JP6137690B2 - 自動車の車体構造 - Google Patents

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本発明は、室外側のアウターパネルと室内側のインナーパネルとを接合フランジにてシーム溶接して車体のドア開口を構成する自動車の車体構造に関する。
アウターパネルのフランジおよびインナーパネルのフランジ間にリーンフォースメントを挟んで溶接することで閉断面のフロントピラーを構成するものにおいて、アウターパネルのフランジおよびインナーパネルのフランジをずらして配置し、アウターパネルのフランジおよびリーンフォースメントを2枚重ねでシーム溶接するとともに、インナーパネルのフランジおよびリーンフォースメントを2枚重ねでシーム溶接することで、3枚重ねのシーム溶接を避けて溶接強度を確保するものが、下記特許文献1により公知である。
特開2009−255800号公報
ところで上記従来のものは、アウターパネルのフランジおよびリーンフォースメントを2枚重ねで接合するシーム溶接と、インナーパネルのフランジおよびリーンフォースメントを2枚重ねで接合するシーム溶接とが所定距離離れて平行に行われるため、アウターパネルおよびインナーパネルのフランジの幅が必然的に大きくなり、溶接部の寸法が大型化するだけでなく、フランジの幅が増加した分だけ重量も増加する問題があった。
本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、車体のドア開口を構成するアウターパネルとインナーパネルとの溶接部の寸法や重量を増加させることなく、その溶接強度を高めることを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明によれば、室外側のアウターパネルと室内側のインナーパネルとを接合フランジにてシーム溶接して車体のドア開口を構成する自動車の車体構造であって、前記アウターパネルおよび前記インナーパネル間にドアロックストライカを支持するブラケットを挟持し、前記アウターパネル、前記ブラケットおよび前記インナーパネルが3枚重ねになった部分の中間部をシーム溶接するとともに、該3枚重ねになった部分における前記シーム溶接した部分の両端部をスポット溶接したことを特徴とする自動車の車体構造が提案される。
また請求項に記載された発明によれば、請求項1の構成に加えて、前記ブラケットの下方で前記インナーパネルを、下側の第1インナーパネルと、前記ブラケットを前記アウターパネルとの間に挟持する上側の第2インナーパネルに分割し、前記第1インナーパネル、前記第2インナーパネルおよび前記アウターパネルが3枚重ねになった部分をスポット溶接するとともに、このスポット溶接に隣接して前記第1インナーパネルおよび前記アウターパネルが2枚重ねになった部分をシーム溶接し、更に、前記アウターパネル、前記ブラケットおよび前記第2インナーパネルが3枚重ねになった部分における上側のスポット溶接に隣接して前記第2インナーパネルおよび前記アウターパネルが2枚重ねになった部分シーム溶接したことを特徴とする自動車の車体構造が提案される。
また請求項に記載された発明によれば、請求項の構成に加えて、前記第1インナーパネル、前記第2インナーパネルおよび前記アウターパネルが3枚重ねになった部分の前記スポット溶接と、前記第1インナーパネルおよび前記アウターパネルが2枚重ねになった部分の前記シーム溶接との間で、前記第1インナーパネルおよび前記アウターパネルが2枚重ねになった部分をスポット溶接するとともに、前記アウターパネル、前記ブラケットおよび前記第2インナーパネルが3枚重ねになった部分の前記上側のスポット溶接と、前記第2インナーパネルおよび前記アウターパネルが2枚重ねになった部分の前記シーム溶接との間で、前記第2インナーパネルおよび前記アウターパネルが2枚重ねになった部分をスポット溶接したことを特徴とする自動車の車体構造が提案される。
尚、実施の形態の第1インナーパネル14および第2インナーパネル15は本発明のインナーパネルに対応する。
