JP6123754B2 - 化成処理性に優れるSi含有熱延鋼板およびその製造方法 - Google Patents

化成処理性に優れるSi含有熱延鋼板およびその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6123754B2
JP6123754B2 JP2014165202A JP2014165202A JP6123754B2 JP 6123754 B2 JP6123754 B2 JP 6123754B2 JP 2014165202 A JP2014165202 A JP 2014165202A JP 2014165202 A JP2014165202 A JP 2014165202A JP 6123754 B2 JP6123754 B2 JP 6123754B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steel sheet
chemical conversion
hot
rolled steel
less
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014165202A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016041833A (ja
Inventor
克美 山田
克美 山田
古谷 真一
真一 古谷
平 章一郎
章一郎 平
弘之 増岡
弘之 増岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
JFE Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JFE Steel Corp filed Critical JFE Steel Corp
Priority to JP2014165202A priority Critical patent/JP6123754B2/ja
Publication of JP2016041833A publication Critical patent/JP2016041833A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6123754B2 publication Critical patent/JP6123754B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23GCLEANING OR DE-GREASING OF METALLIC MATERIAL BY CHEMICAL METHODS OTHER THAN ELECTROLYSIS
    • C23G1/00Cleaning or pickling metallic material with solutions or molten salts
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C21METALLURGY OF IRON
    • C21DMODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
    • C21D8/00Modifying the physical properties by deformation combined with, or followed by, heat treatment
    • C21D8/02Modifying the physical properties by deformation combined with, or followed by, heat treatment during manufacturing of plates or strips
    • C21D8/0221Modifying the physical properties by deformation combined with, or followed by, heat treatment during manufacturing of plates or strips characterised by the working steps
    • C21D8/0226Hot rolling
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C22METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
    • C22CALLOYS
    • C22C38/00Ferrous alloys, e.g. steel alloys
    • C22C38/02Ferrous alloys, e.g. steel alloys containing silicon
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23GCLEANING OR DE-GREASING OF METALLIC MATERIAL BY CHEMICAL METHODS OTHER THAN ELECTROLYSIS
    • C23G1/00Cleaning or pickling metallic material with solutions or molten salts
    • C23G1/02Cleaning or pickling metallic material with solutions or molten salts with acid solutions
    • C23G1/08Iron or steel

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Chemical Treatment Of Metals (AREA)
  • Heat Treatment Of Sheet Steel (AREA)
  • Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)

