JP6137819B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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(2)交流電圧を入力し第一電圧及び前記第一電圧とは異なる第二電圧を生成する電源装置と、前記第一電圧が供給される第一負荷と、前記第二電圧が供給される第二負荷と、不揮発性の第一の記憶手段と、を備える画像形成装置であって、前記交流電圧のゼロクロスポイントを検出しゼロクロス信号を出力するゼロクロス検出手段と、前記ゼロクロス検出手段により出力されるゼロクロス信号を検出できなかった場合に、前記ゼロクロス信号が検出されなくなったタイミングに応じた所定のタイミングにおける残りの電力量に基づいて停電であると判断し、所定の情報を前記第一の記憶手段に記憶させる制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記第一負荷及び前記第二負荷に応じて前記所定のタイミングにおける前記残りの電力量を決定することを特徴とする画像形成装置。
実施例1の電子写真方式の画像形成装置(レーザビームプリンタ)の説明を行う。図1(a)は画像形成装置Aの断面図である。画像形成装置Aは、不図示の画像コントローラ(実施例3で説明する)からの制御信号に基づいたレーザ光を、スキャナユニット30から感光ドラム31に照射して感光ドラム31上に潜像を形成する。ここで、露光手段であるスキャナユニット30は、スキャナモータ1131を有している。また、像担持体である感光ドラム31は、ドラムモータ(後述する図2の1130)で駆動されるドラム形状の電子写真感光体である。画像形成装置Aは、感光ドラム31上に形成された潜像を現像剤(以下、トナーという)で現像してトナー像を形成する。
図1(b)は、本実施例のスイッチング方式の電源装置の構成を示す図である。電源装置50には入力端子10(破線枠部)が設けられている。電源装置50の入力端子10には、交流電源C(商用電源)のLive側とNeutral側がそれぞれ接続され、入力端子10を介して電源装置50に交流電源C(商用電源)から交流電圧が供給される。電源装置50に供給された交流電圧は、電流ヒューズ12、入力フィルタ回路13の順番で経由して整流回路14まで到達すると、交流電圧の正弦波形が整流され、電圧波形はマイナス側の波形がプラス側に折り返された脈流波形となる。そして、その脈流波形は平滑回路16で平滑され、脈流波形のピーク値と略等しい直流電圧に変換される。平滑回路16で変換された直流電圧は、プラス端子より変圧器17に入力され、更に電界効果トランジスタ(以下、単にトランジスタという)18を介してマイナス端子へと帰還する。トランジスタ18は電源制御回路22によって、オンオフのタイミングが制御されており、また、電源制御回路22の駆動用電源の電圧は変圧器17により生成されている。
図2は、電源装置50及び画像形成装置Aの各部のブロック図である。電源装置50は、出力端子25の1pin(図1(b)参照)を介して電源電圧V1を、また、出力端子26の2pinを介して電源電圧V2を、それぞれコントローラ51に供給する。また、電源装置50のゼロクロス検出回路15は、出力端子26の4pinを介してゼロクロス信号をコントローラ51のCPU52に出力する。コントローラ51は、制御手段であるCPU52と第一の記憶手段である不揮発メモリ53とを有する。CPU52は、搬送モータ54、ドラムモータ1130、スキャナユニット30(単にスキャナと図示)及びスキャナモータ1131、並びにセンサ55を制御する。また、CPU52は、出力端子26の1pinを介して、電源装置50の負荷スイッチ21のオンオフを制御する。更に、CPU52は、不図示のタイマを有し、タイマを参照することにより各種動作のタイミングの制御を行っている。
