JP6132074B2 - 触覚提示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、タッチ操作がなされることでキーが入力されるタッチ式入力装置であって、利用者に振動を伝えることでタッチ操作のフィードバックを与える触覚提示装置に関する。
近年、タッチ式入力装置として、利用者がキーをタッチした時に振動を伝えることで触覚フィードバックを与え、利用者に「キーを押した(キーを入力した)」と感じさせる触覚提示キーボードが提案されている。
例えば、特許文献1には、表示部、振動部、押圧力検出部、及びタッチセンサが順に積層されてなる触覚提示キーボードが記載されている。特許文献1に示す触覚提示キーボードは、タッチセンサが検出したタッチ操作の位置が所定位置であると、振動部が振動することにより、利用者に振動の触覚フィードバックを与えている。
特開2013−250710号公報
しかし、特許文献1に示す触覚提示キーボードでは、表示部、振動部、押圧力検出部、及びタッチセンサが積層されて一体となっていることにより、利用者がタッチセンサからさらに押し込むことが略不可能である。すなわち、特許文献1に示す触覚提示キーボードでは、タッチしたキーが沈み込むというキーストロークがほとんど無い。これにより、特許文献1に示す触覚提示キーボードは、利用者に「キーを押し込んだ」と感じさせることがない。
また、特許文献1に示す触覚提示キーボードは、各構成が一体となっていることにより、振動部による振動がタッチ操作の位置に限らず、タッチセンサ全体に伝わる。従って、利用者は、タッチ操作をしていない指でも振動を感じてしまう。
そこで、本発明の目的は、操作感を向上させた触覚提示装置を提供することにある。
本発明の触覚提示装置は、駆動信号に基づいて振動する振動体と、前記振動体の主面と空隙を介して対向配置され、前記振動体と反対側の主面が操作面となる弾性フィルムと、タッチ操作を検出する検出部と、前記検出部が前記タッチ操作を検出すると、前記駆動信号を前記振動体に印加する駆動部と、を備える。
装置の各キーは操作面側に配置される。本発明の触覚提示装置では、利用者の指は、まず、操作面となる弾性フィルムを押し込む。すると、弾性フィルムは、押し込まれた箇所で振動体の主面に向かって突出するように変形し、振動体の主面に接触する。
本発明の触覚提示装置では、振動体の主面及び弾性フィルムの間に空隙が設けられることにより、弾性フィルム(操作面)から振動体の主面までのキーストロークを確保し、利用者に「キーを押し込んだ」という操作感を感じさせることができる。
また、樹脂フィルムは、利用者がキーから指を離そうとしたときに、弾力によって元の形状に戻る。これにより、触覚提示装置は、利用者に「キーから指を離した(キー入力を終えた)」と感じさせることもできる。
さらに、振動体からの振動は、当該空隙及び弾性フィルムによって緩衝されるため、操作面に伝わりにくくなる。これにより、利用者は、弾性フィルムが振動体の主面に接触するまで押し込んだ指のみで振動体の振動を感じ、その他の指では振動を感じにくくなる。
以上のように、本発明の触覚提示装置は、キーストロークを確保し、かつ押し込んだ指以外の指に振動を伝えにくくするため、操作感を向上させることができる。
なお、触覚提示装置は、検出部が検出したタッチ操作の位置に応じて、入力されたキーを特定する。特定されたキーの情報(信号)は、インターフェース(例えばUSB(;Universal Serial Bus))を介して外部装置に出力する。
また、前記検出部は、前記弾性フィルムへの接触を検出するタッチセンサからなる態様であってもよい。この構成では、弾性フィルムが押し込まれる前にタッチ操作が検出される。すると、触覚提示装置は、利用者の指が弾性フィルムを振動体の主面まで押し込む前に振動体に振動を開始させる。従って、振動体は、利用者の指で抑えられた状態から振動を開始することがないため、利用者の指で抑えられることによって振動開始が妨げられることがない。
