JP6120512B2 - 医用情報処理装置、医用情報処理方法及びプログラム - Google Patents

医用情報処理装置、医用情報処理方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、撮影手技を構成する撮影方法に付帯する処理情報に基づいて、画像データを処理する技術に関するものである。
病院で発生する患者の医用画像情報をデジタル化して保存及び伝送することにより、検査の効率化及び迅速化を図ろうとする気運が高まりつつある。このため、放射線撮影の分野においても、これまでのスクリーン/フィルム系に代わり、FPD(Flat Panel Detector)等の放射線検出器により生成されるデジタル形式の画像データを出力する放射線撮影システムが多く用いられるようになってきた。
また、放射線撮影分野のデジタル化に伴い、撮影時はリアルタイムに撮影部位を映し出す透視撮影(Fluoroscopy)という撮影方法を用いて、画像処理の変更及び設定を放射線発生装置から行った後、静止画データや動画データの撮影を実施する検査が一般的になっている。さらに、撮影後又は検像時等は、放射線撮影システムにおいて撮影された画像データの変更又は設定を行う、といった運用も一般的になっている。
このような放射線撮影システムにおいて、放射線撮影装置に予め撮影手技に付帯した撮影時の処理情報を通知することにより、適切な設定で撮影を実施する方法が確立されている。なお、ここでの撮影時の処理情報とは、静止画撮影、透視撮影及び動画撮影等の撮影方法、撮影時の放射線発生装置のパラメータ、並びに、撮影した画像データの角度を反転させる等といった処理情報を含む条件を示す情報である。
特許文献1には、患者と撮影時の処理情報とを関連付け、患者を撮影する際に、当該患者に関連付けられた撮影時の処理情報を放射線発生装置に通知する技術が開示されている。特許文献2には、患者と撮影時の処理情報とを関連付け、患者を撮影する際に、当該患者に関連付けられた撮影時の処理情報が変更された場合、次回の撮影に、変更された撮影時の処理情報を放射線発生装置に通知する技術が開示されている。特許文献3には、RIS(放射線科情報システム)等からの入力と、他のインタフェースの入力とから撮影時の処理情報を決定し、放射線発生装置に通知する技術が開示されている。
特開昭62−014835号公報 特開平3−40399号公報 特願2001−276031号公報
しかしながら、従来の放射線撮影システムでは、撮影手技に複数の撮影方法が含まれていた場合であっても、撮影方法を考慮せず、撮影時の処理情報を通知していた。そのため、ユーザは、通知された撮影時の処理情報を撮影開始時に確認し、必要に応じてその処理情報を変更又は設定する作業が発生する。例えば、撮影手技に関連付けられた撮影方法が静止画撮影及び透視撮影であった場合、静止画撮影時の処理情報と透視撮影時の処理情報とが放射線撮影装置に通知される。この場合、静止画撮影時には、静止画撮影時の処理情報で撮影が実施され、透視撮影時には、透視撮影時の処理情報で撮影が実施される。
しかし、撮影シーケンスとしては、先に画像データの反転、回転又は撮影位置の移動といった処理情報の調整を行うことを目的として透視撮影を行い、その後、調整された処理情報を利用して静止画撮影が行われる。そのため、先に静止画撮影が行われる場合であっても、静止画撮影時の処理情報を調整する基準となっている透視撮影時の処理情報を、撮影開始時の処理情報とすることが好ましい。加えて、撮影手技が複数の撮影方法から構成されている場合、同一撮影手技であっても、撮影開始時の処理情報が撮影方法毎に異なっているため、操作者の混乱を招く恐れもある。
さらに、処理情報の調整を行っても、撮影方法を変更する毎に再調整する必要があるため、撮影条件の設定が面倒になるばかりでなく、誤設定の恐れもあるという問題があった。また、トモシンセシスといった複数枚の画像データに基づいて画像データを再構成するような撮影方法の場合、再構成アルゴリズムに適合する撮影位置の移動という処理情報が放射線撮影装置に予め設定されている。そのため、撮影方法によっては処理情報を通知しないことが好ましい。
そこで、本発明の目的は、操作者の混乱を防止し、操作性を向上させることにある。
本発明の医用情報処理装置は、放射線撮影装置における撮影手技を指定する指定手段と、前記指定手段により指定された撮影手技を構成する複数の撮影方法の中予め定められた撮影方法である第1の撮影方法が含まれているか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により前記第1の撮影方法が含まれていると判定された場合、前記複数の撮影方法にそれぞれ付帯する処理情報の中から、前記第1の撮影方法に付帯する処理情報を選択する選択手段と、前記選択手段により選択された処理情報に基づいて、前記指定手段により指定された撮影手技に応じて撮影された画像データを処理する処理手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、操作者の混乱を防止し、操作性を向上させることが可能となる。
