JP6119360B2 - 参照情報提示システム、参照情報提示方法、サーバ、参照情報配信方法、及び、プログラム - Google Patents

参照情報提示システム、参照情報提示方法、サーバ、参照情報配信方法、及び、プログラム Download PDF

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本発明は、閲覧している電子書籍に関連する参照情報を提示する参照情報提示装置等に関するものである。
近年、インターネットショッピングなどでよく使用される、利用者の興味のありそうな商品やサービスを推薦するシステム(いわゆるレコメンドシステム)がある。例えば、ある書籍の関連商品を推薦する場合、レコメンドシステムでは、その書籍を購入した他のユーザの購入履歴等を解析し、その中に潜む項目間の相関関係やパターンなどから関連商品を推薦している。
また、近年、小説や漫画などのコンテンツが電子化され、電子書籍として普及しつつある。このような電子書籍は、携帯電話やPDA(Personal Digital Assistant)などの携帯用端末で利用される。ユーザは、携帯用端末に表示させた電子書籍の読書中に、知らない単語や、もっと詳しく知りたい内容が出現する場合がある。
例えば、特許文献1には、キーワードを入力して関連書籍を検索したり、あるいは、表示されている文章中のキーワードを選択することで、そのキーワードを含む書籍を検索したりする技術が提案されている(例えば、特許文献1)。
特開2003−122779号公報
レコメンドシステムでは、書籍に対する関連商品の推薦になっているため、書籍内の文章等の内容を深めるための推薦にはなっていない課題があった。
また、特許文献1に記載の技術では、書籍内のキーワードを含む関連書籍を検索することはできるものの、書籍以外の関連商品や関連Webサイト等を検索することができない課題があった。
本発明は、前述した問題点に鑑みてなされたもので、その目的とすることは、電子書籍が表示されている画面上に、電子書籍の内容に関連する参照情報を表示させることが可能な参照情報提示装置などを提供することである。
前述した目的を達成するための第1の発明は、サーバと端末とがネットワークを介して接続される参照情報提示システムであって、前記サーバは、電子書籍に関する情報、および前記電子書籍に関する情報に含まれる重要語を紐付けて記憶する第1の記憶手段と、参照情報に関する情報、および前記参照情報に含まれる重要語を紐付けて記憶する第2の記憶手段と、前記端末から前記電子書籍の閲覧が指示されると、前記第1の記憶手段から閲覧が指示された前記電子書籍に紐付けられた重要語を読み出し、前記第2の記憶手段に記憶されている前記参照情報に紐付けられた重要語との類似度を計算し、類似度が高い前記参照情報を決定する参照情報決定手段と、前記参照情報決定手段により決定された前記参照情報を前記電子書籍にパッケージ化して配信する配信手段と、を備え、前記端末は、前記電子書籍の閲覧指示に基づいて配信されてきた、前記参照情報がパッケージ化された前記電子書籍を受信し、前記電子書籍とともに前記参照情報を表示画面上に提示する提示手段と、を備えることを特徴とする参照情報提示システムである。
第1の発明によって、電子書籍の内容に関連する参照情報を提示することが可能となる。
前記参照情報決定手段は、前記閲覧が指示された前記電子書籍に紐付られた前記重要語を、当該電子書籍において選択されたキーワードから決定する。
これによって、電子書籍内で選択されたキーワードに関連する参照情報の表示画面を表示することができる。
前記端末は、前記表示画面上に提示された前記参照情報を選択させる選択手段を、さらに備え、前記参照情報決定手段は、前記端末から前記参照情報の選択が指示されると、当該参照情報に紐付けられた前記重要語と、前記第2の記憶手段に記憶されている他の参照情報に紐付けられた重要語との類似度を計算し、類似度が高い前記他の参照情報を決定し、前記提示手段は、前記参照情報決定手段により決定された前記他の参照情報を第2の表示画面上に提示する。
これによって、電子書籍の表示画面を残しつつ、選択された参照情報に関連する他の参照情報の表示画面を表示することができる。
前記提示手段は、前記第2の表示画面を前記表示画面の一部に重ねて提示する。
これによって、電子書籍内で選択されたキーワードと参照情報とのつながりが分かり易くなる。
前記参照情報は、電子書籍に関する情報、WEB記事、画像に関する情報、映像に関する情報、商品に関する情報、場所に関する情報、著者に関する情報、読者に関する情報のうち、少なくとも1つを含む。
これによって、電子書籍内で選択されたキーワードに関連するさまざまな参照情報を提示することができる。
前述した目的を達成するための第2の発明は、サーバと端末とがネットワークを介して接続される参照情報提示システムの参照情報提示方法であって、電子書籍に関する情報、および前記電子書籍に関する情報に含まれる重要語を紐付けて記憶する第1の記憶手段と、参照情報に関する情報、および前記参照情報に含まれる重要語を紐付けて記憶する第2の記憶手段と、を備える前記サーバが、前記端末から前記電子書籍の閲覧が指示されると、前記第1の記憶手段から閲覧が指示された前記電子書籍に紐付けられた重要語を読み出し、前記第2の記憶手段に記憶されている前記参照情報に紐付けられた重要語との類似度を計算し、類似度が高い前記参照情報を決定する参照情報決定ステップと、前記参照情報決定ステップにより決定された前記参照情報を前記電子書籍にパッケージ化して配信する配信ステップと、を実行し、前記端末が、前記電子書籍の閲覧指示に基づいて配信されてきた、前記参照情報がパッケージ化された前記電子書籍を受信し、前記電子書籍とともに前記参照情報を表示画面上に提示する提示ステップと、を実行することを特徴とする参照情報提示方法である。
第2の発明によって、電子書籍の内容に関連する参照情報を提示することが可能となる。
前述した目的を達成するための第3の発明は、サーバと端末とがネットワークを介して接続される参照情報提示システムのプログラムであって、前記サーバを、電子書籍に関する情報、および前記電子書籍に関する情報に含まれる重要語を紐付けて記憶する第1の記憶手段、参照情報に関する情報、および前記参照情報に含まれる重要語を紐付けて記憶する第2の記憶手段、前記端末から前記電子書籍の閲覧が指示されると、前記第1の記憶手段から閲覧が指示された前記電子書籍に紐付けられた重要語を読み出し、前記第2の記憶手段に記憶されている前記参照情報に紐付けられた重要語との類似度を計算し、類似度が高い前記参照情報を決定する参照情報決定手段、前記参照情報決定手段により決定された前記参照情報を前記電子書籍にパッケージ化して配信する配信手段、として機能させ、前記端末を、前記電子書籍の閲覧指示に基づいて配信されてきた、前記参照情報がパッケージ化された前記電子書籍を受信し、前記電子書籍とともに前記参照情報を表示画面上に提示する提示手段、として機能させるためのプログラムである。
第3の発明によって、電子書籍の内容に関連する参照情報を提示することが可能となる。
前述した目的を達成するための第4の発明は、電子書籍に関する情報、および前記電子書籍に関する情報に含まれる重要語を紐付けて記憶する第1の記憶手段と、参照情報に関する情報、および前記参照情報に含まれる重要語を紐付けて記憶する第2の記憶手段と、ネットワークを介して接続される端末から前記電子書籍の閲覧が指示されると、前記第1の記憶手段から閲覧が指示された前記電子書籍に紐付けられた重要語を読み出し、前記第2の記憶手段に記憶されている前記参照情報に紐付けられた重要語との類似度を計算し、類似度が高い前記参照情報を決定する参照情報決定手段と、前記参照情報決定手段により決定された前記参照情報を前記電子書籍にパッケージ化して前記端末に配信する配信手段と、を備えることを特徴とするサーバである。
