JP6118661B2 - 食器洗い機用液体洗浄剤 - Google Patents

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Description

本発明は、食器洗い機用液体洗浄剤に関する。
近年、ホテル、レストラン、給食センター等の厨房だけではなく、一般家庭においても、食器、調理器具等(洗浄対象物)を洗浄するための食器洗い機が普及してきている。
食器洗い機では、洗浄及び濯ぎの際、数リットルの温水がノズルから強く噴き出されながら循環する。また、食器洗い機による洗浄には、一般に、専用の洗浄剤(食器洗い機用洗浄剤)が用いられる。
この食器洗い機用洗浄剤においては、低泡性であること、が求められる。
食器洗い機用洗浄剤の低泡性が不充分であると、食器洗い機の運転中に泡が溢れ出る「オーバーフロー」と呼ばれる現象や、循環する水の中に泡が絡むことによって充分な噴射力が得られない「エア噛み」と呼ばれる現象が起きて、食器洗い機が異常停止したり、又は、故障したりするおそれがある。
これに対し、食器洗い機用洗浄剤には、低起泡性の界面活性剤として、オキシプロピレン基を有するポリオキシアルキレンアルキルエーテル型の非イオン界面活性剤が汎用されてきた。
また、食器洗い機用洗浄剤においては、食器等に付着した種々の汚れ(油汚れ、曇り汚れ、茶渋汚れ、タンパク質汚れ、デンプン汚れ等)を除去し得る洗浄力も求められる。
一般に、食器等に付着した油汚れに対しては、陰イオン界面活性剤が有効であり、ガラスコップ等の曇り汚れ(水道水や汚れ中のカルシウムが炭酸塩などになり不溶化して付着したもの)及び茶渋汚れに対しては、キレート剤が有効である。加えて、食器等に付着したタンパク質汚れ及びデンプン汚れに対しては、酵素が有効である。
従来、食器等に付着した種々の汚れに対する洗浄効果を向上させるため、洗浄前に、高濃度の液体洗浄剤をトリガースプレー式容器から噴霧して食器等の汚れに直接接触させる方法が開示されている(特許文献1参照)。
特開2004−203990号公報
しかしながら、特許文献1に記載の方法においては、液体洗浄剤を、トリガースプレー式容器から食器等に噴霧しなければならず、手間を要する。さらに、特許文献1に記載の液体洗浄剤を、通常の洗剤投入方法(食器洗い機庫内の洗剤投入部への投入)で用いた場合、油汚れ及び茶渋汚れ等に対する洗浄力が不充分である。
ところで、節電、節水等のエコ対応に伴い、食器洗い機の中には、55〜65℃程度の温水が循環する標準コース(通常モード)だけでなく、これよりも水温が10℃程度低い温水が循環する「低温コース」や「ゆとりコース」等の節電モードを備えたものもある。
かかる節電モードを選択し、オキシプロピレン基を有するポリオキシアルキレンアルキルエーテル等を含有する食器洗い機用洗浄剤を用いて洗浄を行った場合では、特に油汚れに対する洗浄力が不充分であった。
このような節電モードで食器等の洗浄を行う場合において、洗浄剤の油汚れに対する洗浄力向上を図るには、洗浄力に対して温度の影響の小さい陰イオン界面活性剤を用いるのが有効である、と考えられる。
しかしながら、酵素を含有する液体洗浄剤において陰イオン界面活性剤を用いた場合、経時に伴って、組成物中で酵素由来の析出が生じやすく、保存安定性に問題がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、洗浄対象物に付着した種々の汚れに対して優れた洗浄力を有し、かつ、保存安定性の良好な食器洗い機用洗浄剤、を課題とする。
食器洗い機用洗浄剤において、ガラスコップ等の曇り汚れに対する洗浄力は重要な特性とされ、これに対してはキレート剤が有効である。しかし、酵素を含有する液体洗浄剤において、低分子量キレート剤を多量に配合すると、酵素活性を失活させないが、酵素が結晶化して析出しやすくなる。ここに界面活性剤を多量に配合できれば、酵素の結晶化は抑制されるが、食器洗い機では泡が立ちすぎて異常停止するおそれがあり、少ない配合量に制限される。これに対し、本発明者らは、検討により、酵素に、少量の陰イオン界面活性剤と多量の低分子量キレート剤とを併用し、さらに特定のハイドロトロープを組み合わせることによって、前記課題を解決できることを見出し、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明の食器洗い機用液体洗浄剤は、(a)成分:陰イオン界面活性剤0.1〜5質量%と、(b)成分:分子量800以下のキレート剤10質量%超と、(c)成分:酵素と、(d)成分:下記の一般式(d−1)で表される化合物、一般式(d−2)で表される化合物及び一般式(d−3)で表される化合物からなる群より選ばれる1以上の化合物と、を含有することを特徴とする。
Figure 0006118661
[式中、Rは、炭素数1〜3のアルキル基又は炭素数1〜3のヒドロキシアルキル基を表す。Rは、炭素数1〜3のアルキル基を表す。mは0〜3の整数である。Xは、水素原子、Na、K又はNHを表す。Rは、メチル基又はエチル基を表す。nは0〜3の整数である。Xは、水素原子、Na、K又はNHを表す。]
本発明によれば、洗浄対象物に付着した種々の汚れに対して優れた洗浄力を有し、かつ、保存安定性の良好な食器洗い機用液体洗浄剤を提供することができる。
本発明の食器洗い機用液体洗浄剤は、(a)成分:陰イオン界面活性剤と、(b)成分:分子量800以下のキレート剤と、(c)成分:酵素と、(d)成分:一般式(d−1)で表される化合物、一般式(d−2)で表される化合物及び一般式(d−3)で表される化合物からなる群より選ばれる1以上の化合物と、を含有する。
<(a)成分:陰イオン界面活性剤>
(a)成分は陰イオン界面活性剤である。
(a)成分としては、例えば、スルホン酸塩タイプ、硫酸エステル塩タイプ、カルボン酸塩タイプ、リン酸エステル塩タイプが挙げられる。
