JP6116809B2 - 使い捨て紙おむつ - Google Patents

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Description

本発明は、脚の前後の動きに追随して、立体ギャザーと共に吸収体を前後方向に動きやすくした使い捨て紙おむつに関する。
従来より、少なくとも、表面側に配置される透液性のトップシートと、裏面側に配置される不透液性のバックシートと、これらの両シート間に介在された吸収体と、表面側両側部に形成された立体ギャザーとにより物品本体が構成されており、***物がトップシートを介して吸収体に吸収、保持される使い捨て紙おむつが知られている。
かかる吸収性物品にも幾多の改良が重ねられ、着用者の動作による変形にも良好に追随するようにしたものが開発されている。例えば、下記特許文献1では、複数の吸収部が互いに離間して、基盤シートに固定部を介して接合され、該固定部は平面視において前記吸収部の領域に包含されており、前記複数の吸収部は互いに液体連通化しうる状態に配列された吸収体を備えた吸収性物品が開示されている。
特開2010−268919号公報
しかしながら、上記特許文献1記載の吸収性物品では、吸収体として独立した多数の小さな吸収部の集合で構成することによって吸収体の変形性を高め、身体適合性や動作追随性を良好にしているが、立体ギャザーとの関係については示されていない。
すなわち、使い捨て紙おむつでは特に尿などの横漏れを防止するため、立体ギャザーの自由端部を肌側に押し付けることによって肌との密着性を確保する必要があるが、この立体ギャザーが鼠蹊部から股下の脚の付け根部分に擦れて肌トラブルを発生させる問題がしばしば発生していた。特に、しっかりとした歩行ができるまでに成長した乳幼児は、両脚の膝頭同士の間隔が骨盤の幅より小さいかほぼ同等となり、脚の付け根が使い捨て紙おむつの両側に押し付けられるようになることに加え、歩行や駆け足など脚が前後に広い可動域を伴って激しく動くようになるため、立体ギャザー自体の変形量だけでは追随できず、吸収体の剛性に立体ギャザーの変形が阻まれて、立体ギャザーと肌との間で擦れが生じるようになる。
更に、鼠蹊部は***物が付着したり汗が溜まったりして蒸れ易い部位であり、この蒸れによって肌がふやけて、少しの擦れでも肌に擦り傷がついたり、皮が剥けたり、粉が吹いたりするなどの肌トラブルが発生しやすかった。
そこで本発明の主たる課題は、脚の前後の動きに追随して、立体ギャザーと共に吸収体を前後に動きやすくすることによって、鼠蹊部から脚の付け根にかけての肌トラブルを防止した使い捨て紙おむつを提供することにある。
上記課題を解決するために請求項1に係る本発明として、透液性のトップシートと防水シートとの間に、包被シートによって囲繞された吸収体が介在されるとともに、表面側の両側部にそれぞれ立体ギャザーが形成された吸収性本体と、この吸収性本体の外面側に一体的に設けられた外装シートとを備えた使い捨て紙おむつにおいて、
前記吸収体は、少なくとも着用者の股間部に対応する部位であって、おむつ幅方向の中間部に、おむつ長手方向に沿って該吸収体の離隔部が形成され、
前記離隔部を挟んで両側の吸収体間の離間距離を確保した状態で、前記トップシート、防水シート、包被シート及び外装シートにはそれぞれ、少なくとも前記離隔部に対応する領域に、外力を受けることによっておむつ幅方向に伸張可能とされる、前記各シート材がおむつ表面側及び裏面側に凹凸する凹凸状に形成されることによる伸張可能化手段、前記各シート材が伸縮性を有する素材で形成されることによる伸張可能化手段又はこれらの組み合わせによる伸張可能化手段が施されていることを特徴とする使い捨て紙おむつが提供される。