第4の発明によって、電子書籍の内容に関連する参照情報を提示することが可能となる。
前記参照情報決定手段は、前記閲覧が指示された前記電子書籍に紐付られた前記重要語を、当該電子書籍において選択されたキーワードから決定する。
これによって、電子書籍内で選択されたキーワードに関連する参照情報を配信することができる。
前記参照情報決定手段は、前記端末から前記参照情報の選択が指示されると、当該参照情報に紐付けられた前記重要語と、前記第2の記憶手段に記憶されている他の参照情報に紐付けられた重要語との類似度を計算し、類似度が高い前記他の参照情報を決定する。
これによって、選択された参照情報に関連する他の参照情報を配信することができる。
前記参照情報は、電子書籍に関する情報、WEB記事、画像に関する情報、映像に関する情報、商品に関する情報、場所に関する情報、著者に関する情報、読者に関する情報のうち、少なくとも1つを含む。
これによって、電子書籍内で選択されたキーワードに関連するさまざまな参照情報を提示することができる。
前述した目的を達成するための第5の発明は、電子書籍に関する情報、および前記電子書籍に関する情報に含まれる重要語を紐付けて記憶する第1の記憶手段と、参照情報に関する情報、および前記参照情報に含まれる重要語を紐付けて記憶する第2の記憶手段と、を備えるサーバの参照情報配信方法であって、ネットワークを介して接続される端末から前記電子書籍の閲覧が指示されると、前記第1の記憶手段から閲覧が指示された前記電子書籍に紐付けられた重要語を読み出し、前記第2の記憶手段に記憶されている前記参照情報に紐付けられた重要語との類似度を計算し、類似度が高い前記参照情報を決定する参照情報決定ステップと、前記参照情報決定ステップにより決定された前記参照情報を前記電子書籍にパッケージ化して前記端末に配信する配信ステップと、を実行することを特徴とする参照情報配信方法である。
第5の発明によって、電子書籍の内容に関連する参照情報を提示することが可能となる。
前述した目的を達成するための第6の発明は、サーバを、電子書籍に関する情報、および前記電子書籍に関する情報に含まれる重要語を紐付けて記憶する第1の記憶手段、参照情報に関する情報、および前記参照情報に含まれる重要語を紐付けて記憶する第2の記憶手段、ネットワークを介して接続される端末から前記電子書籍の閲覧が指示されると、前記第1の記憶手段から閲覧が指示された前記電子書籍に紐付けられた重要語を読み出し、前記第2の記憶手段に記憶されている前記参照情報に紐付けられた重要語との類似度を計算し、類似度が高い前記参照情報を決定する参照情報決定手段、前記参照情報決定手段により決定された前記参照情報を前記電子書籍にパッケージ化して前記端末に配信する配信手段、として機能させるためのプログラムである。
第6の発明によって、電子書籍の内容に関連する参照情報を提示することが可能となる。
本発明により、閲覧している電子書籍の内容に関連する参照情報を提示することが可能となる。
本発明の実施の形態に係る参照情報提示システムの構成例を示す図である。 サーバのハードウェアの構成例を示す図である。 サーバの機能構成例を示すブロック図である。 端末の機能構成例を示すブロック図である。 第1の実施の形態のデータベース作成処理を説明するフローチャートである。 第1の実施の形態の参照情報提示処理を説明するフローチャートである。 コンテンツ表示画面の表示例を示す図である。 各コンテンツの紐付けの様子を模式的に示す図である。 図7に示すコンテンツ表示画面で参照コンテンツBが選択された場合に表示される他のコンテンツ表示画面の表示例を示す図である。 図9に示すコンテンツ表示画面で参照コンテンツGが選択された場合に表示される他のコンテンツ表示画面の表示例を示す図である。 図10に示すコンテンツ表示画面においてボタンが押下された場合に表示される詳細情報画面の表示例を示す図である。 図10に示すコンテンツ表示画面において参照コンテンツIが選択された場合に表示される他のコンテンツ表示画面の表示例を示す図である。 図12に示すコンテンツ表示画面においてボタンが押下された場合に表示される購入画面の表示例を示す図である。 第2の実施の形態のデータベース作成処理を説明するフローチャートである。 第1の実施の形態の参照情報提示処理を説明するフローチャートである。 コンテンツ表示画面の表示例を示す図である。 図16に示すコンテンツ表示画面でキーワードが選択された場合に表示されるコンテンツ表示画面の表示例を示す図である。 コンテンツ表示画面の他の表示例を示す図である。 コンテンツ詳細情報画面のさらに他の表示例を示す図である。 コンテンツ詳細情報画面のさらに他の表示例を示す図である。
以下、図面に基づいて、本発明の実施形態を詳細に説明する。
[本発明の第1の実施の形態]
(参照情報提示システムの構成)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る参照情報提示システム1の構成例を示す図である。第1の実施の形態では、閲覧指示された電子書籍の現在の画面に表示されているテキスト、章、または節といった意味のある単位における全ての品詞をもとに重要語を決定し、シーンに特化した参照情報を提示することを特徴とするものである。
図1に示す参照情報提示システム1は、サーバ2と端末3とがネットワーク4を介して相互に接続されることで構成される。なお、サーバ2および端末3の数は、任意であり、それぞれ複数設けることも勿論可能である。
サーバ2は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disk Drive)等からなるコンピュータシステムである。
サーバ2は、電子書籍の内容に関する情報、および、参照情報をデータベースで管理する。参照情報には、例えば、他の電子書籍、WEB記事、画像、映像、商品情報、場所情報、著者情報、読者情報等がある。
サーバ2は、端末3で閲覧指示された電子書籍の内容を解析し、その内容に関連する参照情報をデータベースから読み出し、ネットワーク4を介して端末3に送信(提示)する。またサーバ2は、端末3で選択された参照情報の内容に関連する他の参照情報をデータベースから読み出し、ネットワーク4を介して端末3に送信(提示)する。
端末3は、CPU、ROM、RAM、入力部、および表示画面などを実装したコンピュータ等であって、例えば、パーソナルコンピュータ、スマートフォン、タブレット端末(携帯情報端末)等である。端末3は、電子書籍を閲覧するためのビューアアプリケーションが予め実装されており、利用者によってダウンロードされた電子書籍を表示する。
端末3は、ユーザによって所定の電子書籍の閲覧が指示されると、その電子書籍の内容に関連する参照情報の送信要求を、ネットワーク4を介してサーバ2に送信し、サーバ2から送信されてくる参照情報を受信し、ユーザに提示する。また端末3は、表示されている参照情報がユーザによって選択されると、その参照情報の内容に関連する他の参照情報の送信要求を、ネットワーク4を介してサーバ2に送信し、サーバ2から送信されてくる他の参照情報を受信し、ユーザに提示する。
