JP6122643B2 - 遊技機用可変入賞装置及びそれを備えた遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、遊技機用可変入賞装置及びそれを備えた遊技機に関するものである。
アタッカーとも称される大入賞装置には、入賞口を開閉部材によって開閉する構成のものがあり、近年では開閉部材を遊技盤の前方に突出させて入賞口を閉鎖し、開閉部材を遊技盤の前方から後退させて入賞口を開放するものがある。
このような入賞装置の例としては、例えば特許文献1のようなものが開示されている。この特許文献1で開示されるアタッカー(200)は、遊技盤(10)の左右方向に沿ってプランジャー(232)が摺動するように配置される大入賞口アクチュエータ(230a)と、プランジャー(232)に右側から対向して位置すると共に遊技盤(10)に直交する軸(233a)回りに回動する回動部材(230b)と、左右方向に沿う回動軸(238)回りに回動する連動部材(230c)とによって構成される駆動機構(230)が、開閉扉(220)を前後方向に移動可能に下方から支持する構成となっている。そして、回動部材(230b)がプランジャー(232)により押動されて回動し、連動部材(230c)が回動部材(230b)の回動に連動して回動することで、開閉扉(220)が前後方向に開閉動作するようになっている。
また、特許文献2のような入賞装置も提供されている。特許文献2で開示される入賞装置は、開閉扉(63)のスライド方向(遊技盤(2)に直交する方向)と直交する方向(遊技盤(2)に平行な左右方向)にプランジャ(88)をスライド移動させるように電気的に作動するソレノイド(86)と、ソレノイド(86)の駆動力を開閉扉に伝達するリンク部材(93、103、113)とから構成され、リンク部材が開閉扉(63)の中心を挟んだ両側に接続される両側接続部(109,119)を備え、また、リンク部材(103、113)は、プランジャ(88)のスライド方向と直交する方向(遊技盤(2)に平行する上下方向)に沿う軸部回りに回動可能に軸止される構成となっている。そして、ソレノイド(86)が作動すると両側接続部(109,119)が開閉扉(63)と共に移動するため、開閉扉(63)が開口部の閉鎖位置と開放位置間をスライド移動するようになっている。
特開2012−10740号公報 特開2011−250821号公報
しかしながら、特許文献1の構成では、遊技盤の盤面に直交する前後方向の嵩張りが大きくなるという問題がある。即ち、開閉扉(220)と連動する連動部材(230)が、左右方向の回動軸(238)を中心として回動するように構成され、また、連動部材(230)における開閉扉(220)と連係するレバー(239)がこの回動軸(238)から半径方向に向けて延出するように構成されるため、連動部材(230)が開閉扉(220)の開閉動作時に少なくとも所定距離の前後方向の移動を要することになり、前後方向への嵩張りが避けられなくなってしまう。
また、特許文献2の構成では、ソレノイド(86)が開閉扉(63)の側方に配置されており、更に、ソレノイド(86)のプランジャ(88)の突出方向が左右方向になるように配置されているため、遊技盤に平行する左右方向の嵩張りが大きくなるという問題がある。また、リンク部材(93)が、ソレノイド(86)の駆動力を受けて、プランジャ(88)の突出方向に沿ってスライド動作する構成となっており、このような構成では、スライドする部分を摺動可能に支持する機構(スライド動作をガイドする機構)など、他の部材によって大掛かりな機構を設ける必要があり、入賞装置の大型化を招くことになる。また、開閉扉(63)にこのようなスライド機構を介してソレノイド(86)の駆動力を伝える構成では、スライド機構に摩耗が生じ易くなり、また、ガイドする部材の変形等によって動作時にガタつきが発生する虞もある。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、遊技球を内部に誘導可能に構成された遊技機用可変入賞装置及びこれを備えた遊技機において、遊技盤の前後方向及び左右方向の嵩張りを抑えてコンパクト化が可能な構成を提供することを目的とする。
本発明の遊技機用可変入賞装置は、遊技機の遊技盤に直接又は他部材を介して間接的に固定され、前記遊技盤の前面と直交する前後方向において少なくとも前記遊技盤の前方側に、前記遊技盤の前面に沿って流下する遊技球を下方側に進入させつつ取り込む誘導口が形成されてなる筐体と、
少なくとも前記遊技盤の前面の前方側において前記誘導口を閉鎖可能な閉鎖部を備え、前記閉鎖部が前記誘導口を閉鎖する閉鎖位置と、前記閉鎖位置のときよりも遊技球が進入しやすい開放位置とで変位する構成をなし、前記前後方向にスライド移動する開閉部材と、
前記開閉部材を前記閉鎖位置と前記開放位置との間で変位させる駆動源と、
前記筐体内における前記開閉部材の下方であって、且つ前記駆動源の上方、前方又は側方の位置において上下方向に沿った回動軸線回りに回動可能に保持され、且つ前記開閉部材と連動するように配置される第1伝達部材と、前記筐体内において前記前後方向に沿った中心軸回りに回動可能に保持され、前記駆動源の駆動力を受けて動作すると共にその駆動力を前記第1伝達部材に伝達する第2伝達部材と、を備えた伝達機構と、を有し、
前記駆動源は、通電可能に構成された被通電部と、この被通電部の通電状態に応じて前記前後方向及び前記上下方向と直交する左右方向に往復動作する可動部材とを備え、
前記第2伝達部材は、
少なくとも前記中心軸回りに回動する中心軸部と、
前記中心軸部から径方向に延出するアーム部と、
前記アーム部における所定位置において前記第1伝達部材と連係する第1連係部と、
前記アーム部の前記所定位置よりも前記中心軸部側において前記可動部材と連係する第2連係部と、を備えると共に、
前記中心軸部が前記可動部材よりも下方の位置となるように配置されることを特徴とする。
本発明の遊技機は、上記遊技機用可変入賞装置を備えていることを特徴とする。
本発明の遊技機用可変入賞装置及び遊技機によれば、第2伝達部材は、筐体内において前後方向に沿った中心軸回りに回動可能に保持される構成となっている。即ち、第2伝達部材は、遊技盤の盤面に平行な面内において回動する構成であるため、遊技盤の盤面の前後方向に突出や変位することがなく、当該前後方向の嵩張りを抑制することができる。また、第1伝達部材は、筐体内における開閉部材の下方であって、且つ駆動源の上方、前方又は側方の位置において上下方向に沿った回動軸線回りに回動可能に保持される構成となっており、筺体内において開閉部材の下方に生じるスペースを利用することができる。
