JP6123784B2 - 画像形成装置、節電状態制御方法及びプログラム - Google Patents

画像形成装置、節電状態制御方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、画像形成装置、節電状態制御方法及びプログラムに関する。
従来、ユーザーが節電状態の画像形成装置を使用する際、画像形成装置上で節電状態を解除するための所定の操作を行ってから節電状態が解除されるまでその場で待機する必要がある。
これに対し、ユーザーの存在を事前に検知するセンサーを備えることで、ユーザーの到着前から起動を開始して待ち時間を短縮する技術が提案されている。
例えば、特許文献1には、少なくとも撮像機能を備えた検知手段を含み、動作中の消費電力及び動作仕様が相互に異なる複数種類の検知手段を用いる技術が開示されている。
特開2014−98894号公報
しかしながら、上記特許文献1記載の技術では、画像形成装置を使用しないユーザーが近くを通り過ぎようとする際、画像形成装置の設置場所によっては、壁などの障害物によりセンサーの検知範囲を避けて通過できる領域が存在しない場合がある。この場合、ユーザーはセンサーの検知範囲内に入らざるを得ないため、節電状態が解除されて無駄に電力が消費されてしまい、省エネ利用を妨げてしまうという問題がある。
本発明は、画像形成装置の設置場所に関わらず、意図しない節電状態の解除を抑制して省エネ利用を実現することが可能な画像形成装置、節電状態制御方法及びプログラムを提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、上記目的を達成するためになされたものであり、
画像形成装置において、
ユーザー及び当該ユーザーの通行を妨げる障害物を検知するとともに、当該検知されたユーザー及び障害物の位置を計測する検知部と、
前記検知部により、ユーザーが侵入した場合に節電状態を解除する節電解除領域内への前記ユーザーの侵入が検知された場合に、前記節電状態を解除する節電解除部と、
前記検知部により障害物が検知された場合に、当該検知部により計測された障害物の位置に基づいて、前記節電解除領域内に節電状態を解除しない節電解除回避領域が必要であるか否かを判定する第1判定部と、
前記第1判定部により節電解除回避領域が必要であると判定された場合に、当該節電解除回避領域を作成する作成部と、
を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、
光を照射する照射部と、
前記検知部により、ユーザーを検知する人検知領域内への前記ユーザーの侵入が検知された場合に、前記照射部により前記節電解除領域を照射させる照射制御部と、
を更に備え、
前記照射制御部は、前記節電解除回避領域を除く前記節電解除領域を照射させることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の画像形成装置において、
前記検知部によりユーザーが検知された場合に、当該検知部により連続的に計測されたユーザーの位置に基づいて、当該ユーザーの移動経路を取得する取得部と、
前記取得部により取得された移動経路に基づいて、前記節電解除回避領域を変更する必要があるか否かを判定する第2判定部と、
前記第2判定部により節電解除回避領域を変更する必要があると判定された場合に、当該節電解除回避領域を変更する第1変更部と、
を更に備えることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の画像形成装置において、
前記第1変更部は、前記ユーザーの移動経路の延長線よりも自装置から遠ざかる側の全ての領域が含まれるように前記節電解除回避領域を変更することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の画像形成装置において、
前記検知部により他のユーザーが検知された場合に、前記取得部により取得された他のユーザーの移動経路に基づいて、当該他のユーザーが自装置に向かっているか否かを判定する第3判定部を更に備え、
前記第1変更部は、前記第3判定部により自装置に向かっていると判定された場合に、前記節電解除回避領域を、前記ユーザーの移動経路の延長線上のみに作成された状態に変更することを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1又は2に記載の画像形成装置において、
前記作成部により作成された節電解除回避領域内で前記検知部により前記ユーザーが検知された場合であって、前記検知部により他のユーザーが検知された場合に、前記節電解除回避領域を幅広に変更する第2変更部を更に備えることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項1又は2に記載の画像形成装置において、
前記検知部は、他の画像形成装置を検知するとともに、当該検知された他の画像形成装置の位置を計測し、
前記他の画像形成装置に自装置の位置情報を送信するとともに、前記他の画像形成装置から送信されたユーザーを検知する人検知領域及び前記節電解除領域の位置情報を受信する通信部を更に備え、
前記第1判定部は、前記通信部により受信された他の画像形成装置の節電解除領域の位置情報に基づいて、自装置の前記節電解除領域内に前記節電解除回避領域が必要であるか否かを判定し、
前記通信部は、前記他の画像形成装置に前記作成部により作成された節電解除回避領域の位置情報を送信することを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の画像形成装置において、
前記検知部によりユーザーが検知された場合に、当該検知部により連続的に計測されたユーザーの位置に基づいて、当該ユーザーの移動経路を取得する取得部と、
前記取得部により取得された移動経路に基づいて、前記節電解除回避領域を変更する必要があるか否かを判定する第2判定部と、
前記第2判定部により節電解除回避領域を変更する必要があると判定された場合に、当該節電解除回避領域を変更する第1変更部と、
を更に備え、
前記通信部は、前記他の画像形成装置に前記第1変更部により作成された節電解除回避領域の位置情報を送信することを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、請求項7に記載の画像形成装置において、
自装置の前記人検知領域であり且つ前記他の画像形成装置の節電解除領域でない領域に、ユーザーが通行可能な領域が存在するか否かを判定する第4判定部を更に備え、
前記作成部は、前記第4判定部によりユーザーが通行可能な領域が存在すると判定された場合に、自装置の前記節電解除領域内に前記節電解除回避領域を作成することを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、
