JP2001167179A - オーダーデータ処理システム - Google Patents

オーダーデータ処理システム

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JP2001167179A
JP2001167179A JP35027999A JP35027999A JP2001167179A JP 2001167179 A JP2001167179 A JP 2001167179A JP 35027999 A JP35027999 A JP 35027999A JP 35027999 A JP35027999 A JP 35027999A JP 2001167179 A JP2001167179 A JP 2001167179A
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JP
Japan
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order
order data
slip
customer
base station
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JP35027999A
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English (en)
Inventor
Koichi Sano
貢一 佐野
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba TEC Corp filed Critical Toshiba TEC Corp
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 セルフサービス体制およびノンセルフサービ
ス体制間の切替えや組合わせ並行実施ができる低コスト
のオーダーデータ処理システムを提供する。 【解決手段】 会計機で入力されたオーダーデータを印
刷した第2カスタマー伝票および第2キッチン伝票を発
行可能、オーダーが調理済である旨を入力可能かつ調理
済入力がされた場合に当該オーダーが印刷された第2カ
スタマー伝票に対応する無線呼出装置に調理済の旨を無
線基地局を介して送信可能に形成され、各無線呼出装置
が受信した調理済みの旨を当該客が確認できるように出
力可能に形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オーダーデータを
入力可能なハンディターミナルから無線基地局を介して
無線受信したオーダーデータをオーダーステーションで
管理可能かつオーダーデータを印刷した第1カスタマー
伝票および第1キッチン伝票を発行可能であるととも
に、会計機で第1カスタマー伝票に印刷されている顧客
データを入力可能かつオーダーステーションから取得し
た入力顧客データ対応オーダーデータについて会計処理
可能に形成されたオーダーデータ処理システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のオーダーデータ処理システムは、
図19に示すように、オーダーデータ(メニューデー
タ,顧客データ等を含む。)を入力する複数のハンディ
ターミナル(HTL)10Pと,無線基地局20Pを介
して受信したオーダーデータを管理するオーダーステー
ション(STN)30Pと,オーダーデータについて会
計処理を行う会計機(ECR)60Pとから構成され、
さらに厨房に配設されたキッチンプリンタ40Pと伝票
発行用プリンタ50Pとを設けている。なお、1種類の
プリンタである場合もある。会計機60Pは、店舗出入
口(会計所)に配設されている。
【0003】かくして、接客係員が、客室内の各テーブ
ルを廻ってかつ携帯するハンディターミナル10Pを用
いて各客のオーダーメニュー等を入力すると、オーダー
データ(伝文)が作成される。作成されたオーダーデー
タは、当該係員の確認操作(転送要求指令)により無線
基地局20Pを介してオーダーステーション(STN)
30Pに無線送信される。
【0004】顧客データ(テーブル番号,人数等)およ
びメニューデータ等を含むオーダーデータを受信したオ
ーダーステーション30Pは、当該オーダーデータをオ
ーダーファイルに記憶して管理する。そして、メニュー
マスターファイルを参照しつつ各プリンタ用の伝票印字
データに編集しかつ当該各伝票印字データを対応する伝
票発行用プリンタ(CCP)50Pおよびキッチンプリ
ンタ(KP)40Pにデータ通信回線1を通して有線送
信する。
【0005】当該伝票印字データを受信したキッチンプ
リンタ40Pがキッチン伝票を発行する。かくして、厨
房では、発行されたキッチン伝票に基づき調理を開始す
る。また、当該伝票印字データを受信した伝票発行用プ
リンタ50Pは、カスタマー伝票を発行する。このカス
タマー伝票は、当該係員によって当該客着席するテーブ
ルに置かれる。
【0006】係員は、ときどき厨房を覗き、自己担当の
調理済メニューがあると、これを当該客へ配膳しカスタ
マー伝票に手書きチェックを入れる。飲食後の客からカ
スタマー伝票を受取ったキャッシャーは、会計機60P
を用いてテーブル番号等の顧客データを入力する。
【0007】これにより会計機60Pは、オーダーステ
ーション30Pから当該オーダーデータを取得する。つ
まり、オーダーステーション30Pから顧客データに対
応する管理中のオーダーデータが有線通信回線1を介し
て転送されてくる。そして、このオーダーデータについ
て会計処理する。会計(精算)が終了すると、その旨を
オーダーステーション30Pへ送信する。
【0008】オーダーステーション30Pでは、会計機
60Pから受信した会計要求に対してオーダーファイル
から抽出したオーダーデータを当該会計機(ECR)6
0Pに送信した場合でかつ会計機60Pからこれに対応
する会計終了の旨を受信した場合には、オーダーファイ
ルに記憶されている当該オーダーデータに会計(精算)
済みである旨を反映しておく。後の精算レポート発行業
務を正確に行えるようにするためである。
【0009】かくして、接客係員および配膳担当係員が
いる形態のノンセルフサービス体制を採る店舗(レスト
ラン等)において、不特定多数客についてのオーダー処
理を正確に実行できるとともに、店舗実稼動率を高めら
れる。
【0010】ところで、人件費抑制強化の点から、ノン
セルフサービス体制に代えたセルフサービス体制を採る
店舗も増大している。かかるセルフサービス体制の運用
を図るために、図20に示すシステムが提案されかつ実
施されている。
【0011】すなわち、客は店舗入口でキャッシャーに
オーダーする。このキャッシャーは、会計機(例えば、
電子キャッシュレジスタECR)60Pを用いて、オー
ダーを入力する。このオーダーは、プリンタ40Pで2
枚綴り伝票に印刷される。その1枚は厨房で使用され、
他の1枚は無線呼出装置80Pとともに当該客に手渡さ
れる。
【0012】かくして、客は、自由な位置および席で待
機する。調理がすむと、調理人等は、入力装置70Pを
用いて調理済の旨を入力する。すると、無線基地局20
Pから当該オーダーに対応する無線呼出装置80Pに調
理済で配膳可能である旨が無線送信される。客は、無線
呼出装置80Pの出力からその旨を知ることができる。
したがって、少なくとも配膳担当係員がいなく客自身が
配膳および後片付けを行う形態のセルフサービス体制を
採る店舗でも円滑な運用ができる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところが、流行,客層
変化および経営状況が激しい今日的事由から、店舗内雰
囲気の陳腐化防止のためのレイアウト変更や店舗運用形
態変更が強く要求される。
【0014】かくして、その中心的なセルフサービス体
制(ノンセルフサービス体制)からノンセルフサービス
体制(セルフサービス体制)への切替変更あるいは同一