また、振動体は、圧電セラミックスやモータ等から構成されてもよいが、以下のように構成されてもよい。前記振動体は、一部に圧電性樹脂を含み、対向する両主面に電極が形成され、面方向に伸縮可能なフィルムと、前記フィルムが接着される平板状の振動板と、を有する。前記駆動部は、前記両主面の電極に駆動信号を印加する。
フィルムの伸縮動作は、振動板の主面法線方向の振動となる。この構成では、圧電セラミックス等と比べて薄いフィルム及び振動板を用いるため、触覚提示装置の厚みをより薄型にすることが可能となる。
また、前記圧電性樹脂は、ポリフッ化ビニリデンを材料としてもよい。また、圧電性樹脂はキラル高分子を材料としてもよいし、そのキラル高分子は、ポリ乳酸であってもよい。
キラル高分子の圧電特性は、分子構造に起因するため、ポリフッ化ビニリデン等の強誘電体のポリマーのような焦電効果がない。したがって、キラル高分子を材料としたフィルムは、指の温度が伝わってしまう装置の構成として好適である。また、フィルムは、キラル高分子がポリ乳酸である場合、圧電出力定数が高くなり、振動板をより振動させることができる。
この発明の触覚提示装置によれば、キーストロークが確保され、かつ押し込んだ指以外の指に振動が伝わりにくいため、操作性が向上する。
触覚提示キーボード10の外観斜視図である。 触覚提示キーボード10の分解斜視図である。 (A)は、触覚提示キーボード10のA−A断面図であり、(B)は、圧電フィルム4の断面を拡大した図である。 触覚提示キーボード10の背面図である。 触覚提示キーボード10の構成の一部を示すブロック図である。 振動板6の振動を説明するための上面図である。 触覚提示キーボード10の動作説明図である。 触覚提示キーボード10Aの分解斜視図である。 (A)は、振動体40Bの背面図であり、(B)は、振動体40Bの奥行方向に沿って視た側面図である。 触覚提示キーボード10Cの分解斜視図である。
図1は、第1の実施形態に係る触覚提示キーボード10の外観斜視図である。図2は、触覚提示キーボード10の分解斜視図である。図3(A)は、触覚提示キーボード10のA−A断面図である。図3(B)は、圧電フィルム4の断面を拡大した図である。図4は、触覚提示キーボード10の背面図である。なお、図2は、図1の外観斜視図における触覚提示キーボード10の各構成を高さ方向に分解して示している。また、図3(B)は、図3(A)の点線に示す範囲を拡大して示している。
触覚提示キーボード10は、いわゆるタッチ式キーボードである。タッチ式キーボードとは、操作面のキーがタッチされることによって、キー入力を受付けてインターフェース(例えばUSB(;Universal Serial Bus))を介して外部装置(例えばPC)にキーの情報(信号)を出力するものである。
第1の実施形態に係る触覚提示キーボード10は、利用者に「キーを押し込んだ」と感じさせ、かつタッチした指のみに振動を伝える(触覚フィードバックの提示)ことにより、操作感を向上させたものである。
触覚提示キーボード10は、図1に示すように、高さ方向の長さ(厚み)が幅方向及び奥行方向の長さより短い、すなわち薄型の平板形状である。触覚提示キーボード10は、幅方向の長さが奥行方向の長さより長い。
触覚提示キーボード10は、図1及び図2に示すように、枠体1、樹脂フィルム2、複数のタッチセンサ3、及び振動体40を備えている。
枠体1は、図1及び図2に示すように、奥行き方向の長さ及び幅方向の長さより、高さ方向の長さ(厚み)が短い。枠体1は、上面(触覚提示キーボード10の高さ方向の面)及び下面(上面に対向する面)に開口部が形成されている。