画像形成装置の節電状態制御方法であって、
ユーザー及び当該ユーザーの通行を妨げる障害物を検知するとともに、当該検知されたユーザー及び障害物の位置を計測する検知部により、ユーザーが侵入した場合に節電状態を解除する節電解除領域内への前記ユーザーの侵入が検知された場合に、前記節電状態を解除するステップと、
前記検知部により障害物が検知された場合に、当該検知部により計測された障害物の位置に基づいて、前記節電解除領域内に節電状態を解除しない節電解除回避領域が必要であるか否かを判定するステップと、
前記節電解除回避領域が必要であると判定された場合に、当該節電解除回避領域を作成するステップと、
を含む。
請求項11に記載の発明は、
コンピュータを、
ユーザー及び当該ユーザーの通行を妨げる障害物を検知するとともに、当該検知されたユーザー及び障害物の位置を計測する検知部により、ユーザーが侵入した場合に節電状態を解除する節電解除領域内への前記ユーザーの侵入が検知された場合に、前記節電状態を解除する節電解除手段、
前記検知部により障害物が検知された場合に、当該検知部により計測された障害物の位置に基づいて、前記節電解除領域内に節電状態を解除しない節電解除回避領域が必要であるか否かを判定する第1判定手段、
前記第1判定手段により節電解除回避領域が必要であると判定された場合に、当該節電解除回避領域を作成する作成手段、
として機能させるためのプログラムである。
本発明によれば、画像形成装置の設置場所に関わらず、意図しない節電状態の解除を抑制して省エネ利用を実現することができる。
本実施形態に係る画像形成装置の概略構成を示す図である。 本実施形態に係る画像形成装置の制御構成を示すブロック図である。 光照射部の概略構成を示す図である。 本実施形態に係る画像形成装置の電源が投入された場合に行われる処理を示すフローチャートである。 障害物に沿って節電解除回避領域が設定された一例を示す図である。 本実施形態に係る画像形成装置が実際に起動された場合に行われる処理を示すフローチャートである。 ユーザーの移動経路上に節電解除回避領域が設定された一例を示す図である。 図7に示す例と比較してより広範に節電解除回避領域が設定された一例を示す図である。 図8の状態から他のユーザーの接近に伴い図7(B)に示す節電解除領域が再設定された一例を示す図である。 図5の状態から他のユーザーの接近に伴い節電解除回避領域が幅広に変更された一例を示す図である。 2つの画像形成装置の中間位置に沿って節電解除回避領域が設定された一例を示す図である。 変形例4に係る画像形成装置の電源が投入された場合に行われる処理を示すフローチャートである。 変形例4に係る画像形成装置が実際に起動された場合に行われる処理を示すフローチャートである。 変形例4に係る画像形成装置が実際に起動された場合に行われる処理を示すフローチャートである。 ユーザーの移動経路上に節電解除回避領域が設定された一例を示す図である。 一台の画像形成装置のみ節電解除領域を照射させた一例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
本実施形態に係る画像形成装置1は、図1及び図2に示すように、制御部10と、画像読取部20と、画像処理部30と、画像形成部40と、操作表示部50と、通信部60と、人体検知部70と、光照射部80と、電源供給部100と、を備えて構成され、各部はバスを介して接続されている。
制御部10は、CPU、ROM、RAM等により構成される。制御部10のCPUは、ROMに記憶されているシステムプログラムや各種処理プログラムを読み出してRAMに展開し、展開されたプログラムに従って、画像形成装置1各部の動作を集中制御する。
画像読取部20は、光源、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサー、A/D変換器等により構成され、光源から原稿へ照明走査した光の反射光を結像して光電変換することにより原稿の画像を読み取り、読み取った画像をA/D変換し、得られた画像データを画像処理部30に出力する。
画像処理部30は、画像読取部20や通信部60等を介して入力された入力画像データ(濃度階調データ)に対して、シェーディング補正、色変換、階調補正、階調再現処理(スクリーン処理又は誤差拡散処理)等を施して画像形成部40に出力する。
画像形成部40は、画像処理部30から入力された画像データに基づいて、記録用紙などの記録媒体に画像形成を行う。画像形成部40による画像形成の方式としては、電子写真方式、インクジェット方式、熱転写方式など、任意の周知の方法を採用することができる。
操作表示部50は、表示部51及び操作部52により構成される。
表示部51は、LCD(Liquid Crystal Display)等により構成され、制御部10から入力される表示信号の指示に従って表示画面上に各種操作ボタンや装置の状態表示、各機能の動作状況等の表示を行う。
操作部52は、テンキー、スタートキー等の各種キーを備え、ユーザーによるキー操作を受け付けて、その操作信号を制御部10に出力する。また、操作部52は、表示部51のLCDの上面を覆うように透明電極を格子状に配置した感圧式(抵抗膜圧式)のタッチパネルを有し、手指やタッチペン等で押下された力点のXY座標を電圧値で検出し、検出された位置信号を操作信号として制御部10に出力する。なお、タッチパネルは、感圧式に限らず、他の静電式、光式等であってもよい。
通信部60は、モデム、LANアダプターやルーター等によって構成され、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等の通信ネットワークに接続されたPC(Personal Computer)等の外部装置との通信制御を行い、画像データ等の受信等を行う。
人体検知部(検知部)70は、深度センサーにより構成され、赤外線による特殊なパターンを対象物に照射して、そのパターンをカメラで撮像して得られた情報に基づいて、所定の領域(以下、人検知領域E1)内の対象物の位置(深度)を計測する。具体的には、人体検知部70は、人検知領域E1内におけるユーザーを検知するとともに、当該検知したユーザーの位置を計測する。また、人体検知部70は、人検知領域E1内における壁などの障害物を検知するとともに、当該検知した障害物の位置を計測する。なお、人体検知部70としては、例えば、Kinect(登録商標)等の各種周知のセンサーを利用することができる。
