JP2007053420A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007053420A
JP2007053420A JP2005235150A JP2005235150A JP2007053420A JP 2007053420 A JP2007053420 A JP 2007053420A JP 2005235150 A JP2005235150 A JP 2005235150A JP 2005235150 A JP2005235150 A JP 2005235150A JP 2007053420 A JP2007053420 A JP 2007053420A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
range
document
document table
setting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005235150A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Takatani
宏 高谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2005235150A priority Critical patent/JP2007053420A/ja
Publication of JP2007053420A publication Critical patent/JP2007053420A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Image Input (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)

Abstract

【課題】 原稿台に載置された原稿の画像形成面の中で画像を読み取りたい任意の範囲(部分領域)を容易に設定できること。
【解決手段】 原稿台1上に載置された原稿saに形成された画像をその原稿台1側(下側)から読み取る画像読取部12と,原稿台1の全範囲(原稿台1に載置された原稿saの下面側の全範囲)を照明する原稿台照明部18と,所定の操作部等を通じて画像の読取範囲を設定する制御部と,設定された読取範囲を示す像z1を原稿台1に載置された原稿sa上に映写する像映写部19とが設けられたスキャナ等の画像処理装置X。
【選択図】図5

Description

本発明は,原稿における画像の読取範囲を設定し,その設定範囲の画像を読み取る機能を備えた画像処理装置に関するものである。
一般に,スキャナや複写機等の画像処理装置は,原稿台上における画像の読取範囲の設定機能と,その設定された読取範囲について,原稿台に載置された原稿に形成された画像を読み取る機能とを備え,さらに,その読み取り画像をネットワーク接続されたホスト装置に送信したり,記録紙(被転写材の典型例)に画像形成したりする画像出力機能も備えている。読取範囲の設定機能の典型例は,「A4」,「B5横」等のように,定型サイズ又は定型サイズとその向きとを所定の操作部から入力することにより,或いはラインスキャナで原稿幅を自動検出することにより,定型サイズの原稿の形状を特定し,その定型サイズの原稿の一面全体を画像の読取範囲として設定するものである。
また,複数の原稿各々から読み取った読み取り画像を同じ変倍率で縮小し,1枚の記録紙に並べて画像形成する集約印刷機能を有するものもある。一般には,2枚若しくは4枚の原稿からの読み取り画像を,1枚の記録紙に均等に並べて画像形成する集約機能を有するものが多い。
また,特許文献1には,原稿台(原稿台ガラス)の外縁部に,複写紙(記録紙)の大きさ(短辺及び長辺各々の端部位置)を示す表示ランプと,実際に複写紙に複写される画像の大きさ(複写率(変倍率)が設定されている場合は倍率変換後の大きさ)を示す表示ランプとを設け,複写紙サイズと画像サイズとの両方を原稿台(原稿台ガラス)の外縁部に表示させる複写機が示されている。
特開昭60−214350号公報
しかしながら,原稿の画像形成面の一部の領域を画像の読取範囲として設定するにあたり,シートキーや液晶タッチパネル等の操作部(テンキー等)を操作することによってこれを設定する場合,原稿に形成された画像のうちのどの範囲の画像が読み取られるのかを具体的にイメージすることが難しいという問題点があった。例えば,原稿に形成されたある特定の部分画像のみを読み取らせたい場合,その部分画像に相当する過不足のない範囲を,シートキーや液晶タッチパネル等の操作部からの座標入力等によって設定することは困難である。このため,画像読取範囲の設定とその読取り画像の出力とを試行錯誤的に繰り返す無駄が生じていた。
また,特許文献1に示される技術によれば,記録紙(複写紙)や出力画像のサイズを確認できる点で,その確認手段がない場合に比べて有効であるものの,原稿における所望の読取範囲を適切に設定する手段については示されていない。
一方,読取範囲(原稿全範囲を含む)を設定して原稿から読み取った読み取り画像を記録紙に画像形成する場合,その画像形成位置や大きさ(変倍率)を利用者が設定できる機能があれば便利である。このような機能によれば,例えば,複数の原稿各々からその一部又は全部の画像を読み取り,その読み取り画像各々を,1枚の記録紙に任意の配置や大きさで画像形成するといった編集複写が可能となり便利である。
しかしながら,記録紙上に形成させる読み取り画像の画像形成位置や変倍率を,シートキーや液晶タッチパネル等の操作部(テンキー等)を操作することによって設定する場合,記録紙上におけるいずれの範囲(領域)に画像が形成されるかを具体的にイメージすることが難しいという問題点があった。