本発明の実施形態に係る放射線撮影システムの構成を示す図である。 撮影手技の構成例を示す図である。 撮影手技の例を表で示した図である。 複数の撮影手技から、撮影時の撮影手技を選択するための撮影手技選択画面の一例を示す図である。 撮影された放射線画像データが表示される撮影画面の一例を示す図である。 図5の撮影手技情報表示領域で撮影手技が変更された場合、どのような処理情報が放射線撮影装置に通知されるかを説明するための図である。 本発明の第1の実施形態に係る放射線撮影システムの処理を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態に係る放射線撮影システムの処理を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る放射線撮影システムの処理を示すフローチャートである。
以下、本発明を適用した好適な実施形態を、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
先ず、本発明の第1の実施形態について説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に係る放射線撮影システムの構成を示す図である。図1に示すように、本実施形態に係る放射線撮影システムは、入力部1、制御部2、表示部3及び放射線撮影装置4を備える。入力部1は、マウス、キーボード又はトラックボール等の入力デバイスに相当する構成である。制御部2は、マイクロプロセッサから構成され、不図示のメモリ等に書き込まれている制御プログラムに従って、後述するデータ処理を行う。また、制御部2は、不図示の記憶装置等を備え、複数の撮影手技を格納している。表示部3は、ディスプレイ等の出力デバイスである。放射線撮影装置4は、撮影条件入力部41、放射線発生装置42及び放射線検出器43を備える。撮影条件入力部41は、ボタン、ジョイスティック又はフットペダル等の入力デバイスに相当する構成である。なお、制御部2は、入力部1、表示部3及び放射線撮影装置4と接続されている。なお、制御部2は、医用情報処理装置の例となる構成である。
手技指定部21は、入力部1を介してユーザから入力された情報に従って、制御部2に格納される複数の撮影手技の中から、任意の撮影手技を指定する。処理情報選択部22は、手技指定部21により指定された撮影手技を構成する撮影方法に付帯する処理情報から、処理情報を選択する。処理情報反映部23は、後述する処理情報通知部24から通知された処理情報に基づき、受信部25にて受信された放射線画像データに対して処理情報を反映させる。表示部3は、処理情報反映部23で処理情報が反映された放射線画像データを表示する。
処理情報通知部24は、処理情報選択部22により選択された処理情報を処理情報反映部23及び放射線発生装置42に対して通知する。また、処理情報通知部24は、処理情報選択部22により選択された処理情報、又は、放射線発生装置42から通知された処理情報を、処理情報を処理情報反映部23に対して通知する。
受信部25は、放射線検出器43において生成された放射線画像データを受信する。撮影条件入力部41は、撮影時の撮影方法及び処理情報を入力し、放射線発生装置42に対して通知する。放射線発生装置42は、処理情報通知部24から通知された撮影方法及び処理情報、又は、撮影条件入力部41から入力された撮影時の撮影方法及び処理情報に従って、放射線検出器43に対して放射線を照射する。また、放射線発生装置42は、撮影条件入力部41から撮影方法及び処理情報の変更指示が入力された場合、処理情報通知部24に対して変更後の処理情報を通知する。放射線検出器43は、生成した放射線画像データを受信部25に対して送信する。
図2は、撮影手技の構成例を示す図である。図2に示すように、撮影手技200は、大別して部位情報210と撮影方法220とから構成される。即ち、部位情報210と撮影方法220との組み合わせにより、所望の条件の撮影手技が生成される。部位情報210は、任意の部位情報(図1の例では、腹部側面)から構成されている。構成する部位情報を変更することにより、撮影手技の条件を変更することが可能である。