請求項1の構成によれば、車体のドア開口は、室外側のアウターパネルと室内側のインナーパネルとを接合フランジにてシーム溶接およびスポット溶接して構成される。アウターパネルおよびインナーパネル間にドアロックストライカを支持するブラケットを挟持し、アウターパネル、ブラケットおよびインナーパネルが3枚重ねになった部分の中間部をシーム溶接するとともに、該3枚重ねになった部分におけるシーム溶接した部分の両端部をスポット溶接したので、ドアロックストライカの周辺のドア開口の剛性が高められるだけでなく、大きな荷重が加わるドアロックストライカを支持するブラケットをシーム溶接およびスポット溶接の併用で強固に固定することができる。
また請求項の構成によれば、前記ブラケットの下方でインナーパネルを、下側の第1インナーパネルと、前記ブラケットをアウターパネルとの間に挟持する上側の第2インナーパネルに分割し、第1インナーパネル、第2インナーパネルおよびアウターパネルが3枚重ねになった部分をスポット溶接するとともに、このスポット溶接に隣接して第1インナーパネルおよびアウターパネルが2枚重ねになった部分をシーム溶接し、更に、アウターパネル、ブラケットおよび第2インナーパネが3枚重ねになった部分における上側のスポット溶接に隣接して第2インナーパネルおよびアウターパネルが2枚重ねになった部分シーム溶接したので、第1インナーパネルおよびアウターパネルのシーム溶接の端部の剥離と、第2インナーパネルおよびアウターパネルのシーム溶接の端部の剥離とを、3枚重ねになった部分のスポット溶接で阻止することができる。しかも3枚重ねになった部分をシーム溶接する必要がないので、シーム溶接の溶接条件を溶接部位に応じて変化させる必要がなくなり、シーム溶接の品質を保証することができる
シーム溶接した部材およびスポット溶接した部材を比較する図。 シーム溶接およびスポット溶接を併用した部材の説明図。 自動車の車体側面図。 図3の4方向矢視図。 図4の5−5線断面図。 図4の6−6線断面図。 図4の7−7線断面図。
以下、図1〜図7に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
図1(A)は一対のハット状断面の鋼板を、それらの接合フランジにおいて重ね合わせた状態でシーム溶接して閉断面に構成した部材を示しており、図1(B)は同じくスポット溶接したものを示している。スポット溶接のピッチは自動車の車体の溶接おいて一般的に使用されている30mmである。
この部材に曲げモーメントが作用したとき、離散的なスポット溶接の場合には隣接する溶接部と溶接部との間が口開き変形して隙間が発生し易くなるが、連続的なシーム溶接の場合には口開き変形が発生しないために曲げ強度が向上し、鋼板を薄肉化して軽量化を図ることができ、しかもシーム溶接のナゲット幅はスポット溶接のナゲット径よりも小さいため、その差分だけ接合フランジの幅を狭くして更なる軽量化を図ることができる。それに対し、前記部材に剥離荷重が作用したとき、ナゲット幅が小さいシーム溶接の場合は溶接端部から剥離が発生し易くなるが、ナゲット径が大きいスポット溶接の場合には剥離が発生し難くなる。
またシーム溶接で30mm間隔のスポット溶接と同等の剪断強度を得るためには、シーム溶接のナゲット幅をwとし、自動車の車体溶接に使用される一般的なスポット溶接のナゲット径をdとしたとき、安全率を含めて、0.29≦w/d≦0.36が成立することが必要である。シーム溶接のナゲット幅wが小さすぎてw/dが0.29未満になると剪断強度が不足してしまい、シーム溶接のナゲット幅wが大きすぎてw/dが0.36を越えると母材である鋼材自体の破断が発生してしまう。
従って、図2に示すように、二つの鋼材の接合部の長手方向中央部をシーム溶接して曲げ荷重に対する強度を高め、シーム溶接の両端部をスポット溶接して剥離荷重に対する強度を高めることで、シーム溶接の利点およびスポット溶接の利点を両立させ、軽量でありながら曲げ強度および剥離強度の高い部材を得ることができる。しかもシーム溶接のナゲット幅wとスポット溶接のナゲット径dとの関係を、0.29≦w/d≦0.36に設定することで、自動車の車体溶接に使用される一般的なスポット溶接と同等の剪断強度を確保することができる。