Description

本発明は、Si含有鋼板およびその製造方法に関し、特に、自動車の骨格部品などに好適な、化成処理性に優れるSi含有熱延鋼板およびその製造方法に関する。
近年、自動車車体の軽量化を図るために、自動車の骨格部品や足まわり部品には高強度鋼板、特に高強度熱延鋼板が多用されつつある。ここで、高強度鋼板の成分組成としては、原材料のグローバル調達性を鑑み、希少な合金元素をできるだけ使用しないことが求められており、Si、Mn等の安価な固溶強化元素を活用した高強度鋼板が開発されている。
一方、鋼板を高強度化して鋼板の板厚を薄くすることにより、従来にも増して耐食性への要求が高くなっている。特に自動車の骨格部品や足回り部品に適用される熱延鋼板は、化成処理を施された後、カチオン電着塗装等により、塗装が施されるため、優れた化成処理性が要求される。ここで、自動車用熱延鋼板に施される化成処理は、防錆油が塗布された鋼板を脱脂後洗浄し、例えば浸漬型のリン酸亜鉛処理によってフォスフォフィライトを主体とする化成結晶を析出させて、リン酸亜鉛皮膜(以下、化成処理皮膜ともいう)を形成させるものである。
しかしながら、SiやMn等を添加した場合、これらの元素が鋼板表面に濃化することにより、化成処理性が劣化しやすい。特にSiは、成形性を大きく損なうことなく、高強度化を図ることができる元素であるが、鋼板表面にSi含有酸化物を形成して、化成処理性を著しく低下させ、塗装後の耐食性を大きく低下させることが知られている。
このようなSi、Mnといった固溶強化元素を含有する熱延鋼板の化成処理性、塗装後の耐食性を向上させる技術として、例えば特許文献1には、強化元素としてSi、Mn等の鉄より酸化され易い元素(以下、易酸化性元素という)を合計0.5mass%以上含有する熱延鋼材であって、易酸化性元素の鋼材表面における濃度および鋼材表面に存在する酸化物層の被覆状態を規定して、化成、塗装後の耐食性を高めた鋼材に関する技術が開示されている。特許文献1の技術では、鋼材表層での易酸化性元素の濃度が鋼中濃度を超えないようにするとともに地鉄の粒を被覆する表面酸化物層の被覆率を高めること、あるいは、鋼材表面の易酸化性元素の濃度が鋼中濃度よりも高い領域を密に生成させるとともに、地鉄の粒を被覆する表面酸化物層の被覆率を高めることにより、局部アノードの形成を減少させて、塗装後耐食性を確保することが提案されている。
また特許文献2には、Siを0.5〜3.0mass%含有する熱延鋼板を熱延後に適正に酸洗処理して、Si含有酸化物層を除去後、さらに再酸洗して鋼板表面の鉄系酸化物の表面被覆率を低減することで化成処理性を確保する技術が開示されている。この技術は、熱間圧延した鋼板表面を硝酸等により強酸洗し、鋼板表層に形成されたSi含有酸化物層を完全に除去するとともに、強酸洗によって鋼板表面に生成される鉄系酸化物の生成を抑制することで、鋼板表面と化成処理液との反応を高め、低温化された化成処理液を用いる場合にも化成処理性に優れ、かつ塗装後の耐食性にも優れるSi含有鋼板を得ることが提案されている。
特開2006−265586号公報 特開2012−172181号公報
しかしながら、特許文献1の技術では、所定の表面状態を実現するために、従来とは異なる熱延・酸洗条件が必要であるとされ、デスケーリング条件や熱間圧延条件、酸洗条件が開示されているが、実機製造において、提案されている製造条件を達成して、表面構造を鋼板全面にわたって安定して確保することは容易ではない。また、特許文献2の技術は、2回の酸洗を必要とする技術であり、生産コストの上昇を回避できず、また、この技術でも、安定して理想的な表面状態を確保することは容易ではない。
すなわち、従来技術では、自動車用の熱延鋼板に求められる優れた化成処理性を確保し、塗装後の耐食性を確保することが困難であった。
本発明は、このような従来技術の問題を解決して、優れた化成処理性を確保できるSi含有熱延鋼板およびその有利な製造方法を提供することを目的とする。
一般にSi含有熱延鋼板を製造するに際し、熱間圧延工程において、鋼板表面に強固な酸化被膜(以下、スケールともいう)が生成する。このため、熱間圧延の加熱時において生成するスケール(一次スケール)を十分にデスケーリングすることや、その後の圧延中に生成するスケール(二次スケール)を、除去するため、十分な酸洗を行うことが必要とされている。また、このような、熱間圧延中に生成するスケールが残存する部位では、化成処理中に化成処理皮膜を構成する結晶(以下、化成結晶ともいう)が核生成せず、塗装後耐食性が劣化する現象が確認されている。
