JP6141028B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

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  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)

Description

本発明は、冷蔵庫に関する。
従来、冷蔵室や冷凍室等の貯蔵室へ供給する冷気の供給量を制御して貯蔵室内の温度を調整する冷蔵庫が知られている。このようなものとして、冷蔵室へ供給される冷気が通る冷気通路の通気口をダンパ板で開閉する冷蔵庫が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1に記載の冷蔵庫においては、ダンパ板を有するダンパ装置を制御するための操作部材が、冷蔵室の内部に設けられたカバーの内側に、左右方向にスライド可能に設けられている。カバーの前面には、横方向に細長い矩形状の開口部が形成されていて、操作部材の操作部がその開口部を通して前方に突出している。カバーの前面部には、該カバーの前面に生じた結露の水滴が開口部からカバー内に浸入することを防止するために、開口部を上方から覆うようにしてリブが設けられている。
特開平6−273032号公報(第2頁、図7、図8)
しかしながら、従来提案されているカバーの開口部の前面側に突出するリブは、使用者が操作部材を操作する際の邪魔になり、使用者が操作しにくいという課題があった。また、リブが形成されたカバーの前面は意匠面であり、見栄えが悪いという課題があった。
一方で、例えばカバーの開口部からカバー内に水が浸入して凍結すると、操作部材の動きの妨げになることから、操作部材での水の凍結を防止することが望まれている。
本発明は、上記のような課題を背景としてなされたものであり、冷気の供給量を制御するシャッターの操作部の動きの妨げになることなく、また、見栄えを悪くすることなく、シャッター及び操作部での水の凍結を抑制することのできる冷蔵庫を提供するものである。
本発明に係る冷蔵庫は、内部に複数の貯蔵室が形成された本体と、前記本体の内部に設けられた冷却器と、前記冷却器で冷却された冷気を前記貯蔵室に送る送風機と、前記送風機が取り付けられるベルマウスと、前記ベルマウスを覆うように設置され、前記送風機から送風された冷気を前記貯蔵室へ導く風路を前記ベルマウスとの間に形成するファングリルと、前記ファングリルに形成されたスライド移動する操作部と、前記操作部のスライド移動に伴って、前記ファングリルと前記ベルマウスとの間に形成される前記風路内と前記貯蔵室のいずれかとを接続する貯蔵室連通口の開口面積を調整するスライド式のシャッターと、前記ベルマウスに設けられ、前記ファングリルと前記ベルマウスとの間に形成される前記風路内に突出し、当該風路内の水滴を下方へ案内する第一リブとを備え、前記貯蔵室として冷蔵室及び冷凍室が設けられており、前記貯蔵室連通口は、前記ファングリルと前記ベルマウスとの間に形成される前記風路内と、前記冷蔵室とを接続するものであり、前記ファングリルと前記ベルマウスとの間に形成される前記風路内には、前記冷凍室と連通し前記冷凍室に冷気を吹き出す冷凍室吹出口及び前記第一リブが案内した水滴を溜める溜まり部が形成されており、前記第一リブの下端は、正面から見て前記冷凍室吹出口の少なくとも一部と重なる位置に設けられ、水滴を前記溜まり部に案内するものである。
本発明によれば、操作部の動きの妨げになることなく、また見栄えを悪くすることなく、シャッター及び操作部での水の凍結を抑制できる。
