JP6114127B2 - 通信端末、文字表示方法、プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、入力された文字を表示する通信端末、文字表示方法、プログラムに関する。
聴覚に障害を持つ人は、日本国内に数百万人規模で存在するといわれている。聴覚障害者が便利に使用できるコミュニケーションツールとして、仮想ホワイトボード共有アプリケーションが開発されている(非特許文献1)。非特許文献1のアプリケーション「FlockDraw」を使用すれば、オンライン上の仮想ホワイトボードに描いた絵や文字などをリアルタイムで複数の人と共有でき、共同作業やコミュニケーションを行うことができる。
Lisa Hoover(翻訳:的野裕子)、"ほぼリアルタイムで共有できるオンライン上のホワイトボード「FlockDraw」"、[online]、平成21年12月3日、lifehacker、[平成25年6月25日検索]、インターネット<URL:http://www.lifehacker.jp/2009/12/flockdraw.html>
非特許文献1に代表される仮想ホワイトボード共有アプリケーションを使用して複数人で会話をする場合、文字入力スペースがすぐに足りなくなってしまうという問題があった。そこで本発明では、文字入力スペースを生成することができる通信端末を提供することを目的とする。
本発明の通信端末は、文字入力受付部と、文字ブロック検出部と、縦横判定部と、スペース生成位置決定部と、文字ブロック遷移部とを含む。
文字入力受付部は、画面上に定義された文字入力領域への文字入力を受け付ける。文字ブロック検出部は、入力された文字を予め定めた分割方法で分割し、各分割片を文字ブロックとして検出する。縦横判定部は、各文字ブロックの方向が縦書き、横書きの何れであるかを、各文字ブロックの縦横方向の大きさに基づいて判定する。スペース生成位置決定部は、横書きと判定された文字ブロックが半数以上となる場合には文字入力領域の下方向、または右下方向に、縦書きと判定された文字ブロックが半数以上となる場合には文字入力領域の左方向、または左下方向に、スペース生成位置を決定する。文字ブロック遷移部は、決定されたスペース生成位置に基づいて、文字ブロックを遷移する。
本発明の通信端末によれば、文字入力スペースを生成することができる。
本発明の実施例1の通信端末の構成を示すブロック図。 本発明の実施例1の通信端末の動作を示すフローチャート。 本発明の実施例1の文字ブロック遷移部の構成を示すブロック図。 本発明の実施例1の文字ブロック遷移部の動作を示すフローチャート。 横書きの文字ブロックが半数以上となる文字入力の例を示す図。 文字ブロックの縦横方向サイズの決定方法の例について示す図。 横書き文字ブロックが半数以上となる場合の文字ブロック遷移の例を示す図。 縦書きの文字ブロックが半数以上となる文字入力の例を示す図。 縦書き文字ブロックが半数以上となる場合の文字ブロック遷移の例を示す図。 マーカーを付与された文字ブロックを削除対象から除外する例を示す図。 マーカーを付与された文字ブロックを削除対象から除外する例を示す図。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。なお、同じ機能を有する構成部には同じ番号を付し、重複説明を省略する。
<用語の説明:通信端末>
通信端末とは、電話機、特に携帯電話機やPHS電話機、又は通信機能を備えたPDAなどの総称である。
<用語の説明:文字>
本明細書において「文字」とは、コンピュータを含む電子機器でタイプ入力される文字、手書き入力で描画される文字の何れもを含む概念として使用される。
以下、図1、図2を参照して、実施例1の通信端末について説明する。図1は本実施例の通信端末1の構成を示すブロック図である。図2は本実施例の通信端末1の動作を示すフローチャートである。図1に示すように、本実施例の通信端末1は、文字入力受付部11と、文字ブロック検出部12と、縦横判定部13と、スペース生成位置決定部14と、マーカー付与部15と、文字ブロック遷移部16とを含む。なお、マーカー付与部15は省略することもできるため、破線で表示してある。
