JP6134161B2 - 駆動装置 - Google Patents

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Description

本明細書は、駆動装置に関する技術を開示する。特に、被回転部材を両持ち支持して回転する駆動装置に関する技術を開示する。
被回転部材を両持ち支持して回転する駆動装置が知られており、その一例が特許文献1に開示されている。特許文献1の駆動装置は、被回転部材の回転軸方向の一方に延びる第1フレームと、他方に延びる第2フレームを備えている。第1フレームと第2フレームの各々に、被回転部材を回転可能に支持する支持部材が固定されている。各々の支持部材は、ケースと、ケースに回転可能に支持されているシャフトを備えている。ケースがフレーム(第1フレーム,第2フレーム)に固定され、シャフトが被回転部材に固定される。
実開平01−175135号公報
特許文献1では、一方の支持部材のシャフトをモータで駆動することによって、被回転部材を回転する。他方の支持部材は、被回転部材を支持しているだけである。他方の支持部材は被回転部材の回転角度を維持しないので、被回転部材に力が加わると、被回転部材の回転角度が所定の角度からずれることがある。外歯歯車が内歯歯車に対して偏心回転するタイプの減速機は外部からの力に対する剛性が高い。そのタイプの減速機を支持部材として用いれば、被回転部材に加わる力に抵抗し得る。しかしながら、外歯歯車が内歯歯車に対して偏心回転するタイプの減速機では、偏心回転する歯車(外歯歯車又は内歯歯車の一方)から自転する歯車(外歯歯車又は内歯歯車の他方)に力が加わる。その力が被回転部材に伝わると、被回転部材を回転している際に、被回転部材が振動することがある。本明細書は、上記課題を解決する新たな駆動装置を提供する。
本明細書が開示する駆動装置は、被回転部材を両持ち支持して回転する。その駆動装置は、固定部材と第1減速機と第2減速機を備えている。固定部材は、被回転部材の回転軸方向の一方に延びる第1フレームと、他方に延びる第2フレームを備えている。第1減速機は、第1フレームに固定されている。第2減速機は、第2フレームに固定されている。第2減速機は、第1減速機の出力部材の回転軸と同軸の出力部材を有する。第1減速機及び第2減速機の各々は、クランクシャフトと偏心回転歯車と自転歯車を備えている。各々のクランクシャフトは、第1減速機の出力部材の回転軸(第2減速機の出力部材の回転軸と同軸)に沿って延びている。各々のクランクシャフトには、2個の偏心体が設けられている。第1減速機及び第2減速機の各々は、2個の偏心回転歯車を備えている。2個の偏心回転歯車は、上記偏心体の各々に係合しおり、クランクシャフトの回転に伴って偏心回転する。自転歯車は、偏心回転歯車と噛み合っており、偏心回転歯車の歯数と異なる歯数を有している。自転歯車は、第1減速機の出力部材の回転軸と同軸に配置されている。本明細書が開示する駆動装置では、第1減速機の2個の偏心回転歯車のうちの被回転部材側の偏心回転歯車と、第2減速機の2個の偏心回転歯車のうちの被回転部材側の偏心回転歯車が、第1減速機の出力部材の回転軸に対して同じ方向に偏心している。
上記駆動装置の第1減速機及び第2減速機は、外歯歯車が内歯歯車に対して相対的に偏心回転するタイプの減速機である。外歯歯車が偏心回転する場合、外歯歯車が「偏心回転歯車」に相当し、内歯歯車が「自転歯車」に相当する。内歯歯車が偏心回転する場合、内歯歯車が「偏心回転歯車」に相当し、外歯歯車が「自転歯車」に相当する。なお、自転歯車は、必ずしも減速機の出力部材とともに自転することを意味するものではない。自転歯車は、偏心回転歯車に対して相対的に自転すればよい。自転歯車を固定した場合、偏心回転歯車が、偏心回転しながら自転歯車に対して自転する。なお、第1減速機及び第2減速機の出力部材の回転軸が、被回転部材の回転軸に相当する。