店舗内でのセルフサービス体制およびノンセルフサービ
ス体制の並行実施が出現する筈である。
【0015】しかるに、従来システムは、セルフサービ
ス体制およびノンセルフサービス体制を独立別個である
との観点からそれぞれが構築されているので、いずれか
一方の体制からその他方の体制への切替変更の場合は装
置をそっくり取替えなければならず、また並行実施の場
合はシステムを併設しなければならないので、コスト高
となる。
【0016】本発明の目的は、セルフサービス体制およ
びノンセルフサービス体制間の切替えや組合わせ並行実
施が可能で低コストのオーダーデータ処理システムを提
供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、オー
ダーデータを入力可能かつ無線送信可能な複数のハンデ
ィターミナルと,無線基地局と有線通信可能に接続され
かつ各ハンディターミナルと無線基地局を介して無線通
信可能に接続されるとともに各ハンディターミナルから
受信したオーダーデータをオーダーファイルに記憶して
オーダー管理可能なオーダーステーションと,オーダー
データを印刷した第1カスタマー伝票を発行可能な第1
伝票発行用プリンタおよび第1キッチン伝票を発行可能
な第1キッチンプリンタと,第1カスタマー伝票に印刷
されている顧客データを入力可能かつオーダーステーシ
ョンから取得した入力顧客データに対応するオーダーデ
ータについて会計処理可能な会計機とを具備するオーダ
ーデータ処理システムにおいて、前記会計機でもオーダ
ーデータを入力可能かつ自機入力されたオーダーデータ
を印刷した第2カスタマー伝票および第2キッチン伝票
を発行可能に形成されるとともに、第2キッチン伝票に
印刷されたオーダーの調理が終了した後に当該オーダー
が調理済である旨を入力可能かつ調理済である旨が入力
された場合に当該オーダーが印刷された第2カスタマー
伝票に対応する無線呼出装置に調理済の旨を前記無線基
地局を介して送信可能に形成され、各無線呼出装置が受
信した調理済みの旨を当該客が確認できるように出力可
能に形成され、ノンセルフサービス体制および/または
セルフサービス体制の店舗に対応可能に形成されたオー
ダーデータ処理システムである。
【0018】かかる発明では、セルフサービス体制で運
用する場合には、キャッシャーが会計機を用いて客注文
に係るオーダーデータを入力する。すると、当該自機入
力オーダーデータは、第2カスタマー伝票および第2キ
ッチン伝票に印刷され、当該各伝票が発行される。な
お、第2カスタマー伝票および第2キッチン伝票は、例
えば2枚綴り伝票として印刷発行されたものでもよい。
【0019】キャッシャーは、第2カスタマー伝票を無
線呼出装置とともに当該客に手渡す。この無線呼出装置
と当該第2カスタマー伝票とは、1:1に対応する。例
えば、自機入力の際に無線呼出装置に当該伝票番号を自
動記憶する等による。反対に、当該無線呼出装置のID
を第2カスタマー伝票に印刷するように形成してもよ
い。いずれにしても、会計機が発行済み第2カスタマー
伝票と手渡し無線呼出装置の対応性を管理するのが好ま
しい。
【0020】厨房では、第2キッチン伝票にしたがって
調理する。そして、オーダーの調理が終了した後に、調
理人等が、オーダーが調理済である旨を例えば伝票番号
とともに入力する。この調理済である旨が入力された場
合には、当該オーダー(伝票番号等)が印刷された第2
カスタマー伝票に対応する無線呼出装置に、無線基地局
を介して調理済の旨が無線送信される。
【0021】これを受信した無線呼出装置は、調理済の
旨を当該客が確認できるように出力(例えば、表示出
力,印刷出力)する。つまり、客は、離れた場所にいて
も携帯する無線呼出装置から自己オーダーの調理済を迅
速かつ正確に知ることができる。当該客は、配膳カウン
ターで自己オーダーメニューを受取りかつ無線呼出装置
を戻す。飲食後は、客が食器を戻しカウンターに戻す。
【0022】なお、ハンディターミナルでオーダー入力
しかつ食後に会計機で会計(精算)するノンセルフサー
ビス体制の場合には、上記(詳細説明)した従来例の場
合と同様に取扱うことができる。
【0023】かくして、ノンセルフサービス体制とセル
フサービス体制とを切替可能あるいは並行実施する店舗
において、装置コスト低減を図りつつセルフサービス体
制を確実に実施できかつ適応性が広い。
【0024】また、請求項2の発明は、オーダーデータ
を入力可能かつ無線送信可能な複数のハンディターミナ
ルと,無線基地局と有線通信可能に接続されかつ各ハン
ディターミナルと無線基地局を介して無線通信可能に接
続されるとともに各ハンディターミナルから受信したオ
ーダーデータをオーダーファイルに記憶してオーダー管
理可能なオーダーステーションと,オーダーデータを印
刷した第1カスタマー伝票を発行可能な第1伝票発行用
プリンタおよび第1キッチン伝票を発行可能な第1キッ
チンプリンタと,第1カスタマー伝票に印刷されている
顧客データを入力可能かつオーダーステーションから取
得した入力顧客データに対応するオーダーデータについ
て会計処理可能な会計機とを具備するオーダーデータ処
理システムにおいて、前記会計機が、前記オーダーデー
タを入力可能かつ自機入力されたオーダーデータを前記
オーダーステーションに送信可能に形成され、前記オー
ダーステーションが、前記会計機から受信したオーダー
データを前記ハンディターミナルから受信したオーダー
データの場合と同様に前記オーダーファイルに記憶して
オーダー管理可能に形成され、前記会計機で入力された
オーダーデータを印刷した第2カスタマー伝票を発行可
能な第2伝票発行用プリンタ,第2キッチン伝票を発行
可能な第2キッチンプリンタおよび第2キッチン伝票に
印刷されたオーダーの調理が終了した後に当該オーダー
が調理済である旨を入力可能な調理済入力手段を設け、
前記無線基地局が、調理済入力手段を用いてオーダーが
調理済である旨が入力された場合に当該オーダーが印刷
された第2カスタマー伝票に対応する無線呼出装置に調
理済の旨を送信可能に形成され、各無線呼出装置が前記
無線基地局から受信した調理済みの旨を当該客が確認で
きるように出力可能に形成されたオーダーデータ処理シ
ステムである。
【0025】かかる発明では、セルフサービス体制で運
用する場合には、キャッシャーが会計機を用いて客注文
に係るオーダーデータを入力する。すると、当該自機入
力オーダーデータは、第2伝票発行用プリンタによって
第2カスタマー伝票および第2キッチンプリンタによっ
て第2キッチン伝票に印刷され、当該各伝票が発行され
る。なお、第2伝票発行用プリンタと第2キッチンプリ
ンタとを一体的に形成し、第2カスタマー伝票および第
2キッチン伝票を例えば2枚綴り伝票として印刷発行可
能に形成してもよい。
【0026】また、オーダーデータは、会計機からオー
ダーステーションに送信されかつ当該オーダーステーシ
ョンで管理される。このオーダーステーションは、ハン
ディターミナルから受信したオーダーデータの場合と同
様にオーダーファイルに記憶して管理する。
【0027】キャッシャーは、第2カスタマー伝票を関
連付けた無線呼出装置とともに当該客に手渡す。この無
線呼出装置と当該第2カスタマー伝票とは、1:1に対
応させるのが好ましい。例えば、自機入力の際に無線呼
出装置にキャッシャーが当該伝票番号を手書きしたり、
あるいはデータ通信回線を通じて自動記憶可能に構築し
ておく等による。反対に、当該無線呼出装置のIDを第
2カスタマー伝票に印刷するように形成してもよい。い
ずれにしても、会計機が発行済み第2カスタマー伝票と
手渡し無線呼出装置の対応性を管理するのが好ましい。
【0028】厨房では、第2キッチン伝票にしたがって
調理する。そして、オーダーの調理が終了した後に、調
理人等が調理済入力手段を用いて、オーダーが調理済で
ある旨を例えば伝票番号とともに入力する。この調理済
である旨が入力された場合には、当該オーダー(伝票番
号等)が印刷された第2カスタマー伝票に対応する無線
呼出装置に、無線基地局を介して調理済の旨が無線送信
