JP6132182B2 - 廃トナー搬送装置及びこれを用いた画像形成装置 - Google Patents

廃トナー搬送装置及びこれを用いた画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、像担持体上の廃トナーを除去するクリーニング装置により除去された廃トナーを廃トナー容器へ搬送する廃トナー搬送装置、及びこれを用いた画像形成装置に関するものである。
従来、感光体や中間転写体などの像担持体を備えた画像形成装置においては、像担持体上に残留する廃トナーを回収するクリーニング装置が設けられている。クリーニング装置によって回収された廃トナーは、クリーニング装置とは別に装置本体内に設けられた廃トナー搬送装置によって廃トナー容器へ搬送される。
廃トナー搬送装置には、廃トナーを自重により落下させる落下搬送路を含む搬送路によってトナーを搬送させるものがある。しかし、このような廃トナー搬送装置においては、特に高温多湿になると、落下搬送路を通る廃トナーが落下搬送路を構成するハウジングの内壁に付着しやすくなり、経時で、それが凝集して除々に堆積してしまう。そのため、堆積した廃トナーが次第に落下搬送路を塞ぐ、いわゆるトナー架橋が発生し、廃トナーの回収が妨げられる虞がある。
そこで、特許文献1には、落下搬送路を構成するハウジングの内壁面の一側面に沿って薄板状の揺動部材を設置した廃トナー搬送装置が提案されている。この廃トナー搬送装置においては、揺動部材の揺動により、落下搬送路を構成するハウジング内にトナーが付着して成長するトナーの架橋状態の発生を防止することができる。揺動部材は、回転駆動軸と、これと一体で回転する偏心カムとからなる駆動伝達手段によって揺動する構成となっている。揺動部材の下端部が偏心カムに当接し、偏心カムの回転により揺動部材が揺動駆動されるのである。このとき、偏心カムからなる駆動伝達手段を、揺動部材の下端部における落下搬送路に対して横方向へ外れた箇所に設置している。これにより、揺動部材と偏心カムの当接部にトナーが挟まれることを防止し、揺動部材と偏心カムの摺動によりトナーが加圧加熱されてトナー凝集塊が発生するのを防止することができる。
しかしながら、廃トナー搬送装置の大きさに制約があり、廃トナー搬送装置を小型化しなければならない場合がある。そのような場合に、特許文献1に記載されるように、落下搬送路から外れた位置に揺動駆動伝達手段を設置しようとすると、その分だけ落下搬送路が狭くなる。そのため、廃トナー搬送装置を小型化すると、落下搬送路内にトナー架橋防止部材が設置されていても、落下搬送路内でトナーの架橋を確実に防止することが難しくなるという問題があった。
本発明は以上の問題点に鑑みなされたものである。その目的は、廃トナー搬送装置が小型化された場合にも、廃トナー搬送路における落下搬送路内でトナーの架橋や凝集塊の発生を確実に防止することが可能な廃トナー搬送装置及びこれを用いた画像形成装置を提供することである。
上記課題を解決するため、請求項1の発明は、像担持体から除去された廃トナーを廃トナー容器へ搬送する廃トナー搬送装置において、自重により廃トナーを落下させる落下搬送路を少なくとも含む廃トナー搬送路と、該落下搬送路中で動くことにより廃トナーの架橋を防止するトナー架橋防止部材と、トナー架橋防止部材を駆動させるための駆動源と、該落下搬送路内に設置され、該駆動源からの駆動力を該トナー架橋防止部材へ伝達する駆動伝達部材と、該駆動伝達部材に廃トナーが付着するのを防止するトナー付着防止部材とを備え、上記駆動伝達部材は、上記駆動源から伝達された回転運動を往復運動に変換する偏心カムであり、上記トナー付着防止部材は、落下搬送路中における上記偏心カムの上方と廃トナーの落下経路側とを覆うように形成されていることを特徴とするものである。
