し、この電線接続部43の開口端から電線42の挿入方向に向かって複数のスリット部43aが形成され、電線接続部43の外周に開口端方向に向かって漸次先細るテーパ状の雄ねじ部43bが形成され、この雄ねじ部43bにテーパ状の雌ねじ孔が形成されたナット44が螺着される。
特開平11−086921号公報 特開2003−168502号公報 特開2009−302024号公報
しかしながら、素線の集合体からなる導体42にねじりを加えたとしても、人力作業でねじった導体42の全体の径は、複数の電線41個々の導体をねじったうえで導体の全体にさらにねじを加えないと素線間の隙間が埋まり難くいため、さほど小径化することができない。
このため、結果的に複数の電線を一つの接続端子に接続するためには、挿入筒部に軸線方向に沿うスリットを形成して開口端の径を大径化し、導体を挿入した後に開口端を小径化しつつナットにより挿入筒部を締め付ける等の工夫が必要となってしまい、作業性を向上するとは言い難いものとなっていた。
なお、複数の電線のそれぞれを接続端子に締結したうえで、各接続端子を積層状に重ねてボルト締結する技術も知られている(例えば、特許文献3参照)。
しかしながら、このような積層型の接続端子では、電線個々に接続端子が必要となるうえ、例えば、電線の直径よりも薄い接続端子を積層状に重ねるためには、互いの干渉を避けるために電線の延在方向を放射状にずらすなどの作業が必要となる。
この際、複数の積層状態の接続端子をボルトで締結する際には、互いに接触する接続端子の面同士による摩擦抵抗によりボルト締め付け方向に接続端子が部分的に連れ回って互いの干渉を避けるための電線のずらしが崩れたり、接続端子の全体が連れ回ってしまう虞があった。
このため、電線の本数に応じて部品点数が増して部品コストが高騰し、しかも、電線同士の干渉を避けるための複雑な作業が強いられるうえ、作業スペース及び配置スペースの確保が必要となるなど、作業コストの増加を招いていた。
本発明は、上述のような従来の問題を解決するためになされたもので、接続端子の挿入筒部に複数の電線の導体を挿入するときの開口径を広く確保して導体の挿入作業の容易化を図るとともに、挿入筒部に挿入した後の複数の電線の導体を挿入筒部の挿入方向とは反対側からの締め付けて圧着保持することができる接続端子を提供することを目的とする。
本発明に係る接続端子は、上記目的達成のため、接続対象に電気接続される端子部と複数本の電線が挿入される挿入筒部とを有する接続端子であって、前記挿入筒部は、一端側に前記電線を挿入するための挿入口が形成され、他端側に前記電線の先端が突出するための突出口が形成されるとともに、前記他端側には前記突出口から突出した前記電線の先端を前記電線の挿入方向とは逆方向から圧着するように締め付け可能な略環状の圧着部材が結合される構成である。
この構成により、本発明に係る接続端子は、接続端子の挿入筒部に複数の電線の導体を挿入するときの開口径を広く確保して導体の挿入作業の容易化を図るとともに、挿入筒部に挿入した後の複数の電線の導体を挿入筒部の挿入方向とは反対側からの締め付けて圧着保持することができる。
また、上記構成の接続端子は、前記挿入筒部は、前記突出口から前記電線の挿入方向に沿って突出しかつ前記挿入筒部の周方向で互いに隣り合う複数の突片を有し、前記圧着部材を前記電線の挿入方向とは逆方向から前記他端側に結合するとき、前記複数の突片が前記圧着部材からの締め付けにより前記複数本の電線の先端を圧着するように互いに接近する構成としてもよい。
なお、上記構成の接続端子において、前記圧着部材は、前記挿入筒部の外周側に形成された雄ねじと螺合する雌ねじが内周面に形成されているとともに、前記電線の挿入方向に沿って先端が先細りとなる圧着部が形成されている構成としてもよい。
また、このような接続端子は、素線の集合体からなる導体の先端部分を露出させた状態で絶縁樹脂からなる外被によって被覆された複数本の電線を備えるワイヤーハーネスに適用可能である。
本発明によれば、接続端子の挿入筒部に複数の電線の導体を挿入するときの開口径を広く確保して導体の挿入作業の容易化を図るとともに、挿入筒部に挿入した後の複数の電線の導体を挿入筒部の挿入方向とは反対側からの締め付けて圧着保持することができる接続端子を提供することができる。
