JP6122250B2 - ヘアケア装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ヘアケア装置本体の内部にある部品の保守・交換のため、ヘアケア装置本体にある開口部を覆う着脱可能なカバー部材を備えたヘアケア装置に関する。
従来より、ヘアケア装置において、回転駆動するファンによって、吸入口から吸い込んだ空気を吐出口に向けて送り出すにあたり、ゴミやホコリ、毛髪等が吸入口から吸い込まれることを防止するため、吸入口付近にフィルタが設置されている。
例えば、特許文献1では、3つのフィルタを吸入口からファンの間に取り付けた加熱送風装置が開示されている。吸入口に第1のフィルタが取り付けられ、加熱送風装置の本体内部に第2のフィルタを設置し、かつ当該両フィルタは着脱可能にされている。吸入口に設置された第1のフィルタに対し、第2のフィルタは、吸入側となる第1のフィルタと比べ、開口率を低くすることで細かい異物が捕獲できるようになっている。さらに、第2のフィルタとファンの間に第3のフィルタが固定されており、第1のフィルタと第2のフィルタを取り外した場合において、指等が回転ファンに接触するのを防止し、取り外しの際の安全性を確保している。
特開2008−307221号公報
しかし、フィルタが設置されていたとしても、例えば固定フィルタより吸入側(上流側)に保守・交換が必要な部品がある場合、もしくは取り外し可能なフィルタより吐出側(下流側)に保守・交換が必要な部品がある場合において、保守・交換時にもし通電状態であれば感電や怪我を被る可能性がある。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、着脱時の安全性の向上を目的とする。
本発明は上記課題を解決するために、ファン、ヒータを有するヘアケア装置本体と、該ヘアケア装置本体の内部へ空気を通すための開口部と、一部もしくは全部が通風し、前記
開口部を覆う着脱可能なカバー部材と、前記ヘアケア装置本体から前記カバー部材が取り外された場合に前記ヘアケア装置本体の内部のイオン発生器の電源を遮断する電源遮断部と、を備えたヘアケア装置の構成を有する。
また、ファン、ヒータを有するヘアケア装置本体と、該ヘアケア装置本体の内部へ空気を通すための開口部と、一部もしくは全部が通風し、前記開口部を覆う着脱可能なカバー部材と、前記ヘアケア装置本体から前記カバー部材の取り外しが開始された時から前記取り外しが完了されるまでの間に前記ヘアケア装置本体の内部のイオン発生器の電源を遮断する電源遮断部と、を備えたヘアケア装置の構成を有していてもよい。
これらの構成によって、ヘアケア装置本体からカバー部材が取り外された時点で、内部で動作している部品の電源が遮断するため、使用者の感電や怪我の危険性を低減できる。
また、ファン、ヒータを有するヘアケア装置本体と、該ヘアケア装置本体の内部へ空気を通すための開口部と、一部もしくは全部が通風し、前記開口部を覆う着脱可能なカバー部材と、前記ヘアケア装置本体から前記カバー部材を取り付けることで前記ヘアケア装置本体の内部のイオン発生器の通電が可能となる電源遮断部と、を備えたヘアケア装置の構成を有していてもよい。
本構成によって、ヘアケア装置本体の内部にある部品を保守・交換した後、ヘアケア装置本体にカバー部材を取り付けるだけで通電が可能な状態になるため、使用者は保守・交換の煩わしさを軽減できる。
また、ファン、ヒータを有するヘアケア装置本体と、該ヘアケア装置本体の内部へ空気を通すための開口部と、一部もしくは全部が通風し、前記開口部を覆う着脱可能なカバー部材と、前記ヘアケア装置本体から前記カバー部材が取り付けられたことを検知する検知手段と、該検知手段が前記ヘアケア装置本体に前記カバー部材が取り付けられたことを検知した後一定時間を経てから前記ヘアケア装置本体の内部のイオン発生器の通電が可能となる電源遮断部と、を備えたヘアケア装置の構成を有していてもよい。
本構成によって、ヘアケア装置本体にカバー部材を取り付けても即時に通電しないため、例えば使用者がカバー部材を取り付ける際に、あやまって通電部や発熱部を接触していたとしても、比較的余裕をもって離すことができる。これにより、使用者の感電や怪我の可能性を低減できる。
また、前記品の通電状態を表示する表示手段をさらに備えたヘアケア装置であってもよい。
本構成によって、使用者がヘアケア装置本体の内部にある部品を保守・交換する場合に、内部の通電状態を確認できるため、安全を意識したタイミングでカバー部材を着脱できる。その結果、感電や怪我の危険性を低減できる。
また、前記部品が動作しなくなった場合に、前記表示手段の表示状態を変化させるヘアケア装置であってもよい。
さらに、前記部品がイオンを発生させるイオン発生器であり、該イオン発生器は前記ヘアケア装置本体から前記カバー部材を取り外した場合に前記開口部から露出する位置に設けられたヘアケア装置であってもよい。