撮影方法220は、撮影方法の種類である静止画撮影221と透視撮影222とから構成される。ここでは、撮影方法を2種類の撮影方法で構成した例を挙げているが、これに限定するものではなく、単一の撮影方法で撮影方法220を構成してもよいし、動画撮影、DSA又はトモシンセシス等から撮影方法220を構成してもよい。
処理情報2211は、静止画撮影221に付帯しており、上下反転処理及び右90度回転処理という処理情報とから構成されている。ここでは、上下反転処理及び右90度回転処理から処理情報2211が構成されているが、これに限定されず、左右反転処理や、拡大縮小処理等の幾何変換で処理情報を構成してもよい。なお、処理情報2211は、図1の処理情報選択部22において選択され、処理情報反映部23及び放射線発生装置42に対して通知される情報である。
図3は、撮影手技の例を表で示した図である。図3において、撮影手技名31は、撮影手技に対して割り振られた名前を示している。撮影部位32は、図2における部位情報210に相当する。撮影方法33は、図2における撮影方法220に相当する。静止画処理情報331は、図2における静止画撮影221の処理情報2211に相当する。また、静止画処理情報331において「―」と示している箇所は、撮影手技を構成する撮影方法に静止画撮影が含まれていないことを表している。DSA332は、撮影手技を構成する撮影方法にDSAが含まれているか否かを示している。即ち、「○」となっている場合、撮影手技を構成する撮影方法にDSAが含まれ、「−」となっている場合、撮影手技を構成する撮影方法にDSAが含まれていないことを示している。また、トモシンセシスは、画像再構成アルゴリズムを含む特定の処理情報を用いる撮影方法であるため、ここでは、処理情報ではなく実施の有無のみを示している。
図3において、撮影手技A(a)は、撮影部位が胸部正面であり、撮影方法が静止画撮影及び透視撮影であることを示している。即ち、撮影手技Aを選択した場合、静止画撮影及び透視撮影を行うことができる。撮影手技B(b)は、撮影部位が胸部側面であり、撮影方法が静止画撮影であることを示している。即ち、撮影手技Bを選択した場合、静止画撮影のみ行うことができる。撮影手技C(c)は、撮影部位が胸部側面であり、撮影方法が静止画撮影、透視撮影及び動画撮影であることを示している。即ち、撮影手技Cを選択した場合、静止画撮影、透視撮影及び動画撮影を行うことができる。撮影手技D(d)は、撮影部位が胸部正面であり、撮影方法が透視撮影、動画撮影及びDSAであることを示している。即ち、撮影手技Dを選択した場合、透視撮影、動画撮影及びDSAを行うことができる。撮影手技E(e)は、撮影部位が頭部であり、撮影方法がトモシンセシスであることを示している。即ち、撮影手技Eを選択した場合、トモシンセシスのみ行うことができる。
図4は、複数の撮影手技から、撮影時の撮影手技を選択するための撮影手技選択画面の一例を示す図である。撮影手技選択画面40内の撮影手技表示領域401には、図1の制御部2に格納されている複数の撮影手技が表示されている。ここでは、撮影手技の種類を判別するために、図3の撮影手技名31が表示されている。撮影手技表示領域401で表示されている撮影手技群の中から任意の撮影手技が選択されると、選択された撮影手技が撮影時の撮影手技として登録される。撮影手技選択画面40内の登録済撮影手技表示領域402には、撮影手技表示領域401で選択され、撮影時の撮影手技として登録された撮影手技が表示される。ここでは、撮影手技A、撮影手技D及び撮影手技Gが撮影時の撮影手技として登録されていることを示している。
図5は、撮影された放射線画像データが表示される撮影画面の一例を示す図である。図5に示すように、撮影画面50は、撮影画像表示領域51及び撮影手技情報表示領域52から構成される。撮影画像表示領域51には、撮影時に選択された撮影手技を構成する撮影方法に付帯する処理情報が反映された放射線画像データが表示される。撮影手技情報表示領域52には、撮影時の撮影手技が表示される。ここでは、撮影手技A、撮影手技D及び撮影手技Gが撮影時の撮影手技として登録されていることを示している。撮影手技情報表示領域52において撮影手技を選択することにより、撮影手技を変更することができる。即ち、撮影手技情報表示領域52は、図1の手技指定部21に相当する構成である。