される。
【0029】これを受信した無線呼出装置は、調理済の
旨を当該客が確認できるように出力(例えば、表示出
力,印刷出力)する。つまり、客は、離れた場所にいて
も携帯する無線呼出装置から自己オーダーの調理済通知
を迅速かつ正確に知ることができる。当該客は、カウン
ターで自己オーダーメニューを受取りかつ無線呼出装置
を戻す。
【0030】かくして、ノンセルフサービス体制とセル
フサービス体制とを切替可能あるいは並行実施する店舗
において、装置コストを図りつつセルフサービス体制を
確実に実施できかつ適応性が広い。しかも、調理人等は
調理済の旨を入力するだけでよくかつ客は無線呼出装置
を携帯すればよいので、セルフサービス体制からノンセ
ルフ体制に切替あるいは並行実施した場合でも円滑な運
用ができる。
【0031】また、請求項3の発明は、前記無線基地局
が、前記ハンディターミナルと第1設定時間だけ無線通
信し、次いで前記無線呼出装置と第2設定時間だけ無線
通信し、その後にこれらを交互に繰り返して無線通信可
能に形成されたオーダーデータ処理システムである。
【0032】かかる発明では、無線基地局は、ノンセル
フサービス体制を採るハンディターミナルと第1設定時
間だけ無線通信し、次いでセルフサービス体制を採る無
線呼出装置と第2設定時間だけ無線通信し、その後にこ
れらを交互に繰り返して無線通信する。
【0033】例えば、店舗内同一フロアーにセルフサー
ビス体制を採るテナントとノンセルフ体制を採るテナン
トとが存在しあるいは同一営業体がメニューによってセ
ルフサービス体制とノンセルフ体制とを並行実施する場
合において、同一の無線基地局を利用すれば良くなる。
また、両体制を無線通信上で切替えるから混信が少な
い。
【0034】したがって、請求項2の発明の場合と同様
な作用効果を奏することができることに加え、さらに両
体制の運用態様の拡大と一段の円滑運用が図れる。
【0035】また、請求項4の発明は、前記第1設定時
間が前記無線呼出装置の通信休止時間以上でかつ前記第
2設定時間が前記ハンディターミナルの通信休止時間以
上に選択されたオーダーデータ処理システムである。
【0036】かかる発明では、第1設定時間が無線呼出
装置側の通信休止時間(例えば、1秒)以上でかつ第2
設定時間がハンディターミナル側の通信休止時間(例え
ば、2秒)以上に選択されているから、請求項3の発明
の場合と同様な作用効果を奏することができることに加
え、さらにハンディターミナルおよび無線呼出装置を休
みなくかつ交互に高効率で混線を回避しつつ無線通信を
一段と円滑に行える。
【0037】さらに、請求項5の発明は、前記無線基地
局と前記各ハンディターミナルとが電波産業会のRCR
−STD17Aに準拠し、かつ前記無線基地局と前記各
無線呼出装置とが電波産業会のRCR−STD19に準
拠して無線通信するものと形成されたオーダーデータ処
理システムである。
【0038】かかる発明では、無線基地局と各ハンディ
ターミナルとが電波産業会のRCR−STD17Aに準
拠する400MHz帯データ伝送用周波数(429.8
125MHz〜429.9250MHz)で無線送受信
され、かつ無線基地局と無線呼出装置とが電波産業会の
RCR−STD19に準拠する特定小電力無線局無線呼
出用の周波数(429.7750MHz〜429.80
00MHz)で無線送受信される。
【0039】したがって、請求項3および請求項4の各
発明の場合と同様な作用効果を奏することができること
に加え、さらに周波数の異なる各ハンディターミナル側
と各無線呼出装置側との混線を一段と確実に防止でき
る。
【0040】さらに、請求項6の発明は、前記無線基地
局が、前記各ハンディターミナルと第1周波数を用いて
無線送受信する第1無線基地局と,第1周波数と異なる
第2周波数を用いて少なくとも無線受信機能を持つ各無
線呼出装置と無線通信可能な第2無線基地局から形成さ
れたオーダーデータ処理システムである。
【0041】かかる発明では、無線基地局を構成する第
1無線基地局が各ハンディターミナルと第1周波数を用
いて無線送受信し、第2無線基地局が第1周波数と異な
る第2周波数を用いて少なくとも無線受信機能を持つ各
無線呼出装置と無線通信する。
【0042】したがって、請求項2の発明の場合と同様
な作用効果を奏することができることに加え、さらにハ
ンディターミナルおよび無線呼出装置が異なる周波数を
用いて当該各無線基地局と無線通信するので、混線を回
避しつつ無線通信を一段と円滑に行える。
【0043】さらに、請求項7の発明は、前記第1周波
数が電波産業会のRCR−STD17Aに準拠し、かつ
前記第2周波数が電波産業会のRCR−STD19に準
拠するものと形成されたオーダーデータ処理システムで
ある。
【0044】したがって、第1無線基地局と各ハンディ
ターミナルとが電波産業会のRCR−STD17Aに準
拠する400MHz帯データ伝送用周波数(429.8
125MHz〜429.9250MHz)で無線送受信
され、かつ第2無線基地局と各無線呼出装置とが電波産
業会のRCR−STD19に準拠する特定小電力無線局
無線呼出用の周波数(429.7750MHz〜42
9.8000MHz)で無線送受信される。
【0045】したがって、請求項6の発明の場合と同様
な作用効果を奏することができることに加え、さらに規
格上の異なる周波数でかつ当該各無線基地局を用いて各
ハンディターミナル側と各無線呼出装置側との通信を行
うので混線がなくかつ一段と確実な通信を円滑に行え
る。
【0046】さらにまた、請求項8の発明は、前記調理
済入力手段が、オーダーデータ等を表示可能なタッチパ
ネル付表示器のタッチパネルを利用して入力可能に形成
されたオーダーデータ処理システムである。
【0047】かかる発明では、調理人等は、オーダーメ
ニューが調理済となると、調理済入力手段を用いてつま
り当該オーダーデータが表示されているタッチパネル付
表示器のタッチパネルを利用して、当該オーダーが調理
済みである旨を入力する。したがって、請求項2から請
求項7までの各発明の場合と同様な作用効果を奏するこ
とができることに加え、さらに取扱いが容易でかつ正確
な入力を行える。
【0048】さらにまた、請求項9の発明は、前記会計
機および保管装置が店舗入口に配設されかつ保管装置が
保管中の前記各無線呼出装置に充電可能に形成されたオ
ーダーデータ処理システムである。
【0049】かかる発明では、客は、店舗入口を入った
ところで、会計機を担当するキャッシャーにオーダーを
告げる。キャッシャーは、当該会計機を用いて当該オー
ダーを入力するとともに、入力後に保管装置から取出し
た無線呼出装置を第2カスタマー伝票を添えて手渡す。
この無線呼出装置は、保管装置に保管中に充電されてい
る。したがって、請求項2から請求項8までの各発明の
場合と同様な作用効果を奏することができることに加
え、さらにセルフサービス体制を円滑かつ高能率で実施
することができる。
【0050】さらにまた、請求項10の発明は、前記会
計機が自機入力されたオーダーと前記保管装置に保管中
の前記各無線呼出装置とを対応可能に形成されたオーダ
ーデータ処理システムである。
【0051】かかる発明では、会計機で入力された各オ
ーダーと保管装置に保管中の各無線呼出装置とは、例え
ばデータ通信回線を通じてオーダー番号や伝票番号を当
該各無線呼出装置に対応記憶される。オーダーステーシ
ョンに対応記憶させておいてもよい。したがって、請求
項2から請求項9までの各発明の場合と同様な作用効果
を奏することができることに加え、さらにオーダーごと
の調理済通知を正確かつ迅速に行え、客に安心感を与え
られる。
【0052】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。
【0053】(第1の実施形態)本オーダーデータ処理
システムは、図1〜図11に示す如く、基本的構成は従
来例(図19)と同様なノンセルフサービス体制用シス
テムとしかつその構成要素の大部分(20,30,4
0,50,60)を流用しつつセルフサービス体制用シ