図3は、交流電源Cからの交流電圧の供給が遮断された後、電源装置50からコントローラ51へ電源電圧V1、電源電圧V2の供給を維持できる時間を表したグラフである。即ち、交流電源Cからの交流電圧の供給が遮断された後の電源電圧V1、電源電圧V2の電圧の推移を示すグラフである。図3は、特に、本実施例の画像形成装置Aにおいて、スキャナモータ1131、搬送モータ54、ドラムモータ1130が駆動しているプリント動作中(実線)と、スタンバイ動作中(破線)に、交流電源Cからの交流電圧の供給が遮断された後のグラフである。図3(a)は、電源電圧V1の電圧の変化を示すグラフであり、横軸は時間(ミリ秒(ms))、縦軸は電圧(ボルト(V))を示す。尚、電源電圧V1は、交流電源Cからの交流電圧の供給が遮断されるタイミングでは電源電圧V1を供給しているものとする。また、図3(b)は、電源電圧V2の電圧の変化を示すグラフであり、横軸は時間(ミリ秒(ms))、縦軸は電圧(ボルト(V))を示す。尚、電源電圧V2は、交流電源Cからの交流電圧の供給が遮断されるタイミングでは電源電圧V2を供給しているものとする。ここで、電源電圧V1と電源電圧V2の関係は、V1>V2であるものとする。更に、時刻0msのタイミングで、交流電源Cからの交流電圧の供給が遮断されたものとする。
画像形成装置Aのプリント動作中に交流電源Cからの交流電圧の供給が遮断された場合には、電源電圧V1、電源電圧V2は、それぞれ図3(a)、図3(b)の実線で示すように、所定時間はそれぞれ電源電圧V1、電源電圧V2を維持した後、カーブを描いて立ち下がる。尚、図3には図示していないが、電源電圧V1、電源電圧V2は、時間の経過とともにやがて0Vとなり、電源電圧V1、電源電圧V2の供給が停止する。即ち、図3(a)に示すように、所定時間である250msは電源電圧V1を維持するため、電源電圧V1が供給される第一負荷である駆動系の動作は、250ms間は保証できることがわかる。また、図3(b)に示すように、所定時間である310msは電源電圧V3を維持するため、電源電圧V2が供給される第二負荷である不揮発メモリ53による書き込みは、310ms間は保証できることがわかる。ここで、不揮発メモリ53は、電源電圧V2よりも低い電圧V3(V3<V2)以上であれば動作可能であり、電圧V3を不揮発メモリ動作保証電圧という。
図3(a)、図3(b)の破線で示すグラフは、スキャナモータ1131、搬送モータ54、ドラムモータ1130のいずれも駆動していないスタンバイ動作中に、交流電源Cからの交流電圧の供給が遮断された場合のグラフである。電源電圧V1、電源電圧V2は、それぞれ図3(a)、図3(b)の破線で示すように、所定時間はそれぞれ電源電圧V1、電源電圧V2を維持した後、カーブを描いて略0Vとなり、電源電圧V1、電源電圧V2の供給が停止する。即ち、図3(a)に示すように、所定時間である500msは電源電圧V1を維持する。また、図3(b)に示すように、所定時間である630msは電圧V3を維持するため、電源電圧V2が供給される不揮発メモリ53の書き込みは、遅くとも時刻530msに開始すればよい。よって、画像形成装置Aがスタンバイ動作中である場合には、CPU52は、不図示のタイマを参照することにより、ゼロクロス検出回路15からゼロクロス信号が出力されないまま530msが経過した場合に、停電と判断する。そして、CPU52は、このような場合に不揮発メモリ53の退避動作を開始する。一方、CPU52は、ゼロクロス検出回路15からゼロクロス信号が出力されない場合であっても、530msが経過していない場合には、530msが経過するまでは停電と判断する必要が無い。
CPU52が、停電と判断するまでのタイミングをTsとすると、上述したように、プリント動作中のタイミングTsは210ms(Ts=210)であり、スタンバイ動作中のタイミングTsは530ms(Ts=530)である。ここで、本実施例の画像形成装置Aでは、搬送モータ54、ドラムモータ1130、スキャナモータ1131(3種類のアクチュエータということもある)が、それぞれオン、オフの状態を有する。このため、3種類のアクチュエータについて、その全ての状態の組合せ毎にタイミングTsを求めると、次の表のようになる。
次に、本実施例の具体的な動作について、図4のフローチャートを用いて詳細な説明を行う。図4の処理は図2に示すCPU52により行われる。画像形成装置Aの電源スイッチが投入されると、電源装置50に交流電源Cからの交流電圧が供給され、電源装置50で電源電圧V1と電源電圧V2とが生成される。ここで、電源電圧V1は上述した3種のアクチュエータを含む第一負荷である駆動系負荷に供給される交流電圧であり、電源電圧V2はCPU52を含む第二負荷である制御系(又は信号系)負荷に供給される交流電圧である。コントローラ51(図2参照)には、図1(b)で説明した出力端子25の1pinから電源電圧V1が供給され、出力端子26の2pinから電源電圧V2が供給される。