上記の駆動装置では、被回転部材を介して向かい合う偏心回転歯車が、出力部材の回転軸(被回転部材の回転軸)に対して同じ方向に偏心している。偏心回転歯車から自転歯車に加わる力の向きが、被回転部材の両側で一致する。そのため、減速機から被回転部材に伝わる力の向きが回転軸方向の両側で一致する。被回転部材を回転しているときに、被回転部材が振動することを抑制することができる。
第1実施例の駆動装置に被固定部材を取り付けた状態の断面図を示す。 図1の破線IIで囲った部分の拡大断面図を示す。 図2の破線IIIで囲った部分の拡大断面図を示す。 第2実施例の駆動装置に被固定部材を取り付けた状態の断面図を示す。 図4の破線Vで囲った部分の拡大断面図を示す。 図5の破線VIで囲った部分の拡大断面図を示す。 第3実施例の駆動装置に被固定部材を取り付けた状態の断面図を示す。 図7の破線VIIIで囲った部分の拡大断面図を示す。 図8の破線IXで囲った部分の拡大断面図を示す。
以下、本明細書で開示する実施例の技術的特徴の幾つかを記す。なお、以下に記す事項は、各々単独で技術的な有用性を有している。
第1減速機のクランクシャフトの第1回転軸と、第2減速機のクランクシャフトの第2回転軸が同軸であってもよい。また第1回転軸及び第2回転軸が、第1減速機の出力部材の回転軸(第2減速機の出力部材の回転軸と同一)と同軸であってもよい。すなわち、第1減速機のクランクシャフトが第1減速機の中央に配置されており、第2減速機のクランクシャフトが第2減速機の中央に配置されていてもよい。
(第1実施例)
図1は、駆動装置100に工作機械120を取り付けた状態を示している。工作機械120は、被回転部材の一例である。駆動装置100は、ベースシャフト104に対して回転する出力部材110に固定されている。駆動装置100の全体が、ベースシャフト104に対して、回転軸106の周りに回転する。駆動装置100は、工作機械120を回転軸160の周りに回転させる。なお、工作機械120は、本体122と、本体122対して回転するヘッド部124を備えている。ヘッド部124には、工具(図示省略)が取り付けられる。
駆動装置100は、固定部材102と第1減速機30aと第2減速機30bを備えている。固定部材102は、工作機械120の回転軸106方向の位置決めを行う。固定部材102は、第1フレーム102aと第2フレーム102bと連結フレーム102cを備えている。第1フレーム102aは、工作機械120の回転軸160方向の一方に延びている。第2フレーム102bは、工作機械120の回転軸160方向の他方に延びている。すなわち、第2フレーム102bは、工作機械120に対して、第1フレーム102aと反対方向に延びている。連結フレーム102cは、第1フレーム102aと第2フレーム102bを連結しており、出力部材110に固定されている。工作機械120は、第1フレーム102aと第2フレーム102bの間に配置される。第1減速機30aが第1フレーム102aに固定されており、第2減速機30bが第2フレーム102bに固定されている。
第1減速機30aは、第1フレーム102aと工作機械120の間に配置されている。第1減速機30aは、第1ケース62aと第1支持シャフト56aを備えている。第1支持シャフト56aは、第1ケース62aに回転可能に支持されている。第1ケース62aが工作機械120の本体122に固定されており、第1支持シャフト56aが第1フレーム102aに固定されている。第2減速機30bは、第2フレーム102bと工作機械120の間に配置されている。第2減速機30bは、第2ケース62bと第2支持シャフト56bを備えている。第2ケース62bが工作機械120の本体122に固定されており、第2支持シャフト56bが第2フレーム102bに固定されている。第2支持シャフト56bは、第2ケース62bに回転可能に支持されている。上記回転軸160は、第1減速機30a及び第2減速機30bの出力部(ケース62a,62b)の回転軸に相当する。そのため、工作機械120は、固定部材102に対して、回転軸160周りに回転する。