実施の形態1に係る冷蔵庫の冷凍室及び冷蔵室の扉を外した状態の正面図である。 図1のA−A断面図である。 図2の要部拡大図である。 実施の形態1に係るベルマウス、ファングリル、及び冷却器の分解斜視図である。 実施の形態1に係るファングリル及びシャッター部材の背面側分解斜視図である。 実施の形態1に係るファングリル及びシャッター部材の背面側斜視図である。 実施の形態1に係るシャッター部材の動作を説明する図である。 実施の形態1に係る冷蔵庫のベルマウスの正面図である。 実施の形態1に係る冷蔵庫のファングリル及びベルマウスの一部を透視した正面図である。 実施の形態2に係るベルマウスの正面図である。
以下、本発明に係る冷蔵庫の実施の形態を、図面を参照して説明する。なお、以下に示す図面の形態によって本発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る冷蔵庫の冷凍室及び冷蔵室の扉を外した状態の正面図である。冷蔵庫100は、内部に複数の貯蔵室を有し、前面を開口した冷蔵庫本体1を備える。冷蔵庫本体1は、鋼板製の外箱2と、外箱2の内側に設けられた樹脂性の内箱3とを有し、外箱2と内箱3との間には断熱材4(図2参照)が発泡充填されている。冷蔵庫本体1には、冷蔵庫本体1の内部を上下に仕切って貯蔵室を区画する仕切が設けられており、本実施の形態1では2つの貯蔵室が区画形成されている。冷蔵庫本体1に形成された貯蔵室のうち上側に配置されているものが冷凍室5、冷凍室5の下に配置されているものが冷蔵室6である。冷凍室5の前面の開口は、冷凍室扉(図示せず)で開閉自在に覆われ、冷蔵室6の前面の開口は、冷蔵室扉(図示せず)で開閉自在に覆われる。
図2は、図1のA−A断面図である。図3は、図2の要部拡大図である。なお、図3には、冷気の流れを矢印で概念的に示している。図4は、実施の形態1に係るベルマウス、ファングリル、及び冷却器の分解斜視図である。
冷蔵庫本体1の背面の下部には、冷媒を圧縮する圧縮機7が設置され、冷凍室5の奥側には、冷却器8が設置されている。圧縮機7及び冷却器8は、図示しない凝縮器及び減圧装置とともに冷凍サイクルを構成する。
冷凍室5の奥側であって冷却器8の前側の上方には、冷却器8で冷却された空気(単に冷気という)を貯蔵室へ送風する送風機9と、冷却器8に付着する霜をヒーター線の熱で解かすガラス管のヒーター10とを備えたベルマウス20が設けられている。ベルマウス20は、冷却器8の前側を覆うように設置されている。
ベルマウス20の前面には、ベルマウス20を覆うように取り付けられたファングリル21が設けられている。ファングリル21がベルマウス20に合わさると、ファングリル21とベルマウス20との間には、送風機9から送出される冷気が通過する風路22が形成される。送風機9から送出された冷気の一部は、風路22を通り、図3に矢印200で示すように冷凍室5に供給され、送風機9から送出された冷気の他の一部は、矢印201で示すように冷凍室5への経路とは別方向へ流れ、図示しない風路を通って冷蔵室6に供給される。
図4に示すように、ファングリル21の前面には、風路22内の冷気を冷凍室5に供給する冷凍室吹出口23が開口している。本実施の形態1では、冷凍室吹出口23は2ヵ所に設けられている。同じくファングリル21の前面には、開口部24が形成されている。この開口部24には、風路22から冷蔵室6に供給する冷気の量を調節するシャッター部材の操作部25(後述する)が取り付けられる。ベルマウス20には、風路22内に向かって突出し、風路22内の水を下方へ受け流す第一リブ40と、風路22内を流れる冷気を案内する冷気案内部材30が設けられている。
図5は、実施の形態1に係るファングリル及びシャッター部材の背面側分解斜視図である。図6は、実施の形態1に係るファングリル及びシャッター部材の背面側斜視図である。図6では、ファングリル21に操作部25及びシャッター26からなるシャッター部材を組み合わせた状態を示している。
ファングリル21の背面、すなわちベルマウス20と対向する面には、ベルマウス20と合わさったときに風路22を上下に区画する仕切部28が設けられている。仕切部28は、本実施の形態1では板状であり、ファングリル21の背面から後方に向かって突出している。仕切部28には、冷蔵室6へ供給される冷気が上から下へ通過する貯蔵室連通口29が形成されている。
