JP6111988B2 - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機 Download PDF

Info

Publication number
JP6111988B2
JP6111988B2 JP2013236645A JP2013236645A JP6111988B2 JP 6111988 B2 JP6111988 B2 JP 6111988B2 JP 2013236645 A JP2013236645 A JP 2013236645A JP 2013236645 A JP2013236645 A JP 2013236645A JP 6111988 B2 JP6111988 B2 JP 6111988B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pairing
unit
remote controller
sub
indoor unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013236645A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015096779A (ja
Inventor
雄介 増田
雄介 増田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu General Ltd filed Critical Fujitsu General Ltd
Priority to JP2013236645A priority Critical patent/JP6111988B2/ja
Publication of JP2015096779A publication Critical patent/JP2015096779A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6111988B2 publication Critical patent/JP6111988B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Air Conditioning Control Device (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)

Description

本発明は、ペアリングにより複数のリモコンから空気調和機本体を運転操作できるようにした空気調和機に関する。
従来、複数のリモコンで空気調和機本体(主に、室内機)を運転操作できるようにした空気調和機が知られている。このような空気調和機のうち、複数の部屋に配置された各々の室内機に対してリモコンが設けられ、全ての室内機とリモコンとの間の制御内容が同じものがある。
上記のような空気調和機では、制御内容が同じであるので、1台のリモコンで他の部屋の室内機も操作可能であれば便利である。そこで、リモコンとして、通信範囲が広く壁や家具等の遮蔽物が存在する場合でも確実に室内機を操作できるRFリモコン(高周波無線通信方式のリモコン)を使用するものがある。
通常、リモコンとしてRFリモコンを使用する場合は、使用者が意図する室内機のみを操作できるようにするために、空気調和機の使用前にリモコンと操作対象となる室内機とをペアとして登録する設定、所謂ペアリングを行う。そして、1台のリモコンで他の部屋の室内機も操作できるようにするために、1台のリモコンに対し複数の室内機との間でペアリングができる空気調和機が提案されている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2013−104645号公報
一般的に、RFリモコンを使用する空気調和機では、ペアリングされているリモコンの識別情報(リモコンID)が室内機に記憶されており、リモコンと室内機とのペアリングを解除する場合は、室内機に備えられた操作部を操作(例えば、室内機に備えられたペアリング設定ボタンを数秒間長押し)することによって、記憶しているリモコンIDを消去することによってなされる。
しかし、上記のようなペアリングの解除方法では、室内機と全てのリモコンとのペアリングが一度に全て解除されてしまう。このため、リモコンの故障や紛失、あるいは、新機種への切り換えのために、現在室内機とペアリングされている複数のリモコンのうちの1台を新しいリモコンに入れ換えたい場合、一旦全てのリモコンとのペアリングを解除したのち、新しいリモコンを含めて全てのリモコンと室内機とのペアリングを再度行う必要があり、使用者にとってペアリングの作業が面倒になるという問題があった。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、1台のリモコンを操作することで室内機と他のリモコンとのペアリングを選択的に解除できる空気調和機を提供することを目的とする。
本発明は上述の課題を解決するものであって、本発明の空気調和機は、空調運転を行う空気調和機本体と、空気調和機本体を双方向通信により運転操作する複数のリモコンと、空気調和機本体と複数のリモコンとをそれぞれペアリングするペアリング設定手段とを有するものであって、複数のリモコンのうちの1台のリモコンは、空気調和機本体と他のリモコンとのペアリングを選択的に解除するペアリング解除手段を有するものある。
本発明の空気調和機は、1台の室内機に複数のリモコンがペアリングされている場合に、ペアリング解除手段により複数のリモコンのうちの1台のリモコンと室内機とのペアリングを選択的に解除できる。このため、リモコンの故障や紛失、あるいは、新機種への切り換えのために、現在室内機とペアリングされている1台のリモコンを新しいリモコンに入れ換えたい場合に、室内機と当該リモコンとのペアリングのみ解除できるので、使用者のペアリング作業が簡易となる。