本発明においては、落下搬送路内に駆動伝達手段が設置されているが、落下搬送路内を落下する廃トナーが駆動伝達部材(偏心カム)に付着するのをトナー付着防止部材が防止する。そのため、駆動伝達手段に廃トナーが付着して、駆動伝達手段の機能が損なわれ、トナー架橋防止部材が機能しなくなることを未然に防止することができる。よって、駆動伝達手段にトナーが付着するのを避けるために、駆動伝達手段を設置するスペースを落下搬送路以外に設ける必要がなく、廃トナー搬送装置が小型された場合でも落下搬送路のスペースを確保することができるのである。つまり、廃トナー搬送装置が小型化された場合でも、トナー架橋防止部材によって落下搬送路内のトナー架橋の発生を確実に防止することができる。
本発明は、廃トナー搬送装置が小型化された場合にも、廃トナー搬送路における落下搬送路内でトナーの架橋や凝集塊の発生を確実に防止することができるという優れた効果がある。
本実施形態に係るプリンタの要部構成を示す構成図。 クリーニング装置と廃トナー搬送装置の概略構成を示す構成図。 廃トナー搬送装置の概略構成を示す側面断面図。 同廃トナー搬送装置の要部構成を示す斜視図。 同廃トナー搬送装置の偏心カムとトナー付着防止部材との構成を説明する模式図。 別の実施形態に係る廃トナー搬送装置の概略構成を示構成図。
以下、本発明を画像形成装置であるプリンタに適用した一実施形態について説明する。まず、本実施形態に係るプリンタの構成及び動作について説明する。図1は、本実施形態に係るプリンタの要部構成を示す構成図である。本プリンタの画像形成ユニット1は、図中矢印A方向に回転する像担持体たるドラム状の感光体2を備えている。感光体2の周囲には、感光体2の表面を一様に帯電する帯電装置3、帯電された感光体2の表面に露光光Rで露光して静電潜像を形成する図示しない露光装置、静電潜像にトナーを付着させて現像する現像装置4が配置されている。また、感光体2の周囲には、現像により得られた感光体2上のトナー像を転写する転写ユニット5、転写後の感光体2上に残留する廃トナーを除去するクリーニング装置6、図示しない除電ランプなどが配置されている。クリーニング装置6は、転写後の感光体2表面に残留する廃トナーを掻き取るクリーニングブレード7や、掻き取られた廃トナーを感光体2の軸方向に搬送する搬送スクリュ8などを備えている。
上記転写ユニット5は、複数のローラ11、12、13、14により張架されて図中矢印B方向に回転駆動する中間転写ベルト10を備えている。転写ユニット5は、感光体2と所定の電圧が印加される一次転写ローラ14との間に中間転写ベルト10を挟み込んで一次転写部を形成する。また、転写ユニット5は、二次転写バックアップローラ12と所定の電圧が印加される二次転写ローラ15との間に中間転写ベルト10を挟み込んで二次転写部を形成している。
上記転写ユニット5の図中下方には、図示しない給紙部により給紙される記録媒体である用紙Pを搬送する紙搬送ユニット16が配設されている。紙搬送ユニット16は、複数のローラ15、17、18により張架されて図中矢印C方向に回転する搬送ベルト19を備えている。また、紙搬送ユニット16よりも用紙搬送方向上流側には、レジストローラ対20、転写前ガイド上21、転写前ガイド下22などが配設されている。レジストローラ対20は、図示しない給紙部により供給された用紙Pをローラ間に挟み込み、中間転写ベルト10上のトナー像が二次転写部に到達する所定のタイミングで用紙Pを二次転写部に送り出す。紙搬送ユニット16よりも用紙搬送方向下流側には、転写出口ガイド板23、定着入口ガイド板24、定着装置25などが配設されている。定着装置25は、用紙P上の未定着トナー像を加圧や加熱の作用によって定着せしめる。
上記構成のプリンタにおいて、先ず、図示しない画像読取部で原稿から読み取られた原画像信号、或いは外部の図示しないコンピューター等で作成された原画像信号が図示しない画像処理部に入力され、適切な画像処理が行われる。こうして得られた入力画像信号が露光装置に入力され、露光光Rを変調する。入力画像信号によって変調された露光光Rは、帯電装置3により一様に帯電された感光体2の表面に照射される。感光体2表面に露光光Rが照射されると、感光体2上には入力画像信号に対応した静電潜像が形成される。感光体2上に形成された静電潜像は、現像装置4によりトナーで現像され、感光体2上にトナー像が形成される。感光体2上に形成されたトナー像は、感光体2に対向して配置された一次転写ローラ14との間の一次転写部で、一次転写ローラ14による転写バイアスの印加によって中間転写ベルト10上に転写される。
