JP6125444B2 - 微生物検出システム及び微生物の検出方法 - Google Patents

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Description

本発明は環境評価技術に関し、特に微生物検出システム及び微生物の検出方法に関する。
バイオクリーンルーム等のクリーンルームにおいては、粒子検出装置を用いて、飛散している微生物等の粒子が検出され、記録される(例えば、特許文献1、2及び非特許文献1参照。)。粒子の検出結果から、クリーンルームの空調機器の劣化具合を把握可能である。また、クリーンルームで製造された製品に、参考資料として、クリーンルーム内の粒子の検出記録が添付されることもある。光学式の粒子検出装置は、例えば、クリーンルーム中の気体を吸引し、吸引した気体に光を照射する。気体に微生物が含まれていると、個々の微生物から自家蛍光が発せられるため、蛍光を検出した回数から、気体に含まれる微生物の数を検出することが可能となる。
特開2011−83214号公報 米国特許第8358411号明細書
長谷川倫男他,「気中微生物リアルタイム検出技術とその応用」,株式会社山武,azbil Technical Review 2009年12月号,p.2-7,2009年
本発明は、信頼性の高い微生物検出システム及び微生物の検出方法を提供することを目的の一つとする。
本発明の態様によれば、(a)気体を吸引し、気体に光を照射して気体に含まれる微生物を検出する微生物検出装置と、(b)微生物検出装置で光を照射された微生物を捕集する培地を格納可能な少なくとも1つのチャンバと、(c)微生物検出装置に設けられた、光を照射された気体が排出される排出口と、少なくとも1つのチャンバに設けられた注入口と、を、結ぶ経路を、微生物が検出されたときに連通し、微生物が検出されていないときに遮断する開閉装置と、を備える、微生物検出システムが提供される。
また、本発明の態様によれば、(a)微生物検出装置で気体を吸引し、気体に光を照射して気体に含まれる微生物を検出することと、(b)微生物検出装置に設けられた、光を照射された気体が排出される排出口と、微生物を捕集する培地を格納する少なくとも1つのチャンバに設けられた注入口と、を、結ぶ経路を、微生物検出装置で微生物が検出されたときに連通し、微生物が検出されていないときに遮断することと、を含む、微生物の検出方法が提供される。
本発明によれば、信頼性の高い微生物検出システム及び微生物の検出方法を提供可能である。
本発明の第1の実施の形態に係る微生物検出システムの模式図である。 本発明の第1の実施の形態に係る光学式微生物検出装置の模式図である。 本発明の第1の実施の形態に係る光源素子の断面図である。 本発明の第1の実施の形態に係るチャンバの模式図である。 本発明の第1の実施の形態に係るチャンバの模式図である。 本発明の第1の実施の形態に係るチャンバの模式図である。 本発明の第2の実施の形態に係る微生物検出システムの模式図である。 本発明のその他の実施の形態に係る光学式微生物検出装置の光学系の模式図である。
以下に本発明の実施の形態を説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号で表している。但し、図面は模式的なものである。したがって、具体的な寸法等は以下の説明を照らし合わせて判断するべきものである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
(第1の実施の形態)
第1の実施の形態に係る微生物検出システムは、図1に示すように、気体を吸引し、気体に光を照射して気体に含まれる微生物を検出する微生物検出装置10と、微生物検出装置10で光を照射された微生物を捕集する培地を格納可能な少なくとも1つのチャンバ20と、微生物検出装置10に設けられた、光を照射された気体が排出される排出口と、少なくとも1つのチャンバ20に設けられた注入口と、を、結ぶ経路19を、微生物が検出されたときに連通し、微生物が検出されていないときに遮断する開閉装置5と、を備える。
