JP6113709B2 - 電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、電子機器に関するものである。
携帯端末などの電子機器においては、イヤホンの接続端子、USB端子などのような外部接続のための端子部を備えつつ、防水仕様が求められる場合がある。従来は、外部接続のための接続孔を有する雌型コネクタを筐体の内部に配置し、雌型コネクタを取り囲むようにパッキンなどの防水材を配置した構成としていた。雌型コネクタのうち接続孔近傍のみが外部に向けて露出していた。従来の防水性を有するコネクタの一例が特開2013−62194号公報(特許文献1)に記載されている。
特開2013−62194号公報
従来技術に基づく外部接続端子では、筐体の内部に雌型コネクタが配置され、筐体の端に近い位置で雌型コネクタをパッキンが取り囲む形となっていたので、パッキンの外径に応じて筐体の端が膨らんだ形状となってしまい、筐体の端を薄い形状にすることが難しく、設計上の制約となっていた。
そこで、本発明は、外部接続端子における防水性を確保しつつ、筐体の端を薄い形状にすることが可能な外部接続端子部を備える電子機器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に基づく外部接続端子部は、外表面および上記外表面の反対側であって防水すべき空間に面する内表面を有し、上記外表面と上記内表面との間を連通させる取付け開口部を有する筐体と、外部から挿入される雄型コネクタの少なくとも一部を収容するための受入れ凹部を有する雌型コネクタ本体と、上記取付け開口部を取り囲むように配置された封止部とを備え、上記雌型コネクタ本体は、上記受入れ凹部内に露出する第1導電体露出部と、上記第1導電体露出部に電気的に接続されており、上記受入れ凹部外に露出する第2導電体露出部とを備え、上記雌型コネクタ本体は、上記封止部を介して上記取付け開口部を上記外表面側から塞ぐように上記筐体に固定されており、上記第2導電体露出部が上記取付け開口部を通じて上記筐体の上記内表面側に露出する。
本発明によれば、外部接続端子における防水性を確保しつつ、筐体の端を薄い形状にすることが可能な外部接続端子部とすることができる。
本発明に基づく実施の形態1における外部接続端子部を外表面側から見た斜視図である。 本発明に基づく実施の形態1における外部接続端子部を内表面側から見た斜視図である。 本発明に基づく実施の形態1における外部接続端子部に雄型コネクタを接続した状態の斜視図である。 本発明に基づく実施の形態1における外部接続端子部を外表面側から見た分解図である。 本発明に基づく実施の形態1における外部接続端子部を内表面側から見た分解図である。 本発明に基づく実施の形態1における外部接続端子部に含まれる雌型コネクタ本体および環状封止部を第1の側から見た斜視図である。 本発明に基づく実施の形態1における外部接続端子部に含まれる雌型コネクタ本体および環状封止部を第2の側から見た斜視図である。 本発明に基づく実施の形態1における外部接続端子部の雌型コネクタ本体近傍の断面図である。 本発明に基づく実施の形態2における外部接続端子部の雌型コネクタ本体近傍の断面図である。 本発明に基づく実施の形態3における外部接続端子部の雌型コネクタ本体近傍の断面図である。 本発明に基づく実施の形態4における電子機器の第1の例の背面側が見える斜視図である。 本発明に基づく実施の形態4における電子機器の第1の例の正面側が見える斜視図である。 本発明に基づく実施の形態4における電子機器の第2の例の背面側が見える斜視図である。 本発明に基づく実施の形態4における電子機器の第2の例の正面側が見える斜視図である。
(実施の形態1)
(構成)
図1〜図8を参照して、本発明に基づく実施の形態1における外部接続端子部について説明する。本実施の形態における外部接続端子部101の斜視図を図1に示す。図1に示した構造を裏側から見た状態を図2に示す。図1に示した外部接続端子部101に雄型コネクタを接続した状態を図3に示す。図3では、外部接続端子部101に対して雄型コネクタ3が接続されている。外部接続端子部101の分解図を図4に示す。図4に示した分解状態を裏側から見たところを図5に示す。