特に,既に画像が形成された記録紙の一部に存在する空欄(白紙部)に,読み取り画像を当てはめて画像形成したいような場合,イメージ通りに読み取り画像が空欄内に収まるように,記録紙上に形成させる読み取り画像の画像形成位置や変倍率を設定することは困難であるという問題点があった。
また,特許文献1に示される技術によれば,記録紙(複写紙)や出力画像のサイズを確認できる点で,その確認手段がない場合に比べて有効であるものの,原稿台(原稿台ガラス)の外縁部において記録紙や出力画像の端部位置をランプ表示するだけであるので,記録紙上におけるいずれの範囲(領域)に画像が形成されるかを具体的にイメージすることは,やはり困難である。
従って,本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり,その目的とするところは,原稿台に載置された原稿の画像形成面の中で画像を読み取りたい任意の範囲(部分領域)を容易に設定でき,さらに,被転写材上に原稿からの読み取り画像を画像形成させる際の画像形成位置や変倍率を設定する場合に,被転写材上におけるいずれの範囲に画像が形成されるかを具体的にイメージすることが容易な画像処理装置を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明は,原稿台上に載置された原稿に形成された画像を前記原稿台側から読み取る(即ち,原稿台上に画像形成面を伏せて載置された原稿の画像を原稿台の下側から読み取る)画像読取手段を備えたスキャナや複写機,ファクシミリ装置等の画像処理装置に適用されるものであり,前記原稿台に載置された原稿の前記原稿台側(下側)のほぼ全範囲を照明する照明手段と,前記原稿台上における画像の読取範囲を設定する読取範囲設定手段と,前記原稿台に載置された前記原稿上に前記読取範囲設定手段による設定範囲を示す第1の像を映写する第1の範囲像映写手段とが設けられたものである。なお,「映写する」とは,像を映し出すことを意味し,「投影する」といいかえてもよい(以下,同様)。
このような構成により,原稿台の下側からの照明によって,原稿の画像(下面画像)を裏写りさせることができ,さらに,前記読取範囲設定手段(例えば,シートキー等の所定の操作部を通じて座標を入力する手段等)により指定したい原稿画像の読取り範囲を設定すれば,その設定範囲を示す像が原稿台の原稿上に映写される。即ち,原稿の上面(裏面)に裏写りした実際の原稿画像に重ねて,設定した原稿画像の読取範囲の像が映写されるので,読取範囲を容易かつ的確に設定(指定)することができる。しかも,原稿から画像を読み取る際の状態のまま(原稿を伏せたまま)で画像読取範囲を設定できるので,原稿の置き換え等の無駄な操作を必要とせず,操作性が良い。
ここで,前記読取範囲設定手段としては,テンキー等の所定の操作部を通じて入力される座標情報に基づいて画像の読取範囲を設定する一般的な設定手段の他,前記原稿台に載置された原稿上で変位され得る物体の原稿載置面方向における位置を検出する物***置検出手段を設け,その検出位置に基づいて前記読取範囲を設定するものが考えられる。
これにより,原稿台の下側からの照明によって,原稿の画像(下面画像)を裏写りさせた状態で,その裏写りした画像(原稿の裏面)の上で実際の原稿画像の構成(位置)を目視確認しながら,指定したい原稿画像の読取り範囲を指やスタイラスペン等の物体で容易かつ的確に設定(指定)することができる。
ここで,前記物***置検出手段としては,従来周知のタッチパネルに採用されている抵抗膜式,光学式,静電容量式,電磁誘導式或いは超音波式の物***置検出手段や,いわゆるバーチャルキーボードに採用されている光学式の物***置検出手段等が考えられる。しかしながら,前記原稿台は,一般に透明ガラス(プラテンガラス)であるので,その原稿台表面に膜を貼り付ける抵抗膜式や静電容量式の物***置検出手段を採用することは,読取り画像の画質に影響を与えるので好ましくない。
そこで,前記物***置検出手段としては,光学式,電磁誘導式又は超音波式のいずれかの方式により物体の位置を検出するものが望ましい。
また,前記読取範囲の画像を所定の被転写材(記録紙がその典型例)に画像形成する場合における変倍率情報(縮小率や拡大率の情報)や画像形成位置情報を設定する出力設定手段と,前記原稿台に載置されたシート部材上に前記読取範囲設定手段による設定範囲と前記出力設定手段による設定情報とによって特定される前記被転写材上での画像形成範囲に相当する範囲を示す像(以下,第2の像という)を映写する手段(以下,第2の範囲像映写手段という)とを具備するものも考えられる。
これにより,画像形成位置や変倍率を設定した際に,原稿台上或いは原稿台に載置されたシート部材上に,被転写材上に形成される画像範囲(出力画像範囲)に相当する範囲(領域)を示す像(第2の像)を映写させることができる。
例えば,原稿台上に画像の転写対象とする被転写材や,それと同サイズ(同形状)の原稿等のシート部材を載置した状態で,前記第2の像をその被転写材上に映写させることができる。
その結果,被転写材上におけるいずれの範囲に画像が形成されるかを具体的にイメージすることが容易となる。
この場合,前記第1の範囲像映写手段が,前記第2の範囲像映写手段を兼ねるものとすれば,構成がシンプルになり好適である。
本発明によれば,原稿台の下側からの照明によって原稿の上面(裏面)に裏写りした実際の原稿画像に重ねて,設定した原稿画像の読取範囲の像(第1の像)が映写されるので,読取範囲を容易かつ的確に設定(指定)することができる。しかも,原稿から画像を読み取る際の状態のまま(原稿を伏せたまま)で画像読取範囲を設定できるので,原稿の置き換え等の無駄な操作を必要とせず,操作性が良い。
