JP6142646B2 - 画像処理装置、及び、画像処理システム - Google Patents

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Description

被読取媒体から識別情報を読み取って記憶装置に登録する技術に関する。
従来、ICカードから読み取られたカード情報が登録されていれば使用を許可する画像形成装置において、ユーザが自らカード情報を登録する技術が知られている(例えば特許文献1参照)。
特開2010−86205号公報
ところで、例えば管理者が一人で複数のカード情報(識別情報という)を登録する場合もある。この場合、従来の技術によると、管理者はユーザが自ら識別情報を登録する場合に要する操作をカード情報の数だけ繰り返さなければならず、管理者にとって負担が大きいという問題がある。
本明細書では、複数の被読取媒体から識別情報を読み取って記憶装置に登録するときのユーザの負担を軽減する技術を開示する。
本明細書によって開示される画像処理装置は、画像処理装置であって、画像処理部と、制御部と、被読取媒体から識別情報を読み取って前記制御部に出力する読取部と、操作を受け付ける操作部と、を備え、前記制御部は、前記読取部から出力された識別情報が記憶装置に登録されていることを条件に当該画像処理装置を装置の使用許諾状態であるログイン状態にするログイン処理と、前記読取部から出力された識別情報を前記記憶装置に登録する登録処理であって、複数の識別情報を登録するときに前記操作部によって受け付ける操作の合計数が、一つの識別情報だけを登録するときに前記操作部によって受け付ける操作の数と前記複数の識別情報の数とを乗算した値より小さい登録処理と、を実行する。
上記画像処理装置によると、複数の識別情報を登録するときに操作部によって受け付ける操作の合計数が、一つの識別情報だけを登録するときに操作部によって受け付ける操作の数と当該複数の識別情報の数とを乗算した値より小さいので、複数の被読取媒体から識別情報を読み取って記憶装置に登録するときのユーザの負担を軽減することができる。
また、前記制御部は、前記登録処理において、複数の識別情報を登録するときは、前記読取部から識別情報が出力された後、前記操作部によって操作を受け付けることなく前記読取部からの次の識別情報の出力を待機してもよい。
上記画像処理装置によると、ユーザは読取部に一つの識別情報を読み取らせた後、次の識別情報を読み取らせるとき、操作部を操作しなくてよい。よって、複数の被読取媒体から識別情報を読み取って記憶装置に登録するときのユーザの負担をより軽減することができる。
また、前記記憶装置には予めユーザ情報が記憶されており、前記制御部は、前記登録処理において、前記記憶装置に記憶されているユーザ情報を選択し、前記読取部から出力された識別情報と、当該選択したユーザ情報とを対応付けて前記記憶装置に登録してもよい。
上記画像処理装置によると、識別情報をユーザ情報に対応付けて登録することができる。
また、上記画像処理装置は、表示部を備え、前記制御部は、前記登録処理において、前記選択したユーザ情報を前記表示部に表示させてもよい。
上記画像処理装置によると、ユーザは識別情報が対応付けられるユーザ情報を確認することができる。
また、前記操作部は、前記表示部にユーザ情報が表示されている状態で、当該表示されているユーザ情報と識別情報との対応付けをスキップするスキップ操作を受け付け、前記制御部は、前記登録処理において、前記ユーザ情報を順に選択し、前記スキップ操作が受け付けられた場合は、現在選択しているユーザ情報と識別情報との対応付けを行わずに次のユーザ情報を選択してもよい。
複数の識別情報を登録する場合はユーザ情報を制御部が選択するようにするとユーザの負担を軽減できる。しかしながら、制御部がユーザ情報を選択するようにすると、ユーザ情報の対応付けが不要なユーザ情報が含まれている場合に、対応付けが不要なユーザ情報まで選択されてしまう。
上記画像処理装置によると、対応付けが不要なユーザ情報が表示された場合はスキップ操作を行うことにより、対応付けが不要なユーザ情報に識別情報が対応付けられないようにすることができる。
また、前記ユーザ情報はユーザ識別情報が登録される項目を含み、前記制御部は、前記登録処理において、前記項目にユーザ識別情報が未登録の前記ユーザ情報も選択してもよい。
上記画像処理装置によると、ユーザ識別情報が未登録のユーザ情報にも識別情報を対応付けることができる。
また、前記制御部は、前記登録処理において、識別情報が対応付けられていないユーザ情報のみを選択してもよい。
上記画像処理装置によると、既に識別情報が対応付けられているユーザ情報に別の識別情報が対応付けられないようにすることができる。
また、上記画像処理装置は、報知部を備え、前記制御部は、前記選択したユーザ情報に既に識別情報が対応付けられているか否かを判断する判断処理と、前記判断処理によってユーザ情報に既に識別情報が対応付けられていると判断された場合に、前記選択したユーザ情報に対応付けられている識別情報と前記読取部から出力された識別情報とを照合する照合処理と、前記照合処理によって一致しないと判断された場合に、前記報知部を制御して一致しないことを報知させる報知処理と、を実行してもよい。
上記画像処理装置によると、選択したユーザ情報に対応付けられている識別情報と読取部から出力された識別情報とが一致しない場合に、ユーザがそのことを知ることができる。
また、前記記憶装置には複数の識別情報の登録を許可するか否かを識別情報毎に判断するための複数登録可否情報が登録されており、前記制御部は、前記ログイン処理によってログインが許可された識別情報に対して複数の識別情報の登録が許可されているか否かを前記複数登録可否情報に基づいて判断し、許可されている場合に複数の識別情報を登録可能な状態にしてもよい。