スルホン酸塩タイプとしては、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキル硫酸塩、ポリオキシアルキレン硫酸塩、アルカンスルホン酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩、α−スルホ脂肪酸塩、α−スルホ脂肪酸アルキルエステル塩、アルキルスルホコハク酸塩、ジアルキルスルホコハク酸塩等が挙げられる。
硫酸エステル塩タイプとしては、アルキル硫酸エステル塩、アルケニル硫酸エステル塩、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸エステル塩、ポリオキシアルキレンアルケニルエーテル硫酸エステル塩等が挙げられる。
カルボン酸塩タイプとしては、アルキルエーテルカルボン酸塩、アミドエーテルカルボン酸塩、スルホコハク酸塩、アミノ酸系陰イオン界面活性剤等が挙げられる。
リン酸エステル塩タイプとしては、アルキルリン酸エステル塩、アルキルエーテルリン酸エステル塩等が挙げられる。
また、(a)成分は、炭素数8〜18のアルキル基を有するもの、又は、炭素数8〜18のアルケニル基を有するものが好ましく、なかでも炭素数8〜18のアルキル基を有するものがより好ましい。該アルキル基又は該アルケニル基は、直鎖状であっても分岐鎖状であってもよい。
(a)成分を構成する塩としては、ナトリウム塩、カリウム塩等のアルカリ金属塩;マグネシウム塩、カルシウム塩等のアルカリ土類金属塩;モノエタノールアミン塩(モノエタノールアンモニウム)、ジエタノールアミン塩(ジエタノールアンモニウム)、トリエタノールアミン塩(トリエタノールアンモニウム)等のアルカノールアミン塩;アンモニウム塩などが挙げられる。
(a)成分は、1種単独で用いてもよく、2種以上を適宜組み合わせて用いてもよい。
上記のなかでも、(a)成分としては、油汚れに対する洗浄力が良好であり、低泡性を確保しやすいことから、スルホン酸塩タイプ、硫酸エステル塩タイプが好ましく、スルホン酸塩タイプが特に好ましい。
その中でも、油汚れに対する洗浄力が特に高まることから、アルカンスルホン酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩及びジアルキルスルホコハク酸塩からなる群より選ばれる1以上が好ましく、アルカンスルホン酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩がより好ましく、アルカンスルホン酸塩、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩が特に好ましく、アルカンスルホン酸塩が特に好ましい。
(a)成分として具体的には、炭素数10〜14の直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム、炭素数14〜17の2級アルカンスルホン酸ナトリウム、炭素数10〜18のジアルキルスルホコハク酸ナトリウムが好ましい。
食器洗い機用液体洗浄剤中、(a)成分の含有量は、該液体洗浄剤の全質量に対して0.1〜5質量%であり、好ましくは0.2〜3質量%であり、より好ましくは0.3〜1.5質量%であり、さらに好ましくは0.3〜1質量%である。
(a)成分の含有量が好ましい下限値以上であると、油汚れに対する洗浄力が高まる。一方、(a)成分の含有量が好ましい上限値以下であれば、泡立ちが低減しやすくなる。
<(b)成分:分子量800以下のキレート剤>
(b)成分は、分子量が800以下のキレート剤である。分子量が800以下であることにより、(b)成分は、他の配合成分との相溶性が良く、多くの量を容易に配合できる。
(b)成分としては、例えば、エチレンジアミン四酢酸、ニトリロ三酢酸、β−アラニン二酢酸、エチレンジアミン二コハク酸、L−アスパラギン酸−N,N−二酢酸、ジヒドロキシエチルエチレンジアミン二酢酸、ヒドロキシエチルイミノ二酢酸、クエン酸、ヒドロキシエチルエチレンジアミン三酢酸、グリコールエーテルジアミン四酢酸、L−グルタミン酸二酢酸、1,3−ジアミノ−2−ヒドロキシプロパン四酢酸、ジエチレントリアミン五酢酸、トリエチレンテトラミン六酢酸、ジヒドロキシエチルグリシン、3−ヒドロキシ−2,2’−イミノジコハク酸、セリン二酢酸、アスパラギン二酢酸、メチルグリシン二酢酸、ヒドロキシエタンジホスホン酸、アミノトリメチレンホスホン酸、トリポリリン酸、又はこれらの塩などが挙げられる。
(b)成分を構成する塩としては、アルカリ金属塩が好ましく、ナトリウム塩、カリウム塩がより好ましい。
なかでも、(b)成分は、ガラスコップ等の曇り汚れ及び茶渋汚れに対する洗浄力が共に高まりやすいことから、エチレンジアミン四酢酸、ニトリロ三酢酸、β−アラニン二酢酸、エチレンジアミン二コハク酸、L−アスパラギン酸−N,N−二酢酸、ジヒドロキシエチルエチレンジアミン二酢酸、ヒドロキシエチルイミノ二酢酸、クエン酸、ヒドロキシエチルエチレンジアミン三酢酸、グリコールエーテルジアミン四酢酸、L−グルタミン酸二酢酸、1,3−ジアミノ−2−ヒドロキシプロパン四酢酸、ジエチレントリアミン五酢酸、トリエチレンテトラミン六酢酸、ジヒドロキシエチルグリシン、3−ヒドロキシ−2,2’−イミノジコハク酸、セリン二酢酸、アスパラギン二酢酸、メチルグリシン二酢酸、及びこれらの塩からなる群より選ばれる1以上が好ましい。
そのなかでも、クエン酸、L−グルタミン酸二酢酸、メチルグリシン二酢酸、ジエチレントリアミン五酢酸、又はこれらの塩が好ましく、クエン酸又はその塩が特に好ましい。
(b)成分は、1種単独で用いてもよく、2種以上を適宜組み合わせて用いてもよい。
食器洗い機用液体洗浄剤中、(b)成分の含有量は、該液体洗浄剤の全質量に対して10質量%超であり、好ましくは10質量%超30質量%以下であり、より好ましくは10質量%超25質量%以下であり、さらに好ましくは12〜20質量%である。
(b)成分の含有量が好ましい下限値以上であると、ガラスコップ等の曇り汚れに対する洗浄力、及び、茶渋汚れに対する洗浄力が高まる。一方、(b)成分の含有量が好ましい上限値以下であると、経時保存において酵素由来の析出がより生じにくくなり、保存安定性が向上する。また、泡立ちが低減しやすくなる。