本発明者らは、化成処理不良が起きやすいSi含有熱延鋼板に関し、化成処理性に大きく影響する酸洗後の熱延鋼板の表面構造および化成処理皮膜の構造について、鋭意検討を重ねた。上記したように、二次スケールを除去するために酸洗が施され、また、酸洗後は水洗、次いで乾燥が施される。本発明者らは、このような酸洗を施し、次いで、水洗、乾燥を施した後の鋼板表面に認められる特徴的な表面構造が、化成結晶の核生成に大きく影響することを見出した。
図1に、熱間圧延後に酸洗を施し、次いで、水洗、乾燥を施した後のSi含有熱延鋼板(Si含有量:0.7質量%)の表面を、走査電子顕微鏡(SEM)で観察した例を示す。酸洗を施し、水洗、乾燥した後のSi含有熱延鋼板の表面は、図1に示すように、鋼結晶組織の結晶癖面が明確な部分と、ポーラスな皮膜状の部分からなる特徴的な表面構造を有する。図2は、通常90〜120秒間の処理が必要とされる化成処理を、10秒間という短時間での処理とし、化成結晶核の生成状態を観察した結果を示すものであり、ポーラスな皮膜状の領域で化成結晶が核生成しやすいことを知見した。
本発明者らは、Si含有熱延鋼板において、酸洗し、水洗、乾燥後に認められる上記したようなポーラスな皮膜は、酸洗時に形成される腐食生成物と考え、酸洗後に施す水洗条件を種々検討した。その結果、過剰な水洗により、ポーラスな皮膜状の領域の占める割合、すなわち、腐食生成物により被覆されている部分の面積率が低下し、結果として化成処理性が低下し、ひいては塗装後の耐食性が低下することを見出した。
一般に、Si含有の鋼板の化成性向上には、酸洗によるスケール除去という表面清浄化が必須である。一方、上記したように、下地結晶の露出面を増大させることが、逆に化成反応を抑制し、化成処理性向上には、酸洗後の水洗条件の適正化が重要である。本発明者らは、安定した化成処理性を得にくいSi含有熱延鋼板であっても、酸洗後の水洗条件を適正化することで、化成結晶が核生成しやすい表面構造を安定的に得ることができ、化成処理性に優れるSi含有熱延鋼板を安定して得ることが可能であることを見出した。
本発明は上記の知見に基づいてなされたものであり、その要旨は以下の通りである。
[1]Si含有量が0.5質量%以上である組成を有し、鋼板表面がポーラス状の腐食生成物によって面積率で50%以上被覆されていることを特徴とする化成処理性に優れるSi含有熱延鋼板。
[2]質量%で、C:0.05〜0.10%、Si:0.5〜1.0%、Mn:1.0〜1.5%、P:0.010%以下、S:0.004%以下、Al:0.05%以下、N:0.0045%以下を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる組成を有することを特徴とする前記[1]に記載の化成処理性に優れるSi含有熱延鋼板。
[3]さらに、質量%で、Ti:0.04〜0.10%、V:0.05〜0.12%、Nb:0.005%以下のいずれか1種以上を含有する組成を有することを特徴とする前記[2]に記載の化成処理性に優れるSi含有熱延鋼板。
[4]Si含有量が0.5質量%以上である組成を有する熱間圧延後の鋼板に、酸洗処理し水洗し乾燥する工程である酸洗工程を施し、熱延鋼板とする熱延鋼板の製造方法において、前記酸洗工程における酸洗処理を、温度:70〜90℃、塩酸濃度:5〜12vol.%の酸洗浴に40秒以上浸漬する処理とし、水洗、乾燥後の熱延鋼板が、ポーラス状の腐食生成物によって面積率で50%以上被覆されているように、水洗条件を調整することを特徴とするSi含有熱延鋼板の製造方法。
[5]前記鋼板が、質量%で、C:0.05〜0.10%、Si:0.5〜1.0%、Mn:1.0〜1.5%、P:0.010%以下、S:0.004%以下、Al:0.05%以下、N:0.0045%以下を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる組成を有することを特徴とする前記[4]に記載のSi含有熱延鋼板の製造方法。
[6]前記鋼板が、さらに、質量%で、Ti:0.04〜0.10%、V:0.05〜0.12%、Nb:0.005%以下のいずれか1種以上を含有する組成を有することを特徴とする前記[5]に記載の化成処理性に優れるSi含有熱延鋼板の製造方法。
本発明により、化成処理性に優れるSi含有熱延鋼板を安定して提供することができるようになった。本発明のSi含有熱延鋼板は、Siを0.5質量%以上含有するため高強度であり、化成処理後に施される塗装後の耐食性にも優れるため、自動車の骨格部品や足まわり部品等に好適であり、自動車車体の軽量化に大きく寄与する。
酸洗し、水洗、乾燥した後のSi含有熱延鋼板表面の観察例を示すSEM写真である。 短時間(10秒)化成処理したSi含有熱延鋼板表面の観察例を示すSEM写真である。
以下に、本発明である化成処理性に優れるSi含有熱延鋼板およびその製造方法について詳細に説明する。なお、成分の含有量の単位である「%」は特に断らない限り「質量%」を意味するものとする。