上記画像処理装置によると、複数の識別情報の登録が許可されていないユーザによって複数の識別情報が不正に登録されてしまうことを抑制できる。
なお、本明細書によって開示される技術は、画像処理システム、画像処理方法等の種々の態様で実現することができる。
上記の画像処理装置によると、複数の被読取媒体から識別情報を読み取って記憶装置に登録するときのユーザの負担を軽減することができる。
実施形態1に係る複合機の電気的構成を簡略化して示す模式図。 ユーザ管理テーブルを示す模式図。 複合機のユーザインタフェースを示す模式図。 複合機のユーザインタフェースを示す模式図。 ユーザメニュー画面でカードID登録ボタンが選択されたとき、又は、ユーザ選択画面でユーザIDが選択されてOKボタンが選択されたときの処理のフローチャート。 照合処理のフローチャート。 ユーザ選択画面で全ユーザが選択されてOKボタンが選択されたときの処理のフローチャート。
<実施形態1>
実施形態1を図1ないし図7によって説明する。
(1)複合機の電気的構成
先ず、図1を参照して、実施形態1に係る画像処理装置としての複合機1の電気的構成について説明する。複合機1は印刷機能、画像読取機能、コピー機能、ファクシミリ(FAX)機能などの複数の機能を備える装置である。
複合機1は制御部11、表示部12、操作部13、印刷部14、画像読取部15、FAX部16、カードリーダ17、記憶部18、及び、通信インタフェース部20を備えている。
制御部11はCPU21、ROM22、RAM23、ASIC24などを備えて構成されている。CPU21はROM22や記憶部18に記憶されている制御プログラムを実行することによって複合機1の各部を制御する。ROM22にはCPU21によって実行される制御プログラムや各種のデータなどが記憶されている。RAM23はCPU21が各種の処理を実行するための主記憶装置として用いられる。
表示部12は液晶ディスプレイ、液晶ディスプレイを駆動する駆動回路などを備えて構成されている。表示部12は報知部の一例である。
操作部13は液晶ディスプレイを覆うタッチパネル、複数の操作ボタンなどを備えて構成されている。ユーザは操作部13を操作することによって各種の指示や情報を入力することができる。なお、操作部13はタッチパネルを備えず操作ボタンのみによって操作を受け付ける構成であってもよい。
印刷部14は画像読取部15によって生成された画像データ、FAX部16によって受信された画像データ、通信インタフェース部20によって受信された画像データなどが表す画像を印刷用紙などのシートに電子写真方式やインクジェット方式などで印刷する。
画像読取部15は原稿を照射する光源やイメージセンサなどを備えており、原稿を読み取って画像データを生成する。
FAX部16は電話回線を介して外部のFAX装置から画像データをFAX受信する。また、FAX部16は画像読取部15によって生成された画像データを外部の装置にFAX送信する。
上述した印刷部14、画像読取部15、及び、FAX部16は画像処理部の一例である。
カードリーダ17はIDカード25に記憶されているカードIDを非接触で読み取って制御部11に出力する装置である。カードIDとは、そのIDカード25を識別するための情報である。本実施形態ではIDカード25としてICカードを例に説明する。ユーザはカードリーダ17にIDカード25をかざすことによってカードリーダ17に非接触でカードIDを読み取らせることができる。
カードIDは識別情報の一例である。IDカード25は被読取媒体の一例である。また、カードリーダ17は読取部の一例である。
なお、読取部はカードIDを非接触で読み取るものに限定されない。また、IDカードはカードIDが記憶されている磁気カードであってもよいし、カードIDがバーコードとして表記されているカードであってもよい。また、識別情報が記憶されているUSBメモリやリムーバブルメモリを被読取媒体として用いてもよい。
記憶部18はハードディスクやフラッシュメモリなどの不揮発性のメモリを用いて各種のプログラムやデータを記憶する装置である。記憶部18には後述するユーザ管理テーブル19(図2参照)が記憶されている。記憶部18は記憶装置の一例である。
通信インタフェース部20は複合機1をLAN(Local Area Network)やインターネットなどの通信回線に接続するためのハードウェアである。
(2)複合機へのログイン
複合機1を使用するためには、ユーザは複合機1にログインする必要がある。ユーザが複合機1にログインする方法としては次の二つの方法がある。
一つは、ユーザIDとパスワードとを入力することによってログインする方法である。ただし、この方法でログインするためには予めユーザ管理テーブル19にユーザIDとパスワードとが登録されていることが前提である。
複合機1はユーザIDとパスワードとが入力されるとそれらが認証条件を満たすか否かを判断し、認証条件を満たす場合はログインの認証に成功したとして複合機1を複合機1の使用許諾状態であるログイン状態にする一方、認証条件を満たさない場合は複合機1をログイン状態にしない。ここで認証条件を満たすとは、入力されたユーザIDとパスワードとの組み合わせがユーザ管理テーブル19に登録されていることをいう。
もう一つの方法は、カードリーダ17にカードIDを読み取らせることによってログインする方法である。ただし、この方法でログインするためにはそのカードIDが予めユーザ管理テーブル19に登録されていることが前提である。