本発明の実施形態における空気調和機の説明図であり、(A)は室内機およびリモコンの概略図、(B)は室内機のパネル部拡大図である。 本発明の実施形態におけるリモコンの説明図であり、(A)はリモコンの正面図、(B)は蓋を開けた状態でのリモコンの正面図である。 本発明の実施形態における、室内機およびリモコンのブロック図である。 ペアリング解除操作を説明する図面であり、(A)はサブリモコンのペアリング状況を確認する場合の操作の説明図、(B)はペアリング解除操作を行う場合の説明図である。 ペアリング解除時に室内機とリモコンとの間で行われる通信説明図である。
以下、本発明に係る空気調和機の実施の形態を、添付図面に基づいて詳細に説明する。実施形態としては、1台の室内機に、室内機の持つ全ての機能の運転操作が行えるメインリモコンを1台、メインリモコンに比べて運転操作できる機能を制限したサブリモコンとして最大4台まで、ペアリングが行える空気調和機を例に挙げて説明する。尚、本発明は以下の実施形態に限定されることはなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々変形することが可能である。
まず、本発明に係る空気調和機の概略構成について説明する。図1(A)に示すように、空気調和機1は、横長の略直方体形状を有する空気調和機本体である室内機10と、図1(A)では不図示である室外機50とを有している。また、リモコンとしては、1台のメイン機であるメインリモコン20と2台のサブ機であるサブリモコン30、40とを有している。尚、メインリモコン20とサブリモコン30、40の構成は同じである。
この空気調和機1は、RFモジュールによる双方向無線通信を利用し、メインリモコン20やサブリモコン30、40から室内機10に対して、それぞれ運転操作や各種設定を行うことができる。ここで、メインリモコン20は、空気調和機1(室内機10)の付属品であり、全ての機能の運転操作を室内機10で受け付ける。また、サブリモコン30、40は、例えば、運転操作のうち運転開始/停止と設定温度変更のみ室内機10が操作を受け付ける、というように操作できる機能を室内機10側で制限するものであり、一般的には、室内機10が設置されている部屋以外の部屋に設置されている室内機の付属品であって各室内機のメインリモコンに設定されているものである。
室内機10は、図3に示すように、室内機10の各部および室外機50を制御する制御部11と、各リモコンとのペアリングやペアリングの解除を行う際に操作されるペアリング設定部12と、室内機10の運転状態やタイマー設定の有無、各リモコンとのペアリング状態等を表示する表示部13と、空気調和機1の制御に関わるプログラムやデータ、室内機10にサブ機としてペアリングされているリモコンの識別情報(リモコンの品番や型名等)であるペアリング情報等を記憶する記憶部14と、各リモコンと双方向無線通信を行うRFモジュールからなる送受信部15と、時刻や時間を計測する計時部16と、室外機50との通信を行うインターフェイスである通信部17と、室内機10に備えられた図示しない室温センサや冷媒温度センサ等の検出結果を制御部11に出力するセンサ入力部18とを備えている。
上述した室内機10の構成のうち、ペアリング設定部12と表示部13とは、図1(A)に示す室内機10の前面部右下に設けられたパネル部10aに配置されている。図1(B)に示すように、表示部13は、運転表示部13a、タイマー表示部13b、ハイパワー表示部13c、お知らせ表示部13d、の4つの表示部で構成され、パネル部10aには、左側から順にペアリング設定部12、表示部を構成する運転表示部13a、タイマー表示部13b、ハイパワー表示部13c、お知らせ表示部13d、というように配置されている。
ペアリング設定部12は、後述する各リモコンとのペアリング設定/解除を行う際に操作されるボタンである。運転表示部13a、タイマー表示部13b、ハイパワー表示部13c、お知らせ表示部13dは、それぞれLEDからなる。運転表示部13aは室内機10の運転/停止を表し、例えば、運転時は点灯、停止時は消灯となる。タイマー表示部13bはタイマー運転開始/停止の設定有無を表し、例えば、設定有りは点灯、設定無しは消灯となる。ハイパワー表示部13cは空気調和機1がハイパワー運転(急速冷房運転/急速暖房運転)を行っているか否かを表し、例えば、ハイパワー運転中は点灯、ハイパワー運転を行っていないときは消灯となる。お知らせ表示部13dは、例えば、室内機10に備えられた図示しない防塵フィルタの清掃時期を表し、清掃時期となれば点灯、そうでない場合は消灯となる。
尚、ハイパワー表示部13cとお知らせ表示部13dとは、各リモコンとのペアリングがなされているか否かを表す表示部を兼ねている。具体的には、ハイパワー表示部13cがメインリモコンがペアリング済か否かを表し、お知らせ表示部13dがサブリモコンがペアリング済か否かを表し、それぞれペアリング済みの場合には消灯、まだペアリングされていない場合には点灯、となる。尚、室内機10の設置後に室内機10に初めて電源が投入されたときは、室内機10と各リモコンとのペアリングはなされていないため、ハイパワー表示部13cとお知らせ表示部13dとが点灯する。そして、メインリモコンと室内機10とのペアリングがなされれば、ハイパワー表示部13cが消灯しお知らせ表示部13dのみ点灯する。