本発明のSi含有熱延鋼板は、Si含有量が0.5%以上である鋼組成を有する。Si含有量が0.5%未満では、引張強さが590MPa以上であるような高強度の熱延鋼板とすることが困難である。このため、鋼板中のSi含有は0.5%以上とする。なお、Si含有量は、1.0%を超えると、化成不良となるため、1.0%以下とすることが好ましい。
本発明のSi含有熱延鋼板は、鋼板表面がポーラス状の腐食生成物によって面積率で50%以上被覆されている。ここで、ポーラス状の腐食生成物は、上記したように、熱間圧延後、酸洗し、水洗、乾燥した後のSi含有熱延鋼板の表面に認められるポーラスな皮膜状の部分として観察される。このポーラス状の腐食生成物で被覆された部分は、図2に示したように、リン酸亜鉛水溶液を用いた化成処理の際に、化成結晶の核生成サイトとなる。Si含有熱延鋼板の鋼板表面において、鋼板表面全体に対する面積率で50%以上がポーラス状の腐食生成物によって被覆されていることにより、リン酸亜鉛水溶液を用いた化成処理の際に化成結晶の核生成を促進することができ、化成結晶が緻密に析出した、具体的には、下記(1)式で表される皮膜空隙率(P)が0.3以下である化成処理皮膜を形成し、塗装後の耐食性に優れる化成処理皮膜を安定的に得ることができる。
皮膜空隙率(P)=1−C/(t×d) ・・・ (1)
ここで、Cは化成処理皮膜の付着量(g/m)、tは鋼板の板厚方向断面観察により求めた化成処理皮膜の膜厚(m)、dはZn(POの密度(g/m)である。
ポーラス状の腐食生成物によって被覆された部分の面積率が、熱延鋼表面全体に対する面積率で50%未満となると、リン酸亜鉛水溶液を用いた化成処理の際に化成結晶の核生成が遅延し、化成結晶が緻密に析出した、塗装後の耐食性に優れる化成処理皮膜を安定的に得ることが困難となる。
なお、特に限定するものではないが、鋼板表面におけるポーラス状の腐食生成物に覆われている部分の面積率が、あまりに大きくなりすぎると、熱延鋼板表面が均質化して、かえって化成処理性が低下することが懸念されるため、Si含有熱延鋼板表面において、ポーラス状の腐食生成物に被覆されている部分の面積率は、80%以下とすることが好ましい。
本発明のSi含有熱延鋼板は、上記したように、Si含有量を0.5%以上とするものであり、Si以外の鋼板組成については、特に限定するものではない。なお、本発明のSi含有熱延鋼板は、C:0.05〜0.10%、Si:0.5〜1.0%、Mn:1.0〜1.5%、P:0.010%以下、S:0.004%以下、Al:0.05%以下、N:0.0045%以下を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる鋼組成を有することが好ましく、あるいはさらにTi:0.04〜0.10%、V:0.05〜0.12%、Nb:0.005%以下のいずれか1種以上を含有する鋼組成を有することが好ましい。
以下、好ましい成分組成について、説明する。
C:0.05〜0.10%
Cは、鋼を高強度化するのに有効な元素であり、C含有量を0.05%以上とすることで、TS>590MPaとできる。よって、C含有量は0.05%以上とすることが好ましい。一方、C含有量が0.10%を超えると強度が過剰となる。このため、C含有量は0.10%以下とすることが好ましい。
Si:0.5〜1.0%
Siは、上記したように成形性を大きく損なうことなく、高強度化を図る元素である。本発明では、高強度化のため、Si含有量は、0.5%以上とする必要がある。一方、Si含有量が1.0%を超えると、化成不良となりやすいため、Si含有量は1.0%以下とすることが好ましい。
Mn:1.0〜1.5%
Mnは、鋼を固溶強化するのに有効な元素であり、C含有量を1.0%以上とすることで、(TS>590MPa)とできる。よって、Mn含有量は1.0%以上とすることが好ましい。一方、Mn含有量が1.5%を超えると焼入れ性があがり強度過剰になるため、Mn含有量は1.5%以下とすることが好ましい。
P:0.010%以下
Pは、鋼の代表的不純物元素であるため、P含有量は0.010%以下とすることが好ましい。
S:0.004%以下
Sは、圧延時の熱間脆性を引き起こす不純物であるため、S含有量は0.004%以下とすることが好ましい。
Al:0.05%以下
Alは製鋼工程で脱酸材として、添加される元素であり、また、非金属介在物をスラグとして分離するのに有効な元素であるため、Al含有量は0.02%以上とすることが好ましい。但し、過剰な添加は粗大なAl2O3の凝集合体による割れ発生を誘起するためAl含有量は0.05%以下とすることが好ましい。
N:0.0045%以下