図6は、図5の撮影手技情報表示領域52で撮影手技が変更された場合、どのような処理情報が放射線撮影装置4に通知されるかを説明するための図である。撮影手技A(a)に撮影手技が変更された場合、撮影手技A(a)の撮影方法は静止画撮影及び透視撮影であるため、図6の61に示すように、放射線発生装置42に対して通知される処理情報は、透視撮影時の処理情報となる。また、撮影手技B(b)に撮影手技が変更された場合、撮影手技B(b)の撮影方法は静止画撮影であり、透視撮影を含まないため、図6の61に示すように、放射線発生装置42に対して通知される処理情報は、静止画撮影時の処理情報となる。また、撮影手技C(c)に撮影手技が変更された場合、撮影手技C(c)の撮影方法は静止画撮影、透視撮影及び動画撮影であるため、図6の61に示すように、放射線発生装置42に対して通知される処理情報は、透視撮影時の処理情報となる。また、撮影手技D(d)に撮影手技が変更された場合、撮影手技D(d)の撮影方法は静止画撮影、透視撮影及び動画撮影であるため、図6の61に示すように、放射線発生装置42に対して通知される処理情報は、透視撮影時の処理情報となる。また、撮影手技E(e)に撮影手技が変更された場合、撮影手技E(e)の撮影方法はトモシンセシスである。トモシンセシスは、画像再構成アルゴリズムを含む特定の処理情報を用いる撮影方法である。そのため、再構成アルゴリズムに適合する撮影位置の移動といった処理情報が放射線撮影装置4に予め設定されているので、図6の61に示すように、放射線発生装置42に対しては処理情報が通知されない。
次に、図7を参照しながら、本発明の第1の実施形態の処理について説明する。ここでは、撮影手技を指定してから、放射線画像データを撮影するまでの処理について説明する。なお、図7に示す処理は、制御部2及び放射線撮影装置4がROM等からプログラムを読み出して実行することにより実現する処理である。
ステップS101において、手技指定部21は、入力部1を介してユーザから入力された情報に従って、制御部2に格納されている複数の撮影手技から、任意の撮影手技を指定する。ステップS102において、処理情報選択部22は、ステップS101で指定された撮影手技を構成する撮影方法に透視撮影が含まれているか否かを判定する。透視撮影が含まれている場合、処理はステップS103に移行する。一方、透視撮影が含まれていない場合、処理はステップS104に移行する。ここでは、指定された撮影手技を構成する撮影方法に透視撮影が含まれるか否かに応じて処理を分岐させているが、透視撮影に限定されず、ユーザによって任意に指定された撮影方法が含まれるか否かに応じて処理を分岐させるようにしてよい。なお、透視撮影は、第1の撮影方法の例である。また、ステップS102は、判定手段の処理例である。
ステップS103において、処理情報選択部22は、手技指定部21により指定された撮影手技の透視撮影及び当該透視撮影に付帯する処理情報を選択する。ステップS104において、処理情報通知部24は、手技指定部21により指定された撮影手技を構成する全ての撮影方法及び当該全ての撮影方法に付帯する処理情報を選択する。ここでは、撮影手技を構成する全ての撮影方法及び当該全ての撮影方法に付帯する処理情報を選択するとしたが、これに限定されず、ユーザによって任意に指定された撮影方法及び当該撮影方法に付帯する処理情報を選択するようにしてもよい。また、撮影方法に付帯する処理情報ではなく、予め設定された既定値の処理情報を選択するようにしてもよい。
ステップS105において、処理情報通知部24は、ステップS103又はS104で選択された撮影方法及び処理情報を放射線発生装置42に対して通知する。ステップS106において、放射線発生装置42は、処理情報通知部24から通知された撮影方法及び処理情報に対する変更指示が、撮影条件入力部41から入力されたか否かを判定する。撮影方法及び処理情報に対する変更指示があった場合、処理はステップS107に移行する。一方、撮影方法及び処理情報に対する変更指示がない場合、処理はステップS108に移行する。
ステップS107において、放射線発生装置42は、処理情報通知部24から通知された撮影方法及び処理情報を、撮影条件入力部41から入力された撮影方法及び処理情報に変更する。ステップS108において、放射線発生装置42は、撮影条件入力部41から入力された撮影方法、又は、処理情報通知部24から通知された撮影方法に従って、放射線検出器43に放射線を照射する。即ち、ステップS106において変更指示があった場合、放射線発生装置42は、撮影条件入力部41から入力された撮影方法に従って、放射線検出器43に放射線を照射する。一方、ステップS106において変更指示がなかった場合、放射線発生装置42は、処理情報通知部24から通知された撮影方法に従って、放射線検出器43に放射線を照射する。放射線検出器43は、放射線発生装置42から照射された放射線より検出し、放射線画像データを撮影する。
ステップS109において、放射線検出器43は、撮影した放射線画像データを制御部2(受信部25)に送信する。ステップS110において、制御部2は、選択されている撮影手技が変更されたか否かを判定する。撮影手技が変更された場合、処理はステップS101に戻る。一方、撮影手技が変更されていない場合、処理はステップS111に移行する。ステップS111において、制御部2は、撮影条件入力部41から撮影終了の指示入力があったか否かを判定する。撮影終了の指示入力があった場合、処理は終了する。一方、撮影終了の指示入力がなく、撮影が継続される場合、処理はステップS106に戻る。