本実施の形態における外部接続端子部101は、外表面1aおよび外表面1aの反対側であって防水すべき空間に面する内表面1bを有し、外表面1aと内表面1bとの間を連通させる取付け開口部4を有する筐体1と、外部から挿入される雄型コネクタ3の少なくとも一部を収容するための受入れ凹部2aを有する雌型コネクタ本体2と、取付け開口部4を取り囲むように配置された環状封止部5とを備える。
雌型コネクタ本体2および環状封止部5を取り出したところを図6に示す。これを裏側から見た状態を図7に示す。図6および図7に示すように、雌型コネクタ本体2にはビス孔2eが設けられている。図4および図5に示すように、ビス9を雌型コネクタ本体2のビス孔2eに通すことによって、雌型コネクタ本体2は筐体1に固定されている。図1、図4および図5に示すように、ビス9による固定の際にはホルダ部材8が用いられている。ホルダ部材8は金属製であってよい。ホルダ部材8は板状のものであってよい。ホルダ部材8はビス孔8eを有している。ホルダ部材8を用いる場合には、ビス9はホルダ部材8に設けられたビス8eを通ってから雌型コネクタ本体2のビス孔2eを経由して、筐体1のビス孔1eへと締め込まれる。
図1〜図3では、筐体1を単純な形状の断片として示しているが、これは説明の便宜のために単純化したものであって、実際には筐体1は、より複雑な形状のものであってよい。筐体1は、通常、電子機器の筐体の一部または全部として用いられるものである。筐体1は、何らかの内部空間を規定することに寄与しうる形状のものである。筐体1はこれ単独で内部空間を囲い込むものであってもよく、1つの内部空間を取り囲む複数の部品のうちの1つであってもよい。
図3における雌型コネクタ本体2の近傍の断面図を図8に示す。ただし、図8では、図3と異なり、外部接続端子部101の外側に外装カバー10が付けられている。図8では、雄型コネクタ3が雌型コネクタ本体2に対して挿入されることによって接続が実現している。雄型コネクタ3は軸線3xに沿って延在する。この例では、雄型コネクタ3は、軸線3xの方向に沿って進入してくることによって受入れ凹部2aに入り込んでいる。ただし、雄型コネクタ3の進入方向は、軸線3xと同じ方向に限らない。
雄型コネクタ3は必ずしも全体が完全に受入れ凹部2aに収まるとは限らない。受入れ凹部2aは、雄型コネクタ3の少なくとも一部を収容することができるものであればよい。
図8においては、環状封止部5に関しては第1部分5aと第2部分5bとが示されている。図8は断面図であるのでこのように2つの別々の部分として示されているが、実際には、第1部分5aと第2部分5bとは環状につながっており、1つの環状封止部5となっている。
雌型コネクタ本体2は、受入れ凹部2a内に露出する第1導電体露出部6と、第1導電体露出部6に電気的に接続されており、受入れ凹部2a外に露出する第2導電体露出部7とを備える。環状封止部5は、第2導電体露出部7を取り囲むように、かつ、雌型コネクタ本体2を1方向から見たときに全周が見えるように配置されている。本実施の形態で示した例では、環状封止部5は、図7における矢印90の側から見たときに全周が見える。
雌型コネクタ本体2は、環状封止部5を介して取付け開口部4を外表面1a側から塞ぐように筐体1に固定されている。環状封止部5は、筐体1の外表面1aと雌型コネクタ本体2との間に位置している。図8に示す例では、雌型コネクタ本体2は、環状封止部5を同じ側に押し付けつつ取付け開口部4を外表面1a側から塞ぐように筐体1に固定されている。既に述べたように、環状封止部5は取付け開口部4を取り囲む。雌型コネクタ本体2の筐体1への固定の際、環状封止部5の同じ側への押し付けは、環状封止部5の全周にわたっていることが好ましい。
なお、遅くともこのように組み立てた時点では、環状封止部5は雌型コネクタ本体2の表面に沿った状態となっている。本実施の形態では、図5および図7に示したように、環状封止部5は雌型コネクタ本体2の表面に予め配置されて、この状態で、雌型コネクタ本体2が筐体1に対して取り付けられるものとして説明したが、これに限らず、逆に、筐体1の取付け開口部4の周りに環状封止部5が予め配置されていて、このような筐体1に対して雌型コネクタ本体2が取り付けられるものとしてもよい。
第2導電体露出部7が取付け開口部4を通じて筐体1の内表面1b側に露出する。本実施の形態では、図8に示すように、雌型コネクタ本体2は、環状封止部5を全周にわたって矢印91,92の向きに押し付けつつ筐体1に固定されている。