文字入力受付部11は、画面上に定義された文字入力領域への文字入力を受け付ける(S11)。文字入力は、一般的には複数のユーザ、複数の通信端末により実行される。この場合、文字入力受付部11は、自端末に対する文字入力、他端末に対する文字入力の双方を受け付ける。自端末と他端末はネットワークを介して通信可能に接続されているものとし、文字入力受付部11は、他端末に対する文字入力の受付をネットワークを介して実行する。文字入力受付部11は、文字入力がタイプ入力である場合には、そのフォント種別、フォントサイズ、フォントカラー、フォントの入力座標、改行位置などの情報を取得する。文字入力受付部11は、文字入力が手書き入力である場合には、描画されたピクセルの座標情報などを取得する。
文字入力領域は複数のユーザ間で共通する一つの文字入力領域として仮想的に設定される。文字入力領域はそのサイズ(縦横のドット、ピクセル数)などが予め定義され、各通信端末の画面サイズに応じて、通信端末ごとにサイズを調整して表示されるものとする。
文字ブロック検出部12は、入力された文字を予め定めた分割方法で分割し、各分割片を文字ブロックとして検出する(S12)。予め定めた分割方法として例えば、文字ブロック検出部12は、文字入力が中断された場合にタイマを起動させ、文字入力が再開されるまでの時間を計測し、計測した時間が所定時間を超える場合には、中断前に入力された文字群と中断後に入力された文字群とを分割する。一方、文字ブロック検出部12は、計測した時間が所定時間を超えない場合には、中断前に入力された文字群と中断後に入力された文字群とを分割せずにひとまとまりの文字群として扱う。文字入力がタイプ入力である場合には、ひとまとまりの文字群についてコンピュータが定義する文字領域を文字ブロックの領域とすればよい。文字入力が手書き入力である場合には、ひとまとまりの文字群において描画された各ピクセルの各座標を中心とする所定の範囲の和集合に該当する領域を文字ブロックの領域とすればよい。
縦横判定部13は、各文字ブロックの方向が縦書き、横書きの何れであるかを、各文字ブロックの縦横方向の大きさに基づいて判定する(S13)。縦横方向の大きさはピクセル数、ドット数を用いることができる。スペース生成位置決定部14は、横書きと判定された文字ブロックが半数以上となる場合には文字入力領域の下方向、または右下方向に、縦書きと判定された文字ブロックが半数以上となる場合には文字入力領域の左方向、または左下方向に、スペース生成位置を決定する(S14)。マーカー付与部15は、ユーザ操作に基づいて何れかの文字ブロックが指定された場合に、当該指定された文字ブロックにマーカーを付与する(S15)。ユーザは、自身が重要と考えた文字ブロックをユーザ操作により指定するものとする。ユーザ操作とは、例えば文字ブロックのタップ、その他の何らかのジェスチャとすることができる。ここでマーカーとは、例えば1ビットの情報(0=マーカー無、1=マーカー有)で良い。
文字ブロック遷移部16は、ステップS14において決定されたスペース生成位置に基づいて、文字ブロックを遷移する(S16)。遷移とは文字ブロックに加える変更のことである。例えば文字ブロックの移動、縮小、削除の何れか1つ、またはこれらの組み合わせを遷移と定義することができる。例えば、ステップS14において下方向にスペース生成位置が決定された場合、文字ブロック遷移部16は、文字ブロックを上方向に移動し、文字ブロックの一部または全部を縮小すればよい。さらに、文字ブロック遷移部16は、文字ブロックの一部を削除することとしてもよい。文字ブロック遷移部16は、ステップS15においてマーカーが付与された文字ブロックに対して、マーカーが付与されない文字ブロックとは異なる遷移を実行してもよい。例えば、マーカーが付与された文字ブロックを削除しないようにするためには、文字ブロック遷移部16が、マーカーが付与された文字ブロックに対して、文字ブロックの移動、縮小のみを実行するようにすればよい。
以下、図3、図4を参照して、文字ブロック遷移部16の実現例について説明する。図3は本実施例の文字ブロック遷移部16の構成を示すブロック図である。図4は本実施例の文字ブロック遷移部16の動作を示すフローチャートである。
図3に示すように、本実施例の文字ブロック遷移部16は、スペース判定部161と、ブロック縮小・移動部162と、フラグ付与部163と、終了判定部164と、設定情報記憶部165とを含む。設定情報記憶部165には、文字入力スペースの閾値である値A(ドット数×ドット数で定義できる面積値)、ブロックフラグ付与の時間間隔である値B(例えば秒)、文字ブロックの縮小サイズである値C(ドット数×ドット数で定義できる面積値)などが記憶されている。