光照射部(照射部)80は、透過型の液晶パネルを3枚用いてカラー画像表示を行う3板方式の装置であり、画像形成装置1の外部の所定の領域(以下、節電解除領域E2)に当該節電解除領域E2であることを示すためのカラー画像を照射する。光照射部80は、図3に示すように、光源81と、第1のダイクロイックミラー82と、第1の反射ミラー83と、第1の液晶パネル84と、第2のダイクロイックミラー85と、第2の液晶パネル86と、第2の反射ミラー87と、第3の反射ミラー88と、第3の液晶パネル89と、クロスダイクロプリズム90と、投射レンズ91と、を備えて構成される。
光源81は、例えば、超高圧水銀ランプにより構成され、カラー画像を照射するために必要とされる、光の3原色である赤色、緑色及び青色の光を含む白色光を出射する。
第1のダイクロイックミラー82は、光源81から出射された光を、反射させる赤色光と、透過させるその他の色光、即ち、緑色光及び青色光と、に分離する。
第1の反射ミラー83は、第1のダイクロイックミラー16により分離された赤色光を、第1の液晶パネル84に向けて反射する。
第1の液晶パネル84は、第1の反射ミラー83により反射された赤色光を、赤色の画像情報に対応した画像信号に応じて空間的に変調する。
第2のダイクロイックミラー85は、第1のダイクロイックミラー82を透過した光を、緑色光と、その他の色光、即ち、青色光と、に分離する。
第2の液晶パネル86は、第2のダイクロイックミラー85により分離された緑色光を、緑色の画像情報に対応した画像信号に応じて空間的に変調する。
第2の反射ミラー87は、第2のダイクロイックミラー85を透過した青色光を、第3の反射ミラー88に向けて反射する。
第3の反射ミラー88は、第2の反射ミラー87により反射された青色光を、第3の液晶パネル89に向けて反射する。
第3の液晶パネル89は、第3の反射ミラー88により反射された青色光を、青色の画像情報に対応した画像信号に応じて空間的に変調する。
クロスダイクロプリズム90は、3つの入射面90R、90G、90Bと、1つの出射面90Tと、を有している。クロスダイクロプリズム90は、入射面90Rに第1の液晶パネル84から出射された赤色光が入射し、入射面90Gに第2の液晶パネル86から出射された緑色光が入射し、入射面90Bに第3の液晶パネル89から出射された青色光が入射するようになっている。クロスダイクロプリズム90は、入射面90R、90G、90Bにそれぞれ入射した赤色光,緑色光,青色光を合成し、合成光を出射面90Tから出射する。
投射レンズ91は、クロスダイクロプリズム90の出射面90Tから出射された合成光を、画像形成装置1の外部に拡大して照射する。
制御部10は、人体検知部70により、人検知領域E1内へのユーザーの侵入が検知された場合に、光照射部80により節電解除領域E2に当該節電解除領域E2であることを示すためのカラー画像を照射させる(図5等参照)。即ち、制御部10は、本発明の照射制御部として機能する。
また、制御部10は、人体検知部70により、節電解除領域E2内へのユーザーの侵入が検知された場合に、節電状態を解除する。即ち、制御部10は、本発明の節電解除部として機能する。
電源供給部100は、商用電源(図示省略)から電力の供給を受けている。電源供給部100は、制御部10に電力を供給するとともに、電力供給線を介して画像読取部20、画像処理部30、画像形成部40、操作表示部50、通信部60、人体検知部70、光照射部80の各部に対して独立して電力を供給する。このため、制御部10は、各部に対して個別に電力供給し又は電力供給を遮断することで、所謂部分節電制御を行うことができる。
本実施形態では、画像形成装置1が所定時間利用されなかった場合に、所定の装置を除いて電力供給を遮断する節電モードを有している。電源供給部100は、節電モードのとき、少なくとも人検知領域E1内へのユーザーの侵入を検知するための人体検知部70及び人体検知部70によりユーザーの侵入が検知された場合に節電解除領域E2にカラー画像を照射するための光照射部80に対して電力供給するようになっている。
一方、電源供給部100は、節電モード以外のとき、人体検知部70及び光照射部80に対して電力供給を遮断するようになっている。但し、節電モード以外のときであっても、人体検知部70及び光照射部80に対して電力供給するようにしてもよい。
次に、本実施形態に係る画像形成装置1の電源が投入された場合に行われる処理について、図4及び図5を参照して説明する。この処理は、ユーザーにより操作表示部70を介して電源を投入する命令が入力されたことを契機として開始される。
なお、本実施形態では、画像形成装置1の節電解除領域E2内に壁Wが存在する場合(図5(A)参照)を例示して説明する。
まず、制御部10は、人体検知部70を制御して、画像形成装置1の人検知領域E1内に障害物が存在するか否かを判定する(ステップS101)。ここで、障害物とは、ユーザーの通行を妨げるものであり、例えば、壁等が挙げられる。本実施形態では、図5(B)に示すように、人検知領域E1内にユーザーの通行を妨げる壁Wが存在するので、障害物が存在すると判定される。
障害物が存在すると判定した場合(ステップS101:YES)は、次のステップS102へと移行する。
一方、障害物が存在しないと判定した場合(ステップS101:NO)は、処理を終了する。
次に、制御部10は、人体検知部70を制御して、障害物の位置を計測させる(ステップS102)。
次に、制御部10は、ステップS102で計測された障害物の位置に基づいて、当該障害物と節電解除領域E2との間に、ユーザーが通行可能な領域が存在するか否かを判定する(ステップS103)。図5に示す例では、節電解除領域E2内にユーザーの通行を妨げる壁Wが存在するので、ユーザーが通行可能な領域が存在しないと判定される。
通行可能な領域が存在すると判定した場合(ステップS103:YES)は、処理を終了する。
一方、通行可能な領域が存在しないと判定した場合(ステップS103:NO)は、ユーザーが侵入した場合でも節電状態(節電モード)を解除しない領域(以下、節電解除回避領域E31)が必要であると判定し、次のステップS104へと移行する。
即ち、制御部10は、本発明の第1判定部として機能する。
次に、制御部10は、障害物に沿って、節電解除回避領域E31を作成する(ステップS104)。節電解除回避領域E31は、図5(C)に示すように、障害物(壁W)に沿って、ユーザーが通行可能な程度の広さで作成される。
即ち、制御部10は、本発明の作成部として機能する。
次に、制御部10は、ステップS104で作成された節電解除回避領域E31に基づいて、節電解除領域E2の設定を変更する(ステップS105)。
次に、本実施形態に係る画像形成装置1が実際に起動された場合に行われる処理について、図6及び図7を参照して説明する。
まず、制御部10は、画像形成装置1が節電状態であるか否かを判定する(ステップS201)。
節電状態であると判定した場合(ステップS201:YES)は、次のステップS202へと移行する。