<(c)成分:酵素>
(c)成分は酵素である。
(c)成分としては、特に限定されず、通常、食器等を洗浄するための洗浄剤に配合されている酵素を用いることができ、たとえばセルラーゼ、α−アミラーゼ、プルラナーゼ、リパーゼ、ヘミセルラーゼ、β−グリコシダーゼ、グルコースオキシダーゼ、コレステロールオキシダーゼ、プロテアーゼ等が挙げられる。
なかでも、タンパク質汚れ、デンプン汚れに対する洗浄力が特に高まることから、β−グリコシダーゼ、グルコースオキシダーゼ、プロテアーゼが好ましく、プロテアーゼが特に好ましい。
(c)成分は、1種単独で用いてもよく、2種以上を適宜組み合わせて用いてもよい。
食器洗い機用液体洗浄剤中、(c)成分の含有量は、該液体洗浄剤の全質量に対して0.01〜10質量%が好ましく、より好ましくは0.1〜5質量%であり、さらに好ましくは0.2〜3質量%である。
(c)成分の含有量が好ましい下限値以上であると、タンパク質汚れに対する洗浄力、及び、デンプン汚れに対する洗浄力が高まる。一方、(c)成分の含有量が好ましい上限値以下であると、経時保存において(c)成分由来の析出がより生じにくくなり、保存安定性が向上する。また、(c)成分の含有量が好ましい上限値を超えても、洗浄力向上の効果は頭打ちとなる場合があり、コスト高になり好ましくない。
<(d)成分:一般式(d−1)で表される化合物、一般式(d−2)で表される化合物及び一般式(d−3)で表される化合物からなる群より選ばれる1以上の化合物>
(d)成分は、下記の一般式(d−1)で表される化合物、一般式(d−2)で表される化合物及び一般式(d−3)で表される化合物からなる群より選ばれる1以上の化合物である。以下、それぞれの化合物を(d−1)成分、(d−2)成分、(d−3)成分ともいう。
Figure 0006118661
[式中、Rは、炭素数1〜3のアルキル基又は炭素数1〜3のヒドロキシアルキル基を表す。Rは、炭素数1〜3のアルキル基を表す。mは0〜3の整数である。Xは、水素原子、Na、K又はNHを表す。Rは、メチル基又はエチル基を表す。nは0〜3の整数である。Xは、水素原子、Na、K又はNHを表す。]
前記式(d−1)中、Rは、炭素数1〜3のアルキル基又は炭素数1〜3のヒドロキシアルキル基を表す。Rのアルキル基は、直鎖状でも分岐鎖状でもよい。また、Rのヒドロキシアルキル基におけるアルキル基は、直鎖状でも分岐鎖状でもよい。Rにおけるヒドロキシアルキル基中のヒドロキシ基の数は、1つでも2つ以上でもよい。
(d−1)成分として具体的には、メチルアルコール、エチルアルコール、イソプロピルアルコール、エチレングリコール、プロピレングリコール等が挙げられ、エチルアルコール、プロピレングリコールが好ましい。
前記式(d−2)中、Rは、炭素数1〜3のアルキル基を表す。Rのアルキル基は、直鎖状でも分岐鎖状でもよい。mは0〜3の整数であり、好ましくは0又は1であり、より好ましくは0である。mが2又は3の場合、複数のRは、互いに同一でも異なっていてもよい。Xは、水素原子、Na、K又はNHを表す。
(d−2)成分として具体的には、安息香酸ナトリウム、安息香酸カリウム、安息香酸アンモニウム、o−メチル安息香酸ナトリウム、m−メチル安息香酸ナトリウム、p−メチル安息香酸ナトリウム等が挙げられ、なかでも安息香酸ナトリウムが好ましい。
前記式(d−3)中、Rは、メチル基又はエチル基を表す。
nは0〜3の整数であり、好ましくは1又は2であり、より好ましくは1である。nが2又は3の場合、複数のRは、互いに同一でも異なっていてもよい。Xは、水素原子、Na、K又はNHを表す。
(d−3)成分として具体的には、キシレンスルホン酸ナトリウム、キシレンスルホン酸カリウム、キシレンスルホン酸アンモニウム、トルエンスルホン酸ナトリウム、トルエンスルホン酸カリウム、トルエンスルホン酸アンモニウム等が挙げられ、なかでもトルエンスルホン酸ナトリウムが好ましく、p−トルエンスルホン酸ナトリウムがより好ましい。
(d)成分は、1種単独で用いてもよく、2種以上を適宜組み合わせて用いてもよい。
上記のなかでも、(d)成分としては、経時保存において(c)成分由来の析出を抑制する効果がより高いことから、(d−1)成分及び(d−2)成分からなる群より選ばれる1以上の化合物、(d−1)成分と(d−3)成分との組合せが好ましく、(d−1)成分及び(d−2)成分からなる群より選ばれる1以上の化合物がより好ましい。
そのなかでも、(d−1)成分と(d−2)成分との組合せ、(d−1)成分2種の組合せ、(d−1)成分2種と(d−2)成分との組合せが好ましく、(d−1)成分と(d−2)成分との組合せ、(d−1)成分2種と(d−2)成分との組合せがより好ましい。
(d)成分として、特に好ましくは、プロピレングリコールと安息香酸ナトリウムとの組合せ、又は、プロピレングリコールと安息香酸ナトリウムとの組合せを含むものである。
食器洗い機用液体洗浄剤中、(d)成分の含有量は、該液体洗浄剤の全質量に対して1〜20質量%が好ましく、より好ましくは3〜16質量%であり、さらに好ましくは5〜15質量%であり、特に好ましくは5〜10質量%である。
(d)成分の含有量が好ましい下限値以上であると、経時保存において(c)成分由来の析出を抑制する効果がより高まる。一方、(d)成分の含有量が好ましい上限値を超えても、(c)成分由来の析出を抑制する効果は頭打ちとなる場合があり、コスト高になり好ましくない。
(d)成分が(d−1)成分を含む場合、(d)成分中の(d−1)成分の含有量は、50質量%以上が好ましく、より好ましくは60質量%以上であり、さらに好ましくは70質量%以上であり、100質量%であってもよい。
(d)成分が(d−2)成分を含む場合、(d)成分中の(d−2)成分の含有量は、20〜80質量%が好ましく、より好ましくは20〜50質量%である。