ステム(図20参照)に切替あるいは並行実施可能に構
築されている。
【0054】すなわち、本オーダーデータ処理システム
は、図1,図2に示す如く、複数のハンディターミナル
(HTL)10と,1台の無線基地局(BSU)20
と,オーダーステーション(STN)30と,キッチン
プリンタ(KP)40と,伝票発行用プリンタ(CC
P)50と,会計機(電子キャッシュレジスタECR)
60とを具備し、さらに調理済入力手段を形成する表示
入力装置(KCRT)70および複数の無線呼出装置8
0を設け、ハンディターミナル(HTL)10を用いた
オーダーの入力によってノンセルフサービス体制で実施
(運用)可能であるとともに、会計機(ECR)60を
用いたオーダー入力から表示入力装置70を用いた調理
済の入力および無線呼出装置80を用いたオーダーの調
理済みの旨(配膳可能状態)の客への通知によってセル
フサービス体制で実施可能に形成されている。
【0055】図2において、ハンディターミナル(HT
L)10は、CPU11,ROM12,RAM13(オ
ーダーテーブル13T),操作部14,表示器15およ
び電波通信部18(アンテナ18A)を含み、オーダー
データの入力・送信機能を有する。ノンセルフサービス
体制を採る図1の客室100Aの接客係員が携帯して使
用する。
【0056】操作部14にはメニューキー,テーブル
(座席)番号キー,送信キー,クリアキー等が設けられ
ている。メニューキーには、多数の一般アイテム(例え
ば、Aランチキー)が配設されている。
【0057】かかるハンディターミナル10は、オーダ
ーメニューを含むオーダーデータを入力(図6のST1
0でYES)可能で、入力されたオーダーデータは伝文
として作成されかつオーダーテーブル13Tに記憶(S
T11)される。
【0058】伝文中の“送信宛先アドレス”は“オーダ
ーステーション30のID”、具体的には“無線基地局
(BSU)20のID”とされ、“送信元アドレス”は
“ハンディターミナル10のID”で、“データコー
ド”は“オーダー…注文データ等”である。顧客データ
として“テーブル番号”,“客数”も含まれる。また、
“オーダーメニュー(注文メニュー)”は、“メニュー
コード”と“注文数”であり、“注文メニュー数”に
は、“オーダーメニュー総計”が記憶される。
【0059】このオーダーデータは、送信キー(14)
の押圧操作つまり転送(ST12のYES)要求により
無線基地局(BSU)20を介してオーダーステーショ
ン(STN)30に送信(ST13)される。
【0060】無線基地局(BSU)20は、図2に示す
如く、CPU21,ROM22,RAM23,電波通信
部28(アンテナ28A)および有線通信部である通信
部29を含み、各ハンディターミナル10とオーダース
テーション30との中継機能を有する。各無線呼出装置
80との関係については、詳細後記する。
【0061】電波通信部28は、図3に示す如く、送受
信部281,受信部282,送信部283,制御部28
5および発振部286からなる。
【0062】送受信部281は、電波を発信および受信
するアンテナ28A,設定周波数帯の信号のみを通過さ
せるバンドパスフィルタ(BPF)2811および送信
/受信を切替える切替スイッチ(SW)2812から形
成されている。
【0063】受信部282は、受信信号を増幅するロー
ノイズアンプ(LNA)2821,周波数帯を中間周波
数帯にシフトするミキサ2822,中間周波数帯におい
て占有周波数帯幅の信号だけを通過させるフィルタ(B
PF)2823,中間周波の信号を検波する検波器28
24および検波出力信号を2値化する2値化回路282
5から形成されている。
【0064】また、送信部283は、送信するデジタル
信号を例えば周波数変調(FSK)により変調する変調
器2831,変調出力を上記周波数帯にシフトするミキ
サ2832,フィルタ(BPF)2833およびパワー
アンプ(PA)2834から形成されている。
【0065】発振部286は、各信号周波シフト用のシ
フト制御信号を生成出力するシンセサイザからなる。制
御部285は、周波数設定手段2851,識別手段28
52,記憶部2853およびタイマ285を含む。
【0066】したがって、無線基地局20と各ハンディ
ターミナル10とを電波産業会のRCR−STD17A
に準拠する400MHz帯データ伝送用周波数(42
9.8125MHz〜429.9250MHz)で無線
送受信でき、かつ無線基地局20と各無線呼出装置80
とが電波産業会のRCR−STD19に準拠する特定小
電力無線局無線呼出用の周波数(429.7750MH
z〜429.8000MHz)で無線送受信することが
できる。なお、この第1の実施形態では、双方10,8
0ともに400MHz帯データ伝送用周波数で無線通信
するものとしている。
【0067】オーダーステーション(STN)30は、
図2に示す如く、CPU31,ROM32,RAM3
3,表示器35および通信部38・39を含み、データ
通信回線(LAN)1を介して無線基地局20,各プリ
ンタ40・50,会計機60,表示入力装置70および
図1,図5に示す保管装置90に接続されている。オー
ダー管理機能を有する中枢機であり、事務室120に配
設されている。RAM33には、メニューマスターファ
イル(図示省略)およびオーダーファイル33Fが形成
されている。
【0068】このオーダーステーション30の代表的な
機能は、ハンディターミナル(HTL)10から無線基
地局20を介してオーダーデータを受信(図7のST2
0でYES)すると、オーダーファイル33Fに記憶
(登録)する(ST21)。つまり、オーダー管理を行
う。
【0069】また、メニューマスターファイルを参照し
つつ当該オーダーデータを編集(ST22)して伝票印
字データ(第1キッチン伝票用および第1カスタマー伝
票用)を作成する。作成された第1キッチン伝票印字デ
ータはデータ通信回線1を通じて第1キッチンプリンタ
(KP)40へ送信(ST23)され、作成された第1
カスタマー伝票印字データはデータ通信回線1を通じて
第1伝票発行用プリンタ(CCP)50へ送信(ST2
3)される。
【0070】さらに、会計機(ECR)60との関係で
は、会計要求を有線受信(ST24のYES)すると、
オーダーファイル33Fから当該オーダーデータを検索
(ST25)して抽出したオーダーデータを当該会計機
60に有線送信(ST26)する。
【0071】また、会計機60からその会計終了通知を
受信(ST27のYES)すると、オーダーファイル3
3Fに会計終了済(精算済)を記憶(反映)する(ST
28)。以上がノンセルフサービス体制の場合に適応さ
れる。
【0072】セルフサービス体制の場合には、会計機6
0において会計処理(精算処理)された旨(オーダーデ
ータを含む。)の通知を受信(ST29のYES)する
と、ハンディターミナル10から受信した場合と同様に
オーダーファイル33Fに記憶(ST30)してオーダ
ー管理する。
【0073】さらに、このように管理されたオーダーメ
ニューに関して、表示入力装置(KCRT)70から調
理済(配膳可能状態)になった旨の通知を受信(図8の
ST31でYES)すると、その旨をオーダーファイル
33Fに反映(ST32)させるとともに、無線基地局
20を介して当該オーダー(第1カスタマー伝票に印刷
されたもの)に対応する無線呼出装置80に無線送信
(ST33)する。
【0074】会計機60は、図2に示すようなCPU6
1,ROM62,RAM63(オーダー記憶ファイル6
3F),キーボード64,表示器65,レシート発行用
のプリンタ66,自動開放型のドロワ67および通信部
68を含む電子キャッシュレジスタ(ECR)から構成
され、会計処理機能を有する。
【0075】すなわち、会計機60は、図9に示す如
く、ノンセルフサービス体制の場合には、キャッシャー
によって第1カスタマー伝票に印字されている伝票番号
(顧客データ…テーブル番号等であってもよい。)が入
力(図9のST40でYES)されると、オーダーステ