光学式微生物検出装置10は、例えば図2に示すように、光を発する光源素子1と、光源素子1が装着される台座2と、光源素子1から放射された光を平行光にする照射側平行光レンズ11と、平行光を集光する照射側集光レンズ12と、照射側集光レンズ12で集光された光に微生物を含む気流を横切らせる噴射機構3と、を備える。噴射機構3は、例えば気流の流速を変化させるためのエアバルブを備えていてもよい。
台座2に装着された光源素子1は、例えば図3に示すように、基板101と、基板101の表面に沿って設けられたアノード電極102と、カソード電極103と、基板101上に配置された発光ダイオード(LED)チップ104と、を備える。アノード電極102と、LEDチップ104と、は、ワイヤボンディング105で電気的に接続される。また、カソード電極103と、LEDチップ104と、は、ワイヤボンディング106で電気的に接続される。基板101上には、LEDチップ104を取り囲むように、リフレクタ107が配置される。また、LEDチップ104は、透明樹脂108で封止される。
光源素子1が発する光は、可視光であっても、紫外光であってもよい。光が可視光である場合、光の波長は、例えば400ないし410nmの範囲内であり、例えば405nmである。光が紫外光である場合、光の波長は、例えば310ないし380nmの範囲内であり、例えば355nmである。ただし、光源素子1が発する光の波長は、検出対象の微生物の種類によって決定され、これらの数値に限定されない。図2に示す光源素子1を保持する台座2は、光学式微生物検出装置10の筐体31に固定されている。
噴射機構3は、ファン等によって筐体31の外部から気体を吸引し、ノズル等を介して、吸引した気体を照射側集光レンズ12の焦点に向けて噴射する。照射側集光レンズ12で集光された光の進行方向に対して、噴射機構3から噴射される気流の進行方向は、例えば、略垂直に設定される。ここで、気流に微生物が含まれていると、微生物に当たった光がミー散乱により散乱し、散乱光が生じる。また、光を照射された微生物に含まれるニコチンアミドアデニンジヌクレオチド(NADH)及びフラビン等が、蛍光を発する。なお、気体は、必ずしも照射側集光レンズ12の焦点に向けて噴射される必要はない。例えば、気体は、光を横切る限りにおいて、照射側集光レンズ12の焦点から外れた位置に噴射されてもよい。
微生物の例としては細菌及び真菌が含まれる。細菌の例としては、グラム陰性菌、グラム陽性菌、及びカビ胞子を含む真菌が挙げられる。グラム陰性菌の例としては、大腸菌が挙げられる。グラム陽性菌の例としては、表皮ブドウ球菌、枯草菌芽胞、マイクロコッカス、及びコリネバクテリウムが挙げられる。カビ胞子を含む真菌の例としては、アスペルギルスが挙げられる。照射側集光レンズ12で集光された光を横切った気流は、排気機構によって筐体31に設けられている排出口から図1に示すパイプ等の経路19に排気される。
図2に示す光学式微生物検出装置10は、噴射機構3が噴射した気流を横切った光を平行光にする検出側平行光レンズ13と、検出側平行光レンズ13で平行光にされた光を集光する検出側集光レンズ14と、をさらに備える。気流に含まれる微生物によって散乱光が生じた場合、散乱光も、検出側平行光レンズによって平行光にされ、その後、検出側集光レンズ14で集光される。
検出側集光レンズ14の焦点には、微生物によって散乱した光を検出する散乱光検出部16が配置されている。散乱光検出部16としては、フォトダイオード及び光電子増倍管等が使用可能である。散乱光検出部16が散乱光を検出した回数から、微生物の数を計測することが可能である。また、微生物による散乱光の強度は、微生物の粒径と相関する。したがって、散乱光検出部16で散乱光の強度を検出することにより、光学式微生物検出装置10が配置された環境を飛散する微生物の粒径を求めることが可能である。
