JP6123188B2 - オーダリングシステム - Google Patents

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Description

本発明は、オーダリングシステムに関する。
従来、飲食店などにおいて利用されるシステムとして、注文端末とPOSレジスタとを含むオーダリングシステムが知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載されたような従来のオーダリングシステムの場合、POSレジスタは、注文端末によって受け付けた注文の注文情報を参照し会計(精算)処理を実行する。
特開平1−306963号公報
しかしながら、従来のオーダリングシステムでは、万が一、POSレジスタがダウン等してしまった場合には、POSレジスタで会計処理が実行できないので、例えば、伝票(例えば、注文した後に発行される配膳伝票)の金額をもとに手入力によって会計を行わなければならなかった。つまり、POSレジスタが万が一ダウン等した場合には、会計に手間が掛かり店舗運用上の問題となっていた。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、その目的は、POSレジスタがダウン等していても、迅速かつ簡便に会計を行うことができるオーダリングシステムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明の一態様に係るオーダリングシステムは、お客の注文を受け付ける携帯受付端末と、前記携帯受付端末で受け付けた注文情報を厨房へ伝達するためのプリンタと、前記携帯受付端末で受け付けた注文情報をお客毎に管理する管理装置と、会計するPOS端末装置とを備えるオーダリングシステムにおいて、前記携帯受付端末にてお客の注文を受け付け、該携帯受付端末で受け付けた注文情報を前記プリンタから出力する第1のモードと、前記携帯受付端末にてお客毎の前記注文情報に基づき会計し、該携帯受付端末で会計した会計情報を前記プリンタから出力する第2のモードとを備え、前記管理装置又は前記携帯受付端末は、前記POS端末装置における会計が実行可能か否かを判断し、該POS端末装置における会計が不能であると判断した場合には、前記第2のモードで会計するよう制御することを特徴とする。
上記オーダリングシステムによれば、第1のモードと第2のモードとを備えるので、例えばPOS端末装置(POSレジスタ)がダウン等してPOS端末装置により会計処理を実行することができなくなった場合でも、緊急的(臨時的)に第2のモードにモード設定することで通常時は注文受付用の端末である携帯受付端末により会計処理を実行し、プリンタ(キッチンプリンタ)により会計レシートを発行(会計情報を出力)することができるので、店舗運用の支障を最小限に食い止めることができる。つまり、上記オーダリングシステムによれば、POS端末装置がダウン等していても、迅速かつ簡便に会計を行うことができる。なお、ここでいうダウン等には、電源が入らない場合に加え、レシート発行ができない場合、画面のタッチパネルが効かない場合、管理装置等との通信が不通である場合も含まれる。
上記オーダリングシステムにおいて、前記携帯受付端末は、店員による前記第1のモード又は前記第2のモードへの設定の操作を受け付けるモード設定受付手段を備えるようにしてもよい。
上記オーダリングシステムによれば、店員が携帯する携帯受付端末自体が、第1のモード又は第2のモードへの設定の操作を受け付けるモード設定受付手段を備えるので、POS端末装置により会計処理を実行することができなくなった場合に、例えば管理装置の設置されている場所に行かなくても、その場で直ちに第1のモードから第2のモードにモードを切り替えることができる。つまり、上記オーダリングシステムによれば、より迅速かつより簡便に会計を行うことができる。また、POS端末装置により会計処理を実行することができなくなっている最中に、会計するお客と新たに来店し注文を受け付けるお客とが混在する場合でも、第1のモードと第2のモードとを適宜切り替えて迅速にお客の要望に応えることができる。
上記オーダリングシステムにおいて、前記管理装置は、前記第2のモードにおいて前記携帯受付端末で会計した会計情報を、前記POS端末装置で会計した会計情報の実績に加算するようにしてもよい。
上記オーダリングシステムによれば、管理装置は、第2のモードにおいて携帯受付端末で会計した会計情報を、POS端末装置で会計した会計情報の実績に加算するので、POS端末装置により会計処理を実行することができなくなった際にPOS端末装置に代えて携帯受付端末により会計処理を実行した場合でも、店舗全体の売上等を容易に把握することができるようになる。つまり、一日のうちのある時間にPOS端末装置に代えて携帯受付端末により会計処理を実行したような場合であっても、当該時間に携帯受付端末により処理された会計情報は、POS端末装置により処理された会計情報と同等に取り扱われ、POS端末装置により処理された会計情報の実績に加算されるので、例えば、ある時間帯にPOS端末装置により会計処理を実行することができなかった日であっても日計等を容易に出力することができる。
つまり、一般に、POSレジスタで会計処理を実行した場合には自動的(システム的)に会計情報が記憶され、日計等の売上実績に反映できることになるが、POSレジスタがダウン等した際に従来の如く手入力によって会計を行った場合には、手入力の処理分の会計情報は自動的に記憶されないので、手入力の処理分を売上実績に反映させるためには、売上情報を、別途、手入力にて入力しなければならず非常に面倒であった。これに対し、上記オーダリングシステムでは、POSレジスタがダウン等した際の会計情報(即ち、第2のモードにおいて携帯受付端末で会計した会計情報)は、POSレジスタが正常動作していた際の会計情報(即ち、POS端末装置で会計した会計情報)の実績に自動的に加算されるので、従来に比べ非常に便利である。
上記オーダリングシステムにおいて、前記第2のモードにおいて前記携帯受付端末で会計した会計情報と、前記POS端末装置で会計した会計情報とを区別して記憶するようにしてもよい。