さらに,設定した読取範囲の画像を画像形成する場合における画像形成位置や変倍率等の出力設定を行う際に,原稿台上若しくはそこに載置されたシート部材上に,被転写材上での画像形成範囲(出力画像の範囲)に相当する範囲を示す像(第2の像)を映写する手段を設けることで,実際に画像形成を行わなくても,被転写材上におけるいずれの範囲に画像が形成されるかを具体的にイメージすることが容易となる。特に,既に画像が形成された被転写材の一部に存在する空欄(白紙部)等に,読み取り画像を当てはめて画像形成したいような場合には,その画像形成面を上に向けて被転写材を原稿台に載置し,前記第2の像を映写させれば,その像が空欄に収まるかどうかを目視確認することにより,前記出力設定手段により設定した情報が適切であるかを容易に確認できる点で好適である。
以下添付図面を参照しながら,本発明の実施の形態について説明し,本発明の理解に供する。尚,以下の実施の形態は,本発明を具体化した一例であって,本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
ここに,図1は本発明の実施形態に係る画像処理装置Xの概略構成を表すブロック図,図2は画像処理装置Xが備える原稿台周辺の概略斜視図,図3は画像処理装置Xが備える像映写部の概略構成図,図4は画像処理装置Xにおける原稿台上での像映写のための光走査状況を説明する図,図5は画像処理装置Xの概略断面図,図6は画像処理装置Xにおける画像読取範囲設定処理の手順を表すフローチャート,図7は画像処理装置Xに適用され得る物***置検出手段の概略断面図,図8は画像処理装置Xが備える像映写部により原稿台上に画像出力範囲を示す像を映写した例を表す図である。
本発明の実施形態に係る画像処理装置Xは,原稿に形成された画像のうち,利用者によって設定された範囲の画像を読み取り,読み取った画像(以下,原稿画像という)を,ネットワーク接続されたホスト装置(パーソナルコンピュータ等)に送信する機能を備えたネットワークスキャナや,同画像を記録紙上に画像形成する機能を備えた複写機等の画像処理装置である。
また,画像処理装置Xは,原稿台上に載置された原稿に形成された画像を,原稿台側から(原稿台の下側から)読み取るものであり,その特徴は,原稿台に載置された原稿の原稿台側の全範囲を照明する機能と,その照明により原稿画像を裏写りさせた状態で,別途設定される画像の読取範囲を表す像をその原稿上に映写する機能とを備える点にある。
まず,図1に示すブロック図及び図2に示す斜視図を参照しながら,本発明の実施形態に係る画像処理装置Xの構成について説明する。
画像処理装置Xは,図1に示すように,操作・表示部11,画像読取部12,画像メモリ13,データ記憶部14,制御部15,画像処理部16,通信部17,原稿台照明部18及び像映写部19等を具備して構成されている。
前記操作・表示部11は,液晶タッチパネル等からなる操作入力手段と表示手段とを併せて備えた操作用の入出力インターフェース(マンマシンインターフェース)である。
前記画像読取部12は,原稿台に載置された原稿から,その原稿に形成された画像(原稿画像)を読み取るものである。
前記画像メモリ13は,原稿画像のデータ処理の際にその画像データを一時記憶するメモリである。
前記データ記憶部14は,各種データを記憶するハードディスク等の書き換え可能な大容量不揮発メモリである。
前記制御部15は,CPU及びその周辺装置(ROM,RAM等)からなり,そのROMに格納された所定のプログラムに従った処理を実行することにより当該画像処理装置Xを制御するものである。
また,前記画像処理部16は,専用の信号処理回路或いはDSP(Digital Signal Processor)等により構成され,原稿画像のデータについて各種画像処理を行い,画像形成に用いる印刷データ(イメージデータや印刷ジョブ等)の生成や,ホスト装置へ送信する画像データ(例えば,JPEG形式等の所定の符号化がなされた画像データ等)の生成等を行うものである。
前記通信部17は,画像処理部16により生成された画像データを,ネットワークを通じて外部のホスト装置へ送信する通信インターフェースである。
この他,画像処理部16により生成された印刷データに基づいて,記録紙に画像を形成(出力)する画像形成手段(不図示)を備えたものも考えられる。この画像形成手段は,例えば,感光体ドラムやその感光体ドラムに対し印刷データに従って静電潜像を書き込む露光装置,その静電潜像をトナー像として現像する現像装置,感光体ドラム上のトナー像を記録紙に転写する転写装置等からなり,画像処理部16によって生成された印刷データに従って記録紙(被転写材の一例)に画像形成を行うものである。
また,図2に示すように,画像処理装置Xは,原稿台1に対して開閉自在(回動自在)に支持された原稿台カバー2と,原稿台1の近傍に設けられた像映写部19とを備えている。
図2には図示していないが,原稿台1の下側に設けられた前記画像読取部12は,原稿台カバー2が閉じられた状態で,原稿台1上に画像読取り面を下側に伏して載置された原稿saからその画像を読み取る。
次に,図5に示す断面図を用いて,画像読取部12及び原稿台照明部18について説明する。
図5に示すように,画像読取部12は,原稿台1上に載置された原稿saに形成された画像(下面の画像)を,原稿台1側から(即ち,原稿台1の下側から)読み取るタイプのものである。