枠体1は、図2及び図3(A)に示すように、中空部で振動体40の一部である振動板6を保持している。枠体1の下面の開口部は、図3(A)及び図4に示すように、振動板6の下面(触覚提示キーボード10の高さ方向と反対方向の面)を露出させている。なお、図示しないが、枠体1は、電気的動作のための回路モジュールを保持している。
枠体1の上面の開口部は、弾性を有する樹脂フィルム2によって覆われている。樹脂フィルム2の上面(触覚提示キーボード10の高さ方向にある面)は、利用者から操作がなされる操作面である。樹脂フィルム2は、例えばシリコン樹脂からなる。樹脂フィルム2は、枠体1の上面に装着された際に、自重で変形せず、かつ利用者の指で押下されると変形するように、厚み及びヤング率が設定されている。ただし、樹脂フィルム2は、シリコン樹脂に限らず、ポリエチレンナノフタレート(PEN)、及びポリ塩化ビニル(PVC)、等の他の材料から構成されてもよい。
枠体1の上面の開口部が樹脂フィルム2で覆われることにより、図3に示すように、樹脂フィルム2と振動板6との間には、空隙900が形成されている。すなわち、樹脂フィルム2は、振動板6の上面と空隙900を介して対向配置されている。空隙900の厚みは、位置によらず略一定値である。なお、図3では、空隙900の厚みを厚く誇張して記載しているが、実際の空隙900の厚みは、例えば0.1mm〜1.0mmであり、触覚提示キーボード10全体の厚みに比べて極小さい。このように、極薄い厚みがキーストロークであっても、利用者にキーを押し込んだと感じさせることができる。
樹脂フィルム2の上面には、複数のタッチセンサ3が配置されている。複数のタッチセンサ3は、キーボードのキー配列に応じてそれぞれ配置されている。複数のタッチセンサ3は、利用者のタッチ操作を検出する機能であればどの様な方式であってもよく、メンブレン式、静電容量式、圧電フィルム式、等の様々な方式のものであってもよい。各タッチセンサ3は、利用者の指にタッチされると、タッチされたことを示す信号を引出配線導体(不図示)に出力する。
実際の触覚提示キーボード10は、樹脂フィルム2及び各タッチセンサ3を覆い、かつキー配列を示す文字及び記号が形成されたカバーが最外層に配置されているが、本実施形態ではカバーの説明は省略する。
振動体40は、図2、図3(A)、及び図4に示すように、3枚の圧電フィルム4及び振動板6からなる。振動板6は、平板形状であり、例えばアクリル樹脂PMMAで構成されている。なお、振動板6は、金属板(例えばステンレス板及び銅板)、PET、ポリカーボネイト(PC)、ガラスエポキシ樹脂板、ガラス、等の他の材料を用いてもよい。
圧電フィルム4は、図3(A)及び図4に示すように、触覚提示キーボード10の幅方向に長い。圧電フィルム4は、図3(B)に示すように、ベースフィルム4Cの両主面に電極4A及び電極4Bが形成されてなる。電極4A及び電極4Bは、アルミ蒸着電極を用いることが好ましい。電極4A及び電極4Bは、透光性が求められる場合、酸化インジウムスズ(ITO)、酸化亜鉛(ZnO)、ポリチオフェンを主成分とすることが好ましい。また、銀ナノワイヤ電極を用いることで透光性を有する電極4A及び電極4Bを実現できる。電極4A及び電極4Bには、図示しない引出配線導体が接続されており、駆動信号が当該引出配線導体を介して電極4A及び電極4Bへ印加される。
各圧電フィルム4のベースフィルム4Cは、例えば、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)、キラル高分子、等の圧電性材料の樹脂を一部に含む。ベースフィルム4Cの材料としてPVDFを用いれば、圧電定数が最も高くなる。ベースフィルム4Cの材料としてポリ乳酸(PLA)を用いれば、圧電定数が高く、かつ透光性が高くなる。ベースフィルム4Cの材料としてPLAを用いる場合、特に一軸延伸されたPLLAを材料とすることが望ましい。PLAを用いる場合、他の構成(タッチセンサ3、振動板6及び電極4A,4B)も透光性の高い材料を用いることにより、平面視した略全面が高い透光性を有する触覚提示キーボード10を実現することができる。