複合機1はカードリーダ17からカードIDが出力されるとそのカードIDが認証条件を満たすか否かを判断し、認証条件を満たす場合はログインの認証に成功したとして複合機1を複合機1の使用許諾状態であるログイン状態にする一方、認証条件を満たさない場合は複合機1をログイン状態にしない。ここで認証条件を満たすとは、カードリーダ17から出力されたカードIDがユーザ管理テーブル19に登録されていることをいう。
カードリーダ17から出力されたカードIDを用いてCPU21がログインの認証を行う処理はログイン処理の一例である。
(3)ユーザ管理テーブル
次に、図2を参照して、記憶部18に記憶されているユーザ管理テーブル19について説明する。ユーザ管理テーブル19にはユーザ毎にユーザ情報とカードIDとが対応付けられて登録される。
ユーザ情報はユーザID、パスワード、及び、管理者権限の有無からなる情報である。ユーザIDはユーザ識別情報の一例である。また、管理者権限の有無は複数登録可否情報の一例である。以降の説明では管理者権限がないユーザのことを通常ユーザといい、管理者権限があるユーザのことを管理者という。
ユーザ情報は管理者によってユーザ管理テーブル19に登録される。これに対し、カードIDの登録はユーザ情報が登録された後に通常ユーザ又は管理者によって別途行われる。カードIDの登録についての説明は後述する。
ここで、管理者がユーザ管理テーブル19にユーザ情報を登録する際に入力が必須の項目は管理者権限の有無だけである。ユーザID及びパスワードについては空のままにしておくこともできる。以降の説明ではユーザID及びパスワードが空のユーザ情報のことをユーザIDが未登録のユーザ情報という。
例えば複合機1を使用するユーザが増える予定であるが、そのユーザのユーザIDやパスワードが決まっていない場合もある。その場合はユーザIDが未登録のユーザ情報を登録し、そのユーザ情報にカードIDを先に対応付けて登録しておくことができる。
ユーザ管理テーブル19にユーザIDとパスワードとが登録されていないユーザは、ユーザIDが未登録のユーザ情報に対応付けられて登録されているカードIDと同じカードIDが記憶されているIDカード25を用いて複合機1にログインする。そして、そのユーザは複合機1にログインした後、後述するユーザID登録画面でユーザIDとパスワードとを登録する。
(4)複合機のユーザインタフェース
次に、図3及び図4を参照して、複合機1のユーザインタフェースについて説明する。ユーザがログインしていないとき、CPU21は表示部12にログイン画面30を表示させた状態で待機する。
ログイン画面30でユーザがユーザIDとパスワードとを入力すると、入力したユーザIDとパスワードとを用いてログインの認証が行われる。又は、ログイン画面30が表示されている状態でユーザがカードリーダ17にカードIDを読み取らせると、カードリーダ17から出力されたカードIDを用いてログインの認証が行われる。その認証に成功すると表示部12に機能選択画面31が表示される。機能選択画面31が表示されることによってユーザは複合機1を使用可能となる。
ここで、ユーザIDが未登録のユーザ情報に対応付けられて登録されているカードIDと同じカードIDが記憶されているIDカード25を用いてユーザが複合機1にログインした場合は、機能選択画面31の前に、ユーザIDとパスワードとを登録するための図示しないユーザID登録画面が表示される。
ユーザID登録画面でユーザがユーザIDとパスワードとを入力すると、そのユーザIDとパスワードとが、当該カードIDが対応付けられているユーザ情報に登録される。これにより、そのユーザは次回からユーザIDとパスワードとを入力することによってログインする方法で複合機1にログインすることもできる。これにより、そのユーザはIDカード25を紛失したり忘れたりした場合にIDカード25がなくても複合機1を使用することができる。
機能選択画面31にはコピーボタン31a、スキャンボタン31b、FAXボタン31c、メニューボタン31d、及び、ユーザメニューボタン31eが表示される。コピーボタン31aはコピー機能を使用するためのボタンであり、スキャンボタン31bは画像読取機能を使用するためのボタンであり、FAXボタン31cはFAX機能を使用するためのボタンである。メニューボタン31dは複合機1に関する設定などを行う図示しないメニュー画面を表示させるためのボタンである。ユーザメニューボタン31eはユーザに関する設定を行うユーザメニュー画面32を表示させるためのボタンである。
ユーザメニュー画面32にはログアウトボタン32a、パスワード変更ボタン32b、カードID登録ボタン32cが表示される。ログアウトボタン32aは複合機1からログアウトするためのボタンである。パスワード変更ボタン32bは現在ログインしているユーザのパスワードを変更するための図示しないパスワード変更画面を表示させるためのボタンである。
カードID登録ボタン32cはユーザ情報にカードIDを登録する機能を選択するためのボタンである。カードID登録ボタン32cを選択した場合は、現在ログインしているユーザが通常ユーザであるか管理者であるかによって表示される画面が異なる。現在ログインしているユーザが管理者である場合は図4に示すユーザ選択画面33が表示される。一方、通常ユーザである場合は図4に示すカード登録画面34が表示される。
ユーザ選択画面33は、カードIDを対応付けるユーザ情報を選択するための画面である。ユーザ選択画面33にはユーザ管理テーブル19に登録されている全てのユーザIDが一覧表示される。ただし、ユーザIDが未登録のユーザ情報の場合はユーザIDが登録されていないのでユーザIDとして「未登録」といった文字列が表示される。