図4のフローチャートは、文字入力受付部11において文字入力が受け付けられた場合に開始される。図4は、Nを1以上の整数とし、ブロックフラグ=Nで開始されているフローであるものとする。まず、スペース判定部161は、現在の文字入力スペースが値Aより大きいか否かを判定する(S161A)。現在の文字入力スペースは、予め定義された文字入力領域の面積(ドット数×ドット数)と、検出された文字ブロックが占める面積の総和(ドット数×ドット数)の差分から求めることができる。現在の文字入力スペースが値Aより大きい場合には(S161AY)、ステップS163Aが実行される。現在の文字入力スペースが値Aと同じか、値Aより小さい場合には(S161AN)、ステップS162が実行される。フラグ付与部163はS161AYの場合に、時間B以内に次の入力があるか否かを判定する(S163A)。フラグ付与部163は、時間B以内に次の入力がある場合には(S163AY)、手書き入力の場合には新たな描画領域(座標)にブロックフラグNを設定する(S163B)。ステップS163B実行後は、ステップS161Aが再度実行される。フラグ付与部163は、時間B以内に次の入力がない場合には(S163AN)、手書き入力の場合には新たな描画領域(座標)にブロックフラグN+1を設定する(S163C)。ブロックフラグは、前述した文字ブロックと連動しており、一つの文字ブロックには対応する一つのブロックフラグが付与されていることが好ましい。この場合、ステップS12で定義される所定時間と、設定情報記憶部165に記憶される時間Bとを等しくすればよい。
一方、ブロック縮小・移動部162はS161ANの場合に、ブロックフラグが最小となる文字ブロックを予め定めたサイズCまで縮小し、前述したステップS14において決定されたスペース生成位置に基づいて、文字ブロックを移動する(S162)。スペース判定部161は、ステップS162実行後の文字入力スペースが値Aより大きいか否かを判定する(S161B)。現在の文字入力スペースが値Aより大きい場合には(S161BY)、ステップS163Aが実行される。現在の文字入力スペースが値Aと同じか、値Aより小さい場合には(S161BN)、再度ステップS162が実行される。
終了判定部164は、(手書き)文字入力アプリケーションの終了動作、もしくはネットワークの切断動作を検出した場合に(S164Y)、フローを終了する(エンド)。終了判定部164は、アプリ終了、又はネットワーク切断を検出しない場合には(S164N)フローの繰り返し制御を実行する(スタートへ)。
なお、図4のフローでは文字ブロックの縮小、移動動作のみが実行されているが、これに限られず、前述した削除動作などを適宜行ってもよい。
以下、図5、図6、図7を参照して横書きと判定された文字ブロックが半数以上となる場合の文字ブロック遷移の例について説明する。図5は横書きの文字ブロックが半数以上となる文字入力の例を示す図である。図6は文字ブロックの縦横方向サイズの決定方法の例について示す図である。図7は横書き文字ブロックが半数以上となる場合の文字ブロック遷移の例を示す図である。前述したように文字入力受付部11は、画面上に定義された文字入力領域111への文字入力を受け付ける(S11)。具体的には、図5に示すように、文字入力領域111への文字入力が受け付けられ、入力された文字が文字入力領域111に表示されている。文字ブロック検出部12は、入力された文字を予め定めた分割方法で分割し、各分割片を文字ブロックとして検出する(S12)。具体的には、図5に示すように、文字ブロック91A、92A、93A、94Aが検出される。ここでは、文字入力領域111への文字入力は手書きで行われるものとする。例えば、文字ブロック94Aは、文字以外に手書きの直線や囲み記号などを含む。この例では、直線や囲み記号は書き込みのどの部分に応答したのか分かるように記入されている。
縦横判定部13は、文字ブロック91A、92A、93A、94Aの方向が縦書き、横書きの何れであるかを、各文字ブロックの縦横方向の大きさに基づいて判定する(S13)。具体的には、縦横判定部13は、文字ブロック91A、93A、94Aが横書き、文字ブロック92Aが縦書きと判定する。文字ブロック94Aのように文字ブロックの形状が歪な形状となる場合もあるため、例えば図6に示すように縦方向の長さの最大値H、横方向の長さの最大値Wを、それぞれ縦横方向の大きさと定義してもよい。スペース生成位置決定部14は、横書きと判定された文字ブロックが半数以上となる場合には文字入力領域の下方向、または右下方向に、縦書きと判定された文字ブロックが半数以上となる場合には文字入力領域の左方向、または左下方向に、スペース生成位置を決定する(S14)。図5の例では、横書きと判定された文字ブロックは3つ(91A、93A、94A)であり、文字ブロックの総数である4つに対して半数以上を占めるため、スペース生成位置決定部14は、文字入力領域の下方向、または右下方向に、スペース生成位置を決定する。この例では、スペース生成位置決定部14は、右下方向にスペース生成位置を決定するものとする。