(d)成分が(d−3)成分を含む場合、(d)成分中の(d−3)成分の含有量は、20〜80質量%が好ましく、より好ましくは30〜60質量%である。
(d)成分が(d−1)成分と(d−2)成分とを含む場合、(d−1)成分と(d−2)成分との混合比率(質量比)は、(d−1)成分/(d−2)成分=0.5〜20が好ましく、より好ましくは1〜10である。
本発明の食器洗い機用液体洗浄剤において、(b)成分と(d)成分との混合比率は、(b)成分/(d)成分で表される質量比(以下「b/d比」ともいう。)が、0.1〜20であることが好ましく、より好ましくは0.1〜10であり、さらに好ましくは0.1〜5であり、特に好ましくは0.5〜3である。
b/d比が前記の好適な範囲にあると、経時保存において(c)成分由来の析出を抑制する効果がより高まる。これは、b/d比が前記の好適な範囲にある場合、酵素の溶解性が向上するため、と推察される。
加えて、b/d比が好ましい下限値以上であると、特に、ガラスコップ等の曇り汚れに対する洗浄力、及び、茶渋汚れに対する洗浄力が高まる。一方、b/d比が好ましい上限値以下であると、保存安定性が向上し、良好な外観が維持されやすい。
本発明において「(b)成分/(d)成分で表される質量比」とは、食器洗い機用液体洗浄剤中の(d)成分の含有質量に対する、(b)成分の含有質量の割合を表す。
本発明の食器洗い機用液体洗浄剤において、(c)成分と(d)成分との混合比率は、(c)成分/(d)成分で表される質量比(以下「c/d比」ともいう。)が、0.001以上1.0未満であることが好ましく、より好ましくは0.01〜0.5である。
c/d比が好ましい下限値以上であると、タンパク質汚れに対する洗浄力、及び、デンプン汚れに対する洗浄力が高まる。一方、c/d比が好ましい上限値以下であると、経時保存において(c)成分由来の析出を抑制する効果がより高まり、保存安定性が向上する。
本発明において「(c)成分/(d)成分で表される質量比」とは、食器洗い機用液体洗浄剤中の(d)成分の含有質量に対する、(c)成分の含有質量の割合を表す。
<溶媒>
本発明の食器洗い機用液体洗浄剤は、調製しやすさ、使用する際の水への溶解性等の観点から、水を含有する溶媒を用いることが好ましい。
食器洗い機用液体洗浄剤中、水の含有量は、該液体洗浄剤の全質量に対して50質量%以上が好ましく、70質量%以上がより好ましい。
溶媒としては、水以外に、水混和性有機溶媒を用いてもよい。
「水混和性有機溶媒」とは、25℃のイオン交換水1Lに50g以上溶解する有機溶媒をいう。水混和性有機溶媒としては、水と混合した際に均一な溶液となるものであればよく、たとえば1−ブタノール、ブチレングリコール、グリセリン、エチレングリコールモノブチルエーテル、エチレングリコールモノヘキシルエーテル、エチレングリコールモノフェニルエーテル、プロピレングリコールモノフェニルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル等が挙げられる。
<任意成分>
本発明の食器洗い機用液体洗浄剤には、本発明の効果を損なわない範囲で、必要に応じて、上述した(a)〜(d)成分及び溶媒以外の成分を配合してもよい。
≪(e)成分:一般式(e−1)で表される化合物≫
本発明の食器洗い機用液体洗浄剤は、前記(a)〜(d)成分に加えて、(e)成分:下記一般式(e−1)で表される化合物(アルキルアミドアミン)をさらに含有することが好ましい。(e)成分をさらに含有することで、泡立ちを抑える抑泡効果が得られ、洗浄剤の低泡性を確保しやすくなる。
Figure 0006118661
[式中、Rは、炭素数13〜21の直鎖状もしくは分岐鎖状のアルキル基又はアルケニル基を表す。Rは、水素原子、炭素数1〜4のアルキル基又は炭素数1〜4のヒドロキシアルキル基を表す。Rは、炭素数1〜4のアルキレン基を表す。R及びRは、それぞれ水素原子又は炭素数1〜4のアルキル基を表し、互いに同一でも異なっていてもよい。]
前記式(e−1)中、Rは、炭素数13〜21の直鎖状もしくは分岐鎖状のアルキル基、又は、炭素数13〜21の直鎖状もしくは分岐鎖状のアルケニル基を表す。なかでも、Rは、炭素数13〜21の直鎖状もしくは分岐鎖状のアルキル基が好ましい。
におけるアルキル基及びアルケニル基の炭素数は、それぞれ13〜21であり、抑泡効果がより高まることから、好ましくは炭素数が15〜21であり、より好ましくは炭素数が15〜19である。
前記式(e−1)中、Rは、水素原子、炭素数1〜4のアルキル基、又は、炭素数1〜4のヒドロキシアルキル基を表す。Rにおけるヒドロキシアルキル基中のヒドロキシ基の数は、1つでも2つ以上でもよい。なかでも、Rとしては、水素原子、炭素数1〜4のアルキル基が好ましく、水素原子、メチル基がより好ましく、水素原子が特に好ましい。
におけるアルキレン基の炭素数は、1〜4であり、好ましくは炭素数が1〜3であり、より好ましくは炭素数が2又は3であり、特に好ましくは炭素数が3である。
及びRにおけるアルキル基の炭素数は、それぞれ1〜4であり、好ましくは炭素数が1〜3であり、より好ましくは炭素数が1又は2であり、特に好ましくは炭素数が1である。なかでも、R及びRは、それぞれ炭素数1〜4のアルキル基が好ましく、互いに同一であることが好ましい。