上記オーダリングシステムによれば、管理装置は、第2のモードにおいて携帯受付端末で会計した会計情報と、POS端末装置で会計した会計情報とを区別して記憶するので、各取引についてPOS端末装置により会計処理されたか携帯受付端末により会計処理されたかを容易に把握することができる。従って、例えば、緊急的(臨時的)に携帯受付端末で行った会計処理の合計金額や各取引の内容等を簡便且つ迅速に確認することができる。
本発明によれば、POSレジスタがダウン等していても、迅速かつ簡便に会計を行うことができる。また、POS端末装置がダウン等していても、店舗全体の売上等を容易に把握することができるようになる。
本発明の一実施形態によるオーダリングシステム1の構成例である。 携帯受付端末20の構成例を示すブロック図である。 携帯受付端末20の外観の一例を示す概略外観図である。 携帯受付端末20が表示する画面の一例である オーダリングシステム1において記憶される情報の一例である。 オーダリングシステム1において記憶される情報の一例である。 オーダリングシステム1において印字される情報の一例である。 オーダリングシステム1の動作の一例を説明するためのフローチャートである。 オーダリングシステム1の動作の一例を説明するためのフローチャートである。 オーダリングシステム1の動作の一例を説明するためのフローチャートである。
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態によるオーダリングシステム1の構成図の一例である。オーダリングシステム1は、図1に示すように、管理装置(上位装置、ストアコントローラとも称する)10と、N台(Nは1以上の整数)の携帯受付端末20−1、…、携帯受付端末20−Nと、POS端末装置(POSレジスタとも称する)30と、M台(Mは1以上の整数)のキッチンプリンタ40−1、…、キッチンプリンタ40−Mと、アクセスポイント50と、ルータ60とを備える。オーダリングシステム1は、例えば飲食店(例えばファミリーレストラン)に設置される。なお、携帯受付端末20−1、…、携帯受付端末20−Nの夫々は、同一の構成であるため、以下、夫々を特に区別しない場合には携帯受付端末20と総称する。また、キッチンプリンタ40−1、…、キッチンプリンタ40−Mの夫々は、同一の構成であるため、以下、夫々を特に区別しない場合にはキッチンプリンタ40と総称する。
管理装置10と、アクセスポイント50と、ルータ60とは、互いに、LAN90を介して接続されている。LAN接続の形態は、有線であってもよいし、無線であってもよい。また、アクセスポイント50は、無線LANにより、携帯受付端末20、POS端末装置30及びキッチンプリンタ40を収容する。ルータ60は、オーダリングシステム1内の装置(例えば、管理装置10)とオーダリングシステム1外の装置(例えば、本部のサーバ)との通信を制御(経路選択制御等)する。
管理装置10は、オーダリングシステム1全体を制御(管理)する装置(例えば、サーバ)である。例えば、管理装置10は、記憶部を備え、種々のファイル(例えば、商品ファイル、印字フォーマットファイル、注文ファイル、会計ファイル等)を記憶(管理)する。なお、管理装置10が記憶するファイルの詳細は後述する。また例えば、管理装置10は、通信部を備え、記憶部内のファイル(又は、ファイル上のデータ)を他の装置に送信する。また例えば、管理装置10は、印字制御部を備え、例えば、キッチンプリンタ40の印字を制御する。また例えば、管理装置10は、集計部を備え、店員から指示に応じて又は予め定めた所定時刻に、記憶部に記憶している情報等に基づいて、集計情報(例えば、日計レポート等の売上実績情報)を生成する。
携帯受付端末20は、少なくとも注文モード(第1のモード)及び会計モード(第2のモード)を含む、複数種類の動作モードを有する装置(例えば、PDA(Personal Data Assistants)である。注文モードとは、当該携帯受付端末20にてお客の注文を受け付け、当該携帯受付端末20で受け付けた注文データ(注文情報)をキッチンプリンタ40から出力する動作モードである。会計モードとは、当該携帯受付端末20にてお客毎の注文データに基づき会計し、当該携帯受付端末20で会計した会計データ(会計情報)をキッチンプリンタ40から出力する動作モードである。なお、注文モード、会計モード以外の動作モードの一例は、当該携帯受付端末20をメンテナンスするためのメンテナンスモードである。
POS端末装置30は、会計(精算)処理を実行する装置である。POS端末装置30は、例えば、他の装置(例えば管理装置10等)と通信する通信部、通信部によって受信した注文データに基づいて会計処理を実行する会計処理部、レシート(会計レシート、又は、明細レシートとも称する)を印字する印字部等を備える。また、POS端末装置30の近傍には、預かり金やつり銭を収納するドロアが併設されている(もしくは、POS端末装置30の一機能としてドロアを備えている)。
キッチンプリンタ40は、オーダリングシステム1が飲食店に設置される場合、主に、厨房内に配置される。キッチンプリンタ40は、例えば、管理装置10の制御に従って、種々の情報(例えば、お客用配膳伝票、キッチン伝票、会計レシート等)を印字する。なお、キッチンプリンタ40が印字する情報の詳細は後述する。
図2は、携帯受付端末20の構成例を示すブロック図である。携帯受付端末20は、図2に示すように、CPU200、ROM210、RAM212、液晶表示器214、音声出力部216、スピーカ217、操作部218、無線通信部220、アンテナ221、時計回路222を有し、バスライン290を介して相互に接続されている。