一方、図示しない給紙部から給紙された用紙Pは、所定のタイミングでレジストローラ対20から転写前ガイド上21、転写前ガイド下22の間を経由して紙搬送ベルト19に担持され、二次転写部に案内される。そして、二次転写ローラ15による転写バイアスの印加によって中間転写ベルト10上のトナー像が用紙P上に転写される。トナー像が転写された用紙Pは、紙搬送ベルト19によって転写出口ガイド板23から定着入口ガイド板24へと案内され、定着装置25に案内される。定着装置25に搬送された転写材Pは、加圧・加熱の作用によりトナー像が定着せしめれ、機外に排出される。
中間転写ベルト10にトナー像を転写した後の感光体2は、クリーニング装置6によって廃トナーが除去され、図示しない除電ランプで除電された後、再度帯電装置3によって一様に帯電され、上記作像工程を繰り返す。また、用紙Pにトナー像を転写した後の中間転写ベルト10は、図示しないベルトクリーニング装置により廃トナーが除去された後、再度感光体2からトナー像が転写され、これを用紙Pに転写するという作像工程を繰り返す。
ところで、感光体2から除去された廃トナーは、クリーニング装置6によって除去され、廃トナー搬送装置30によって回収ボトル31に搬送・回収される。図2は、クリーニング装置と廃トナー搬送装置の概略構成を示す構成図、図3は、廃トナー搬送装置の概略構成を示す側面断面図、図4は、廃トナー搬送装置の要部構成を示す斜視図である。廃トナー搬送装置30は、図2に示すように、クリーニング装置6の搬送スクリュ8により集められた廃トナーを第1搬送路32、落下搬送路33、第2搬送路34の順に経由させて回収ボトル31に回収する。第1搬送路32内には、感光体2の軸方向と直交する方向(図2中右方向)に廃トナーを搬送する回転搬送部材たる搬送スクリュ35が配置される。第1搬送路32内の廃トナーは、第1搬送スクリュ35によって落下搬送路33に向けて搬送される。落下搬送路33内の廃トナーは、自重により鉛直下方向に落下する。第2搬送路34内には、第1搬送スクリュ35とは反対方向(図2中左方向)に廃トナーを搬送する回転搬送部材たる第2搬送スクリュ36が配置される。第2搬送路34内の廃トナーは、第2搬送スクリュ36によって回収ボトルに向けて搬送される。第1搬送スクリュ35及び第2搬送スクリュ36は、ギヤ付きベルト37を介してモータ38により駆動される。
そして、この廃トナー搬送装置30は、図2及び図3に示すように、落下搬送路33内でトナーが架橋することを防止するトナー架橋防止部材たる薄板状の揺動部材40を備えている。この揺動部材40は、落下搬送路33外に設けられた駆動源となるモータ41からの動力により、図中上下方向に揺動駆動される。モータ41からの動力は、後述するように、複数のギヤ42や駆動伝達手段たる偏心カム43やトナー付着防止部材44を介して揺動部材40に伝達されることになる。
上記揺動部材40は、薄板状に形成され、落下搬送路33を構成するハウジング39の一側面壁に沿って所定の間隔を空けて設置される。揺動部材40には、リン青銅板といったバネ弾性を有する板状材料で構成されることが好ましいが、これ以外の材料、例えば、鉄、ステンレススチール、銅、真鍮といった材料でも、適正なバネ弾性を有する材料であれば用いることができる。
上記偏心カム43は、落下搬送路33内に配置され、モータ41で発生させた回転運動を往復運動に変換し、トナー付着防止部材44を介して揺動部材40へ伝える。ここで、偏心カム43は、揺動部材40を効率的に揺動させるために、段差付き偏心カムを用いるとよい。