ネットワーク4は、LAN(Local Area Network)やインターネット等のネットワークであり、有線、無線は特に問わない。
(サーバの構成)
図2は、サーバ2のハードウェアの構成例を示す図である。なお、図2のハードウェア構成は一例であり、用途、目的に応じて様々な構成を採ることが可能である。また、端末3も基本的にサーバ2と同様の構成を有する。
サーバ2を実現するコンピュータは、制御部11、記憶部12、メディア入出力部13、通信制御部14、入力部15、表示部16、周辺機器I/F(インターフェース)部17等が、バス18を介して接続される。
制御部11は、CPU、ROM、RAM等で構成される。CPUは、記憶部12、ROM、記録媒体等に格納されるプログラムをRAM上のワークメモリ領域に呼び出して実行し、バス18を介して接続された各部を駆動制御し、サーバ2が行う後述する処理を実現する。ROMは、不揮発性メモリであり、コンピュータのブートプログラムやBIOS(Basic Input/Output System)等のプログラム、データ等を恒久的に保持している。RAMは、揮発性メモリであり、記憶部12、ROM、記録媒体等からロードしたプログラム、データ等を一時的に保持するとともに、制御部11が各種処理を行う為に使用するワークエリアを備える。
記憶部12は、HDDであり、制御部11が実行するプログラム、プログラム実行に必要なデータ、OS(オペレーティングシステム)等を格納する。プログラムに関しては、OSに相当する制御プログラムや、後述する処理をコンピュータに実行させるためのアプリケーションプログラムが格納されている。これらの各プログラムコードは、制御部11により必要に応じて読み出されてRAMに移され、CPUに読み出されて各種の手段として実行される。
メディア入出力部13(ドライブ装置)は、データの入出力を行い、例えば、CDドライブ(−ROM、−R、−RW等)、DVDドライブ(−ROM、−R、−RW等)等のメディア入出力装置を有する。通信制御部14は、通信制御装置、通信ポート等を有し、コンピュータとネットワーク4間の通信を媒介する通信インターフェースであり、ネットワーク4を介して、他のコンピュータ間との通信制御を行う。
入力部15は、データの入力を行い、例えば、キーボード、マウス等のポインティングデバイス、テンキー等の入力装置を有する。入力部15を介して、コンピュータに対して、操作指示、動作指示、データ入力等を行うことができる。
表示部16は、液晶パネル等のディスプレイ装置、ディスプレイ装置と連携してコンピュータのビデオ機能を実現するための論理回路等(ビデオアダプタ等)を有する。
周辺機器I/F(インターフェース)部17は、コンピュータに周辺機器を接続させるためのポートであり、周辺機器I/F部17を介してコンピュータは周辺機器とのデータの送受信を行う。周辺機器I/F部17は、USB(Universal Serial Bus)やIEEE(The Institute of Electrical and
Electronics Engineers)1394やRS−232C等で構成されており、通常複数の周辺機器I/Fを有する。周辺機器との接続形態は有線、無線を問わない。バス18は、各装置間の制御信号、データ信号等の授受を媒介する経路である。
図3は、サーバ2の機能構成例を示すブロック図である。図3に示す機能部のうちの少なくとも一部は、図2の制御部11により所定のプログラムが実行されることによって実現される。
電子化部21は、起点となる電子書籍のHTML(HyperText Markup Language)の形式またはXML(eXtensible Markup Language)の形式等で記述されたデータを、本実施の形態で加工または処理可能なデータ(以下、起点コンテンツと称する)に電子化する。また電子化部21は、他のコンテンツ(例えば、他の電子書籍、WEB記事、画像、映像、商品等)のデータを、本実施の形態で加工または処理可能なデータ(以下、参照コンテンツと称する)に電子化する。
重要語決定部22は、電子化部21で電子化された起点コンテンツの内容(例えば、書籍名、著者名、本文等)における全ての品詞を形態素解析し、形態素解析の結果から抽出される品詞の単語の登場回数および登場文書数から各単語の重要度を計算し、重要度の高い単語を重要語として決定する。重要語決定部22は、決定した重要語を、起点コンテンツに紐付けて起点コンテンツデータベース23に記憶させる。
また重要語決定部22は、電子化部21で電子化された参照コンテンツの内容(例えば、書籍名、著者名、解説文、本文、画像ファイル名、画像タイトル、画像解説文等)を形態素解析し、形態素解析の結果から抽出される品詞の単語の登場回数を計数し、登場回数が多い単語を重要語として決定する。重要語決定部22は、決定した重要語を、参照コンテンツに紐付けて参照コンテンツデータベース24に記憶させる。
起点コンテンツデータベース23は、電子化部21で電子化された起点コンテンツ、および重要語決定部22で決定された重要語を紐付けて記憶する。参照コンテンツデータベース24は、電子化部21で電子化された参照コンテンツ、および重要語決定部22で決定された重要語を紐付けて記憶する。
参照コンテンツ決定部25は、起点コンテンツデータベース23に記憶されている起点コンテンツの重要語と、参照コンテンツデータベース24に記憶されている参照コンテンツの重要語との類似度(関連度)を、TF(Term Frequency)・IDF(Inverse Document Frequency)法により計算する。なお、TF・IDF法は、公知の技術を利用することができる。参照コンテンツ決定部25は、TF・IDF法による計算の結果、起点コンテンツとの類似度が高い参照コンテンツを、所定数決定する。
コンテンツ再パッケージ化部26は、参照コンテンツ決定部25で決定された、起点コンテンツとの類似度が高い参照コンテンツを、起点コンテンツに紐付けて再パッケージ化する。
コンテンツ配信部27は、コンテンツ再パッケージ化部26で再パッケージ化されたコンテンツを端末3に配信(提示)する。
追加コンテンツ決定部28は、端末3に提示された起点コンテンツまたは参照コンテンツで、所定の内容が選択された場合、選択された内容に含まれる重要語と、参照コンテンツデータベース24に記憶されている参照コンテンツの重要語との類似度を、TF・IDF法により計算する。追加コンテンツ決定部28は、TF・IDF法による計算の結果、選択された内容に含まれる重要語との類似度が高い参照コンテンツを、所定数決定する。
図4は、端末3の機能構成例を示すブロック図である。
選択検知部41は、ユーザが入力部11を用いることで行われる、閲覧する電子書籍の選択、閲覧中の電子書籍におけるキーワード選択、閲覧中の電子書籍に紐付けられ表示されている参照コンテンツの選択、または閲覧終了コマンドの選択を検知する。
ログ情報取得部42は、端末3で行われる処理のログ情報を取得する。
表示制御部43は、ユーザにより閲覧指示された電子書籍、サーバ2から提示される電子書籍に関連する参照コンテンツの表示を制御する。
(第1の実施の形態のデータベース作成処理)
図5は、サーバ2が実行するデータベース作成処理を説明するフローチャートである。
ステップS1において、サーバ2の電子化部21は、起点となる電子書籍のHTMLデータやXMLデータを本実施の形態で加工または処理可能な起点コンテンツに電子化する。ステップS2において、サーバ2の重要語決定部22は、ステップS1の処理で電子化された起点コンテンツの内容を形態素解析し、形態素解析の結果から抽出される品詞の単語の登場回数および登場文書数から各単語の重要度を計算し、重要度の高い単語を重要語として決定する。