第1モータケース132aが、第1フレーム102aに固定されている。第1モータケース132a内には、第1減速機30aを駆動するモータ(図示省略)が収容されている。第1カバー133aが、第1フレーム102aに固定されている。第1カバー133aは、第1モータケース132aが駆動装置100の外部に露出することを防止している。第2モータケース132bが、第2フレーム102bに固定されている。第2モータケース132b内には、第2減速機30bを駆動するモータが収容されている。第2カバー133bが、第2フレーム102bに固定されており、第2モータケース132bが駆動装置100の外部に露出することを防止している。
図2を参照し、駆動装置100について詳細に説明する。なお、第1減速機30aと第2減速機30bは実質的に同じ構造を備えている。以下では、第1減速機30aについて詳細に説明する。第2減速機30bについては、第1減速機30aと同じ参照番号又は下二桁の数字が同じ参照番号を付すことにより説明を省略することがある。
第1ケース62aが、第1接続部材l40aを介して、工作機械120の本体122に固定されている。第1ケース62aは、第1貫通孔58aを備えている。第1支持シャフト56aが、第1貫通孔60aを通過している。第1支持シャフト56aは、第1モータケース132aを介して第1フレーム102a(固定部材102)に固定されている。第1軸受64aが、第1ケース62aと第1支持シャフト56aの間に配置されている。第1軸受64aは、アンギュラ玉軸受である。
第1減速機30aは、第1内歯歯車6aと第1支持シャフト56aと第1クランクシャフト12aと2個の外歯歯車(第1外歯歯車8a,第3外歯歯車4a)を備えている。第1内歯歯車6aは、第1ケース62aの第1貫通孔60aの壁面に形成されている。回転軸160は、第1内歯歯車6aと第1支持シャフト56aの回転軸に相当する。第1クランクシャフト12aが、第1支持シャフト56aに支持されている。回転軸20aが、第1クランクシャフト12aの回転軸である(以下、第1回転軸20aと称することがある)。第1回転軸20aは、回転軸160と平行である。すなわち、第1クランクシャフト12aは、回転軸160からオフセットした位置で、回転軸160に平行に延びている。なお、第1減速機30aは、3個の第1クランクシャフト12aを備えている。各々の第1クランクシャフト12aは、回転軸160の周りに等間隔に配置されている。
第1クランクシャフト12aは、2個の偏心体(第1偏心体10a,第3偏心体2a)を備えている。第1回転軸20a方向において、第1偏心体10aは、第3偏心体2aよりも工作機械120側に配置されている。第1偏心体10aと第3偏心体2aは、第1回転軸20aに対して対称に偏心している。第1外歯歯車8aが第1偏心体10aに係合しており、第3外歯歯車4aが第3偏心体2aに係合している。回転軸160方向において、第1外歯歯車8aは、第3外歯歯車4aよりも工作機械120側に配置されている。第1外歯歯車8aと第3外歯歯車4aの歯数は等しい。回転軸160方向において、第1軸受64aは、第1外歯歯車8a及び第3外歯歯車4aよりも第1モータケース132a側(第1フレーム102a側)に配置されている。第1軸受64aは、第1ケース62aと第1支持シャフト56aの間に1個だけ配置されている。
第2ケース62bが、第2接続部材l40bを介して、工作機械120の本体122に固定されている。第2ケース62bは、第2貫通孔60bを備えている。第2支持シャフト56bが、第2貫通孔60bを通過している。第2支持シャフト56bは、第2モータケース132bを介して第2フレーム102bに固定されている。第2軸受64bが、第2ケース62bと第2支持シャフト56bの間に配置されている。第2軸受64bは、アンギュラ玉軸受である。
第2減速機30bは、第2内歯歯車6bと第2支持シャフト56bと第2クランクシャフト12bと2個の外歯歯車(第2外歯歯車8b,第4外歯歯車4b)を備えている。回転軸160は、第2内歯歯車6bと第2支持シャフト56bの回転軸にも相当する。回転軸20bは、第2クランクシャフト12bの回転軸である(以下、第2回転軸20bと称することがある)。第2回転軸20bは、第1回転軸20aと同軸である。すなわち、第2クランクシャフト12bは、第1クランクシャフト12aと同軸である。第2クランクシャフト12bも、回転軸160に平行に延びている。