本発明の実施の形態1に係る接続端子の分解斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る接続端子を示し、(A)は接続端子の平面図、(B)は接続端子の断面図、(C)は接続端子の側面図である。 本発明の実施の形態1に係る接続端子に適用される圧着部材を示し、(A)は圧着部材の正面図、(B)は圧着部材の一方の側面図、(C)は圧着部材の他方の側面図である。 本発明の実施の形態1に係る接続端子における電線挿入状態の接続端子の分解斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る接続端子における電線保持状態の接続端子の斜視図である。 本発明の実施の形態2に係る接続端子を示し、(A)は接続端子の断面図、(B)は接続端子の側面図である。 本発明の実施の形態3に係る接続端子を示し、(A)は接続端子の断面図、(B)は電線の数が少ない場合の接続端子の側面図、(C)は電線の数が多い場合の接続端子の側面図である。 従来の接続端子の分解斜視図である。
次に、本発明に係る接続端子をワイヤーハーネスに適用し、各実施の形態について図面を参照して説明する。
(実施の形態1)
図1に示すように、本発明に係る接続端子10は、図示を略す接続対象に電気接続される端子部11と、後述する複数本の電線1が挿入される挿入筒部12と、を一体に有している。また、挿入筒部12には、圧着部材13が結合可能となっている。
端子部11は、図2に示すように、略L字状に屈曲された導電性材料からなり、その一端に溶接等によって挿入筒部12に接続される接続部11aと、その他端にOリング状に形成された端子台11bと、接続部11aと端子台11bとの間の連結部11cと、が一体に形成されている。なお、端子部11は、挿入筒部12と一体に導電性材料から形成された後に、L字状に屈曲させたものでもよい。また、端子台11bはCリング状等でもよい。
挿入筒部12は、一端側に電線1を挿入するための挿入口12aと、他端側に電線1の先端の導体2が突出するための突出口12bと、が形成された筒状となっている。また、挿入筒部12には、突出口12bから電線1の挿入方向に沿って突出しかつ挿入筒部12の周方向で互いに隣り合う複数の突片12cが一体に形成されている。さらに、挿入筒部12の外周側には雄ねじ12dが形成されている。
突片12cは、突出口12bの開口端面形状に沿って複数形成されており、挿入筒部12の直径や挿入筒部12の材質等に応じた肉厚及び幅を有している。この際、突片12cは、その突出端側が互いに軸線方向(中心方向)、すなわち、面倒れ方向に屈曲可能な程度の強度とされている。なお、突片12cの突出長さは、本実施の形態では圧着部材13の軸線方向に沿う長さ以上となっている。なお、図示はしないが、突片12cは、その基部又は中途部から突出端に向かうほど先端が先細りとなる略三角形状とするのがより好ましい。
圧着部材13は、図3に示すように、その内周面に挿入筒部12の雄ねじ12dと螺合する雌ねじ13aが形成されている。また、圧着部材13は、雌ねじ13aが形成された部位に対応する外周がナット状の六面体13bとなっている。さらに、圧着部材13は、截頭円錐形状の圧着部13cを一体に備えている。
電線1は、アルミニウム素線若しくはアルミニウム合金素線又はこれらと他の金属材料から形成された素線の集合体からなる導体2の先端部分を露出させた状態で絶縁樹脂からなる外被3によって被覆されている。なお、本実施の形態においては、この電線1を複数本まとめた状態で挿入筒部12に挿入される。この際、電線1は、複数本がバラバラな状態で単にまとめたものでもよいし、複数本を結束テープや結束ベルト等で束ねたものでもよいし、各電線1の導体2が露出するように絶縁樹脂からなる外被で覆った電線群を用いたものでもよい。
また、電線1は、例えば、一端側の接続端子10が接続対象としての車両用制御回路(制御基板)に接続され、他端側が、例えばパワーウインドウ用モータなどの被制御機器に接続されるもので、接続端子10と複数本の電線1を束ねた電線群とで車両用のワイヤーハーネスを構成する。
上記の構成において、接続端子10は、図4に示すように、電線1の先端の導体2を挿入口12aから挿入し、その導体2が突出口12bを貫通し、さらには突片12cの突出端(先端)からも突出するまで挿入する。
次に、図5に示すように、圧着部材13を、電線1の挿入方向とは逆方向から導体2を覆うように挿入し、雄ねじ12dに雌ねじ13aを螺合させて挿入筒部12に結合する。
この際、圧着部材13の圧着部13cが截頭円錐形状となっていることから、圧着部材13の挿入とともに、複数の突片12cが圧着部材13の圧着部13cからの締め付けにより、複数本の電線1の先端の導体2を圧着するように自由端側が互いに接近するよう面倒れ方向に屈曲する。
これにより、導体2が挿入筒部12の軸心方向に向けて圧着されるとともに挿入筒部12に圧着保持される。