さらに、前記イオン発生器が発生させたイオン量を検出するイオン検出装置をさらに備え、該イオン検出装置が検出したイオン量が一定値以下の場合は前記表示手段の表示状態を変化させるヘアケア装置であってもよい。
これらの構成によって、イオン発生器の劣化を使用者が検知できるだけでなく、ヘアケア装置本体からカバー部材を取り外せばイオン発生器が確認できるため、簡単にイオン発生器の保守・交換が可能となり、使用者の利便性が向上する。
また、前記イオン発生器は前記ファンより下流側に配置され、前記ファンと前記イオン発生器との間に異物の通過を遮蔽する異物遮蔽部を備えたヘアケア装置であってもよい。
本構成によって、もしイオン発生器の保守・交換時に異物が混入した場合において、ヘアケア装置本体にカバー部材を取り付けたことで通電したときであっても、異物遮蔽部によって異物がファンの通過を遮るため、ヘアケア装置の故障を抑制できる。
また、前記イオン発生器をスライドできるレールと、前記イオン発生器を固定させる支持部と、前記支持部を前記イオン発生器から外すと前記ヘアケア装置本体の開口部へ前記イオン発生器を押し出すバネと、をさらに備えたヘアケア装置であってもよい。
本構成によって、使用者がイオン発生器の保守・交換をする場合において、イオン発生器の取り外しが容易に行える。また、使用者がイオン発生器を取り付ける場合において、支持部がイオン発生器を固定させるため、イオン発生器にあるDCコネクタの差し込み口が正常に接続される。よって、DCコネクタの差し込み部分からの漏電による故障や火災などを防止できる。
また、前記ヘアケア装置本体から前記カバー部材が完全に取り外されるまでの間に前記ファンの回転が完全に停止する時間を要する取り外し機構をさらに備えたヘアケア装置であってもよい。
さらに、前記取り外し機構は前記ヘアケア装置本体と前記カバー部材に設けられたネジ状の溝であり、前記ヘアケア装置本体に対して前記カバー部材を回転させることによって着脱を可能としたヘアケア装置であってもよい。
さらに、前記取り外し機構は前記ファンの回転を検知する回転検知手段と、前記ヘアケア装置本体から前記カバー部材の取り外しを制限するストッパを有し、前記ファンの回転が完全停止したことを前記回転検知手段が検知すると前記ストッパが解除され前記カバー部材が取り外し可能になるヘアケア装置であってもよい。
これらの構成によって、使用者がカバー部材の取り外す場合において、電源遮断後でも惰性回転するファンによるゴミやホコリ、毛髪等の吸い込みを防止することができる。
また、前記電源遮断部が磁石を有するスイッチであるヘアケア装置でもよい。
本構成によって、プッシュスイッチを設置しなくてもヘアケア装置本体からカバー部材の着脱が可能になるだけでなく、着脱に連動した電源の遮断が可能になるため、使用者の感電や怪我の危険性を低減でき、かつコスト削減が可能となる。
また、前記電源遮断部がプッシュスイッチであるヘアケア装置でもよい。これにより、カバー部材の一部がプッシュスイッチの凸部を押さえつけるだけで済むため、構造を簡単化できる。
また、前記カバー部材の一部もしくは全部が吸気フィルタであるヘアケア装置でもよい。これにより、吸気フィルタの取り外しだけでヘアケア装置本体の内部にある部品の保守・交換が行えるため、構造を簡単化できる。
本発明によれば、ヘアケア装置本体の内部にある部品の保守・交換において、使用者の感電や怪我の危険性を低減できる。
本発明の実施形態1に係るヘアケア装置の側面透視図である。 本発明の実施形態1に係るヘアケア装置の正面図である。 本発明の実施形態1に係るヘアケア装置の背面図である。 本発明の実施形態1に係るイオン発生器の斜面図である。 本発明の実施形態1に係るイオン発生器の配置を示す図である。 本発明の実施形態1に係るヘアケア装置の着脱に関する斜面図である。 本発明の実施形態1に係るヘアケア装置本体とカバー部材の着脱部に関する斜面図である。 本発明の実施形態2に係るイオン検出装置の配置を示すヘアケア装置の側面透視図である。 本発明の実施形態3に係る異物遮蔽部の配置を示すヘアケア装置の側面透視図である。 本発明の実施形態3に係るヘアケア装置の背面図である。 本発明の実施形態4に係るヘアケア装置本体とカバー部材の着脱部に関する側面透視図である。 本発明の実施形態4に係るイオン発生器の着脱部に関する側面図である。 本発明の実施形態5に係るヘアケア装置の側面透視図である。 本発明の実施形態5に係るヘアケア装置本体とカバー部材の着脱部に関する上面透視図である。 本発明の実施形態6に係るヘアケア装置本体とカバー部材の着脱部に関する側面透視図である。 本発明の実施形態7に係るヘアケア装置本体とカバー部材の着脱部に関する斜面図である。