(e)成分の具体例としては、例えば、ミリスチン酸ジメチルアミノエチルアミド、ミリスチン酸ジエチルアミノエチルアミド、ミリスチン酸ジプロピルアミノエチルアミド、ミリスチン酸ジメチルアミノプロピルアミド、ミリスチン酸ジエチルアミノプロピルアミド、ミリスチン酸ジプロピルアミノプロピルアミド、パルミチン酸ジメチルアミノエチルアミド、パルミチン酸ジエチルアミノエチルアミド、パルミチン酸ジプロピルアミノエチルアミド、パルミチン酸ジメチルアミノプロピルアミド、パルミチン酸ジエチルアミノプロピルアミド、パルミチン酸ジプロピルアミノプロピルアミド、ステアリン酸ジメチルアミノエチルアミド、ステアリン酸ジエチルアミノエチルアミド、ステアリン酸ジプロピルアミノエチルアミド、ステアリン酸ジメチルアミノプロピルアミド、ステアリン酸ジエチルアミノプロピルアミド、ステアリン酸ジプロピルアミノプロピルアミド、アラキジン酸ジメチルアミノエチルアミド、アラキジン酸ジエチルアミノエチルアミド、アラキジン酸ジプロピルアミノエチルアミド、アラキジン酸ジメチルアミノプロピルアミド、アラキジン酸ジエチルアミノプロピルアミド、アラキジン酸ジプロピルアミノプロピルアミド、ベヘン酸ジメチルアミノエチルアミド、ベヘン酸ジエチルアミノエチルアミド、ベヘン酸ジプロピルアミノエチルアミド、ベヘン酸ジメチルアミノプロピルアミド、ベヘン酸ジエチルアミノプロピルアミド、ベヘン酸ジプロピルアミノプロピルアミド、ミリスチン酸ジメチルアミノエチルメチルアミド、パルミチン酸ジメチルアミノエチルメチルアミド、ステアリン酸ジメチルアミノエチルメチルアミド、アラキジン酸ジメチルアミノエチルメチルアミド、ベヘン酸ジメチルアミノエチルメチルアミド、ミリスチン酸ジメチルアミノプロピルメチルアミド、パルミチン酸ジメチルアミノプロピルメチルアミド、ステアリン酸ジメチルアミノプロピルメチルアミド、アラキジン酸ジメチルアミノプロピルメチルアミド、ベヘン酸ジメチルアミノプロピルメチルアミド等が挙げられる。
これらの中でも、抑泡効果がより得られやすいことから、ミリスチン酸ジメチルアミノプロピルアミド、パルミチン酸ジメチルアミノプロピルアミド、ステアリン酸ジメチルアミノプロピルアミド、ベヘン酸ジメチルアミノプロピルアミドがより好ましく、ミリスチン酸ジメチルアミノプロピルアミド、パルミチン酸ジメチルアミノプロピルアミド、ステアリン酸ジメチルアミノプロピルアミドがさらに好ましく、パルミチン酸ジメチルアミノプロピルアミド、ステアリン酸ジメチルアミノプロピルアミドが特に好ましい。
(e)成分は、1種単独で用いてもよく、2種以上を適宜組み合わせて用いてもよい。
食器洗い機用液体洗浄剤中、(e)成分の含有量は、該液体洗浄剤の全質量に対して0.01〜5質量%が好ましく、より好ましくは0.1〜2質量%であり、さらに好ましくは0.2〜1質量%であり、特に好ましくは0.3〜0.7質量%である。
(e)成分の含有量が好ましい下限値以上であると、抑泡効果が高まる。一方、(e)成分の含有量が好ましい上限値以下であれば、特に油汚れに対する洗浄力が維持されやすいとともに、抑泡効果も得られやすくなる。
本発明の食器洗い機用液体洗浄剤において、(a)成分と(e)成分との混合比率は、(e)成分/(a)成分で表される質量比(以下「e/a比」ともいう。)が、0.1〜10であることが好ましい。そのなかでも、好ましくは0.2〜5であり、より好ましくは0.4〜2であり、さらに好ましくは0.5〜1.7であり、特に好ましくは0.6〜1.3であり、最も好ましくは0.8〜1.2である。
e/a比が前記の好適な範囲にあると、(a)成分の泡立ちが抑えられ、低泡性が確保されやすくなる。これは、b/d比が前記の好適な範囲にある場合、洗浄液中での(a)成分の配列を、(e)成分が崩してしまうことで、泡膜が不安定化されるため、と推察される。
加えて、e/a比が好ましい下限値以上であると、(e)成分による抑泡効果が発揮されやすくなる。一方、e/a比が好ましい上限値以下であると、特に、油汚れに対する洗浄力が高まる。
本発明において「(e)成分/(a)成分で表される質量比」とは、食器洗い機用液体洗浄剤中の(a)成分の含有質量に対する、(e)成分の含有質量の割合を表す。
また、本発明の食器洗い機用液体洗浄剤には、本発明の効果を損なわない範囲で、必要に応じて、上述した成分以外の成分を任意に配合してもよい。
かかる任意に配合してもよい成分としては、特に限定されず、これまで食器を洗浄するための洗浄剤に配合されている成分が挙げられる。
たとえば、(a)成分及び(e)成分以外の界面活性剤(例えば両性界面活性剤、非イオン界面活性剤など)、(b)成分以外のキレート剤(高分子キレート剤など)、pH調整剤、着色剤、香料等を用いることができる。
但し、食器洗い機においては、洗浄中の泡立ちを抑える必要がある。このため、食器洗い機用液体洗浄剤中、(a)成分及び(e)成分とこれら以外の界面活性剤との合計の含有量を、該液体洗浄剤の全質量に対して12質量%以下とすることが好ましく、10質量%以下とすることがより好ましく、8質量%以下とすることがさらに好ましい。
加えて、(e)成分を用いる場合、全界面活性剤中の(a)成分及び(e)成分の含有量は、全界面活性剤の合計の質量に対し、好ましくは50質量%以上であり、より好ましくは70質量%以上であり、100質量%であってもよい。(a)成分及び(e)成分の含有量が好ましい下限値以上であれば、食器洗い機により食器等の洗浄処理を行う際、泡立ちが低く保たれる。加えて、油汚れ等に対する洗浄力が高まる。
(製造方法)
本発明の食器洗い機用液体洗浄剤は、従来公知の方法により製造できる。
食器洗い機用液体洗浄剤の製造方法としては、溶媒と、(a)〜(d)成分と、必要に応じて任意成分と、を混合することにより調製される。
食器洗い機用液体洗浄剤のpH(25℃)は、食器洗い機に対する腐食性の点から、5以上が好ましく、低泡性の点から、8以下が好ましく、より好ましくはpH(25℃)6〜8である。
本発明において、食器洗い機用液体洗浄剤のpH(25℃)は、JIS Z 8802:1984「pH測定方法」に準拠した方法により測定される値を示す。
本発明の食器洗い機用液体洗浄剤のpHの調整には、好ましくは無機アルカリ剤、有機アルカリ剤などのpH調整剤が用いられる。無機アルカリ剤としては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等が挙げられ、なかでも液体洗浄剤の保存安定性が向上しやすいことから、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等の水酸化物が好ましい。有機アルカリ剤としては、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、N−メチルプロパノール、2−アミノ−2−メチル−1−プロパノール、N−(β−アミノエチル)エタノールアミン、ジエチレントリアミン、モルホリン、N−エチルモルホリン等のアミン化合物などが挙げられ、なかでも液体洗浄剤の保存安定性が向上しやすいことから、モノエタノールアミンが好ましい。