以上のように、処理情報選択部22は、手技指定部21により指定された撮影手技の撮影方法に透視撮影が含まれている場合、透視撮影及び当該透視撮影に付帯する処理情報を選択する。これにより、処理情報通知部24から放射線発生装置42に対して通知される処理情報は、透視撮影に付帯する処理情報となる。その結果、撮影手技が複数の撮影方法で構成されていても、透視撮影に付帯する処理情報を基準として撮影を開始することができるため、操作者の混乱を防止し、操作性を向上させることができる。
次に、図8を参照しながら、撮影方法及び処理情報が変更された場合の処理について説明する。なお、図8に示す処理は、制御部2及び放射線撮影装置4がROM等からプログラムを読み出して実行することにより実現する処理である。
ステップS201において、放射線発生装置42は、処理情報通知部24から通知された撮影方法に従って、放射線検出器43に対して放射線を照射し、撮影を開始する。また、処理情報反映部23は、撮影開始に伴い、受信部25において受信した放射線画像データに対し、処理情報通知部24から通知された処理情報を反映する。表示部3は、処理情報反映部23によって処理情報が反映された放射線画像データを表示する。
ステップS202において、放射線発生装置42は、処理情報通知部24から通知された撮影方法及び処理情報に対する変更指示が、撮影条件入力部41から入力されたか否かを判定する。変更指示が入力された場合、処理はステップS203に移行する。一方、変更指示が入力されていない場合、処理はステップS206に移行する。
ステップS203において、放射線発生装置42は、撮影条件入力部41から入力された処理情報を処理情報通知部24に対して通知する。ステップS204において、処理情報反映部23は、撮影中の撮影方法が透視撮影であるか否かを判定する。撮影中の撮影方法が透視撮影である場合、処理はステップS205に移行する。一方、撮影中の撮影方法が透視撮影ではない場合、処理はステップS206に移行する。ここでは、撮影中の撮影方法が透視撮影である場合に処理をステップS205に移行させているが、これに限定する必要はなく、例えば撮影中の撮影方法が動画撮影である場合に処理をステップS205に移行させるようにしてもよい。
ステップS205において、処理情報通知部24は、放射線発生装置42から通知された処理情報を処理情報反映部23に出力する。処理情報反映部23は、受信部25にて受信された放射線画像データに対して、処理情報通知部24から入力した処理情報を反映する。表示部3は、処理情報反映部23により処理情報が反映された放射線画像データを表示する。
ステップS206において、制御部2は、撮影条件入力部41から撮影終了の指示入力があったか否かを判定する。撮影終了の指示入力があった場合、処理はステップS207に移行する。一方、撮影終了の指示入力がない場合、処理はステップS202に戻る。ステップS207において、制御部2は、撮影条件入力部41から撮影中の撮影方法の変更指示が入力されたか否かを判定する。撮影方法の変更指示があった場合、処理はステップS201に戻る。一方、撮影方法の変更指示がない場合、処理は終了する。
以上のように、処理情報通知部24は、撮影中の撮影方法が透視撮影である場合に限り、処理情報反映部23に処理情報を通知することにより、撮影方法が変更されても、同一の処理情報で撮影を続けることが可能となる。その結果、操作者による処理情報の誤設定を防止することができる。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。第2の実施形態に係る放射線撮影システムの構成は、図1に示した構成と同様である。従って、以下の説明においても、図1の符号を流用するものとする。
図9は、本発明の第2の実施形態に係る放射線撮影システムの処理を示すフローチャートである。ここでは、撮影手技を指定してから、放射線画像データを撮影するまでの処理について説明する。なお、図9に示す処理は、制御部2及び放射線撮影装置4がROM等からプログラムを読み出して実行することにより実現する処理である。
ステップS301は、図7のステップS101と同様の処理である。ステップS302において、放射線発生装置42は、ステップS301で指定された撮影手技の撮影方法にトモシンセシスが含まれているか否かを判定する。トモシンセシスが含まれている場合、処理はステップS307に移行する。一方、トモシンセシスが含まれていない場合、処理はステップS303に移行する。ここで、撮影方法にトモシンセシスが含まれているか否かに応じて処理を分岐させているが、これに限定されず、ユーザによって任意に指定された撮影方法が含まれているか否かに応じて処理を分岐させてもよい。なお、トモシンセシスは、第2の撮影方法の例である。