一方、節電状態でないと判定した場合(ステップS201:NO)は、節電状態であると判定されるまでステップS201の処理を繰り返す。
次に、制御部10は、節電状態でない場合に電力供給が遮断されていた人体検知部70を起動する(ステップS202)。なお、同じく節電状態でない場合に電力供給が遮断されていた光照射部80を同時に起動するようにしてもよい。
次に、制御部10は、ステップS202で起動された人体検知部70により人検知領域E1内へのユーザーの侵入が検知されたか否かを判定する(ステップS203)。
ユーザーの侵入が検知されたと判定した場合(ステップS203:YES)は、次のステップS204へと移行する。
一方、ユーザーの侵入が検知されていないと判定した場合(ステップS203:NO)は、ユーザーの侵入が検知されたと判定されるまでステップS203の処理を繰り返す。
次に、制御部10は、ステップS203で侵入が検知されたユーザーの移動経路を取得する(ステップS204)。具体的には、制御部10は、人体検知部70により連続的に計測されたユーザーの位置に基づいて、当該ユーザーの移動経路を取得する。
即ち、制御部10は、本発明の取得部として機能する。
次に、制御部10は、ステップS204で取得されたユーザーの移動経路に基づいて、節電解除領域E2の設定、即ち、節電解除回避領域E31を変更する必要があるか否かを判定する(ステップS205)。具体的には、制御部10は、ユーザーが画像形成装置1に向かっていない場合であって、且つユーザーの移動経路上に図4のステップS104で作成された節電解除回避領域E31が存在しない場合に、節電解除領域E2の設定を変更する必要があると判定する。図7(A)に示す例では、ユーザーが画像形成装置1に向かっておらず、且つユーザーの移動経路上に節電解除回避領域E31が存在しないので、節電解除領域E2の設定を変更する必要があると判定される。
節電解除領域E2の設定を変更する必要があると判定した場合(ステップS205:YES)は、次のステップS206へと移行する。
一方、節電解除領域E2の設定を変更する必要がないと判定した場合(ステップS205:NO)は、ステップS208へと移行する。
即ち、制御部10は、本発明の第2判定部として機能する。
次に、制御部10は、ステップS204で取得されたユーザーの移動経路に基づいて、節電解除回避領域E32を作成する(ステップS206)。具体的には、制御部10は、ユーザーの移動経路の延長線上に、ユーザーが通行可能な程度の広さの節電解除回避領域E32を作成する(図7(B)参照)。
次に、制御部10は、ステップS206で作成された節電解除回避領域E32に基づいて、節電解除領域E2の設定を変更する(ステップS207)。本実施形態では、図7(B)に示すように、節電解除回避領域E31から節電解除回避領域E32に変更される。
即ち、制御部10は、本発明の第1変更部として機能する。
ステップS205で節電解除領域E2の設定を変更する必要がないと判定した場合又はステップS207で節電解除領域E2の設定を変更した後、制御部10は、光照射部80を制御して、節電解除領域E2に当該節電解除領域E2であることを示すためのカラー画像を照射させる(ステップS208)。このとき、制御部10は、節電解除回避領域E32を除く節電解除領域E2を照射させる。
次に、制御部10は、人体検知部70により節電解除領域E2内へのユーザーの侵入が検知されたか否かを判定する(ステップS209)。
ユーザーの侵入が検知されたと判定した場合(ステップS209:YES)は、ステップS211へと移行する。
一方、ユーザーの侵入が検知されていないと判定した場合(ステップS209:NO)は、次のステップS210へと移行する。
次に、制御部10は、ステップS203で人検知領域E1内への侵入が検知されたユーザーが人検知領域E1外へと移動したか否かを判定する(ステップS210)。
人検知領域E1外へと移動したと判定した場合(ステップS210:YES)は、ステップS203へと移行し、再度人検知領域E1内へのユーザーの侵入が検知されたか否かを判定する。
一方、人検知領域E1外へと移動していないと判定した場合(ステップS210:NO)は、ステップS209へと移行し、再度節電解除領域E2内へのユーザーの侵入が検知されたか否かを判定する。
ステップS209で節電解除領域E2内へのユーザーの侵入が検知されたと判定した場合、制御部10は、画像形成装置1の節電状態を解除する(ステップS211)。
次に、制御部10は、光照射部80を制御して、節電解除領域E2へのカラー画像の照射を中止させる(ステップS212)。
次に、制御部10は、ステップS203で人検知領域E1内への侵入が検知されたユーザーが人検知領域E1外へと移動したか否かを判定する(ステップS213)。
人検知領域E1外へと移動したと判定した場合(ステップS213:YES)は、ステップS203へと移行し、再度人検知領域E1内へのユーザーの侵入が検知されたか否かを判定する。
一方、人検知領域E1外へと移動していないと判定した場合(ステップS213:NO)は、人検知領域E1外へと移動したと判定されるまでステップS213の処理を繰り返す。
以上のように、本実施形態に係る画像形成装置1は、ユーザー及び当該ユーザーの通行を妨げる障害物を検知するとともに、当該検知されたユーザー及び障害物の位置を計測する検知部(人体検知部70)と、検知部により、ユーザーが侵入した場合に節電状態を解除する節電解除領域E2内へのユーザーの侵入が検知された場合に、節電状態を解除する節電解除部(制御部10)と、検知部により障害物が検知された場合に、当該検知部により計測された障害物の位置に基づいて、節電解除領域E2内に節電状態を解除しない節電解除回避領域E31が必要であるか否かを判定する第1判定部(制御部10)と、第1判定部により節電解除回避領域E31が必要であると判定された場合に、当該節電解除回避領域E31を作成する作成部(制御部10)と、を備える。
従って、本実施形態に係る画像形成装置1によれば、画像形成装置1の設置場所に関わらず、画像形成装置1を使用しないユーザーが節電解除領域E2を避けて通過できる領域を確保することができるので、意図しない節電状態の解除を抑制することができ、省エネ利用を実現することができる。
また、本実施形態に係る画像形成装置1は、光を照射する照射部(光照射部80)と、検知部により、ユーザーを検知する人検知領域E1内へのユーザーの侵入が検知された場合に、照射部により節電解除領域E2を照射させる照射制御部(制御部10)と、を更に備える。また、照射制御部は、節電解除回避領域を除く節電解除領域E2を照射させる。
従って、本実施形態に係る画像形成装置1によれば、節電解除領域E2をユーザーに視認させることができるので、より確実に意図しない節電状態の解除を抑制することができる。