文字ブロック遷移部16は、決定されたスペース生成位置に基づいて、文字ブロック91A、92A、93A、94Aを遷移する(S16)。この例では、遷移は移動、縮小、および削除である。スペース生成位置は右下方向であるため、文字ブロック遷移部16は当該スペース生成位置に基づいて左上方向に、文字ブロック91A、92A、93A、94Aを移動させてさらに縮小する。このようにして、文字入力スペースが設けられる。縮小後の文字ブロックは91B、92B、93B、94Bとして文字入力領域111の左上に表示されている。図7に示すように、新たに設けられた文字入力スペースには、新たな文字入力がなされている。入力された文字は、文字ブロック検出部12により、文字ブロック95Cとして検出される。
次に、図8、図9を参照して縦書きと判定された文字ブロックが半数以上となる場合の文字ブロック遷移の例について説明する。図8は縦書きの文字ブロックが半数以上となる文字入力の例を示す図である。図9は縦書き文字ブロックが半数以上となる場合の文字ブロック遷移の例を示す図である。
前述したように文字入力受付部11は、画面上に定義された文字入力領域111への文字入力を受け付ける(S11)。具体的には、図8に示すように、文字入力領域111への文字入力が受け付けられ、入力された文字が文字入力領域111に表示されている。文字ブロック検出部12は、入力された文字を予め定めた分割方法で分割し、各分割片を文字ブロックとして検出する(S12)。具体的には、図8に示すように、文字ブロック91D、92D、93D、94Dが検出される。前述同様、文字入力領域111への文字入力は手書きで行われるものとする。
縦横判定部13は、文字ブロック91D、92D、93D、94Dの方向が縦書き、横書きの何れであるかを、各文字ブロックの縦横方向の大きさに基づいて判定する(S13)。具体的には、縦横判定部13は、文字ブロック92D、93D、94Dが縦書き、文字ブロック91Dが横書きと判定する。図8の例では、縦書きと判定された文字ブロックは3つ(92D、93D、94D)であり、文字ブロックの総数である4つに対して半数以上を占めるため、スペース生成位置決定部14は、文字入力領域の左方向、または左下方向に、スペース生成位置を決定する。この例では、スペース生成位置決定部14は、左下方向にスペース生成位置を決定するものとする。
文字ブロック遷移部16は、決定されたスペース生成位置に基づいて、文字ブロック91D、92D、93D、94Dを遷移する(S16)。前述同様、遷移は移動、縮小、および削除である。スペース生成位置は左下方向であるため、文字ブロック遷移部16は当該スペース生成位置に基づいて右上方向に、文字ブロック91D、92D、93D、94Dを移動させてさらに縮小する。このようにして、文字入力スペースが設けられる。縮小後の文字ブロックは91E、92E、93E、94Eとして文字入力領域111の右上に表示されている。図9に示すように、新たに設けられた文字入力スペースには、新たな文字入力がなされている。入力された文字は、文字ブロック検出部12により、文字ブロック95Fとして検出される。
次に、図10、図11を参照してマーカーが付与された文字ブロックに対してマーカーが付与されない文字ブロックとは異なる遷移を実行する例について説明する。図10、図11はマーカーを付与された文字ブロックを削除対象から除外する例を示す図である。図10は、図9の状態から更に文字入力がなされ、文字ブロックの遷移がなされた場合を示している。図11は、図10の状態から更に文字入力がなされ、文字ブロックの遷移がなされた場合を示している。前述同様、遷移は移動、縮小、および削除である。図10では、ユーザ操作に基づいて文字ブロック93Eが指定され、マーカー付与部15は、指定された文字ブロック93Eにマーカーを付与したものとする。この場合、文字ブロック遷移部16は、マーカーが付与された文字ブロック93Eに対して、マーカーが付与されない文字ブロック(図9の文字ブロック91E、92E、94E)とは異なる遷移を実行する。