図7に示すように、1つの雌型コネクタ本体2に複数の第2導電体露出部7が設けられていてもよい。このような場合には、1つの受入れ凹部2a内に複数の第1導電体露出部6が設けられていてもよい。第1導電体露出部6の個数と第2導電体露出部7の個数とを一致させ、それぞれ並列に電気的接続をさせる構造としてもよい。図8に示すように、第1導電体露出部6と第2導電体露出部7とは配線11によって電気的に接続されている。配線11は、このように雌型コネクタ本体2の内部で樹脂に埋め込まれた状態となっていてよい。第1導電体露出部6、第2導電体露出部7および配線11は一体的に金属で形成されたものであってもよい。図8では、第1導電体露出部6と第2導電体露出部7とを電気的に接続する配線11の全体が示されているが、これは説明の便宜のために模式的に示したものである。実際には配線11は、このように1つの断面図内に全区間が見えるとは限らず、紙面奥手前方向に折れ曲がるなどして複雑な形状であってもよい。
なお、図4および図6で示されている第1導電体露出部6と図8で示されている第1導電体露出部6とでは位置および形状が異なるのは、受入れ凹部2a内に複数の第1導電体露出部6が配置されていて複数の第1導電体露出部6のうち異なる第1導電体露出部6が見えているからである。
(作用・効果)
本実施の形態では、環状封止部5を全周にわたって同じ側に押し付けつつ取付け開口部4を外表面1a側から塞ぐように、雌型コネクタ本体2が筐体1に固定されているので、雌型コネクタ本体2の取付けが簡単で、上述のようにビス9を利用して固定することができる。ここでは、一例としてビス9によって固定する構造を示したが、固定手段はビス9に限定されるものではなく、他の手段によって固定してもよい。
環状封止部5が雌型コネクタ本体2と筐体1との間に挟まれて配置されることによって環状封止部5の外側と内側との間での水などの流通は阻止される。この結果、雌型コネクタ本体2の全表面のうち環状封止部5の内側の領域は防水される。雌型コネクタ本体2の表面のうち取付け開口部4を通じて筐体1の内表面1b側に露出しているのは環状封止部5の内側の領域に限られるので、筐体1の内側は防水される。
取付け開口部4を通じて筐体1の内表面1b側に露出する第2導電体露出部7は、このようにして防水された領域内で露出しているので、筐体1の外表面1aが水に濡れても第2導電体露出部7が水に濡れることは防止される。第2導電体露出部7と他の部品との間の電気的接続は浸水のおそれがない環境で行なうことができる。
環状封止部5を全周にわたって同じ側に押し付けつつ取付け開口部4を塞ぐことによって防水性が確保されるので、従来技術に基づく外部接続端子のように雌型コネクタ本体を取り囲むようにパッキンなどを配置することは、もはや必要はない。したがって、筐体の端が膨らんだ形状となることを避けることができる。
よって、本実施の形態における外部接続端子部によれば、外部接続端子における防水性を確保しつつ、筐体の端を薄い形状にすることが可能となる。
上述のように、外部接続端子部101は、雌型コネクタ本体2を筐体1に向けて押さえつけるホルダ部材8を備えることが好ましい。この構成を採用することにより、雌型コネクタ本体2の筐体1に対する固定を確実に行なうことができる。あるいは、ホルダ部材を用いることなくビスまたは他の固定手段によって雌型コネクタ本体2を筐体1に固定する構造であってもよい。
なお、本実施の形態では、環状封止部5は雌型コネクタ本体2と筐体1との両方に対してそれぞれ直接接していたが、環状封止部5の一部または全体にわたって、他の何らかの構成要素が環状封止部5と雌型コネクタ本体2との間、あるいは、環状封止部5と筐体1との間に介在していてもよい。すなわち、雌型コネクタ本体2による環状封止部5の筐体1に対する押し付けは、直接的であっても間接的であってもよい。
なお、環状封止部5は、パッキンなどのような環状の部材であってよい。あるいは、環状封止部5は、パッキンのように最初から固体で供給される部品に限らず、接着剤、液状の樹脂などを環状に塗布したものであってもよい。環状封止部5が固体以外の状態で供給されるものである場合には、環状封止部5はのちに硬化するものであってもよく、硬化しないものであってもよい。環状封止部5は環の内側と外側との間での水などの流通を防ぐことができるものであればよい。