(使用方法)
本発明の食器洗い機用液体洗浄剤は、食器洗い機の機種や、食器等の汚れの程度に応じて、その使用量等を変えて使用すればよい。
該液体洗浄剤を用いて食器洗い機により洗浄対象物を洗浄する方法としては、洗浄とすすぎの各工程をいずれも有する方法が挙げられる。
好ましい洗浄方法としては、たとえば、常温(好ましくは5〜30℃程度)の水道水を食器洗い機庫内に導入して調製される洗浄液を、好ましくは35〜60℃まで2〜3℃/minで昇温しながら、洗浄対象物を洗浄する工程(以下「洗浄工程」という。)と、洗浄後の洗浄対象物を、常温の水道水ですすぐ工程(以下「すすぎ(1)工程」という。)と、常温の水道水を、好ましくは50〜80℃まで2〜3℃/minで昇温しながら、前記すすぎ(1)工程後の洗浄対象物をさらにすすぐ工程(以下「すすぎ(2)工程」という。)と、を有する方法が挙げられる。
洗浄工程においては、食器洗い機用洗浄剤の1回の使用量を、水道水約3リットルに対して3〜9gとすることが好ましい。
洗浄工程での洗浄時間は、3〜50分間とすることが好ましく、より好ましくは5〜30分間である。すすぎ(1)工程でのすすぎ時間は、0.5〜10分間とすることが好ましく、より好ましくは1〜7分間である。すすぎ(2)工程でのすすぎ時間は、3〜50分間とすることが好ましく、より好ましくは5〜30分間である。
以上説明した本発明の食器洗い機用液体洗浄剤は、界面活性剤として、温度の影響の小さい陰イオン界面活性剤((a)成分)0.1〜5質量%を用いることにより、食器洗い機による洗浄の際、泡立ちが低く抑えられ、標準コース(通常モード)よりも低温条件下で洗浄を行う「低温コース」や「ゆとりコース」等の節電モードが選択された場合でも、油汚れに対して優れた洗浄力を有する。また、分子量800以下のキレート剤((b)成分)10質量%超を用いることにより、ガラスコップ等の曇り汚れ及び茶渋汚れに対して充分な洗浄力を有し、酵素((c)成分)を用いることにより、タンパク質汚れ及びデンプン汚れに対しても良好な洗浄力を有する。
酵素を含有する液体洗浄剤において、(a)成分を用いる場合、オキシプロピレン基を有するポリオキシアルキレンアルキルエーテル型の非イオン界面活性剤を用いる場合よりも、経時に伴う酵素由来の析出が生じやすい。さらに、(b)成分を多く用いることで、該析出がより生じやすくなる。これに対し、本発明においては、所定量の(a)成分及び(b)成分並びに(c)成分に、特定のハイドロトロープ((d−1)成分、(d−2)成分又は(d−3)成分のいずれか1以上)を組み合せて用いることにより、経時保存において(c)成分由来の析出がより生じにくくなって保存安定性が向上し、良好な外観が維持される。
本発明に係る液体洗浄剤は、食器洗い機用として好適なものであり、特に、標準コース(通常モード)よりも低温条件下で洗浄を行う際、例えば、通常モードに比べて水温が10℃程度低い「低温コース」や「ゆとりコース」等の節電モードで食器等を洗う際に適した洗浄剤である。
以下に実施例を用いて本発明をさらに詳しく説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
<食器洗い機用液体洗浄剤の調製>
表1〜5に示す配合組成に従い、後述の製造方法(未配合の成分がある場合、その成分は配合しない。)により、各例の液体洗浄剤をそれぞれ調製した。
表中の配合量の単位は「質量%」であり、いずれの成分も純分換算量を示す。
表中、「適量」は、pH調整剤として用いた1N水酸化ナトリウムの添加量を示す。
「バランス」は、各例の液体洗浄剤に含まれる全配合成分の合計の配合量(質量%)が100質量%となるように水が配合されていることを意味する。
「b/d比」は、(b)成分/(d)成分で表される質量比と同義であり、液体洗浄剤中の(d)成分の含有質量に対する、(b)成分の含有質量の割合を意味する。
「c/d比」は、(c)成分/(d)成分で表される質量比と同義であり、液体洗浄剤中の(d)成分の含有質量に対する、(c)成分の含有質量の割合を意味する。
「e/a比」は、(e)成分/(a)成分で表される質量比と同義であり、液体洗浄剤中の(a)成分の含有質量に対する、(e)成分の含有質量の割合を意味する。
以下に、表中に示した成分について説明する。
・(a)成分
a−1:第2級アルカンスルホン酸ナトリウム(クラリアントジャパン株式会社製、商品名「HOSTAPUR SAS 30A」)。
a−2:直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩(テイカ株式会社製、商品名「テイカパワーL121」)。
a−3:C12,13ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩(エチレンオキシド(EO)の平均付加モル数2);シェル社製の原料アルコール(商品名「ネオドール23」、炭素数12のアルコール/炭素数13のアルコール=40/60(質量比)の混合物、直鎖率80質量%)を使用。
・(a)成分の比較成分[以下「(a’)成分」と表す。]
a’−1:ポリオキシアルキレンアルキルエーテル(炭素数12のアルコールと炭素数13のアルコールとの混合物に、エチレンオキシド平均3モル及びプロピレンオキシド平均3モルがそれぞれ付加したもの)(ライオン株式会社製、商品名「NNAEP−3030」)。
・(b)成分
b−1:クエン酸ナトリウム2水和物(扶桑化学工業株式会社製、商品名「精製クエン酸ナトリウムL」)。
b−2:メチルグリシン二酢酸(BASF社製、商品名「Torilon M」)。