次に、上述したシーム溶接およびスポット溶接の組み合わせを適用した実施の形態を、図3〜図7に基づいて説明する。尚、本明細書において、前後方向、左右方向(車幅方向)および上下方向とは、運転席に着座した乗員を基準として定義される。
図3に示すように、自動車の車体側面にはフロントドアのドア開口11と、リヤドアのドア開口12とが形成される。フロントドアおよびリヤドアのドア開口11,12は、それぞれ上辺11a,12a、下辺11b,12b、前辺11c,12cおよび後辺11d,12dを有している。以下、その代表として、リヤドアのドア開口12の後辺12dの接合フランジの溶接構造について説明する。
図4に示すように、リヤドアのドア開口12の後辺12dの周辺は、車幅方向外側(室外側)のアウターパネル13の接合フランジ13aと、車幅方向内側(室内側)の第1インナーパネル14および第2インナーパネル15の接合フランジ14a,15aとが重ね合わせて溶接される。
図4および図5に示すように、リヤドアのドア開口12の後辺12dの下部では、アウターパネル13の接合フランジ13aおよび第1インナーパネル14の接合フランジ14aが2枚重ねで重ね合わされ、シーム溶接W1(a)により連続的に溶接される。シーム溶接W1(a)の上端は前記接合フランジ13a,14aが2枚重ねの状態で1カ所がスポット溶接W2(a)されるとともに、シーム溶接W1(a)の下端は前記接合フランジ13a,14aが2枚重ねの状態で3カ所がスポット溶接W2(b)される。
図4および図6に示すように、リヤドアのドア開口12の後辺12dの中央部では、アウターパネル13の接合フランジ13a、第1インナーパネル14の接合フランジ14aおよび第2インナーパネル15の接合フランジ15aが3枚重ねで重ね合わされ、2カ所がスポット溶接W2(c)される。
図4および図7に示すように、前記2カ所のスポット溶接W2(c)の上部では、アウターパネル13の接合フランジ13aおよび第2インナーパネル15の接合フランジ15aの間にL字状のブラケット16の第1板状部16aが挟まれ、その中央部が3枚重ねでシーム溶接W1(b)されるとともに、シーム溶接W1(b)の両端がそれぞれ1カ所ずつ3枚重ねでスポット溶接W2(d),W2(e)される。ブラケット16の第2板状部16aの裏面には2個のウエルドナット17,17が固定されており、ドアロックストライカ18を貫通する2本のボルト19,19がウエルドナット17,17に螺合することで、ドアロックストライカ18がアウターパネル13の表面に固定される。ドアロックストライカ18には、リヤドア20に設けたラッチ21が係合し、リヤドア20を閉位置に固定する。
図4に示すように、前記シーム溶接W1(b)の上端のスポット溶接W2(e)の上部では、アウターパネル13の接合フランジ13aおよび第2インナーパネル15の接合フランジ15aが2枚重ねで重ね合わされ、シーム溶接W1(c)により連続的に溶接される。シーム溶接W1(a)の下端は接合フランジ13a,15aが2枚重ねの状態で1カ所がスポット溶接W2(f)されるとともに、シーム溶接W1(c)の上端は接合フランジ13a,15aが2枚重ねの状態で4カ所がスポット溶接W2(g)される。
このように、ドア開口12の後辺12dでは、シーム溶接W1(a)の両端にスポット溶接W2(b)およびスポット溶接W2(a),W2(c),W2(d)が配置され、シーム溶接W1(b)の両端にはスポット溶接W2(a),W2(c),W2(d)およびスポット溶接W2(e),W2(f)が配置され、シーム溶接W1(c)の両端にはスポット溶接W2(e),W2(f)およびスポット溶接W2(g)とが配置される。
本実施の形態では、上記各スポット溶接W2(a)〜W2(g)のナゲット径dは車体の一般的なスポット溶接のナゲット径dと同じであり、上記各シーム溶接W1(a)〜W1(c)のナゲット幅wは前記ナゲット径dに対して0.29≦w/d≦0.36の関係が成立するように設定される。