次に、メインリモコン20とサブリモコン30、40について説明する。前述したように、メインリモコン20とサブリモコン30、40の構成は同じであるため、以下の説明ではメインリモコン20について説明し、サブリモコン30、40についての説明は省略する。尚、メインリモコン20の構成に付与した番号の十の位を20番台から30番台および40番台にそれぞれ変更したものが、メインリモコン20の構成に対応するサブリモコン30、40の構成となる。
メインリモコン20は、図3に示すように、使用者の操作を受け付ける操作部22と、運転情報や使用者が操作する際の操作画面等を表示する表示部23と、メインリモコン20の制御に関わるプログラムやデータ、空気調和機1の現在の運転情報データ等を記憶する記憶部24と、室内機10と双方向無線通信を行うRFモジュールからなる送受信部25と、時刻や時間を計測する計時部26と、使用者の操作に応じた室内機10の制御や表示部23に表示する画像データの表示制御を行う制御部21とを備えている。
メインリモコン20の筐体表面には、図2に示すように、表示部23や操作部22が備えられている。表示部23は、メインリモコン20の筐体表面上側に配置されており、LCD(液晶ディスプレイ)や有機EL(有機エレクトロルミネッセンス)等で構成されている。
操作部22は、多数の操作キーで構成され、図2(A)に示すように、メインリモコン20の筐体表面の略中央部から筐体表面下側にかけて配置され、また、図2(B)に示すように、筐体表面下側に設けられている蓋20aを開けた内部にも操作キーが配置されている。
メインリモコン20の筐体表面には、図2(A)に示すように、メインリモコン20が有する機能の選択に使用する十字キー22a、選択した機能を決定する決定キー22b、運転開始と運転停止を行う運転/停止キー22c、上下の矢印ボタンで設定温度を変更する温度キー22d、風量の変更設定を行う風量キー22e、冷房運転モードでの運転開始や他の運転モードから冷房運転モードに切り換える冷房キー22f、暖房運転モードでの運転開始や他の運転モードから暖房運転モードに切り換える暖房キー22e、除湿運転モードでの運転開始や他の運転モードから除湿運転モードに切り換える除湿キー22h、および、送風運転モードでの運転開始や他の運転モードから送風運転モードに切り換える送風キー22i、等が配置されている。
一方、蓋20aの内部には、図2(B)に示すように、空気調和機1の詳細設定を行う操作キーが配置されている。具体的には、環境温度に応じて運転モードを自動で選択するモードに切り換える自動運転キー22j、急速な暖房や冷房を行うハイパワーキー22k、時間によって空気調和機1の運転開始/停止を制御するタイマーキー22m、メインリモコン20が有する機能を表示部23に表示する機能キー22n、選択した機能を確定する確定キー22p、および、メインリモコン20とペアリング設定している全ての室内機を表示部23に表示する登録エアコンキー22q、等が配置されている。
以上説明した室内機10とメインリモコン20およびサブリモコン30、40とには、ペアリング設定手段が設けられている。具体的には、室内機10では、制御部11とペアリング設定部12と送受信部15とで室内機10のペアリング設定手段が構成される。一方、メインリモコン20およびサブリモコン30、40では、制御部21、31、41と後述する操作部22、32、42の操作キーの一部と送受信部25、35、45とでメインリモコン20およびサブリモコン30、40のペアリング設定手段が構成される。
本実施形態の空気調和機1のようにRFモジュールを用いて双方向無線通信を行う場合は、使用者がリモコンを操作することで意図しない室内機を操作してしまう可能性がある。そこで、RFモジュールを用いて双方向無線通信を行う空気調和機では、使用者が意図する室内機のみを操作できるように事前に室内機と各リモコンとのペアリングを行う必要がある。具体的には、本実施形態では、メインリモコン20を室内機10に対するメイン機として室内機10とペアリングするとともに、サブリモコン30および40を室内機10に対するサブ機として室内機10とペアリングする。
以下に、メインリモコン20をメイン機としてペアリングする方法、および、サブリモコン30、40をサブ機としてペアリングする方法、についてそれぞれ説明する。
(メイン機のペアリング)
室内機10は、工場出荷時にはリモコンとのペアリングがなされていないため、室内機10の設置後に初めて室内機10に電源を投入すると、制御部11はメイン機やサブ機がペアリングされていないことを検知する。次に、制御部11は、図1(B)に示す表示部13のハイパワー表示部13cとお知らせ表示部13dとを点灯させ、室内機10がメイン機およびサブ機のペアリング待ちであることを使用者に報知する。
次に、使用者がメイン機としたいメインリモコン20に電池を装着するか、あるいは、電池が装着されている場合に操作部22のいずれかの操作キーを押下すると、メインリモコン20の制御部21は、表示部23に室内機10とのペアリングを行う際の操作を案内する初期設定画面(不図示)を表示する。使用者は、この初期設定画面の表示内容に従って、室内機10とのペアリングを行う。ペアリングの操作としては、例えば、まず最初に室内機10のペアリング設定部12を5秒間押下し続けて室内機10をメイン機ペアリング待ちの状態とし、次にメインリモコン20の運転/停止キー22cと確定キー22pとを同時に押下する。
使用者が室内機10のペアリング設定部12を5秒間押下すると、制御部11は、メイン機ペアリング待ちの状態であることを図示しないブザーの発音、表示部13の点灯や点滅(例えば、運転表示部13aやタイマー表示部13bの点灯や点滅)等で示す。