また、本実施形態に係る画像形成装置1は、検知部によりユーザーが検知された場合に、当該検知部により連続的に計測されたユーザーの位置に基づいて、当該ユーザーの移動経路を取得する取得部(制御部10)と、取得部により取得された移動経路に基づいて、節電解除回避領域E31を変更する必要があるか否かを判定する第2判定部(制御部10)と、第2判定部により節電解除回避領域E31を変更する必要があると判定された場合に、当該節電解除回避領域E31を変更する第1変更部(制御部10)と、を更に備える。
従って、本実施形態に係る画像形成装置1によれば、ユーザーの動きに合わせて自動的に節電解除回避領域を変更することができるので、画像形成装置1を使用しないユーザーにとって最短のルートを提供することができる。
以上、本発明に係る実施形態に基づいて具体的に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
(変形例1)
例えば、図8に示す例では、実施形態の節電解除回避領域E32と比べ、節電解除回避領域E32Aが画像形成装置1から遠ざかる側により広くなるように設定される点が異なっている。なお、説明の簡略化のため、実施形態と同様の構成については、同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
具体的には、変形例1では、図8に示すように、ユーザーの移動経路に基づいて作成される節電解除回避領域E32Aが、実施形態で移動経路の延長線上に作成される節電解除回避領域E32よりも画像形成装置1から遠ざかる側の全ての領域が含まれるように設定されている。
以上のように、変形例1に係る画像形成装置1によれば、第1変更部は、ユーザーの移動経路の延長線よりも自装置から遠ざかる側の全ての領域が含まれるように節電解除回避領域E32を変更するので、ユーザーが余裕を持って節電解除回避領域を通過することができることとなって、躓いたりバランスを崩したりして節電解除回避領域内に足を踏み入れてしまう等の不慮の節電状態の解除を抑制することができる。
(変形例2)
また、図9に示す例では、変形例1と比べ、変形例1の状態から他のユーザーの接近に伴い実施形態の節電解除領域E2が再設定される点が異なっている。なお、説明の簡略化のため、実施形態と同様の構成については、同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
具体的には、変形例2では、まず、制御部10が、人体検知部70により他のユーザーが検知された場合に、当該他のユーザーの移動経路に基づいて、当該他のユーザーが画像形成装置1に向かっているか否かを判定する。
即ち、制御部10は、本発明の第3判定部として機能する。
他のユーザーが画像形成装置1に向かっていると判定された場合に、制御部10は、図9に示すように、変形例1で節電解除回避領域E32Aが作成された状態(図8参照)から、実施形態でユーザーの移動経路の延長線上のみに節電解除回避領域E32が作成された状態(図7(B)参照)へと、節電解除領域E2を再設定する。
以上のように、変形例2に係る画像形成装置1は、検知部により他のユーザーが検知された場合に、取得部により取得された他のユーザーの移動経路に基づいて、当該他のユーザーが自装置に向かっているか否かを判定する第3判定部(制御部10)を更に備える。また、第1変更部は、第3判定部により自装置に向かっていると判定された場合に、節電解除回避領域E32Aを、ユーザーの移動経路の延長線上のみに作成された状態に変更する。
従って、変形例2に係る画像形成装置1によれば、節電解除回避領域を幅広く設定した場合であっても、使用を意図する他のユーザーの接近に合わせて節電解除領域E2を適切な広さに変更することができるので、使用を意図するユーザーのために節電状態の解除が必要な場合は通常通り節電状態を解除させることができ、適切な節電制御を行うことができる。
(変形例3)
また、図10に示す例では、実施形態と比べ、実施形態の状態から他のユーザーの接近に伴い節電解除回避領域E31が幅広に変更される点が異なっている。なお、説明の簡略化のため、実施形態と同様の構成については、同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
具体的には、変形例3では、制御部10が、図10に示すように、実施形態で作成された節電解除回避領域E31(図7(A)参照)内でユーザーが検知された場合であって、人検知領域E1内で他のユーザーが検知された場合(図10(A)参照)に、節電解除回避領域E31を幅広の節電解除回避領域E31Aに変更する(図10(B)参照)。
即ち、制御部10は、本発明の第2変更部として機能する。
以上のように、変形例3に係る画像形成装置1によれば、作成部により作成された節電解除回避領域E31内で検知部によりユーザーが検知された場合であって、検知部により他のユーザーが検知された場合に、節電解除回避領域E31を幅広に変更する第2変更部(制御部10)を更に備えるので、複数のユーザーが同時に節電解除回避領域を通過することができることとなって、使用を意図しないユーザーにとって通過に係る無駄な待機時間を削減することができる。
(変形例4)
また、図11及び図12に示す例では、実施形態と比べ、画像形成装置1の節電解除領域E2内に他の画像形成装置1Aの節電解除領域E2Aが存在する点が異なっている。なお、説明の簡略化のため、実施形態と同様の構成については、同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
具体的には、変形例4では、図11(A)に示すように、画像形成装置1の節電解除領域E2と他の画像形成装置1Aの節電解除領域E2Aとが重なっており、ユーザーが通行不可能となっている。なお、他の画像形成装置1Aの構成は、画像形成装置1と同様であるので、その詳細な説明を省略する。
次に、変形例4に係る画像形成装置1の電源が投入された場合に行われる処理について、図11及び図12を参照して説明する。
まず、制御部10は、人体検知部70を制御して、画像形成装置1の人検知領域E1内に障害物が存在するか否かを判定する(ステップS301)。ここで、障害物とは、ユーザーの通行を妨げるものであり、例えば、他の画像形成装置や壁等が挙げられる。本実施形態では、図11(A)に示すように、人検知領域E1内にユーザーの通行を妨げる他の画像形成装置1Aが存在するので、障害物が存在すると判定される。
障害物が存在すると判定した場合(ステップS301:YES)は、次のステップS302へと移行する。
一方、障害物が存在しないと判定した場合(ステップS301:NO)は、処理を終了する。