CPU200は、携帯受付端末20全体を制御する。例えば、CPU200は、動作モードを制御する。また、CPU200は、各動作モードのプログラム(例えば、注文モード用のプログラム、会計モード用のプログラム)を実行することにより、各動作モードにおける種々の処理を実行する。ROM210は、種々の情報を記憶する。例えば、ROM210は、CPU200において実行され、種々の機能を実現するためのプログラム(例えば、各動作モードのプログラム)を記憶する。また例えば、ROM210は、液晶表示器214において表示する画面に関するデータ(画面フォーマット情報)を記憶する。RAM212は、種々の情報を一時記憶する。例えば、RAM212は、管理装置10から受信したファイル(例えば、商品ファイル)、CPU200が生成したデータ(例えば、注文データ)を一時記憶する。液晶表示器214は、種々の情報を表示する。例えば、液晶表示機214は、種々の画面(後述)を表示する。液晶表示器214は、タッチセンサを有していてもよい。音声出力部216は、音声情報を生成し、スピーカ217へ出力(供給)する。操作部218は、例えば、1以上のボタン等から構成され、操作者である店員からの入力操作を受け付ける。無線通信部220は、アンテナ221を介して、他の装置(アクセスポイント50)と通信する。時計回路222は、現在の日時を例えばCPU200に出力(供給)する。
図3は、携帯受付端末20の外観の一例を示す概略外観図である。携帯受付端末20は、例えば、図3に示すように、液晶表示器214を配置した面(前面)の左上部にスピーカ217を配置する。なお、携帯受付端末20は、2以上のスピーカを配置してもよい。また、前面の下部には、ボタン218a、218b、218c、218d、及び、カーソル部218eから構成される操作部218を配置している。カーソル部218eは、2つ以上の方向指示キーと1つの決定(確定)キーとから構成される。方向指示キーの夫々は、画面上に表示されたメニューリスト上の各項目の移動方向の指示等を受け付ける。決定キーは、上記項目の決定の指示等を受け付ける。ボタン218a、218b、218c、218dの夫々は、上述の移動方向の指示または上述の項目の決定の指示以外の指示を受け付ける。なお、携帯受付端末20は、他の位置に操作部218を配置してもよい。また、操作部218の構成を上記以外の構成としてもよい。例えば、操作部218が有するボタンの数を3つ以下としてもよいし5つ以上としてもよい。また、操作部218は、テンキー(数値キー)を有していてもよい。なお、注文入力の終了時に、操作部218の操作に応じて、音声出力部216が注文データを音声情報に変換してスピーカ217から出力するようにしてもよい。
図4は、携帯受付端末20が液晶表示器214に表示する画面の一例である。図4(a)はモード選択画面、図4(b)はテーブル番号入力画面、図4(c)は商品選択画面、図4(d)は数量入力画面、図4(e)は確認/確定画面、図4(f)は伝票番号入力画面、図4(g)は預り金額入力画面、図4(h)は明細画面、図4(i)は確認/確定画面である。
図4(a)のモード選択画面は、動作モードの選択(設定)を受け付けるための画面である。図4(a)のモード選択画面上には、注文モード(第1のモード)、会計モード(第2のモード)などの動作モードがメニュー表示されている。図4(a)のモード選択画面において、動作モードは、操作部218のカーソル部218eを介して選択する。換言すれば、携帯受付端末20は、図4(a)のモード選択画面を介して、店員による注文モード又は会計モードへの設定の操作を受け付ける。なお、液晶表示器214がタッチセンサを有する場合には、当該画面上へのタッチによって動作モードを選択してもよい。
携帯受付端末20は、注文モード中(図4(a)のモード選択画面において注文モードが選択された状態)には、図4(b)のテーブル番号入力画面、図4(c)の商品選択画面、図4(d)の数量入力画面、図4(e)の確認/確定画面を表示する。具体的には、図4(a)のモード選択画面から、注文モードが選択された場合には、まずは、注文モードにおける初期画面に相当する図4(b)のテーブル番号入力画面に遷移し、その後、入力内容等に応じて、図4(c)の商品選択画面、図4(d)の数量入力画面、または、図4(e)の確認/確定画面を表示する。
また、携帯受付端末20は、会計モード中(図4(a)のモード選択画面において会計モードが選択された状態)には、図4(f)の伝票番号入力画面、図4(g)の預り金額入力画面、図4(h)の明細画面、図4(i)の確認/確定画面を表示する。具体的には、図4(a)のモード選択画面から、会計モードが選択された場合には、まずは、会計モードにおける初期画面に相当する図4(f)の伝票番号入力画面に遷移し、その後、図4(g)の預り金額入力画面、図4(h)の明細画面、または、図4(i)の確認/確定画面を表示する。
図4(b)のテーブル番号入力画面は、注文するお客のテーブル番号の入力を受け付けるための画面である。図4(b)のテーブル番号入力画面において、テーブル番号は、操作部218、又は、当該画面上に表示するテンキー(非図示)を介して入力する。操作部218を介した入力方法は、例えば、各ボタン(ボタン218a等)に、各桁の入力文字(数値)の変更、各桁の入力文字の決定(若しくは入力桁の移動)、入力文字の決定等々の当該画面表示中における役割を予め割り当てておくことにより実現すればよい。操作部218がテンキーを有する場合には、操作部218のテンキーを介して入力してもよい。図4(b)のテーブル番号入力画面の表示中に、テーブル番号が入力された場合には、図4(c)の商品選択画面に遷移する。図4(b)のテーブル番号入力画面の表示中に、戻るキー(当該画面表示中における戻るキーとしての役割を割り当てている、例えば、ボタン218a。以下、同様)が押下された場合には、図4(a)のモード選択画面上に遷移する。
図4(c)の商品選択画面は、注文商品の選択を受け付けるための画面である。図4(c)の商品選択画面における注文商品の選択方法は、図4(a)のモード選択画面における動作モードと選択方法と同様である。図4(c)の商品選択画面の表示中に、注文商品が選択された場合には、図4(d)の数量入力画面に遷移する。図4(c)の商品選択画面の表示中に、確認キー(当該画面表示中における確認キーとしての役割を割り当てている、例えば、ボタン218b。以下、同様)が押下された場合には、図4(e)の確認/確定画面に遷移する。
図4(d)の数量入力画面は、選択した注文商品の数量を受け付けるための画面である。図4(d)の数量入力画面における数量の入力方法は、図4(b)のテーブル番号入力画面におけるテーブル番号の入力方法と同様である。図4(d)の数量入力画面の表示中に、数量が入力された場合には、図4(c)の商品選択画面に遷移する。