Nは、鋼の耐時効性を劣化させる元素であるため、N含有量は0.0045%以下とすることが好ましい。
Ti:0.04〜0.10%、V:0.05〜0.12%、Nb:0.005%以下のいずれか1種以上
Ti、V、Nbは、極めて強い炭窒化物形成元素であり、このような効果を得る上では、Tiの場合は0.04%以上、Vの場合は0.05%以上、Nbの場合は0.02%以上として、Ti、V、Nbのいずれか1種以上を含有することが好ましい。一方、これら元素は希少で原料コスト増大を招くため、含有させる場合は、Tiの場合は0.10%以下、Vの場合は0.12%以下、Nbの場合は0.005%以下とすることが好ましい。
本発明のSi含有熱延鋼板は、上記以外の残部はFeおよび不可避的不純物であることが好ましい。
次に、本発明のSi含有熱延鋼板の好ましい製造方法について説明する。
本発明のSi含有熱延鋼板は、Si含有量が0.5%以上である熱間圧延後の鋼板に、酸洗処理し水洗し乾燥する工程である酸洗工程を施し、熱延鋼板とする熱延鋼板の製造方法において、前記酸洗工程における酸洗処理を、温度(浴温):70〜90℃、塩酸濃度:5〜12vol.%の酸洗浴に、40秒以上浸漬する処理とし、水洗、乾燥後の熱延鋼板が、ポーラス状の腐食生成物によって面積率で50%以上被覆されているように、水洗条件を調整することにより製造することができる。
酸洗工程に供する熱間圧延後の鋼板は、Si含有量を0.5%以上とする鋼板であり、好ましくは、上記した好ましい成分組成を有する鋼板である。本発明のSi含有熱延鋼板は、熱間圧延工程で熱間圧延された鋼板に酸洗工程を施し、製造される。
熱間圧延工程では、Siを0.5%以上含有し、好ましくは、上記した熱延鋼板の好ましい組成と同様の組成を有する熱間圧延素材である鋼を、常法に従い、加熱後、熱間粗圧延および熱間仕上圧延を施し、鋼板とした後、コイル形状に巻き取る。ここで、熱間圧延の素材である鋼は、0.5%以上のSiを含有しているため、赤スケールと呼ばれる強固な一次酸化スケールが形成しやすい。このため、熱間粗圧延後に高圧洗浄水などによるデスケーリング処理を実施することが好ましい。
また、熱間仕上圧延を施された後は、二次スケール生成を抑制するため、低温での巻取りとすることが好ましく、例えば、巻取り温度を400〜500℃程度とすることが好ましい。巻取り温度が500℃を超えると、二次スケールが増加し、後の酸洗工程でスケール除去が困難となり、鋼板表面に除去しきれずにスケールが残存して、化成処理性が劣化しやすい。
上記のように熱間圧延された鋼板は、酸洗工程で、スケールが除去される。酸洗工程において、熱延鋼板は、酸洗処理後、水洗、乾燥される。酸洗処理は、温度:70〜90℃、塩酸濃度:5〜12vol.%の酸洗浴に、40秒以上浸漬する処理とすることが好ましい。酸洗浴では、スケールを十分に除去して、化成処理性に悪影響を及ぼさないようにする。このため、酸洗浴の温度(浴温)は70℃以上とし、かつ、塩酸濃度が5vol.%以上の塩酸浴とし、かつ、該塩酸浴に40秒以上浸漬する処理とすることが好ましい。酸洗浴の温度が70℃未満、あるいは、塩酸濃度が5%未満、あるいは浸漬時間が40秒未満では、スケール残りにより、化成処理性が劣化するおそれがある。一方、酸洗浴の温度が90℃を超えると、過酸洗であるため、酸洗浴の温度は90℃以下とすることが好ましい。また、酸洗浴の塩酸濃度が15%を超えても、過酸洗となりやすいため、酸洗浴の塩酸濃度は15%以下とすることが好ましい。また、浸漬時間は、生産性を良好とするため60秒以下とすることが好ましい。
酸洗処理を施された後の鋼板には、水洗、乾燥を施す。本発明において、酸洗処理後の水洗条件が重要であり、水洗、乾燥後の熱延鋼板が、ポーラス状の腐食生成物によって面積率で50%以上被覆されているように、水洗条件を調整する。酸洗は下地鋼板を溶解することによる二次スケールの除去効果が大きいが、この際、溶出するFe等は、前記したようなポーラス状の腐食生成物を形成し、鋼板表面を被覆する。過剰な水洗は、化成結晶の核生成サイトとなる腐食生成物を除去し、化成処理性の低下につながる。本発明では、水洗、乾燥後の熱延鋼板において、ポーラス状の腐食生成物によって面積率で50%以上が鋼板表面を被覆しているようにする。水洗条件は、水洗、乾燥後の熱延鋼板表面のポーラス状の腐食生成物の面積率が50%以上となるようにすればよく、その条件は特に限定されない。例えば、通常は、酸洗後に3回以上のスプレー式水洗浴を通す工程を、1回以上、最大3回程度とすることにより、乾燥後の熱延鋼板表面のポーラス状の腐食生成物の面積率を50%以上とすることができる。また、乾燥は、常法に従い行えばよい。適正な条件で水洗された酸洗後の熱延鋼板は、ポーラス状のFeの腐食生成物によって、面積率で50%を超えて被覆され、残部は下地結晶組織が露出した構造を有する熱延鋼板となる。