また、本発明において、駆動源は、通電可能に構成された被通電部と、この被通電部の通電状態に応じて前後方向及び上下方向と直交する左右方向に往復動作する可動部材とを備え、第2伝達部材は、少なくとも中心軸回りに回動する中心軸部と、中心軸部から径方向に延出するアーム部と、アーム部における所定位置において第1伝達部材と連係する第1連係部と、アーム部の所定位置よりも中心軸部側において可動部材と連係する第2連係部と、を備えると共に、中心軸部が可動部材よりも下方の位置となるように配置される構成としてもよい。
この構成によれば、第1連係部は、中心軸部から第2連係部よりも径方向に離れて配置される構成であり、当該中心軸部を軸として回動する第1連係部の回動軌跡は、当該中心軸部を軸として回動する第2連係部の回動軌跡よりも外側に位置することになるため、可動部材によって第2連係部が連係動作する際の移動距離に対して、第1連係部が第1伝達部材と連係動作する距離の方が大きくなる。そのため、可動部材のストローク量を少なくする(移動距離を短くする)構成としても、十分な第1伝達部材の回動動作範囲を確保し易くなり、開閉部材の開閉動作を円滑にすると共に、可動部材のストロークに起因する左右方向の嵩張りを抑制することができる。
また、本発明において、アーム部は、可動部材の前方側に配置され、第1連係部及び第2連係部は、アーム部から中心軸部の軸方向と同方向且つ後方側に突出するように形成される構成としてもよい。
この構成によれば、第2伝達部材において第1連係部及び第2連係部が、中心軸部の軸方向に沿って後方側に突出するように形成されるため、第2伝達部材を簡易な形状とすることができる。また、このような構成によって、第2伝達部材の作成時の金型形成を容易にすることができる。
また、本発明において、アーム部には、中心軸部の軸方向と同方向に突出し、第1伝達部材の所定の回動動作を規制する規制部が形成されており、開閉部材が閉鎖位置にある状態で当該開閉部材を開放位置に変位させようとする外力が加えられた場合に、第1伝達部材が中心軸部の軸方向と同方向において規制部と当接することで、第1伝達部材の回動動作が規制部によって規制され、開閉部材の開放が阻止され構成としてもよい。
この構成によれば、駆動源の駆動力によらずに外力によって不正な開放動作がなされるときに、第1伝達部材が規制部と中心軸部の軸方向と同方向において当接する構成となっており、第1伝達部材の回動動作が規制部によって規制され、開閉部材の開放が阻止される。即ち、第2伝達部材は遊技盤の前面と平行する面内で回動するため、不正開放操作時に第2伝達部材は第1伝達部材から中心軸部の軸方向と同方向の押圧力を受けたとしても、押圧力の作用方向と規制部の移動軌跡が交差するため、第2伝達部材は回動することはなく、第1伝達部材の回動、更には開閉部材の開放も阻止されることになる。
図1は、本発明の第1実施形態に係る遊技機用可変入賞装置を備えた遊技機を例示する正面図である。 図2(A)は、本発明の第1実施形態に係る遊技機用可変入賞装置に関し、開閉部材が閉鎖位置にあるときの様子を前側の斜め上方から見た斜視図であり、図2(B)は、その背面図である。 図3(A)は、図2(A)の遊技機用可変入賞装置に関し、開閉部材が開放位置にあるときの様子を前側の斜め上方から見た斜視図であり、図3(B)は、その背面図である。 図4(A)は、図2(A)の遊技機用可変入賞装置の正面図であり、図4(B)はその背面図である。 図5(A)は、図2の遊技機用可変入賞装置に関し、開閉部材が閉鎖位置にあるときの平面図であり、図5(B)は、その底面図である。 図6は、図2(A)の遊技機用可変入賞装置を前側の斜め上方から見た分解斜視図である。 図7は、図2(A)の遊技機用可変入賞装置を後側の斜め下方から見た分解斜視図である。 図8(A)は、図4(A)のA−A断面を概略的に示す断面図であり、図8(B)は、開閉部材が開放位置にあるときの図8(A)に対応した断面図である。 図9(A)は、図4(A)のB−B断面を概略的に示す断面図であり、図9(B)は、閉鎖位置のときから駆動源がある程度動作したときの様子を示す図であり、図9(C)は、開閉部材が開放位置にあるときの図9(A)に対応した断面図である。 図10(A)は、図5(A)のC−C断面を概略的に示す断面図であり、図10(B)は、閉鎖位置のときから駆動源がある程度動作したときの様子を示す図であり、図10(C)は、開閉部材が開放位置にあるときの図10(A)に対応した断面図である。 図11(A)は、図2(A)の遊技機用可変入賞装置に関し、開閉部材が閉鎖位置にあるときの、開閉部材、第1伝達部材、第2伝達部材、及び駆動源の連係状態の斜め後方側からの様子を示す説明図であり、図11(B)は、その背面図であり、図11(C)は、その右側面図である。 図12(A)は、図2(A)の遊技機用可変入賞装置に関し、開閉部材の閉鎖位置から駆動源がある程度動作した時の、開閉部材、第1伝達部材、第2伝達部材、及び駆動源の連係状態の斜め後方側からの様子を示す説明図であり、図12(B)は、その背面図であり、図12(C)は、その右側面図である。 図13(A)は、図2(A)の遊技機用可変入賞装置に関し、開閉部材が開放位置にあるときの、開閉部材、第1伝達部材、第2伝達部材、及び駆動源の連係状態の斜め後方側からの様子を示す説明図であり、図13(B)は、その背面図であり、図13(C)は、その右側面図である。
[第1実施形態]
以下、本発明に係る遊技機用可変入賞装置10及びそれを備えた遊技機1を具現化した第1実施形態について、図面を参照して説明する。
(遊技機の構成)
まず、図1を参照して遊技機1の構成を概説する。図1に示す遊技機1は、いわゆるパチンコ機として構成されるものであり、木板(ベニヤ板)、アクリル板等によって構成される遊技盤2の盤面(前面2b)に沿って遊技球Bの発射を誘導するガイドレール5が設けられ、このガイドレール5等によって区画された形態で遊技領域が形成されている。また、遊技盤2の中央付近には、各種表示を行い得る液晶表示部3が配置され、この液晶表示部3の下方には、始動誘導口7が配置されている。そして、液晶表示部3の下方側において、始動誘導口7の横方向に、本発明に係る遊技機用可変入賞装置10が配置されている。なお、遊技機1には、遊技盤2の前方において当該遊技盤2の盤面(前面2b)とほぼ平行に透明板(ガラス板等)が配置され、ガイドレール5等によって区画された遊技領域内において透明板と遊技盤2との間を遊技球Bが流下するように構成されている。
(遊技機用可変入賞装置の構成)
次に、第1実施形態に係る遊技機用可変入賞装置10について説明する。