より具体的には,原稿台1(ここでは,プラテンガラス)上に画像読取り面を伏せて載置された原稿saに対し,その幅方向(主走査方向,図3では奥行き方向)全体に渡って原稿台1の下側から1ライン分の光を照射しながら,主走査方向に直交する副走査方向(図3では左右方向)に走行することにより,原稿台を通じて(透過して)原稿の画像読取り面に光を照射する光源12aと,原稿saからの反射光を所定方向へ導く反射ミラー等の導光手段12bと,その導光手段12bにより導かれた光を集光するレンズ12cと,主走査方向に伸びる1ライン分の受光センサであって,レンズ12cにより集光された光を受光して光電変換するラインセンサ12d等から構成される従来周知の画像読取手段である。
また,原稿台照明部18は,図3に示すように,原稿台1の全範囲,即ち,原稿台1に載置された原稿saの原稿台側(下面側)の全範囲を照明する照明手段である。その具体的な構成としては,例えば,原稿台1の下側に配置され,原稿台1の主走査方向ほぼ全体に渡って伸びて形成された蛍光管等の光源及びその光を反射する反射板等から構成され,これが複数配列されたもの等である。もちろん同様の機能を果たすものであれば,LED光源を用いたもの等,他の構成であってもかまわない。
この原稿台照明部18は,後述するように,原稿画像の読取範囲設定の際にのみ点灯される。
次に,図3及び図4を参照しながら,前記像映写部19について説明する。
像映写部19は,前記制御部15による制御指令に従って,原稿台1に向けて斜め上方から出射される可視光であるレーザ光(ビーム光)を走査させることにより,原稿台1に載置された原稿saや記録紙等のシート部材上の任意の範囲(領域)に,その範囲を示す像z1を映写するものである。
ここで,本実施形態における像映写部19により映写される像は,読取範囲設定機能により設定された画像の読取範囲に相当する範囲を示す像z1である。
次に,図3及び図4を参照しつつ,像映写部19について説明する。ここで,図3は,像映写部19の概略構成を表す。
図3に示すように,像映写部19は,可視光であるレーザ光を出射するレーザ光源400と,そのレーザ光源400により出射されたレーザ光を原稿台1にほぼ平行に(ほぼ水平方向)に走査させる光走査手段の一例である第1ポリゴンミラー401と,その第1ポリゴンミラー401により走査される光をその走査方向にほぼ直交する方向(ほぼ鉛直方向)に走査させる光走査手段の一例である第2ポリゴンミラー402とを備えている。ここで,第1ポリゴンミラー401の回転速度(光走査速度)は,第2ポリゴンミラー402の回転速度(同)に比べて十分に速い速度に設定されている。例えば,第1ポリゴンミラー401の回転速度を,第2ポリゴンミラー402の回転速度に対して150倍程度に設定することが考えられる。
図4は,像映写部19による原稿台1上でのレーザ光の操作状況を,破線により模式的に表したものであり,破線に付した矢印がレーザ光の走査方向を表す。
図4に示すように,像映写部19は,原稿台1上における画像読み取りが可能な全範囲にレーザ光を走査可能であり,前記制御部15によってレーザ光源400のON/OFF(レーザ光の出射/停止)が制御されることにより,原稿台1に載置された原稿saや記録紙等のシート部材上の任意の範囲(2次元の領域)に,その範囲を示す像z1を映写することができる。
ここで,原稿台1上の位置は,原稿を載置する際の基準位置となる基準点1aを基準に(例えば,座標原点として)特定される。
なお,便宜上,図4に示す破線(レーザ光の走査線)の間隔は広く描いているが,実際はより密な間隔で走査される。
次に,図6に示すフローチャートを参照しながら,画像処理装置Xにより実行される画像読取範囲設定処理の手順について説明する。
画像読取範囲設定処理は,利用者の操作に従って,原稿台1上における画像の読取範囲を設定する処理であり,前記制御部15が所定の制御プログラムを実行することにより実現される。本処理は,原稿台1上に,画像読取り面(画像形成面)を下側に伏せて原稿saが載置された状態で開始されるものとする。以下,S1,S2,…は,処理手順(ステップ)の識別符号を表す。
まず,制御部15は,操作・表示部11を通じて予め像映写設定モードに設定された状態であるか否かを判別する(S1)。
ここで,像映写設定モードとは,原稿台1上における画像の読取範囲を設定する際に,その設定範囲を示す像z1を原稿台1に載置された原稿sa上に映写させるモードである。
ここで,像映写設定モードに設定されていないと判別された場合は,自動原稿サイズ検知処理により得られるA4,B5等の規格サイズの情報や,テンキー操作等による寸法値情報に基づいて,原稿台1上の予め定められた基準点1a(図2参照)を座標原点とする原稿の縦・横サイズに応じた読取範囲(座標情報)を設定するその他読取範囲設定処理(S9)が実行される。この処理は,操作・表示部11を通じた所定の読取り開始操作がなされるまで繰り返され(S10),読取り開始操作が検知された場合に,後述するステップS11へ処理が移行される。
ここで,自動原稿サイズ検知処理は,原稿台1に原稿saが載置された状態で,原稿カバー2がほぼ閉状態に近い閉近接状態まで閉じられた場合に,前記画像読取部12によって1ライン分の画像読取りが行われ,その1ライン分の画像における濃淡の切り替わり位置(境界位置)を検出することにより,原稿saの幅方向の寸法を求め,その寸法からA4,B5等の規格サイズを特定する処理等である。
一方,ステップS1において,前記像映写設定モードに設定されていると判別された場合は,制御部15により,原稿台カバー2が開状態であるか否かの判別がなされ(S2),開状態でない場合には,原稿台カバー2が開状態でなければ像映写設定モードの処理を行えない旨のメッセージを操作・表示部11に表示する処理(S3)が実行され,原稿台カバー2が開状態となるまで待機される。なお,原稿台カバー2の開状態は,例えば,原稿台カバー2のヒンジ部に設けられたスイッチ等により検知する。