具体的には、文字ブロック遷移部16は、マーカーが付与された文字ブロック93Eに対して、移動、縮小のみを実行し、削除を実行しない。文字ブロック遷移部16は、予め定めた時間が経過する度に、古い(前述のブロックフラグの値が小さい)文字ブロックから順に削除を実行するが、文字ブロック遷移部16は、削除対象からマーカーが付与された文字ブロック93Eを除外する。従って、文字ブロック遷移部16は、時間経過に伴い、古い文字ブロックとなった文字ブロック91E、92E、94Eを削除するが、文字ブロック93Eだけは削除せずに、縮小された状態のまま、文字入力領域111の右上隅に移動し、そのまま保持しておく。これにより新たな文字入力が行われる。図10の例では、文字入力領域111に新たな文字ブロック96G、97G、98G、99G、90Gが検出される。ここで、ユーザ操作に基づいてあらたに文字ブロック90Gが指定され、マーカー付与部15は、指定された文字ブロック90Gにマーカーを付与したものとする。この場合、前述同様、文字ブロック遷移部16は、時間経過に伴い、古い文字ブロックとなった文字ブロック96G、97G、98G、99Gを削除するが、文字ブロック90Gだけは削除せずに、縮小された状態のまま、文字入力領域111の右上隅に移動し、そのまま保持しておく。図11に示すように、マーカーが付与された文字ブロック93E、90Gは右上隅に保持されたままとなる。この後に、マーカーを付与された文字ブロック81Jについても同様の遷移が実行される。
このように、マーカー付与部15が、ユーザが指定した文字ブロックにマーカーを付与し、文字ブロック遷移部16が、マーカーが付与された文字ブロックに対して、削除を実行しないことにより、ユーザが重要であると判断した文字ブロックを保持しておくことができるため、ユーザの利便性が高まる。図11の例では、集合時間の掲示である文字ブロック93E、集合場所の掲示である文字ブロック90H、店の名称や電話番号の掲示である文字ブロック81Jは、削除されずに文字入力領域111に保持されるため、ユーザは必要な情報を随時確認できる。
上述の各種の処理は、記載に従って時系列に実行されるのみならず、処理を実行する装置の処理能力あるいは必要に応じて並列的にあるいは個別に実行されてもよい。その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能であることはいうまでもない。
また、上述の構成をコンピュータによって実現する場合、各装置が有すべき機能の処理内容はプログラムによって記述される。そして、このプログラムをコンピュータで実行することにより、上記処理機能がコンピュータ上で実現される。
この処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録しておくことができる。コンピュータで読み取り可能な記録媒体としては、例えば、磁気記録装置、光ディスク、光磁気記録媒体、半導体メモリ等どのようなものでもよい。
また、このプログラムの流通は、例えば、そのプログラムを記録したDVD、CD−ROM等の可搬型記録媒体を販売、譲渡、貸与等することによって行う。さらに、このプログラムをサーバコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワークを介して、サーバコンピュータから他のコンピュータにそのプログラムを転送することにより、このプログラムを流通させる構成としてもよい。
このようなプログラムを実行するコンピュータは、例えば、まず、可搬型記録媒体に記録されたプログラムもしくはサーバコンピュータから転送されたプログラムを、一旦、自己の記憶装置に格納する。そして、処理の実行時、このコンピュータは、自己の記録媒体に格納されたプログラムを読み取り、読み取ったプログラムに従った処理を実行する。また、このプログラムの別の実行形態として、コンピュータが可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、そのプログラムに従った処理を実行することとしてもよく、さらに、このコンピュータにサーバコンピュータからプログラムが転送されるたびに、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行することとしてもよい。また、サーバコンピュータから、このコンピュータへのプログラムの転送は行わず、その実行指示と結果取得のみによって処理機能を実現する、いわゆるASP(Application Service Provider)型のサービスによって、上述の処理を実行する構成としてもよい。