なお、本実施の形態では、外部接続端子部が備える封止部の一例として環状封止部5を挙げたが、封止部は環状のものに限定されない。外部接続端子部は、環状以外の封止部を備えることとしてもよい。封止部は取付け開口部を取り囲んでいればよく、本実施の形態で説明した例のように1つの構成要素によって取付け開口部を取り囲んでいてもよく、あるいは、2つ以上の構成要素の組合せによって取り付け開口部を取り囲んでいてもよい。2つ以上の構成要素の組合せによって封止部をなす例としては、たとえば、環状のパッキンの一部が切り欠かれており、その切欠きに、接着剤などを塗布する構成が挙げられる。また、たとえば、環状の両面テープの一部が切り欠かれており、その切欠きに、接着剤などを塗布する構成が挙げられる。あるいは、封止部は、ここに述べた以外の組合せによって構成されていてもよい。
(実施の形態2)
(構成)
図9を参照して、本発明に基づく実施の形態2における外部接続端子部について説明する。本実施の形態における外部接続端子部102においては、基本的な構成は実施の形態1で説明したものと同様であるが、以下の点で異なる。
外部接続端子部102においては、第2導電体露出部7が雌型コネクタ本体2の下面から露出するように配置されており、環状封止部5は、第2導電体露出部7を取り囲みつつ、雌型コネクタ本体2の下面に接するように配置されている。このような構成の場合も、環状封止部5は、第2導電体露出部7を取り囲むように、かつ、雌型コネクタ本体2を1方向から見たときに全周が見えるように配置されているといえる。
雌型コネクタ本体2は、矢印91,92に示すように、筐体1に押し付けられて固定される。このような構成の場合も、環状封止部5を全周にわたって同じ側に押し付けつつ取付け開口部4を外表面1a側から塞ぐように筐体1に固定されているといえる。
(作用・効果)
本実施の形態においても、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
(実施の形態3)
(構成)
図10を参照して、本発明に基づく実施の形態3における外部接続端子部について説明する。本実施の形態における外部接続端子部103においては、基本的な構成は実施の形態1で説明したものと同様であるが、以下の点で異なる。
以下では、説明の便宜のために、雌型コネクタ本体2の受入れ凹部2aが面している側を前側、その反対側を後ろ側とする。すなわち、図10における左側が前側、右側が後ろ側である。図10では、雌型コネクタ本体2の右側の端面が後端面となる。
外部接続端子部103においては、第2導電体露出部7が雌型コネクタ本体2の後端面から露出するように配置されており、環状封止部5は、第2導電体露出部7を取り囲みつつ、雌型コネクタ本体2の後端面に接するように配置されている。このような構成の場合も、環状封止部5は、第2導電体露出部7を取り囲むように、かつ、雌型コネクタ本体2を1方向から見たときに全周が見えるように配置されているといえる。
雌型コネクタ本体2は、矢印91,92に示すように、筐体1に押し付けられて固定される。このような構成の場合も、環状封止部5を全周にわたって同じ側に押し付けつつ取付け開口部4を外表面1a側から塞ぐように筐体1に固定されているといえる。
(作用・効果)
本実施の形態においても、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
なお、実施の形態2,3において、想定しうる例を示したが、実際には実施の形態1に示したような構成が好ましい。すなわち、環状封止部5は、図8に示したように雄型コネクタ3の軸線3xに対して斜めに配置されていることが好ましい。このような構成であれば、第2導電体露出部7の配置および雌型コネクタ本体2の筐体1への取付け方向の設計上の自由度が高まる。図8に示すように第2導電体露出部7を雄型コネクタ3の軸線3xの延長方向に露出させつつ、雌型コネクタ本体2の筐体1への取付けは、雄型コネクタ3の軸線3xとは異なる方向、たとえば矢印91,92に示すように軸線3xとは垂直な方向に向けて行なうことも可能となる。
雄型コネクタ3の軸線方向が、筐体1の主面に平行な方向である場合には、第2導電体露出部7を雄型コネクタ3の軸線の延長方向に露出させれば、筐体1の厚み方向(図8における上下方向)の寸法を増すことなく、筐体1内部での電気的接続を行なうことができる。一方、雌型コネクタ本体2の筐体1への取付けは、筐体1の厚み方向に行なうことが可能であるので、広い面を用いて確実に行なうことができる。