第2クランクシャフト12bは、2個の偏心体(第2偏心体10b,第4偏心体2b)を備えている。第2回転軸20b方向において、第2偏心体10bは、第4偏心体2bよりも工作機械120側に配置されている。第2偏心体10bと第4偏心体2bは、第2回転軸20bに対して対称に偏心している。第2外歯歯車8bが第2偏心体10bに係合しており、第4外歯歯車4bが第4偏心体2bに係合している。回転軸160方向において、第2外歯歯車8bは、第4外歯歯車4bよりも工作機械120側に配置されている。回転軸160方向において、第2軸受64bは、第2外歯歯車8b及び第4外歯歯車4bよりも第2モータケース132b側(第2フレーム102b側)に配置されている。第2軸受64bは、第2ケース62bと第2支持シャフト56bの間に1個だけ配置されている。
図3を参照し、第1減速機30aの構造についてより詳細に説明する。上記したように、第1減速機30aと第2減速機30bは実質的に同じ構造を備えている。そのため、第1減速機30aの構造についてのみ説明し、第2減速機30bの構造については説明を省略する。
第1内歯歯車6aは、第1貫通孔58aの壁面に、内歯ピン5aを周方向に並べることにより形成されている。回転軸160方向において、第1内歯歯車6aは、第1ケース62aの中間に形成されている。第1支持シャフト56aは、第1プレート50aと第2プレート54aを備えている。第2プレート54aは、柱状部52aを備えている。柱状部52aが、第2プレート54aから第1プレート50aに向けて延びており、柱状部52aと第1プレート50aが固定されている。回転軸160方向において、第1プレート50aが工作機械120側に位置しており、第2プレート54aがモータケース132a側(第1フレーム102a側)に位置している。第2プレート54aと第1ケース62aの間に、第1軸受64aが配置されている。第1プレート50aと第1ケース62aの間には、軸受が配置されていない。すなわち、工作機械120から離れた位置で、第1軸受64aによって、第1支持シャフト56aが第1ケース62aに支持されている。
第1クランクシャフト12aは、一対の軸受14aによって、第1支持シャフト56aに支持されている。一対の軸受14aは、円錐ころ軸受である。一対の軸受14aによって、第1クランクシャフト12aが、第1支持シャフト56aに対してアキシャル方向及びラジアル方向へ移動することが規制されている。第1偏心体10aが工作機械120側に位置しており、第3偏心体2aがモータケース132a側(第1フレーム102a側)に位置している。
第1外歯歯車8aには、第1中央貫通孔34a,第1支持シャフト用貫通孔36a,第1クランクシャフト用貫通孔24aが形成されている。第3外歯歯車4aには、第3中央貫通孔32a,第3支持シャフト用貫通孔38a,第3クランクシャフト用貫通孔26aが形成されている。円筒部材28aが、第1中央貫通孔34a及び第3中央貫通孔32aを通過している。円筒部材28aは、第1プレート50aと第2プレート54aに固定されている。柱状部52aが、第1支持シャフト用貫通孔36aと第3支持シャフト用貫通孔38aを通過している。柱状部52aと、第1支持シャフト用貫通孔36aと第3支持シャフト用貫通孔38aとの間には、隙間が設けられている。第1偏心体10aが、円筒ころ軸受22aを介して第1クランクシャフト用貫通孔24aに係合している。第3偏心体2aが、円筒ころ軸受18aを介して第3クランクシャフト用貫通孔26aに係合している。