ーション30に問合せ(ST41)てこれに対する応答
形式で当該オーダーデータを取得(ST42のYES)
し、このオーダーデータについて会計(精算)処理(S
T43)する。
【0076】開放されたドロワ67を用いた顧客との金
銭授受も含む会計終了(ST44のYES)後に、当該
オーダーデータについての会計(精算)済の通知をオー
ダーステーション30へ有線送信(ST45)する。オ
ーダーステーション30は、図7のST27,ST28
で処理する。
【0077】また、セルフサービス体制の場合には、来
店客からオーダーを受けたキャッシャーによってかつキ
ーボード64を用いてオーダーデータが入力(ST46
のYES)されると、当該オーダーデータをオーダー記
憶ファイル63Fに記憶(ST47)する。
【0078】このオーダーデータは、第2キッチン伝票
および第2カスタマー伝票の伝票印字データに編集(S
T48)されて、第2キッチンプリンタ(40)および
第2伝票発行用プリンタ(50)に送信(ST49)さ
れる。また、オーダーステーション30に送信(ST5
0)される。
【0079】第2キッチンプリンタ(40)および第2
伝票発行用プリンタ(50)は、この実施形態では、第
1キッチンプリンタ40および第1伝票発行用プリンタ
50を流用(兼用)した構成としている。なお、第2キ
ッチンプリンタ(40)および第2伝票発行用プリンタ
(50)を格別に設けてもよく、さらに第2キッチンプ
リンタ(40)と第2伝票発行用プリンタ(50)とを
2枚綴りの伝票を発行可能な1台のプリンタから形成し
てもよい。だだし、この第1の実施形態(兼用)の如く
構築すれば、最も低コストで具現化できる。
【0080】各プリンタ40(50)は、CPU,RO
M,RAM,給紙手段,印字手段,カッターおよび通信
部を含み、オーダーステーション30から受信した伝票
印字データを印字出力する。
【0081】表示入力装置70は、図2に示すようにC
PU71,ROM72,RAM73,入力部74,タッ
チパネル付表示部75および通信部(図示省略)から形
成されかつ各プリンタ40・50とともに厨房110に
配設されている。そして、オーダーステーション30か
らオーダーデータを受信(図10のST60でYES)
すると、テーブル73Tに記憶(ST61)しかつ表示
部75に表示(ST62)する。かくして、表示部75
で未調理のオーダーを一覧的に確認することができる。
【0082】また、表示部75に表示されている調理未
了オーダー(メニュー)を調理人等がタッチ操作するこ
とにより、当該オーダーが調理済である旨を入力(ST
63のYES)することができる。その旨(調理済…配
膳可能状態)は、テーブル73Tに記憶されている当該
オーダーに対応記憶される。つまり、反映(ST64)
される。表示部75上の当該表示オーダーの表示色が、
調理未了から調理済みの色に変わる。当該オーダーを特
定した調理済の通知をオーダーステーション30に送信
(ST65)する。
【0083】なお、配膳済も当該オーダーのタッチ操作
により入力(ST66のYES)することができ、かつ
テーブル73Tに反映つまり記憶消去(ST67)する
ことができる。当該オーダーは表示部75から表示消滅
(ST68)される。
【0084】無線呼出装置80は、図1,図2,図4に
示す如く、CPU81,ROM82,RAM83,表示
器(表示部)85および電波通信部89(アンテナ89
A)を含み、無線基地局20を介したオーダーステーシ
ョン30からの調理済通知を受信(図11のST70で
YES)しつつこれを所持する客に調理済(配膳可能状
態)を知らせることができる。セルフサービス体制を採
る客室100B内に待つ客に携帯させるわけである。
【0085】図2の入出力ポート(I/O)86を介し
てクリアボタン87および電子ブザー88が接続されて
いる。すなわち、オーダーステーション30からの調理
済の通知を受信(図11のST70でYES)すると、
ブザー87を鳴動出力(ST71)しかつ表示器85に
表示出力(ST72)する。クリアボタン88で鳴動お
よび表示を消滅(クリア)することができる(ST73
でYES,ST74)。
【0086】各無線呼出装置80は、バッテリー95で
駆動制御される。不使用時には、図1に示すように店舗
出入口(入口)に配設された会計機(オーダーデータ入
力手段)60に接近配設された保管装置90に保管され
かつ保管中にバッテリー95に自動的に充電される。
【0087】この保管装置90は、図5に示すように、
本体90B内に無線呼出装置80(取外したバッテリー
95のみでもよい。)を装着可能な複数(例えば、1
0)のスロット95A〜95Jおよび充電回路91を有
する。
【0088】次に、この第1の実施形態の作用・動作を
説明する。セルフサービス体制で運用する場合には、キ
ャッシャーが図1に示す店舗出入口に配設された会計機
(ECR)60を用いて客注文に係るオーダーデータを
入力(図9のST46でYES)する。
【0089】すると、自機入力されたオーダーデータ
は、会計機60からデータ通信回線1を通じて厨房11
0内で出入口に近い場所に配設された第2伝票発行用プ
リンタ(50)および第2キッチンプリンタ(40)に
送信(ST49)され、各プリンタにより第2カスタマ
ー伝票および第2キッチン伝票がそれぞれに発行され
る。
【0090】また、このオーダーデータは、会計機60
からオーダーステーション30に送信(ST50)さ
れ、オーダーファイル33Fに記憶(図7のST30)
される。つまり、オーダーステーション30は、ノンセ
ルフサービス体制の場合のハンディターミナル10から
受信したオーダーデータの場合(ST21)と同様に、
オーダーファイルに記憶(ST30)して管理する。
【0091】キャッシャーは、第2カスタマー伝票に例
えばオーダー番号を手書して保管装置90から取出した
無線呼出装置80とともに当該客に手渡す。この無線呼
出装置80と当該第2カスタマー伝票とは、1:1に対
応させるのが好ましい。例えば、自機入力の際に無線呼
出装置80に当該伝票番号を自動記憶する等による。反
対に、当該無線呼出装置80のIDを第2カスタマー伝
票に印刷するように形成してもよい。だだし、各無線呼
出装置80に調理済み次第のオーダーをそのオーダー番
号等とともに表示させるように構築してもよい。
【0092】厨房110では、第2キッチン伝票にした
がって調理する。当該オーダーデータは、表示入力装置
70(75)に表示(図10のST62)される。そし
て、オーダーの調理が終了した後に、調理人等が、表示
入力装置70のタッチパネル付表示部75を用いてオー
ダーが調理済である旨を例えば伝票番号とともに入力す
る(図10のST63でYES)。
【0093】この調理済である旨が入力された場合に
は、当該オーダーが調理済であることがオーダーステー
ション30に送信(ST65)される。これを受信(図
8のST31でYES)したオーダーステーション30
は、当該オーダー(伝票番号等)が印刷された第2カス
タマー伝票に対応する無線呼出装置80に、無線基地局
20を介して調理済の旨を無線送信(ST33)する。
【0094】これを受信(図11のST70でYES)
した無線呼出装置80は、調理済の旨を当該客が確認で
きるように出力(ブザー鳴動出力,表示出力)する(S
T71,ST72)。つまり、客は、離れた場所(例え
ば、客室100B)にいても携帯する無線呼出装置80
から自己オーダーの調理済を迅速かつ正確に知ることが
できる。当該客は、配膳カウンターで自己オーダーメニ
ューを受取りかつ無線呼出装置80を戻す。飲食後は、
客が食器を戻しカウンターに戻す。
【0095】なお、ハンディターミナル10でオーダー
入力(図6のST10でYES〜ST13)しかつオー
ダーステーション30でオーダー管理(図7のST20
〜ST23,ST24〜ST28)されるとともに、食
後に会計機60で会計(精算…図9のST40〜ST4
5)するノンセルフサービス体制の場合には、上記した
従来例の場合と同様に取扱うことができる。