図1に示すように、遊技機用可変入賞装置10(以下、入賞装置10ともいう)は、遊技盤2に直接的に又は他部材を介して間接的に固定されて用いられるものであり、その一部が遊技盤2の前方側から視認可能となるように露出した状態で配置されている。この入賞装置10は、図2(A)、図3(A)及び図5(A)に示すように遊技盤2の前面2b(盤面)の前方側において上方側に開放した開口形態で配される誘導口20を備えている。この誘導口20は、後述する開閉部材21によって開閉される構成をなしており、開閉部材21が開放位置となったときに開放状態となり、前面2bに沿って流下する遊技球Bを内部に誘導することができるようになっている。
なお、図5、図8及び図9は、遊技盤2の前面2b(盤面)及び後面2cの位置を二点鎖線にて仮想的に示している。
本明細書において、「前後方向」とは、遊技盤2の前面2b(盤面)と直交する方向を意味し、前面2b(盤面)に対し遊技者が位置するべき側を前方側、それとは反対側(即ち、遊技機1奥側)を後方側とする。また、「上下方向」とは、遊技盤2の前面2bと平行で遊技領域を遊技球Bが流下する方向(鉛直方向)を意味する。また、「左右方向」とは、上記「前後方向」及び「上下方向」と直交する方向を意味する。また、「水平方向」とは、上記「上下方向」と直交する平面方向(即ち、「前後方向」及び「左右方向」と平行な平面方向)を意味する。
ここで、図2〜図13等を参照し、入賞装置10を構成する各部品について詳述する。
図6等に示すように、入賞装置10は、遊技盤2に直接的に固定されると共に遊技盤2の前方側に当該遊技盤2の前面2bに沿って流下する遊技球Bを下方側に進入させつつ取り込む誘導口20が形成されてなる筐体80と、遊技盤2の前面2bの前方側において誘導口20を閉鎖可能な閉鎖部21aを備え、閉鎖部21aが誘導口20を閉鎖する閉鎖位置とその閉鎖位置のときよりも遊技球Bが進入しやすい開放位置とで変位する開閉部材21と、駆動力を生じさせる駆動源40とを備えている。更に、入賞装置10は、開閉部材21と連動可能に構成されると共に駆動源40の駆動力を受けて開閉部材21を前後に変位させる構成をなし、閉鎖位置のときには閉鎖部21aを遊技盤2の前方側に突出させて誘導口20を閉鎖し、開放位置のときには閉鎖部21aを閉鎖状態のときよりも後退させて誘導口20を開放するように開閉部材21を変位させる伝達機構30と、誘導口20から内部に進入した遊技球Bを検出する球検出部62とを備えている。
以下、各構成要素について詳述する。
まず、開閉部材21について説明する。
開閉部材21は、図6等に示すように、長手状且つ略板状に構成されており、図2、図5及び図8に示すように、筐体80に形成された誘導口20を閉塞し得るように当該筐体80に保持されている。この開閉部材21は、図2、図5及び図8に示すように、遊技盤2の前面2bの前方側に突出して誘導口20を閉鎖する位置(閉鎖位置(図2(A)、図5(A)及び図8(A)))と、その閉鎖位置のときよりも誘導口20に遊技球Bが進入しやすくなる位置(開放位置(図3及び図8(B)))とで変位するようになっている。
開閉部材21は、図6及び図7に示すように、主として、略板状に形成され誘導口20を閉鎖し得るように機能する閉鎖部21aと、開閉部材21の下面側における後端部21c付近(後部側)かつ中央部付近から下方側に突出するように凸状に形成された被作用部21bとを備えている。また、開閉部材21の前端は、図8に示すように、下面側が前方に向かって高位置となるように傾斜している。このような構成によって、開閉部材21が閉鎖位置に変位する時に、遊技盤2の前方に配置される透明板(ガラス板等)と開閉部材21の前端とによって遊技球Bが挟み込まれることがないようにしている。
図3(A)及び図7に示すように、開閉部材21の左側摺動部21fは、上ケース体82の左側ガイド部82fに沿って移動するようになっており、開閉部材21の右側摺動部21gは、上ケース体82の右側ガイド部82gに沿って移動するようになっている。また、開閉部材21の上側摺動部21dは、台板部材85のガイド部85dに沿って移動するようになっており、開閉部材21の下側摺動部21eは、上ケース体82の内側ガイド部82hに沿って移動するようになっている。これらの構成によって、安定的に開閉部材21を開状態と閉状態に変位させることができる。
図6及び図7等に示す被作用部21bは、開閉部材21の後部側において伝達機構30から作用を受けるように構成された部分であり、図8等に示すように後述する第1伝達部材31と連結されるとともに、この第1伝達部材31の先端部と連動して前後動するように構成されている。本構成では第1伝達部材31(後述)が回動可能に構成され、その回動に応じて第1伝達部材31の先端部に形成された作用部31dが前後動するようになっており、図8(A)に示すように、第1伝達部材31の作用部31dが遊技盤2の前面2bに近い前方位置に移動するときには、被作用部21bも連動して前方に移動し、この被作用部21bの変位に応じて開閉部材21が前方位置(閉鎖位置)に移動することとなる。一方、図8(B)に示すように、第1伝達部材31の作用部31dが遊技盤2の後面2c側に近い後方位置に移動するときには、被作用部21bも連動して後方に移動し、この被作用部21bの変位に応じて開閉部材21が後方位置(開放位置)に移動することとなる。
そして、図2(A)、図5(A)及び図8(A)のように開閉部材21が閉鎖位置にあるときには、閉鎖部21aが誘導路60の上方で誘導口20を塞ぐように遊技盤2の前方側(より詳しくは、後述する庇部86の前方側)に突出して配されるようになっている。また、図3及び図8(B)のように開閉部材21が開放位置にあるときには、閉鎖部21aが誘導路60の上方から退避し、誘導口20を開放するように配されることとなる。そして、このように開放位置にあるときには、開閉部材21の後端部21cは、遊技盤2の後面2cと同位置又はこれよりも前方に位置するようになっている。なお、図8(B)等に示す例では、開閉部材21が開放位置にあるときに、開閉部材21の後端部21cが遊技盤2の後面2cと前後方向においてほぼ同位置となる場合を示しているが、開閉部材21が開放位置にあるときに開閉部材21の後端が遊技盤2の後面2cよりもある程度離れた前側に位置するようになっていてもよい。
また、図8(B)のように、開閉部材21が開放位置にあるときには、開閉部材21の前端は、遊技盤2の前面2bよりも前方に位置するようになっている。より具体的には、後述する台板部材85(筐体80)において遊技盤2の前面2bの前方に突出するように庇部86が形成されており、開閉部材21は、開放位置のときに当該開閉部材21における遊技盤2の前面2bの前方に突出する部分の大部分が庇部86の下方側に配されるようになっている。なお、図8(B)の例では、開放位置のときに当該開閉部材21の上面部前端が庇部86の前端位置よりもやや後方となるように構成されていてもよく、開閉部材21の上面部前端が庇部86の前端位置よりもやや前方となるように構成されていてもよい。更に、本構成では、図8のように、伝達機構30(後述)の作用を受ける被作用部21bが、遊技盤2における前面2bと後面2cの間の厚み内で変位するようになっている。