第1ケース62aと第1プレート50aの間にオイルシール40aが配置されており、第1ケース62aと第2プレート54aの間にオイルシール7aが配置されており、第1プレート50aと第1クランクシャフト12aの間にオイルシール16aが配置されており、第2プレート54aと第1クランクシャフト12aの間にオイルシール9aが配置されている。オイルシール40a,7a,16a及び9aにより、第1減速機30a内の潤滑剤(オイル)が第1減速機30aの外部に漏れることを防止している。
第1モータケース132a内には、第1減速機30aを駆動するモータ(図示省略)が収容されている。モータのトルクは、第1クランクシャフト12aに伝達される。第1クランクシャフト12aが回転すると、第1偏心体10a及び第3偏心体2aが、第1回転軸20aの周りを偏心回転する。偏心体10a,2aの偏心回転に伴って、第1外歯歯車8a及び第3外歯歯車4aが、第1内歯歯車6aと噛み合いながら偏心回転する。第1外歯歯車8aと第3外歯歯車4aの偏心方向は、回転軸160に対して対称である。
第1内歯歯車6aの歯数と外歯歯車8a,4aの歯数は異なる。そのため、外歯歯車8a,4aが偏心回転すると、外歯歯車8a,4aが、第1内歯歯車6aに対して相対的に回転する。外歯歯車8a,4aは、第1減速機30aの偏心回転歯車ということもできる。第1内歯歯車6aは、第1減速機30aの自転歯車ということもできる。外歯歯車8a,4aは、第1クランクシャフト12aを介して、第1支持シャフト56aに支持されている。よって、外歯歯車8a,4aが偏心回転すると、第1支持シャフト56aが、第1内歯歯車6aに対して相対的に回転する。第1内歯歯車6a(第1ケース62a)は、接続部材l40aを介して、工作機械120の本体122に固定されている。また、第1支持シャフト56aは、第1モータケース132aを介して、固定部材102(第1フレーム102a)固定されている。そのため、外歯歯車8a,4aが偏心回転すると、工作機械120が固定部材102に対して回転軸160の周りを回転する。第1減速機30aの駆動と第2減速機30bの駆動は同時に行われる。そのため、第2減速機30bも、第1減速機30aと同様の動きを行う。なお、外歯歯車8b,4bは、第2減速機30bの偏心回転歯車ということもできる。第2内歯歯車6bは、第2減速機30bの自転歯車ということもできる。駆動装置100は、工作機械120を両持ち支持して、ヘッド部124に取り付ける工具(図示省略)の位置をチルトすることができる。
駆動装置100の特徴を説明する。上記したように、第1クランクシャフト12aの第1回転軸20aと、第2クランクシャフト12bの第2回転軸20bが同軸である。そして、第1回転軸20a方向の一方から観察したときに、第1偏心体10aと第2偏心体10bの偏心方向が同じである。そのため、第1外歯歯車8aの偏心回転の動きと、第2外歯歯車8bの偏心回転の動きとが、工作機械120の両側で等しくなる。その結果、駆動装置100を駆動する際に、第1外歯歯車8aから第1内歯歯車6aに加わる力の方向と、第2外歯歯車8bから第2内歯歯車6bに加わる力の方向が等しくなる。工作機械120が振動することを抑制することができる。なお、第1回転軸20a方向の一方から観察したときに、第3偏心体2aと第4偏心体2bの偏心方向が同じである。第3外歯歯車4aの偏心回転の動きと、第4外歯歯車4bの偏心回転の動きとが、工作機械120の両側で等しくなる。
また、上記したように、第1減速機30aにおいて、第1回転軸20aに対する第1偏心体10aの偏心方向が、第3偏心体2aの偏心方向と対称である。そのため、第1減速機30aを駆動しているときに、第1外歯歯車8aと第3外歯歯車4aの位置が、回転軸160対して常に対称である。そのため、第1クランクシャフト12aの回転バランスを良好にすることができる。この特徴は、第2減速機30bでも得られる。