【0096】かくして、ノンセルフサービス体制とセル
フサービス体制とを切替可能あるいは並行実施する店舗
において、装置コスト低減を図りつつセルフサービス体
制を確実に実施できかつ適応性が広い。しかも、調理人
等は調理済の旨を入力するだけでよくかつ客は無線呼出
装置80を携帯すればよいので、セルフサービス体制か
らノンセルフ体制に切替あるいは並行実施した場合でも
円滑な運用ができる。
【0097】また、調理済入力手段(70)が、オーダ
ーデータ等を表示可能なタッチパネル付表示器75のタ
ッチパネルを利用して入力可能に形成されているので、
取扱いが容易でかつ正確な入力を行える。
【0098】さらに、会計機60および保管装置90が
店舗入口に配設されかつ保管装置90が保管中の各無線
呼出装置80に充電可能に形成されているので、セルフ
サービス体制を円滑かつ高能率で実施することができ
る。
【0099】さらに、会計機60が自機入力されたオー
ダーと保管装置90に保管中の各無線呼出装置80とを
対応可能に形成することができるから、オーダーごとの
調理済通知を正確かつ迅速に行え、客に安心感を与えら
れる。
【0100】(第2の実施形態)この第2の実施形態
は、基本的構成・機能が第1の実施形態の場合(図1,
図2等)と同様であるが、図12〜図15に示す如くセ
ルフサービス体制用の客室100Bとノンセルフサービ
ス体制用の客室100Aとが第1の実施形態の場合に比
較して電波的遮断性が劣悪である場合を考慮して、無線
基地局20がハンディターミナル(HTL)10と第1
設定時間(t1)だけ無線通信し、次いで無線呼出装置
80と第2設定時間(t2)だけ無線通信し、その後に
これらを交互に繰り返して無線通信可能に形成されてい
る。
【0101】また、第1設定時間(t1)が無線呼出装
置80の通信休止時間以上でかつ第2設定時間(t2)
がハンディターミナル10の通信休止時間以上に選択さ
れている。
【0102】さらに、無線基地局20と各ハンディター
ミナル10とが電波産業会のRCR−STD17Aに準
拠し、かつ無線基地局20と各無線呼出装置80とが電
波産業会のRCR−STD19に準拠して無線通信する
ものと形成されている。
【0103】詳しくは、各無線端末(例えば、“HTL
10A”)に図14に示す端末番号(例えば、“1”)
と個別符号(例えば、“020101”)を対応設定し
ておき、かつ図13の伝文の送信先および送信元に当該
各個別符号を設定して無線送受信する。
【0104】すなわち、無線基地局20はオーダーステ
ーション30から無線送信要求データを受信(図15の
ST100)すると、伝文(データ)中の個別符号を検
出(ST101)して上位桁が“01”の場合は宛先
(送信先)がハンディターミナル10と判定(ST10
2のYES,ST103)し、上位桁が“02”の場合
は宛先(送信先)が無線呼出装置80と判定(ST11
3のYES,ST114)し、その他の場合はエラー処
理(ST122)する。
【0105】そして、現在期間が第1設定時間t1であ
る場合に送信フォーマットを作成しかつ繰返回数nを
“3”にセットする(ST104のYES,ST10
5,ST106)。かくして、周波数fs4にてハンデ
ィターミナル10へ無線送信しかつ当該ハンディターミ
ナル10からACT信号を受信できれば(ST107の
YES,ST108,ST109のYES)、送信終了
する。
【0106】しかし、ACT信号を受信できない場合に
は、n=3だけ送信を繰り返す。これでも応答が無い場
合は送信エラーとする(ST109のNO,ST11
0,ST111のYES,ST112)。
【0107】同様に、現在期間が第1設定時間t2であ
る場合に送信フォーマットを作成しかつ繰返回数nを
“3”にセットする(ST115のYES,ST11
6,ST117)。かくして、周波数fs1にて無線呼
出装置80へ無線送信しかつn=3だけ繰り返して送信
終了する(ST118のYES,ST119,ST12
0,ST121のYES)。
【0108】すなわち、図12の無線基地局20は、ノ
ンセルフサービス体制を採るハンディターミナル10と
第1設定時間t1だけ無線通信し、次いでセルフサービ
ス体制を採る無線呼出装置80と第2設定時間t2だけ
無線通信し、その後にこれらを交互に繰り返して無線通
信する。
【0109】かくして、図12に示す店舗内同一フロア
にセルフサービス体制を採るテナント(客室100B)
とノンセルフ体制を採るテナント(客室100A)とが
存在しあるいは同一営業体がメニューによってセルフサ
ービス体制とノンセルフ体制とを並行実施する場合にお
いても、無線通信上で切替えるから混信がなく両体制を
円滑に運用できる。つまり、両体制の運用態様の拡大と
一段の円滑運用が図れる。
【0110】しかも、第1設定時間t1が無線呼出装置
80側の通信休止時間(例えば、1秒)以上でかつ第2
設定時間t2がハンディターミナル10側の通信休止時
間(例えば、2秒)以上に選択されているので、ハンデ
ィターミナル10および無線呼出装置80を休みなくか
つ交互に高効率で混線を回避しつつ無線通信を一段と円
滑に行える。
【0111】さらに、無線基地局20と各ハンディター
ミナル10とが電波産業会のRCR−STD17Aに準
拠する400MHz帯データ伝送用周波数fs4(42
9.8125MHz〜429.9250MHz)で無線
送受信され、かつ無線基地局20と無線呼出装置80と
が電波産業会のRCR−STD19に準拠する特定小電
力無線局無線呼出用の周波数fs1(429.7750
MHz〜429.8000MHz)で無線送信されるの
で、周波数の異なる各ハンディターミナル10側と各無
線呼出装置80側との混線を一段と確実に防止できる。
【0112】(第3の実施形態)この第3の実施形態
は、基本的構成・機能が第1の実施形態の場合(図1,
図2等)と同様であるが、図16〜図18に示す如く、
無線基地局20を各ハンディターミナル10と第1周波
数fs4を用いて無線送受信する第1無線基地局20A
と,第1周波数fs1を用いて少なくとも無線受信機能
を持つ各無線呼出装置80と無線通信可能な第2無線基
地局20Bから形成してある。
【0113】第1無線基地局20Aは、第1の実施形態
の場合(図3)と同様であるが第2無線基地局20Bは
図17に示す構造として簡素化・低コスト化を順守す
る。
【0114】図17において、第2無線基地局20Bの
電波通信部28は、受信部[アンテナ28A,フィルタ
(BPF)2811,ローノイズアンプ(LNA)28
21,周波数帯を中間周波数帯にシフトするミキサ28
22,中間周波数帯において占有周波数帯幅の信号だけ
を通過させるフィルタ(BPF)2823,中間周波の
信号を検波する検波器2824,検波出力信号を2値化
する2値化回路2825および発振部286]282と
制御部[記憶部2853]285から形成されている。
【0115】ここに、第2の実施形態の場合と同様な第
1周波数fs4が電波産業会のRCR−STD17Aに
準拠しかつ第2周波数fs1が電波産業会のRCR−S
TD19に準拠するものと形成されるとともに、図18
に示す如くオーダーステーション30が第1無線基地局
20Aとノンセルフサービス体制を採るハンディターミ
ナル10との間を第1設定時間t1だけ無線通信し、次
いでセルフサービス体制を採る無線呼出装置80との間
を第2設定時間t2だけ無線通信し、その後にこれらを
交互に繰り返して無線通信可能に切替える。
【0116】すなわち、この第3の実施形態では、第1
無線基地局20Aが各ハンディターミナル10と第1周
波数fs4を用いて無線送受信し、第2無線基地局20
Bが第1周波数fs4と異なる第2周波数fs1を用い
て少なくとも無線受信機能を持つ各無線呼出装置80と
無線通信するので、第2の実施形態の場合と同様な作用
効果を奏することができることに加え、さらに混線を回
避しつつ無線通信を一段と円滑に行える。
【0117】しかも、第1無線基地局20Aと各ハンデ
ィターミナル10とが400MHz帯データ伝送用周波