上記請求項1記載の発明では、前記吸収体に対し、少なくとも着用者の股間部に対応する部位であって、おむつ幅方向の中間部に、おむつ長手方向に沿って該吸収体の離隔部を形成するとともに、前記離隔部を挟んで両側の吸収体間の離間距離を確保した状態で、前記トップシート、防水シート、包被シート及び外装シートのそれぞれに対し、少なくとも前記離隔部に対応する領域に、外力を受けることによって伸張可能とされる、前記各シート材がおむつ表面側及び裏面側に凹凸する凹凸状に形成されることによる伸張可能化手段、前記各シート材が伸縮性を有する素材で形成されることによる伸張可能化手段又はこれらの組み合わせによる伸張可能化手段を施している。このため、脚の付け根部分に密着している立体ギャザーが脚の動きによって動いたとき、前記離隔部の両側に位置する吸収体に外力が作用し、前記離隔部に対応する領域に配設される各シート材に施された伸張可能化手段が伸張して立体ギャザーの動きに追随して前記吸収体が容易に移動できるようになる。このように、脚の動きに追随して立体ギャザー及び吸収体が動く結果、立体ギャザーの表面が脚の付け根部分に密着した状態が維持でき、立体ギャザー表面と肌との擦れによる肌トラブルが防止できるようになる。
特に、立体ギャザーの脚の付け根への圧着力によって生じる立体ギャザー表面と肌との間の摩擦力に対し、前記離隔部の両側に位置する吸収体が前後方向に移動する際の抵抗力の方が小さい場合、脚を前後に動かしたときに立体ギャザー表面と肌との擦れが生じる前に、立体ギャザーの動きに追随して吸収体が前後に移動するようになるため、肌と立体ギャザー表面との擦れが確実に抑えられ、より一層肌トラブルが防止できるようになる。
また、各シート材をそれぞれおむつ表面側及び裏面側に凹凸する凹凸状に形成することによって、離隔部の両側に位置する吸収体が外力を受けた場合、各シート材の凹凸が引き延ばされて両側の吸収体が移動しやすくなる。凹凸状に形成するには、おむつ幅方向に対し表面側及び裏面側で交互に折り返した波状に形成したものや、おむつ幅方向及び長手方向に対し表面側及び裏面側に向けて交互に突出する突状エンボスを設けたものなどとすることができる。
また、各シート材を伸縮性素材によって構成することによって吸収体の移動がスムーズに行われるとともに、外観がすっきりするようになる。なお、各シート材を伸縮性素材とした上で凹凸状に形成することによって、より一層吸収体が移動しやすくなる。
請求項に係る本発明として、前記伸張可能化手段は、おむつ幅方向の全幅に亘って施されている請求項1記載の使い捨て紙おむつが提供される。
上記請求項記載の発明では、離隔部の両側に位置する吸収体を移動させるには各シート材の離隔部に対応する領域に伸張可能化手段を施せば十分であるが、より吸収体の移動をスムーズにさせるとともに、伸張可能化手段の加工性等を考慮して、おむつ幅方向の全幅に亘って伸張可能化手段を施すことができるようにしている。
請求項に係る本発明として、前記トップシートと吸収体との間に親水性のセカンドシートが介在され、前記セカンドシートの少なくとも前記離隔部に対応する領域に、前記伸張可能化手段が施されている請求項1、2いずれかに記載の使い捨て紙おむつが提供される。
上記請求項記載の発明では、体液の吸収効果を高めるためトップシートと吸収体との間に親水性セカンドシートを介在させた場合、このセカンドシートに対しても伸張可能化手段を施すようにしている。
請求項に係る本発明として、前記離隔部には、高吸収性ポリマーが配設されている請求項1〜いずれかに記載の使い捨て紙おむつが提供される。
上記請求項記載の発明では、離隔部には吸収体が介在しないため体液吸収効果が低下するので、この離隔部に高吸収性ポリマーを配設するようにしている。特に、伸張可能化手段として各シート材を凹凸状に形成した場合、裏面側に向けて凸となる部分に体液が滞留し易いため、この部分に高吸収性ポリマーを配設することが好ましい。
請求項に係る本発明として、前記離隔部の前側及び後側には、おむつ幅方向に亘って前記吸収体が介在しない緩衝部が設けられている請求項1〜いずれかに記載の使い捨て紙おむつが提供される。