駆動装置100の他の特徴を説明する。上記したように、第1ケース62a及び第2ケース62bが、工作機械120に固定される。また、第1支持シャフト56a及び第2支持シャフト56bが、固定部材102に固定されている。工作機械120を駆動装置100に取り付けると、第1ケース62a,第2ケース62b及び工作機械120が一体となり、第1支持シャフト56a,第2支持シャフト56b及び固定部材102が一体となる。第1ケース62a,第2ケース62b及び工作機械120の一体物が、第1支持シャフト56a,第2支持シャフト56b及び固定部材102の一体物に対して、一対の軸受(第1軸受64a及び第2軸受64b)によって支持されている。工作機械120が固定部材102に対して両持ち支持されているということができる。そのため、工作機械120の回転軸160周りの位置を高精度に制御することができる。
駆動装置100では、各々の減速機30a,30bにおいて、シャフト56a,56bとケース62a,62bの間に軸受64a,64bを1個だけ配置する。そのため、工作機械120に2個の減速機30a,30bを取り付ける際に組み付け誤差が生じても、シャフト56a,56bとケース62a,62bの相対的な位置ずれが可能である。その結果、軸受64a,64bに過大な力が加わることを抑制することができる。すなわち、駆動装置100では、各々の減速機30a,30bにおいて、敢えて、シャフト56a,56bをケース62a,62bにしっかりと支持させない。それにより、耐久性の高い(寿命が長い)駆動装置100を実現することができる。
なお、本実施例では、第1回転軸20aと第2回転軸20bが同軸であり、第1偏心体10aと第2偏心体10bが回転軸20a,20bに対して同じ方向に偏心している形態を説明した。しかしながら、第1外歯歯車8aの偏心回転の動きと第2外歯歯車8bの偏心回転の動きが工作機械120の両側で等しい形態であれば、第1回転軸20aと第2回転軸20bは同軸でなくてもよい。例えば、第1クランクシャフト12aと第2クランクシャフト12bを回転軸160に対して対称に配置し、第1回転軸20a(又は第2回転軸20b)方向の一方から観察したときに、第1偏心体10aの偏心方向と第2偏心体10bの偏心方向が同じである形態でもよい。重要なことは、第1減速機30aの第1外歯歯車8aと、第2減速機30bの第2外歯歯車8bが、回転軸160に対して同じ方向に偏心していることである。以下の実施例においても同様である。
(第2実施例)
駆動装置400について説明する。駆動装置400は、駆動装置100の変形例である。具体的には、駆動装置400は、減速機(第1減速機及び第2減速機)の構造が駆動装置100と異なるだけである。そのため、駆動装置100と同じ部材には、駆動装置100と同じ参照番号又は下二桁の数字が同じ参照番号を付すことにより、説明を省略することがある。また、第1減速機430aの構造について説明し、第2減速機430bの構造については説明を省略することがある。
図4から図6に示すように、第1支持シャフト456aと第1ケース462aの間に、一対の第1軸受464aが配置されている。具体的には、回転軸460方向において、一対の第1軸受464aが、第1外歯歯車408aと第3外歯歯車404aの外側に位置している。換言すると、回転軸460方向において、一対の第1軸受464aが、第1外歯歯車408aと第3外歯歯車404aを挟む位置で、第1支持シャフト456aと第1ケース462aの間に配置されている。
一対の第1軸受464aのアウターレースが、内歯ピン405aが回転軸460方向に移動することを規制している。一対の第1軸受464aのアウターレースは、第1外歯歯車408aと第3外歯歯車404aが回転軸460方向に移動することも規制している。
第2支持シャフト456bと第2ケース462bの間に、一対の第2軸受464bが配置されている。一対の第2軸受464bは、回転軸460方向において、第2外歯歯車408bと第4外歯歯車404bの外側に位置している。一対の第2軸受464bのアウターレースが、外歯歯車408b,404b及び内歯ピンが回転軸460方向に移動することを規制している。すなわち、第2減速機430bは、第1減速機430aと同様の構造を備えている。