数(429.8125MHz〜429.9250MH
z)で無線送受信され、かつ第2無線基地局20Bと各
無線呼出装置80とが特定小電力無線局無線呼出用の周
波数(429.7750MHz〜429.8000MH
z)で無線送受信されるので、規格上の混線がなくかつ
一段と確実な通信を円滑に行える。
【0118】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、会計機で入力
されたオーダーデータを印刷した第2カスタマー伝票お
よび第2キッチン伝票を発行可能、オーダーが調理済で
ある旨が入力可能かつ調理済である旨が入力された場合
に当該オーダーが印刷された第2カスタマー伝票に対応
する無線呼出装置に調理済の旨を無線基地局を介して送
信可能に形成され、各無線呼出装置が受信した調理済み
の旨を当該客が確認できるように出力可能に形成された
オーダーデータ処理システムであるから、ノンセルフサ
ービス体制とセルフサービス体制とを切替可能あるいは
並行実施する店舗において、装置コスト低減を図りつつ
セルフサービス体制を確実に実施できかつ適応性が広
い。
【0119】また、請求項2の発明によれば、会計機が
自機入力されたオーダーデータをオーダーステーション
に送信可能、オーダーステーションが受信オーダーデー
タをハンディターミナルから受信したオーダーデータの
場合と同様にオーダー管理可能に形成され、第2伝票発
行用プリンタ,第2キッチンプリンタおよび調理済であ
る旨を入力可能な調理済入力手段を設け、無線基地局が
オーダー調理済の旨が入力された場合に当該オーダーの
対応する無線呼出装置に調理済の旨を送信可能かつ各無
線呼出装置が無線基地局から受信した調理済みの旨を当
該客が確認できるように出力可能に形成されたオーダー
データ処理システムであるから、請求項1の発明の場合
と同様にノンセルフサービス体制とセルフサービス体制
とを切替可能あるいは並行実施する店舗において、装置
コストを図りつつセルフサービス体制を確実に実施でき
かつ適応性が広い。しかも、調理人等は調理済の旨を入
力するだけでよくかつ客は無線呼出装置を携帯すればよ
いので、セルフサービス体制からノンセルフ体制に切替
あるいは並行実施した場合でも円滑な運用ができる。
【0120】また、請求項3の発明によれば、無線基地
局がハンディターミナルと第1設定時間だけ無線通信
し、次いで無線呼出装置と第2設定時間だけ無線通信
し、その後にこれらを交互に繰り返して無線通信可能に
形成されているので、請求項2の発明の場合と同様な効
果を奏することができることに加え、さらに両体制の運
用態様の拡大と一段の円滑運用が図れる。
【0121】また、請求項4の発明によれば、第1設定
時間が無線呼出装置の通信休止時間以上でかつ第2設定
時間がハンディターミナルの通信休止時間以上に選択さ
れているので、請求項3の発明の場合と同様な効果を奏
することができることに加え、さらにハンディターミナ
ルおよび無線呼出装置を休みなくかつ交互に高効率で混
線を回避しつつ無線通信を一段と円滑に行える。
【0122】さらに、請求項5の発明によれば、無線基
地局と各ハンディターミナルとが電波産業会のRCR−
STD17Aに準拠しかつ無線基地局と各無線呼出装置
とが電波産業会のRCR−STD19に準拠して無線通
信するものと形成されているので、請求項3および請求
項4の各発明の場合と同様な効果を奏することができる
ことに加え、さらに周波数の異なる各ハンディターミナ
ル側と各無線呼出装置側との混線を一段と確実に防止で
きる。
【0123】さらに、請求項6の発明によれば、無線基
地局が各ハンディターミナルと第1周波数を用いて無線
送受信する第1無線基地局と,第2周波数を用いて少な
くとも無線受信機能を持つ各無線呼出装置と無線通信可
能な第2無線基地局から形成されているので、請求項2
の発明の場合と同様な効果を奏することができることに
加え、さらにハンディターミナルおよび無線呼出装置が
異なる周波数を用いて当該各無線基地局と無線通信する
ので、混線を回避しつつ無線通信を一段と円滑に行え
る。
【0124】さらに、請求項7の発明によれば、第1周
波数が電波産業会のRCR−STD17Aに準拠しかつ
第2周波数が電波産業会のRCR−STD19に準拠す
るものと形成されているので、請求項6の発明の場合と
同様な効果を奏することができることに加え、さらに規
格上の異なる周波数を用いて各ハンディターミナル側と
各無線呼出装置側との通信を行うので混線がなくかつ一
段と確実な通信を円滑に行える。
【0125】さらにまた、請求項8の発明によれば、調
理済入力手段がオーダーデータ等を表示可能なタッチパ
ネル付表示器のタッチパネルを利用して入力可能に形成
されているので、請求項2から請求項7までの各発明の
場合と同様な効果を奏することができることに加え、さ
らに取扱いが容易でかつ正確な入力を行える。
【0126】さらにまた、請求項9の発明によれば、会
計機および保管装置が店舗入口に配設されかつ保管装置
が保管中の各無線呼出装置に充電可能に形成されている
ので、請求項2から請求項8までの各発明の場合と同様
な効果を奏することができることに加え、さらにセルフ
サービス体制を円滑かつ高能率で実施することができ
る。
【0127】さらにまた、請求項10の発明によれば、
会計機が自機入力されたオーダーと保管装置に保管中の
各無線呼出装置とを対応可能に形成されているので、請
求項2から請求項9までの各発明の場合と同様な効果を
奏することができることに加え、さらにオーダーごとの
調理済通知を正確かつ迅速に行え、客に安心感を与えら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す全体系統図であ
る。
【図2】同じく、システム全体を説明するためのブロッ
ク図である。
【図3】同じく、無線基地局を説明するためのブロック
図である。
【図4】同じく、無線呼出装置を説明するための概略正
面図である。
【図5】同じく、保管装置を説明するための外観斜視図
である。
【図6】同じく、ハンディターミナル側の動作を説明す
るためのフローチャートである。
【図7】同じく、オーダーステーション側の動作を説明
するためのフローチャート(1)である。
【図8】同じく、オーダーステーション側の動作を説明
するためのフローチャート(2)である。
【図9】同じく、電子キャッシュレジスタ側の動作を説
明するためのフローチャートである。
【図10】同じく、表示入力装置側の動作を説明するた
めのフローチャートである。
【図11】同じく、無線呼出装置側の動作を説明するた
めのフローチャートである。
【図12】本発明の第2の実施形態を示す全体系統図で
ある。
【図13】同じく、伝文を説明するための図である。
【図14】同じく、個別符号の一形態を説明するための
図である。
【図15】同じく、周波数切替動作を説明するためのフ
ローチャートである。
【図16】本発明の第3の実施形態を示す全体系統図で
ある。
【図17】同じく、第2無線基地局の無線通信部を説明
するためのブロック図である。
【図18】同じく、第1無線基地局および第2無線基地
局の交互切替動作を説明するためのタイムチャートであ
る。
【図19】従来例1(ノンセルフサービス体制)を説明
するための概略図である。
【図20】従来例2(セルフサービス体制)を説明する
ための概略図である。
【符号の説明】
10 ハンディターミナル 13T オーダーテーブル 20 無線基地局 20A 第1無線基地局 20B 第2無線基地局 30 オーダーステーション 33F オーダーファイル 40 キッチンプリンタ(第1キッチンプリンタ,第2
キッチンプリンタ) 50 伝票発行用プリンタ(第1伝票発行用プリンタ,
第2伝票発行用プリンタ) 60 電子キャッシュレジスタ(会計機) 63F オーダー記憶ファイル 70 表示入力装置(調理済入力手段、タッチパネル付