上記請求項記載の発明では、前記離隔部を着用者の股間部に対応する部位のみに設け、これより前側及び後側の胴周り領域には離隔部が形成されない吸収体を配置した場合について規定してあり、離隔部の両側に位置する吸収体が脚の前後の動きによって前後方向に移動したとき、前記胴周り領域の吸収体によって移動が阻害されないよう、前記離隔部の前側及び後側に、おむつ幅方向に亘って前記吸収体が介在しない緩衝部を設けるようにしている。
請求項に係る本発明として、前記伸張可能化手段は、おむつ幅方向の全幅に亘って、おむつ表面側及び裏面側に凹凸する凹凸状に形成されることによって構成され、
前記吸収体が介在する領域に形成される凹凸の高さよりも、前記離隔部に対応する領域に形成される凹凸の高さの方が相対的に高く形成されている請求項1〜いずれかに記載の使い捨て紙おむつが提供される。
上記請求項記載の発明では、伸張可能化手段として、各シート材をおむつ全幅に亘って凹凸状に形成した場合、吸収体が介在する領域に形成される凹凸の高さよりも、前記離隔部に対応する領域に形成される凹凸の高さの方が相対的に高く形成するようにしている。前述の通り、各シート材の離隔部を跨ぐ部分は吸収体の移動に大きく寄与するため、この部分の凹凸の高さを高くして外力を受けたときに凹凸が引き延ばされる移動量を十分に確保するようにしたものである。
請求項に係る本発明として、前記離隔部は、前記吸収体のおむつ幅方向の中間部に間隔をあけて2箇所以上設けられている請求項1〜いずれかに記載の使い捨て紙おむつが提供される。
上記請求項記載の発明では、前記離隔部を吸収体のおむつ幅方向の中間部に間隔をあけて2箇所以上設けるようにしている。すなわち、吸収体がおむつ幅方向に3つ以上に分割されるようにしている。これによって、両側の吸収体の移動量が十分に確保できるとともに、おむつ幅方向中央部にも吸収体が介在するようになるため体液吸収効果が向上できる。
以上詳説のとおり本発明によれば、脚の前後の動きに追随して、立体ギャザーと共に吸収体を前後に動きやすくすることによって、鼠蹊部から脚の付け根にかけての肌トラブルを防止した使い捨て紙おむつが提供できるようになる。
本発明に係る使い捨て紙おむつ1の一部破断展開図である。 そのII−II線矢視図(横断面図)である。 立体ギャザーBS及び吸収体13の力の状態を示す模式図である。 凹凸状の伸張可能化手段を示すシート材の斜視図である。 他の形態例に係る使い捨て紙おむつ1の横断面図である。 包被シート14の配設パターンを示す横断面図である。 他の形態例に係る使い捨て紙おむつ1の横断面図である。 他の形態例に係る使い捨て紙おむつ1の展開図である。 他の形態例に係る使い捨て紙おむつ1の横断面図である。 他の形態例に係る使い捨て紙おむつ1の横断面図である。 他の形態例に係る使い捨て紙おむつ1の横断面図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳述する。
図1及び図2に示されるように、本使い捨て紙おむつ1(以下、単におむつともいう。)は、不織布などからなる透液性トップシート11と、ポリエチレン等からなる防水シート12との間に、不織布やクレープ紙などからなる包被シート14によって囲繞された綿状パルプなどの吸収体13を介在させるとともに、表面側の両側部にそれぞれ肌側に起立する立体ギャザーBS、BSが形成された吸収性本体10と、この吸収性本体10の外面側に一体的に設けられた外装シート20とからなり、製品状態でおむつ長手方向中央部で前記外装シート20の前身頃と後身頃とが重ね合わされ、両側端の接合縁部21、22で接合されることによりウエスト開口部23及び左右一対のレッグ開口部29が形成された構造のパンツ型おむつである。
以下、前記前記使い捨て紙おむつ1の構造について具体的に詳述する。
(吸収性本体10の構造)