操作部25及びシャッター26からなるシャッター部材は、貯蔵室連通口29の開度を調整する部材である。シャッター26は板状の部材であり、仕切部28に形成された貯蔵室連通口29の一部を上又は下から覆い、貯蔵室連通口29の開口面積を調整する。シャッター26には、操作部25が一体に設けられている。操作部25は、ファングリル21に形成された開口部24に挿入され、この開口部24から前面に向かって突出する。開口部24は左右方向に長い長孔形状であり、使用者からの操作を受けると操作部25は開口部24内を左右方向にスライド移動する。使用者の操作を受けて操作部25が横方向に移動すると、操作部25の移動に伴ってシャッター26も移動し、シャッター26の位置に応じて貯蔵室連通口29の開口面積が変化する。本実施の形態1では、板状のシャッター26には、貯蔵室連通口29よりも開口面積が小さいシャッター開口部27が形成されており、シャッター26の板状の部分及びシャッター開口部27と、貯蔵室連通口29との位置関係に応じて、貯蔵室連通口29の開口面積が変化する。なお、シャッター26の具体的構成は図示のものに限定されず、貯蔵室連通口29の開口面積を調整可能であればよい。
図7は、実施の形態1に係るシャッター部材の動作を説明する図である。図7(A)はベルマウス20及びファングリル21の正面図、図7(B)は図7(A)のB−B断面図である。図7では、操作部25が開口部24の左右中央に位置している。このとき、貯蔵室連通口29の一部がシャッター26で覆われ、貯蔵室連通口29の開口面積は図7(B)に斜線で示す大きさである。
操作部25が開口部24の右端に移動すると、貯蔵室連通口29の開口面積は、図7(B)よりも小さくなる。また、操作部25が開口部24の左端に移動すると、貯蔵室連通口29の開口面積は、図7(B)よりも大きくなる。貯蔵室連通口29の開口面積に応じて、貯蔵室連通口29を上から下へ通過する冷気の流量が変化し、貯蔵室連通口29の下流側に連なる冷蔵室6に供給される冷気の量が変化する。
図8は、実施の形態1に係る冷蔵庫のベルマウスの正面図である。図9は、実施の形態1に係る冷蔵庫のファングリル及びベルマウスの一部を透視した正面図である。図9では、冷気の流れを矢印200、201で概念的に示すとともに、水の流れを矢印210で概念的に示している。
ベルマウス20の前面(ファングリル21と対向する面)に形成された第一リブ40は、風路22内の水を受けてこれを下方へ流す部材である。第一リブ40は、本実施の形態1では、概ね平板形状であり、左右の一方から他方に向かって斜め下方に向かって傾斜している。第一リブ40の下端は、シャッター26、操作部25、及び操作部25が挿入される開口部24を避けた位置に配置されている。本実施の形態1ではさらに、第一リブ40の下端は、ベルマウス20にファングリル21が合わさったときに正面から見て冷凍室吹出口23の一部と重なる位置に配置されている。
ベルマウス20には、ベルマウス20の前面から風路22内に向かって突出する冷気案内部材30が設けられ、ベルマウス20の下部には冷蔵室6と連通する冷蔵室接続部31が開口している。冷気案内部材30は、ファングリル21がベルマウス20に合わさった状態において仕切部28よりも下側に位置する。冷気案内部材30は、仕切部28の近くから冷蔵室接続部31に向かって下方に傾斜しており、貯蔵室連通口29を上から下へ通過した冷気を冷蔵室接続部31に案内する。
以上のように構成された実施の形態1の冷蔵庫100の動作及び作用を、適宜図面を参照して説明する。
圧縮機7により圧縮され、高温高圧となった冷媒ガスは、冷蔵庫本体1の断熱材4が発泡充填された部分に設置された凝縮器(図示せず)において放熱し、液状冷媒となる。この液状冷媒は、冷蔵庫本体1の背面下部に設置されたドライヤー(図示せず)を通り、減圧装置としての毛細管(図示せず)で減圧され、冷却器8に送られて気化する。冷却器8において冷媒が気化する際、冷媒は周囲の熱を吸熱するため、冷却器8の周囲の気体が冷却される。