また、キラル高分子の圧電特性は、分子構造に起因するため、ポリフッ化ビニリデン等の強誘電体のポリマーに比べて、焦電効果がない。従って、キラル高分子は、圧電フィルム4のように、利用者の指の温度が伝わってしまう構成として好適である。
各圧電フィルム4のベースフィルム4Cは、両主面の電極4A及び電極4Bに駆動信号が印加されると、長手方向(触覚提示キーボード10の幅方向と同じ方向)に伸縮する。長手方向に伸縮するベースフィルム4Cを用意するために、例えば材料がPLLAである場合、延伸方向に対して略45°の角度をなす方向が長手方向となるように裁断する。
圧電フィルム4は、長手方向の一方端が枠体1に、他端が振動板6の下面に接着されている。圧電フィルム4の接着は、接着剤5を介して行われている。ただし、圧電フィルム4の接着部分には、電極が形成されていない。3本の圧電フィルム4は、長手方向が触覚提示キーボード10の幅方向に沿うように、触覚提示キーボード10の奥行方向に並んで配置されている。
より具体的には、3本の配列のうち奥行方向に中央の圧電フィルム4は、図4に示すように、一端が枠体1の下面の幅方向の端部に接着されている。当該中央の圧電フィルム4は、他端が振動板6の幅方向と反対方向の端部に接着されている。他の2本の圧電フィルム4(中央の圧電フィルム4以外の圧電フィルム4)は、一端が枠体1の下面の幅方向と反対方向の端部に接着されている。当該他の2本の圧電フィルム4は、他端が振動板6の幅方向の端部に接着されている。このように各圧電フィルム4を接着することにより、長手方向により長い各圧電フィルム4を用いることができて、各圧電フィルム4の伸縮量を最大化することが可能となる。
振動体40は、構成として圧電フィルム4を用いれば、圧電セラミックスを用いる場合に比べてより薄型化される。
なお、各圧電フィルム4は、振動板6の上面で枠体1と振動板6とに接着されてもよい。また、複数の圧電フィルム4は、幅方向に並んで配列されてもよい。さらに、圧電フィルム4は、シリコン樹脂及びPETからなるエキサイタフィルムの主面に貼り付けられ、当該エキサイタフィルムが枠体1又は振動板6に接着されることにより、枠体1又は振動板6に接着されてもよい。
また、図4に示すように、枠体1と圧電フィルム4とを直接的に接着すれば、圧電フィルム4の全体の伸縮を利用することができる。一方、エキサイタフィルムを枠体1又は振動板6に接着し、そのエキサイタフィルムに圧電フィルムを貼り付ける態様では、枠体1及び振動板6の大きさに圧電フィルムの形状が左右されない。さらに、この態様では、枠体1又は振動板6との接着箇所で圧電フィルムが伸縮しないので、圧電フィルムの伸縮による接着不良(剥がれ)が発生しにくくなる。
また、実際の触覚提示キーボード10は、枠体1の下面の開口部及び各圧電フィルム4を覆うためのカバー、及び利用者に対する操作面の角度を調整するためのスタンドが設けられるが、本実施形態ではそれらの説明は省略する。
次に、図5は、触覚提示キーボード10の構成を示すブロック図である。図6は、振動板6の振動を説明するための上面図である。枠体1に内蔵される回路モジュールは、キー特定部101、駆動部102、及び出力部103の各機能を実現している。
キー特定部101は、キー配列と複数のタッチセンサとを対応付けて記憶している。キー特定部101は、複数のタッチセンサ3からの出力信号を取得し、利用者からタッチされているタッチセンサ3を求める。そして、キー特定部101は、タッチされたタッチセンサ3に対応するキー(例えばENTERキー)を特定する。
キー特定部101は、特定したキーの情報を出力部103に出力する。出力部103は、インターフェースを介して、所定のプロトコル及びフォーマットで取得したキーの情報を外部装置に送信する。