ステップS3において、サーバ2の重要語決定部22は、ステップS2の処理で決定した重要語を、ステップS1の処理で電子化された起点コンテンツに紐付けて起点コンテンツデータベース23に記憶させる。
ステップS4において、サーバ2の電子化部21は、他のコンテンツ(例えば、他の電子書籍、WEB記事、画像、映像、商品情報等)のデータを本実施の形態で加工または処理可能な参照コンテンツに電子化する。ステップS5において、サーバ2の重要語決定部22は、ステップS4の処理で電子化された参照コンテンツの内容を形態素解析し、形態素解析の結果から抽出される品詞の登場回数が多い単語を重要語として決定する。
ステップS6において、サーバ2の重要語決定部22は、ステップS5の処理で決定した重要語を、ステップS4の処理で電子化された参照コンテンツに紐付けて参照コンテンツデータベース24に記憶させる。
ステップS7において、サーバ2の制御部11は、全データの処理が終了したか否か、すなわち、全ての起点コンテンツおよび重要語を紐付けてコンテンツデータベース23に記憶させ、かつ、全ての参照コンテンツおよび重要語を紐付けて参照コンテンツデータベース24に記憶させる処理を行ったか否かを判定し、未だ全データの処理が終了していないと判定した場合、ステップS1およびステップS4に戻り、上述した処理を繰り返し実行する。
そして、ステップS7において、サーバ2の制御部11は、全データの処理が終了したと判定した場合、データベース作成処理を終了する。
以上のように、サーバ2は、予め、起点コンテンツデータベース23に起点コンテンツおよび重要語を紐付けて記憶させ、参照コンテンツデータベース24に参照コンテンツおよび重要語を紐付けて記憶させる。
(第1の実施の形態の参照情報提示処理)
図6は、参照情報提示システム1が実行する参照情報提示処理を示すフローチャートである。なお、図7〜図13を参照し、具体的な処理内容も説明する。
ステップS11において、端末3の選択検知部41は、ユーザによって所定のコンテンツ(電子書籍)の表示が指示されたことを検知する。ステップS12において、端末3の制御部11は、ネットワーク4を介してサーバ2に対し、ユーザによって選択されたコンテンツの配信を指示する。
ステップS13において、サーバ2の参照コンテンツ決定部25は、ネットワーク4を介して端末3から配信指示されたコンテンツを起点コンテンツデータベース23から読み出し、読み出したコンテンツに紐付けられた重要語と、参照コンテンツデータベース24の参照コンテンツに紐付けられた重要語との類似度をTF・IDF法により計算する。参照コンテンツ決定部25は、類似度の計算の結果、起点コンテンツとの類似度が高い参照コンテンツを、所定数決定する。
ステップS14において、サーバ2のコンテンツ再パッケージ化部26は、ステップS13の処理で決定された参照コンテンツを、起点コンテンツデータベース23から読み出された起点コンテンツに紐付けて再パッケージ化する。
ステップS15において、コンテンツ配信部27は、ステップS14の処理で再パッケージ化されたコンテンツを、ネットワーク4を介して端末3に配信する。
ステップS16において、端末3の表示制御部43は、ネットワーク4を介してサーバ2から配信されてきた、参照コンテンツが再パッケージ化されたコンテンツを受信し、コンテンツ表示画面を表示部16に表示させる。
図7は、コンテンツ表示画面51の表示例を示す図である。
図7に示すコンテンツ表示画面51には、ユーザによって閲覧指示されたコンテンツを表示させるためのコンテンツ表示エリア52、およびコンテンツ表示エリア52に表示されているコンテンツの内容に関連する参照コンテンツを表示させるための参照コンテンツ表示エリア53が表示されている。
図7の例の場合、コンテンツ表示エリア52には、「化け物の進化」の著書名を持つ電子書籍(起点コンテンツ)が表示されており、参照コンテンツ表示エリア53には、コンテンツ表示エリア52に表示された起点コンテンツに関連する参照コンテンツA(「怪談物語」の映画タイトルを持つ動画)、参照コンテンツB(「世界の宗教」の著書名を持つ電子書籍)、参照コンテンツC(「名言マグカップ」の著書名を持つ電子書籍)、および参照コンテンツD(「お化けキーホルダー」の名前を持つ商品)等が表示されている。
また、コンテンツ表示画面51において、コンテンツ表示エリア52に表示されている「化け物の進化」の電子書籍(起点コンテンツ)には、例えば、「本(カテゴリ)」、「化け物の進化(タイトル)」、「寺田××(著者名)」、「教典(内容)」、「化け物(内容)、「宗教(内容)」、および「虎の皮の褌(内容)」の重要語がタグ情報として付与されている。
さらに、参照コンテンツ表示エリア53に表示されている参照コンテンツAには、「怪談」および「化け物」の重要語がタグ情報として付与され、参照コンテンツBには、「教典」、「宗教」、「孫悟空」、「化け物」、「インド」、および「伝説」の重要語がタグ情報として付与され、参照コンテンツCには、「マグカップ」、「名言」、および「寺田××」の重要語がタグ情報として付与され、参照コンテンツDには、「キーホルダー」および「化け物」の重要語がタグ情報として付与されている。
なお、図7の表示例では、参照コンテンツ表示エリア53がコンテンツ表示画面51の片隅に表示される様子が示されているが、ユーザが自由に、参照コンテンツ表示エリア53の表示・非表示を切り替えたり、表示位置を変更したりすることができる。
図8は、図7に示すコンテンツ表示画面51における各コンテンツの紐付けの様子を模式的に示す図である。
図8に示すように、参照コンテンツAは、起点コンテンツの「化け物」の重要語と紐付けられることで類似度が高いものとして提示され、参照コンテンツBは、起点コンテンツの「教典」、「宗教」、および「化け物」の重要語と紐付けられることで類似度が高いものとして提示され、参照コンテンツCは、起点コンテンツの「寺田××」の重要語と紐付けられることで類似度が高いものとして提示され、参照コンテンツDは、起点コンテンツの「化け物」の重要語と紐付けられることで類似度が高いものとして提示されていることがわかる。
図6の説明に戻る。ステップS17において、端末3の選択検知部41は、ユーザによって参照コンテンツが選択されたか否か、つまり、図7のコンテンツ表示画面51の参照コンテンツ表示エリア53内の所定の参照コンテンツが選択されたか否かを判定し、参照コンテンツが選択されたと判定した場合、ステップS12に戻り、上述した処理を繰り返し実行する。
例えば、図7に示すコンテンツ表示画面51の参照コンテンツ表示エリア53内の参照コンテンツBが選択された場合、ステップS12に戻り、端末3の制御部11は、ネットワーク4を介してサーバ2に対し、参照コンテンツBの配信を指示する。
参照コンテンツBの配信指示に基づいて、サーバ2の追加コンテンツ決定部28は、参照コンテンツBに紐付けられた重要語(上述した例では、「教典」、「宗教」、「孫悟空」、「化け物」、「インド」、および「伝説」)と、参照コンテンツデータベース24の他の参照コンテンツに紐付けられた重要語との類似度をTF・IDF法により計算し、類似度が高い他の参照コンテンツを、所定数決定する(ステップS13)。コンテンツ再パッケージ化部26は、決定された他の参照コンテンツを、参照コンテンツBに紐付けて再パッケージ化する(ステップS14)。コンテンツ配信部27は、再パッケージ化された参照コンテンツBを、ネットワーク4を介して端末3に配信する(ステップS15)。