先ず最初に、前記吸収性本体10の構造の一例について図1及び図2に基づいて詳述する。
吸収性本体10は、前述したように、不織布などからなる透液性トップシート11と、ポリエチレン等からなる防水シート12との間に、包被シート14によって囲繞された綿状パルプなどの吸収体13を介在させた構造とされ、体液を吸収保持するものである。
前記吸収体13は、図示例では平面形状を略方形状として成形されたものが使用され、その幅寸法は股間部への当たりによって着用者にゴワ付き感を与えない寸法幅となっている。この吸収体13は、形状保持と透液性トップシート11を透過した体液の拡散性向上のために包被シート14によって囲繞されている。なお、前記吸収体13としては、嵩を小さくできるエアレイド吸収体を用いるのが望ましい。この吸収体13には、所定の部位に吸収体13が介在しない吸収体13の離隔部30が形成されているが、これについては後段で詳述する。
前記吸収体13の表面側(肌当接面側)を覆う透液性トップシート11としては、有孔または無孔の不織布や多孔性プラスチックシートなどが好適に用いられる。不織布を構成する素材繊維は、ポリエチレンまたはポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系等の合成繊維の他、レーヨンやキュプラ等の再生繊維、綿等の天然繊維とすることができ、スパンレース法、スパンボンド法、サーマルボンド法、メルトブローン法、ニードルパンチ法等の適宜の加工法によって得られた不織布を用いることができる。これらの加工法の内、スパンレース法は柔軟性、スパンボンド法はドレープ性に富む点で優れ、サーマルボンド法及びエアスルー法は嵩高でソフトである点で優れている。透液性トップシート11に多数の透孔を形成した場合には、尿などが速やかに吸収されるようになり、ドライタッチ性に優れたものとなる。前記透液性トップシート11は、吸収体13の側縁部を巻き込んで吸収体13の裏面側まで延在している。
前記吸収体13の裏面側(非肌当接面側)を覆う防水シート12は、ポリエチレンまたはポリプロピレンなどの不透液性プラスチックシートが用いられるが、近年はムレ防止の点から透湿性を有するものが好適に用いられる。この遮水・透湿性シートは、たとえばポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン樹脂中に無機充填材を溶融混練してシートを形成した後、一軸または二軸方向に延伸することにより得られる微多孔性シートであり、仮にシート厚が同じであれば無孔シートよりも剛性が低下するため、柔軟性の点で勝るものとなる。
前記吸収体13を囲繞する包被シート14としては、クレープ紙、親水性不織布等、吸収体13への体液吸収を阻害することなく、体液等を透過させ、かつ吸収体13が崩れないように形状保持するものであればどのようなシートを用いてもよい。この包被シート14は、無孔シートの他、多数の開孔が形成された多孔シートを用いることができる。
一方、前記立体ギャザーBSを形成するギャザー不織布15は、図2に示されるように、折返しによって二重シートとした不織布が用いられ、前記透液性トップシート11によって巻き込まれた吸収体13の側縁部をさらにその上側から巻き込んで吸収体13の裏面側まで延在して接着されている。より具体的には、前記ギャザー不織布15は、紙おむつの長手方向中間部では、立体ギャザーBS形成部分を残し、幅方向中間部から吸収体13の裏面側に亘る範囲がホットメルト接着剤等によって接着され、また長手方向前後端部では、前記幅方向中間部から一方側端縁までの区間が吸収体13の裏面側に亘る範囲で接着されるとともに、前記立体ギャザーBSを形成する部分を吸収体13の上面部にて折り畳むようにしながらホットメルト接着剤等により接着している。