図4(e)の確認/確定画面は、注文内容を確認し、また、注文処理を確定(完了)させるための画面である。図4(e)の確認/確定画面の表示中に、完了キー(当該画面表示中における完了キーとしての役割を割り当てている、例えば、ボタン218d。以下、同様)が押下された場合には、注文が完了し、図4(b)のテーブル番号入力画面に遷移する。図4(e)の確認/確定画面の表示中に、戻るキーが押下された場合には、図4(c)の商品選択画面に遷移する。なお、図4(c)の商品選択画面、図4(e)の確認/確定画面の何れかの画面または各画面にテーブル番号を表示するようにしてもよい。
図4(f)の伝票番号入力画面は、会計するお客の伝票番号の入力を受け付けるための画面である。図4(f)の伝票番号入力画面における伝票番号の入力方法は、図4(b)のテーブル番号入力画面におけるテーブル番号の入力方法と同様である。図4(f)の伝票番号入力画面の表示中に、伝票番号が入力された場合には、図4(g)の預り金額入力画面に遷移する。図4(f)の伝票番号入力画面の表示中に、戻るキーが押下された場合には、図4(a)のモード選択画面上に遷移する。
図4(g)の預り金額入力画面は、お客からの預り金額の入力を受け付けるための画面である。図4(g)の預り金額入力画面における預り金額の入力方法は、図4(b)のテーブル番号入力画面におけるテーブル番号の入力方法と同様である。図4(g)の預り金額入力画面の表示中に、預り金額が入力された場合には、図4(i)の確認/確定画面に遷移する。図4(g)の預り金額入力画面の表示中に、戻るキーが押下された場合には、図4(f)の伝票番号入力画面に遷移する。
図4(h)の明細画面は、注文商品の明細を確認するための画面である。図4(h)の明細画面の表示中に、戻るキーが押下された場合には、図4(g)の預り金額入力画面に遷移する。
図4(i)の確認/確定画面は、釣銭金額などの会計内容を確認し、また、会計処理を確定(完了)させるための画面である。図4(i)の確認/確定画面の表示中に、完了キーが押下された場合には、会計が完了し、図4(f)の伝票番号入力画面に遷移する。図4(i)の確認/確定画面の表示中に、戻るキーが押下された場合には、図4(g)の預り金額入力画面に遷移する。なお、図4(g)の預り金額入力画面、図4(h)の明細画面、図4(i)の確認/確定画面の何れかの画面または各画面にテーブル番号を表示するようにしてもよい。
図5及び図6は、オーダリングシステム1において記憶される情報の一例である。図5(a)は、品番(商品識別情報)、商名(商品名称)、値段(販売価格)を保持する商品ファイルである。商品ファイルは、管理装置10内、携帯受付端末20内、POS端末装置30内に記憶される。具体的には、管理装置10は、商品の改廃(入替)、値段の改定等に応じて更新された最新の商品ファイルを、適宜、他の装置(携帯受付端末20及びPOS端末装置30)に送信し、他の装置は、管理装置10から受信した最新の商品ファイルを記憶する。
図5(b)は、キッチンプリンタ40にて印字される伝票等の印字フォーマットデータを格納する印字フォーマットファイルである。印字フォーマットデータは、図5(b)に示すように、各伝票等に対応する印字フォーマット番号、印字項目(項目1、項目2、…)毎の印字情報(例えば、タイトル、見出し等の定型の印字文言、番号、日時、金額等の印字パラメータ)、印字位置、書体、サイズ等を保持する。印字フォーマットファイルは、管理装置10内に記憶される。
なお、POS端末装置30は、管理装置10内に記憶される印字フォーマットファイルに格納される会計レシート用の印字フォーマットデータと同様の印字フォーマットデータを含む印字フォーマットファイルを記憶してもよい。
図6(a)は、注文データを格納する注文ファイル(オーダーファイル)である。注文データは、図6(a)に示すように、伝票番号、注文時刻、品番、品番毎の個数等を保持する。注文ファイルは、管理装置10内に記憶される。換言すれば、管理装置10は、携帯受付端末20で受け付けた注文データを伝票毎(即ち、お客毎)に管理する。
図6(b)は、会計データを格納する会計ファイルである。会計データは、図6(b)に示すように、伝票番号、注文時刻、精算時刻(会計時刻)、買上額、支払額(預り金額)、お釣り、品番、品番毎の個数、PDAフラグ等を保持する。会計ファイルは、管理装置10内に記憶される。
会計データ内のPDAフラグは、当該会計データがPOS端末装置30の会計処理に基づく会計データであるか、携帯受付端末20の会計処理に基づく会計データであるかを識別するためのフラグである。本実施例では、POS端末装置30の会計処理に基づく会計データの場合にはPDAフラグの値を「0(初期値)」とし、携帯受付端末20の会計処理に基づく会計データの場合にはPDAフラグの値を「1」としている。換言すれば、管理装置10は、会計モードにおいて携帯受付端末20で会計した会計データと、POS端末装置30で会計した会計データとを区別して記憶している。
管理装置10は、会計ファイル上の会計データを用いて集計処理(例えば、日計などの実績集計処理)を実行するが、PDAフラグの値に基づいて集計情報を生成してもよい。即ち、管理装置10は、店員から指示に応じて又は予め定めた所定時刻に、会計ファイルを参照し、PDAフラグの値に基づいて、POS端末装置30で会計した会計データによる集計情報と、携帯受付端末20で会計した会計データによる集計情報とを別々に生成してもよい。管理装置10は、上記に代えて、PDAフラグの値によらずに集計情報を生成してもよい。即ち、管理装置10は、POS端末装置30で会計した会計データと携帯受付端末20で会計した会計データとを合算した集計情報を生成してもよい。
図7は、オーダリングシステム1において印字される情報の一例である。図7(a)は、キッチン伝票(調理指示伝票とも称する)の印字例である。キッチン伝票は、お客の注文を厨房(キッチン)の担当者に伝達するための伝票である。キッチン伝票は、キッチンプリンタ40にて印字される。換言すれば、キッチンプリンタ40は、携帯受付端末20で受け付けた注文データをキッチン(キッチン担当者)へ伝達する。具体的には、携帯受付端末20による注文後、管理装置10がキッチン伝票用の印字フォーマットデータと注文データとに従って印字情報(当該注文データに係るキッチン伝票用の印字情報)を生成し、キッチンプリンタ40が当該印字情報に従ってキッチン伝票を印字する。