端末3の表示制御部43は、ネットワーク4を介してサーバ2から配信されてきた、他の参照コンテンツが再パッケージ化された参照コンテンツBを受信し、例えば、図9に示すようなコンテンツ表示画面61を表示部16に表示させる(ステップS16)。
図9に示すコンテンツ表示画面61は、基本的に図7に示したコンテンツ表示画面51と同様であり、コンテンツ表示エリア62および参照コンテンツ表示エリア63が表示されている。なお、コンテンツ表示画面61は、図7に示したコンテンツ表示画面51のタイトルバーが少なくとも視認可能な状態で、コンテンツ表示画面51上に重ねて表示される。
図9の例の場合、コンテンツ表示エリア62には、「世界の宗教」の著書名を持つ電子書籍(参照コンテンツB)が表示されており、参照コンテンツ表示エリア63には、コンテンツ表示エリア62に表示された参照コンテンツBに関連する参照コンテンツE、参照コンテンツF、参照コンテンツG等が表示されている。
また、コンテンツ表示画面61において、コンテンツ表示エリア62に表示されている「世界の宗教」の電子書籍(参照コンテンツB)には、例えば、「本(カテゴリ)」、「世界の宗教(タイトル)」、「青森××(著者名)」、「教典(内容)」、「宗教(内容)、「孫悟空(内容)」、「化け物(内容)」、「インド(内容)」、および「伝説(内容)」の重要語がタグ情報として付与されている。
さらに、参照コンテンツ表示エリア63に表示されている参照コンテンツEには、「宗教」および「伝説」の重要語がタグ情報として付与され、参照コンテンツFには、「宗教」の重要語がタグ情報として付与され、参照コンテンツGには、「インド」、「グルメ」、「観光」、および「旅」の重要語がタグ情報として付与されている。
つまり、参照コンテンツEおよび参照コンテンツFは、参照コンテンツBの「宗教」の重要語と紐付けられることで類似度が高いものとして提示され、参照コンテンツGは、参照コンテンツBの「インド」の重要語と紐付けられることで類似度が高いものとして提示されていることがわかる。
そして、ユーザは、図9に示すコンテンツ表示画面61において、さらに、参照コンテンツ表示エリア63の参照コンテンツGを選択すると、端末3の制御部11は、参照コンテンツGの配信を指示する(ステップS12)。この指示に基づいて、サーバ2は、参照コンテンツGとの類似度が高い他の参照コンテンツを決定し(ステップS13)、参照コンテンツGに類似度が高い他の参照コンテンツを紐付けて再パッケージ化し(ステップS14)、再パッケージ化された参照コンテンツGを端末3に配信する(ステップS15)。端末3の表示制御部43は、サーバ2から配信されてきた、他の参照コンテンツが再パッケージ化された参照コンテンツGを受信し、例えば、図10に示すようなコンテンツ表示画面71を表示部16に表示させる(ステップS16)。
図10に示すコンテンツ表示画面71は、基本的に図7に示したコンテンツ表示画面51等と同様であり、コンテンツ表示エリア72および参照コンテンツ表示エリア73が表示されている。なお、コンテンツ表示画面71は、図7に示したコンテンツ表示画面51および図9に示したコンテンツ表示画面61のタイトルバーが少なくとも視認可能な状態で、それらの画面上に重ねて表示される。
図10の例の場合、コンテンツ表示エリア72には、「△△旅行会社」の「インド旅行」の案内を示すWEBサイト(参照コンテンツG)が表示されており、参照コンテンツ表示エリア73には、コンテンツ表示エリア72に表示された参照コンテンツGに関連する参照コンテンツH、参照コンテンツI、参照コンテンツJ等が表示されている。
また、コンテンツ表示画面71において、コンテンツ表示エリア72に表示されている「インド旅行」のWEBサイト(参照コンテンツG)には、例えば、「WEB(カテゴリ)」、「インド旅行(タイトル)」、「△△旅行会社(タイトル)」、「インド(内容)」、「グルメ(内容)」、および「旅行(内容)」の重要語がタグ情報として付与されている。
さらに、参照コンテンツ表示エリア73に表示されている参照コンテンツHには、「インド」の重要語がタグ情報として付与され、参照コンテンツIには、「グラス」、「インド」、および「グルメ」の重要語がタグ情報として付与され、参照コンテンツJには、「インド」および「グルメ」の重要語がタグ情報として付与されている。
つまり、参照コンテンツHは、参照コンテンツGの「インド」の重要語と紐付けられることで類似度が高いものとして提示され、参照コンテンツIおよび参照コンテンツJは、参照コンテンツGの「インド」および「グルメ」の重要語と紐付けられることで類似度が高いものとして提示されていることがわかる。
そして、ユーザは、図10に示すコンテンツ表示画面71において、「詳細はこちら」の名称が付与されたボタン74を押下すると、「△△旅行会社」が提供する「インド旅行」のWEBサイトをサーバ2から受信し、例えば、図11に示すような詳細情報画面81を表示させることができる。
このように、ユーザは、「化け物の進化」の電子書籍(起点コンテンツ)の閲覧中に、電子書籍の片隅に提示された参照コンテンツを巡る(選択する)ことで、「インド旅行」の詳細情報に辿り着くことができる。
また、ユーザは、図10に示すコンテンツ表示画面71において、さらに、参照コンテンツ表示エリア73の参照コンテンツIを選択すると、端末3の制御部11は、参照コンテンツIの配信を指示する(ステップS12)。この指示に基づいて、サーバ2は、参照コンテンツIとの類似度が高い他の参照コンテンツの決定、コンテンツの再パッケージ化、およびコンテンツ配信を行う(ステップS13〜S15)。端末3の表示制御部43は、サーバ2から配信されてきた、再パッケージ化された参照コンテンツIを受信し、例えば、図12に示すようなコンテンツ表示画面91を表示部16に表示させる(ステップS16)。
図12に示すコンテンツ表示画面91は、基本的に図7に示したコンテンツ表示画面51等と同様であり、コンテンツ表示エリア92および参照コンテンツ表示エリア93が表示されている。なお、コンテンツ表示画面91は、図7に示したコンテンツ表示画面51、図9に示したコンテンツ表示画面61、および図10に示したコンテンツ表示画面71のタイトルバーが少なくとも視認可能な状態で、それらの画面上に重ねて表示される。
図12の例の場合、コンテンツ表示エリア92には、「AAA通信販売」の案内を示すWEBサイト(参照コンテンツI)が表示されており、参照コンテンツ表示エリア93には、コンテンツ表示エリア92に表示された参照コンテンツIに関連する参照コンテンツK、参照コンテンツL、参照コンテンツM等が表示されている。
そして、ユーザは、図12に示すコンテンツ表示画面91において、「購入」の名称が付与されたボタン94を押下すると、「AAA通信販売」が提供する「インドグラス」の購入WEBサイトをサーバ2から受信し、例えば、図13に示すような購入画面101を表示させることができる。
このように、ユーザは、「化け物の進化」の電子書籍(起点コンテンツ)の閲覧中に、電子書籍の片隅に提示された参照コンテンツを巡る(選択する)ことで、「インドグラス」の購入に辿り着くことができる。
図6の説明に戻る。ステップS17において、端末3の選択検知部41は、ユーザによって参照コンテンツが選択されたか否か、参照コンテンツが選択されていないと判定した場合、ステップS18に進み、さらに、ユーザによって閲覧終了が指示されたか否かを判定する。