光学式微生物検出装置10の筐体31内部には、例えば噴射機構3から噴射される気流と平行に、凹面ミラーである集光ミラー15がさらに配置されている。集光ミラー15は、気流に含まれる微生物が発した蛍光を集光する。集光ミラー15の焦点には、蛍光を検出する蛍光検出部17が配置されている。散乱光検出部16が散乱光を検出し、かつ蛍光検出部17が蛍光を検出しなかった場合、気流に含まれる粒子が非生物粒子であることが分かる。散乱光検出部16が散乱光を検出し、かつ蛍光検出部17が蛍光を検出した場合、気流に含まれる粒子が微生物等の生物粒子であることが分かる。また、蛍光検出部17が蛍光を検出した回数から、微生物の数を計測することが可能である。例えば、散乱光検出部16及び蛍光検出部17には、検出した光強度及び蛍光強度をリアルタイムに統計処理するコンピュータが接続される。コンピュータに、図1に示す開閉装置5が接続されている。
開閉装置5はバルブ等を備える。開閉装置5は、微生物検出装置10が生物粒子が発した蛍光を検出したときのみ、微生物検出装置10に設けられた、光を照射された気体が排出される排出口と、少なくとも1つのチャンバ20に設けられた注入口と、を、結ぶ経路19を、連通する。開閉装置5は、微生物検出装置10が生物粒子が発した蛍光を検出していないときは、経路19を遮断する。これにより、生物粒子が検出されたときのみ、光学式微生物検出装置10で光を照射された気体は、経路19を経てチャンバ20に送り込まれる。生物粒子が検出されていないときは、光学式微生物検出装置10で光を照射された気体は、開閉装置5によって排出経路50に誘導され、外部に排出される。
図4に示すように、チャンバ20には、例えばシャーレ22が格納される。シャーレ22には、培地23が入れられている。光学式微生物検出装置10で検査された気体に含まれている微生物の少なくとも一部が、培地23に吸着され、培地23上で培養される。なお、図5に示すように、微生物を含む気流の進行方向に対して、培地23が垂直になるよう、経路19とチャンバ20を接続してもよい。また、図6に示すように、捕捉する微粒子の大きさに応じて、経路19の開口にノズル28を設けてもよい。気流に含まれていた微生物が培地23に衝突すると、培地23において微生物の培養が直ちに開始され、微生物は乾燥ストレスや栄養不足ストレスから解放される。培地23上で培養された微生物は、目視により観察されるか、または適宜染色され、光学式顕微鏡等で観察される。
第1の実施の形態に係る微生物検出システムは、チャンバ20内の温度を制御する温度制御装置をさらに備えていてもよい。温度制御装置は、例えば内部に冷媒が供給される温度調整パイプ24を備える。あるいは、温度制御装置は、ペルティエ素子を備えていてもよい。
また、第1の実施の形態に係る微生物検出システムは、チャンバ20内の湿度を制御する湿度制御装置をさらに備えていてもよい。湿度制御装置は、例えば、湿度センサ25及び乾燥気流供給パイプ26を備える。湿度センサ25は、チャンバ20内の湿度を検出する。湿度センサ25が検出した湿度の値が所定の値よりも高い場合は、乾燥気流供給パイプ26から乾燥空気がチャンバ20内に供給され、チャンバ20内の湿度が制御される。一般に細菌は水分活性の高い食品で増殖するが、酵母は比較的水分活性の低い食品で増殖し、カビではさらに水分活性の低い食品でも増殖する。ただし、好塩性細菌は水分活性が非常に低くても増殖し、耐乾性カビや耐浸透圧性酵母ではさらに低い水分活性でも増殖が可能である。したがって、水分活性が低くても増殖可能な微生物が検出対象である場合は、湿度制御装置でチャンバ20内を除湿するとよい。
チャンバ20内の気体は、図1に示すパイプ29、ろ過装置30、及びパイプ39を介して吸引装置40で吸引される。図4に示すように、パイプ29にはバルブ27が設けられていてもよい。図1に示すろ過装置30は、例えばHEPA(high efficiency particulate air)フィルタを備え、微生物等が吸引装置40を経て大気中に排出されるのを防止する。吸引装置40としては、例えばポンプ等が使用可能である。
従来においては、光学式微生物検出装置で検査された気体は、常時ゼラチンフィルタで濾過され、ゼラチンフィルタで捕捉された微生物が培養されている。しかし、従来の方法では、光学式微生物検出装置で検出された微生物の数と、ゼラチンフィルタで捕捉され培養された微生物のコロニーの数と、の相関がとれない場合がある。本発明者は、鋭意研究の上、従来の方法では、ゼラチンフィルタが常時、光学式微生物検出装置の排気にさらされているため、ゼラチンフィルタが乾燥し、ゼラチンフィルタに捕捉された微生物が死滅する場合があることを見出した。また、本発明者は、ゼラチンフィルタに捕捉された微生物が、栄養分の欠乏により死滅する場合があることも見出した。