また、使用者がメインリモコン20の運転/停止キー22cと確定キー22pとを同時に押下すると、制御部21は、送受信部25を介してメインリモコン20のIDを用いて生成したペアリング要求信号を室内機10に送信する。室内機10の制御部11は、送受信部15を介して受信したペアリング要求信号に含まれるメインリモコン20のIDを用いて、ペアリング要求信号を送信したメインリモコン20がメイン機ペアリングが可能なリモコンであるか否かを確認する。具体的には、室内機10の記憶部14には、室内機10とペアリング可能なリモコンのIDが予め記憶されており、室内機10の制御部11は、受信したペアリング要求信号に含まれるメインリモコン20のIDと記憶部14に記憶しているIDとを照合して、メインリモコン20がメイン機ペアリングが可能なリモコンであるか否かを確認する。
室内機10の制御部11は、メインリモコン20がメイン機ペアリングが可能なリモコンであると確認すれば、メインリモコン20から受信したペアリング要求信号に含まれるメインリモコン20のIDを記憶部14に記憶し、送受信部15を介してペアリングが完了した旨のペアリング完了信号をメインリモコン20に送信する。送受信部25を介してペアリング完了信号を受信したメインリモコン20の制御部21は、送受信部25を介してペアリング完了信号を受信した旨の信号を室内機10に送信する。
以上の動作により、室内機10とメインリモコン20とがペアリングされる。メイン機のペアリングが完了した室内機10の制御部11は、表示部13のハイパワー表示部13cを消灯して、使用者にメイン機はペアリング済であることを報知するとともに、サブ機のペアリング待ちの状態を継続する。
(サブ機のペアリング)
次に、メイン機としてメインリモコン20がペアリング済みの室内機10に対し、使用者がサブ機としたいサブリモコン30、40に電池を装着するか、あるいは、電池が装着されている場合に操作部32、42のいずれかの操作キーを押下すると、、サブリモコン30、40の制御部31、41は、表示部33、34にペアリング設定の操作を案内する初期設定画面(不図示)を表示する。使用者は、この初期設定画面の表示内容に従って、サブリモコン30、40のペアリングを行う。尚、サブリモコン30、40と室内機10とのペアリングの操作については、メインリモコン20と室内機10とのペアリングの操作と同様であるため、説明は省略する。
以上の動作により、室内機10とサブリモコン30、40とがペアリングされる。サブ機のペアリングが完了した室内機10の制御部11は、表示部13のお知らせ表示部13dを消灯して、使用者にサブ機はペアリング済であることを報知する。尚、室内機10にサブリモコン30、40をサブ機としてペアリングする際に、サブリモコン30、40に名称を付与することが可能であり、例えば、サブリモコン30、40がメインリモコンとしてペアリング設定されている室内機が設置されている部屋の名前(「寝室」、「リビング」、「子供部屋」、等)を付与することで、サブリモコン30、40の識別ができる。
(サブ機のペアリング解除)
次に、図2乃至図5を使用して、室内機10にサブ機としてペアリングされている1台のサブリモコンのペアリングを解除する方法について説明する。以下の説明では、室内機10がリビングルームに設置されており、サブリモコン30が寝室に設置されている室内機のメインリモコンとしてペアリングされており、サブリモコン40が子供部屋に設置されている室内機のメインリモコンとしてペアリングされているものとし、メインリモコン20に設けられたペアリング解除手段によって室内機10とサブリモコン40とのサブ機ペアリングを解除する場合を例に挙げて説明する。
尚、ペアリング解除手段は、各リモコンの制御部21、31、41と操作部22、32、42と表示部23、33、43と記憶部24、34、44と送受信部25、35、45とで構成されるが、室内機10がペアリング解除手段によるサブ機ペアリングの解除を受け付けるのは、メイン機ペアリングされているメインリモコン20のペアリング解除手段によるペアリング解除のみである。また、メインリモコン20と室内機10とのペアリングの解除は、例えば、室内機10のペアリング設定部12を10秒間長押しすることによって行うことができ、メインリモコン20と室内機10とのペアリングの解除を行った場合は、室内機10にペアリングされている全てのリモコン(サブリモコン30、40)とのペアリングも同時に解除される。
また、サブリモコン30、40を室内機10にペアリングする際に、サブリモコン30には「寝室」、サブリモコン40には「子供部屋」という名称が付与されており、図4を用いて後述するように、表示部23にサブリモコン30、40を表示させたときには、これら名称が表示される。また、前述したように、室内機10の記憶部14には、室内機10とペアリングを行った各リモコンのIDや各リモコンのペアリング時に付与された名称で構成されるペアリング情報が記憶されている。
まず、使用者は、メインリモコン20の操作部22の機能キー22nを操作して表示部23に空気調和機1の機能メニューを表示させる。使用者が表示部23に空気調和機1の機能メニューを表示させた状態で十字キー22aを操作すると、複数ある空気調和機1の機能メニューが順に表示される。使用者は、図2(A)の画面aに示すように、表示部23に「サブリモコン解除」機能メニューが表示されれば、決定キー22bを押下してサブリモコン解除機能を選択する。
サブリモコン解除機能が選択されると、メインリモコン20の制御部21は、図5に示すように、送受信部25を介して室内機10が保有するペアリング情報を要求するペアリング確認信号を、室内機10に送信する。