なお、実施の形態2の構成に比べて実施の形態1,3のような構成の方が好ましい部分もある。すなわち、第2導電体露出部7は、雌型コネクタ本体2の受入れ凹部2aとは反対側の面に配置されていることが好ましい。雌型コネクタ本体2の受入れ凹部2aとは反対側の面とは、図8または図10における右側の端面を意味する。この構成を採用することにより、筐体1の厚み方向(図8における上下方向)の寸法を増すことなく、筐体1内部での電気的接続を行なうことができる。
なお、図8に示すように、雌型コネクタ本体2は、受入れ凹部2aに隣接して他より薄くなっている薄肉部2cを有し、ホルダ部材8は薄肉部2cに重なるように配置されていることが好ましい。このように雌型コネクタ本体2が薄肉部2cを有することによって、スリムな外観を実現することができる。受入れ凹部2aに隣接する位置にただ単に薄肉部2cを設けるだけでは強度が不足するおそれがあるが、ここでは、薄肉部2cに重なるようにホルダ部材8が配置されているので、ホルダ部材8によって薄肉部2cが補強され、薄肉部2cの破損を防止することができる。ホルダ部材8という雌型コネクタ本体2とは別の部材を利用して補強するので、ホルダ部材8として強度の高い材料を採用することができる。たとえば雌型コネクタ本体2の材料が樹脂である場合にも、たとえばホルダ部材8を金属製とするなどといったことが可能であり、効率良く補強を行なうことができる。このように補強することによって、雄型コネクタ3によるこじりに対抗する雌型コネクタ本体2側の強度を十分に確保することができる。なお、「こじり」とは、たとえば図8に示すように接続された雄型コネクタ3において矢印95で示す方向の力が作用することをいう。
(実施の形態4)
(構成)
図11〜図14を参照して、本発明に基づく実施の形態4における電子機器について説明する。本実施の形態における電子機器は、上述のいずれかの実施の形態で説明した外部接続端子部を備える。すなわち、たとえば図11に示す電子機器301は、実施の形態1で説明した外部接続端子部101を備える。図11では、電子機器301の背面側が見えている。
図11に示した電子機器301を裏返したところを図12に示す。図12では、電子機器301の正面側が見えている。本実施の形態における電子機器301は、図12に示すように、スクリーン部41を保持する正面側筐体部品として組合せ構造体40を備える。組合せ構造体40による正面側筐体部品と背面側筐体部品を兼ねる外部接続端子部101とが組み合わさることによって電子機器301の外形の大部分を構成している。
図12では組合せ構造体40および外部接続端子部101が最も外側に露出した状態となっているが、実際には、このさらに外側にさらに外装ケース(図示せず)を備えることとしてもよい。
図12に示した例では、組合せ構造体40にはボタン42が配置されている。ただし、ここで示したボタン42はあくまで一例であり、これらの位置、形状、個数などはこの通りとは限らない。
スクリーン部41にはたとえば表示パネルが含まれる。表示パネルは、たとえば、液晶表示パネルであってもよく、有機ELパネルであってもよい。表示パネルは、ここに例示した以外の種類の表示機能を有するパネルであってもよい。表示パネルは、図示しない制御部によって制御されることによって、文字、記号、図形などの各種情報を表示する。スクリーン部41は、表示パネルの外側に重ねて配置されるカバーパネルを含んでいてもよい。カバーパネルが配置されている場合、表示パネルに表示される情報は、カバーパネルを通して使用者に視認可能となる。
スクリーン部41にはたとえばタッチパネルが含まれる。タッチパネルは、たとえば、投影型静電量容量方式のシート状のタッチパネルである。タッチパネルは、スクリーン部41に対する物体の接触を検出し、その検出結果に応じた検出信号を出力する。図示しない制御部は、タッチパネルから出力される検出信号に基づいてスクリーン部41に対して行われた操作の内容を特定し、その操作内容に応じた動作を行なう。
スクリーン部41においては、表示パネルとタッチパネルとが別々のパネルとして用意され、両者が重なるように配置されていてもよいが、1枚で両方の機能を兼ね備えたタッチ検出機能付きパネルが用いられてもよい。タッチ検出機能付き表示パネルを用いる場合にも、その外側にカバーパネルを重ねて配置してもよい。