また、ユーザ選択画面33には全ユーザという項目も表示される。管理者はユーザ選択画面33でユーザIDを選択することもできるし、全ユーザを選択することもできる。
先ず、ユーザIDを選択した場合について説明する。ユーザ選択画面33で管理者がいずれかのユーザIDを選択してOKボタン33aを選択すると、カード登録画面34が表示される。
カード登録画面34にはユーザID表示領域34aが設けられている。ユーザID表示領域34aにはユーザ選択画面33で選択されたユーザIDが表示される。また、カード登録画面34にはカードIDを表示するためのカードID表示領域34bも設けられている。選択されたユーザIDが登録されているユーザ情報に既にカードIDが対応付けられている場合はカードID表示領域34bにそのカードIDが表示される。
ここで、管理者はユーザ選択画面33でユーザIDとして「未登録」を選択することもできる。「未登録」を選択した場合はユーザID表示領域34aに「未登録」といった文字列が表示される。ただし、ユーザIDが未登録のユーザ情報であっても既にカードIDが対応付けられている場合もある。その場合はカードID表示領域34bにそのカードIDが表示される。
また、前述したように通常ユーザがユーザメニュー画面32でカードID登録ボタン32cを選択した場合にもカード登録画面34が表示される。その場合は当該通常ユーザのユーザIDがユーザID表示領域34aに表示される。また、そのユーザのユーザ情報に既にカードIDが対応付けられている場合はカードID表示領域34bにそのカードIDが表示される。
カード登録画面34には「カードリーダにカードIDを読み取らせて下さい」という指示が表示される。複合機1はカード登録画面34を表示させた状態で、カードリーダ17からカードIDが出力されるか、又は、ユーザによって操作部13が操作されるまで待機する。その状態で管理者あるいは通常ユーザがカードリーダ17にカードIDを読み取らせると、カードリーダ17からCPU21にカードIDが出力され、そのカードIDがカードID表示領域34bに表示される。なお、カードID表示領域34bに既にカードIDが表示されている場合はカードリーダ17から出力されたカードIDによって表示が更新される。
管理者あるいは通常ユーザは表示されたカードIDを確認し、そのカードIDを登録する場合はOKボタン34cを選択する。一方、登録しない場合は、管理者あるいは通常ユーザはキャンセルボタン34dを選択する。
管理者あるいは通常ユーザがOKボタン34cを選択すると、カードIDの登録対象のユーザ情報にそのカードIDが対応付けられて登録される。カードIDの登録対象のユーザ情報とは、カード登録画面34に表示されているユーザIDが登録されているユーザ情報のことである。
ユーザIDの登録が完了するとカード登録画面34が閉じて前画面に戻る。前画面とは、現在ログインしているユーザが通常ユーザの場合はユーザメニュー画面32のことであり、管理者の場合はユーザ選択画面33のことである。
ただし、ここではOKボタン34cを選択するとユーザIDが登録されると説明したが、登録対象のユーザ情報に既にカードIDが対応付けられている場合はOKボタン34cを選択すると後述する照合処理が行われる。その照合処理で管理者あるいは通常ユーザがカードIDを更新しない選択をした場合にはユーザIDは登録されない。
次に、全ユーザを選択した場合について説明する。ユーザ選択画面33で管理者が全ユーザを選択してOKボタン33aを選択すると、カード連続登録画面35が表示される。
カード連続登録画面35の構成は一部を除いてカード登録画面とほぼ同じである。カード連続登録画面35が表示された直後はユーザ管理テーブル19の最も上に登録されているユーザ情報がCPU21によって自動で選択され、そのユーザ情報に登録されているユーザIDがユーザID表示領域35aに表示される。また、そのユーザ情報に既にカードIDが対応付けられている場合はカードID表示領域35bにそのカードIDが表示される。
カード連続登録画面35には「カードリーダにカードIDを読み取らせて下さい」という指示が表示される。複合機1はカード連続登録画面35を表示させた状態で、カードリーダ17からカードIDが出力されるか、又は、ユーザによって操作部13が操作されるまで待機する。その状態で管理者がカードリーダ17にカードIDを読み取らせると、カードリーダ17からCPU21にカードIDが出力され、そのカードIDがカードID表示領域35bに表示される。
管理者がOKボタン35cを選択すると、カードIDの登録対象のユーザ情報にそのカードIDが対応付けられて登録される。なお、カード連続登録画面35でも照合処理は行われるがここでは説明を省略する。
ただし、カード連続登録画面35の場合はユーザがOKボタン35cを選択してもカード連続登録画面35は閉じられない。カード連続登録画面35でOKボタン35cを選択するとCPU21によって次のユーザ情報が選択され、選択されたユーザ情報のユーザIDがユーザID表示領域35aに表示される。また、そのユーザ情報に既にカードIDが対応付けられている場合はカードID表示領域35bにそのカードIDが表示される。
つまり、カード連続登録画面35では、管理者はカードリーダ17にIDカード25を読み取らせる作業とOKボタン35cを選択する操作とを交互に繰り返すことにより、複数のユーザ情報にカードIDを連続して対応付けて登録することができる。
CPU21によって全てのユーザ情報が選択された場合はOKボタン35cを選択するとその旨を示す図示しないメッセージが表示され、カード連続登録画面35が閉じられてユーザ選択画面33に戻る。