次に、筐体80について説明する。
筐体80は、入賞装置10の外殻をなすものであり、例えば樹脂材料などによって箱状に構成され、開閉部材21、駆動源40、第1伝達部材31、第2伝達部材32及び球検出部62等が収容されている。この筐体80は、図2〜図4及び図6〜図8に示すように、遊技盤2に固定される台板部材85と、台板部材85を前後方向に貫通して配置され、第1伝達部材31を下方側から支持する上ケース体82と、上ケース体82の下側に配置され、駆動源40及び第2伝達部材32を下方側から支持する下ケース体83とを備えている。そして、これらがねじ等の締結部材によって一体的に組付けられている。また、これら上ケース体82及び下ケース体83の前方側には、前面に図柄等が施される前飾り部材87が設けられ、上ケース体82及び下ケース体83に一体的に組み付けられている。
この筐体80は、図8及び図10に示すように、開閉部材21、第1伝達部材31、第2伝達部材32、駆動源40を内部に収容して直接的に保持するように構成されている。具体的には、台板部材85と上ケース体82とによって閉鎖された空間内を移動し得るように第1伝達部材31が組み付けられ、上ケース体82と下ケース体83とによって閉鎖された閉鎖空間に第2伝達部材32及び駆動源40が組み付けられている。
図2、図3、図4(A)及び図5(A)に示すように、筐体80の上面部には、遊技盤2の前面2b(図5等)に沿うように誘導樋50が形成されている。この誘導樋50は、図2及び図5(A)に示すように開閉部材21が閉鎖位置にあるときに当該開閉部材21の下流側に隣接して配置するように構成されている。そして、筐体80において誘導樋50の上流側に隣接して形成される開口部が誘導口20となっている。この誘導口20は、入賞口として機能する部分であり、当該誘導口20を遊技球Bが通過したときにこの通過した遊技球Bが球検出部62によって検出され、所定の遊技(例えば賞球の払い出し)が行われるようになっている。
具体的には、図2、図3、図4(A)及び図5(A)に示すように、前飾り部材87の周壁部の一部をなす上側の上壁部87bが誘導樋50の底壁部となっている。また、誘導樋50は、この前飾り部材87の上壁部87bと、台板部材85の台板85aとによって構成されており、遊技球Bが上壁部87b上を左方向に流下するようになっている。また、図3(A)及び図4(A)に示すように、前飾り部材87の上壁部87bの右側端部と、上ケース体82の左側壁部82pと、上ケース体82の右側壁部82nと左側壁部82pとの間を左右方向に亘って形成される内側壁部82dとによって誘導口20が形成されており、これらによって囲まれる開口領域が遊技球Bの取り込み口となっている。なお、誘導口20の前側には、図示しない透明板(ガラス板等)が配置されている。
この構成では、図2、図4(A)及び図5(A)に示すように開閉部材21が閉鎖位置にあるときには、開閉部材21上に流下してきた遊技球Bが、開閉部材21の上を転がり、誘導樋50側に導かれることとなる。なお、図2、図4(A)等に示す例では、誘導樋50は、誘導口20側が高位となるように傾斜しているが、反対に傾斜するように形成されていてもよい。即ち、誘導口20側が低位となり、誘導口20とは反対側が高位となるように形成されていてもよい。このようにすると、誘導樋50上を転がる遊技球Bが誘導口20側に導かれやすくなる。
また、図2及び図3に示すように、筐体80の内部には、誘導口20側を上流側として当該誘導口20から進入する遊技球Bを下流側に設けられた排出部60aへ誘導する誘導路60が形成されている。図2〜図4に示すように、誘導路60は、前飾り部材87の前飾り板87aと、上ケース体82の前側底壁部82c、右側壁部82n、左側壁部82p及び内側壁部82dと、下ケース体83の球通路83aと、球検出部62などによって構成される。この誘導路60は、遊技球Bを1球ずつ通す流路として機能しており、具体的には、前飾り部材87の前飾り板87aの後方側且つ上ケース体82の内側壁部82dの前方側において、上ケース体82の前側底壁部82cの上部を左方向に向かって遊技球B(誘導口20から進入した遊技球B)が通るようになっている。また、上ケース体82における前側底壁部82cは、左方向に向かうにつれて低位になるように傾斜している。また、前側底壁部82cの左方向端部付近は、後方に向かうにつれて低位となるように傾斜している。また、上ケース体82の前側底壁部82cに連通するように下ケース体83の球通路83aが配置され、球通路83aによって構成される排出部60aを通過した遊技球Bが入賞装置10から排出されるように構成されている。
前飾り部材87は、図6及び図7に示すように、遊技盤2の前面2bと略平行に配置される板状の前飾り板87aと、当該前飾り板87aから後方に突出する板状の上壁部87bとを備えている。また、前飾り部材87の上壁部87bは、左側が下がるように(誘導口20と反対側となるにつれて下方位置となるように)傾斜して設けられている。
台板部材85は、図6及び図7に示すように、遊技盤2の前面2bに隣接して配置される板状の台板85aと、この台板85aから後方に突出する略板状の突出部85bとを備えている。また、台板85aの中央部分には、後述する上ケース体82及び下ケース体83が嵌まり込んだ状態で組み付けられるようになっている。具体的には、台板85aを厚さ方向(前後方向)に貫通する貫通孔85cが形成されている。
上ケース体82は、図6及び図7に示すように、前後左右の四方を囲むような周壁部82aと、周壁部82a内において前方側に形成される前側底壁部82cと、周壁部82a内において後方側に形成される後側底壁部82bとによって構成されており、上下両方向から内部に部品を組み付けて収容できるように所定の空間が形成されている。そして、上方からは、第1伝達部材31を組み付けて収容し、下方からは第2伝達部材32及び駆動源40を組み付けて収容している。また、上ケース体82の後方側の周壁部82aにおいて中央部分には下方側に凹むように構成され且つ後述する作用部31dが出入り可能となるように構成された切欠状の後側開口部82eが形成されている。また、上ケース体82の後側底壁部82bの上面部左端部には、前後方向に延びる溝状に構成され且つ開閉部材21の左側摺動部21fをガイドするように構成された左側ガイド部82fが形成され、上ケース体82の後側底壁部82bの上面部右端部には、前後方向に延びる溝状に構成され且つ開閉部材21の右側摺動部21gをガイドするように構成された右側ガイド部82gが形成され、上ケース体82の後側底壁部82bの上面部における左右方向の中心位置より僅かに左側の位置には、前後方向に延びる溝状に構成され且つ開閉部材21の下側摺動部21eをガイドするように構成された内側ガイド部82hが形成されている。