これに対し,原稿台カバー2が開状態である場合には,制御部15により,前記原稿台照明部18による照明が点灯(ON)される(S4)。
これにより,原稿台1に載置された原稿saの下面が照明され,その下面の画像が上面に裏写りする状態となる。
続けて,制御部15により,前記操作・表示部11を通じて入力される座標情報や寸法情報に基づいて,原稿台1上の基準点1a(図2参照)を座標原点とする原稿台1上における画像の読取範囲設定処理がなされる(S5,読取範囲設定手段の処理の一例)。
例えば,原稿sa上の任意の2点を表す座標情報が操作・表示部11(テンキーによる座標数値の入力や矢印キーによる座標点の指定(移動)等)を通じて入力された場合に,その2点を対角の頂点とする矩形範囲を画像読取範囲として設定することが考えら得る。或いは,原稿sa上の任意のn点(n≧3)の座標情報が操作・表示部11を通じて入力された場合に,そのn点各々を頂点とする多角形の内側の範囲を画像読取範囲として設定すること等も考えられる。
さらに,制御部15により,像映写部19が起動され,この像映写部19により,原稿台1に載置された原稿sa上に,ステップS5で設定された画像読取範囲を示す像z1が映写される(S6,第1の範囲像映写手段の一例)。
図4に,ステップS4での照明によって原稿台1に載置された原稿s1の上面に下面の画像が裏写りし,さらに,ステップS6の処理により,その原稿s1上に,ステップS5で設定された原稿画像の読取範囲を表す像z1が映写されている様子を表す。
図4に示す例は,制御部15が,像映写部19に対し,ポリゴンミラー401,402の回転動作を作動させるとともに,レーザ光源400からの可視レーザ光が原稿台1上で2次元方向に走査された場合に,ステップS5で設定された読取範囲の縁部の所定幅分の領域を走査中にのみレーザ光源400によるレーザ光の出射がONするよう制御した例である。これにより,図4に示すように,設定された読取範囲が,その範囲の輪郭を表す枠状の像z1で表示される。この他,原稿台1上で2次元方向に走査されるレーザ光源400からの可視レーザ光が,設定された読取範囲内を走査中にのみONするよう制御し,設定された読取範囲全体が照らされる像を映写することや,設定された読取範囲を除く部分に可視レーザ光を照射することにより,読取範囲をその周囲を照らす像の輪郭によって明示する(映写する)こと等も考えられる。
そして,読取範囲設定の処理(S5)と,設定された読取範囲を示す像z1の原稿sa上へ映写する処理(S6)とが,操作・表示部11を通じた所定の読取り開始操作がなされるまで繰り返される(S7)。
このように,原稿台1の下側からの照明により原稿の画像(下面画像)を裏写りさせた状態で,設定された原稿画像の読取り範囲を示す像が原稿sa上に映写されることにより,原稿の上面(裏面)に裏写りした実際の原稿画像に重ねて,設定した原稿画像の読取範囲の像が映写される。その結果,読取範囲を容易かつ的確に設定(指定)することができ,しかも,原稿から画像を読み取る際の状態のまま(原稿を伏せたまま)で画像読取範囲を設定できるので,原稿の置き換え等の無駄な操作を必要とせず,操作性が良い。
以上のようにして,利用者が設定したい読取範囲を表す像z1の映写が確認されると,通常は,利用者によって原稿台カバー2が閉じられる。
そして,制御部15により,操作・表示部11を通じて所定の読取り開始操作がなされたことが検知されると(S7),制御部15により,原稿台照明部18による照明が消灯(OFF)されるとともに,像映写部19の動作が停止(OFF)され(S8),処理がステップS11へ移行される。
以上のようにして画像読取範囲の設定処理(S2〜S8又はS9〜S10)が終了すると,制御部15が画像読取部12を制御することにより,ステップS5若しくはステップS9で設定された画像読取範囲について,原稿saから画像が読み取られる(S11)。
ここで,設定された画像読取範囲について画像を読み取るとは,ラインセンサ12dによって得られる各画素の画素情報のうち,設定された画像読取範囲の画素情報のみを原稿画像情報として取得する処理の他,設定された画像読取範囲を含む所定範囲の全画素の画素情報を取得した上で,設定された画像読取範囲以外の範囲について,画素情報を削除する或いはマスク処理する等の処理も含むものとする。
そして,ステップS11で読み取られた範囲の原稿画像情報は,制御部15が通信部17を制御することによりネットワーク接続されたホスト装置へ送信される,或いは制御部15が不図示の画像形成部を制御することにより記録紙に画像形成される等の読取画像出力処理(S12)がなされた後,処理が終了する。
以上のような処理により,利用者は,原稿saの上面に裏写りした画像(原稿の裏面)の上で,実際の原稿画像の構成(位置)と設定した読取範囲の像z1とを重ねて目視確認しながら,指定したい読取り範囲を容易かつ的確に設定することができる。
以上示した実施形態では,操作・表示部11(テンキーによる座標数値の入力や矢印キーによる座標点の指定(移動)等)を通じて画像の読取範囲を設定する例について示したが,その他,例えば,原稿台1に載置された原稿sa上で変位され得る物体(指先やスタイラスペン等)の原稿載置面方向における位置を検出する物***置検出手段を設け,その検出位置に基づいて,制御部15により画像の読取範囲を設定するものも考えられる。
これにより,原稿台の下側からの照明によって,原稿画像を裏写りさせた状態で,その裏写りした画像(原稿の裏面)の上で実際の原稿画像の構成(位置)を目視確認しながら,指定したい原稿画像の読取り範囲を指やスタイラスペン等の物体で容易かつ的確に設定(指定)することができる。