次に、制御部10は、人体検知部70を制御して、画像形成装置1の人検知領域E1内に他の画像形成装置1Aが存在するか否かを判定する(ステップS302)。本実施形態では、図11(A)に示すように、人検知領域E1内に他の画像形成装置1Aが存在するので、他の画像形成装置1Aが存在すると判定される。
他の画像形成装置1Aが存在すると判定した場合(ステップS302:YES)は、ステップS307へと移行する。
一方、他の画像形成装置1Aが存在しないと判定した場合(ステップS302:NO)は、他の画像形成装置1A以外の障害物が存在すると判定し、次のステップS303へと移行する。
ステップS303〜ステップS306の処理は、実施形態に係る画像形成装置1の電源が投入された場合に行われる処理について示す図4のステップS102〜ステップS105の処理と同様であるので、説明を省略する。
ステップS302で人検知領域E1内に他の画像形成装置1Aが存在すると判定した場合、制御部10は、人体検知部70を制御して、他の画像形成装置1Aの位置を計測させる(ステップS307)。
次に、制御部10は、通信部60を介して、他の画像形成装置1Aに自装置の相対位置情報を送信する(ステップS308)。
次に、制御部10は、通信部60を介して、他の画像形成装置1Aから送信された人検知領域E1A及び節電解除領域E2Aの相対位置情報を受信する(ステップS309)。
次に、制御部10は、ステップS309で受信した他の画像形成装置1Aの節電解除領域E2Aの相対位置情報に基づいて、画像形成装置1の節電解除領域E2と他の画像形成装置1Aの節電解除領域E2Aとの間に、ユーザーが通行可能な領域が存在するか否かを判定する(ステップS310)。本実施形態では、画像形成装置1の節電解除領域E2と他の画像形成装置1Aの節電解除領域E2Aとが重なっているので、ユーザーが通行可能な領域が存在しないと判定される。
通行可能な領域が存在すると判定した場合(ステップS310:YES)は、処理を終了する。
一方、通行可能な領域が存在しないと判定した場合(ステップS310:NO)は、節電解除回避領域E33が必要であると判定し、次のステップS311へと移行する。
次に、制御部10は、ステップS309で受信した他の画像形成装置1Aの節電解除領域E2Aの相対位置情報に基づいて、画像形成装置1と他の画像形成装置1Aとの中間位置を算出する(ステップS311)。本実施形態では、図11(B)に示すように、画像形成装置1と他の画像形成装置1Aとの中間位置Mが算出される。
次に、制御部10は、ステップS311で算出された中間位置Mに沿って、節電解除回避領域E33を作成する(ステップS312)。節電解除回避領域E33は、図11(B)及び図11(C)に示すように、中間位置Mに沿って、ユーザーが通行可能な程度の広さで作成される。
次に、制御部10は、ステップS312で作成された節電解除回避領域E33に基づいて、節電解除領域E2の設定を変更する(ステップS313)。このとき、制御部10は、通信部60を介して、他の画像形成装置1Aに節電解除回避領域E33の相対位置情報を送信する。これにより、他の画像形成装置1Aにおいて同様に、節電解除回避領域E33に基づいて、節電解除領域E2Aの設定が変更される。
次に、変形例4に係る画像形成装置1が実際に起動された場合に行われる処理について、図13〜図15を参照して説明する。
ステップS401〜ステップS404の処理は、実施形態に係る画像形成装置1が実際に起動された場合に行われる処理について示す図6のステップS201〜ステップS204の処理と同様であるので、説明を省略する。
次に、制御部10は、ステップS404で取得されたユーザーの移動経路に基づいて、節電解除領域E2の設定、即ち、節電解除回避領域E33を変更する必要があるか否かを判定する(ステップS405)。具体的には、制御部10は、ユーザーが画像形成装置1に向かっていない場合であって、且つユーザーの移動経路上に図12のステップS305で作成された節電解除回避領域E31又はステップS312で作成された節電解除回避領域E33が存在しない場合に、節電解除領域E2の設定を変更する必要があると判定する。図15に示す例では、ユーザーが画像形成装置1に向かっておらず、且つユーザーの移動経路上に節電解除回避領域E33が存在しないので、節電解除領域E2の設定を変更する必要があると判定される。
節電解除領域E2の設定を変更する必要があると判定した場合(ステップS405:YES)は、次のステップS406へと移行する。
一方、節電解除領域E2の設定を変更する必要がないと判定した場合(ステップS405:NO)は、ステップS410へと移行する。
次に、制御部10は、ステップS404で取得されたユーザーの移動経路に基づいて、節電解除回避領域E34を作成する(ステップS406)。具体的には、制御部10は、ユーザーの移動経路の延長線上に、ユーザーが通行可能な程度の広さの節電解除回避領域E34を作成する(図15参照)。
次に、制御部10は、ステップS404で取得されたユーザーの移動経路に基づいて、他の画像形成装置1Aの節電解除領域E2Aの設定を変更する必要があるか否かを判定する(ステップS407)。具体的には、制御部10は、ステップS406で作成された節電解除回避領域E34が節電解除領域E2Aと重なっている場合に、節電解除領域E2Aの設定を変更する必要があると判定する。図15に示す例では、節電解除回避領域E34が節電解除領域E2Aと重なっているので、節電解除領域E2Aの設定を変更する必要があると判定される。
節電解除領域E2Aの設定を変更する必要があると判定した場合(ステップS407:YES)は、次のステップS408へと移行する。
一方、節電解除領域E2Aの設定を変更する必要がないと判定した場合(ステップS407:NO)は、ステップS409へと移行する。
次に、制御部10は、通信部60を介して、他の画像形成装置1Aに節電解除回避領域E34の相対位置情報を送信する(ステップS408)。
ステップS407で節電解除領域E2Aの設定を変更する必要がないと判定した場合又はステップS408で他の画像形成装置1Aに節電解除回避領域E34の相対位置情報を送信した後、制御部10は、ステップS406で作成された節電解除回避領域E34に基づいて、節電解除領域E2の設定を変更する(ステップS409)。なお、ステップS408で他の画像形成装置1Aに節電解除回避領域E34の相対位置情報を送信した場合は、他の画像形成装置1Aにおいて同様に、節電解除回避領域E34に基づいて、節電解除領域E2Aの設定が変更される。
なお、このステップS409の処理を、ステップS407の処理の前に行うことも可能である。