スクリーン部41は、たとえば板状であって、平面視において一定の長手方向を有する形状をなしている。図12に示した例では、スクリーン部41は全体が長方形をなしている。なお、スクリーン部41は全体が平面形状を有するものであってもよいし、少なくとも一部に湾曲形状を有するものであってもよい。
図12に示した例ではボタン42はスクリーン部41とは別の位置に配置されているが、ボタン42は、スクリーン部41の内部に配置されていてもよい。
図11および図12に示した電子機器301では、外部接続端子部101の雌型コネクタ本体2などがそのまま露出しているが、電子機器301の外側に何らかの外装カバーを取り付けたものの全体を電子機器とみなしてもよい。すなわち、たとえば図13に示す電子機器302のようなものであってもよい。電子機器302は、外装カバー10を備える。電子機器302は、外装カバー10の内側に外部接続端子部101を備える。電子機器302に含まれる外装カバー10は外部接続のための開口部10aを有しており、外装カバー10の開口部10aから受入れ凹部2aが露出している。電子機器302においては、外装カバー10を付けたままの状態で、開口部10aを通じて受入れ凹部2aに対する雄型コネクタ3の接続および取り外しが可能である。
図13に示した電子機器302を裏返したところを図14に示す。図14では、電子機器302の正面側が見えている。外装カバー10の正面側に設けられた開口部からスクリーン部41およびボタン42が露出している。なお、ここで示した外装カバー10の形状は、あくまで一例であってこれに限るものではない。スクリーン部41およびボタン42の位置、形状、個数などによって、外装カバー10の正面側の開口部の形状は適宜設計される。また、外装カバー10の外形も適宜意匠が施されて変わりうる。
(作用・効果)
本実施の形態における電子機器は、上述のいずれかの実施の形態で説明した外部接続端子部を備えているので、外部接続端子における防水性を確保しつつ、筐体の端を薄い形状にすることが可能な電子機器とすることができる。
なお、本実施の形態では、電子機器として説明したが、電子機器は、たとえば携帯電話、携帯情報端末、タブレット端末、パーソナルコンピュータ、ゲーム機、テレビ受像機、携帯音楽プレーヤー、CDプレーヤー、DVDプレーヤー、電子辞書、電子書籍リーダー、デジタルカメラ、ビデオカメラ、ラジオ受信機、カーナビゲーションシステムなどであってもよい。携帯電話の概念にはスマートフォンが含まれる。
なお、今回開示した上記実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではない。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更を含むものである。
1 筐体、1a 外表面、1b 内表面、1e ビス孔、2 雌型コネクタ本体、2a 受入れ凹部、2c 薄肉部、2e ビス孔、3 雄型コネクタ、3x 軸線、4 取付け開口部、5 環状封止部、6 第1導電体露出部、7 第2導電体露出部、8 ホルダ部材、8e ビス孔、9 ビス、10 外装カバー、10a 開口部、11 配線、40 組合せ構造体、41 スクリーン部、42 ボタン、91,92,95 矢印、101,102,103 外部接続端子部、301,302 電子機器。

Claims (4)

  1. 外表面および内表面を有し、前記外表面と前記内表面との間を連通させる開口部を有する筐体と、
    外部から挿入される雄型コネクタの少なくとも一部を収容するための受入れ部を有し、前記開口部を通じて前記筺体の内表面側に位置し且つ前記雄型コネクタと電気的に接続できる導電部を備える雌型コネクタと
    前記開口部の周りに位置し、前記雄型コネクタの受入れ方向に対して斜めに配置された封止部とを備える電子機器
  2. 前記導電部は、前記雌型コネクタの前記受入れ部が配置された位置とは反対側の位置に配置されている、請求項1に記載の電子機器
  3. 前記雌型コネクタを前記筐体に向けて押さえるホルダ部を備える、請求項に記載の電子機器
  4. 前記雌型コネクタは、前記受入れ部に隣接して他より薄くなっている薄肉部を有し、前記ホルダ部は前記薄肉部に重なるように配置されている、請求項に記載の電子機器
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