図3、図9に示すように、冷却器8で冷却された冷気は、ベルマウス20に取り付けられた送風機9に吸引され、ベルマウス20とファングリル21との間に形成された風路22に流入する。風路22に流入した冷気の一部は、ファングリル21に設けられた冷凍室吹出口23から冷凍室5を通って冷凍室5内に流入する(図3、図9の矢印200参照)。また、風路22に流入した冷気の他の一部は、ベルマウス20とファングリル21との間に形成された貯蔵室連通口29(図7等参照)を通って仕切部28の下へ流れ、冷気案内部材30に案内されて下方へ流れ、冷蔵室接続部31を通って冷蔵室6へ流入する(図3、図9の矢印201参照)。
本実施の形態1の冷蔵庫100は、冷蔵室6に設けられ冷蔵室6内の温度を検出する温度センサー(図示せず)の検出温度に基づいて、圧縮機7を運転する。具体的には、温度センサー(図示せず)が検出した冷蔵室6の庫内温度が設定温度を超過している場合には圧縮機7を運転させて冷気を冷蔵室6に供給し、冷蔵室6の庫内温度を低下させる。一方、温度センサー(図示せず)が検出した冷蔵室6の庫内温度が設定温度以下であれば圧縮機7を停止させる。また、前述のとおり、冷蔵室6へ送られる冷気の量は、ファングリル21に設けられたシャッター26の位置に応じて変化する貯蔵室連通口29(図7参照)の開口面積によって調整される。
したがって、貯蔵室連通口29の開口面積が小さく冷蔵室6へ送られる冷気の量が相対的に少ない場合には、冷蔵室6の庫内温度を設定温度以下に低下させるための時間(すなわち圧縮機7の運転時間)が相対的に長くなり、一方で冷凍室5に供給される冷気の量が相対的に増えるために冷凍室5の庫内温度は低下傾向を示す。
反対に、貯蔵室連通口29の開口面積が大きく冷蔵室6へ送られる冷気の量が相対的に多い場合には、冷蔵室6の庫内温度を設定温度以下に低下させるための時間(すなわち圧縮機7の運転時間)が相対的に短くなり、一方で冷凍室5に供給される冷気の量が相対的に減少するために冷凍室5の庫内温度は上昇傾向を示す。
このように、本実施の形態1の冷凍室5の庫内の温度調節は、冷蔵室6へ送られる冷気の量を調節することで行われる。
上記のような冷蔵庫100の冷却運転に伴って冷却器8には霜が付着しうるので、冷蔵庫100は、冷却器8に付着した霜を除去する除霜運転を行う。具体的には、ベルマウス20の下部に設置されたヒーター10を定期的(例えば1日に1〜2回)に通電する。このようにすることで、ヒーター10の熱で冷却器8に付着した霜が溶かされ、冷却器8の霜を除去することができる。
除霜運転の際には、ヒーター10の熱で冷却器8の周囲は高温化し(例えば10℃〜20℃)、ベルマウス20とファングリル21との間に形成された風路22内の温度も上昇して0℃以上になる。このとき、例えば冷凍室5内に多量の水分が保存されている場合や冷凍室5の扉の締め忘れが発生した場合など、冷凍室5内の環境が高温高湿状態になると、冷凍室5内は結露が発生しやすくなる。そうすると、冷凍室5の奥に設けられたベルマウス20とファングリル21とで構成された風路22内も同様に、結露が発生しやすい状態となる。
ベルマウス20に結露が発生した場合、冷却器8及び送風機9等の冷却運転が行われると、発生した結露は冷却されて凍結する。凍結した水は、定期的に実施される冷却器8の除霜運転の際に融解して下方向へ流れ落ちる。下方向へ流れ落ちた水は、図9に矢印210で示すように、ベルマウス20に設けられた第一リブ40に案内されて下方向に向かって流れ、シャッター26及び操作部25が配置された開口部24から離れる方向に導かれる。