ここで,前記物***置検出手段としては,従来周知のタッチパネルに採用されている光学式,電磁誘導式或いは超音波式の物***置検出手段や,いわゆるバーチャルキーボードに採用されている光学式の物***置検出手段等が考えられる。 なお,原稿台1は,一般に透明ガラス(プラテンガラス)であるので,その原稿台1の表面に膜を貼り付ける抵抗膜式や静電容量式の物***置検出手段を採用することは,読取り画像の画質に影響を与えるのであまり好ましくない。
次に,図7に示す断面図を用いて,画像処理装置Xに採用され得る光学式の物***置検出手段20の一例について説明する。
物***置検出手段20は,原稿台1上で変位され得る物体の原稿載置面方向(原稿台1の載置面に沿った平面方向)における位置を検出するセンサである。図7に示す物***置検出手段20は,いわゆるバーチャルキーボード等に採用されている従来周知の光学式の物***置検出手段を適用した例を表している。
具体的には,原稿台1の上方数mm程度(図7中,Δtで表す)の空間に,原稿台1の原稿載置面に沿って,赤外光等の非可視光であるビーム光を走査しながら出射する発光部20aと,この発光部20aから出射されるビーム光が原稿台1上の物体30a,30b(利用者の指先やスタイラスペン等)に反射した反射光を受光し,その反射光の鉛直方向の受光角度(図中のθa,θb)を検出する受光部20bと,マイコン等からなる位置算出部20cとを備えている。以下,受光部20bにより検出される受光角度を鉛直角度という。この鉛直角度は,受光部20bの位置を基準にしてビーム光を反射した物体が存在する位置の鉛直面における方向(角度)を表し,原稿台1上(原稿sa上)で変位され得る指先やスタイラスペン等の物体30a,30bの位置によって変化する。
また,発光部20aは,ポリゴンミラー等によって所定の周期で原稿台1上方で平面状にビーム光を走査するとともに,その走査方向(非可視光)が所定の基準方向となった時点を検知する。以下,この検知信号を基準方向検知信号という。
そして,前記位置算出部20cにより,前記発光部20aから所定周期で変化する前記基準方向検知信号が,前記受光部20bから前記鉛直角度が各々取得される。さらに,位置算出部20cは,前記受光部20bを通じて前記鉛直角度が検出された際に,前記基準方向検知信号の変化時点からの経過時間等により,ビーム光を反射した物体が存在する位置の水平方向における角度(以下,水平角度という)を検知する。この水平角度も,原稿台1上(原稿sa上)で変位され得る物体の位置によって変化する。
そして,前記位置算出部20cは,前記水平角度と前記鉛直角度とに基づいて,原稿台1上で変位され得る物体の原稿載置面方向における位置(X,Y座標)を検出する。
なお,ビーム光が走査される原稿台1からの高さΔtは,原稿台1上に載置される原稿saと干渉せず,かつ,原稿saから離れ過ぎないよう1〜3mm程度が適当と考えられる。
また,物***置検出手段20は,図7に示したものの他,従来周知のタッチパネルに採用されている 光学式,電磁誘導式或いは超音波式の物***置検出手段を適用したものであってもよい。
例えば,超音波方式の物***置検出手段は,発信用トランスデューサで原稿台1(プラテンガラス)の2つの角部で超音波を発信し,原稿台1のX軸方向及びY軸方向各々の辺の外縁に配置された共振子により,超音波を原稿台1全体に渡ってX軸方向及びY軸方向に進行させるとともに,受信用トランスデューサに導く。そして,原稿台1上に存在する物体によってその部分の振動(エネルギー)が吸収されるので,超音波の送信時点からの時間比率によりエネルギーが伝わられなかった位置(即ち,物体の位置)を検出する。
また,電磁誘導方式の物体検出手段は,磁界を発生できる特別なペン等により原稿台1上の所定位置がタッチされた際に,電磁エネルギーを受信することによってペンの位置を検出する。
ところで,前述した画像処理装置Xは,設定された読取範囲を示す像z1を原稿sa上に映写する機能を備えるものであるが,さらに,設定された読取範囲の画像を記録紙(所定の被転写材の一例)に画像形成する場合における変倍率情報や画像形成位置情報を設定する出力設定機能と,原稿台1上若しくは原稿台1に載置された記録紙sb等の上に,ステップS5(図6参照)の読取範囲設定処理での設定範囲と,前記出力設定機能による設定情報とによって特定される記録上での画像形成範囲に相当する範囲を示す像z2(第2の像)を映写する出力範囲像映写機能とを新たに設けた画像処理装置も考えられる。
これ出力設定機能及び出力範囲映写機能は,制御部15が所定の制御プログラムを実行し,操作・表示部11や像映写部19を制御することにより実現される。即ち,像映写部19は,2種類の範囲(読取範囲及び出力範囲)を示す像z1,z2各々を映写する手段として兼用(共用)されるものである。
以下,制御部15により実現される前記出力設定機能の一例について説明する。
出力設定機能には,例えば,前述のステップS5で設定された読取範囲の画像(読み取り画像)を,記録紙に画像形成する場合における変倍率情報を設定する変倍率設定機能と,同場合における画像形成位置情報を設定する位置設定機能とが含まれる。
ここで,変倍率設定機能も,位置設定機能も,操作・表示部11を通じた利用者の操作入力に従って各情報を設定する機能である。
例えば,変倍率設定機能としては,予め定められた変倍率の選択候補(例えば,A3サイズやB4サイズからA4サイズへの変倍率やその逆の変倍率等)の中から,操作・表示部11を通じて選択された変倍率を設定する機能や,操作・表示部11を通じたテンキー操作入力等により任意の変倍率を設定する機能等がある。
