JP5127199B2 - 制御システム - Google Patents

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Description

本発明は、リモートコントロールスイッチ等の制御装置及び該制御装置により制御される被制御装置を備える制御システムに関する。
近年、一般家庭でも広いリビングルームに複数の空気調和機を設置することがあるが、この場合、デザインの統一性等の理由で、同一機種の空気調和機を選択して設置することが多い。また、空気調和機は室内の壁面の高い位置に設置されることが多いため、赤外線方式のリモートコントロールスイッチ(以下、リモコンという)を用いて制御することが一般的である。同一機種の空気調和機が同じ室内に複数設置されていている場合、リモコンの操作により、空気調和機の風量、風向、温度等の設定を個別に制御したい場合が生じるが、空気調和機の設置位置、又はリモコンの操作方向によっては、リモコンを操作している者が意図していない空気調和機が不用意に反応するという問題が生じていた。このような問題に対処するために、例えば、特許文献1には、空気調和機の電源投入後に初めて受信したリモコンからの制御信号に含まれるリモコンの識別情報を記憶し、以後はこのリモコンの識別情報を有する制御信号のみを有効と認識するものが記載されている。この従来技術によるリモコンは、識別情報をキー操作により入力することができ、異なる空気調和機に異なる識別情報を割り当てることによって、夫々の空気調和機を誤動作させることなく、制御していた。
特許第3140087号公報
前述の従来技術では、リモコンのメモリに記憶させる識別情報は、リモコンによるキー操作で設定することが可能であるため、リモコン側で設定されている識別情報を変更する場合、容易に変更することが可能であるが、空気調和機側で設定されているリモコンの識別情報を変更するためには、空気調和機のコンセントのプラグを抜くか、又は空気調和機に電源スイッチが備えられている場合には、その電源スイッチを押下操作することにより、空気調和機の電源を投入し直し、空気調和機のメモリに記憶されている識別情報を消去する必要がある。
しかしながら、空気調和機のメモリに記憶されている識別情報を消去するために、空気調和機のコンセントのプラグを抜く場合、大電流機器であるためコンセントのプラグを抜くために力を要し、コンセントの位置が高い位置にある場合が多くて手間がかかるという問題がある。また、空気調和機の種類によっては、空気調和機に電源スイッチを備えているものもあるが、空気調和機が室内の高い位置に設置されている場合、空気調和機の樹脂パネルを取外す等の作業を要する場合もあるなど面倒である。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、空気調和機(被制御装置)側を操作することなく、リモコン(制御装置)側のみで容易に、空気調和機側のリモコン識別情報を変更設定するものである。
本発明に係る制御システムは、制御装置から被制御装置へワイヤレス送信する制御信号に基づいて、前記被制御装置を制御すべくなしてある制御システムにおいて、前記制御装置は、取り外し可能な電源と、前記被制御装置に対する設定内容を受付ける手段と、該手段にて受付けた設定内容を記憶し、前記設定内容を初期化するためのリセット操作を受付けた場合、又は前記電源が取り外された場合、記憶してある設定内容が初期化される記憶手段と、該記憶手段に記憶してある設定内容に基づいて制御信号を生成する手段と、前記記憶手段に記憶してある設定内容の初期化が実行されてから制御信号を前記被制御装置へワイヤレス送信するまでの間のみ前記制御装置を識別するための第1情報の入力を受付ける手段と、第1情報が入力されることなく所定の時間が経過した場合、第1情報に初期値を設定する手段と、前記初期化が実行されてから初めて制御信号をワイヤレス送信する場合、ワイヤレス送信すべき制御信号に第1情報及び該第1情報を記憶させるべき旨を示す第2情報を付加し、前記初期化が実行されてから2回目以降に制御信号をワイヤレス送信する場合、ワイヤレス送信すべき制御信号に第1情報のみを付加する手段とを備え、前記被制御装置は、前記制御装置からワイヤレス送信された制御信号を受信する受信手段と、受信した制御信号に第2情報が含まれているか否かを判断する判断手段と、前記制御信号に前記第2情報が含まれている場合、前記制御信号に含まれる第1情報を記憶する記憶手段と、該記憶手段に記憶されている第1情報と前記記憶手段が第1情報を記憶した後に受信した制御信号に含まれる第1情報とを比較する比較手段と、該比較手段により比較した結果、両者が一致している場合、前記制御信号に基づき制御する制御手段とを備えることを特徴とする。