表1に成分組成を示す鋼を、熱間圧延工程にて熱間圧延して、鋼板とした。なお、熱間圧延工程では、常法に従い、熱間粗圧延、次いで熱間仕上圧延を施し、巻取り温度450℃で巻き取った。得られた熱間圧延後の鋼板について、下記条件により、引張試験を行い、引張強さ(TS)を調査した。結果を表2に示す。
<引張試験>
熱間圧延により得られた鋼板から、圧延方向を引張方向とするJIS5号引張試験片を採取して、JISZ2241の規定に準拠して引張試験を行い、引張強さTSを求めた。
次いで、上記のようにして得た熱間圧延後の鋼板について、酸洗工程にて順に酸洗処理、水洗、乾燥を施し、熱延鋼板表面のスケールを除去した。酸洗処理は、表2に示す酸洗条件で塩酸浴に浸漬して行った。また、水洗は、酸洗後の鋼板をスプレー式水洗浴を通過させることにより行い、スプレー式水洗浴を通過させる回数(通過させる水洗浴の数)を変更して、水洗条件を変化させた。なお、従来は、該スプレー式水洗浴を通過させる回数は3回以上であった。乾燥は、ドライエアにて行った。表2に酸洗条件(塩酸の濃度、酸洗浴温度、浸漬時間、ラインスピード)、水洗条件(水洗回数)を示す。
上記酸洗工程を施して製造した熱延鋼板から試験片を採取し、熱延鋼板表面をSEMにて2000倍で5視野観察し、ポーラス状の腐食生成物によって被覆されている部分の面積率(ポーラス皮膜被覆率)を求めた。観察条件は、最表層の腐食生成物が観測可能なように、加速電圧5kVとし、5視野について求めた面積率の平均を、ポーラス皮膜被覆率とした。結果を表3に示す。
また、上記酸洗工程を施して製造した熱延鋼板から試験片を採取し、アルカリ脱脂(日本パーカライジング社製FC−E2011)した後、以下の条件で化成処理を施し、化成処理後の熱延鋼板について、下記のようにして前記した皮膜空隙率(P)の評価を行った。化成処理皮膜の付着量、化成処理皮膜の皮膜厚みおよび皮膜空隙率を表3に示す。
また、作製した化成処理鋼板について、(日本ペイント )社製(V−50)を用いて、膜厚25μmとなるように電着塗装を施し、腐食試験として、下記の塩水噴霧試験を行い、塗装後耐食性を評価した。結果を表3に示す。
<化成処理>
日本パーカライジング社製PL−Xを用いてTi系コロイド水溶液による表面調整処理を行い、化成処理液(PB−L3065)を用いて、化成処理液の温度を40℃として、表2に示す化成処理時間の間、化成処理液に浸漬して化成処理を施した。
<皮膜空隙率(P)>
化成処理後の熱延鋼板から、試験片を採取し、重量比較により、化成処理皮膜の付着量を求めた。また、化成処理後の熱延鋼板から断面SEM観察試料を採取し、1000倍で3箇所板厚方向断面観察を行い、化成処理皮膜の平均膜厚を求め、これを化成処理皮膜の膜厚とした。そして、これら求めた化成処理皮膜の付着量、化成処理皮膜の膜厚、およびZn(POの密度:4x10(g/m)から、下記(1)式にて、皮膜空隙率(P)を求めた。
皮膜空隙率(P)=1−C/(t×d) ・・・ (1)
ここで、Cは化成処理皮膜の付着量(g/m)、tは鋼板の板厚方向断面観察により求めた化成処理皮膜の膜厚(m)、dはZn(POの密度(g/m)である。
上記のようにして求めた皮膜空隙率(P)が0.3以下の場合、化成処理性に優れると判断した。
<塩水噴霧試験>
塩水噴霧試験はJISZ2371に従って実施した。電着塗装を施した化成処理後の熱延鋼板に表面に、カッターで長さ45mmのクロスカット疵を施した後、35℃、5質量%のNaCl水溶液で720時間の塩水噴霧試験(SST試験)を行った。SST試験後は、クロスカット疵部に粘着テープを貼り付けた後、引き剥がすテープ剥離試験を行い、クロスカット疵部左右を合わせた最大剥離全幅を測定した。ここで、測定した剥離幅が2mm以下の場合、SST試験結果が適合であり、塗装後の耐食性に優れると判断した。また、測定した剥離幅が2mmを超えた場合に、SST試験結果が不適合であり、塗装後の耐食性に劣ると判断した。
表2および表3に示したように、本発明例の熱延鋼板は、590MPa以上の引張強さを有し、化成処理皮膜の空隙率が0.3以下と化成処理性に優れ、塗装後の耐食性にも優れることがわかる。
一方、比較例である鋼板No.1−4は化成処理時間が短すぎるため耐食性が劣位となった。
また、鋼板No.1−5、2−2、3−3および3−4は、いずれも酸洗後の水洗が過剰となり、熱延鋼板表面での腐食生成物の被覆率が50%未満であり、皮膜空隙率が0.3を越えており、塗装後の耐食性に劣ることがわかる。
Figure 0006123754
Figure 0006123754
Figure 0006123754