前記二重シート不織布によって形成されたギャザー不織布15の内部には、起立先端側部分に複数本の糸状弾性部材16、16…と、起立基端部及び中間部にそれぞれ糸状弾性伸縮部材17、17とが配設されている。前記糸状弾性部材16、16…は、製品状態において図2に示されるように、弾性伸縮力により吸収体側縁部より突出する不織布部分を起立させて立体ギャザーBSを形成するとともに、立体ギャザーBSの表面を肌側に押し付けるためのものである。また、二重シートの内部には、ギャザー用防水シート18が配設され、立体ギャザーBSのほぼ全体が防漏壁を構成するようになっている。
前記防水シート12としては、排便や尿などの褐色が出ないように不透明のものを用いるのが望ましい。不透明化としては、プラスチック中に、炭酸カルシウム、酸化チタン、酸化亜鉛、ホワイトカーボン、クレイ、タルク、硫酸バリウムなどの顔料や充填材を内添してフィルム化したものが好適に使用される。かかる防水シート12は、前記ギャザー用防水シート18と別に設けられているが、防水シート12の両側部を前記二重シート状のギャザー不織布15の内部まで進入させ、前記ギャザー用防水シート18と一体的に構成するようにしてもよい。
前記糸状弾性部材16、17としては、通常使用されるスチレン系ゴム、オレフィン系ゴム、ウレタン系ゴム、エステル系ゴム、ポリウレタン、ポリエチレン、ポリスチレン、スチレンブタジエン、シリコン、ポリエステル等の素材を用いることができる。また、外側から見え難くするため、太さは925dtex以下、伸長率は150〜350%(自然状態を100%としてこの状態からの伸び率)、間隔は7.0mm以下として配設するのがよい。なお、糸状弾性部材に代えて、ある程度の幅を有するテープ状弾性部材を用いるようにしてもよい。
前述のギャザー不織布15を構成する素材繊維も前記透液性トップシート11と同様に、ポリエチレンまたはポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系等の合成繊維の他、レーヨンやキュプラ等の再生繊維、綿等の天然繊維とすることができ、スパンボンド法、サーマルボンド法、メルトブローン法、ニードルパンチ法等の適宜の加工方法によって得られた不織布を用いることができるが、特にはムレを防止するために坪量を抑えて通気性に優れた不織布を用いるのがよい。さらに前記ギャザー不織布15については、尿などの透過を防止するとともに、カブレを防止しかつ肌への感触性(ドライ感)を高めるために、シリコン系、パラフィン金属系、アルキルクロミッククロイド系撥水剤などをコーティングした撥水処理不織布を用いるのが望ましい。
また、前記透液性トップシート11と吸収体13との間には、親水性不織布からなるセカンドシート19を介在させるようにしてもよい。このセカンドシート19は、無孔シートの他、多数の開孔が形成された多孔シートを用いることができる。前記親水性不織布としては、レーヨンやキュプラ等の再生繊維、綿等の天然繊維を用いることにより素材自体に親水性を有するものを用いるか、ポリエチレンまたはポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系等の合成繊維を親水化剤によって表面処理し親水性を付与した繊維を用いることにより親水性を有するようにしたものを好適に用いることができる。
前記透液性トップシート11、防水シート12、包被シート14及びセカンドシート19にはそれぞれ、所定領域に伸張可能化手段が施されているが、これについては後段で詳述する。
(外装シート20の構造)
外装シート20は、図1に示されるように、上層不織布20A及び下層不織布20Bからなる2層構造の不織布シートとされ、前記上層不織布20Aと下層不織布20Bとの間に各種弾性部材24、25が配設され、伸縮性が付与されている。平面形状は、中間両側部に夫々レッグ開口部29を形成するために凹状の切欠き部が形成され、全体として擬似砂時計形状を成している。