ステップS303〜S312は夫々、図7のステップS107〜S111と同様の処理である。但し、ステップS306において、放射線発生装置42に対して撮影方法及び処理情報が通知されなかった場合、放射線発生装置42の撮影方法及び処理情報の初期値が予め設定されており、放射線発生装置42は、それらに従って、放射線検出器43に対して放射線を照射するものとする。
以上のように、手技指定部21で選択された撮影手技を構成する撮影方法にトモシンセシスが含まれていた場合、予め設定される撮影方法及び処理情報の初期値に従って撮影が行われる。その結果、トモシンセシスに適合する撮影位置の移動といった処理情報を修正する必要がなくなり、操作者の操作性を向上させることができる。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
1:入力部、2:制御部、3:表示部、4:放射線撮影装置、21:手技指定部、22処理情報選択部、23:処理情報反映部、24:処理情報通知部、25:受信部、41:撮影条件入力部、42:放射線発生装置、43:放射線検出器

Claims (6)

  1. 放射線撮影装置における撮影手技を指定する指定手段と、
    前記指定手段により指定された撮影手技を構成する複数の撮影方法の中予め定められた撮影方法である第1の撮影方法が含まれているか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記第1の撮影方法が含まれていると判定された場合、前記複数の撮影方法にそれぞれ付帯する処理情報の中から、前記第1の撮影方法に付帯する処理情報を選択する選択手段と、
    前記選択手段により選択された処理情報に基づいて、前記指定手段により指定された撮影手技に応じて撮影された画像データを処理する処理手段と、を有することを特徴とする医用情報処理装置。
  2. 前記選択手段により選択された処理情報を、前記放射線撮影装置を構成する放射線発生装置に通知する通知手段を有することを特徴とする請求項1に記載の医用情報処理装置。
  3. 前記選択手段により選択される処理情報には、前記放射線撮影装置により撮影される前記画像データの左右反転処理、上下反転処理、及び、回転処理のうちの少なくとも何れか一つが含まれることを特徴とする請求項1又は2に記載の医用情報処理装置。
  4. 前記第1の撮影方法は、透視撮影であることを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載の医用情報処理装置。
  5. 医用情報処理装置によって実行される医用情報処理方法であって、
    放射線撮影装置における撮影手技を指定する指定ステップと、
    前記指定ステップにより指定された撮影手技を構成する複数の撮影方法の中予め定められた撮影方法である第1の撮影方法が含まれているか否かを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップにより前記第1の撮影方法が含まれていると判定された場合、前記複数の撮影方法にそれぞれに付帯する処理情報の中から、前記第1の撮影方法に付帯する処理情報を選択する選択ステップと、
    前記選択ステップにより選択された処理情報に基づいて、前記指定ステップにおいて指定された撮影手技に応じて撮影された画像データを処理する処理ステップと、を有することを特徴とする医用情報処理方法。
  6. 放射線撮影装置における撮影手技を指定する指定ステップと、
    前記指定ステップにより指定された撮影手技を構成する複数の撮影方法の中予め定められた撮影方法である第1の撮影方法が含まれているか否かを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップにより前記第1の撮影方法が含まれていると判定された場合、前記複数の撮影方法にそれぞれに付帯する処理情報の中から、前記第1の撮影方法に付帯する処理情報を選択する選択ステップと、
    前記選択ステップにより選択された処理情報に基づいて、前記指定ステップにおいて指定された撮影手技に応じて撮影された画像データを処理する処理ステップと、をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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