また、キー特定部101は、キーを特定すると、キー特定の旨を駆動部102に出力する。駆動部102は、キー特定の情報を取得すると、駆動信号を出力し、各圧電フィルム4の両主面に形成される電極に交流電圧を印加する。ただし、駆動部102は、タッチセンサ3がタッチされたことのみをトリガとして、駆動信号を出力してもよい。
すると、各圧電フィルム4は、交流電圧の周期に合わせて長手方向に伸縮を繰り返す。駆動部102は、奥行方向に中央の圧電フィルム4と、他の2本の圧電フィルム4(当該中央の圧電フィルム4を挟むように配置された圧電フィルム4)とに対して、互いに逆相となる交流電圧を出力する。これにより、図6に示すように、当該中央の圧電フィルム4と、当該他の2本の圧電フィルム4とは、互いに逆動作となる伸縮動作を繰り返す。その結果、振動板6は、駆動部102が出力する交流電圧の周期に合わせて、幅方向に沿って往復移動(振動)する。振動板6が幅方向に振動しても、利用者は、高さ方向の振動として知覚する触覚特性を有する。ただし、図6は、振動板6の移動量を大きく誇張して示している。
次に、図7は、触覚提示キーボード10の動作説明図である。触覚提示キーボード10は、以下のように動作する。
まず、利用者の指901がタッチセンサ3をタッチすると、タッチされたキーが特定されて振動板6が触覚提示キーボード10の幅方向に振動する。そして、利用者は、タッチしている指901でタッチセンサ3を押下する。すると、樹脂フィルム2は、タッチされているタッチセンサ3の位置で下面側に突出するように変形する。利用者がタッチセンサ3をさらに押下すると、樹脂フィルム2は、図7に示すように、下面の突出部分が振動板6の上面に接触する。すると、利用者は、指901で振動板6の振動を感じる。
触覚提示キーボード10では、圧電フィルム2及び振動板6の間に空隙900が設けられることにより、樹脂フィルム2から振動板6上面までのキーストロークを確保し、利用者に「キー押し込んだ」という操作感を感じさせることができる。
また、圧電フィルム2は、利用者がキーから指901を離そうとしたときに、弾力によって元の形状に戻る。これにより、触覚提示キーボード10は、利用者に「キーから指を離した(キー入力を終えた)」と感じさせることもできる。
また、振動板6からの振動は、当該空隙900及び樹脂フィルム2によって緩衝されるため、操作面に伝わりにくくなる。これにより、利用者は、樹脂フィルム2が振動板6の主面に接触するまで押し込んだ指901のみで振動板6の振動を感じ、その他の指では振動を感じにくくなる。
以上のように、本実施形態の触覚提示キーボード10は、キーストロークを確保し、かつ押し込んだ指以外の指に振動を伝えにくくするため、操作感を向上させることができる。
各タッチセンサ3は、樹脂フィルム2の上面に限らず、振動板6より操作面側に配置されればよい。触覚提示キーボード10は、各タッチセンサ3が振動板6から空隙900を介して操作面側(例えば樹脂フィルム2の下面)に配置されると、指901が樹脂フィルム2を介して振動板6を抑える前に振動体40に振動を開始させる。従って、振動体40は、指901によって抑えられることにより振動開始が阻害されることがない。
また、触覚提示キーボード10は、タッチパネルを備え、タッチ操作がなされた位置を検出し、検出したタッチ操作の位置に対応するキーを特定して振動体40を振動させる態様であってもかまわない。
次に、第2の実施形態に係る触覚提示キーボード10Aについて図8を参照して説明する。図8は、触覚提示キーボード10Aの分解斜視図である。触覚提示キーボード10Aは、第1の実施形態に係る触覚提示キーボード10に対して、押下されるタッチセンサ3の領域以外の領域で樹脂フィルム2が下面側に沈むことを防止するものである。