なお、カード連続登録画面35ではユーザIDが未登録のユーザ情報も選択の対象となる。従って、管理者はユーザIDが未登録のユーザ情報にもカードIDを連続して登録することができる。
ここで、カード連続登録画面35においてユーザIDの右側に表示されている(1/8)という情報35dは、現在までに選択したユーザ情報の数とユーザ管理テーブル19に登録されているユーザ情報の数とを示している。具体的には、現在までに選択したユーザ情報の数が1であり、ユーザ管理テーブル19に登録されているユーザ情報の数が8であることを示している。
また、カード連続登録画面35にはスキップボタン35eも表示される。スキップボタン35eは現在選択されているユーザ情報へのカードIDの登録をスキップするためのボタンである。以下、スキップボタン35eについて説明する。
カード連続登録画面35ではOKボタン35cを選択するとCPU21によってユーザ情報が自動で選択されてカードリーダ17からのカードIDの出力待ちの状態になるので、既にカードIDが対応付けられているユーザ情報が選択される場合もある。既にカードIDが対応付けられているユーザ情報の場合はカードID表示領域34bにそのカードIDが表示されるので、ユーザは既にカードIDが対応付けられているユーザ情報であるか否かを知ることができる。
既にカードIDが対応付けられているユーザ情報である場合は、ユーザはスキップボタン35eを選択することにより、そのユーザ情報にカードIDを対応付けないようにすることができる。
スキップボタン35eを選択すると次のユーザ情報が選択され、そのユーザ情報に登録されているユーザIDがユーザID表示領域35aに表示される。また、そのユーザ情報に既にカードIDが対応付けられている場合はカードID表示領域35bにそのカードIDが表示される。
なお、カードIDが対応付けられていないユーザ情報であってもそのユーザ情報にカードIDを対応付ける必要がない場合は、管理者はスキップボタン35eを選択することによってカードIDを対応付けないようにすることができる。
CPU21が上述したユーザメニュー画面32、ユーザ選択画面33、カード登録画面34、及び、カード連続登録画面35を表示させてユーザ管理テーブル19にカードIDを登録する処理は登録処理の一例である。
(5)IDカード登録処理
次に、CPU21によって実行されるIDカード登録処理についてより具体的に説明する。IDカード登録処理とは、「ユーザメニュー画面32でカードID登録ボタン32cが選択されたとき、又は、ユーザ選択画面33でユーザIDが選択されてOKボタン33aが選択されたときの処理」、及び、「ユーザ選択画面33で全ユーザが選択されてOKボタン33aが選択されたときの処理」のことをいう。
(5−1)ユーザメニュー画面32でカードID登録ボタン32cが選択されたとき、又は、ユーザ選択画面33でユーザIDが選択されてOKボタン33aが選択されたときの処理
先ず、図5を参照して、ユーザメニュー画面32でカードID登録ボタン32cが選択されたとき、又は、ユーザ選択画面33でユーザIDが選択されてOKボタン33aが選択されたときの処理について説明する。
S101では、CPU21はカード登録画面34を表示させる。
S102では、CPU21はユーザID表示領域34aにユーザIDを表示させる。また、そのユーザIDが登録されているユーザ情報に既にカードIDが対応付けられている場合は、CPU21はカードID表示領域34bにそのカードIDを表示させる。
S103では、CPU21はカードリーダ17からカードIDが出力されるか、又は、ユーザによって操作部13が操作されるまで待機する。その状態でカードリーダ17からカードIDが出力されると、CPU21はS104に進む。
S104では、CPUはカードリーダ17から出力されたカードIDをカードID表示領域34bに表示させる。
S105では、CPUはユーザによって操作部13が操作されるまで待機する。その状態でOKボタン34aが選択されると、CPU21はS106に進む。
S106では、CPU21は登録対象のユーザ情報に既にカードIDが対応付けられて登録されているか否かを判断し、登録されていない場合はS107に進み、登録されている場合はS108に進む。S106は判断処理の一例である。
S107では、CPU21はカードリーダ17から出力されたカードIDを登録対象のユーザ情報に対応付けて登録する。
S108では、CPU21は照合処理を実行する。照合処理についての説明は後述する。
S109では、CPU21は現在ログインしているユーザが通常ユーザであるか管理者であるかを判断し、通常ユーザである場合はS110に進み、管理者である場合はS111に進む。
S110では、CPU21はカード登録画面34を閉じてユーザメニュー画面32を表示させる。
S111では、CPU21はカード登録画面34を閉じてユーザ選択画面33を表示させる。
(5−2)照合処理
次に、図6を参照して、S108で実行される照合処理について説明する。
S201では、CPU21は登録対象のユーザ情報に対応付けられているカードIDとカードリーダ17から出力されたカードIDとが一致するか否かを判断し、一致する場合はS202に進み、一致しない場合はS203に進む。
S202では、CPU21は両者が一致したことを示すメッセージを表示部12に表示させる。
S203では、CPU21は両者が一致しないことを示すメッセージを表示部12に表示させる。S203は報知処理の一例である。