また、上ケース体82の後側底壁部82bにおける中央部分付近において前後方向に延びるリブ状に構成され且つ第1延長部31bの動作をガイドするように構成されたガイド突起部82iが形成されている。また、上ケース体82の後側底壁部82bには、右側壁部82nに隣接して上方に突出するように軸状に構成される突出部82jが形成されており、ボス(軸)として第1伝達部材31の回動軸孔31aに挿通するように構成されている。また、図6及び図7に示すように、上ケース体82の突出部82jの前方側には、後側底壁部82bの一部を切欠くようにして上下方向に貫通する構成の切欠部82qが形成されており、第2伝達部材32を下方側から挿通させると共に所定範囲内で変位させるように構成されている。また、図2、図3及び図6等に示すように、前側底壁部82c上には、略三角柱形状を有する2つの誘導突起部82kが所定の間隔を隔てて内側壁部82dから突出するように設けられ、遊技球Bが前側底壁部82c上を流下する際に、誘導突起部82kに接触させて前方側に流下方向を規制して球詰まりが発生することを回避するようになっている。
下ケース体83は、図6及び図7に示すように、上方の壁部を除く略直方体状に形成され、上方から内部に部品を組み付けて収容できるように所定の空間が形成されている。また、下ケース体83の左側には、後方に向かうにつれて低位となる底壁部を有する球通路83aが設けられている。そして、上方からは、第2伝達部材32及び駆動源40を組み付けて収容している。また、下ケース体83を、上ケース体82に、下方側から組み付けることで、筐体80の一部を構成している。そして、下ケース体83の前方側の壁部の右端に上方側から切欠くように形成された前方側切欠き部83cと、及び下ケース体83の後方側の壁部の右端に上方側から切欠くように形成された後方側切欠き部83dとに後述する第2伝達部材32の中心軸部32aを挿通することで、第2伝達部材32を回動可能に支持する構成となっている。また、下ケース体83の左側前方には、上下方向に面する略板状の左側底壁部83eが形成されており、当該左側底壁部83eの上面に球検出部62が配置されるようになっている。また、下ケース体83の後方の周壁部には上側切欠部83bが形成されており、上ケース体82に形成された下側切欠部82mと共に筐体80の後方側において前後方向に貫通する貫通孔を構成している。そして、当該貫通孔は、駆動源40のコイル部41の後方に設けられることによって、駆動源40の動作によって生じた熱の放出効率を向上させることができる。
また、図6及び図8に示すように、台板部材85の台板85aには、開閉部材21の上方において、遊技盤2の前方に延出する庇部86が設けられている。具体的には、庇部86は、台板部材85の台板85aに形成された貫通孔85cの上側の縁に沿うように設けられており、上面が前方に向かって低位置となるように傾斜している。これによって、開閉部材21が閉鎖位置に位置する際は、図8(A)に示すように、庇部86は開閉部材21の閉鎖部21aの真上に位置し、開閉部材21が開放位置に位置する際は、図8(B)に示すように、庇部86は開閉部材21の前端を上方から覆うように位置している。
また、本構成の筐体80には、図2(B)、図3(B)及び図4(B)に示すように、第1伝達部材31と干渉を回避するための後側開口部82eが形成されている。後側開口部82eは、図4(B)に示すように、上ケース体82の後側の周壁部82aに、開閉部材21と第1伝達部材31の一部を後側に投影した形状の貫通孔として形成されている。そして、図3(B)及び図8(B)に示すように、開閉部材21が開放位置に位置する際に、第1伝達部材31の作用部31dが後側開口部82eに前方側から入り込む構成になっている。このような構成によって、第1伝達部材31が筐体80と干渉することを回避し、第1伝達部材31、第2伝達部材32及び開閉部材21の可動域を広げることができ、開閉部材21の被作用部21bを筐体80内において遊技盤2の厚み内で変位するように構成することが可能となる。
次に、駆動源40について説明する。
図6及び図7に示すように、駆動源40は、通電可能なコイルを備えたコイル部41と、プランジャ42と、ばね部材43とを備えている。なお、図9〜図13等の構成では、ばね部材43を省略して示している。この駆動源40は、図8のように、開閉部材21及び第1伝達部材31の下方側において遊技盤2の前面2bよりも後側の領域且つ後面2cよりも前側の領域に配置されている。そして、コイル部41によってプランジャ42を駆動することにより、後述する第2伝達部材32を後述する第1回動位置と第2回動位置とで変位させるように機能している。
プランジャ42は、図6及び図7に示すように、軸状に構成されると共に、その一部がコイル部41に形成された孔部(図示略)内に挿入されるようになっており、この孔部に沿って移動することによりコイル部41に対して直線的に相対移動するようになっている。このプランジャ42は、図11〜13等に示すように、フランジ状に構成された先端部42aが後述する第2伝達部材32の被作用部(第2連係部)32cと連係することで第2伝達部材32に一体的に連結されており、第2伝達部材32はプランジャ42の変位に応じて回動するようになっている。具体的には、第2伝達部材32の第3被作用部32dと第4被作用部32eとの間の凹みにプランジャ42の先端部42aの一部が入り込んでおり、この先端部42aが第3被作用部32d又は第4被作用部32eを押圧することによって、第4被作用部32eが回動するための駆動力を受ける構成となっている。
コイル部41は、金属線が複数周巻き回されてなる中空状の金属コイルからなり、この金属コイルの通電、非通電が切り替えられることにより、励磁状態と非励磁状態とに切り替わるようになっている。図8に示すように、このコイル部41は、上ケース体82と下ケース体83とによって閉鎖された空間に収容されており、プランジャ42はこの空間内において右方向に突出するように位置している。また、プランジャ42は、コイル部41が非励磁状態のときには、ばね部材43によってプランジャ42の先端部42aがコイル部41から離間するように付勢され、図10(A)及び図11(A)(B)に示す所定の突出位置に維持されるようになっている。なお、本実施形態において、駆動力を発生させる手段としてコイル部41(被通電部)及びプランジャ42(可動部材)からなる駆動源40を示したが、電磁石を被通電部とし、フラッパーを可動部材とするフラッパーソレノイドを用いる構成としてもよい。この場合、フラッパーを被作用部(第2連係部)32cと連係する構成とすることで駆動力を伝達機構30に伝達することができる。