このように、本発明に係る接続端子10は、接続対象に電気接続される端子部11と複数本の電線1が挿入される挿入筒部12とを有し、この挿入筒部12は、一端側に電線1を挿入するための挿入口12aが形成され、他端側に電線1の先端の導体2が突出するための突出口12bが形成されるとともに、他端側には突出口12bから突出した電線1の先端の導体2を電線1の挿入方向とは逆方向から圧着するように締め付け可能な略環状の圧着部材13が結合されることにより、接続端子10の挿入筒部12に複数の電線1の導体2を挿入するときの開口径を広く確保して導体2の挿入作業の容易化を図るとともに、挿入筒部12に挿入した後の複数の電線1の導体2を挿入筒部12の挿入方向とは反対側からの締め付けて圧着保持することができる。
(実施の形態2)
図6は、実施の形態2に係る接続端子を示しており、実施の形態1と同様の構成には同一の符号を付してその詳細な説明を省略し、特に実施の形態1と相違する構成を中心に説明する。本実施の形態に係る接続端子20は、図示を略す接続対象に電気接続される端子部11と、複数本の電線1が挿入される挿入筒部22と、を一体に有している。また、挿入筒部22には、図6では図示しないが圧着部材13が結合可能となっている。
挿入筒部22は、一端側に電線1を挿入するための挿入口12aと、他端側に電線1の先端の導体2が突出するための突出口12bと、が形成された筒状となっている。また、挿入筒部12には、突出口12bから電線1の挿入方向に沿って突出しかつ挿入筒部12の周方向で互いに隣り合う複数の突片12cが一体に形成されている。さらに、挿入筒部12の外周側には雄ねじ12dが形成されている。
一方、挿入筒部22の内部には、図6(B)に示すように、突出口12bから電線1の挿入方向に沿って突出しかつ挿入筒部12の周方向で互いに隣り合う格子状の複数の第2突片22cが一体に形成されている。
第2突片22cは、突出口12bの開口端面形状に沿って複数形成されており、挿入筒部12の直径や挿入筒部12の材質等に応じた肉厚及び幅を有している。この際、第2突片22cは、その突出端側が互いに軸線方向(中心方向)、すなわち、面倒れ方向に屈曲可能な程度の強度とされている。なお、第2突片22cの突出長さは、本実施の形態では圧着部材13の軸線方向に沿う長さ以上となっている。なお、図示はしないが、第2突片22cは、その基部又は中途部から突出端に向かうほど先端が先細りとなる略三角形状とするのがより好ましい。また、第2突片22cは、突片12cよりも短く図示しているが、長さは同じでも逆に長くてもよい。
このような構成においては、挿入筒部22に対して、格子で囲まれた部分に1本又は数本(図は1本)の電線1が位置するように、1本又は数本単位で個別に挿入口12aから電線1を挿入する。
そして、各格子に対して電線1の挿入が完了したらば、圧着部材13を、電線1の挿入方向とは逆方向から導体2を覆うように挿入し、雄ねじ12dに雌ねじ13aを螺合させて挿入筒部22に結合する。
この際、圧着部材13の圧着部13cが截頭円錐形状となっていることから、圧着部材13の挿入とともに、複数の突片12c及び第2突片22cが圧着部材13の圧着部13cからの締め付けられ、複数本の電線1の先端の導体2を圧着するように自由端側が互いに接近するよう面倒れ方向に屈曲する。
これにより、導体2が挿入筒部22の軸心方向に向けて圧着されるとともに挿入筒部22に圧着保持される。
このように、本発明に係る接続端子20にあっては、電線1の本数が少ない場合に、各格子に1本〜数本の電線を挿入することで、挿入筒部22の内部においては電線1が密着せずに隙間を有した状態を維持している。
一方、圧着部材13の圧着部13cの内部においては、導体2が急激に軸線方向に向かって纏められ、挿入筒部12に圧着保持される。
(実施の形態3)
図7は、実施の形態3に係る接続端子を示しており、実施の形態1と同様の構成には同一の符号を付してその詳細な説明を省略し、特に実施の形態1と相違する構成を中心に説明する。本実施の形態に係る接続端子30は、図示を略す接続対象に電気接続される端子部11と、複数本の電線1が挿入される挿入筒部32と、を一体に有している。また、挿入筒部32には、図7では図示しないが圧着部材13が結合可能となっている。
挿入筒部32は、一端側に電線1を挿入するための挿入口12aと、他端側に電線1の先端の導体2が突出するための突出口12bと、が形成された筒状となっている。また、挿入筒部12には、突出口12bから電線1の挿入方向に沿って突出しかつ挿入筒部12の周方向で互いに隣り合う複数の突片12cが一体に形成されている。さらに、挿入筒部12の外周側には雄ねじ12dが形成されている。
一方、挿入筒部32の内部には、図7(B),図7(C)に示すように、突出口12bから電線1の挿入方向に沿って突出しかつ挿入筒部12の周方向で互いに隣り合う複数の第2突片32cが一体に形成されている。