図7(b)は、お客用配膳伝票の印字例である。お客用配膳伝票は、お客が注文内容を確認するための伝票である。お客用配膳伝票は、キッチンプリンタ40にて印字される。具体的には、携帯受付端末20による注文後、管理装置10がお客用配膳伝票用の印字フォーマットデータと注文データとに従って印字情報(当該注文データに係るお客用配膳伝票用の印字情報)を生成し、キッチンプリンタ40が当該印字情報に従ってお客用配膳伝票用を印字する。
図7(c)は、会計レシートの印字例である。会計レシートは、POS端末装置30、又は、キッチンプリンタ40にて印字される。POS端末装置30において会計処理がなされた場合には、POS端末装置30が会計レシートを印字する。例えば、POS端末装置30が会計レシート用の印字フォーマットデータを記憶する態様の場合には、POS端末装置30が会計レシート用の印字フォーマットデータと会計データとに従って印字情報(当該会計データに係る会計レシート用の印字情報)を生成し、当該印字情報に従って会計レシートを印字する。POS端末装置30が会計レシート用の印字フォーマットデータを記憶しない態様の場合には、管理装置10が会計レシート用の印字フォーマットデータと注文データとに従って上述の印字情報を生成し、POS端末装置30が当該印字情報に従ってキッチン伝票を印字する。一方、携帯受付端末20において会計処理がなされた場合には、キッチンプリンタ40が会計レシートを印字する。即ち、管理装置10が会計レシート用の印字フォーマットデータと注文データとに従って上述の印字情報を生成し、キッチンプリンタ40が当該印字情報に従って会計レシートを印字する。
図8、図9、図10は、オーダリングシステム1の動作の一例を説明するためのフローチャートである。図8のフローチャートは携帯受付端末20の動作を表している。図8のフローチャートは携帯受付端末20の電源オンにより開始し、電源オフにより終了する。図8のフローチャートの説明において、携帯受付端末20は、動作モードとして、注文モード、会計モード、他のモードとしてメンテナンスモードの3つの動作モードを有しているものとする。図9のフローチャートは携帯受付端末20、管理装置10、キッチンプリンタ40の動作を表している。具体的には、図9において、左側は図8のフローチャートの注文処理(ステップS10)の動作の詳細を表し、中央は管理装置10の動作を表し、右側はキッチンプリンタ40の動作を表している。図10のフローチャートは携帯受付端末20、管理装置10、キッチンプリンタ40の動作を表している。具体的には、図10において、左側は図8のフローチャートの会計処理(ステップS20)の動作の詳細を表し、中央は管理装置10の動作を表し、右側はキッチンプリンタ40の動作を表している。
ステップS1(図8):電源オンされた携帯受付端末20は、モード選択画面(図4(a)参照)を表示する。携帯受付端末20は、モード選択画面を介して注文モードが選択されたか否か(注文モードの設定操作があったか否か)を判断する。注文モードが選択された場合にはステップS10に進む。注文モードが選択されなかった場合にはステップS2に進む。
ステップS2(図8):携帯受付端末20は、モード選択画面を介して会計モードが選択されたか否かを判断する。会計モードが選択された場合にはステップS20に進む。会計モードが選択されなかった場合にはステップS30に進む。
ステップS100(図9):携帯受付端末20は、テーブル番号入力画面(図4(b)参照)を表示する。携帯受付端末20は、テーブル番号入力画面を介してテーブル番号の入力を受け付ける。
ステップS102(図9):携帯受付端末20は、商品選択画面(図4(c)参照)や数量入力画面(図4(d)参照)を表示する。携帯受付端末20は、商品選択画面や数量入力画面を介して注文(注文商品、数量)の入力を受け付ける。
ステップS104(図9):携帯受付端末20は、確認/確定画面(図4(e)参照)を表示する。携帯受付端末20は、確認/確定画面を介して完了キーの入力を受け付ける。
ステップS106(図9):携帯受付端末20は、注文データを管理装置10に送信する。そして図8のステップS12に進む。
ステップS112(図9):管理装置10は、携帯受付端末20から送信された注文データを受信する。管理装置10は、携帯受付端末20から受信した注文データを注文ファイル(図6(a)参照)に記憶する。
ステップS114(図9):管理装置10は、自身が記憶している印字フォーマットファイル(図5(b)参照)内のキッチン伝票用の印字フォーマットデータと携帯受付端末20から受信した注文データとに従って当該注文データに係るキッチン伝票用の印字情報を生成する。また、管理装置10は、上記印字フォーマットファイル内のお客用配膳伝票用の印字フォーマットデータと上記注文データとに従って当該注文データに係るお客用配膳伝票用の印字情報を生成する。
ステップS116(図9):管理装置10は、ステップS114において生成したキッチン伝票用の印字情報及びお客用配膳伝票用の印字情報をキッチンプリンタ40に送信する。
ステップS120(図9):キッチンプリンタ40は、管理装置10から送信されたキッチン伝票用の印字情報及びお客用配膳伝票用の印字情報を受信する。
ステップS122(図9):キッチンプリンタ40は、管理装置10から受信したキッチン伝票用の印字情報に従ってキッチン伝票(図7(a)参照)を印字出力し、管理装置10から受信したお客用配膳伝票用の印字情報に従ってお客用配膳伝票(図7(b)参照)を印字出力する。つまり、管理装置10は、印字制御として、キッチン伝票用の印字フォーマットデータで注文データをbmpファイルに展開してキッチンプリンタ40に送信することにより(ステップS114、S116)、キッチンプリンタ40にキッチン伝票を発行させている(ステップS120、S122)。同様に、管理装置10は、印字制御として、お客用配膳伝票用の印字フォーマットデータで注文データをbmpファイルに展開してキッチンプリンタ40に送信することにより(ステップS114、S116)、キッチンプリンタ40にお客用配膳伝票を発行させている(ステップS120、S122)。