上記トナー付着防止部材44は、図3及び図4に示すように、偏心カム43の上方と廃トナーの落下経路側とを覆うように、断面形状が略Lの字型に形成されている。具体的には、トナー付着防止部材44は、偏心カム43の上方を覆うように形成されたトナーの落下方向と直交する面で偏心カム43と当接し、偏心カム43の回転により図中上下方向に移動する。また、トナー付着防止部材44は、廃トナーの落下経路側を覆うように形成されたトナー落下方向に平行な面が、落下搬送路33を自重により落下しつつもその途中で偏心カム43側に流れてくる廃トナーの移動を堰き止める。このように、トナー付着防止部材44は、廃トナーが偏心カム43へ付着するのを防止する。これにより、偏心カム43が落下搬送路33内に設置されていても、偏心カム43とトナー付着防止部材44との摺動部に廃トナーが挟み込まれることがない。よって、偏心カム43とトナー付着防止部材44との摺動部で加圧や加熱によりトナー凝集塊ができることを防止し、トナー凝集塊が偏心カム43を破損させてしまうことを防止することができる。
そして、揺動部材40とトナー付着防止部材44とは、図4に示すように、ギヤ42が設置されるハウジング39の側面壁とは反対側の側面壁の近傍で、トナーの落下経路を塞がない位置で連結されている。これにより、揺動部材40とトナー付着防止部材44とは一体に移動可能で、偏心カム43の回転により、揺動部材40とトナー付着防止部材44とが上下方向に揺動することになる。その結果、揺動部材40は、落下搬送路33内でトナーの架橋を発生してもすぐに架橋を除去することができる。
ここで、トナー付着防止部材44の鉛直方向長さは、図5に示すように、偏心カム43の最大直径aとトナー付着防止部材44(揺動部材40)の揺動幅bとの和よりも長いことがより好ましい。これにより、トナー付着防止部材44は、廃トナーの偏心カム43への付着を確実に防止することができる。
また、特許文献1に記載されるように、偏心カム43が揺動部材40の重心位置から離れた位置に設置されていると、揺動部材40を上下方向に揺動させたくても、左右や前後に振れてしまい安定して揺動させることが難しかった。そのために、落下搬送路33を構成するハウジング39の内壁に対して揺動部材40が不規則に接触し、ハウジング39の内壁が摩耗してしまうなどの問題があった。
そこで、本実施形態に係る廃トナー搬送装置30においては、偏心カム43を設置する高さ、すなわち、揺動部材40がトナー付着防止部材44によって支持される位置の高さが、揺動部材40の重心位置の高さとほぼ同じ高さとなっている。これにより、揺動部材40を安定して揺動させることができ、ケーシング39の内壁が摩耗するなどの副作用の発生を防止することができる。
また、揺動部材40の駆動は、例えば搬送スクリュ35・36の駆動手段から直接駆動を得る構成をしていても良い。図6は、別の実施形態に係る廃トナー搬送装置の構成を示す概略構成図である。なお、図6中、上述した部材と同一部材には同一符号を付し、説明を省略する。図6に示すように、第1搬送スクリュ35に連結されるモータ38に、たとえばギヤ付きベルト45などを設け、モータ38からの動力を偏心カム43に伝達し、揺動部材40を揺動させてもよい。揺動部材40の駆動手段を搬送スクリュ35・36の駆動手段と同一のものとすることにより、上述した偏心カム43専用のモータ41を設ける必要がなく、装置の小型化とコストダウンを図ることができる。
なお、本実施形態に係るプリンタにおいては、回収ボトル31に回収された廃トナーを再利用する機構については説明しなかったが、廃トナーを新規のトナーと混合して現像装置4に供給する廃トナー再利用機構を設置してもよい。また、本実施形態に係るプリンタにおいて、廃トナー搬送装置30は、感光体2上の残留する廃トナーを除去するクリーニング装置6に設置されているが、像担持体となる中間転写ベルト10のクリーニング装置に設置してもよい。