以下、本発明の実施形態について、図面に基づいて説明する。
〔実施形態1〕
図1は、本発明の実施の形態1に係るヘアケア装置の構成を示す側面透視図である。
本実施形態に係るヘアケア装置の主な構成として、ノズル1、本体2、吸気フィルタ3(カバー部材)、そして、ハンドル4から成る。
ノズル1は、ヘアケア装置の風を一定方向に吐出する。本体2は、加熱手段、送風手段、イオンを放出する放電手段を内部に有する。さらに、本体2から吸気フィルタ3を取り外すことで電源を遮断する電源遮断手段を備える。吸気フィルタ3は、本体2へ取り付けが可能であり、吸気フィルタ3と電源遮断手段が連動している。ハンドル4は、電源のオン・オフ手段や、風量・温度調整手段を備える。
本体2には、加熱手段である図示しないヒータユニットを有する温風流路5を備え、さらに仕切り板7を跨いで、冷風を送風する冷風流路6を備える。温風流路5及び冷風流路6の上流側には、送風手段として回転ファン8を備える。回転ファン8のさらに上流側に、電源遮断手段となるプッシュスイッチ9、イオン発生器10、LED11、イオン発生器用基板12を備える。
ここで、上記イオン発生器10の代わりに、ミストタンクが設置されている場合であってもよく、また、イオン発生器10とミストタンクの両部品が設置されていてもよい。
ハンドル4には、電源オン・オフを制御するスイッチ15だけでなく、「低温モード」を選択するスイッチ13や、風量を上げるためのターボ機能をオン・オフするスイッチ14も備える。本実施形態の電源スイッチ15はオン・オフだけでなく、「クール」、「セット」、「ドライ」といった3種類のモードを備え、「セット」と「ドライ」ではヒータユニットにより温風を吐出している。この場合、低温モードを選択していなければ、髪や地肌に75℃〜90℃の熱風があたることになる。しかし、本来髪や地肌に70℃を超える熱風を長時間あてると、ヤケド等のダメージを受けてしまう。そのため、本実施形態のヘアケア装置では、50℃〜60℃の髪や地肌にやさしい「低温モード」を選択できるスイッチ13が設けられている。
図2は、本実施形態のヘアケア装置の正面図である。吐出口のノズル1の上流側には、使用者が本体内部のヒータユニットによってヤケドしないよう、図のような網目状の格子部材が取り付けられている。
図3は、本実施形態のヘアケア装置の背面図である。図3(a)は吸気フィルタ3が取り付けられている状態を示し、図3(b)は吸気フィルタ3が外された状態を示している。吸気フィルタ3が取り外されると、吸気フィルタ3によって押さえられていたプッシュスイッチ9が解除される。プッシュスイッチ9は電源と連動しており、プッシュスイッチ9が押された状態では電源はオン状態であり、解除された状態で電源がオフとなる。そのため、吸気フィルタ9を取り外すと電源が強制的にオフとなり、イオン発生器10を安全に取り外すことが可能となる。
ここで、イオン発生器10について説明する。図4は、イオン発生器10の斜視図である。イオン発生器10は、針電極16と誘導電極17からなるイオン発生部を2つ有している。各イオン発生部は、針電極16は先端が尖った針形状であり、その周囲を囲むように円形の誘導電極17が配置され、両電極間の間隔は8mmになっている。針電極16は誘導電極17に対し10mmほど突出している。これにより針電極16の先端で発生したイオンが送風時に効率よく取り出されるようになる。また、針電極16が突出しているため、安全のために保護機構18を前面に設け針電極16に直接触れられないようにしている。
イオンは、例えば、針電極16に実効電圧+2kV以上の電圧と0Vが切り替わる60Hzの交流を印加し、誘電電極17をグラウンド電位にすることにより発生する。針電極16に実効電圧+2kV以上が印加されているときに誘電電極17との間の電位差によりコロナ放電が起こり、針電極16の先端部近傍で空気中の水分子が電離して水素イオン(H)が生成する。この水素イオンが空気中の水分子と群状態で結合(クラスタリング)し、H(HO)(mは任意の自然数)から成るプラスイオンが発生する。
また、針電極16に実効電圧−2kV以下の電圧と0Vが切り替わる60Hzの交流を印加し、誘電電極17をグラウンド電位にすることによりマイナスイオンが発生する。このマイナスイオンは、空気中の酸素分子又は水分子が解離して酸素イオンO が生成する。この酸素イオンが空気中の水分子とクラスタリングして、O (HO)n(nは0または任意の自然数)から成るマイナスイオンが発生する。
但し、プラスイオンとマイナスイオンのイオン種を特定する必要はなく、正もしくは負に帯電した原子もしくは分子であればよい。また、プラスイオンとマイナスイオンの両方が必要ではなく、例えばマイナスイオンのみであってもよい。