b−3:ジエチレントリアミン五酢酸(キレスト株式会社製、製品名「キレストP」)。
・(c)成分
c−1:プロテアーゼ(ノボザイムズジャパン株式会社製、商品名「サビナーゼウルトラ16XL」)。
c−2:プロテアーゼ(ノボザイムズジャパン株式会社製、商品名「エヴァラーゼ」)。
c−3:プロテアーゼ(ジェネンコア社製、商品名「ピュラフェクト4000L」)。
・(d)成分
d−1:プロピレングリコール(株式会社アデカ製、商品名「化粧用プロピレングリコール」);一般式(d−1)中のR=−CHCH(OH)CH
d−2:安息香酸Na(株式会社伏見製薬所製、商品名「安息香酸Na」);一般式(d−2)中のR=水素原子、X=Na。
d−3:エタノール(合同酒精株式会社製、商品名「発酵アルコール95%1級」);一般式(d−1)中のR=エチル基。
・(d)成分の比較成分[以下「(d’)成分」と表す。]
d’−1:クメンスルホン酸Na(テイカ株式会社製、商品名「テイカトックスN5040」);一般式(d−3)中のR=イソプロピル基、X=Na。
d’−2:エチレングリコール(三共化学株式会社製、商品名「エチレングリコール」);一般式(d−1)中のR=CHCHOH。
・(e)成分
e−1:C14ジメチルアミノプロピルアミド(合成品);一般式(e−1)中のR=炭素数13の直鎖状のアルキル基、R=水素原子、R=プロピレン基((CH)、R=メチル基、R=メチル基。
[e−1の合成例]
容量3Lの四つ口フラスコ内に、ミリスチン酸メチル(分子量228.4)907.0g(3.97mol)と、ジメチルアミノプロピルアミン(DMAPA、分子量102.2)121.6g(1.19mol)とを仕込み、反応容器内を窒素で2回減圧置換した後、185℃へ昇温した。180℃到達時を反応開始として1.5時間熟成した後、DMAPA(分子量102.2)405.7g(3.97mol)を4時間かけて滴下した。滴下終了後、7時間熟成を行い、その後、195℃まで昇温し、過剰のDMAPAを減圧除去(2.4kPa到達後1hr処理)することで、ミリスチン酸(C14)ジメチルアミノプロピルアミド1183gを得た。
e−2:C18ジメチルアミノプロピルアミド(東邦化学株式会社製、商品名「カチナールMPAS」);一般式(e−1)中のR=炭素数15の直鎖状のアルキル基である分子(C16)と、R=炭素数17の直鎖状のアルキル基である分子(C18)と、の質量比でC16:C18=3:7の混合物。R=水素原子、R=プロピレン基((CH)、R=メチル基、R=メチル基。
・任意成分
pH調製剤:水酸化ナトリウム(鶴見曹達株式会社製)。
水:イオン交換水。
[食器洗い機用液体洗浄剤の製造方法]
(実施例1〜54、比較例1〜9)
表1〜5の組成に従い、以下のようにして各例の液体洗浄剤0.8kgをそれぞれ調製した。
まず、容量1Lビーカー内で、水に、(b)成分と、(d)成分又は(d’)成分とを溶解し、これらの合計量が組成物全体の50質量%となるようにキレート剤水溶液を調製した。
別途、容量1Lビーカー内で、75℃に調整した水と、(a)成分又は(a’)成分と、(e)成分と、を混合し、これらの合計量が組成物全体の40質量%となるように界面活性剤液を調製した。
次いで、75℃に加温した前記キレート剤水溶液をアジホモミキサー6000rpmで撹拌しながら、75℃に調整した前記界面活性剤液の全量を加え、その後、30秒間撹拌して、(a)成分又は(a’)成分と、(e)成分と、を含有する混合液を得た。
この混合液を25℃まで冷却した後、pH調製剤として1N水酸化ナトリウムを用いて組成物のpH(25℃)が7.0になるように調整した。次いで、(c)成分を加えて撹拌し、組成物全体が100質量%となるように残りの水を加えて撹拌することにより液体洗浄剤を得た。
組成物のpH(25℃)は、25℃に調整した液体洗浄剤を、ガラス電極式pHメーター(HM−30G、東亜ディーケーケー株式会社製)を用いて測定した。測定方法は、JIS Z 8802:1984「pH測定方法」に準拠して行った。
<食器洗い機用液体洗浄剤の評価>
各例の液体洗浄剤について、以下に示す評価方法によって各評価を行い、その結果を表1〜5に併記した。
食器洗い機として、自動食器洗い乾燥機(パナソニック株式会社製、機種NP−40SX2)を用いた。各評価において、洗浄処理は、該自動食器洗い乾燥機に設定されている標準コース(節電モード又は通常モード)で運転することにより行った。節電モードとは、通常モードと比較して、洗浄工程での水温が15℃低く設定されている。該標準コース(節電モード)の内容を以下に示す。
標準コース(節電モード):
該自動食器洗い乾燥機に洗浄剤6g(水道水3Lに対し)を投入した後、約5℃の水道水を庫内に導入して調製される洗浄液を40℃まで2〜3℃/minで昇温しながら20分間洗浄を行い、該洗浄液を排水する。次いで、新たな水道水を導入し、すすぎ(2分間/回)と排水との繰返し3回を行う。排水後、新たな水道水を導入し、70℃まで2〜3℃/minで昇温しながらすすぎ1回(最終すすぎ)20分間を行い、排水後、温風を循環させながら食器等を乾燥する。
標準コース(通常モード)は、上記標準コース(節電モード)において、洗浄液を55℃まで2〜3℃/minで昇温しながら20分間洗浄を行う他の操作は、上記標準コース(節電モード)と同様である。
[油汚れに対する洗浄力の評価]
油汚れとして、牛脂/ラード/バター/サラダ油=3/3/3/1(質量比)の混合油とレトルトカレー(ボンカレーゴールド21辛口)とを用いた。
前記混合油3g及び前記レトルトカレー6gをそれぞれ全体に付着させて汚染したポリプロピレン製弁当箱(縦110mm、横170mm、高さ35mm)を、前記自動食器洗い乾燥機に装填し、液体洗浄剤6gを投入して標準コース(節電モード)で洗浄処理を施した。
洗浄処理の後、ポリプロピレン製弁当箱の仕上がり具合を観察し、下記の評価基準に基づいて、油汚れに対する洗浄力を評価した。評価点が3点以上であれば合格とした。
(評価基準)
4点:油汚れが完全に除去されていた。