ステップS405で節電解除領域E2の設定を変更する必要がないと判定した場合又はステップS409で節電解除領域E2の設定を変更した後、制御部10は、光照射部80を制御して、節電解除領域E2に当該節電解除領域E2であることを示すためのカラー画像を照射させる(ステップS410)。なお、ステップS409で節電解除領域E2Aの設定を変更した場合は、他の画像形成装置1Aにおいて同様に、節電解除領域E2Aに当該節電解除領域E2Aであることを示すためのカラー画像が照射される。
ステップS411〜ステップS415の処理は、図6のステップS208〜ステップS213の処理と同様であるので、説明を省略する。
以上のように、変形例4に係る画像形成装置1によれば、検知部は、他の画像形成装置1Aを検知するとともに、当該検知された他の画像形成装置1Aの位置を計測する。また、他の画像形成装置1Aに自装置の位置情報を送信するとともに、他の画像形成装置1Aから送信された人検知領域E1A及び節電解除領域E2Aの位置情報を受信する通信部60を更に備える。また、第1判定部は、通信部60により受信された他の画像形成装置1Aの節電解除領域E2Aの位置情報に基づいて、自装置の前記節電解除領域E2内に節電解除回避領域E33が必要であるか否かを判定する。また、通信部60は、他の画像形成装置1Aに作成部により作成された節電解除回避領域E33の位置情報を送信する。
従って、変形例4に係る画像形成装置1によれば、複数台の画像形成装置の節電解除領域が重なり合っていて通行不可能な場合であっても、使用を意図しないユーザーが節電解除領域を避けて通過できる領域を確保することができるので、意図しない節電状態の解除を抑制することができ、省エネ利用を実現することができる。
また、変形例4に係る画像形成装置1は、検知部によりユーザーが検知された場合に、当該検知部により連続的に計測されたユーザーの位置に基づいて、当該ユーザーの移動経路を取得する取得部と、取得部により取得された移動経路に基づいて、節電解除回避領域E33を変更する必要があるか否かを判定する第2判定部と、第2判定部により節電解除回避領域E33を変更する必要があると判定された場合に、当該節電解除回避領域E33を変更する第1変更部と、を更に備える。また、通信部60は、他の画像形成装置1Aに第1変更部により作成された節電解除回避領域E34の位置情報を送信する。
従って、変形例4に係る画像形成装置1によれば、複数台の画像形成装置の節電解除領域が重なり合っていて通行不可能な場合であっても、ユーザーの動きに合わせて自動的に節電解除回避領域を変更することができるので、使用を意図しないユーザーにとって最短のルートを提供することができる。
(変形例5)
また、図16に示す例では、変形例4と比べ、所定の条件を満たした場合に、一台の画像形成装置のみ節電解除領域を照射させる点が異なっている。なお、説明の簡略化のため、実施形態と同様の構成については、同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
具体的には、変形例5では、まず、制御部10が、図16に示すように、自装置(ここでは、他の画像形成装置1A)の人検知領域E1A内にユーザーが侵入した場合であって、当該他の画像形成装置1Aの人検知領域E1Aであり且つ他の全ての画像形成装置(ここでは、画像形成装置1)の節電解除領域E2でない領域にユーザーが通行可能な領域が存在するか否かを判定する。
即ち、制御部10は、本発明の第4判定部として機能する。
ユーザーが通行可能な領域が存在すると判定された場合に、制御部10は、他の画像形成装置1Aの節電解除領域E2A内に、節電解除回避領域E35を作成する。
また、作成された節電解除回避領域E35が他の画像形成装置(画像形成装置1)の人検知領域E1内であった場合、画像形成装置1は、人検知領域E1に含まれる節電解除回避領域E35にユーザーが侵入した場合であっても、自身の節電解除領域E2を照射しないようになっている。これにより、更なる省エネ化を実現することができる。
以上のように、変形例5に係る画像形成装置1は、自装置の人検知領域であり且つ他の画像形成装置の節電解除領域でない領域に、ユーザーが通行可能な領域が存在するか否かを判定する第4判定部(制御部10)を更に備える。また、作成部は、第4判定部によりユーザーが通行可能な領域が存在すると判定された場合に、自装置の節電解除領域内に節電解除回避領域E35を作成する。
従って、変形例5に係る画像形成装置1によれば、複数台の画像形成装置の節電解除領域が重なり合っていて通行不可能な場合であっても、使用を意図しないユーザーが節電解除領域を避けて通過できる領域を確保することができるので、意図しない節電状態の解除を抑制することができ、省エネ利用を実現することができる。
(その他の変形例)
また、上記実施形態では、節電解除領域E2に当該節電解除領域E2であることを示すためのカラー画像を照射させるようにしているが、これに限定されるものではない。即ち、節電解除領域E2にカラー画像を照射させないようにしてもよい。この場合、光照射部80を備える必要がなくなるので、画像形成装置1の小型化とコスト削減を実現することができる。
なお、この場合、人検知領域E1内へのユーザーの侵入が検知された場合であっても、光照射部80により節電解除領域E2にカラー画像を照射させることはないので、人検知領域E1を設ける必要もない。
また、上記変形例4では、他の画像形成装置1Aとの間で、自装置の相対位置情報を送信したり、他の画像形成装置1Aから送信された人検知領域E1A及び節電解除領域E2Aの相対位置情報を受信したりするようにしているが、これに限定されるものではない。例えば、GPSセンサー等を備えて絶対的な位置情報を取得可能な構成とすることで、各種の相対位置情報の代わりに、各種の絶対位置情報を利用するようにしてもよい。
また、本出願に示す各態様は、方法、プログラムなどとしても把握することができる。方法やプログラムのカテゴリについては、装置のカテゴリで示した「部」を、例えば、「工程」や「ステップ」、「手段」のように適宜読み替えるものとする。また、処理やステップの順序は、本出願に直接明記のものに限定されず、順序を変更したり、一部の処理をまとめて若しくは随時一部分ずつ実行するよう変更したりすることができる。
その他、画像形成装置を構成する各装置の細部構成及び各装置の細部動作に関しても、本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
1 画像形成装置
1A 他の画像形成装置
10 制御部(節電解除部、第1判定部、作成部、照射制御部、取得部、第2判定部、第1変更部、第3判定部、第2変更部、第4判定部)
20 画像読取部
30 画像処理部
40 画像形成部
50 操作表示部
60 通信部
70 人体検知部(検知部)
80 光照射部(照射部)
100 電源供給部
E1、E1A 人検知領域
E2、E2A 節電解除領域