より具体的には、触覚提示キーボード10Aは、桟7及び振動体40Aを備える点において、触覚提示キーボード10と相違する。振動体40Aは、振動板6Aを備える点において振動体40と相違する。
桟7は、樹脂フィルム2と振動板6との間に、すなわち第1の実施形態に係る触覚提示キーボード10の空隙900に配置される。桟7は、図8に示すように、タッチセンサ3の領域に対応する領域間を幅方向に延在する第1桟71、及び当該領域間を奥行方向に延在する第2桟72をそれぞれ複数備えている。各第1桟71及び各第2桟72により囲まれた複数の領域73は、それぞれタッチセンサ3の領域に対応する。すなわち、触覚提示キーボード10Aは、平面視すると、各第1桟71及び各第2桟72が複数のタッチセンサ3を区切り、かつ各領域73が各タッチセンサ3に重なって構成される。
桟7は、第1桟71及び第2桟72の接続部の振動体6側に脚部74を複数備えている。振動板6Aには、複数の孔60が形成されている。各孔60は、各脚部74に対応する位置に配置されている。各孔60は、振動板6Aの移動量を考慮して形状が設定されている。脚部74は、下面側に沈み込んでも、対応する孔60を貫通するため、振動板6Aが振動していても振動板6Aに接触しない。これにより、振動板6Aは、脚部74によって振動が阻害されることがない。また、脚部74は、孔60を貫通すると、振動板6Aの下面を覆うカバーに接触して第1桟71及び第2桟72が下面側に沈み込みすぎることを防ぐ。
樹脂フィルム2は、桟7で各タッチセンサ3の領域が区切られていることにより、指901によって押下されると、各タッチセンサ3に対応する領域毎に下面側に突出するように変形する。すなわち、樹脂フィルム2は、桟7により、タッチされたタッチセンサ3以外の位置で下面側に沈み込みにくくなる。
上述の例では、振動体40は、触覚提示キーボード10の幅方向に振動していたが、以下のように、触覚提示キーボード10の高さ方向に振動してもよい。
図9(A)は、実施形態1に係る振動体40の変形例に係る振動体40Bの背面図であり、図9(B)は、振動体40Bを奥行方向に沿って視た側面図である。ただし、図9(A)及び図9(B)は、説明のために、振動体40B以外の構成の図示を省略している。また、図9(B)は、振動板6Bの高さ方向への撓み量を誇張して図示しているが、実際の振動板6Bの撓み量は、人が指901で知覚できないほどの大きさである。
振動体40Bは、図9(A)に示すように、振動板6Bと、2枚の圧電フィルム400Bと、フレーム部材65と、フレーム部材66と、を備えている。
振動板6Bは、図9(B)に示すように、幅方向の中央部分が高さ方向へ撓む点において振動板6と相違する。
2枚の圧電フィルム400Bは、形状と、振動板6Bへの接着とが異なる点において、圧電フィルム4と相違する。各圧電フィルム400Bは、触覚提示キーボード10の幅方向において、長さが振動板6Bの長さと略同じである。2枚の圧電フィルム400Bは、図9(A)に示すように、触覚提示キーボード10の奥行方向に沿って順に配置されている。各圧電フィルム400Bは、幅方向及びその反対方向において、端部が振動板6Bの端部に接着されている。
より具体的には、各圧電フィルム400Bの幅方向の端部は、フレーム部材66を介して、振動板6Bの幅方向の端部に接着されている。各圧電フィルム400Bの幅方向と反対方向の端部は、フレーム部材65を介して、振動板6Bの幅方向と反対方向の端部に接着されている。
振動板6Bは、各圧電フィルム400Bが、図9(B)の矢印902に示すように、幅方向に沿って伸張すると、矢印903に示すように、幅方向の中央部が高さ方向と反対方向に変位する。振動板6Bは、各圧電フィルム400Bが幅方向に沿って収縮すると、幅方向の中央部が高さ方向に変位する。従って、各圧電フィルム400Bが伸縮を繰り返すと、振動板6Bの幅方向の中央部の高さ方向への撓み量は、増減を繰り返す。これにより、振動板6Bは、幅方向の中央部を中心に、高さ方向に沿って振動する。