S204では、CPU21は登録対象のユーザ情報に対応付けられているカードIDをカードリーダ17から出力されたカードIDで更新するか否かをユーザに問い合わせ、更新する選択がされた場合はS205に進み、更新しない選択がされた場合は「カード登録画面でOKボタンが選択されたときの処理」に戻る。
S205では、CPU21は登録対象のユーザ情報に対応付けられているカードIDをカードリーダ17から出力されたカードIDで更新する。
(5−3)ユーザ選択画面33で全ユーザが選択されてOKボタン33aが選択されたときの処理
次に、図7を参照して、ユーザ選択画面33で全ユーザが選択されてOKボタン33aが選択されたときの処理について説明する。ここでは前述した「ユーザメニュー画面32でカードID登録ボタン32cが選択されたとき、又は、ユーザ選択画面33でユーザIDが選択されたときの処理」と実質的に同一の処理には同一の符号を付して説明を省略する。
S101〜S108はカード登録画面34に替えてカード連続登録画面35を表示させる点を除いて前述した「ユーザメニュー画面32でカードID登録ボタン32cが選択されたとき、又は、ユーザ選択画面33でユーザIDが選択されてOKボタン33aが選択されたときの処理」と実質的に同一の処理であるので説明は省略する。
S301では、CPU21はユーザ管理テーブル19に登録されている全てのユーザ情報を選択したか否かを判断し、未だ選択していないユーザ情報がある場合はS302に進み、全てのユーザ情報を選択した場合はS304に進む。
S302では、CPU21はユーザ管理テーブル19から次のユーザ情報を選択する。
S303では、CPU21はS302で選択したユーザ情報に登録されているユーザIDをカード連続登録画面35に表示させる。また、そのユーザ情報に既にカードIDが対応付けられている場合は、CPU21はそのカードIDも表示させる。そして、CPU21はS103に戻る。
S304では、CPU21は全ユーザのカードID登録が完了したことを示すメッセージを表示部12に表示させる。
S305では、CPU21はユーザ選択画面33を表示させる。
(6)実施形態の効果
例えばユーザが自身でカードIDを登録するときに必要な操作は次の5つの操作である。なお、この時点では未だ当該ユーザはユーザ情報にカードIDが対応付けられて登録されていないので、カードリーダ17にカードIDを読み取らせることによってログインする方法でログインすることはできない。
(a1)ログイン画面30でユーザIDとパスワードとを入力する操作
(a2)ログイン画面30でOKボタン30aを選択する操作
(a3)機能選択画面31でユーザメニューボタン31eを選択する操作
(a4)ユーザメニュー画面32でカードID登録ボタン32cを選択する操作
(a5)カード登録画面34でOKボタン34cを選択する操作
従って、管理者がユーザに代わって上述した操作を行うことによって10枚のIDカード25のカードIDを登録しようとすると、操作の数は50(=5×10)回となる。
一方、管理者がユーザ選択画面33でユーザIDを一つずつ選択して登録するときに必要な操作は次の7つの操作である。なお、管理者が自身のIDカード25を用いてログインする場合は(b1)及び(b2)は不要である。
(b1)ログイン画面30でユーザIDとパスワードとを入力する操作
(b2)ログイン画面30でOKボタン30aを選択する操作
(b3)機能選択画面31でユーザメニューボタン31eを選択する操作
(b4)ユーザメニュー画面32でカードID登録ボタン32cを選択する操作
(b5)ユーザ選択画面33でユーザIDを選択する操作
(b6)ユーザ選択画面33でOKボタン33aを選択する操作
(b7)カード登録画面34でOKボタン34cを選択する操作
ここで、管理者がカード登録画面34でOKボタン34cを選択した場合はユーザ選択画面33に戻るので、二つ目以降のカードIDを登録するときは(b5)〜(b7)の3つの操作を繰り返せばよい。従って、10枚のIDカード25のカードIDを登録する場合の操作の数は、一つ目のカードIDを登録するための操作が7回、二つ目以降のカードIDを登録するための操作が27回(=3×9)の計34回である。34回は、一つのカードIDだけを登録するときに操作部13によって受け付ける操作の数(=5)と当該複数のカードIDの数(=10)とを乗算した値(=50)より小さい。
また、上述した説明では管理者がユーザ選択画面33でユーザIDを一つずつ選択して登録する場合を説明したが、管理者はユーザ選択画面33で全ユーザを選択することもできる。全ユーザを選択する場合は(b5)を「ユーザ選択画面33で全ユーザを選択する操作」と読み替え、(b7)を「カード連続登録画面35でOKボタン35cを選択する操作」と読み替えるものとする。その場合に必要な操作の数は、(b1)〜(b6)までの操作がそれぞれ1回、(b7)が10回の計16回(<50回)である。このように、全ユーザを選択した場合は更に操作の数を低減することができる。
よって複合機1によると、管理者が複数のIDカード25についてそのIDカード25に記憶されているカードIDをカードリーダ17に読み取らせてユーザ管理テーブル19に登録するとき、ユーザが自らカードIDを登録する場合に要する操作を登録するカードIDの数だけ繰り返す場合に比べ、操作の数を減らすことができる。これにより複数のカードIDを登録する際の負担を軽減することができる。
更に、複合機1によると、カードIDをユーザ情報に対応付けて登録することができる。
更に、複合機1によると、カード登録画面34やユーザ連続登録画面35にユーザIDを表示させるので、ユーザはカードIDが対応付けられるユーザIDを確認することができる。