ステップS12(図8):携帯受付端末20は、電源オフか否かを判断する。例えば、電源ボタンとしての役割を予め割り当てられた操作部218内の所定のボタンが押下された場合に、電源オフであると判断してもよい。電源オフでない場合にはステップS14に進む。電源オフである場合には図8のフローチャートは終了する。
ステップS14(図8):携帯受付端末20は、動作モードが再選択されたか否かを判断する。即ち、テーブル番号入力画面(図4(b)参照)からモード選択画面(図4(a)参照)に表示が切り替えられ、モード選択画面を介して何れかの動作モードが選択されたか否かを判断する。動作モードが再選択された場合にはステップS1に戻る。動作モードが再選択されなかった場合にはステップS10に戻る。即ち、携帯受付端末20は、電源オフ又は動作モードの再選択がない場合には、注文処理(ステップS10)を続行する。
ステップS200(図10):携帯受付端末20は、伝票番号入力画面(図4(f)参照)を表示する。携帯受付端末20は、伝票番号入力画面を介して伝票番号の入力を受け付ける。
ステップS202(図10):携帯受付端末20は、ステップS200において入力された伝票番号に対応する注文データを管理装置10から読み出す(取得する)。具体的には、携帯受付端末20は、ステップS200において入力された伝票番号を含む注文データの読出要求を管理装置10に送信し、管理装置10から当該伝票番号に対応する注文データを取得する。
ステップS210(図10):管理装置10は、携帯受付端末20から送信された読出要求を受信する。管理装置10は、当該読出要求に含まれる伝票番号に対応する注文データを注文ファイル(図6(a)参照)から読み出して携帯受付端末20に送信する。例えば、管理装置10は、伝票番号「0301−01」を含む読出要求を受信した場合には、図6(a)に示した伝票番号「0301−01」の注文データを注文ファイルから読み出して携帯受付端末20に送信する。
ステップS204(図10):携帯受付端末20は、預り金額入力画面(図4(g)参照)を表示する。携帯受付端末20は、預り金額入力画面を介して預り金額の入力を受け付ける。
ステップS206(図10):携帯受付端末20は、確認/確定画面(図4(i)参照)を表示する。携帯受付端末20は、確認/確定画面を介して完了キーの入力を受け付ける。なお、店員は、完了キーの入力する前に、現金(預かり金額)を取り扱うが、例えば、店員は、POS端末装置30に併設されているドロアに預かった現金を収納する。お釣りがある場合には、店員は、ドロアから現金を取り出して使用する。
ステップS208(図10):携帯受付端末20は、会計レシートの印字を管理装置10に要求する。具体的には、携帯受付端末20は、少なくとも伝票番号と支払額(預り金額)とを含む印字要求を管理装置10に送信する。そして図8のステップS22に進む。
ステップS212(図10):管理装置10は、携帯受付端末20から送信された印字要求を受信する。管理装置10は、当該印字要求に基づいて会計データを生成し、生成した会計データを会計ファイル(図6(b)参照)に記憶する。例えば、管理装置10は、伝票番号「0301−01」と支払額「1000(円)」を含む印字要求を受信した場合には、図6(b)に示すような伝票番号「0301−01」の会計データを生成し、生成した会計データを会計ファイルに記憶する。なお、伝票番号「0301−01」の会計データ内の精算時刻は、例えば、印字要求を受信した時刻であってもよいし、印字要求が時刻(例えば、完了キーの押下時刻)を含む場合には、印字要求に含まれる時刻であってもよい。伝票番号「0301−01」の会計データ内の買上額「950(円)」は、伝票番号「0301−01」の注文データ内の「品番」「個数」と商品ファイル(図5(a))とから計算する。なお、注文データが買上額を保持する場合には、伝票番号「0301−01」の注文データ内の買上額「950(円)」をそのまま使用(転記)する。伝票番号「0301−01」の会計データ内のお釣り「50(円)」は、印字要求内の支払額「1000(円)」と上記買上額「950(円)」から計算する。また、管理装置10は、伝票番号「0301−01」の会計データは、携帯受付端末20の会計処理に基づく会計データであるので、当該会計データ内のPDAフラグの値を「1」とする。
ステップS214(図10):管理装置10は、自身が記憶している印字フォーマットファイル(図5(b)参照)内の会計レシート用の印字フォーマットデータと、ステップS212にて生成した会計データとに従って会計レシート用の印字情報を生成する。
ステップS216(図10):管理装置10は、ステップS214において生成した会計レシート用の印字情報をキッチンプリンタ40に送信する。
ステップS220(図10):キッチンプリンタ40は、管理装置10から送信された会計レシート用の印字情報の印字情報を受信する。
ステップS222(図10):キッチンプリンタ40は、管理装置10から受信した会計レシート用の印字情報に従って会計レシート(図7(c)参照)を印字出力する。つまり、管理装置10は、印字制御として、会計レシート用の印字フォーマットデータで会計データをbmpファイルに展開してキッチンプリンタ40に送信することにより(ステップS214、S216)、キッチンプリンタ40に会計レシートを発行させている(ステップS220、S222)。
ステップS22(図8):携帯受付端末20は、ステップS12と同様に、電源オフか否かを判断する。電源オフでない場合にはステップS24に進む。電源オフである場合には図8のフローチャートは終了する。
ステップS24(図8):携帯受付端末20は、動作モードが再選択されたか否かを判断する。即ち、伝票番号入力画面(図4(f)参照)からモード選択画面(図4(a)参照)に表示が切り替えられ、モード選択画面を介して何れかの動作モードが選択されたか否かを判断する。動作モードが再選択された場合にはステップS1に戻る。動作モードが再選択されなかった場合にはステップS20に戻る。即ち、携帯受付端末20は、電源オフ又は動作モードの再選択がない場合には、会計処理(ステップS20)を続行する。