また,位置設定機能としては,例えば,画像形成対象とする記録紙のサイズ(形状)を設定させた上で,予め定められた画像形成位置情報の候補(例えば,記録紙における「左上端」,「中央上端」,「中央」(左右・上下の中央),「右下端」等の相対位置情報)の中から,操作・表示部11を通じて選択された情報に従って画像形成位置情報を設定する機能や,操作・表示部11を通じたテンキー操作入力等により,任意の画像形成位置情報(基準位置からの実寸で表される位置情報や,記録紙の幅寸法及び縦寸法の各々に対する比率で表される位置情報等)を設定する機能等がある。
さらに,制御部15により,ステップS5若しくはS9で設定された読取範囲と,前記出力設定機能により設定された情報とに基づいて,それらによって特定される記録紙sb上での画像形成範囲に相当する範囲を表す座標を計算する処理がなされる。これにより計算される座標を,以下,出力像座標という。
具体的には,読取範囲を表す座標を,変倍率情報に従って拡大若しくは縮小した範囲の座標に変換し,さらに,その変換後の座標を,画像形成位置情報に従って移動した出力像座標に変換する。
そして,制御部15が像映写部19を制御することにより,前記出力像座標の範囲を示す像z2を,原稿台1に載置されたシート部材上に映写する処理が実行される(第2の範囲像映写手段の一例)。像z2の映写方法は,像z1の映写方法と同様である。
図8は,原稿台1に載置された記録紙sb(シート部材の一例)上における画像形成範囲に相当する範囲を示す像z2を映写している状態を表す図である。
図8に示す例は,原稿台1上に,既に画像が形成された記録紙sbであって,その一部に読み取り画像を当てはめるための空欄R1(白紙部)が形成された記録紙sbを載置した状態を表している。
このような像z2を映写することにより,記録紙sb上におけるいずれの範囲に画像が形成されるかを具体的にイメージすることが容易となる。
特に,図8に示すように,既に画像が形成された記録紙sbの一部に存在する空欄R1(白紙部)等に,読み取り画像を当てはめて画像形成したいような場合に極めて好適である。
その他,複数の原稿各々の画像読み取り面全体の画像を1枚の記録紙に集約して画像形成する場合において,読み取り画像を各々異なる変倍率で縮小し,記録紙sb上の任意の位置に配置して画像形成させるような利用形態も考えられる。
ここで,画像処理装置Xにおける原稿画像の読み取りは,原稿sbが画像読み取り面を伏せて原稿台1に載置された状態で原稿台1の下側から行われる。これに対し,図8に示すように,原稿台1上に画像形成面を上向きにして載置された記録紙sb上に,読取範囲の確認のための像z2を映写する場合には,原稿台1に載置される記録紙sbのサイズ(形状)を予め指定(設定)しておき,その記録紙sbのサイズを基準とした場合に,像z2は,読取範囲に対して表裏反転(図8では図に向かって上下方向に反転)した範囲(相当する範囲の一例)に映写させる。
本発明は,画像処理装置への利用が可能である。
本発明の実施形態に係る画像処理装置Xの概略構成を表すブロック図。 画像処理装置Xが備える原稿台周辺の概略斜視図。 画像処理装置Xが備える像映写部の概略構成図。 画像処理装置Xにおける原稿台上での像映写のための光走査状況を説明する図。 画像処理装置Xの概略断面図。 画像処理装置Xにおける画像読取範囲設定処理の手順を表すフローチャート。 画像処理装置Xに適用され得る物***置検出手段の概略断面図。 画像処理装置Xが備える像映写部により原稿台上に画像出力範囲を示す像を映写した例を表す図。
符号の説明
X…画像処理装置
1…原稿台
2…原稿台カバー
11…操作・表示部
12…画像読取部
13…画像メモリ
14…データ記憶部
15…制御部
16…画像処理部
17…通信部
18…原稿台照明部
19…像映写部
20…物***置検出手段
sa…原稿
sb…記録紙
S1,S2,,,…処理手順(ステップ)

Claims (4)

  1. 原稿台上に載置された原稿に形成された画像を前記原稿台側から読み取る画像読取手段を備えた画像処理装置であって,
    前記原稿台に載置された前記原稿の前記原稿台側の略全範囲を照明する照明手段と,
    前記原稿台上における画像の読取範囲を設定する読取範囲設定手段と,
    前記原稿台に載置された前記原稿上に前記読取範囲設定手段による設定範囲を示す第1の像を映写する第1の範囲像映写手段と,
    を具備してなることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記原稿台に載置された前記原稿上で変位され得る物体の原稿載置面方向における位置を検出する物***置検出手段を具備し,
    前記読取範囲設定手段が,前記物***置検出手段による検出位置に基づいて前記読取範囲を設定してなる請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記読取範囲の画像を所定の被転写材に画像形成する場合における変倍率情報及び/又は画像形成位置情報を設定する出力設定手段と,
    前記原稿台上若しくは前記原稿台に載置されたシート部材上に前記読取範囲設定手段による設定範囲と前記出力設定手段による設定情報とによって特定される前記被転写材上での画像形成範囲に相当する範囲を示す第2の像を映写する第2の範囲像映写手段と,
    を具備してなる請求項1又は2のいずれかに記載の画像処理装置。
  4. 前記第1の範囲像映写手段が,前記第2の範囲像映写手段を兼ねるものである請求項3に記載の画像処理装置。