本実施形態では、イオン発生器10はイオン発生部を2つ有しており、各イオン発生部はプラスイオン発生部とマイナスイオン発生部となっている。そのため、プラスイオンとマイナスイオンが同時に放出され、回転ファン8により作りだされる空気の気流に乗って下流へと流れる。
電極16、17は回転ファン8側に配置されている。本来は電極16、17が気流に対して垂直になるように、つまり図2にて針電極16が上又は下を向くような方向に配置することが好ましい。しかし、本実施形態で用いるイオン発生器は、図4に示すように電極があるイオン発生面が横長で針電極16方向の奥行きが長いため、吸気口(吸気フィルタ3)をさえぎる配置としては好ましくない。よって、本実施形態では、電極16、17が気流に対して平行になるよう配置する。このようなレイアウトにしたのは下記に示す実験によりイオンの発生量やホコリによる影響などを考慮した結果である。
図5はヘアケア装置の試作機におけるイオン発生器の配置を示す図である。図5(a)から(c)に示す3つの配置で吐出口20から出てくるイオンの発生量を調べた。なお、この実験はイオンの発生傾向を調べるために行ったものであり、図4に示したイオン発生器とは異なるものを用いて行った。イオンの発生量を表1に示す。
図5(a)に示すように、イオン発生器10を矢印で示す風の流れに対し直交する方向に電極を配置した場合、表1に示すように95万個/ccから120万個/ccのイオンが出ており、送風される空気中のイオン濃度がもっとも濃い。ここでは、通常の送風量のときと(NORMAL)、送風量が多い状態(TURBO)の2つの状態で実験を行った。なお、図では電極が下向きになっているが上向きでもほぼ同じ結果が得られる。
図5(b)は風の向きに対し風下の方に電極は配置されている。この場合でも、90万個/ccから110万個/ccのイオンが出ており実用上問題のない量のイオンが吐出口19から吐き出される。
また、図5(c)は風の向きに対し風上の方に電極は配置されている。この場合でも、95万個/ccから105万個/ccのイオンが出ており実用上問題のない量のイオンが吐出口19から吐き出される。
このように、吐き出されるイオンの量はどのように配置しても十分な量が得られるため、イオン発生器10により吸入口が遮られることで送風量が落ちないように、図5(b)又は図5(c)のように配置することが好ましい。特に、電極にホコリが直接つきにくい図5(b)の配置が好ましい。そのため、本実施形態では図1などに示すように図5(b)のレイアウトにイオン発生器10を配置している。
なお、吐き出されるプラスイオンとマイナスイオンはほぼ同数、若しくはマイナスイオンの方が多いことが望ましい。プラスイオンとマイナスイオンの数のバランスが取れている方が、OHラジカルが発生する確率が高くなる。髪はプラスに帯電しているためマイナスイオンが多い方が髪のきしみや傷みを防止することができるため好ましい。
下流に送風されたイオンは吐出口1を経由して髪に送風される。髪はブラッシングによりプラスに帯電しやすいため、マイナスイオンにより静電気の発生を防止し髪の傷みを改善することができる。また、プラスイオンによりプラスに帯電したブラシの静電気の発生を防止し髪の傷みを改善することができる。さらに、水分子と結合したイオンを髪に当てることにより、ナノやマイクロレベルの小さな水分子により髪に水分を浸透させることができ、しっとりとした髪を得ることができる。
さらに、本実施形態のイオン発生器10を用いるとプラスイオンとマイナスイオンが頭皮に付着し、両者が反応しOHラジカルを作る。OHラジカルは、育毛のさまたげになっている頭皮に残っているシャンプーやリンスの残りかすを酸化させ、二重結合を断ち切る。これにより育毛に最適な頭皮な作る手助けをすることができる。なお、OHラジカルは不安定であるためナノ秒単位でしか存在することができない。そのためOHラジカルをイオン発生器10で作りだしても頭皮に届く前に消滅してしまう。しかし、本実施形態のようにプラスイオンとマイナスイオンをイオン発生器10で作りだし、頭皮で両者を反応させることにより効果的に頭皮でOHラジカルを作り出すことができる。また、OHラジカルは除菌消臭効果もある。
また、本実施形態では、図4のイオン発生器10の背面の下方にLED11を配置した。このLED11は、ヘアケア装置の電源がオンされ、本体内の部品が通電(動作)している状態で点灯する。これにより、使用者は本体内部の部品の動作状態を把握し、ヘアケア装置が動作中かどうか確認できるため、意識的に電源をオフにした後に、吸気フィルタ3を着脱できる。よって、感電や怪我の危険性を低減できる。
図6は、本実施形態のヘアケア装置の斜視図を示す。イオン発生器10は、針電極16にホコリやヘアスプレーに含まれるシリコン等の異物が付着すると、イオンの発生量が減少し、イオンの効果が十分に得られなくなるという問題がある。そのため、針電極16にホコリやシリコン系異物の付着に対し、清掃を行うかもしくはイオン発生器10を交換する必要がある。図6(a)は、本体2からカバー部材である吸気フィルタ3を取り外す具体的な構成を示す。