ステップS30(図8):携帯受付端末20は、メンテナンスモードの画面(非図示)を表示し、メンテナンス処理(例えば、携帯受付端末20の環境設定、通信テスト等の各種テスト)を実行する。
ステップS32(図8):携帯受付端末20は、ステップS12と同様に、電源オフか否かを判断する。電源オフでない場合にはステップS34に進む。電源オフである場合には図8のフローチャートは終了する。
ステップS34(図8):携帯受付端末20は、動作モードが再選択されたか否かを判断する。即ち、メンテナンスモードの画面(非図示)からモード選択画面(図4(a)参照)に表示が切り替えられ、モード選択画面を介して何れかの動作モードが選択されたか否かを判断する。動作モードが再選択された場合にはステップS1に戻る。動作モードが再選択されなかった場合にはステップS30に戻る。即ち、携帯受付端末20は、電源オフ又は動作モードの再選択がない場合には、メンテナンス処理(ステップS30)を続行する。
以上、本実施形態のオーダリングシステム1によれば、注文モード(第1のモード)の設定時は、携帯受付端末20が注文処理を実行し注文データを管理装置10に送信し、キッチンプリンタ40がお客用配膳伝票及びキッチン伝票を印字する。また、注文モードの設定時は、POS端末装置30が会計処理を実行し、POS端末装置30が会計レシートを印字する。一方、会計モード(第2のモード)の設定時は、POS端末装置30に代わって携帯受付端末20が会計処理を実行し、POS端末装置30に代わってキッチンプリンタ40が会計レシートを印字する。従って、POS端末装置30がダウン等していても、迅速かつ簡便に会計を行うことができる。
また、本実施形態のオーダリングシステム1によれば、携帯受付端末20上において動作モードの切り替え設定を行うので、例えば、管理装置10などの他の装置にて切り替え設定を行うような場合に比べて、より迅速かつより簡便に会計を行うことができる。また、会計するお客と新たに来店し注文を受け付けるお客とが混在する場合でも、注文モードと会計モードとを適宜切り替えて迅速にお客の要望に応えることができる。
また、本実施形態のオーダリングシステム1では、上述したように、管理装置10は、会計モードにおいて携帯受付端末20で会計した会計データ(PDAフラグ「1」の会計データ)を、POS端末装置30で会計した会計データ(PDAフラグ「0」の会計データ)の実績に自動的に加算することもできるため、従来に比べ非常に便利である。
また、管理装置10は、会計モードにおいて携帯受付端末20で会計した会計データと、POS端末装置30で会計した会計データとをPDAフラグによって区別して記憶するため、携帯受付端末20で行った会計処理の合計金額や各取引の内容等を簡便且つ迅速に確認することができる。
なお、注文処理した携帯受付端末20は装置識別情報(当該携帯受付端末20の装置番号)を含む注文データを管理装置10に送信し、管理装置10は、装置識別情報を含む注文データを注文ファイルに格納するようにしてもよい。同様に、会計処理した携帯受付端末20は装置識別情報を含む印字要求を管理装置10に送信し、管理装置10は、装置識別情報を含む会計データを会計ファイルに格納するようにしてもよい。装置識別情報を含む会計データとする場合には、装置識別情報にて代用可能であるため、会計データ内にPDAフラグはなくてもよい。
また、上記実施形態では、管理装置10は、PDAフラグの値に基づいて、POS端末装置30によって会計処理された会計データによる集計情報と、携帯受付端末20によって会計処理された会計データによる集計情報とを別々に生成してもよいと説明したが、会計データが、会計処理した装置を識別可能な装置識別情報を含む態様においては、例えば、会計処理した携帯受付端末20毎の集計情報を生成してもよい。
なお、管理装置10は、印字要求の送信元アドレス(例えば、IPアドレス、MACアドレス)を参照し、当該印字要求の受信後に生成する会計データが、POS端末装置30の会計処理に基づく会計データであるか、携帯受付端末20の会計処理に基づく会計データであるかを判別するようにしてもよい。また、管理装置10は、装置識別情報を含む印字要求を受信する場合には、当該装置識別情報を参照し、印字要求の受信後に生成する会計データが、POS端末装置30の会計処理に基づく会計データであるか、携帯受付端末20の会計処理に基づく会計データであるかを判別するようにしてもよい。
また、図4に示した各画面及び画面遷移は一例である。例えば、図8のフローチャートでは、携帯受付端末20の電源オン時にはモード選択画面を表示すると説明したが、携帯受付端末20の電源オン時には予め設定した基準モード(例えば、注文モード)に動作モードを設定し、店員による操作に応じてモード選択画面を表示するようにしてもよい。また、携帯受付端末20は必ずしもモード選択画面を有している必要はない。例えば、所定の操作の都度、順次、動作モードが切り替わるようにしてもよい(例えば、基準モードである注文モード時にボタン218aを1回押下した場合に注文モードから会計モードに切り替わり、会計モード時にボタン218aを1回押下した場合に会計モードからメンテナンスモードに切り替わり、メンテナンスモード時にボタン218aを1回押下した場合にメンテナンスモードから、再度、注文モードに戻るというようにしてもよい)。
また、上記実施形態では、携帯受付端末20上において動作モードの切り替え設定を行っているが、上記に代えてまたは加えて、管理装置10において動作モードの切り替え設定を行うようにしてもよい。例えば、管理装置10に、動作モードの切り替え対象の携帯受付端末20を指定する端末指定画面や動作モードを設定するモード設定画面を表示し、モード設定画面において設定した動作モードに制御させる制御情報を、端末指定画面において指定した携帯受付端末20に送信し、制御情報を受信した携帯受付端末20は、動作制御情報に従って動作モードを切り替えるようにしてもよい。