一方、コイル部41が励磁状態のときには、図10(C)及び図13(A)(B)のように、プランジャ42がコイル部41内に引き込まれ、上記突出位置のときよりも突出量が小さくなる状態(没入位置)で維持される。このように、プランジャ42は、このコイル部41の通電状態に応じてコイル部41内に引き込まれた没入位置(図10(C)及び図13(A)(B))とこの没入位置のときよりもコイル部41から突出する突出位置(図10(A)及び図11(A)(B))との間で左右に直線的に移動するようになっている。
次に、伝達機構30について説明する。
伝達機構30は、開閉部材21と連動可能に構成され、駆動源40の駆動力を受けて動作するとともに、開閉部材21を閉鎖位置と開放位置とで変位させるように構成されている。この伝達機構30は、筐体80内における開閉部材21の下方且つ駆動源40の上方の位置において上下方向に沿った回動軸線G1(図9、図11(B)、図12(B)及び図13(B)等)回りに回動可能に保持され、且つ開閉部材21と連動するように配置される第1伝達部材31と、筐体80内において前後方向に沿った中心軸G2(図11(B)、12(B)及び図13(B)等)回りに回動可能に保持され、且つ中心軸G2がプランジャ42よりも下方の位置となるように配置され、駆動源40の駆動力を受けて動作すると共にその駆動力を第1伝達部材31に伝達する第2伝達部材32とを備えている。
なお、第1伝達部材31は、駆動源40の上方の位置に保持される構成に限定されず、駆動源40の前方又は側方の位置に保持される構成であってもよい。
開閉部材21側に配置される第1伝達部材31は、図6及び図7に示すように、全体としてV字状(へ字状)の形態をなし、その屈曲部分で連結される第1延長部31bと第2延長部31cとを備えている。この第1伝達部材31は、屈曲部分が回動中心となるように、上ケース体82に形成された突出部82j(ボス(軸))に挿通される回動軸孔31aが形成されており、第1延長部31bは回動軸孔31aを中心とする半径方向に延出しており、第2延長部31cは回動軸孔31aを中心とする半径方向であって第1延長部31bとは異なる方向に延出している。図6及び図7に示すように、第1延長部31bの延出方向端部(先端部)には、回動軸孔31a側に凹むU字状の作用部31dが形成されており、第2延長部31cの延出方向端部(先端部)には、回動軸方向に沿った方向(第1延長部31bの延出方向と第2延長部31cの延出方向とに垂直な方向)において第2伝達部材32と連係する側に向かって一対の突出する形状の被作用部31e(第1被作用部31f、第2被作用部31g)が形成されている。なお、被作用部31eは、作用部31dとの距離が近い位置に形成された第1被作用部31fと、作用部31dとの距離が遠い位置に形成された第2被作用部31gとによって構成され、第1被作用部31fと第2被作用部31gは、第1延長部31bが延出する方向に沿う方向に所定距離隔てて設けられている。
この第1伝達部材31は、開閉部材21と連動可能に構成され、第2伝達部材32から作用を受けて開閉部材21を閉鎖位置と開放位置とで変位させるように機能している。具体的には、図10〜図13等に示すように、第1伝達部材31の被作用部31eが、第2伝達部材32の作用部(第1連係部)32fと連結しており、第2伝達部材32の往復動(往復回動)に伴う被作用部(第2連係部)32cの往復動と連動して被作用部31eが回動することで第1伝達部材31全体が回動動作するようになっている。具体的には、第1伝達部材31の第1被作用部31fと第2被作用部31gとの間の凹みに第2伝達部材32の作用部(第1連係部)32fが入り込む構成となっており、この作用部(第1連係部)32fが第1被作用部31f又は第2被作用部31gを押圧することによって、被作用部31eが回動するための駆動力を受ける構成となっている。そして、この第1伝達部材31は、第2伝達部材32の回動に応じて、図11に示すような回動位置(開閉部材21を閉鎖位置とする第1回動位置)と、図13に示すような回動位置(開閉部材21を開放位置とする第2回動位置)とで、回動軸孔31aを中心として(より詳しくは上下方向の回動軸線G1(図9、図11(B)、図12(B)及び図13(B)参照)を中心として)回動動作するようになっている。ここで、「反時計回り」及び「時計回り」とは、それぞれ入賞装置10の上方から下方に向かって見たときの反時計回り及び時計回りの方向である。
そして、このような第1伝達部材31の回動動作が開閉部材21の直進動作に変換されるようになっている。上述したように、開閉部材21は、前後方向に往復動可能となるように保持されており、第1伝達部材31は、図8等に示すように、自身の回動に伴って開閉部材21に形成された被作用部21bを前後に往復動させることで、開閉部材21を前後に往復動させている。具体的には、図6及び図7に示すように、第1延長部31bが第2延長部31cに比してある程度長く構成され、作用部31dが回動軸孔31aからある程度遠い位置となっているため、開閉部材21の回動動作に伴って作用部31dがほぼ前後方向に往復動し、これと嵌合(遊嵌)する被作用部21bも開閉部材21の回動動作に伴って前後方向に往復動するようになっている。
第2伝達部材32は、第1伝達部材31と連動可能に構成され、駆動源40から駆動力を受けて動作すると共に第1伝達部材31を変位(回動)させるように機能している。図6に示すように、この第2伝達部材32は、全体としてL字形態をなし、下ケース体83の前方側切欠き部83c及び後方側切欠き部83dに挿通支持され、前後方向に沿った中心軸回りに回動する中心軸部32aと、中心軸部32aの一端より僅かに他端寄りの位置において中心軸部32aの径方向に延出するアーム部32bと、第1伝達部材31と連係する作用部(第1連係部)32fと、プランジャ42と連係する被作用部(第2連係部)32cとが形成されている。この作用部(第1連係部)32fは、図7に示すように、アーム部32bの先端部(中心軸部32aが形成される側とは反対側の端部)において中心軸部32aの軸方向に沿うように後方側(中心軸部32aがアーム部32bからより長く突出する側)に突出する凸形状として構成され、被作用部(第2連係部)32cは、アーム部32bの先端部よりも中心軸部32a側の位置(アーム部32bにおける先端部と中心軸部32aとの間の先端部寄りの位置)において作用部(第1連係部)32fと同じ方向に突出する凸形状として構成されている。この被作用部(第2連係部)32cは、図7に示すように、具体的には、アーム部32bの先端部よりも中心軸部32a側の位置(アーム部32bにおける先端部と中心軸部32aとの間の先端部寄りの位置)から後方側に突出する凸形状の第4被作用部32eと、この第4被作用部32eの形成位置から中心軸部32aの軸方向及びアーム部32bの延出方向に直交する方向に延出するように形成されたアーム部32bの一部から第4被作用部32eと同じ方向に突出する凸形状の第3被作用部32dとによって構成されている。