第2突片32cは、挿入筒部32の内側において同軸上に円柱体32dが形成されており、この円柱体32dの開口端面形状に沿って複数形成されており、挿入筒部12の直径や挿入筒部12の材質等に応じた肉厚及び幅を有している。この際、第2突片32cは、その突出端側が互いに軸線方向(中心方向)、すなわち、面倒れ方向に屈曲可能な程度の強度とされている。なお、第2突片32cの突出長さは、本実施の形態では圧着部材13の軸線方向に沿う長さ以上となっている。なお、図示はしないが、第2突片32cは、その基部又は中途部から突出端に向かうほど先端が先細りとなる略三角形状とするのがより好ましい。また、第2突片32cは、突片12cよりも短く図示しているが、長さは同じでも逆に長くてもよい。
このような構成においては、例えば、図7(B)に示すように、電線1の本数が少ない場合には、挿入筒部22に対して、円柱体32dの内側に数本の電線1が位置するように、挿入口12aから電線1を挿入する。
そして、電線1の挿入が完了したらば、圧着部材13を、電線1の挿入方向とは逆方向から導体2を覆うように挿入し、雄ねじ12dに雌ねじ13aを螺合させて挿入筒部32に結合する。
この際、圧着部材13の圧着部13cが截頭円錐形状となっていることから、圧着部材13の挿入とともに、複数の突片12c及び第2突片32cが圧着部材13の圧着部13cからの締め付けられ、複数本の電線1の先端の導体2を圧着するように自由端側が互いに接近するよう面倒れ方向に屈曲する。
これにより、導体2が挿入筒部32の軸心方向に向けて圧着されるとともに挿入筒部32に圧着保持される。
一方、例えば、図7(C)に示すように、電線1の本数が多い場合には、挿入筒部22に対して、円柱体32dの内側及び外側に電線1が位置するように、挿入口12aから電線1を挿入する。
そして、電線1の挿入が完了したらば、圧着部材13を、電線1の挿入方向とは逆方向から導体2を覆うように挿入し、雄ねじ12dに雌ねじ13aを螺合させて挿入筒部32に結合する。
この際、圧着部材13の圧着部13cが截頭円錐形状となっていることから、圧着部材13の挿入とともに、複数の突片12c及び第2突片32cが圧着部材13の圧着部13cからの締め付けられ、複数本の電線1の先端の導体2を圧着するように自由端側が互いに接近するよう面倒れ方向に屈曲する。
これにより、導体2が挿入筒部32の軸心方向に向けて圧着されるとともに挿入筒部32に圧着保持される。
このように、本発明に係る接続端子30にあっては、電線1の本数が少ない場合と多い場合のどちらに対しても対応することが可能となり、部品の共通化にも貢献することが可能となる。
なお、本数が少ない場合には、図7(B)に示した場合とは逆に、円柱体32dの外側に電線1を位置させてもよい。
以上説明したように、本発明に係る接続端子は、接続端子の挿入筒部に複数の電線の導体を挿入するときの開口径を広く確保して導体の挿入作業の容易化を図るとともに、挿入筒部に挿入した後の複数の電線の導体を挿入筒部の挿入方向とは反対側からの締め付けて圧着保持することができるという効果を有し、電線を挿入支持する接続端子及びワイヤーハーネスの全般に有用である。
1 電線
2 導体
10 接続端子
11 端子部
12 挿入筒部
12a 挿入口
12b 突出口
12c 突片
12d 雄ねじ
13 圧着部材
13a 雌ねじ
13c 圧着部

Claims (4)

  1. 接続対象に電気接続される端子部と複数本の電線が挿入される挿入筒部とを有する接続端子であって、
    前記挿入筒部は、一端側に前記電線を挿入するための挿入口が形成され、他端側に前記電線の先端が突出するための突出口が形成されるとともに、前記他端側には前記突出口から突出した前記電線の先端を前記電線の挿入方向とは逆方向から圧着するように締め付け可能な略環状の圧着部材が結合されることを特徴とする接続端子。
  2. 前記挿入筒部は、前記突出口から前記電線の挿入方向に沿って突出しかつ前記挿入筒部の周方向で互いに隣り合う複数の突片を有し、
    前記圧着部材を前記電線の挿入方向とは逆方向から前記他端側に結合するとき、前記複数の突片が前記圧着部材からの締め付けにより前記複数本の電線の先端を圧着するように互いに接近することを特徴とする請求項1に記載の接続端子。
  3. 前記圧着部材は、前記挿入筒部の外周側に形成された雄ねじと螺合する雌ねじが内周面に形成されているとともに、前記電線の挿入方向に沿って先端が先細りとなる圧着部が形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の接続端子。
  4. 請求項1乃至請求項3の何れか1の請求項に記載の接続端子と、
    素線の集合体からなる導体の先端部分を露出させた状態で絶縁樹脂からなる外被によって被覆された複数本の電線と、を備えることを特徴とするワイヤーハーネス。
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