本発明に係る外装シート20においては、前記弾性部材として、図1に示されるように、前記ウエスト開口部23に配置されたウエスト部弾性部材24,24…と、前身頃F及び後身頃Bに、上下方向に間隔をおいて水平方向に沿って配置された複数の腰周り弾性部材25,25…とを備えるものである。
前記外装シート20には、少なくとも所定領域に伸張可能化手段が施されているが、これについては後段で詳述する。
(吸収体13の離隔部30及び伸張可能化手段について)
前記吸収体13には、少なくとも着用者の股間部に対応する部位であって、おむつ幅方向の中間部に、図示例ではおむつ幅方向の中央部に、おむつ長手方向に沿って該吸収体13の離隔部30が形成されている。すなわち、図2に示されるように、股間部の横断面視で、幅方向両側部が吸収体13が介在する両側領域A、Aとされ、幅方向中央部が吸収体13が介在しない離隔部領域Bとされている。前記吸収体13の離隔部30は、図1に示されるように、吸収体13のおむつ長手方向の全長に亘って形成することが好ましいが、後段で詳述するように、おむつ長手方向の所定範囲に形成することもできる(図8参照)。
前記「着用者の股間部に対応する部位」とは、前記糸状弾性部材16の伸縮力によって前記立体ギャザーBSが肌側に起立する範囲とほぼ同等の範囲であって、前記レッグ開口部29のうち少なくとも下側半分を含む範囲のことである。
また、図2に示されるように、前記透液性トップシート11、防水シート12、包被シート14、セカンドシート19及び外装シート20はそれぞれ、少なくとも前記離隔部30に対応する領域(離隔部30と重なる領域)に、外力を受けることによって伸張可能とされる伸張可能化手段が施されている。
各シート材の前記離隔部30に対応する領域に前記伸張可能化手段を施すことによって、脚の付け根部分に密着している立体ギャザーBSが脚の動きによって動いたとき、前記離隔部の両側に位置する吸収体13に外力が作用し、各シート材の前記伸張可能化手段が伸張して立体ギャザーBSの動きに追随して吸収体13が容易に移動できるようになる。このように、脚の動きに追随して立体ギャザーBS及び吸収体13が動く結果、立体ギャザーBSの表面が脚の付け根部分に密着した状態が維持でき、立体ギャザーBSの表面と肌との擦れによる肌トラブルが防止できるようになる。
特に、図3に示されるように、立体ギャザーBSの脚の付け根への圧着力Nによって生じる立体ギャザーBS表面と肌との間の摩擦力μNに対し、前記離隔部30の両側に位置する吸収体13が前後方向に移動する際の抵抗力Tの方が小さくなるように構成した場合、脚を前後に動かしたときに立体ギャザーBS表面と肌との擦れが生じる前に、立体ギャザーBSの動きに追随して吸収体13が前後に移動するようになるため、肌と立体ギャザーBSとの擦れが確実に抑えられ、より一層肌トラブルが防止できるようになる。
前記伸張可能化手段としては、図2に示されるように、各シート材を、おむつ表面側及び裏面側に凹凸させた凹凸状に形成することによって構成することができる。このような凹凸状に形成するには、図4(A)に示されるように、おむつ幅方向に対し表面側及び裏面側で交互に折り返すか、或いはおむつ幅方向に対し表面側及び裏面側に向けて交互に突出するようにおむつ長手方向に沿った溝状のエンボスを複数形成することによって波状に形成したものや、図4(B)に示されるように、おむつ幅方向及び長手方向に対し表面側及び裏面側に向けて交互に突出する突状エンボスを形成したものなどとすることができる。前者の波状に形成したものは、外力を受けることによっておむつ幅方向に伸張するものであり、両側の吸収体13、13間の離間距離を確保することによって両側の吸収体13が前後に移動できるようにしている。また、後者の突状エンボスを形成したものは、外力を受けることによって各シート材がおむつ幅方向及びおむつ長手方向に伸張できるようにしたものであり、両側の吸収体13が脚の動きによって前後に移動しやすくしている。