Claims (6)

  1. Si含有量が0.5質量%以上である組成を有し、鋼板表面がポーラス状の腐食生成物によって面積率で50%以上被覆され、
    リン酸亜鉛水溶液を用いた化成処理を行った場合に、下記(1)式で表される皮膜空隙率(P)が0.3以下の化成処理皮膜が形成されることを特徴とする化成処理性に優れるSi含有熱延鋼板。
    皮膜空隙率(P)=1−C/(t×d) ・・・ (1)
    ここで、Cは化成処理皮膜の付着量(g/m )、tは鋼板の板厚方向断面観察により求めた化成処理皮膜の膜厚(m)、dはZn (PO の密度(g/m )である。
  2. 質量%で、C:0.05〜0.10%、Si:0.5〜1.0%、Mn:1.0〜1.5%、P:0.010%以下、S:0.004%以下、Al:0.05%以下、N:0.0045%以下を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる組成を有することを特徴とする請求項1に記載の化成処理性に優れるSi含有熱延鋼板。
  3. さらに、質量%で、Ti:0.04〜0.10%、V:0.05〜0.12%、Nb:0.005%以下のいずれか1種以上を含有する組成を有することを特徴とする請求項2に記載の化成処理性に優れるSi含有熱延鋼板。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載のSi含有熱延鋼板の製造方法であって、
    Si含有量が0.5質量%以上である組成を有する熱間圧延後の鋼板に、酸洗処理し水洗し乾燥する工程である酸洗工程を施し、熱延鋼板とする熱延鋼板の製造方法において、前記酸洗工程における酸洗処理を、温度:70〜90℃、塩酸濃度:5〜12Vol.%の酸洗浴に40秒以上浸漬する処理とし、水洗、乾燥後の熱延鋼板が、ポーラス状の腐食生成物によって面積率で50%以上被覆されているように、水洗条件を調整することを特徴とするSi含有熱延鋼板の製造方法。
  5. 前記鋼板が、質量%で、C:0.05〜0.10%、Si:0.5〜1.0%、Mn:1.0〜1.5%、P:0.010%以下、S:0.004%以下、Al:0.05%以下、N:0.0045%以下を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる組成を有することを特徴とする請求項4に記載のSi含有熱延鋼板の製造方法。
  6. 前記鋼板が、さらに、質量%で、Ti:0.04〜0.10%、V:0.05〜0.12%、Nb:0.005%以下のいずれか1種以上を含有する組成を有することを特徴とする請求項5に記載の化成処理性に優れるSi含有熱延鋼板の製造方法。
JP2014165202A 2014-08-14 2014-08-14 化成処理性に優れるSi含有熱延鋼板およびその製造方法 Active JP6123754B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014165202A JP6123754B2 (ja) 2014-08-14 2014-08-14 化成処理性に優れるSi含有熱延鋼板およびその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014165202A JP6123754B2 (ja) 2014-08-14 2014-08-14 化成処理性に優れるSi含有熱延鋼板およびその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016041833A JP2016041833A (ja) 2016-03-31
JP6123754B2 true JP6123754B2 (ja) 2017-05-10