本発明にあっては、被制御装置は、制御装置から送信される制御信号に第2情報が含まれている場合、第1情報を記憶する記憶手段を備え、第1情報を記憶した後に受信した制御信号に含まれる第1情報と記憶手段に記憶されている第1情報とを比較して、両者が一致している場合、被制御装置を制御するようにしてあるため、制御装置を識別する第1情報を被制御装置に記憶させる際、被制御装置の電源を落とす等の操作をする必要がなく、容易に第1情報を記憶させることが可能となる。また、制御装置には第1情報を入力する手段を備えているため、制御装置と被制御装置とを複数組設置した場合、各々の制御装置に異なる第1情報を入力することにより、使用者が意図していない被制御装置を誤って制御することを防止することが可能となる。
また、例えば、制御装置の電源を取外した後に再投入され、記憶手段に記憶されている情報が初期化された場合、初期化されてから制御信号が送信されるまでの間にのみ、第1情報の入力を受付けるようにしている。そのため、通常は、被制御装置を制御するためだけに制御装置を使用することができ、誤って第1情報を変更することを防止することが可能となる。
本発明にあっては、制御装置の記憶手段に記憶されている情報が初期化された場合、被制御装置に送信すべき制御信号に第2情報を付加するようにしてある。そのため、例えば、制御装置の電源をリセットして制御装置の記憶手段に記憶されている第1情報の内容を消去した後に、制御信号を被制御装置へ送信した場合、送信した制御信号に自動的に第2情報が付加され、第2情報を含む制御信号を受信した被制御装置の記憶手段には前記制御信号に含まれている第1情報が記憶される。従って、被制御装置を操作することなく、制御装置を識別する情報の設定を容易に行うことが可能となる。
本発明に係る制御システムは、前記制御装置は、前記第1情報を表示する表示手段を更に備え、前記被制御装置を制御するための入力を受付ける手段により前記第1情報を入力可能になしてあることを特徴とする。
本発明にあっては、制御装置を識別する第1情報の表示手段を備えており、第1情報の入力は、制御信号を入力する手段により入力することができる。そのため、表示手段により確認しながら第1情報を入力することができるため、制御装置を識別する情報を誤ることなく設定することができる。また、被制御装置の制御信号を入力する手段により、第1情報を入力することができるため、第1情報を入力するためだけに新たな入力手段を設ける必要がなく、制御装置の製造コストを下げることが可能となる。
本発明による場合は、被制御装置は、制御装置から送信される制御信号に第2情報が含まれている場合、第1情報を記憶する記憶手段を備え、第1情報を記憶した後に受信した制御信号に含まれる第1情報と記憶手段に記憶されている第1情報とを比較して、両者が一致している場合、被制御装置を制御するようにしてあるため、制御装置を識別する第1情報を被制御装置に記憶させる際、被制御装置の電源を落とす等の操作をする必要がなく、容易に第1情報を記憶させることが可能となる。また、制御装置には第1情報を入力する手段を備えているため、制御装置と被制御装置とを複数組設置した場合、各々の制御装置に異なる第1情報を入力することにより、使用者が意図していない被制御装置を誤って制御することを防止することが可能となる。
本発明にあっては、制御装置の記憶手段に記憶されている情報が初期化された場合、被制御装置に送信すべき制御信号に第2情報を付加するようにしてある。そのため、例えば、制御装置の電源をリセットして制御装置の記憶手段に記憶されている第1情報の内容を消去した後に、制御信号を被制御装置へ送信した場合、送信した制御信号に自動的に第2情報が付加され、第2情報を含む制御信号を受信した被制御装置の記憶手段には前記制御信号に含まれている第1情報が記憶される。従って、被制御装置を操作することなく、制御装置を識別する情報の設定を容易に行うことが可能となる。
本発明にあっては、例えば、制御装置の電源を取外した後に再投入され、記憶手段に記憶されている情報が初期化された場合、初期化されてから制御信号が送信されるまでの間にのみ、第1情報の入力を受付けるようにしている。そのため、通常は、被制御装置を制御するためだけに制御装置を使用することができ、誤って第1情報を変更することを防止することが可能となる。
本発明にあっては、制御装置を識別する第1情報の表示手段を備えており、第1情報の入力は、制御信号を入力する手段により入力することができる。そのため、表示手段により確認しながら第1情報を入力することができるため、制御装置を識別する情報を誤ることなく設定することができる。また、被制御装置の制御信号を入力する手段により、第1情報を入力することができるため、第1情報を入力するためだけに新たな入力手段を設ける必要がなく、制御装置の製造コストを下げることが可能となる。