E31〜E35、E31A、E32A 節電解除回避領域

Claims (11)

  1. ユーザー及び当該ユーザーの通行を妨げる障害物を検知するとともに、当該検知されたユーザー及び障害物の位置を計測する検知部と、
    前記検知部により、ユーザーが侵入した場合に節電状態を解除する節電解除領域内への前記ユーザーの侵入が検知された場合に、前記節電状態を解除する節電解除部と、
    前記検知部により障害物が検知された場合に、当該検知部により計測された障害物の位置に基づいて、前記節電解除領域内に節電状態を解除しない節電解除回避領域が必要であるか否かを判定する第1判定部と、
    前記第1判定部により節電解除回避領域が必要であると判定された場合に、当該節電解除回避領域を作成する作成部と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 光を照射する照射部と、
    前記検知部により、ユーザーを検知する人検知領域内への前記ユーザーの侵入が検知された場合に、前記照射部により前記節電解除領域を照射させる照射制御部と、
    を更に備え、
    前記照射制御部は、前記節電解除回避領域を除く前記節電解除領域を照射させることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記検知部によりユーザーが検知された場合に、当該検知部により連続的に計測されたユーザーの位置に基づいて、当該ユーザーの移動経路を取得する取得部と、
    前記取得部により取得された移動経路に基づいて、前記節電解除回避領域を変更する必要があるか否かを判定する第2判定部と、
    前記第2判定部により節電解除回避領域を変更する必要があると判定された場合に、当該節電解除回避領域を変更する第1変更部と、
    を更に備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記第1変更部は、前記ユーザーの移動経路の延長線よりも自装置から遠ざかる側の全ての領域が含まれるように前記節電解除回避領域を変更することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記検知部により他のユーザーが検知された場合に、前記取得部により取得された他のユーザーの移動経路に基づいて、当該他のユーザーが自装置に向かっているか否かを判定する第3判定部を更に備え、
    前記第1変更部は、前記第3判定部により自装置に向かっていると判定された場合に、前記節電解除回避領域を、前記ユーザーの移動経路の延長線上のみに作成された状態に変更することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記作成部により作成された節電解除回避領域内で前記検知部により前記ユーザーが検知された場合であって、前記検知部により他のユーザーが検知された場合に、前記節電解除回避領域を幅広に変更する第2変更部を更に備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  7. 前記検知部は、他の画像形成装置を検知するとともに、当該検知された他の画像形成装置の位置を計測し、
    前記他の画像形成装置に自装置の位置情報を送信するとともに、前記他の画像形成装置から送信されたユーザーを検知する人検知領域及び前記節電解除領域の位置情報を受信する通信部を更に備え、
    前記第1判定部は、前記通信部により受信された他の画像形成装置の節電解除領域の位置情報に基づいて、自装置の前記節電解除領域内に前記節電解除回避領域が必要であるか否かを判定し、
    前記通信部は、前記他の画像形成装置に前記作成部により作成された節電解除回避領域の位置情報を送信することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  8. 前記検知部によりユーザーが検知された場合に、当該検知部により連続的に計測されたユーザーの位置に基づいて、当該ユーザーの移動経路を取得する取得部と、
    前記取得部により取得された移動経路に基づいて、前記節電解除回避領域を変更する必要があるか否かを判定する第2判定部と、
    前記第2判定部により節電解除回避領域を変更する必要があると判定された場合に、当該節電解除回避領域を変更する第1変更部と、
    を更に備え、
    前記通信部は、前記他の画像形成装置に前記第1変更部により作成された節電解除回避領域の位置情報を送信することを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 自装置の前記人検知領域であり且つ前記他の画像形成装置の節電解除領域でない領域に、ユーザーが通行可能な領域が存在するか否かを判定する第4判定部を更に備え、
    前記作成部は、前記第4判定部によりユーザーが通行可能な領域が存在すると判定された場合に、自装置の前記節電解除領域内に前記節電解除回避領域を作成することを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  10. 画像形成装置の節電状態制御方法であって、
    ユーザー及び当該ユーザーの通行を妨げる障害物を検知するとともに、当該検知されたユーザー及び障害物の位置を計測する検知部により、ユーザーが侵入した場合に節電状態を解除する節電解除領域内への前記ユーザーの侵入が検知された場合に、前記節電状態を解除するステップと、
    前記検知部により障害物が検知された場合に、当該検知部により計測された障害物の位置に基づいて、前記節電解除領域内に節電状態を解除しない節電解除回避領域が必要であるか否かを判定するステップと、
    前記節電解除回避領域が必要であると判定された場合に、当該節電解除回避領域を作成するステップと、
    を含む節電状態制御方法。
  11. コンピュータを、
    ユーザー及び当該ユーザーの通行を妨げる障害物を検知するとともに、当該検知されたユーザー及び障害物の位置を計測する検知部により、ユーザーが侵入した場合に節電状態を解除する節電解除領域内への前記ユーザーの侵入が検知された場合に、前記節電状態を解除する節電解除手段、
    前記検知部により障害物が検知された場合に、当該検知部により計測された障害物の位置に基づいて、前記節電解除領域内に節電状態を解除しない節電解除回避領域が必要であるか否かを判定する第1判定手段、
    前記第1判定手段により節電解除回避領域が必要であると判定された場合に、当該節電解除回避領域を作成する作成手段、
    として機能させるためのプログラム。
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