送受信部15を介してペアリング確認信号を受信した室内機10の制御部11は、記憶部14に記憶しているペアリング情報を読み出し、このペアリング情報を用いて生成したペアリング情報信号を送受信部15を介してメインリモコン20に送信する。
送受信部25を介してペアリング情報信号を受信したメインリモコン20の制御部21は、ペアリング情報信号に含まれるペアリング情報を記憶部24に記憶する。この状態で、使用者が十字キー22aを操作すれば、図4(A)に示すように、制御部21が記憶部24に記憶したペアリング情報を読み出しこれを表示部23に表示するので、使用者は、室内機10にサブ機としてペアリングされているリモコンを確認できる。例えば、使用者が十字キー22aの右矢印ボタンを押下すると、図4(A)の画面bのように、「サブ1 寝室」と表示され、寝室用の室内機のメインリモコンであるサブリモコン30がサブ機としてペアリングされていることが表示される。この後、十字キー22aの右矢印ボタンを押下する毎に、表示部23の表示が、画面c:「サブ2 子供部屋」→画面d:「サブ3 未登録」→画面e:「サブ4 未登録」、と変わり、以降同じ操作をする毎に表示部23の表示が、画面a→画面b→画面c・・・と順次変わっていく。
使用者は、上述したように十字キー22aを操作し、ペアリングを解除したいサブリモコン40を表示部23に表示させる。具体的には、図4(B)に示すように、画面a(図4(A)の画面aと同じ)から十字キー22aを操作して画面c(図4(A)の画面cと同じ)に示すように、「サブ2 子供部屋」を表示部23に表示させる。
そして、使用者は、画面cを表示させた状態で、確定キー22pを押下する。確定キー22pが押下されると、図5に示すように、メインリモコン20の制御部21は、サブリモコン40と室内機10とのペアリングを解除する旨のペアリング解除信号を、送受信部25を介して室内機10に送信する。
送受信部15を介してペアリング解除信号を受信した室内機10の制御部11は、サブリモコン40のIDや名称を記憶部14のペアリング情報から消去することでサブリモコン40とのペアリングを解除する。そして、制御部11は、サブリモコン40のIDや名称を消去した新たなペアリング情報(更新したペアリング情報)を用いて生成したペアリング情報信号を、送受信部15を介してメインリモコン20に送信する。
送受信部25を介してペアリング情報信号を受信したメインリモコン20の制御部21は、記憶部24にペアリング情報信号に含まれる新たなペアリング情報を上書き記憶する。これにより、図4(B)の画面fに示すように、表示部23における「サブ2 子供部屋」が[解除]となる。この後、使用者が前述した手順により表示部23にペアリング情報を表示させてサブとしてペアリングされているリモコンを確認するとき、図4(A)の画面cの表示が画面dや画面eのように変わる、具体的には、表示部23の画面表示が「サブ2 子供部屋」から「サブ2 未登録」と表示が変わる。
以上説明したように、本実施形態における空気調和機1およびメインリモコン20では、メインリモコン20に設けられたペアリング解除手段によって、サブリモコン40と室内機10とのペアリングを選択的に解除できる。これにより、サブリモコン40が故障する、あるいは、サブリモコン40を紛失する、あるいは、サブリモコン40を新しい機種に変更する、等によって、サブリモコン40を新しいリモコンに交換する場合に、メインリモコン20を操作することでサブリモコン40とのペアリングのみを解除できる。従って、サブリモコン40のみ交換が必要となったときに、メインリモコン20やサブリモコン30と室内機10とのペアリングまで解除されることがないので、使用者は、サブリモコン40のペアリング解除操作と新しいリモコンと室内機10とのペアリングのみを行えばよく、室内機10とサブリモコン40とのペアリングを全て解除した後、全てのリモコンと室内機10とのペアリングを再度行う必要がなくなる。
尚、以上説明した実施形態では、ペアリング情報を室内機10の記憶部14に記憶し、メインリモコン20で室内機10とサブリモコンとのペアリングの解除を行うときに、ペアリング情報を記憶部14から読み出してメインリモコン20に送信する場合について説明したが、ペアリング情報をメインリモコン20の記憶部24に記憶し、室内機10とサブリモコンとのペアリングの解除を行うときは記憶部24からペアリング情報を読み出すようにしてもよい。
また、室内機10がメインリモコン20のペアリング解除手段によるサブリモコンのペアリング解除のみ受け付ける場合を説明したが、サブリモコン30や40のペアリング解除手段による他のサブリモコンのペアリングの解除を受け付けるようにしてもよい。あるいは、室内機10にペアリング解除手段を設け、室内機10でサブリモコンのペアリングの解除を行うようにしてもよい。
以上説明した通り、本発明の空気調和機は、1台の室内機に複数のリモコンがペアリングされている場合に、ペアリング解除手段により複数のリモコンのうちの1台のリモコンと室内機とのペアリングを選択的に解除できる。このため、リモコンの故障や紛失、あるいは、新機種への切り換えのために、現在室内機とペアリングされている1台のリモコンを新しいリモコンに入れ換えたい場合に、室内機と当該リモコンとのペアリングのみ解除できるので、室内機と全てのサブリモコンとのペアリングを解除した後、必要なリモコンと室内機とのペアリングを再度行う必要がなくなり、使用者のペアリング作業が簡易となる。
1 空気調和機
10 室内機
10a パネル部
11 制御部
12 ペアリング設定部
13 表示部
20 メインリモコン
21 制御部
22 操作部
22a 十字キー
22b 決定キー
22n 機能キー
22p 確定キー
23 表示部
30 サブリモコン
40 サブリモコン
50 室外機