3点:若干油汚れが残っていたが、洗い直す必要がないレベルであった。
2点:油汚れが残っており、洗い直す必要があるレベルであった。
1点:油汚れがべっとりと残っていた。
[ガラスの曇り汚れに対する洗浄力の評価]
ガラスコップ(上径63mm、下径53mm、高さ100mm)を前記自動食器洗い乾燥機に装填し、炭酸ナトリウム1.2gを機内に入れ、洗浄〜すすぎの全工程を、30度硬水を用いて行い、曇り汚れ(白化物)が付着したガラスコップを得た。
この曇り汚れが付着したガラスコップを、前記自動食器洗い乾燥機に装填し、液体洗浄剤6gを投入して標準コース(節電モード)で洗浄処理を施した。
洗浄処理の後、ガラスコップの仕上がり具合を観察し、下記の評価基準に基づいて、ガラスの曇り汚れに対する洗浄力を評価した。評価点が3点以上であれば合格とした。
(評価基準)
4点:白化物が完全に除去されていた。
3点:部分的にかすかに白化物が認められたが、実使用上、問題の無いレベルであった。
2点:白化物の残留が目視で若干認められ、全体的に透明感が失われていた。
1点:白化物がほとんど除去されずに残っていた。
[茶渋汚れに対する洗浄力の評価]
紅茶を飲み干した後、温度25℃、相対湿度50%RH条件下で一晩放置した紅茶汚垢の付いたコーヒーカップ(内径70mm、高さ70mm)3個を、前記自動食器洗い乾燥機に装填し、液体洗浄剤6gを投入して標準コース(節電モード)で洗浄処理を施した。
洗浄処理の後、コーヒーカップの仕上がり具合を観察し、下記の評価基準に基づいて、茶渋汚れに対する洗浄力を評価した。コーヒーカップ3個の評価の平均点が3.0点以上であれば合格とした。
(評価基準)
4点:汚れが完全に除去されていた。
3点:若干の汚れが認められたが、洗い直す必要がないレベルであった。
2点:汚れが残っており、洗い直す必要があるレベルであった。
1点:汚れがほとんど除去されずに残っていた。
[タンパク質汚れに対する洗浄力の評価]
サラダ油3gをひいて加熱したフライパン上で、鶏卵Mサイズの半熟目玉焼きを調理した。そして、直径17cmの陶器皿3枚に、1皿当たりの付着量が0.6gとなるように前記半熟目玉焼きを細かく刻んで汚れ(タンパク質汚れ)をそれぞれ付着させ、常温で30分間乾燥させた。次いで、このタンパク質汚れが付着した陶器皿3枚を、前記自動食器洗い乾燥機に装填し、液体洗浄剤6gを投入して標準コース(節電モード)で洗浄処理を施した。
洗浄処理の後、陶器皿の仕上がり具合を観察し、下記の評価基準に基づいて、タンパク質汚れに対する洗浄力を評価した。陶器皿3枚の評価の平均点が3.0点以上であれば合格とした。
(評価基準)
4点:汚れが完全に除去されていた。
3点:若干の汚れが認められたが、洗い直す必要がないレベルであった。
2点:汚れが残っており、洗い直す必要があるレベルであった。
1点:汚れがほとんど除去されずに残っていた。
[保存安定性の評価]
透明ガラス瓶(直径5cm、高さ9.5cm)に各例の液体洗浄剤100gを入れ、35℃に調整した恒温槽内にて保存し、外観について観察した。外観の観察により、経時に伴って析出物(酵素の析出物)が確認されるまでの保存期間を測定し、該保存期間を指標とした下記評価基準に基づいて、保存安定性を評価した。評価点が2点以上であれば合格とした。
(評価基準)
5点:4ヶ月が経過した時点で、析出物が認められなかった。
4.5点:3.5ヶ月が経過した時点で、析出物が認められなかった。
4点:3ヶ月が経過した時点で、析出物が認められなかった。
3.5点:2.5ヶ月が経過した時点で、析出物が認められなかった。
3点:2ヶ月が経過した時点で、析出物が認められなかった。
2.5点:1.5ヶ月が経過した時点で、析出物が認められなかった。
2点:1ヶ月が経過した時点で、析出物が認められなかった。
1.5点:半月が経過した時点で、析出物が認められなかった。
1点:数日が経過した時点で、析出物が認められた。
[低泡性の評価法]
前記自動食器洗い乾燥機に液体洗浄剤6gを投入し、前記標準コース(通常モード)にて運転を行った。
洗浄開始から水温が50℃に達した時点で運転を止めると同時に扉を開け、その15秒後に庫内の泡立ちを測定した。
その際、庫内の3箇所をランダムに選択し、物さしで該箇所の泡高(mm)をそれぞれ測定し、これらの平均値を求めた。この泡高が10mm以下であれば合格とした。
Figure 0006118661
Figure 0006118661
Figure 0006118661
Figure 0006118661
Figure 0006118661
表1〜5に示す結果から、本発明を適用した実施例1〜54の液体洗浄剤は、いずれも、洗浄対象物に付着した種々の汚れに対して優れた洗浄力を有し、かつ、保存安定性が良好であることが分かる。

Claims (1)

  1. (a)成分:アルカンスルホン酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、ジアルキルスルホコハク酸塩及び硫酸エステル塩タイプからなる群より選ばれる1以上の陰イオン界面活性剤0.1〜5質量%と、
    (b)成分:分子量800以下のキレート剤10質量%超30質量%以下と、
    (c)成分:酵素0.01〜10質量%と、
    (d)成分:下記の一般式(d−1)で表される化合物、一般式(d−2)で表される化合物及び一般式(d−3)で表される化合物からなる群より選ばれる1以上の化合物1〜20質量%と、
    を含有する食器洗い機用液体洗浄剤。
    Figure 0006118661
    [式中、Rは、炭素数1〜3のアルキル基又は炭素数3のヒドロキシアルキル基を表す。Rは、炭素数1〜3のアルキル基を表す。mは0〜3の整数である。Xは、水素原子、Na、K又はNHを表す。Rは、メチル基又はエチル基を表す。nは0〜3の整数である。Xは、水素原子、Na、K又はNHを表す。]
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