更に、複合機1によると、ユーザ連続登録画面35でスキップボタン35eが選択された場合は現在選択しているユーザ情報にカードIDを対応付けずに次のユーザ情報を選択する。複数のカードIDを登録する場合はCPU21がユーザ情報を選択するようにするとユーザの負担を軽減できる。しかしながら、CPU21がユーザ情報を選択するようにすると、管理者がカードIDの対応付けは不要であると考えているユーザ情報まで選択されてしまう。
複合機1によると、管理者はカードIDの対応付けが不要なユーザ情報が表示された場合はスキップボタン35eを選択することにより、カードIDの対応付けが不要なユーザ情報にカードIDが対応付けられてしまわないようにすることができる。
更に、複合機1によると、ユーザ情報はユーザIDが登録される項目を含み、CPU21はユーザIDが未登録のユーザ情報も選択するので、ユーザIDが未登録のユーザ情報にもカードIDを対応付けることができる。
更に、複合機1によると、選択したユーザ情報に既にカードIDが対応付けられている場合は、選択したユーザ情報に対応付けられているカードIDとカードリーダ17から出力されたカードIDとを照合するので、選択したユーザ情報に対応付けられているカードIDとカードリーダ17から出力されたカードIDとが一致しない場合に、ユーザがそのことを知ることができる。
更に、複合機1によると、ユーザ管理テーブル19には管理者権限の有無が登録されており、管理者権限があるユーザのみ複数のカードIDの登録を許可するので、管理者権限がないユーザによって複数のカードIDが不正に登録されてしまうことを抑制できる。
<他の実施形態>
上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、CPU21はカード連続登録画面35において、カードリーダ17からカードIDが出力された後、OKボタン35cを選択する操作を受け付けるとカードリーダ17からの次のカードIDの出力を待機する場合を例に説明した。これに対し、カードリーダ17からカードIDが出力された後、OKボタン35cを選択する操作を受け付けることなくカードリーダ17からの次のカードIDの出力を待機してもよい。
具体的には、CPU21は、S103でカードIDが出力されると、S104を実行した後、S105でOKボタン35cを選択する操作を受け付けることなくS106に進んでもよい。このようにすると、管理者はカード連続登録画面35でユーザ情報に複数のカードIDを連続して対応付けて登録するとき、カードリーダ17にカードIDを読み取らせる毎にOKボタン35cを選択する操作を行わなくてよい。つまり、管理者はカードリーダ17にカードIDを次々と読み取らせていくだけでよい。これにより、複数のカードIDを登録するときの管理者の負担をより軽減できる。
(2)上記実施形態ではカード連続登録画面35でCPU21がユーザ情報を選択するとき、既にカードIDが対応付けられているユーザ情報も選択する。これに対し、既にカードIDが対応付けられているユーザ情報は選択しないようにしてもよい。これにより、既にカードIDが対応付けられているユーザ情報に別のカードIDが対応付けられないようにすることができる。
既にカードIDが対応付けられているユーザ情報を選択しない場合は、選択したユーザ情報にはカードIDは対応付けられていないことになるので、「ユーザ選択画面33で全ユーザが選択されてOKボタン33aが選択されたときの処理」ではS106は不要であり、常にS107に進むことになる。
(3)上記実施形態ではカードIDの登録対象のユーザ情報に既にカードIDが対応付けられているか否かを判断し(S106)、登録されている場合は照合処理を実行する場合を例に説明した。これに対し、S106は実行せず常にS107に進んでもよい。その場合は、既に対応付けられているカードIDは、カードリーダ17から出力されたカードIDによって常に更新されることになる。
(4)上記実施形態ではユーザ管理テーブル19にユーザIDが未登録のユーザ情報を登録できる場合を例に説明した。これに対し、ユーザIDが未登録のユーザ情報は登録できないようにしてもよい。
(5)上記実施形態では複合機1にログインする方法として二つの方法がある場合を例に説明した。これに対し、複合機1にログインする方法はカードリーダ17にカードIDを読み取らせることによってログインする方法のみであってもよい。その場合は、ユーザ管理テーブル19にはカードIDだけが登録されることになる。
なお、カードリーダ17にカードIDを読み取らせることによってログインする方法のみの場合であっても、ユーザ管理テーブル19にユーザ情報を登録してもよい。どのIDカード25がどのユーザによって利用されているかを判断できるようにするためである。
(6)上記実施形態では通常ユーザもカードIDを登録できる場合を例に説明した。これに対し、通常ユーザはカードIDを登録できないようにしてもよい。
(7)上記実施形態では複合機1が備える記憶部18にユーザ管理テーブル19が記憶されている場合を例に説明した。これに対し、ユーザ管理テーブル19は外部のサーバに記憶されていてもよい。その場合は外部のサーバが記憶装置の一例である。
その場合、複合機1は当該外部のサーバにユーザIDとパスワードとを送信して、あるいはカードIDを送信して認証を要求し、複合機1をログイン状態にするか否かを、当該外部のサーバから受信した認証結果から判断してもよい。
(8)上記実施形態では各種のメッセージを表示部12に表示させることによってユーザに情報を報知する場合を例に説明した。これに対し、例えば音声によって報知してもよい。