Claims (2)

  1. 空調運転を行う空気調和機本体と、
    前記空気調和機本体を双方向通信により運転操作する複数のリモコンと、
    前記空気調和機本体と複数の前記リモコンとをそれぞれペアリングするペアリング設定手段と、
    を有する空気調和機であって、
    複数の前記リモコンのうちの1台の前記リモコンは、前記空気調和機本体と他の前記リモコンとのペアリングを選択的に解除するペアリング解除手段を有する、
    ことを特徴とする空気調和機。
  2. 前記空気調和機本体は、同空気調和機本体とペアリングされている複数の前記リモコンの情報であるペアリング情報を保有し、
    前記ペアリング解除手段を有する1台の前記リモコンは、前記空気調和機本体から前記ペアリング情報を入手し、同ペアリング情報を用いて前記空気調和機本体と他の前記リモコンとのペアリングを選択的に解除する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
JP2013236645A 2013-11-15 2013-11-15 空気調和機 Active JP6111988B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013236645A JP6111988B2 (ja) 2013-11-15 2013-11-15 空気調和機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013236645A JP6111988B2 (ja) 2013-11-15 2013-11-15 空気調和機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015096779A JP2015096779A (ja) 2015-05-21
JP6111988B2 true JP6111988B2 (ja) 2017-04-12