図5及び図6を用いてゼロクロス検出回路15が出力するゼロクロス信号について詳しく説明する。図5はゼロクロス検出回路15を示す図である。交流電源Cからの交流電圧がゼロクロス検出回路15の入力端子に供給され、ゼロクロス検出回路15の出力がコントローラ51のCPU52へと接続されている。ゼロクロス検出回路15の入力部に交流電源Cからの交流電圧が入力されている場合において、a点がb点より電位が高いときには、フォトカプラPC101のフォトダイオードが導通して、二次側のフォトトランジスタがオン状態となる。また、逆にa点がb点よりも電位が低いときには、フォトカプラPC102のフォトダイオードが導通して、二次側のフォトトランジスタがオン状態となる。a点、b点が略同電位のときには、フォトカプラPC101及びPC102のどちらのフォトダイオードも非導通状態となって、二次側のフォトトランジスタも各々オフ状態となる。ここで、フォトカプラPC101及びPC102のどちらかのフォトトランジスタがオン状態となると、トランジスタTr101はオフ状態となり、CPU52にはハイレベルのゼロクロス信号が出力される。また、フォトカプラPC101、PC102のフォトトランジスタが両方共にオフ状態となると、トランジスタTr101はオン状態となり、CPU52にはローレベルのゼロクロス信号が出力される。
ここで、所定のタイミングでCPU52にゼロクロス信号が入力されない状態について、図6を用いて説明する。尚、図6(a−2)、図6(b−2)は、上述した図6(a−1)、図6(b−1)に対応しており、グラフの説明は省略する。図6(a−2)には、交流電源Cから画像形成装置Aの電源装置50に、時刻T1から時刻T3までの期間中(20ms間)、電力が供給されていない場合の波形を示す。電源装置50に図6(a−2)に示すような交流電源Cからの交流電圧が供給された場合、ゼロクロス検出回路15からCPU52には、図6(b−2)に示すようなゼロクロス信号が入力される。即ち、交流電源Cから電力が供給されなかった時刻T1から時刻T3の期間を含む期間中、ゼロクロス信号は時刻t0で立ち下がりとなった後、期間Δt2の間ローレベルの信号を出力し続け、時刻t5でローレベルからハイレベルへと立ち上がる。このため、CPU52は、図6(b−1)の時刻T2及びT3では検出できたゼロクロス信号の立ち下がりを、図6(b−2)の時刻T2及びT3のタイミングでは検出できない。通常、交流電源Cが所定時間以下の瞬時の停電であれば、電源装置50は動作を停止することなく、電源電圧V1と電源電圧V2とを生成し続けられるように設計されており、更に、駆動系の動作状態によっては、より長時間、電源電圧V1と電源電圧V2とを生成し続けられる。
W=1/2×1600/1000000×100×100×0.8=6.4(J(ジュール))
Ws=(6.4−D×0.1) (1)
即ち、式(1)で表せる電力量Wsは、CPU52が必要な情報を不揮発メモリ53に記憶させる退避動作を行うために必要とする電力量(D×0.1)を、停電時に供給可能な電源装置50の電力量Wから差し引いた値である。
Ws=6.12(J)
このように、CPU52が停電と判断し、不揮発メモリ53に書き込みを開始するまでに、駆動系及び駆動系以外で利用できる電力量Ws(=6.12J)が求められる。この電力量Wsを、駆動系及び駆動系以外で使用できる時間Tは、
T=Ws/(A+B+C+D) s(秒)
となるので、Ws=6.12(J)を代入し、時間の単位をms(ミリ秒)とすると、次の式(2)で表せる。
T=(6.12)/(A+B+C+D)×1000 (2)
式(2)に、上述したA〜Dの値を代入すると、
T=(6.12)/(8.4+9.6+9.6+2.8)×1000≒200(ms)
となる。
W0=6.12−((A+B+C+D)/1000)
=6.12−((8.4+9.6+9.6+2.8)/1000)
=6.09となる。