また、図2では前記伸張可能化手段がおむつ幅方向の全幅に亘って施してあるが、図5に示されるように、外力を受けることによって各シート材が伸張するのは離隔部30に対応する部分であるので、前記離隔部30に対応する離隔部領域Bにのみ前記伸張可能化手段を施して、吸収体13が介在する両側領域Aでは平面状に形成すようにしてもよい。
前記伸張可能化手段が施された部分では、各シート材同士の接着は、それぞれ突状になっている頂部にホットメルト等の接着剤を塗布して相互に接着させるようにする。カーテン塗布やスロット(べた)塗布では、各シート材の凹凸が潰れたりして、吸収体13の移動が生じなくなる。
吸収体13に対する包被シート14の配設パターンとしては、図2に示されるように、両側の吸収体13、13を一体的に表面側と裏面側からそれぞれ被包シート14で覆うことによって、離隔部30で被包シート14、14同士が接合された二重シート構造となるようにしてもよいが、図6に示されるように、種々の形態で配設することもできる。図6(A)に示されるように、両側の吸収体13、13をそれぞれ包被シート14によって囲繞した上で、基盤となるシート材14aに接着剤やヒートシール、超音波接合などによって接合されるようにしてもよい。また、同図6(B)に示されるように、表面側又は裏面側の何れか一方の包被シート14を両側の吸収体13、13に一体的に配設し、他方の包被シート14を両側の吸収体13に個別的に配設するようにしてもよい。図6(A)、(B)に示される配設パターンでは、離隔部30に配設される包被シート14が一重であるので、外力を受けたときに伸張しやすくなる。
一方、離隔部30は吸収体13が介在しないため、この部分の体液吸収効果が低下するという問題がある。特に、上記のように伸張可能化手段として、各シート材を凹凸状に形成した場合、裏面側に向けて凸となる部分に体液が滞留しやすいというという問題もある。このため、図7に示されるように前記離隔部30には体液吸収力を補うため高吸収性ポリマー31(SAP)を配設することが好ましい。図示例では、前記高吸収性ポリマー31は包被シート14の表面側の凹部に配置されている。これによって、透液性トップシート11及びセカンドシート19を通過して包被シート14上に滞留した体液を捕捉することができる。
図8に示されるように、前記離隔部30は、おむつ長手方向に対して所定の股間部に対応する部位までとし、これより前側及び後側の胴周り領域には離隔部が形成されない吸収体を配置した場合、離隔部30より前側及び後側にそれぞれ、おむつ幅方向に亘って吸収体13が介在しない緩衝部32を設けることが好ましい。離隔部30の両側に位置する吸収体13が脚の前後の動きによって前後方向に移動したとき、前記胴周り領域の吸収体13によってこの移動が阻害されないようにしたものである。
図9に示されるように、各シート材を凹凸状にした伸張可能化手段がおむつ幅方向の全幅に亘って形成される場合、吸収体13が介在する両側領域A、Aに形成される凹凸の高さHよりも、離隔部領域Bに形成される凹凸の高さHの方が相対的に高くなるように形成することが好ましい(H<H)。前述の通り、各シート材の離隔部30に対応する部分は、吸収体13の移動に大きく寄与するため、この部分の凹凸の高さを高くして外力を受けたときに凹凸が引き延ばされる移動量を十分に確保している。
〔他の形態例〕
(1)上記形態例では、伸張可能化手段として、各シート材をおむつ表面側及び裏面側に凹凸する凹凸状に形成することによって構成していたが、図10に示されるように、各シート材を伸縮性を有する素材で形成することによって構成してもよい。この場合、各シート材のうち少なくとも離隔部に対応する部分を伸縮性素材で構成すればよい。また、同図10に示されるように、伸縮性素材で構成したものと、凹凸状に形成したものとを混在させてもよい。図示例では、透液性トップシート11、包被シート14及び外装シート20を伸縮性素材で構成し、セカンドシート19及び防水シート12を凹凸状に形成している。伸縮性素材を用いることによって、吸収体13の移動がスムーズに行われるとともに、外観が平坦ですっきりするようになる。さらに、各シート材を伸縮性素材で構成した上で、前述の凹凸状に形成すれば、より一層伸張性が良好となる。