き表示器) 73F ファイル 80 無線呼出装置 83F ファイル 85 表示器(表示部) 87 電子ブザー 88 クリアボタン 90 保管装置 95 バッテリー 100A ノンセルフサービス体制用の客室 100B セルフサービス体制用の客室 110 キッチン 120 事務所
フロントページの続き Fターム(参考) 3E042 AA04 BA13 CA07 CB01 CC09 CE01 CE06 CE09 EA01 5B049 BB55 CC05 DD01 EE01 EE05 FF02 FF03 FF04 FF07 GG03 GG05 GG06 GG07 5K067 AA41 BB21 EE02 EE10 GG01 GG11 HH22 HH23 9A001 BB04 BB06 CC02 CC05 JJ62

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オーダーデータを入力可能かつ無線送信
    可能な複数のハンディターミナルと,無線基地局と有線
    通信可能に接続されかつ各ハンディターミナルと無線基
    地局を介して無線通信可能に接続されるとともに各ハン
    ディターミナルから受信したオーダーデータをオーダー
    ファイルに記憶してオーダー管理可能なオーダーステー
    ションと,オーダーデータを印刷した第1カスタマー伝
    票を発行可能な第1伝票発行用プリンタおよび第1キッ
    チン伝票を発行可能な第1キッチンプリンタと,第1カ
    スタマー伝票に印刷されている顧客データを入力可能か
    つオーダーステーションから取得した入力顧客データに
    対応するオーダーデータについて会計処理可能な会計機
    とを具備するオーダーデータ処理システムにおいて、 前記会計機でもオーダーデータを入力可能かつ自機入力
    されたオーダーデータを印刷した第2カスタマー伝票お
    よび第2キッチン伝票を発行可能に形成されるととも
    に、第2キッチン伝票に印刷されたオーダーの調理が終
    了した後に当該オーダーが調理済である旨を入力可能か
    つ調理済である旨が入力された場合に当該オーダーが印
    刷された第2カスタマー伝票に対応する無線呼出装置に
    調理済の旨を前記無線基地局を介して送信可能に形成さ
    れ、各無線呼出装置が受信した調理済みの旨を当該客が
    確認できるように出力可能に形成され、ノンセルフサー
    ビス体制および/またはセルフサービス体制の店舗に対
    応可能に形成されたオーダーデータ処理システム。
  2. 【請求項2】 オーダーデータを入力可能かつ無線送信
    可能な複数のハンディターミナルと,無線基地局と有線
    通信可能に接続されかつ各ハンディターミナルと無線基
    地局を介して無線通信可能に接続されるとともに各ハン
    ディターミナルから受信したオーダーデータをオーダー
    ファイルに記憶してオーダー管理可能なオーダーステー
    ションと,オーダーデータを印刷した第1カスタマー伝
    票を発行可能な第1伝票発行用プリンタおよび第1キッ
    チン伝票を発行可能な第1キッチンプリンタと,第1カ
    スタマー伝票に印刷されている顧客データを入力可能か
    つオーダーステーションから取得した入力顧客データに
    対応するオーダーデータについて会計処理可能な会計機
    とを具備するオーダーデータ処理システムにおいて、 前記会計機が、前記オーダーデータを入力可能かつ自機
    入力されたオーダーデータを前記オーダーステーション
    に送信可能に形成され、 前記オーダーステーションが、前記会計機から受信した
    オーダーデータを前記ハンディターミナルから受信した
    オーダーデータの場合と同様に前記オーダーファイルに
    記憶してオーダー管理可能に形成され、 前記会計機で入力されたオーダーデータを印刷した第2
    カスタマー伝票を発行可能な第2伝票発行用プリンタ,
    第2キッチン伝票を発行可能な第2キッチンプリンタお
    よび第2キッチン伝票に印刷されたオーダーの調理が終
    了した後に当該オーダーが調理済である旨を入力可能な
    調理済入力手段を設け、 前記無線基地局が、調理済入力手段を用いてオーダーが
    調理済である旨が入力された場合に当該オーダーが印刷
    された第2カスタマー伝票に対応する無線呼出装置に調
    理済の旨を送信可能に形成され、 各無線呼出装置が前記無線基地局から受信した調理済み
    の旨を当該客が確認できるように出力可能に形成された
    オーダーデータ処理システム。
  3. 【請求項3】 前記無線基地局が、前記ハンディターミ
    ナルと第1設定時間だけ無線通信し、次いで前記無線呼
    出装置と第2設定時間だけ無線通信し、その後にこれら
    を交互に繰り返して無線通信可能に形成されている請求
    項2記載のオーダーデータ処理システム。
  4. 【請求項4】 前記第1設定時間が前記無線呼出装置の
    通信休止時間以上でかつ前記第2設定時間が前記ハンデ
    ィターミナルの通信休止時間以上に選択されている請求
    項3記載のオーダーデータ処理システム。
  5. 【請求項5】 前記無線基地局と前記各ハンディターミ
    ナルとが電波産業会のRCR−STD17Aに準拠し、
    かつ前記無線基地局と前記各無線呼出装置とが電波産業
    会のRCR−STD19に準拠して無線通信するものと
    形成さている請求項3または請求項4記載のオーダーデ
    ータ処理システム。
  6. 【請求項6】 前記無線基地局が、前記各ハンディター
    ミナルと第1周波数を用いて無線送受信する第1無線基
    地局と,第1周波数と異なる第2周波数を用いて少なく
    とも無線受信機能を持つ各無線呼出装置と無線通信可能
    な第2無線基地局から形成されている請求項2記載のオ
    ーダーデータ処理システム。
  7. 【請求項7】 前記第1周波数が電波産業会のRCR−
    STD17Aに準拠し、かつ前記第2周波数が電波産業
    会のRCR−STD19に準拠するものと形成されてい
    る請求項6記載のオーダーデータ処理システム。
  8. 【請求項8】 前記調理済入力手段が、オーダーデータ
    等を表示可能なタッチパネル付表示器のタッチパネルを
    利用して入力可能に形成されている請求項2から請求項
    7までのいずれか1項に記載されたオーダーデータ処理
    システム。
  9. 【請求項9】 前記会計機および保管装置が店舗入口に
    配設されかつ保管装置が保管中の前記各無線呼出装置に
    充電可能に形成されている請求項2から請求項8までの
    いずれか1項に記載されたオーダーデータ処理システ
    ム。
  10. 【請求項10】 前記会計機が自機入力されたオーダー
    と前記保管装置に保管中の前記各無線呼出装置とを対応
    可能に形成されている請求項2から請求項9までのいず
    れか1項に記載されたオーダーデータ処理システム。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004133722A (ja) * 2002-10-11 2004-04-30 Toshiba Tec Corp 注文会計方法
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JP2005149286A (ja) * 2003-11-18 2005-06-09 Ishida Co Ltd 注文処理システム、注文処理方法および注文処理プログラム
JP2014048704A (ja) * 2012-08-29 2014-03-17 Teraoka Seiko Co Ltd オーダリングシステム
CN105045546A (zh) * 2015-09-21 2015-11-11 福建惠联众网络科技有限公司 一种全自助票据打印***

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