また、図7に示すように、第3被作用部32dと第4被作用部32eは、上記アーム部32bの一部が延出する方向に所定距離隔てて設けられている。そして、被作用部(第2連係部)32cがプランジャ42の先端部42aと連係することでプランジャ42と第2伝達部材32とが連動して動作するようになっている。また、第2伝達部材32は、図10、図11(B)、図12(B)及び図13(B)に示すように、中心軸G2がプランジャ42よりも下方の位置となると共に、図11〜図13に示すように、アーム部32bがプランジャ42の前方側の位置となるように筐体80内に配置されている。そして、プランジャ42は、コイル部41の駆動及び駆動解除に伴って左右方向に直線的に往復運動するようになっており、第2伝達部材32は、プランジャ42の変位に応じ、図11(B)に示すような回動位置(開閉部材21を閉鎖位置とする第3回動位置)と、図13(B)に示すような回動位置(開閉部材21を開放位置とする第4回動位置)とで、前後方向に延びる中心軸部32aを中心として回動運動するようになっている。ここで、「反時計回り」及び「時計回り」とは、それぞれ入賞装置10の後方から前方に向かって見たときの反時計回り及び時計回りの方向である。
また、図9〜図13に示すように、第2伝達部材32には、軸状に構成される作用部(第1連係部)32fの外周壁から張り出す構成で第1伝達部材31の第2被作用部31gに対して当接可能な規制部32gが形成されている。この規制部32gは、アーム部32bにおいて、中心軸部32aの軸方向と同方向に突出し、第1伝達部材31の所定の回動動作を規制するように機能する。また、この規制部32gは、作用部(第1連係部)32fの外周壁からわずかに中心軸G2から離れる向きに延出し、中心軸G2の軸方向から見て略台形の角柱形状に形成されている。また、規制部32gは、後方側端部が作用部(第1連係部)32fの後方側端部よりも低位となる高さで形成されており、作用部(第1連係部)32fの外周壁と規制部32gの後方側端部とによってL字形状の溝部分が形成されている。図11(B)は、開閉部材21が閉鎖位置にある状態を示す図であるが、この図に示すように、規制部32gは、作用部(第1連係部)32fの外周壁から当該作用部(第1連係部)32fの回動方向(中心軸G2を中心として作用部(第1連係部)32fを通る円C2(図11(A)の周方向))に沿った方向に延びると共に円C2の周方向に沿って移動するように構成されている。一方、第2被作用部31gは、回動軸線G1を中心として第2被作用部31gを通る円C1に沿って移動するようになっており、規制部32gの移動方向と第2被作用部31gの移動方向は互いに交差している。そして、図9(A)、図10(A)及び図11(A)に示すように、開閉部材21が閉鎖位置にあるときに、規制部32gの大部分が第2被作用部31gの前方側に配されるようになっている。即ち、図9(A)に示すように、作用部(第1連係部)32fと規制部32gとによって構成されるL字形状の溝部分に第2被作用部31gが入り込むように構成されている。
本実施形態の構成では、図9(A)及び図11に示すように、開閉部材21が閉鎖位置に位置する場合には、規制部32gが、第1伝達部材31の被作用部31e(第2被作用部31g)に当接する位置となり、図9(C)、図10(C)及び図13に示すように、開閉部材21が開放位置に位置する場合には、第2伝達部材32の作用部(第1連係部)32fと同様に、第1伝達部材31の被作用部31eの凹み形状部分(即ち、第1被作用部31fと第2被作用部31gとの間の凹み)に収まるように構成されている。
(遊技機用可変入賞装置の開閉動作)
次に、入賞装置10の開閉動作について説明する。
入賞装置10は、コイル部41が通電されていないときには、コイル部41によるプランジャ42の吸引作用が生じず、ばね部材43の付勢によってプランジャ42が突出位置に維持され、これにより第2伝達部材32が、図10(A)及び図11に示すような回動位置(開閉部材21を閉鎖位置とする第3回動位置)で維持されることになる。そして、第2伝達部材32がこのような回動位置にあるときには、第1伝達部材31の被作用部31eが第2伝達部材32の作用部(第2連係部)32cに連動して保持されるため、第1伝達部材31は、図9(A)及び図11に示すような回動位置(上述の第1回動位置)で維持されることになる。そして、第1伝達部材31がこのような回動位置にあるときには、前方側にある第1伝達部材31の作用部31dに対応する前方位置で開閉部材21の被作用部21bが保持されるため、開閉部材21は、図2(A)、図5(A)及び図8(A)に示すように遊技盤2の前方側に大きく突出して誘導口20を閉鎖する閉鎖位置で維持されることになる。
また、図9(B)、図10(B)及び図12に示すように、コイル部41(図10(B)では省略)が通電されると、ばね部材43の付勢に抗してプランジャ42がコイル部41内に引き込まれ、プランジャ42が没入方向(左方向)へと移動する。そして、図10(B)及び図12に示すように、プランジャ42の先端部42aによって第3被作用部32dが左方向へと押圧されることによって、第2伝達部材32は中心軸G2を中心として時計回りに回動を始める。これによって、作用部(第1連係部)32fが左方向に移動し、第1伝達部材31の第2被作用部31gが作用部(第1連係部)32fによって左方向へと押圧されることで、図9(B)及び図12に示すように、第1伝達部材31は回動軸線G1を中心として時計回りに回動を始める。そして、第1伝達部材の作用部31dが、後方側に移動し、開閉部材21の被作用部21bが作用部31dによって後方へと押圧されることで、図12に示すように、開閉部材21は開放位置に向かって移動を始める。
また、コイル部41が通電されてばね部材43の付勢に抗してプランジャ42が更にコイル部41内に引き込まれることによって、プランジャ42が没入位置に移動する。このとき、第2伝達部材32は、中心軸G2を中心として更に回動し、図10(C)及び図13に示すような回動位置(開閉部材21を開放位置とする第4回動位置)で維持されることになる。そして、第2伝達部材32がこのような回動位置にあるときには、第1伝達部材31の被作用部31eが第2伝達部材32の作用部(第1連係部)32fに連動して保持されるため、第1伝達部材31は、図9(C)及び図13に示すような回動位置(上述の第2回動位置)で維持されることになる。そして、第1伝達部材31が上記第2回動位置にあるときには、後方側にある第1伝達部材31の作用部31dに対応する後方位置で開閉部材21の被作用部21bが保持されるため、開閉部材21は、図3(A)及び図8(B)に示すように大部分が遊技盤2の後方側に退避し、誘導口20を開放する開放位置で維持されることになる。