JP2005235150A 2005-08-15 2005-08-15 画像処理装置 Pending JP2007053420A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005235150A JP2007053420A (ja) 2005-08-15 2005-08-15 画像処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005235150A JP2007053420A (ja) 2005-08-15 2005-08-15 画像処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007053420A true JP2007053420A (ja) 2007-03-01

Family

ID=37917593

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005235150A Pending JP2007053420A (ja) 2005-08-15 2005-08-15 画像処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007053420A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2120455A1 (en) 2008-04-21 2009-11-18 Ricoh Company, Limited Electronics device having projector module
JP2009278198A (ja) * 2008-05-12 2009-11-26 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像処理装置
EP3627222A1 (en) * 2018-09-19 2020-03-25 Canon Kabushiki Kaisha Control apparatus, control method, program and computer-readable medium

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2120455A1 (en) 2008-04-21 2009-11-18 Ricoh Company, Limited Electronics device having projector module
US8373678B2 (en) 2008-04-21 2013-02-12 Ricoh Company, Limited Electronics device having projector module
JP2009278198A (ja) * 2008-05-12 2009-11-26 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像処理装置
EP3627222A1 (en) * 2018-09-19 2020-03-25 Canon Kabushiki Kaisha Control apparatus, control method, program and computer-readable medium
US11172180B2 (en) 2018-09-19 2021-11-09 Canon Kabushiki Kaisha Control apparatus, control method and non-transitory computer-readable medium

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5518009B2 (ja) 画像形成装置、画像編集方法、コンピュータプログラム及び記録媒体
JP4709234B2 (ja) 表示入力装置及びプログラム
US10567615B2 (en) Image forming apparatus
JPH07245700A (ja) デジタル複写機
JP4782653B2 (ja) 画像読取装置および画像形成装置
JP2007053420A (ja) 画像処理装置
JP6350360B2 (ja) 可視像形成装置及び画像形成装置
JP2006120087A (ja) 画像処理装置および画像処理方法、並びにコンピュータプログラム及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
JP5666545B2 (ja) 情報処理装置、画像取得プログラム
JP4673037B2 (ja) 画像表示装置、画像表示装置の制御方法、及びプログラム
JP2007053415A (ja) 画像処理装置
JP2009303112A (ja) 画像形成装置、画像形成システムおよびプログラム
JP2006345065A (ja) 画像処理装置
JP4024771B2 (ja) 画像読取装置、及び読取機能付き画像形成装置
JP2007049603A (ja) 画像処理装置、画像形成装置、画像処理方法及びプログラム
JP2016012048A (ja) 画像形成装置
JP3142428B2 (ja) 画像形成装置
JP6581709B2 (ja) 画像処理方法
JPH1169096A (ja) 画像形成装置
JP5655330B2 (ja) 画像読取装置およびそれを備えた画像形成装置
JP2982149B2 (ja) 画像処理方法
JP6200528B2 (ja) 画像形成装置及び画像処理方法
JP2011023818A (ja) 画像編集装置及びコンピュータプログラム
JP5876451B2 (ja) 画像形成装置、記録媒体決定方法、コンピュータプログラム及び記録媒体
JP2005244755A (ja) 画像形成装置