Family

ID=55591723

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014165202A Active JP6123754B2 (ja) 2014-08-14 2014-08-14 化成処理性に優れるSi含有熱延鋼板およびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6123754B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110560695A (zh) * 2019-09-03 2019-12-13 西安建筑科技大学 一种表面多孔钛基功能梯度材料及其制备方法

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56130475A (en) * 1980-03-13 1981-10-13 Sumitomo Metal Ind Ltd Manufacture of hot rolled steel plate with superior chemical treatability
JPS59107083A (ja) * 1982-12-10 1984-06-21 Nippon Steel Corp 鋼板の燐酸塩処理性及び塗装密着性向上方法
JP3582369B2 (ja) * 1998-07-31 2004-10-27 Jfeスチール株式会社 加工性に優れ、かつ加工性の幅方向での変動が少ない薄鋼板の製造方法
JP3666376B2 (ja) * 2000-09-20 2005-06-29 Jfeスチール株式会社 高周波焼鈍特性に優れた高強度鋼とその製造方法
JP3728239B2 (ja) * 2001-11-16 2005-12-21 新日本製鐵株式会社 耐食性と伸びフランジ性に優れた高強度熱延鋼板、およびその製造方法
JP2003277959A (ja) * 2002-03-26 2003-10-02 Jfe Steel Kk 化成処理性に優れる熱延鋼板およびその製造方法
JP4206029B2 (ja) * 2003-11-05 2009-01-07 新日本製鐵株式会社 化成処理性に優れた熱延鋼板およびその製造方法
JP2005146318A (ja) * 2003-11-13 2005-06-09 Nippon Steel Corp 化成処理性に優れた熱延鋼板およびその製造方法
JP4884687B2 (ja) * 2005-03-22 2012-02-29 新日本製鐵株式会社 塗装後の耐食性及び美観に優れた熱延鋼材
JP4901799B2 (ja) * 2008-04-09 2012-03-21 新日本製鐵株式会社 表面処理性に優れた熱延鋼板の製造方法
JP5835545B2 (ja) * 2011-02-21 2015-12-24 Jfeスチール株式会社 Si含有熱延鋼板の製造方法
CN103732781B (zh) * 2011-07-29 2016-07-06 新日铁住金株式会社 合金化热浸镀锌层和具有该层的钢板以及其制造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110560695A (zh) * 2019-09-03 2019-12-13 西安建筑科技大学 一种表面多孔钛基功能梯度材料及其制备方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016041833A (ja) 2016-03-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5482968B2 (ja) 酸洗後の鋼板表面の黄変防止方法
JP5729211B2 (ja) 冷延鋼板の製造方法、冷延鋼板および自動車部材
WO2016035261A1 (ja) 冷延鋼板、冷延鋼板の製造方法、自動車部材および冷延鋼板の製造設備
JP6855678B2 (ja) 鋼板の製造方法
JP2010047808A (ja) 高強度冷延鋼板およびその製造方法
US20160194744A1 (en) Method of producing high-strength hot-dip galvanized steel sheet and method of producing high-strength galvannealed steel sheet
JP5818046B2 (ja) Si含有高強度冷延鋼板の製造方法
JP6041079B1 (ja) 冷延鋼帯の製造方法及び製造設備
JP5168793B2 (ja) 塗装後耐食性に優れた高強度冷延鋼板の製造方法
JP5835545B2 (ja) Si含有熱延鋼板の製造方法
JP5896165B2 (ja) 酸洗後の鋼板表面の黄変防止方法
WO2019021695A1 (ja) 高強度冷延鋼板及びその製造方法
JP3631710B2 (ja) 耐食性と延性に優れたSi含有高強度溶融亜鉛めっき鋼板及びその製造方法
JP5532086B2 (ja) 溶融亜鉛めっき鋼管
JP4206029B2 (ja) 化成処理性に優れた熱延鋼板およびその製造方法
WO2017007036A1 (ja) 冷延鋼帯の製造方法及び製造設備
JP5835547B2 (ja) Si含有冷延鋼板の製造方法
JP6160655B2 (ja) 熱延鋼板及びその製造方法
JP6123754B2 (ja) 化成処理性に優れるSi含有熱延鋼板およびその製造方法
JP2003328099A (ja) 高強度溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法
JP5821873B2 (ja) 熱延鋼板の製造方法
JP2007162057A (ja) リン酸塩処理性に優れた高強度鋼板
JP5682366B2 (ja) Si含有冷延鋼板の製造方法
JP6108028B2 (ja) 冷延鋼板の製造方法
JP4428033B2 (ja) プレス成形性に優れた溶融亜鉛めっき又は合金化溶融亜鉛めっき鋼板

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160325

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20161202

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20161213

RD13 Notification of appointment of power of sub attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7433

Effective date: 20170201

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170210

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20170201

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170307

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170320

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6123754

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250