駆動装置400の特徴を説明する。上記したように、駆動装置400では、一対の第1軸受464aが、第1支持シャフト456aと第1ケース462aの間に配置されている。第1支持シャフト456aと第1ケース462aの相対的な位置が、第1減速機430aと工作機械120が固定されている場合と、第1減速機430aと工作機械120が分離している場合とで同じである。具体的には、第1ケース462aを工作機械120から取り外したときの第1ケース462aの中心軸が、第1ケース462aが工作機械120に固定されているときの中心軸(すなわち、回転軸160)からずれない。第2減速機430bも同様の特徴を有する。
上記したように、第1ケース462aの中心軸は、いつも同じの位置(回転軸160)を維持している。そのため、工作機械120を駆動装置400に取り付けるときに、例えば、第1減速機430aに工作機械120を固定するだけで、工作機械120の位置を所定の位置に保持することができる。その後、第2減速機430bを工作機械120に固定すると、第1減速機430a回転軸と第2減速機430bの回転軸が一致する。すなわち、工作機械120を駆動装置400に取り付けるときに、第1減速機430aに対する固定と、第2減速機430bに対する固定を別個に行うことができる。
(第3実施例)
駆動装置500について説明する。駆動装置500は、駆動装置400の変形例である。具体的には、駆動装置500は、減速機530a及び530bの形態が駆動装置400と異なるだけでる。そのため、駆動装置400と同じ部材には、駆動装置400と同じ参照番号又は下二桁の数字が同じ参照番号を付すことにより、説明を省略することがある。また、第1減速機530aの構造について説明し、第2減速機530bの構造については説明を省略することがある。
図7から図9に示すように、駆動装置500では、第1クランクシャフト512a及び第2クランクシャフト512bが、回転軸560と同軸に配置されている。すなわち、第1減速機530a及び第2減速機530bの回転軸560上に、クランクシャフト512a,512bが配置されている。第1クランクシャフト512aは第1偏心体510aを1個だけ備えており、第2クランクシャフト512bは第2偏心体510bを1個だけ備えている。第1偏心体510aと第2偏心体510bの偏心方向は、回転軸560に対して対称である。
図8に示すように、第1減速機530aは、第1従動クランクシャフト570aを備えている。第1減速機530aは、3個の第1従動クランクシャフト570aを備えている。各々の第1従動クランクシャフト570aは、回転軸560の周りに等間隔に配置されている。各々の第1従動クランクシャフト570aは、第1従動偏心体572aを1個だけ備えている。第2減速機530bは、第2従動クランクシャフト570aを備えている。第2減速機530bは、3個の第2従動クランクシャフト570bを備えている。各々の第2従動クランクシャフト570bは、回転軸560の周りに等間隔に配置されている。第1従動クランクシャフト570aの回転軸580aと、第2従動クランクシャフト570bの回転軸580bは同軸である。各々の第2従動クランクシャフト570bは、第2従動偏心体572bを1個だけ備えている。回転軸580a方向の一方から観察すると、回転軸580aに対して、第1従動偏心体572aの偏心方向と、第2従動偏心体572bの偏心方向は反対方向である。
第1従動クランクシャフト570a及び第2従動クランクシャフト570bには、モータ(図示省略)のトルクが直接伝達されない。第1従動クランクシャフト570a及び第2従動クランクシャフト570bは、外歯歯車508a,508bの偏心回転に伴って回転する。第1減速機530a及び第2減速機530bの各々は、第1従動クランクシャフト570a及び第2従動クランクシャフト513bを備えているので、第1外歯歯車508a及び第2外歯歯車508bがスムーズに回転する。
図9に示すように、第1クランクシャフト512aは、一対の軸受514aによって、第1支持シャフト556aに支持されている。一対の軸受514aは、深溝玉軸受である。第1従動クランクシャフト570aは、一対の軸受584aによって、第1支持シャフト556aに支持されている。一対の軸受584aは、円錐ころ軸受である。第1従動クランクシャフト570aは、円錐ころ軸受584aによって、アキシャル方向及びラジアル方向への移動が規制されている。