前記伸縮性素材としては、具体的にはポリウレタンなどの可逆的に塑性変形し易い弾性樹脂材料からなる長繊維で構成した不織布、または引き延ばされた際に繊維自体の繊維直径は変化しないものの、ジグザグ状またはスパイラル状の捲縮が形成され、この捲縮が引き延ばされることによって伸縮性を示すようにした不織布等を使用することができる。
(2)上記形態例では、吸収体13の離隔部30をおむつ幅方向のほぼ中央部に1つ設け、吸収体13が両側に2つに分割されるようにしたが、図11に示されるように、離隔部30を吸収体13のおむつ幅方向の中間部に間隔を空けて2箇所以上設けることによって、吸収体13がおむつ幅方向に3つ以上に分割されるようにしてもよい。これによって、両側の吸収体13の移動量が十分に確保できるとともに、おむつ幅方向中央部にも吸収体13が介在するようになるため体液吸収効果の向上が期待できる。
1…使い捨て紙おむつ、10…吸収性本体、11…透液性トップシート、12…防水シート、13…吸収体、14…包被シート、15…ギャザー不織布、16・17…糸状弾性伸縮部材、18…ギャザー用防水シート、19…セカンドシート、20…外装シート、30…離隔部、31…高吸収性ポリマー、32…緩衝部

Claims (7)

  1. 透液性のトップシートと防水シートとの間に、包被シートによって囲繞された吸収体が介在されるとともに、表面側の両側部にそれぞれ立体ギャザーが形成された吸収性本体と、この吸収性本体の外面側に一体的に設けられた外装シートとを備えた使い捨て紙おむつにおいて、
    前記吸収体は、少なくとも着用者の股間部に対応する部位であって、おむつ幅方向の中間部に、おむつ長手方向に沿って該吸収体の離隔部が形成され、
    前記離隔部を挟んで両側の吸収体間の離間距離を確保した状態で、前記トップシート、防水シート、包被シート及び外装シートにはそれぞれ、少なくとも前記離隔部に対応する領域に、外力を受けることによっておむつ幅方向に伸張可能とされる、前記各シート材がおむつ表面側及び裏面側に凹凸する凹凸状に形成されることによる伸張可能化手段、前記各シート材が伸縮性を有する素材で形成されることによる伸張可能化手段又はこれらの組み合わせによる伸張可能化手段が施されていることを特徴とする使い捨て紙おむつ。
  2. 前記伸張可能化手段は、おむつ幅方向の全幅に亘って施されている請求項1記載の使い捨て紙おむつ。
  3. 前記トップシートと吸収体との間に親水性のセカンドシートが介在され、前記セカンドシートの少なくとも前記離隔部に対応する領域に、前記伸張可能化手段が施されている請求項1、2いずれかに記載の使い捨て紙おむつ。
  4. 前記離隔部には、高吸収性ポリマーが配設されている請求項1〜いずれかに記載の使い捨て紙おむつ。
  5. 前記離隔部の前側及び後側には、おむつ幅方向に亘って前記吸収体が介在しない緩衝部が設けられている請求項1〜いずれかに記載の使い捨て紙おむつ。
  6. 前記伸張可能化手段は、おむつ幅方向の全幅に亘って、おむつ表面側及び裏面側に凹凸する凹凸状に形成されることによって構成され、
    前記吸収体が介在する領域に形成される凹凸の高さよりも、前記離隔部に対応する領域に形成される凹凸の高さの方が相対的に高く形成されている請求項1〜いずれかに記載の使い捨て紙おむつ。
  7. 前記離隔部は、前記吸収体のおむつ幅方向の中間部に間隔をあけて2箇所以上設けられている請求項1〜いずれかに記載の使い捨て紙おむつ。
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