これに対し、本発明の第1の実施の形態に係る微生物検出システムは、微生物検出装置10に設けられた、光を照射された気体が排出される排出口と、少なくとも1つのチャンバ20に設けられた注入口と、を、結ぶ経路19を、微生物が検出されたときに連通し、微生物が検出されていないときに遮断する開閉装置5を備えるため、チャンバ20内の図4ないし図6に示す培地23に、光学式微生物検出装置10で検査された気体が常時吹き付けられることがない。そのため、培地23の乾燥が抑制されるため、培地23に捕捉された微生物が乾燥により死滅することを抑制することが可能となる。また、培地23が栄養分を含む場合は、微生物が栄養分の欠乏により死滅することも抑制可能となる。したがって、微生物検出装置10で検出された微生物の数と、培地23で捕捉され培養された微生物のコロニーの数と、を比較した際に、相関がとれやすくなる。
(第2の実施の形態)
第2の実施の形態に係る微生物検出システムは、図7に示すように、複数のチャンバ20A、20Bを備え、複数の開閉装置5A、5Bが、微生物検出装置10が検出した微生物の粒径等の特性に応じて、微生物を複数のチャンバ20A、20Bのいずれかに振り分ける。上述したように、微生物による散乱光の強度は、微生物の粒径と相関するため、光学式微生物検出装置10は、検出した微生物の粒径を求めることが可能である。ここで、例えば、微生物が細菌である場合、細菌の粒径は、例えば0.5ないし1.0μmである。また、微生物が真菌である場合、真菌の粒径は、例えば1.0ないし5.0μmである。したがって、検出した微生物の粒径から、微生物が細菌であるか、真菌であるか、を判別することが可能である。
細菌と真菌では、培養条件が異なる。例えば、細菌を培養する場合には、トリプトソイ寒天(TSA)培地が用いられ、温度は32℃に設定される。また、例えば、真菌を培養する場合には、バレイショブドウ糖寒天(PDA)培地が用いられ、温度は25℃に設定される。
第2の実施の形態において、光学式微生物検出装置10の排気口は、経路19を経て、開閉装置5Aに接続されている。開閉装置5Aには、経路19Aと経路19Cが接続されている。経路19Aには、チャンバ20Aが接続されている。チャンバ20Aの内部は、例えば、細菌の培養に適した環境に設定され、TSA培地が配置される。経路19Cには、開閉装置5Bが接続されている。開閉装置5Bには、経路19Bと排出経路50が接続されている。経路19Bには、チャンバ20Bが接続されている。チャンバ20Bの内部は、例えば、真菌の培養に適した環境に設定され、PDA培地が配置される。
開閉装置5Aは、光学式微生物検出装置10が細菌に相当する大きさの蛍光粒子を検出したときのみ、光学式微生物検出装置10と、チャンバ20Aと、を連通させる。また、開閉装置5A、5Bは、光学式微生物検出装置10が真菌に相当する大きさの蛍光粒子を検出したときのみ、光学式微生物検出装置10と、チャンバ20Bと、を連通させる。光学式微生物検出装置10が細菌又は真菌を検出していないときは、開閉装置5A、5Bは、光学式微生物検出装置10と、排出経路50と、を連通させる。チャンバ20A内の気体は、パイプ29A、ろ過装置30A、及びパイプ39Aを介して吸引装置40Aで吸引される。チャンバ20B内の気体は、パイプ29B、ろ過装置30B、及びパイプ39Bを介して吸引装置40Bで吸引される。
第2の実施の形態に係る微生物検出システムによれば、検査対象となる気体に複数種類の微生物が含まれている場合に、微生物の種類ごとに適した培養をすることが可能となる。なお、微生物検出システムは、3個以上のチャンバ、3個以上の開閉装置を備えていてもよい。
(その他の実施の形態)
上記のように、本発明を実施の形態によって記載したが、この開示の一部をなす記述及び図面はこの発明を限定するものであると理解するべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施の形態及び運用技術が明らかになるはずである。例えば、光学式微生物検出装置10における光学系は、図2に示した例に限られない。例えば、図8に示すように、平行光レンズ51で平行光にされた光に、微生物を含む気流を横切らせてもよい。この様に、本発明はここでは記載していない様々な実施の形態等を包含するということを理解すべきである。