ここで、図6(a)の取り外し部を図7で拡大した。本実施形態では、本体2の凹部21とカバー部材である吸気フィルタ3の凸部22をかみ合わせることで固定させている。また、吸気フィルタ3には凸棒23が取り付けられており、本体2との設置によってプッシュスイッチ9が押さえられるため、吸気フィルタ3が取り付けられている場合のみ、本体内の部品は通電状態となる。よって、例えば使用者が吸気フィルタ3を取り外した状態で電源スイッチ15をオン状態に操作し、その状態のままイオン発生器10を清掃・交換しようとした場合であっても、内部の部品は通電しないため感電等の危険を防止できる。また、吸気フィルタ3の取り外しによって、回転ファン8の動作も停止するため、取り外し後のゴミやホコリ、毛髪等の吸い込みを軽減できる。よって、特許文献1のように、固定フィルタを必ずしも設置する必要がなくなり、コスト削減が見込める。さらに、固定フィルタの削減により、風量アップが期待できる。
本実施形態では、別々になっている本体2と吸気フィルタ3を取り付けることによって通電が可能となる。そのため、本体2の電源スイッチ15をオンにした上で吸気フィルタ3を取り付けると、ヘアケア装置が動作するようにしてもよい。
また、本体2の電源スイッチ15をオンにした上で吸気フィルタ3を取り付けプッシュスイッチ9がオフからオンになった場合、プッシュスイッチ9のオンを図示しないマイコン等が検知後、一定時間を経てから通電可能にしてもよい。
この場合、本体2と吸気フィルタ3を取り付けても即時に通電しないため、例えば使用者が吸気フィルタ3を取り付ける際に、あやまって通電部や発熱部を接触していたとしても、比較的余裕をもって離すことができる。これにより、使用者の感電や怪我の可能性を低減できる。
また、本実施形態では、ヘアケア装置から吸気フィルタ3とイオン発生器10を取り外せば、回転ファン8の清掃等のメンテナンスが可能となる。
従来より、ヘアケア装置の回転ファンは、静電気の帯電により吸気フィルタで取り除けなかったゴミやホコリ、毛髪等が付着するといった問題があった。そのため、使用者は本体内に設置された回転ファンを掃除したいといいう願望があった。しかし、吸気フィルタを取り外せるものの、電源遮断手段がない場合、回転ファンが剥き出しとなるため、使用者が怪我をするおそれがある。また、本体内にゴミやホコリ、毛髪等を吸い込んでしまうといった問題も発生する可能性がある。
ここで、吸気フィルタ3と回転ファン8の間に取り外し可能な第2のフィルタを設置することも想定できる。この構成であれば、吸気フィルタ3で捕集できなかったゴミやホコリ、毛髪等を第2のフィルタで捕集でき、なおかつ第2のフィルタを取り外すことで回転ファン8の掃除等も可能となる。しかし、使用者が電源を切らずに第2のフィルタを外してしまえば、同様の問題が発生する。よって、吸気フィルタ3の取り外しによって、プッシュスイッチ9が開放されることにより電源を遮断する構成にすれば、上記問題が解決できる。
次に、図6(b)は、本体内にある部品の保守・交換の例として、イオン発生器10を取り外す構成を示す。本実施形態において、イオン発生器10は図4のようにLED11と一体型になっている。また、LED11のまわりにある出っ張りに手をひっかけ、引っ張れば取り外せる構成にしている。ここで、イオン発生器10は、本体側にあるDCコネクタが差し込み口19(図4参照)に接続されることで通電する。
〔実施の形態2〕
図8に実施形態2に係るヘアケア装置の側面透視図を示す。本実施形態では、イオン発生器10の下流側端部に設置されたイオン検出装置30を有する。イオン検出装置30は、空気中のイオンを捕集する捕集電極の電位を計測する計測部を有し、該計測部が計測した電位に基づいてマイナスイオンを検出する。
捕集電極は、イオンを捕集する略矩形の板状電極からなり、マイナスイオンを重点的に検出するためにイオン発生器10の下流の直近に配置されている。捕集電極の電極面はイオンが回転ファン8によって吸い込まれる流路に面している。計測部では、捕集電極をプラスの所定電位にプルアップする抵抗を有しており、さらにコンデンサが並列接続されている。マイナスのイオンを捕集すると、該イオンの有する負の電荷が、捕集電極回路内にあるコンデンサを充電するために、コンデンサ及び抵抗の接続点の電位が低下する。この電位変化量を定期的に計測し、電位変化量が閾値以下になった場合、マイナスイオンが放出されていないと判断する。
本実施形態では、LED11をイオン発生のインジケータとして利用した。具体的には、図4のイオン発生器10の背面下方に設置したLED11は、イオン検出装置30がマイナスイオンを発生していないと判断した場合に消灯するようにした。