第1外歯歯車508aは、クランクシャフト用貫通孔524aと、従動クランクシャフト用貫通孔586aと、支持シャフト用貫通孔536aを備えている。クランクシャフト用貫通孔524aは、第1外歯歯車508aの中央に形成されている。従動クランクシャフト用貫通孔586aと支持シャフト用貫通孔536aは、第1外歯歯車508aの周方向に交互に形成されている。第1偏心体510aが、円筒ころ軸受522aを介してクランクシャフト用貫通孔524aに係合している。第1従動偏心体572aが、円筒ころ軸受576aを介して従動クランクシャフト用貫通孔586aに係合している。第1支持シャフト556aの柱状部552aが、支持シャフト用貫通孔536aを通っている。第1従動クランクシャフト570aと第1プレート550aの間にオイルシール582aが配置されており、第1従動クランクシャフト570aと第2プレート554aの間にオイルシール588aが配置されている。
上記実施例では、第1減速機と第2減速機の双方が、外歯歯車が偏心回転するタイプの減速機について説明した。しかしながら、第1減速機と第2減速機の双方が、内歯歯車が偏心回転するタイプの減速機であってもよい。重要なことは、被回転部材の回転軸方向において、被回転部材の両側に2個の偏心回転歯車を備える減速機を配置し、各々の減速機の被回転部材側に位置する偏心回転歯車が、被回転部材の回転軸に対して同じ方向に偏心していることである。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組み合わせによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時の請求項に記載の組み合わせに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数の目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2a,2b,10a,10b:偏心体
4a,4b,8a,8b:偏心回転歯車
6a,6b:自転歯車
12a,12b:クランクシャフト
30a:第1減速機
30b:第2減速機
62a,62b:出力部
100:駆動装置
102:固定部材
102a:第1フレーム
102b:第2フレーム

Claims (3)

  1. 被回転部材の回転軸方向の一方に配置された第1フレームと、他方に配置された第2フレームとを備えている固定部材と、
    第1フレームに固定されている第1減速機と、
    第2フレームに固定されているとともに、第1減速機の出力部の回転軸と同軸の出力部を有する第2減速機と、を備えており、
    第1減速機及び第2減速機の各々は、
    前記出力部の回転軸に沿って延びているとともに、2個の偏心体が設けられているクランクシャフトと、
    前記偏心体の各々に係合しており、クランクシャフトの回転に伴って偏心回転する2個の偏心回転歯車と、
    偏心回転歯車と噛み合っており、偏心回転歯車の歯数と異なる歯数を有しており、前記出力部の回転軸と同軸になるように、前記出力部に固定されている自転歯車と、を備えており、
    第1減速機の2個の偏心回転歯車のうちの被回転部材側の偏心回転歯車と、第2減速機の2個の偏心回転歯車のうちの被回転部材側の偏心回転歯車とが、それぞれの偏心回転歯車の回転軸に対して同じ方向に偏心している
    駆動装置。
  2. 第1減速機のクランクシャフトの第1回転軸と、第2減速機のクランクシャフトの第2回転軸とが、同軸である請求項1に記載の駆動装置。
  3. 第1回転軸が、前記出力部の回転軸と平行である
    請求項2に記載の駆動装置。
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