また、本実施形態に係るプリンタにおいては、ひとつの感光体及びひとつの現像装置4を有するモノクロプリンタについて説明したが、これに限られるものではない。一つの感光体上に各色のトナー像を順次形成し、感光体上の各色トナー像を順次中間転写体又は用紙に重ね合わせて転写するカラープリンタであってもよい。感光体を含む画像形成ユニットを複数組並べて配置し、各画像形成ユニットの感光体上に互いに異なる色のトナー像を形成し、各感光体上のトナー像を中間転写体又は用紙に重ね合わせて転写するタンデム型のカラープリンタであってもよい。
以上に説明したものは一例であり、本発明は、次の態様毎に特有の効果を奏する。
(態様A)
感光体2などの像担持体から除去された廃トナーを回収ボトル31などの廃トナー容器へ搬送する廃トナー搬送装置において、自重により廃トナーを落下させる落下搬送路33などの落下搬送路を少なくとも含む廃トナー搬送路と、該落下搬送路中で動くことにより廃トナーの架橋を防止する揺動部材40などのトナー架橋防止部材と、トナー架橋防止部材を駆動させるためのモータ41などの駆動源と、該落下搬送路内に設置され、該駆動源からの駆動力を該トナー架橋防止部材へ伝達する偏心カム43などの駆動伝達部材と、該駆動伝達部材に廃トナーが付着するのを防止するトナー付着防止部材44などのトナー付着防止部材とを備える。
これによれば、上記実施形態で説明したように、トナー付着防止部材の設置により、廃トナーが駆動伝達部材に付着することを防止することができる。これにより、駆動伝達手段に廃トナーが付着して駆動伝達手段の機能が損なわれ、トナー付着防止部材が機能しなくなることを未然に防止できる。よって、駆動伝達手段にトナーが付着するのを避けるために、駆動伝達手段を設置するスペースを落下搬送路以外に設ける必要がなく、廃トナー搬送装置が小型された場合でも落下搬送路のスペースを確保することができるのである。つまり、廃トナー搬送装置が小型化された場合でも、トナー架橋防止部材によって落下搬送路内のトナー架橋の発生を確実に防止することができる。
(態様B)
(態様A)の廃トナー搬送装置において、上記駆動伝達部材は、上記駆動源から伝達された回転運動を往復運動に変換する偏心カムである。
これによれば、上記実施形態で説明したように、駆動伝達部材に偏心カムを用いることにより、駆動伝達部材が占めるスペースの小型化を図ることができる。
(態様C)
(態様A)又は(態様B)の廃トナー搬送装置において、回転駆動でトナーを搬送する搬送スクリュ35・36などの回転搬送部材を備える。
これによれば、上記実施形態で説明したように、クリーニング装置などで回収された廃トナーを回転搬送部材によって所望の位置まで確実に搬送することができる。
(態様D)
(態様C)の廃トナー搬送装置において、上記駆動伝達部材と上記回転搬送部材を回転駆動するための駆動源は同一である。
これによれば、上記実施形態で説明したように、別々に駆動源を設置する場合に比べ、装置の小型化を図ることができる。
(態様E)
(態様A)(態様B)(態様C)又は(態様D)の廃トナー搬送装置において、上記駆動伝達部材は、上記トナー架橋防止部材の重心位置に近い高さに配置される。
これによれば、上記実施形態で説明したように、駆動伝達部材をトナー架橋防止部材の重心位置から離れた位置に設置する場合に比べ、トナー架橋防止部材の揺動運動が安定する。よって、トナー架橋防止部材がハウジングに不規則に接触することにより発生するハウジングの摩耗などを防止することができる。
(態様F)
(態様A)(態様B)(態様C)(態様D)又は(態様E)の廃トナー搬送装置において、上記トナー付着防止部材は、落下搬送路中の廃トナーの落下位置よりも上記駆動伝達部材の近くに設置される。
これによれば、上記実施形態で説明したように、トナー付着防止部材が落下搬送路を塞ぐことを避けることができる。
(態様G)
(態様A)(態様B)(態様C)(態様D)(態様E)又は(態様F)の廃トナー搬送装置において、上記トナー付着防止部材の鉛直方向長さは、上記駆動伝達部材の鉛直方向最大長さと、トナー架橋防止部材の可動距離との和よりも大きい。