このため、本実施の形態1によれば、ベルマウス20とファングリル21との間に形成された風路22内に水が発生した場合でも、その水が操作部25及びシャッター26に浸入しにくい。したがって、冷却運転を行った際に操作部25及びシャッター26において水が凍結してシャッター26の移動の妨げとなるのを抑制することができる。
また、風路22内の水を受け流す第一リブ40は、ベルマウス20とファングリル21とにより構成された風路22内であってベルマウス20に設けられているので、スライド式のシャッター26を移動させる操作部25の操作の妨げになることもない。したがって、使用者の操作性を損なわずに、操作部25及びシャッター26の凍結を抑制できる。
また、風路22内の水を受け流す第一リブ40は、ファングリル21により覆われるベルマウス20に設けられている。したがって、冷凍室5内に露出するファングリル21の意匠面に第一リブ40が影響を与えることがないので、見栄えを悪化させずに、操作部25及びシャッター26の凍結を抑制できる。
また、第一リブ40の下端は、正面からみて冷凍室吹出口23の少なくとも一部と重なる位置に配置されている。つまり、第一リブ40に案内されて下方へ流れた水は、図9において符号211で示す第一リブ40の下端部近傍に溜まるが、この水が溜まる部分の近くに冷凍室吹出口23が位置している。したがって、符号211で示す部分に溜まった水が凍結した場合でも、その氷は冷凍室吹出口23へ流入する冷気の作用で昇華するため、符号211に生成された氷が溶けて操作部25やシャッター26に浸入するのを抑制することができる。
実施の形態2.
本実施の形態2は、ベルマウス20内に第一リブ40に加えて第二リブ41を設けた点に特徴を有するものであり、これ以外の構成については実施の形態1と同様である。本実施の形態2では、実施の形態1と同一の構成には同一の符号を付し、実施の形態1との相違点を中心に説明する。
図10は、実施の形態2に係るベルマウスの正面図である。第一リブ40の下側には、第二リブ41が設けられている。第二リブ41は、第一リブ40と同様にベルマウス20の前面(ファングリル21に対向する面)に設けられており、風路22に向かって突出する。第二リブ41は、左右の一方から他方に向かって下降するように傾斜している。図10の例では第一リブ40と第二リブ41は平行である。
第二リブ41のベルマウス20からの突出高さは、第一リブ40よりも高い。このため、例えば第一リブ40で保持しきれない水が第一リブ40の上に流れ、その水が第一リブ40を超えて下に流れたとしても、第一リブ40よりも高く突出した第二リブ41が水を保持することができる。第二リブ41と第一リブ40との高さの差は、ベルマウス20に付着しうる水の量、及び風路22内における風路抵抗を考慮して決定することができるが、例えば2mmとすることができる。第二リブ41が第一リブ40よりも2mm程度高い場合には、風路22内に配置される第二リブ41が風路抵抗になりにくいため冷却性能にも影響を与えにくく、また、水の保持を行うこともできる。
第二リブ41と第一リブ40との間隔は、合成樹脂等で構成されるベルマウス20の成型を考慮して決定することができるが、例えば5mmとすることができる。
以上のように構成された実施の形態2の冷蔵庫100の冷却運転及び除霜運転の動作は、実施の形態1と同様である。
本実施の形態2では、実施の形態1と同様にベルマウス20に第一リブ40を設けたので、ベルマウス20とファングリル21との間に形成された風路22内に水が発生した場合でも、その水が操作部25及びシャッター26に浸入しにくい。したがって、冷却運転を行った際に操作部25及びシャッター26において水が凍結してシャッター26の移動の妨げとなるのを抑制することができる。
さらに、第一リブ40の下側には第一リブ40よりも高く突出する第二リブ41を設けたので、第一リブ40を乗り越える量の水が第一リブ40に流れた場合でも、第二リブ41がその水を受け、操作部25及びシャッター26を避ける位置に流すことができる。したがって、シャッター26及び操作部25への水の浸入及び水の凍結を抑制する効果を、さらに高めることができる。