更に、再びコイル部41を非通電状態にすると、ばね部材43の付勢によってプランジャ42が突出位置に変位し、各構成部材が連動して、第1伝達部材31は上述の第1回動位置に、第2伝達部材32は上述の第3回動位置に、開閉部材21は誘導口20を閉鎖する閉鎖位置に変位することになる。
(遊技機用可変入賞装置のロック動作)
次に、入賞装置10のロック動作について説明する。
本実施形態の構成では、上述したように、駆動源40の駆動力を受けて第2伝達部材32が動作するときには、第1伝達部材31及び開閉部材21の連係動作が許容されて開閉部材21が開閉するようになっている。例えば、図9(A)、図10(A)及び図11に示すように開閉部材21が閉鎖位置にあるときにコイル部41が通電されてプランジャ42が駆動するときには、図9(B)(C)、図10(B)(C)、図12及び図13のように規制部32gが第1伝達部材31の移動経路上(具体的には、第2被作用部31gの移動経路上)から退避しつつ作用部(第2連係部)32cが第1伝達部材31を押圧することで、規制部32gが第1伝達部材31の移動を規制せずに第1伝達部材31が回動し、その回動動作に連係して開閉部材21が開放位置へ移動するようになっている。
一方、図9(A)、図10(A)及び図11に示すように開閉部材21が閉鎖位置に位置する時に不正行為等により開閉部材21を閉鎖位置から開放位置へ移動させようとする外力が働いた場合、開閉部材21が後方側に移動しようとすることに応じて被作用部21bが後方側に向かおうとし、これに応じて第1伝達部材31が所定方向(上方側から見て時計回り)に回動しようとする。この時、第1被作用部31fは作用部(第2連係部)32cから離間する方向に移動しようとし、その一方で、第2被作用部31gは、規制部32g及び作用部(第2連係部)32cの両方に当接する方向(図9(A)に示す矢印の向く方向)に移動しようとして、規制部32g及び作用部(第2連係部)32cを押圧することになる。
しかしながら、第1伝達部材31の第2被作用部31gの移動軌跡(回動軸線G1を中心とし、第2被作用部31gの中心を通る円C1(図9(A)参照)と、第2伝達部材32の規制部32gの移動軌跡(中心軸G2を中心とし、作用部(第1連係部)32fを通る円C2と同様の軌道(図11(B)参照))とは、交わるような構成であるため(図9(A)及び図11(A)参照)、規制部32gは、第2被作用部31gによって自身の移動経路(円C2の経路(遊技盤に平行な面内で形成される経路))に交差する方向に押圧されても、このような移動経路(円C2の経路)よりも前方位置に移動することができず、このような移動規制によってロックされることになる。そして、このように規制部32gが第2被作用部31gの移動経路上に位置し続けるため、第2被作用部31gの移動が阻害され、これにより、第1伝達部材31の回動も阻害されることになる。従って、開閉部材21は、閉鎖位置を超えて開放位置側に向かうことがなく、不正開放が確実に阻止される。
1…遊技機
2…遊技盤
2b…前面
10…遊技機用可変入賞装置(入賞装置)
20…誘導口
21a…閉鎖部
21…開閉部材
30…伝達機構
31…第1伝達部材
32…第2伝達部材
32a…中心軸部
32b…アーム部
32c…被作用部(第2連係部)
32f…作用部(第1連係部)
32g…規制部
40…駆動源
41…コイル部(被通電部)
42…プランジャ(可動部材)
80…筐体
B…遊技球
G1…回動軸線
G2…中心軸線

Claims (4)

  1. 遊技機の遊技盤に直接又は他部材を介して間接的に固定され、前記遊技盤の前面と直交する前後方向において少なくとも前記遊技盤の前方側に、前記遊技盤の前面に沿って流下する遊技球を下方側に進入させつつ取り込む誘導口が形成されてなる筐体と、
    少なくとも前記遊技盤の前面の前方側において前記誘導口を閉鎖可能な閉鎖部を備え、前記閉鎖部が前記誘導口を閉鎖する閉鎖位置と、前記閉鎖位置のときよりも遊技球が進入しやすい開放位置とで変位する構成をなし、前記前後方向にスライド移動する開閉部材と、
    前記開閉部材を前記閉鎖位置と前記開放位置との間で変位させる駆動源と、
    前記筐体内における前記開閉部材の下方であって、且つ前記駆動源の上方、前方、又は側方の位置において上下方向に沿った回動軸線回りに回動可能に保持され、且つ前記開閉部材と連動するように配置される第1伝達部材と、前記筐体内において前記前後方向に沿った中心軸回りに回動可能に保持され、前記駆動源の駆動力を受けて動作すると共にその駆動力を前記第1伝達部材に伝達する第2伝達部材と、を備えた伝達機構と、
    を有し、
    前記駆動源は、通電可能に構成された被通電部と、この被通電部の通電状態に応じて前記前後方向及び前記上下方向と直交する左右方向に往復動作する可動部材とを備え、
    前記第2伝達部材は、
    少なくとも前記中心軸回りに回動する中心軸部と、
    前記中心軸部から径方向に延出するアーム部と、
    前記アーム部における所定位置において前記第1伝達部材と連係する第1連係部と、
    前記アーム部の前記所定位置よりも前記中心軸部側において前記可動部材と連係する第2連係部と、を備えると共に、
    前記中心軸部が前記可動部材よりも下方の位置となるように配置されることを特徴とする遊技機用可変入賞装置。
  2. 前記アーム部は、前記可動部材の前方側に配置され、
    前記第1連係部及び前記第2連係部は、前記アーム部から前記中心軸部の軸方向と同方向且つ後方側に突出するように形成されていることを特徴とする請求項に記載の遊技機用可変入賞装置。
  3. 前記アーム部には、前記中心軸部の軸方向と同方向に突出し、前記第1伝達部材の所定の回動動作を規制する規制部が形成されており、
    前記第2伝達部材が前記駆動源の駆動力を受けて動作するときに、前記第1伝達部材及び前記開閉部材の連係動作が許容されて前記開閉部材が開閉する一方、
    前記開閉部材が前記閉鎖位置にある状態で当該開閉部材を前記開放位置に変位させようとする外力が加えられた場合に、前記第1伝達部材が前記中心軸部の軸方向と同方向において前記規制部と当接することで、前記第1伝達部材の回動動作が前記規制部によって規制され、前記開閉部材の開放が阻止されることを特徴とする請求項又は請求項に記載の遊技機用可変入賞装置。
  4. 請求項1から請求項のいずれか一項に記載の遊技機用可変入賞装置を備えていることを特徴とする遊技機。
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