(9)上記実施形態ではCPU21によって各処理が実行される場合を例に説明した。これに対し、これらの処理の一部はASIC24によって実行されてもよい。また、制御部11はASIC24を備えていなくてもよい。また、制御部11は複数のCPUを備え、上述した処理を複数のCPUによって分担して実行してもよい。
(10)上記実施形態では画像処理装置として複合機1を例に説明した。これに対し、画像処理装置は単機能の印刷装置、画像読取装置、FAX装置であってもよい。
(11)上記実施形態では画像処理装置を例に説明したが、本明細書によって開示される技術は画像処理システムとして構成されてもよい。具体的には、カードリーダ17、及び、記憶部18を画像処理装置に外付けし、画像処理装置と、カードリーダ17と、記憶装置とを備える画像処理システムとして構成されてもよい。この場合、カードリーダ17は読取装置の一例であり、記憶部18は記憶装置の一例である。なお、カードリーダ17、及び、記憶部18のうちいずれか一方のみを外付けにしてもよい。
1・・・複合機、11・・・制御部、12・・・表示部、13・・・操作部、14・・・印刷部、15・・・画像読取部、16・・・FAX部、17・・・カードリーダ、18・・・記憶部、19・・・ユーザ管理テーブル、21・・・CPU、25・・・IDカード、35e・・・スキップボタン

Claims (7)

  1. 画像処理装置であって、
    画像処理部と、
    ユーザ情報と識別情報が関連付けて登録される記憶装置と、
    制御部と、
    被読取媒体から識別情報を読み取って前記制御部に出力する読取部と、
    操作を受け付ける操作部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    前記読取部から出力された識別情報が前記記憶装置前記ユーザ情報と関連付けて登録されていることを条件に当該画像処理装置を装置の使用許諾状態であるログイン状態にするログイン処理と、
    前記読取部から出力された識別情報を前記記憶装置に前記ユーザ情報と関連付けて登録する登録処理であって、
    一つの識別情報だけを登録するときは、
    前記記憶装置に記憶されているユーザ情報を選択し、
    前記読取部からの識別情報の出力を待機し、
    前記読取部から出力された識別情報と当該選択したユーザ情報とを対応付けて前記記憶装置に登録した後、前記操作部によって操作を受け付けるまで待機し、
    複数の識別情報を登録するときは、
    前記記憶装置に記憶されているユーザ情報を選択し、
    前記読取部からの識別情報の出力を待機し、
    前記読取部から出力された識別情報と、当該選択したユーザ情報とを対応付けて前記記憶装置に登録した後、前記記憶装置に記憶されている次のユーザ情報を選択し、前記操作部によって操作を受け付けることなく前記読取部からの次の識別情報の出力を待機する、
    登録処理と、
    を実行し、
    前記登録処理は、複数の識別情報を登録するときに前記操作部によって受け付ける操作の合計数が、一つの識別情報だけを登録するときに前記操作部によって受け付ける操作の数と前記複数の識別情報の数とを乗算した値より小さいことを特徴とする画像処理装置。
  2. 請求項1に記載の画像処理装置であって、
    表示部を備え、
    前記制御部は、前記登録処理において、前記選択したユーザ情報を前記表示部に表示させる、画像処理装置。
  3. 請求項2に記載の画像処理装置であって、
    前記操作部は、前記表示部にユーザ情報が表示されている状態で、当該表示されているユーザ情報と識別情報との対応付けをスキップするスキップ操作を受け付け、
    前記制御部は、前記登録処理において、前記ユーザ情報を順に選択し、前記スキップ操作が受け付けられた場合は、現在選択しているユーザ情報と識別情報との対応付けを行わずに次のユーザ情報を選択する、画像処理装置。
  4. 請求項3に記載の画像処理装置であって、
    前記ユーザ情報はユーザ識別情報が登録される項目を含み、
    前記制御部は、前記登録処理において、前記項目にユーザ識別情報が未登録の前記ユーザ情報も選択する、画像処理装置。
  5. 請求項3または請求項4に記載の画像処理装置であって、
    前記制御部は、前記登録処理において、識別情報が対応付けられていないユーザ情報のみを選択する、画像処理装置。
  6. 請求項3乃至請求項5のいずれか一項に記載の画像処理装置であって、
    報知部を備え、
    前記制御部は、
    前記選択したユーザ情報に既に識別情報が対応付けられているか否かを判断する判断処理と、
    前記判断処理によってユーザ情報に既に識別情報が対応付けられていると判断された場合に、前記選択したユーザ情報に対応付けられている識別情報と前記読取部から出力された識別情報とを照合する照合処理と、
    前記照合処理によって一致しないと判断された場合に、前記報知部を制御して一致しないことを報知させる報知処理と、
    を実行する、画像処理装置。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の画像処理装置であって、
    前記記憶装置には複数の識別情報の登録を許可するか否かを識別情報毎に判断するための複数登録可否情報が登録されており、
    前記制御部は、前記ログイン処理によってログインが許可された識別情報に対して複数の識別情報の登録が許可されているか否かを前記複数登録可否情報に基づいて判断し、許可されている場合に複数の識別情報を登録可能な状態にする、画像処理装置。
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