Family

ID=53374150

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013236645A Active JP6111988B2 (ja) 2013-11-15 2013-11-15 空気調和機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6111988B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109405193A (zh) * 2017-08-14 2019-03-01 大金工业株式会社 空调***及其遥控器配对方法

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6299785B2 (ja) * 2016-02-19 2018-03-28 ダイキン工業株式会社 空調システム
JP6238324B2 (ja) * 2016-10-31 2017-11-29 真理 井上 空気調和機および空気調和システム
KR102137460B1 (ko) * 2018-07-31 2020-07-24 엘지전자 주식회사 공기조화기의 동작 방법
CN111928449B (zh) * 2020-07-21 2022-04-12 海信(山东)空调有限公司 空调器的控制方法

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0715769A (ja) * 1993-06-24 1995-01-17 Matsushita Refrig Co Ltd 空気調和機のグループ制御アドレス設定装置
JP3191498B2 (ja) * 1993-06-30 2001-07-23 ダイキン工業株式会社 空気調和装置の運転制御装置
JP5579090B2 (ja) * 2011-01-25 2014-08-27 三菱電機株式会社 家電機器システムおよび無線設定方法
JP5953818B2 (ja) * 2012-02-29 2016-07-20 株式会社富士通ゼネラル 空気調和機

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109405193A (zh) * 2017-08-14 2019-03-01 大金工业株式会社 空调***及其遥控器配对方法
CN109405193B (zh) * 2017-08-14 2021-09-07 大金工业株式会社 空调***及其遥控器配对方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015096779A (ja) 2015-05-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6111988B2 (ja) 空気調和機
JP5562468B1 (ja) コントローラ、エネルギーマネジメントシステム、遠隔制御方法、及び、プログラム
US9423145B2 (en) Air conditioner and remote controller with bidirectional communication
JP6195628B2 (ja) 端末装置、制御装置、設置位置確認支援システム、設置位置設定支援システム、設置位置確認支援方法、設置位置設定支援方法、及び、プログラム
JP5670498B2 (ja) 機能管理装置、遠隔制御システム、機能管理装置の制御方法、制御プログラムおよび記録媒体
JP5953818B2 (ja) 空気調和機
JP6203578B2 (ja) 空調システム
JP6199438B2 (ja) 遠隔制御システム
US20200033021A1 (en) Air conditioning system
JP2017079410A (ja) 遠隔操作装置
US10697664B2 (en) Management apparatus and air-conditioning system
JP2019075669A (ja) 電子機器制御装置
JP6982768B2 (ja) 機器情報管理システム
JP6111994B2 (ja) 空気調和機
JP2007303819A (ja) 空気調和機
KR102311315B1 (ko) 지능형 홈 에코 시스템의 제어기기 등록용 스마트 단말장치와 그 등록 방법
JP4999543B2 (ja) 遠隔操作システム
WO2023053314A1 (ja) 空気調和機、操作装置および制御方法
JP7442154B2 (ja) 制御システム、及びプログラム
JP5127199B2 (ja) 制御システム
JP2019029679A (ja) リモコン装置および操作装置
JP2017204897A (ja) コントローラ及び遠隔制御システム
JP6183181B2 (ja) 空気調和機
JP5887855B2 (ja) 空気調和機およびリモコン
JP7098879B2 (ja) 空気調和装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160325

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170214

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170227

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6111988

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151