尚、((A+B+C+D)/1000)は、1ms間に駆動系及び駆動系以外によって消費されると考えられる電力量(消費電力量)である。次に、ゼロクロス信号入力時から1ms後に、そのタイミングで駆動している負荷が1ms間に消費する電力を考慮して、更に1ms後(ゼロクロス信号入力時からは2ms後)の電力量予測W1を求めると、
W1=W0−((A+B+C+D)/1000)
となる。
Wn=Wn−1−((nのタイミングで動いている各モータの消費電力の積算値+駆動系以外の消費電力)/1000)
=Wn−1−((A+B+C+D)/1000) (3)
ここで、本実施例では、各モータの消費電力の積算値が(A+B+C)に相当し、駆動系以外の消費電力がDに相当する。また、例えば、nのタイミングで搬送モータ54がオフ状態であるとすると、A=0(W)として式(3)を算出することとなる。即ち、上述した式(3)は、nのタイミングでオン状態となっているアクチュエータに基づいて算出される電力量予測であるため、CPU52は、画像形成装置Aの稼働の状態に応じて停電判断を行うことができる。
次に、本実施例の具体的な動作について、図7のフローチャートを用いて詳細な説明を以下で行う。図7の処理は図2に示すCPU52により行われる。画像形成装置Aの電源スイッチが投入されると、電源装置50に交流電源Cからの交流電圧が供給され、電源装置50で電源電圧V1と電源電圧V2とが生成される。
図8に、本実施例の画像形成装置の構成を示す。画像形成装置には、内部電源を生成する低圧電源である実施例1及び2で説明した電源装置50が設けられている。電源装置50は、後述する本体の中央処理装置(CPU52)や画像コントローラ127等を動作させる電源電圧V2や、駆動系を動作させるための電源電圧V1(図8に不図示)を生成している。コントローラ51内には、制御を行うための中央処理装置(CPU52)及び集積回路(ASIC136)が設けられている。尚、本実施例では、中央処理装置(CPU52)及び集積回路(ASIC136)を別のパッケージで説明するが、同一パッケージ中に搭載された構成でもよい。
次に、省電力モードから通常モードへの移行処理シーケンスについて、まずタイミングチャートを用いて説明する。
図9(a)は画像コントローラ127からCPU52への指示により、省電力モードから通常モードへの移行を行う際のタイミングチャートを示している。図9(a)は、上から、WAKEUP−B信号、ASICOFF信号、電源電圧V22の電圧波形、ASICCLK信号、ASICRST信号、ADB信号、ASIC136と画像コントローラ127間の通信状態、WAKEUP−A信号を示している。画像コントローラ127は、ユーザがコントロールパネル128を操作した場合や、外部装置131からプリント開始信号を検知した場合などに、省電力モードから通常モードへの移行が必要であると判断する。このタイミングは、図9(a)にスリープ復帰トリガとして矢印で示されるタイミングである。画像コントローラ127は、省電力モードから通常モードへの移行が必要であると判断すると、次の動作を行う。即ち、画像コントローラ127は、CPU52に対してモード移行を指示するためにWAKEUP−B信号をローレベルからハイレベルに切り替えるとともに、画像コントローラ127内部の通常モードへの移行処理を開始する。尚、図9(a)に示すその他の信号については、図9(b)と同じであるため、図9(b)の説明において行う。
図9(b)はCPU52から画像コントローラ127への指示により、省電力モードから通常モードへの移行を行う際のタイミングチャートを示しており、図9(a)と同様の信号を示している。CPU52は、ユーザがパワースイッチ141を押した場合、通常モードへの移行が必要であると判断する。このタイミングは、図9(b)にスリープ復帰トリガとして矢印で示されるタイミングである。CPU52は、画像コントローラ127に対してモード移行を指示するために、WAKEUP−A信号をローレベルからハイレベルに切り替える。
次に、上述した構成において、CPU52が、実施例1及び2で説明した停電判断処理により停電と判断した場合の動作について説明する。尚、実施例1及び2で説明した停電閾値Tsや電力量予測Wsは、画像コントローラ127による外部記憶装置132への書き込み処理に必要な時間に基づいて算出する。