ステップS18において、端末3の選択検知部41は、ユーザによって閲覧終了が指示されていないと判定した場合、ステップS17に戻り、上述した処理を繰り返し実行する。そして、ステップS18において、端末3の選択検知部41は、ユーザによって閲覧終了が指示されたと判定した場合、コンテンツ配信処理を終了する。
以上の処理によって、ユーザは、電子書籍(起点コンテンツ)の閲覧中に、現在の画面に表示されているテキスト、章、または節といったシーンに関連する参照コンテンツの提示を受けることができる。また、ユーザは、参照コンテンツを選択することで、さらに参照コンテンツに関連する他の参照コンテンツの提示を受けることができる。
以上においては、端末3で電子書籍の閲覧が指示されると、その指示に基づいて、サーバ2が、電子書籍の内容に関連する参照コンテンツを決定し、端末3に提示するようにしたが、サーバ2上で、全ての処理を行うことも勿論可能である。
また、サーバ2は、参照コンテンツを決定する度に、その参照コンテンツを起点コンテンツに紐付けて再パッケージ化するようにしたが、これに限らず、例えば、予め、起点コンテンツに参照コンテンツを紐付けてパッケージ化した情報を保持しておくことで、パッケージ化されたコンテンツを迅速に端末3に配信(提示)することが可能となる。
[本発明の第1の実施の形態における効果]
1.以上のように、サーバは、ユーザが閲覧中の電子書籍の現在の画面に表示されているテキスト、章、または節といった意味のある単位における全ての品詞をもとに重要語を決定し、シーンに特化した参照コンテンツを決定し、電子書籍表示画面上に表示させることができる。これによって、ユーザは、容易に参照コンテンツを閲覧(選択)することが可能となる。
2.また、ユーザが電子書籍表示画面上の参照コンテンツを選択すると、サーバは、選択された参照コンテンツの内容から関連する他の参照コンテンツをさらに決定し、つながりがわかるように他の参照コンテンツ表示画面を表示させることができる。
3.起点コンテンツの内容に関連する参照コンテンツ、および、参照コンテンツの内容に関連する他の参照コンテンツがツリー構造で紐付いているため、ユーザは、電子書籍(起点コンテンツ)の表示画面を残しつつ、複数の参照コンテンツの表示画面を自由に行き来することができ、興味や関心を広げるきっかけになる。
[本発明の第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。
第2の実施の形態において、基本的なコンテンツ配信システム1の構成(図1)、サーバ2(端末3)のハードウェア構成(図2)は、第1の実施の形態と同様である。第1の実施の形態では、閲覧指示された電子書籍(起点コンテンツ)の現在の画面に表示されているテキスト、章、または節といった意味のある単位における全ての品詞をもとに重要語を決定し、シーンに特化した参照情報を提示するようにしたが、第2の実施の形態では、閲覧中の電子書籍(起点コンテンツ)においてユーザによってキーワードが選択されると、その選択キーワードをもとに重要語を決定し、参照情報を提示することを特徴とするものである。
(第2の実施の形態のデータベース作成処理)
図14は、第2の実施の形態におけるサーバ2が実行するデータベース作成処理を説明するフローチャートである。なお、ステップS23〜ステップS25の処理は、上述した図5のフローチャートに示すステップS4〜ステップS6の処理と同様であるため、その説明は適宜省略する。
ステップS21において、サーバ2の電子化部21は、起点となる電子書籍のHTMLデータやXMLデータを本実施の形態で加工または処理可能な起点コンテンツに電子化する。ステップS22において、サーバ2の電子化部21は、ステップS1の処理で電子化した起点コンテンツを起点コンテンツデータベース23に記憶させる。
ステップS23〜S25においては、他のコンテンツが参照コンテンツに電子化され、参照コンテンツから重要語が決定され、決定された重要語が参照コンテンツ紐付けられて参照コンテンツデータベース24に記憶される。
ステップS26において、サーバ2の制御部11は、全データの処理が終了したか否か、すなわち、全ての起点コンテンツを起点コンテンツデータベース23に記憶させ、かつ、全ての参照コンテンツおよび重要語を紐付けて参照コンテンツデータベース24に記憶させる処理を行ったか否かを判定し、未だ全データの処理が終了していないと判定した場合、ステップS21およびステップS23に戻り、上述した処理を繰り返し実行する。
ステップS26において、サーバ2の制御部11は、全データの処理が終了したと判定した場合、データベース作成処理を終了する。
以上のように、サーバ2は、予め、起点コンテンツデータベース23に起点コンテンツのみを記憶させ、参照コンテンツデータベース24に参照コンテンツおよび重要語を紐付けて記憶させる。
(第2の実施の形態の参照情報提示処理)
図15は、参照情報提示システム1が実行する参照情報提示処理を示すフローチャートである。
ステップ31において、端末3の選択検知部41は、ユーザによって所定のコンテンツ(電子書籍)の表示が指示されたことを検知する。ステップS32において、端末3の制御部11は、ネットワーク4を介してサーバ2に対し、コンテンツ配信を指示する。
ステップS33において、サーバ2の制御部11は、ネットワーク4を介して端末3から配信指示されたコンテンツを起点コンテンツデータベース23から読み出し、読み出したコンテンツを、ネットワーク4を介して端末3に配信する。
ステップS34において、端末3の表示制御部43は、ネットワーク4を介してサーバ2から配信されてきたコンテンツを受信し、コンテンツ表示画面を表示部16に表示させる。
図16は、コンテンツ表示画面の表示例を示す図である。
図16に示すコンテンツ表示画面111には、ユーザによって閲覧指示されたコンテンツを表示させるためのコンテンツ表示エリア112が表示されている。図16の例の場合、コンテンツ表示エリア112には、「化け物の進化」の著書名を持つ電子書籍(起点コンテンツ)が表示されている。
図15の説明に戻る。ステップS35において、端末3の選択検知部41は、ユーザによってキーワードが選択されたか否か、つまり、ユーザによってコンテンツ表示画面111のコンテンツ表示エリア112内でキーワードが選択されたか否かを判定し、キーワードが未だ選択されていないと判定した場合、ステップS34の処理に戻り、上述した処理を繰り返し実行する(表示状態を維持する)。
ステップS35において、端末3の選択検知部41は、ユーザによってキーワードが選択されたと判定した場合、ステップS36に進み、端末3の制御部11は、ネットワーク4を介してサーバ2に対し、選択キーワードを送信する。
例えば、図16に示すコンテンツ表示画面111のコンテンツ表示エリア112において、ユーザによって、「虎の皮の褌を着けた鬼」の一文(図中における網掛け表示)が選択されると、その一文が選択キーワードとしてサーバ2に送信される。
ステップS37において、サーバ2の重要語決定部24は、ネットワーク4を介して端末3から送信されてきたキーワードを受信し、ステップS38において、受信したキーワードの内容を形態素解析し、重要語を決定する。例えば、「虎の皮の褌を着けた鬼」の一文から、「虎」、「褌」、および「鬼」が重要語として決定される。