なお、振動板6Bと各圧電フィルム400Bとの接着の際に、振動板6Bの幅方向及びその反対方向の端部において、高さ方向と反対方向に曲げ応力がかけられることが望ましい。これにより、各圧電フィルム400Bは、各圧電フィルム400Bを幅方向に伸張させる引張力がかかる。この引張力は、各圧電フィルム400Bの幅方向への伸張力を強めるため、振動板6B振動をより大きくする。
また、振動体40Bは、2枚の圧電フィルム400Bに対して、互いに異なる周波数の駆動信号を与えることにより、振動板6Bを2つの周波数で振動させることができる。これにより、触覚提示キーボード10は、キーが押下されたときに、より多様な振動を利用者に知覚させることができる。ただし、振動体40Bは、2枚の圧電フィルム400Bに限らず、主面が振動板6Bと略同じ形状の1枚の圧電フィルムを備える態様であっても構わない。
上述の例では、振動体40,40A,40Bは、圧電フィルム4で構成されていたが、他の構成からなる態様であっても構わない。例えば、図10の第3の実施形態に係る触覚提示キーボード10Cの分解斜視図に示すように、振動体40Cは、圧電セラミックス8からなってもよい。
圧電セラミックス8は、平板状であり、枠体1Cの中空部に保持される。圧電セラミックス8は、対向する両主面に電極(不図示)が形成されている。圧電セラミックス8は、電極に印加される駆動信号によって両主面間に電界が発生すると、触覚提示キーボード10Cの厚み方向に膨張及び収縮を繰り返して振動する。
なお、振動体40Cは、圧電セラミックス8に限らず、電動モータを備えたバイブレータからなる態様であっても構わない。
また、上述の例は、キーボードであったが、本発明の触覚提示装置は、タッチ操作に対する触覚提示するものであれば、例えば、ゲームパッドであってもよい。
1,1B…枠体
2…樹脂フィルム
3…タッチセンサ
4,400B…圧電フィルム
5…接着剤
6,6A,6B…振動板
8…圧電セラミックス
10,10A,10C…触覚提示キーボード
40,40A,40B,40C…振動体
7…桟
71…第1桟
72…第2桟
101…位置検出部
102…キー特定部
103…駆動部
104…出力部
900…空隙
901…指

Claims (6)

  1. 駆動信号に基づいて振動する振動体と、
    前記振動体の主面と空隙を介して対向配置され、前記振動体と反対側の主面が操作面となる弾性フィルムと、
    タッチ操作を検出する検出部と、
    前記検出部が前記タッチ操作を検出すると、前記駆動信号を前記振動体に印加する駆動部と、
    を備え、
    前記弾性フィルムは、押下されると下面側に突出するように変形し、その変形した突出部分が前記振動体の上面に接触する、触覚提示装置。
  2. 前記検出部は、前記弾性フィルムへの接触を検出するタッチセンサからなる、
    請求項1に記載の触覚提示装置。
  3. 前記振動体は、
    一部に圧電性樹脂を含み、対向する両主面に電極が形成され、面方向に伸縮可能なフィルムと、
    前記フィルムが接着される平板状の振動板と、を有し、
    前記駆動部は、前記両主面の電極に駆動信号を印加する、
    請求項1又は請求項2に記載の触覚提示装置。
  4. 前記圧電性樹脂は、ポリフッ化ビニリデンを材料とすることを特徴とする請求項3に記載の触覚提示装置。
  5. 前記圧電性樹脂は、キラル高分子を材料とすることを特徴とする請求項3に記載の触覚提示装置。
  6. 前記キラル高分子は、ポリ乳酸であることを特徴とする請求項5に記載の触覚提示装置。
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