通常モード中に停電と判断した場合について説明する。実施例1又は2の停電判断処理により、通常モード中に停電であると判断した場合、CPU52は、次のような処理を行う。即ち、CPU52は、画像コントローラ127に対して、ASIC136と画像コントローラ127間の双方向通信信号(SC)と、クロック信号(CLK)による通信を用いて、停電を報知する。画像コントローラ127は、ASIC136を介してCPU52から停電であることを報知され、外部記憶装置132に対して整合性のあるデータを保存する時間を確保する。このように、通常モード時は、CPU52が、画像コントローラ127に対して、ASIC136と画像コントローラ127間の通信を用いて停電を報知する構成とする。これにより、画像コントローラ127とCPU52の間に、データを伝達する通信回路(本実施例ではASIC136)を備える画像形成装置において、同様の制御を用いることが可能となる。
省電力モード中及び省電力モードから復帰し、通信を開始するまでの間に、CPU52が停電であると判断した場合について説明する。実施例1又は2の停電判断処理により、省電力モード中、又は省電力モードから通常モードへの復帰中に停電であると判断した場合、CPU52は、次のような処理を行う。即ち、CPU52は、画像コントローラ127に接続されたWAKEUP−A信号をハイレベルからローレベルに切り替えることにより停電を報知する。ただし、既にWAKEUP−A信号がローレベルである場合には、例えば、10msの間、WAKEUP−A信号をハイレベルに切り替えて、その状態で保持し、その後再びローレベルに切り替えることにより停電であることを報知する。省電力モード中は、ASIC136への電源電圧V22の供給が遮断されているために、ASIC136と画像コントローラ127間の通信を用いて、画像コントローラ127に対して停電を報知することができない。本実施例では、このようなタイミングでCPU52が停電と判断した場合、省電力モードから復帰する目的で用意された信号線であるWAKEUP−A信号を利用することで、画像コントローラ127に対して停電を報知することが可能となる。
図10は、CPU52が停電であると判断した後に、画像コントローラ127に停電であることを報知する処理を説明するフローチャートである。S1401でCPU52は、停電が発生したか否かを、実施例1又は実施例2の停電判断処理を実行することにより判断する。S1401でCPU52は、停電が発生してないと判断した場合には、S1401の判断を繰り返す。S1401でCPU52は、停電が発生したと判断した場合には、S1402で通常モードか否かの判断を行う。S1402でCPU52は、通常モードであると判断した場合、S1403でASIC136と画像コントローラ127間の双方向通信信号(SC)と、クロック信号(CLK)による通信を用いて、画像コントローラ127に停電を報知する。
52 CPU
53 不揮発メモリ
54 搬送モータ
1130 ドラムモータ
1131 スキャナモータ
C 交流電源(商用電源)
Claims (15)
- 交流電圧を入力し第一電圧及び前記第一電圧とは異なる第二電圧を生成する電源装置と、
前記第一電圧が供給される第一負荷と、
前記第二電圧が供給される第二負荷と、
不揮発性の第一の記憶手段と、
を備える画像形成装置であって、
前記交流電圧のゼロクロスポイントを検出しゼロクロス信号を出力するゼロクロス検出手段と、
前記ゼロクロス検出手段により出力されるゼロクロス信号を検出できなかった場合に、前記ゼロクロス信号が検出されなくなったタイミングから所定の時間が経過した後のタイミングで停電であると判断し、所定の情報を前記第一の記憶手段に記憶させる制御手段と、
を備え、
前記制御手段は、前記第一負荷及び前記第二負荷に応じて前記所定の時間を決定することを特徴とする画像形成装置。 - 前記制御手段は、前記第一の記憶手段に前記所定の情報を記憶させるために要する時間に基づいて、前記所定の時間を決定することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記制御手段は、前記第一負荷の種類及び前記第一負荷の駆動の状況に応じて、前記所定の時間を決定することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
- 交流電圧を入力し第一電圧及び前記第一電圧とは異なる第二電圧を生成する電源装置と、