イオン発生器10はコロナ放電によりイオンを発生しており、稼動が長期にわたることで、針電極16の先端部分から金属イオンが放出し針電極16が減少する、その針電極16から放出された金属イオンがコロナ放電に伴うスパッタ蒸着によって放電電極17が損傷する、又は化学物質、チリ、ホコリ等の異物が放電電極に累積的に付着した場合などの要因により、イオンの発生量が減少してイオン発生器10が機能しなくなるという問題がある。しかし、イオンは目に見えないためイオンが発生しているかどうか視覚的に判断することはできない。また、イオン発生器10はコロナ放電を利用しており、いわゆる有音放電であるため、放電時には「チリチリ」というような音を発するが、この放電音はイオンが発生していなくても放電が起こっていれば発するため、聴覚による判断も難しい。よって、本体2の内部にあるイオン発生器10の下流側端部に、マイナスイオン濃度を検知するセンサをイオンの空気流路を妨げないよう設置し、マイナスイオンの検出量が閾値以下になればLEDを消灯させる。
ここで、ヘアケア装置の電源状態を示すLEDと、イオン検出結果を示すLEDを一緒に設置してもよく、また複数色のLEDを用い、電源オン・オフ状態及びイオン検出状態を示してもよい。
〔実施の形態3〕
図9は実施形態3に係るヘアケア装置の側面透視図であり、図10はヘアケア装置の背面図である。図10(a)は吸気フィルタ3が取り付けられている状態を示し、図10(b)は吸気フィルタ3が外された状態を示している。吸気フィルタ3が取り外されると、吸気フィルタ3によって押さえられていたプッシュスイッチ9が解除されることで電源がオフとなる。図9(b)には異物遮蔽部70が本体内の回転ファン8より上流側に取り付けられている。
本実施形態において、もしイオン発生器10の保守・交換時に異物が混入されたにも関わらず本体2に吸気フィルタ3を取り付け、電源をオンにした場合であっても、異物遮蔽部70によって異物が回転ファン8の通過を遮るため、ヘアケア装置の故障を抑制できる。よって、例えば幼児がヘアケア装置の吸気フィルタを取り外し、本体内にゴムボールやオモチャ等を入れた状態で吸気フィルタを取り付けたとしても、ゴムボールやオモチャ等が回転ファン8に絡まることを抑制できるため、即座に故障してしまうといったことを抑制できる。さらに、指がファンにまで届かないため、怪我の抑制にもなる。
〔実施の形態4〕
図11は実施形態4に係る本体とカバー部材である吸気フィルタ3の着脱部の側面透視図であり、図12はイオン発生器の着脱部に関する側面図である。
本実施形態では、吸気フィルタ3の着脱において、吸気フィルタ3の着脱に連動したイオン発生器10の着脱構成について示す。
図11に示すように、イオン発生器10はバネ50により本体2から取り外せるようになっている。まず、図11(a)に示すように、イオン発生器10は本体2に配置されている。本実施形態ではイオン発生器10の前面にバネ50があり、イオン発生器10によりバネは縮められた状態になっている。さらに、イオン発生器10は吸気フィルタ3に固定された支持部51で押さえられている。吸気フィルタ3を図11(b)のように矢印方向に取り外すと、イオン発生器10はバネ50の伸びる力により押し出される。再びイオン発生器10を戻すときは、イオン発生器10をスライド板52内にはめ込んだ上で吸気フィルタ3を取り付ければよい。
このように、簡単な構成で吸気フィルタ3の取り外しに連動して、イオン発生器10も取り外せるため、使用者がイオン発生器の保守・交換を容易に行える。
また、他の構成として、図12のように、イオン発生器10の支えを支持用爪53に変えてもよい。支持用爪53を図12(b)の矢印方向に動かすとイオン発生器10はバネ50の伸びる力により押し出される。再びイオン発生器10を戻すときは、イオン発生器10を元の位置に戻し、バネ50を押し、支持用爪53をひっかければよい。
また、イオン発生器10を取り付ける場合に、支持用爪53が引っ掛かる位置までイオン発生器10を押し込める必要があるが、この構成であればイオン発生器10の前面にあるDCコネクタの差し込み口(図4参照)が奥まで接続される。よって、DCコネクタとイオン発生器10の差し込み部分からの漏電による故障や火災などを防止できる。
〔実施の形態5〕
図13は実施形態5に係るヘアケア装置の側面透視図であり、図14は本実施形態に係るヘアケア装置の本体2とカバー部材である吸気フィルタ3の着脱部に関する上面透視図である。
実施形態1、実施形態4のように本体2から吸気フィルタ3を取り外す場合において、電源遮断手段によって電源が遮断した場合であっても、回転ファン8が惰性により1秒程度回転する。そのため、実施形態3のように吸気フィルタ3と回転ファン8の間に異物遮蔽部70がない場合、使用者が回転ファン8に接触する危険性が僅かながら残る。また、回転ファン8が停止していない間に吸気フィルタ3を取り外すと、本体内にゴミやホコリ、毛髪等の吸い込みも懸念される。そのため、本実施形態では、吸気フィルタの取り外しに1秒程度の時間を費やす構成にする。