以下、本発明の制御装置を具体化したリモコン、及び被制御装置を具体化した空気調和機を図1に示すブロック図に基づいて具体的に説明する。
図中10は、リモコンであり、20は、リモコン10により制御される空気調和機である。
リモコン10の制御部11は、CPUで構成されており、バス12を介して、ROM13及びRAM14が接続されている。また、制御部11には、後述するハードウェア各部が接続されていて、ROM13に格納されている制御プログラムに従って、それらを制御する。RAM14はSRAM等の揮発性メモリで構成され、ROM13に格納された制御プログラムの実行時に発生するデータを記憶する。
操作部15は、後述するような各種キーからなり、操作部15により設定された内容は液晶ディスプレイ装置からなる表示部16に表示される。
また、操作部15により設定された内容は、送信部17から赤外線信号として空気調和機20へ送信される。送信部17は、赤外線発光部を備え、制御部11の動作命令に従い、操作部15により設定された制御信号を赤外線に付加して空気調和機20へ送信する。また、リモコン10には、赤外線信号を送信したことを音により報知する報知手段を備えていてもよい。
空気調和機20は、CPUにより構成される主制御部21を有し、バス22を介してROM23及びRAM24に接続されている。また、主制御部21には、空気調和機20の後述するハードウェア各部に接続されていて、ROM23に格納された制御プログラムに従って、それらを制御する。RAM24は、ROM23に格納された制御プログラムの実行時に発生するデータを記憶する。
受信部27は、リモコン10から送信された制御信号を受信するためのものであり、受信した制御信号は、主制御部21に受渡される。制御信号を受取った主制御部21は、空調制御部26へ動作命令を発して空気調和機20の制御を行う。
図2及び図3は、操作部15及び表示部16の構成例を示す模式図である。
表示部16には、「冷房」、「暖房」、「除湿」、「自動」、「空気清浄」等の運転モードを決定するモード選択キー15aにより選択された選択内容、温度設定キー15bにより設定された温度、湿度設定キー15cにより設定された湿度等のリモコンの設定内容が表示される。温度設定キー15bは、設定温度を上げるためのアップキー15b1 、及び設定温度を下げるためのダウンキー15b2 により構成されている。同様に、湿度設定キー15cは、設定湿度を上げるためのアップキー15c1、及び設定湿度を下げるためのダウンキー15c2 により構成されている。空気調和機20が運転している間に運転停止キー15dが押下操作された場合、運転中の空気調和機20は運転を停止し、逆に、空気調和機20が停止している間に、モード選択キー15aが押下操作された場合には、選択された運転モードに従い運転を開始する。お知らせキー15eは、空気調和機20に送信指示して、空気調和機20の表示部(不図示)に現在の室内温度、室内湿度、外気温度を表示させるためのものである。空気調和機20の表示部には、数字を表示するための7セグメントLED、外気温度を知らせるマークのLED、%マーク表示LEDなどを備えている。また、空気調和機20には、図に示していない湿度センサ、室温センサ、及び外気温センサを備えている。
また、温度設定キー15b、お知らせキー15e等が配置されているリモコン10の上蓋18は、リモコン10の下辺近傍に軸支されている。上蓋18を開けた場合、図3に示すように、詳細設定キー15f及びリセットキー15gが現れる。風量、風向き、タイマ等の詳細な設定は、詳細設定キー15fを用いて設定することができ、また、リセットキー15gを用いてRAM14に記憶されている設定内容を消去することが可能である。このリセットキー15gは、例えば、シャープペンシルのように先端が細いものを用いてのみ押下操作ができるような、小さな穴の中に嵌入した押しボタン式のスイッチであり、通常は使用されず、また、人の手により誤って押すことができないようになっている。
リモコン10と空気調和機20との間の対応関係を示す情報(請求項1から4等に記載の「第1情報」のことであり、以下「識別情報」という)を変更する場合、リセットキー15gを用いてRAM14に記憶されている識別情報を消去した後、前述の温度設定キー15bを用いて入力すべき識別情報の選択をすることができるようになっている。