以上、リヤドアのドア開口12の後辺12dの溶接について説明したが、フロントドアのドア開口11の上辺11a、下辺11b、前辺11cおよび後辺11dと、リヤドアのドア開口12の上辺12a、下辺12bおよび前辺12cとについても、それぞれ少なくとも1カ所がシーム溶接される(図3参照)。
次に、上記構成を備えた本発明の実施の形態の作用を説明する。
車体のリヤドアのドア開口12の後辺12dは、室外側のアウターパネル13と室内側の第1インナーパネル14および第2インナーパネル15とを接合フランジ13a,14a,15aにてシーム溶接W1(a),W1(b),W1(c)して構成されるが、シーム溶接W1(a)〜W1(c)のナゲット幅wと車体の通常のスポット溶接のナゲット径dとの関係を、0.29≦w/d≦0.36に設定したので、接合フランジ13a,14a,15aの口開き変形に対する強度が高く、しかも接合フランジ13a,14a,15aの幅を小さくして軽量化が可能なシーム溶接W1(a)〜W1(c)を用いながら、通常のスポット溶接と同等の剪断強度を得ることができる。またシーム溶接W1(a)〜W1(c)は重ね合わせた接合フランジ13a,14a,15aを電極で加圧しながら溶接するため、接合フランジ13a,14a,15a間の隙間がなくなって溶接強度が安定するだけでなく、特別の溶接治具が不要であるために生産性が向上する。
またシーム溶接W1(a)〜W1(c)した部分の両端部をスポット溶接W2(a)〜W2(g)し、そのナゲット幅wとナゲット径dとの関係を、0.29≦w/d≦0.36に設定したので、ドア開口12に曲げ荷重が加わったときにシーム溶接W1(a)〜W1(c)によりアウターパネル13と第1インナーパネル14あるいは第2インナーパネル15とが口開き変形するのを防止することができ、またシーム溶接W1(a)〜W1(c)した部分の両端部で接合フランジ13a,14a,15aを該シーム溶接W1(a)〜W1(c)よりも剥離強度が高いスポット溶接W2(a)〜W2(g)で接合したので、シーム溶接W1(a)〜W1(c)の両端部の剥離をスポット溶接W2(a)〜W2(g)により防止することができる。
またアウターパネル13および第2インナーパネル15間にドアロックストライカ18を支持するブラケット16を挟持し、アウターパネル13、ブラケット16および第2インナーパネル15が3枚重ねになった部分の中間部をシーム溶接W1(b)するとともに、該3枚重ねになった部分におけるシーム溶接W1(b)した部分の両端部をスポット溶接W2(d),W2(e)したので(図4および図7参照)、ドアロックストライカ18の周辺のドア開口12の剛性が高められるだけでなく、大きな荷重が加わるドアロックストライカ18を支持するブラケット16をシーム溶接W1(b)およびスポット溶接W2(d),W2(e)の併用で強固に固定することができる。
またブラケット16の下方でインナーパネルを、下側の第1インナーパネル14と、ブラケット16をアウターパネル13との間に挟持する上側の第2インナーパネル15に分割し、第1インナーパネル14、第2インナーパネル15およびアウターパネル13が3枚重ねになった部分をスポット溶接W2(c)するとともに、このスポット溶接W2(c)の下側に隣接して第1インナーパネル14およびアウターパネル13が2枚重ねになった部分をシーム溶接W1(a)し、更に、アウターパネル13、ブラケット16および第2インナーパネル15が3枚重ねになった部分における上側のスポット溶接W2(e)に隣接して第2インナーパネル15およびアウターパネル13が2枚重ねになった部分シーム溶接W1()したので、第1インナーパネル14およびアウターパネル13のシーム溶接W1(a)の端部の剥離と、第2インナーパネル15およびアウターパネル13のシーム溶接W1()の端部の剥離とを、3枚重ねになった部分のスポット溶接W2(c),W2(e)で阻止することができる。しかも第1インナーパネル14、第2インナーパネル15およびアウターパネル13が3枚重ねになった部分をシーム溶接する必要がないので、シーム溶接の溶接条件を溶接部位に応じて変化させる必要がなくなり、シーム溶接の品質を保証することができる。