例えば、図13に示すように、ネジ溝80による取り外しであれば、吸気フィルタ3が完全に取り外されるまで、1秒程度はかかるようになる。また、ネジ溝80の量により、取り外し時間の調整が可能である。また、図14のように本体2と吸気フィルタ3を上面から見た場合において、矢印の向きに吸気フィルタ3を回転させて本体2に取り付けるとき、プッシュスイッチ9及びプッシュスイッチ9を押しこむ凸棒23がスムーズに接触するように斜めの切欠きを設けるとよい。
このように本体2と吸気フィルタ3の全周に渡って溝を形成する形態以外にも、本体2に対して吸気フィルタ3を例えば45度など一部回転させ、その回転が止まった部分に吸気フィルタ3側にある爪がスライドできるようにしておき、本体2と吸気フィルタ3が着脱できるようにし、吸気フィルタ3が完全に着脱されるまでに、ファンの回転が止まる構成としてもよい。
〔実施の形態6〕
図15は、本発明の実施形態6に係るヘアケア装置の本体3とカバー部材である吸気フィルタ3の着脱部に関する側面透視図である。本実施形態では、回転ファン8のモータのトルクを検知してストッパ爪60が外れることにより、回転ファン8が完全停止された後に吸気フィルタ3を取り外すことができる構造になっている。
図15(a)は、ヘアケア装置1の電源が遮断されている状態である。この場合、ストッパ爪60は回転軸61を中心に下がっている、つまり吸気フィルタ3と勘合していないため、吸気フィルタ3は取り外しができる。
ヘアケア装置1の電源をオンにすると、図15(b)のように回転軸61を中心にストッパ爪60が動作し吸気フィルタ3と勘合した状態になる。これにより、吸気フィルタ3の取り外しに制限がかかる。本ストッパ爪60は、ファンのモータと連動している。詳述すると、本実施形態のヘアケア装置1はファンのモータのトルクを検出するトルク検出器を備えており、トルクがゼロ、または所定の値になったときにファンが停止、または指が触れても怪我をしない程度の回転数になったと判断し、ストッパ爪60と吸気フィルタ3との勘合を解除する。
このような機構を備えることにより、ヘアケア装置1の電源がオンした状態で吸気フィルタ3を取り外そうとしても、図15(c)のように吸気フィルタ3の下側は取り外せるが、上側は、回転ファン8のトルクが完全に停止するまでストッパ爪60が吸気フィルタ3と勘合しているため、完全に取り外すことができない。ここで、図15(c)のようにプッシュスイッチ9が開放されることで回転ファン8のトルク検知が開始される。回転ファン8が完全に停止し、トルク値が0または所望の数値以下になれば、図15(d)のように、ストッパ爪60が回転軸61を中心として下がる。これにより吸気フィルタ3が完全に取り外せるため、実施形態5と同様に使用者の安全性をより確保できる。
〔実施の形態7〕
図16は、実施形態7に係る本体2とカバー部材である吸気フィルタ3の着脱部に関する斜面図である。
本実施形態では、実施形態1のプッシュスイッチに代わり、磁石40を使用した。磁石40は、マグネットスイッチやリードスイッチと呼ばれる1対の磁石であり、本実施形態では本体2と吸気フィルタ3側(不図示)にそれぞれ磁石40を配置することにする。一対の磁石40が接触した状態であればイオン発生器10などが通電状態となり、本体2から吸気フィルタ3が取り外された状態(磁石40が非接触)になると一対の磁石40も離れた状態となりイオン発生器10などの電源がオフする。
本実施形態によれば、電源遮断手段と、本体2及び吸気フィルタ3との接続手段を兼ねた構造が実現できるため、コストが削減される。
ここで、一対の磁石でなく、片方が通電可能な磁性体でもよい。また、磁石を用いた着脱として、磁気センサを用い、磁石の近接による磁界の変化を利用して、イオン発生器10等の電源オン・オフを制御してもよい。
本発明は、ヘアケア装置本体の内部にある部品の保守・交換のため、ヘアケア装置本体にある開口部を覆う着脱可能なカバー部材を備えたヘアケア装置に関する。
1 ノズル
2 本体(ヘアケア装置本体)
3 吸気フィルタ(カバー部材)
4 ハンドル
5 温風流路
6 冷風流路
7 仕切り板
8 回転ファン
9 プッシュスイッチ
10 イオン発生器
11 LED
12 イオン発生器用基板
13 低温モード切り替えスイッチ
14 ターボ機能オン・オフスイッチ
15 電源スイッチ
16 針電極
17 誘導電極
18 保護機構
19 DCコネクタ差し込み口
20 吐出口
21 凹部
22 凸部
23 凸棒
30 イオン検出装置
40 磁石
50 バネ
51 支持部(イオン発生器固定用)