これによれば、上記実施形態で説明したように、トナー付着防止部材の鉛直方向長さを所定の長さ以上にすることにより、廃トナーが駆動伝達部材に付着するのを確実に防止することができる。
(態様H)
感光体2などの像担持体と、該像担持体上のトナーを中間転写ベルト10などの被転写体に転写する転写ユニット5などの転写手段と、該転写手段による転写後に該像担持体上に残留する廃トナーを除去するクリーニング装置6などのクリーニング手段と、該クリーニング手段により除去された廃トナーを廃トナー容器に搬送する廃トナー搬送装置30などの廃トナー搬送手段とを備える画像形成装置において、上記廃トナー搬送手段は、(態様A)(態様B)(態様C)(態様D)(態様E)(態様F)又は(態様G)の廃トナー搬送装置である。
これによれば、上記実施形態で説明したように、装置の小型化を図っても、廃トナー搬送路における落下搬送路内でトナーの架橋や凝集塊の発生を確実に防止することができる。
1 画像形成ユニット
2 感光体
3 帯電装置
4 現像装置
5 転写ユニット
6 クリーニング装置
30 廃トナー搬送装置
31 回収ボトル
32 第1搬送路
33 落下搬送路
34 第2搬送路
35 第1搬送スクリュ
36 第2搬送スクリュ
37 ギヤ付きベルト
38 モータ
39 ハウジング
40 揺動部材
41 モータ
42 ギヤ
43 偏心カム
44 トナー付着防止部材
45 ギヤ付きベルト
特許第3893232号公報

Claims (7)

  1. 像担持体から除去された廃トナーを廃トナー容器へ搬送する廃トナー搬送装置において、
    自重により廃トナーを落下させる落下搬送路を少なくとも含む廃トナー搬送路と、該落下搬送路中で動くことにより廃トナーの架橋を防止するトナー架橋防止部材と、トナー架橋防止部材を駆動させるための駆動源と、該落下搬送路内に設置され、該駆動源からの駆動力を該トナー架橋防止部材へ伝達する駆動伝達部材と、該駆動伝達部材に廃トナーが付着するのを防止するトナー付着防止部材とを備え
    上記駆動伝達部材は、上記駆動源から伝達された回転運動を往復運動に変換する偏心カムであり、
    上記トナー付着防止部材は、落下搬送路中における上記偏心カムの上方と廃トナーの落下経路側とを覆うように形成されていることを特徴とする廃トナー搬送装置。
  2. 請求項1の廃トナー搬送装置において、
    上記廃トナー搬送路内に、回転駆動でトナーを搬送する回転搬送部材を備えることを特徴とする廃トナー搬送装置。
  3. 請求項の廃トナー搬送装置において、
    上記偏心カムは、上記偏心カムと上記回転搬送部材を回転駆動するための駆動源は同一であることを特徴とする廃トナー搬送装置。
  4. 請求項1、2又の廃トナー搬送装置において、
    上記偏心カムは、上記トナー架橋防止部材の重心位置とほぼ同じ高さに配置されることを特徴とする廃トナー搬送装置。
  5. 請求項1、2、3又の廃トナー搬送装置において、
    上記トナー付着防止部材は、落下搬送路中の廃トナーの落下位置よりも上記偏心カムの近くに設置されることを特徴とする廃トナー搬送装置。
  6. 請求項1、2、3、4又の廃トナー搬送装置において、
    上記トナー付着防止部材の鉛直方向長さは、上記偏心カムの鉛直方向最大長さと、トナー架橋防止部材の可動距離との和よりも大きいことを特徴とする廃トナー搬送装置。
  7. 像担持体と、該像担持体上のトナーを被転写体に転写する転写手段と、該転写手段による転写後に該像担持体上に残留する廃トナーを除去するクリーニング手段と、該クリーニング手段により除去された廃トナーを廃トナー容器に搬送する廃トナー搬送手段とを備える画像形成装置において、
    上記廃トナー搬送手段は、請求項1、2、3、4、5又の廃トナー搬送装置であることを特徴とする画像形成装置。
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