ステップS39において、サーバ2の参照コンテンツ決定部25は、ステップS38の処理で決定された重要語(いまの場合、「虎」、「褌」、および「鬼」)と、参照コンテンツデータベース24の参照コンテンツに紐付けられた重要語との類似度をTF・IDF法により計算する。参照コンテンツ決定部25は、類似度の計算の結果、起点コンテンツとの類似度が高い参照コンテンツを、所定数決定する。
ステップS40において、サーバ2のコンテンツ配信部27は、ステップS39の処理で決定された参照コンテンツを、ネットワーク4を介して端末3に配信する。
ステップS41において、端末3の表示制御部43は、ネットワーク4を介してサーバ2から配信されてきた参照コンテンツを受信し、コンテンツ表示画面111に表示させる。これにより、例えば、図17に示すように、コンテンツ表示画面111には、コンテンツ表示エリア112で選択されたキーワード(虎の皮の褌を着けた鬼)に関連する参照コンテンツを表示させるための参照コンテンツ表示エリア113がさらに表示される。
図17の例の場合、参照コンテンツ表示エリア113には、コンテンツ表示エリア112に表示された起点コンテンツで選択されたキーワードに関連する参照コンテンツA(「怪談物語」の映画タイトルを持つ動画)、参照コンテンツB(「世界の宗教」の著書名を持つ電子書籍)、参照コンテンツC(「名言マグカップ」の著書名を持つ電子書籍)、および参照コンテンツC(「お化けキーホルダー」の名前を持つ商品)等が表示されている。
図15の説明に戻る。ステップS42において、端末3の選択検知部41は、ユーザによって参照コンテンツが選択されたか否か、つまり、図17のコンテンツ表示画面111の参照コンテンツ表示エリア113内の所定の参照コンテンツが選択されたか否かを判定し、参照コンテンツが選択されたと判定した場合、ステップS43に進む。
ステップS43において、端末3の制御部11は、ネットワーク4を介してサーバ2に対し、参照コンテンツの配信を指示する。ステップS39において、サーバ2の追加コンテンツ決定部28は、ネットワーク4を介して端末3から配信指示された参照コンテンツに紐付けられた重要語と、参照コンテンツデータベース24の他の参照コンテンツに紐付けられた重要語との類似度をTF・IDF法により計算し、類似度が高い他の参照コンテンツを、所定数決定する。
ステップS40において、サーバ2のコンテンツ再パッケージ化部26は、ステップS39の処理で決定された他の参照コンテンツを、参照コンテンツに紐付けて再パッケージ化する。サーバ2のコンテンツ配信部27は、再パッケージ化されたコンテンツを、ネットワーク4を介して端末3に配信する。
ステップS41において、端末3の表示制御部43は、ネットワーク4を介してサーバ2から配信されてきた参照コンテンツを受信し、例えば、図9に示したようなコンテンツ表示画面61を表示部16に表示させる。なお、参照コンテンツが選択された場合の具体的な処理例は、第1の実施の形態で詳述しているため、ここでは省略する。
図15の説明に戻る。ステップS42において、端末3の選択検知部41は、ユーザによって参照コンテンツが選択されたか否か、参照コンテンツが選択されていないと判定した場合、ステップS44に進み、さらに、ユーザによって閲覧終了が指示されたか否かを判定する。
ステップS44において、端末3の選択検知部41は、ユーザによって閲覧終了が指示されていないと判定した場合、ステップS42に戻り、上述した処理を繰り返し実行する。そして、ステップS44において、端末3の選択検知部41は、ユーザによって閲覧終了が指示されたと判定した場合、コンテンツ配信処理を終了する。
以上の処理によって、ユーザは、閲覧中の電子書籍(起点コンテンツ)で、気になる一文をキーワードとして選択することで、そのキーワードに関連する参照コンテンツの提示を受けることができる。また、ユーザは、参照コンテンツを選択することで、さらに参照コンテンツに関連する他の参照コンテンツの提示を受けることができる。
[発明の第2の実施の形態における効果]
1.以上のように、サーバは、ユーザにより閲覧中の電子書籍内でキーワードが選択されると、そのキーワードから関連する参照コンテンツを決定し、電子書籍表示画面上に表示させることができる。これによって、ユーザは、容易に参照コンテンツを閲覧(選択)することが可能となる。
2.また、ユーザが電子書籍表示画面上の参照コンテンツを選択すると、サーバは、選択された参照コンテンツの内容から関連する他の参照コンテンツをさらに決定し、つながりがわかるように他の参照コンテンツ表示画面を表示させることができる。
3.電子書籍内で選択されたキーワード、およびキーワードに関連する参照コンテンツがツリー構造で紐付いているため、ユーザは、電子書籍(起点コンテンツ)の表示画面を残しつつ、複数の参照コンテンツの表示画面を自由に行き来することができ、興味や関心を広げるきっかけになる。
[変形例]
以上の処理では、図9および図10等に示したように、縦書きの電子書籍の起点コンテンツの表示画面51を上に配置し、参照コンテンツの表示画面61、71を順次下に表示させるようにしたが、これに限らず、例えば、図18に示すように、起点コンテンツの表示画面51を右に配置し、参照コンテンツの表示画面61を順次左に表示させるようにしてもよい。
また、例えば、図19に示すように、横書きの電子書籍の起点コンテンツの表示画面51を上に配置し、参照コンテンツの表示画面61を順次下に表示させるようにしたり、あるいは、図20に示すように、横書きの電子書籍の起点コンテンツの表示画面51を左に配置し、参照コンテンツの表示画面61を順次右に表示させるようにしてもよい。
また第2の実施の形態においては、ユーザによって選択されたキーワードから重要語を決定するようにしたが、これに限らず、選択されたキーワードを含む段落から重要語を決定するようにしてもよい。これにより、重要語の近傍にある周辺語も参照コンテンツを紐付けるための重要語として扱うことができ、よりさまざまな参照コンテンツを紐付けることが可能となる。
以上、添付図面を参照しながら、本発明に係る参照情報提示置等の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば、本願で開示した技術的思想の範疇内において、各種の変更例又は修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
1………参照情報提示システム
2………サーバ
3………端末
4………ネットワーク
11………制御部
12………記憶部
16………表示部
22………重要語決定部
23………起点コンテンツデータベース
24………参照コンテンツデータベース
25………参照コンテンツ決定部
26………コンテンツ再パッケージ化部
27………コンテンツ配信部

Claims (13)

  1. サーバと端末とがネットワークを介して接続される参照情報提示システムであって、
    前記サーバは、
    電子書籍に関する情報、および前記電子書籍に関する情報に含まれる重要語を紐付けて記憶する第1の記憶手段と、
    参照情報に関する情報、および前記参照情報に含まれる重要語を紐付けて記憶する第2の記憶手段と、
    前記端末から前記電子書籍の閲覧が指示されると、前記第1の記憶手段から閲覧が指示された前記電子書籍に紐付けられた重要語を読み出し、前記第2の記憶手段に記憶されている前記参照情報に紐付けられた重要語との類似度を計算し、類似度が高い前記参照情報を決定する参照情報決定手段と、