52 スライド板
53 支持用爪(イオン発生器固定用)
60 ストッパ爪(吸気フィルタ固定用)
61 回転軸
70 異物遮蔽部
80 ネジ溝

Claims (16)

  1. ファン、ヒータを有するヘアケア装置本体と、該ヘアケア装置本体の内部へ空気を通すための開口部と、一部もしくは全部が通風し、前記開口部を覆う着脱可能なカバー部材と、前記ヘアケア装置本体から前記カバー部材が取り外された場合に前記ヘアケア装置本体の内部のイオン発生器の電源を遮断する電源遮断部と、を備えたヘアケア装置。
  2. ファン、ヒータを有するヘアケア装置本体と、該ヘアケア装置本体の内部へ空気を通すための開口部と、一部もしくは全部が通風し、前記開口部を覆う着脱可能なカバー部材と、前記ヘアケア装置本体から前記カバー部材の取り外しが開始された時から前記取り外しが完了されるまでの間に前記ヘアケア装置本体の内部のイオン発生器の電源を遮断する電源遮断部と、を備えたヘアケア装置。
  3. ファン、ヒータを有するヘアケア装置本体と、該ヘアケア装置本体の内部へ空気を通すための開口部と、一部もしくは全部が通風し、前記開口部を覆う着脱可能なカバー部材と、前記ヘアケア装置本体から前記カバー部材を取り付けることで前記ヘアケア装置本体の内部のイオン発生器の通電が可能となる電源遮断部と、を備えたヘアケア装置。
  4. ファン、ヒータを有するヘアケア装置本体と、該ヘアケア装置本体の内部へ空気を通すための開口部と、一部もしくは全部が通風し、前記開口部を覆う着脱可能なカバー部材と、前記ヘアケア装置本体から前記カバー部材が取り付けられたことを検知する検知手段と、該検知手段が前記ヘアケア装置本体に前記カバー部材が取り付けられたことを検知した後一定時間を経てから前記ヘアケア装置本体の内部のイオン発生器の通電が可能となる電源遮断部と、を備えたヘアケア装置。
  5. 前記イオン発生器の通電状態を表示する表示手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のヘアケア装置。
  6. 前記イオン発生器が動作しなくなった場合に、前記表示手段の表示状態を変化させるこ
    とを特徴とする請求項5に記載のヘアケア装置。
  7. 前記イオン発生器が発生させたイオン量を検出するイオン検出装置をさらに備え、該イオン検出装置が検出したイオン量が一定値以下の場合は前記表示手段の表示状態を変化させることを特徴とする請求項5または6に記載のヘアケア装置。
  8. 前記イオン発生器は前記ヘアケア装置本体から前記カバー部材を取り外した場合に前記開口部から露出する位置に設けられたことを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載のヘアケア装置。
  9. 前記イオン発生器は前記ファンより下流側に配置され、前記ファンと前記イオン発生器との間に異物の通過を遮蔽する異物遮蔽部を備えたことを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載のヘアケア装置。
  10. 前記イオン発生器をスライドできるレールと、前記イオン発生器を固定させる支持部と、前記支持部を前記イオン発生器から外すと前記ヘアケア装置本体の開口部へ前記イオン発生器を押し出すバネと、をさらに備えたことを特徴とする請求項から9のいずれかに記載のヘアケア装置。
  11. 前記ヘアケア装置本体から前記カバー部材が完全に取り外されるまでの間に前記ファンの回転が完全に停止する時間を要する取り外し機構をさらに備えたことを特徴とする請求項1から10のいずれかに記載のヘアケア装置。
  12. 前記取り外し機構は前記ヘアケア装置本体と前記カバー部材に設けられたネジ状の溝であり、前記ヘアケア装置本体に対して前記カバー部材を回転させることによって着脱を可能としたことを特徴とする請求項11に記載のヘアケア装置。
  13. 前記取り外し機構は前記ファンの回転を検知する回転検知手段と、前記ヘアケア装置本体から前記カバー部材の取り外しを制限するストッパを有し、前記ファンの回転が完全停止したことを前記回転検知手段が検知すると前記ストッパが解除され前記カバー部材が取り外し可能になることを特徴とする請求項11に記載のヘアケア装置。
  14. 前記電源遮断部が磁石を有するスイッチであることを特徴とする請求項1から13のいずれかに記載のヘアケア装置。
  15. 前記電源遮断部がプッシュスイッチであることを特徴とする請求項1から13のいずれかに記載のヘアケア装置。
  16. 前記カバー部材の一部もしくは全部が吸気フィルタであることを特徴とする請求項1から15のいずれかに記載のヘアケア装置。
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