そしてフロントドアおよびリヤドアのドア開口11,12の上辺11a,12a、下辺11b,12b、前辺11c,12cおよび後辺11d,12dを構成するアウターパネルおよびインナーパネルの2枚重ねの接合フランジをそれぞれシーム溶接したので(図3参照)、ドア開口11,12の剛性が向上することでドアの支持剛性だけでなく車体全体の剛性が向上する。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行うことが可能である。
例えば、シーム溶接W2の両端に配置されるスポット溶接W2の数は実施の形態に限定されず、任意に設定可能である。
11 ドア開口
11a 上辺
11b 下辺
11c 前辺
11d 後辺
12 ドア開口
12a 上辺
12b 下辺
12c 前辺
12d 後辺
13 アウターパネル
13a 接合フランジ
14 第1インナーパネル(インナーパネル)
14a 接合フランジ
15 第2インナーパネル(インナーパネル)
15a 接合フランジ
16 ブラケット
18 ドアロックストライカ
W1,W1a〜W1c シーム溶接
W2,W2a,W2c〜W2f スポット溶接

Claims (3)

  1. 室外側のアウターパネル(13)と室内側のインナーパネル(14,15)とを接合フランジ(13a,14a,15a)にてシーム溶接(W1)およびスポット溶接(W2)して車体のドア開口(11,12)を構成する自動車の車体構造であって、
    前記アウターパネル(13)および前記インナーパネル(15)間にドアロックストライカ(18)を支持するブラケット(16)を挟持し、前記アウターパネル(13)、前記ブラケット(16)および前記インナーパネル(15)が3枚重ねになった部分の中間部をシーム溶接(W1b)するとともに、該3枚重ねになった部分における前記シーム溶接(W1b)した部分の両端部をスポット溶接(W2d,W2e)したことを特徴とする自動車の車体構造。
  2. 前記ブラケット(16)の下方で前記インナーパネル(14,15)を、下側の第1インナーパネル(14)と、前記ブラケット(16)を前記アウターパネル(13)との間に挟持する上側の第2インナーパネル(15)に分割し、前記第1インナーパネル(14)、前記第2インナーパネル(15)および前記アウターパネル(13)が3枚重ねになった部分をスポット溶接(W2するとともに、このスポット溶接(W2)に隣接して前記第1インナーパネル(14)および前記アウターパネル(13)が2枚重ねになった部分をシーム溶接(W1a)し、更に、前記アウターパネル(13)、前記ブラケット(16)および前記第2インナーパネル(15)が3枚重ねになった部分における上側のスポット溶接(W2)に隣接して前記第2インナーパネル(15)および前記アウターパネル(13)が2枚重ねになった部分シーム溶接(W1)したことを特徴とする、請求項1に記載の自動車の車体構造。
  3. 前記第1インナーパネル(14)、前記第2インナーパネル(15)および前記アウターパネル(13)が3枚重ねになった部分の前記スポット溶接(W2c)と、前記第1インナーパネル(14)および前記アウターパネル(13)が2枚重ねになった部分の前記シーム溶接(W1a)との間で、前記第1インナーパネル(14)および前記アウターパネル(13)が2枚重ねになった部分をスポット溶接(W2a)するとともに、前記アウターパネル(13)、前記ブラケット(16)および第2前記インナーパネル(15)が3枚重ねになった部分の前記上側のスポット溶接(W2e)と、前記第2インナーパネル(15)および前記アウターパネル(13)が2枚重ねになった部分の前記シーム溶接(W1c)との間で、前記第2インナーパネル(15)および前記アウターパネル(13)が2枚重ねになった部分をスポット溶接(W2f)したことを特徴とする、請求項に記載の自動車の車体構造。
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