なお、携帯受付端末20は、上述の制御情報を受信した場合に、受信後直ちに、動作モードを切り替えるようにしてもよいし、店員の操作(例えば確認キー押下)に応じて、動作モードを切り替えるようにしてもよいし、処理中であった場合には当該処理の終了後に直ちに(又は、店員の操作に応じて)、動作モードを切り替えるようにしてもよい。
なお、POS端末装置30における会計処理が実行可能であるか否かを判断し、POS端末装置30における会計処理が実行不能であると判断した場合に、動作モードを会計モードに設定するようにしてもよい。例えば、管理装置10は、POS端末装置30の会計処理が実行可能であるか否かを監視し、監視の結果、POS端末装置30における会計処理が実行不能であると判断した場合に、動作モードを会計モードに設定する旨のメッセージ(文言)を携帯受付端末20(全部の携帯受付端末20、又は、予め定めた特定の携帯受付端末20)に送信するようにしてもよい。なお、監視方法は、例えば、管理装置10からPOS端末装置30に通信テスト用のダミー情報を定期的に送信し、応答(受信)の有無からPOS端末装置30との通信が可能であるか否かを確認するものであってもよいし、POS端末装置30から管理装置10に上述の様なダミー情報を定期的に送信し、当該ダミー情報の受信の有無からPOS端末装置30との通信が可能であるか否かを確認するものであってもよい。
また、管理装置10は、上記監視の結果、POS端末装置30における会計処理が実行不能であると判断した場合に、上記メッセージに代えて、会計モードに制御させる制御情報を携帯受付端末20に送信するようにしてもよい。
また、管理装置10に代えて、携帯受付端末20(夫々の携帯受付端末20、又は、予め定めた特定の携帯受付端末20)が、POS端末装置30における会計処理が実行可能であるか否かを判断し、動作モードを会計モードに設定するようにしてもよい。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
なお、本発明のオーダリングシステム1の各処理を実行するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、当該記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより、オーダリングシステム1の各処理に係る上述した種々の処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものであってもよい。また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、フラッシュメモリ等の書き込み可能な不揮発性メモリ、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(例えばDRAM(DynamicRandomAccessMemory))のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
前記実施の形態で示した発券機10に関し、以下の付記を開示する。
(付記1)
お客の注文を受け付ける携帯受付端末と、前記携帯受付端末で受け付けた注文情報を厨房へ伝達するためのプリンタと、前記携帯受付端末で受け付けた注文情報をお客毎に管理する管理装置と、会計するPOS端末装置と、を備えるオーダリングシステムにおいて、
前記携帯受付端末にてお客の注文を受け付け、該携帯受付端末で受け付けた注文情報を前記プリンタから出力する第1のモードと、
前記携帯受付端末にてお客毎の前記注文情報に基づき会計し、該携帯受付端末で会計した会計情報を前記プリンタから出力する第2のモードと、
を備えることを特徴とするオーダリングシステム。
(付記2)
前記携帯受付端末は、
店員による前記第1のモード又は前記第2のモードへの設定の操作を受け付けるモード設定受付手段を備えることを特徴とする付記1に記載のオーダリングシステム。
(付記3)
前記管理装置は、
前記第2のモードにおいて前記携帯受付端末で会計した会計情報を、前記POS端末装置で会計した会計情報の実績に加算することを特徴とする付記1又は付記2に記載のオーダリングシステム。
(付記4)
前記管理装置は、
前記第2のモードにおいて前記携帯受付端末で会計した会計情報と、前記POS端末装置で会計した会計情報とを区別して記憶することを特徴とする付記1から付記3の何れか1に記載のオーダリングシステム。
1…オーダリングシステム 10…管理装置 20…携帯受付端末 30…POS(Point Of Sales)端末装置 40…キッチンプリンタ 50…アクセスポイント 60…ルータ 90…LAN 200…CPU 210…ROM 212…RAM 214…液晶表示器 216…音声出力部 217…スピーカ 218…操作部 220…無線通信部 221…アンテナ 222…時計回路 290…バスライン

Claims (2)

  1. お客の注文を受け付ける携帯受付端末と、前記携帯受付端末で受け付けた注文情報を厨房へ伝達するためのプリンタと、前記携帯受付端末で受け付けた注文情報をお客毎に管理する管理装置と、会計するPOS端末装置と、を備えるオーダリングシステムにおいて、
    前記携帯受付端末にてお客の注文を受け付け、該携帯受付端末で受け付けた注文情報を前記プリンタから出力する第1のモードと、
    前記携帯受付端末にてお客毎の前記注文情報に基づき会計し、該携帯受付端末で会計した会計情報を前記プリンタから出力する第2のモードと、
    を備え、
    前記管理装置又は前記携帯受付端末は、前記POS端末装置における会計が実行可能か否かを判断し、該POS端末装置における会計が不能であると判断した場合には、前記第2のモードで会計するよう制御することを特徴とするオーダリングシステム。
  2. 前記管理装置は、
    前記第2のモードにおいて前記携帯受付端末で会計した会計情報を、前記POS端末装置で会計した会計情報の実績に加算することを特徴とする請求項1に記載のオーダリングシステム。
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