また、風路22内の水を受け流す第一リブ40及び第二リブ41は、ベルマウス20とファングリル21とにより構成された風路22内であってベルマウス20に設けられているので、スライド式のシャッター26を移動させる操作部25の操作の妨げになることもない。したがって、使用者の操作性を損なわずに、操作部25及びシャッター26の凍結を抑制できる。
また、風路22内の水を受け流す第一リブ40及び第二リブ41は、ファングリル21により覆われるベルマウス20に設けられている。したがって、冷凍室5内に露出するファングリル21の意匠面に第一リブ40が影響を与えることがないので、見栄えを悪化させずに、操作部25及びシャッター26の凍結を抑制できる。
1 冷蔵庫本体、2 外箱、3 内箱、4 断熱材、5 冷凍室、6 冷蔵室、7 圧縮機、8 冷却器、9 送風機、10 ヒーター、20 ベルマウス、21 ファングリル、22 風路、23 冷凍室吹出口、24 開口部、25 操作部、26 シャッター、27 シャッター開口部、28 仕切部、29 貯蔵室連通口、30 冷気案内部材、31 冷蔵室接続部、40 第一リブ、41 第二リブ、100 冷蔵庫。

Claims (4)

  1. 内部に複数の貯蔵室が形成された本体と、
    前記本体の内部に設けられた冷却器と、
    前記冷却器で冷却された冷気を前記貯蔵室に送る送風機と、
    前記送風機が取り付けられるベルマウスと、
    前記ベルマウスを覆うように設置され、前記送風機から送風された冷気を前記貯蔵室へ導く風路を前記ベルマウスとの間に形成するファングリルと、
    前記ファングリルに形成されたスライド移動する操作部と、
    前記操作部のスライド移動に伴って、前記ファングリルと前記ベルマウスとの間に形成される前記風路内と前記貯蔵室のいずれかとを接続する貯蔵室連通口の開口面積を調整するスライド式のシャッターと、
    前記ベルマウスに設けられ、前記ファングリルと前記ベルマウスとの間に形成される前記風路内に突出し、当該風路内の水滴を下方へ案内する第一リブとを備え、
    前記貯蔵室として冷蔵室及び冷凍室が設けられており、
    前記貯蔵室連通口は、前記ファングリルと前記ベルマウスとの間に形成される前記風路内と、前記冷蔵室とを接続するものであり、
    前記ファングリルと前記ベルマウスとの間に形成される前記風路内には、前記冷凍室と連通し前記冷凍室に冷気を吹き出す冷凍室吹出口及び前記第一リブが案内した水滴を溜める溜まり部が形成されており、
    前記第一リブの下端は、正面から見て前記冷凍室吹出口の少なくとも一部と重なる位置に設けられ、水滴を前記溜まり部に案内する
    ことを特徴とする冷蔵庫。
  2. 前記ベルマウスに設けられ、前記ファングリルと前記ベルマウスとの間に形成される前記風路内に突出する第二リブを備え、
    前記第二リブは、前記第一リブよりも下側に形成されており、
    前記第二リブの突出高さは、前記第一リブの突出高さよりも高い
    ことを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫。
  3. 前記第一リブは、前記ファングリルに形成された開口部よりも上側に設けられており、
    前記第一リブの下端は、前記ファングリルに形成された前記開口部を避けた位置に配置されている
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の冷蔵庫。
  4. 前記冷凍室は、前記本体内において前記冷蔵室よりも上側に配置されている
    ことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
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