前記第一電圧が供給される第一負荷と、
前記第二電圧が供給される第二負荷と、
不揮発性の第一の記憶手段と、
を備える画像形成装置であって、
前記交流電圧のゼロクロスポイントを検出しゼロクロス信号を出力するゼロクロス検出手段と、
前記ゼロクロス検出手段により出力されるゼロクロス信号を検出できなかった場合に、前記ゼロクロス信号が検出されなくなったタイミングに応じた所定のタイミングにおける残りの電力量に基づいて停電であると判断し、所定の情報を前記第一の記憶手段に記憶させる制御手段と、
を備え、
前記制御手段は、前記第一負荷及び前記第二負荷に応じて前記所定のタイミングにおける前記残りの電力量を決定することを特徴とする画像形成装置。 - 前記制御手段は、前記所定のタイミングにおける前記残りの電力量が0になると予測される場合に、停電であると判断することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
- 前記制御手段は、前記第一の記憶手段に前記所定の情報を記憶させるために要する電力量に基づいて、前記所定のタイミングにおける電力量を決定することを特徴とする請求項4又は5に記載の画像形成装置。
- 前記制御手段は、前記第一負荷の種類及び前記第一負荷の駆動の状況に応じて、前記所定のタイミングにおける電力量を決定することを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
- 前記第一電圧から前記第一負荷への電力の供給と遮断を行うスイッチ手段を備え、
前記制御手段は、停電であると判断した場合に、前記スイッチ手段により前記第一電圧から前記第一負荷への電力の供給を遮断することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 前記画像形成装置は、所定の電力を消費する第一モードと、前記第一モードよりも消費する電力が低い第二モードと、で動作することが可能であり、
入力された画像情報の処理を行う処理手段と、
前記処理手段と前記制御手段との間の通信を制御する通信制御手段と、
前記第二モードから前記第一モードに移行したことを、前記制御手段から前記処理手段に報知するための信号線と、
を備え、
前記制御手段は、前記第二モードで動作している間に又は前記第二モードから前記第一モードへ移行している際に停電であると判断した場合に、前記信号線を介して、停電であることを前記処理手段に報知することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 前記制御手段は、前記第一モードで動作している間に停電であると判断した場合に、前記通信制御手段を介して、停電であることを前記処理手段に報知することを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
- 前記処理手段に接続された不揮発性の第二の記憶手段を備え、
前記処理手段は、前記制御手段により停電であることを報知された場合に、所定の情報を前記第二の記憶手段に記憶させることを特徴とする請求項9又は10に記載の画像形成装置。 - 前記第二負荷には、前記制御手段及び前記第一の記憶手段が含まれることを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記第二負荷には、前記第二の記憶手段が含まれることを特徴とする請求項11に記載の画像形成装置。
- 像担持体と、
前記像担持体に潜像を形成する露光手段と、
記録材を搬送する搬送手段と、
を備え、
前記第一負荷には、前記像担持体を駆動するモータ、前記露光手段を駆動するモータ及び前記搬送手段を駆動するモータの少なくとも一つが含まれることを特徴とする請求項1乃至13のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 前記所定の情報とは、履歴データであり、
前記履歴データは、累積プリント枚数を含むことを特徴とする請求項1乃至14のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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