    前記参照情報決定手段により決定された前記参照情報を前記電子書籍にパッケージ化して配信する配信手段と、
    を備え、
    前記端末は、
    前記電子書籍の閲覧指示に基づいて配信されてきた、前記参照情報がパッケージ化された前記電子書籍を受信し、前記電子書籍とともに前記参照情報を表示画面上に提示する提示手段と、
    を備えることを特徴とする参照情報提示システム。
  2. 前記参照情報決定手段は、前記閲覧が指示された前記電子書籍に紐付られた前記重要語を、当該電子書籍において選択されたキーワードから決定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の参照情報提示システム。
  3. 前記端末は、前記表示画面上に提示された前記参照情報を選択させる選択手段を、さらに備え、
    前記参照情報決定手段は、前記端末から前記参照情報の選択が指示されると、当該参照情報に紐付けられた前記重要語と、前記第2の記憶手段に記憶されている他の参照情報に紐付けられた重要語との類似度を計算し、類似度が高い前記他の参照情報を決定し、
    前記提示手段は、前記参照情報決定手段により決定された前記他の参照情報を第2の表示画面上に提示する
    ことを特徴とする請求項1に記載の参照情報提示システム。
  4. 前記提示手段は、前記第2の表示画面を前記表示画面の一部に重ねて提示する
    ことを特徴とする請求項3に記載の参照情報提示システム
  5. 前記参照情報は、電子書籍に関する情報、WEB記事、画像に関する情報、映像に関する情報、商品に関する情報、場所に関する情報、著者に関する情報、読者に関する情報のうち、少なくとも1つを含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の参照情報提示システム。
  6. サーバと端末とがネットワークを介して接続される参照情報提示システムの参照情報提示方法であって、
    電子書籍に関する情報、および前記電子書籍に関する情報に含まれる重要語を紐付けて記憶する第1の記憶手段と、参照情報に関する情報、および前記参照情報に含まれる重要語を紐付けて記憶する第2の記憶手段と、を備える前記サーバが、
    前記端末から前記電子書籍の閲覧が指示されると、前記第1の記憶手段から閲覧が指示された前記電子書籍に紐付けられた重要語を読み出し、前記第2の記憶手段に記憶されている前記参照情報に紐付けられた重要語との類似度を計算し、類似度が高い前記参照情報を決定する参照情報決定ステップと、
    前記参照情報決定ステップにより決定された前記参照情報を前記電子書籍にパッケージ化して配信する配信ステップと、
    を実行し、
    前記端末が、
    前記電子書籍の閲覧指示に基づいて配信されてきた、前記参照情報がパッケージ化された前記電子書籍を受信し、前記電子書籍とともに前記参照情報を表示画面上に提示する提示ステップと、
    を実行することを特徴とする参照情報提示方法。
  7. サーバと端末とがネットワークを介して接続される参照情報提示システムのプログラムであって、
    前記サーバを、
    電子書籍に関する情報、および前記電子書籍に関する情報に含まれる重要語を紐付けて記憶する第1の記憶手段、
    参照情報に関する情報、および前記参照情報に含まれる重要語を紐付けて記憶する第2の記憶手段、
    前記端末から前記電子書籍の閲覧が指示されると、前記第1の記憶手段から閲覧が指示された前記電子書籍に紐付けられた重要語を読み出し、前記第2の記憶手段に記憶されている前記参照情報に紐付けられた重要語との類似度を計算し、類似度が高い前記参照情報を決定する参照情報決定手段、
    前記参照情報決定手段により決定された前記参照情報を前記電子書籍にパッケージ化して配信する配信手段、
    として機能させ、
    前記端末を、
    前記電子書籍の閲覧指示に基づいて配信されてきた、前記参照情報がパッケージ化された前記電子書籍を受信し、前記電子書籍とともに前記参照情報を表示画面上に提示する提示手段、
    として機能させるためのプログラム。
  8. 電子書籍に関する情報、および前記電子書籍に関する情報に含まれる重要語を紐付けて記憶する第1の記憶手段と、
    参照情報に関する情報、および前記参照情報に含まれる重要語を紐付けて記憶する第2の記憶手段と、
    ネットワークを介して接続される端末から前記電子書籍の閲覧が指示されると、前記第1の記憶手段から閲覧が指示された前記電子書籍に紐付けられた重要語を読み出し、前記第2の記憶手段に記憶されている前記参照情報に紐付けられた重要語との類似度を計算し、類似度が高い前記参照情報を決定する参照情報決定手段と、
    前記参照情報決定手段により決定された前記参照情報を前記電子書籍にパッケージ化して前記端末に配信する配信手段と、
    を備えることを特徴とするサーバ。
  9. 前記参照情報決定手段は、前記閲覧が指示された前記電子書籍に紐付られた前記重要語を、当該電子書籍において選択されたキーワードから決定する
    ことを特徴とする請求項8に記載のサーバ。
  10. 前記参照情報決定手段は、前記端末から前記参照情報の選択が指示されると、当該参照情報に紐付けられた前記重要語と、前記第2の記憶手段に記憶されている他の参照情報に紐付けられた重要語との類似度を計算し、類似度が高い前記他の参照情報を決定する
    ことを特徴とする請求項8に記載のサーバ。
  11. 前記参照情報は、電子書籍に関する情報、WEB記事、画像に関する情報、映像に関する情報、商品に関する情報、場所に関する情報、著者に関する情報、読者に関する情報のうち、少なくとも1つを含む
    ことを特徴とする請求項8に記載のサーバ。
  12. 電子書籍に関する情報、および前記電子書籍に関する情報に含まれる重要語を紐付けて記憶する第1の記憶手段と、参照情報に関する情報、および前記参照情報に含まれる重要語を紐付けて記憶する第2の記憶手段と、を備えるサーバの参照情報配信方法であって、
    ネットワークを介して接続される端末から前記電子書籍の閲覧が指示されると、前記第1の記憶手段から閲覧が指示された前記電子書籍に紐付けられた重要語を読み出し、前記第2の記憶手段に記憶されている前記参照情報に紐付けられた重要語との類似度を計算し、類似度が高い前記参照情報を決定する参照情報決定ステップと、
    前記参照情報決定ステップにより決定された前記参照情報を前記電子書籍にパッケージ化して前記端末に配信する配信ステップと、
    を実行することを特徴とする参照情報配信方法。
  13. サーバを、
    電子書籍に関する情報、および前記電子書籍に関する情報に含まれる重要語を紐付けて記憶する第1の記憶手段、
    参照情報に関する情報、および前記参照情報に含まれる重要語を紐付けて記憶する第2の記憶手段、
    ネットワークを介して接続される端末から前記電子書籍の閲覧が指示されると、前記第1の記憶手段から閲覧が指示された前記電子書籍に紐付けられた重要語を読み出し、前記第2の記憶手段に記憶されている前記参照情報に紐付けられた重要語との類似度を計算し、類似度が高い前記参照情報を決定する参照情報決定手段、
    前記参照情報決定手段により決定された前記参照情報を前記電子書籍にパッケージ化して前記端末に配信する配信手段、
    として機能させるためのプログラム。
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