1 光源素子
2 台座
3 噴射機構
5、5A、5B 開閉装置
10 微生物検出装置
11 照射側平行光レンズ
12 照射側集光レンズ
13 検出側平行光レンズ
14 検出側集光レンズ
15 集光ミラー
16 散乱光検出部
17 蛍光検出部
19、19A、19B、19C 経路
20、20A、20B チャンバ
22 シャーレ
23 培地
24 温度調整パイプ
25 湿度センサ
26 乾燥気流供給パイプ
27 バルブ
29、29A、29B、39、39A、39B パイプ
28 ノズル
30、30A、30B ろ過装置
31 筐体
40、40A、40B 吸引装置
50 排出経路
51 平行光レンズ
101 基板
102 アノード電極
103 カソード電極
104 チップ
105、106 ワイヤボンディング
107 リフレクタ
108 透明樹脂

Claims (12)

  1. 気体を吸引し前記気体に光を照射して前記気体に含まれる微生物を検出する微生物検出装置と、
    前記微生物検出装置で光を照射された前記微生物を捕集する培地を格納可能な少なくとも1つのチャンバと、
    前記微生物検出装置に設けられた、光を照射された気体が排出される排出口と、前記少なくとも1つのチャンバと、を結ぶ経路を、前記微生物が検出されたときに連通し、前記微生物が検出されていないときに遮断し前記気体を排出経路に誘導し外部に排出する開閉装置と、
    を備える、微生物検出システム。
  2. 前記培地で、前記微生物検出装置から排出された気体に含まれていた微生物が培養される、請求項1に記載の微生物検出システム。
  3. 前記チャンバを複数備え、前記開閉装置が、前記微生物検出装置が検出した前記微生物の特性に応じて、前記微生物を前記複数のチャンバのいずれかに振り分ける、請求項1又は2に記載の微生物検出システム。
  4. 前記少なくとも1つのチャンバ内の温度を制御する温度制御装置を更に備える、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の微生物検出システム。
  5. 前記少なくとも1つのチャンバ内の湿度を制御する湿度制御装置を更に備える、請求項1ないし4のいずれか1項に記載の微生物検出システム。
  6. 微生物検出装置で気体を吸引し前記気体に光を照射して前記気体に含まれる微生物を検出することと、
    前記微生物検出装置に設けられた、光を照射された気体が排出される排出口と、前記微生物を捕集する培地を格納する少なくとも1つのチャンバに設けられた注入口と、を結ぶ経路を、前記微生物検出装置で前記微生物が検出されたときに連通し、前記微生物が検出されていないときに遮断し前記気体を排出経路に誘導し外部に排出することと、
    を含む、微生物の検出方法。
  7. 前記培地で、前記微生物検出装置から排出された気体に含まれていた微生物を培養することを更に含む、請求項6に記載の微生物の検出方法。
  8. 前記微生物検出装置で検出された微生物の数と、前記培地で培養された微生物の数と、を比較することを更に含む、請求項7に記載の微生物の検出方法。
  9. 前記培地で培養された微生物の数が前記微生物のコロニーの数である、請求項8に記載の微生物の検出方法。
  10. 前記チャンバを複数用意し、前記微生物検出装置が検出した前記微生物の特性に応じて、前記微生物を前記複数のチャンバのいずれかに振り分ける、請求項6ないし9のいずれか1項に記載の微生物の検出方法。
  11. 前記少なくとも1つのチャンバ内の温度を制御することを更に含む、請求項6ないし10のいずれか1項に記載の微生物の検出方法。
  12. 前記少なくとも1つのチャンバ内の湿度を制御することを更に含む、請求項6ないし11のいずれか1項に記載の微生物の検出方法。
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