なお、本形態におけるプログラムには、電子計算機による処理の用に供する情報であってプログラムに準ずるもの(コンピュータに対する直接の指令ではないがコンピュータの処理を規定する性質を有するデータ等)を含むものとする。また、この形態では、コンピュータ上で所定のプログラムを実行させることにより、本装置を構成することとしたが、これらの処理内容の少なくとも一部をハードウェア的に実現することとしてもよい。

Claims (7)

  1. 画面上に定義された文字入力領域への文字入力を受け付ける文字入力受付部と、
    前記入力された文字を予め定めた分割方法で分割し、各分割片を文字ブロックとして検出する文字ブロック検出部と、
    各前記文字ブロックの方向が縦書き、横書きの何れであるかを、前記各文字ブロックの縦横方向の大きさに基づいて判定する縦横判定部と、
    前記横書きと判定された文字ブロックが半数以上となる場合には前記文字入力領域の下方向、または右下方向に、前記縦書きと判定された文字ブロックが半数以上となる場合には前記文字入力領域の左方向、または左下方向に、スペース生成位置を決定するスペース生成位置決定部と、
    ユーザ操作に基づいて何れかの文字ブロックが指定された場合に、当該指定された文字ブロックにマーカーを付与するマーカー付与部と、
    前記決定されたスペース生成位置に基づいて、前記マーカーが付与された文字ブロックに対して文字ブロックの削除を含まない遷移を実行し、前記マーカーが付与されない文字ブロックに対して、文字ブロックの削除を含む遷移を実行する文字ブロック遷移部と、
    を含む通信端末。
  2. 請求項1に記載の通信端末であって、
    前記マーカーが付与された文字ブロックに対する遷移は、前記文字ブロックの移動、縮小の何れか1つ、またはこれらの組み合わせからなり、前記マーカーが付与されない文字ブロックに対する遷移は前記文字ブロックの移動、縮小、削除の何れか1つ、またはこれらの組み合わせからなる
    通信端末。
  3. 請求項1に記載の通信端末であって、
    前記文字ブロック遷移部は、
    前記マーカーが付与された文字ブロックに対して、前記文字ブロックの移動、縮小のみを実行する
    通信端末。
  4. 画面上に定義された文字入力領域への文字入力を受け付ける文字入力受付ステップと、
    前記入力された文字を予め定めた分割方法で分割し、各分割片を文字ブロックとして検出する文字ブロック検出ステップと、
    各前記文字ブロックの方向が縦書き、横書きの何れであるかを、前記各文字ブロックの縦横方向の大きさに基づいて判定する縦横判定ステップと、
    前記横書きと判定された文字ブロックが半数以上となる場合には前記文字入力領域の下方向、または右下方向に、前記縦書きと判定された文字ブロックが半数以上となる場合には前記文字入力領域の左方向、または左下方向に、スペース生成位置を決定するスペース生成位置決定ステップと、
    ユーザ操作に基づいて何れかの文字ブロックが指定された場合に、当該指定された文字ブロックにマーカーを付与するマーカー付与ステップと、
    前記決定されたスペース生成位置に基づいて、前記マーカーが付与された文字ブロックに対して文字ブロックの削除を含まない遷移を実行し、前記マーカーが付与されない文字ブロックに対して、文字ブロックの削除を含む遷移を実行する文字ブロック遷移ステップと、
    を含む文字表示方法。
  5. 請求項4に記載の文字表示方法であって、
    前記マーカーが付与された文字ブロックに対する遷移は、前記文字ブロックの移動、縮小の何れか1つ、またはこれらの組み合わせからなり、前記マーカーが付与されない文字ブロックに対する遷移は前記文字ブロックの移動、縮小、削除の何れか1つ、またはこれらの組み合わせからなる
    文字表示方法。
  6. 請求項4に記載の文字表示方法であって、
    前記文字ブロック遷移ステップは、
    前記マーカーが付与された文字ブロックに対して、前記文字ブロックの移動、縮小のみを実行する
    文字表示方法。
  7. コンピュータを、請求項1から3の何れかに記載の通信端末として機能させるためのプログラム。
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