図4は、識別情報を設定する際に表示部16に表示される内容を示す模式図である。まず、リセットキー15gをシャープペンシルのようなものを用いて押下操作し、RAM14に記憶されている設定内容を消去する。設定内容が消去された場合、初期値が設定され、RAM14に識別情報が記憶される。この状態では、図4(a)に示すように、表示部16に示されている時刻のデジタル表示が点滅しており、現在時刻の情報について入力することも可能である。
次いで、アップキー15b1 、又はダウンキー15b2 の押下操作を5秒間続けた場合、リモコンの識別情報として「1」が入力され、図4(b)に示すように、表示部16に識別情報「1」が表示される。表示部16に識別情報が表示された後に、再度、アップキー15b1 の押下操作をすることにより、入力する識別情報は、「1」から「2」へ変更され、図4(d)に示したように表示部16に表示される。また、識別情報として「2」が表示部16に表示された後、ダウンキー15b2 の押下操作をすることにより入力する識別情報を「2」から「1」へ変更することも可能であり、変更された識別情報は、図4(c)に示したように、表示部16に表示される。
最後にアップキー15b1 又はダウンキー15b2 の押下操作をしてから、所定時間(例えば10秒)経過した場合、識別情報の設定値が確定する。
リモコン10が、リセットされた後、アップキー15b1 又はダウンキー15b2 を触ることなく、所定時間(例えば15秒)が経過した場合、識別情報の設定値が初期値のまま確定する。この場合、識別情報の設定値は、図4(e)に示したように、表示部16に表示されないため、ユーザはその値を知ることはできない。ユーザが知りたい場合には、再度、リモコンをリセットし、アップキー15b1 又はダウンキー15b2 を5秒間以上押し続け、表示部16に識別情報「1」を表示させることが必要となる。識別情報を表示させるために、アップキー15b1 又はダウンキー15b2 を5秒間以上押し続けた場合は、初期設定値は変更しない。この5秒間の押下操作は、あくまで識別情報の表示要求、及びその後のアップキー15b1 又はダウンキー15b2 による設定値変更要求のため行われる。一般のユーザにとって、識別情報を表示させる必要性は殆どなく、複数のリモコンを区別して使い分ける必要がある特定ユーザのみが、識別情報の変更及び確認が必要であるため、前述のような特定の操作を行った場合にのみ、識別情報を表示させるようにしている。
次いで、空気調和機20へ送信すべき識別情報の入力を終えて、お知らせキー15eを押下操作した場合、識別情報は制御信号と共に空気調和機20へ送信される。なお、お知らせキー15eに限らず、空気調和機20へ送信可能なモード選択キー15a等のキーを押下操作することにより、識別情報は制御信号と共に空気調和機20へ送信される。
図5は、リモコン10から空気調和機20へ送信される制御信号の構成例を説明する説明図である。リモコン10から空気調和機20へ送信される制御信号は、赤外線方式のワイヤレス信号であり、家電製品協会の推奨フォーマットに従っている。図5にて、信号P1と信号D0とを合わせて8ビットであり、同様に、信号D10と信号P2とを合わせて8ビットである。その他の各信号は、夫々8ビットであり、合計104ビットの信号から構成されている。
信号D3の下位4ビットに、「0001」又は「0010」のヘッダ情報(夫々、前述の識別情報「1」又は「2」に対応する)を付加している。また、信号D10には特定情報「1111」(請求項に記載の第2情報に対応する)、又は通常信号「0001」を付加している。リモコンの電源である電池を一度抜いた後に再度挿入するか、又は、リセットキー15gの押下操作があった場合には、リモコンはリセットされ、RAM14に記憶されている設定内容が初期化される。リセット後に初めて制御信号を送信する場合、信号D10に特定情報「1111」を付加し、2回目以降は通常信号「0001」となる。
制御信号を空気調和機20にて受信した場合、空気調和機20の主制御部21は、信号D10に特定情報「1111」が含まれているか否かを判断する。特定情報「1111」が含まれている場合には、信号D3の下位4ビットのヘッダ情報をリモコン10の識別情報として空気調和機20のRAM24に記憶させる。以後、リモコン10が発する制御信号を空気調和機20が受信した場合、空気調和機20のRAM24に記憶されている識別情報と新たに受信した制御信号のヘッダ情報に対応した識別情報とを比較し、一致した場合にのみ制御信号を有効として、主制御部21は、空調制御部26へ動作命令を発して空気調和機20の制御を行う。
図6は、空気調和機20に記憶されている識別情報を変更する手順を示すフローチャートである。
制御部11は、リセットキー15gの押下操作があるか否かを判断する(ステップS1)。リセットキー15gの押下操作がない場合(S1:NO)、リセットキー15gの押下操作があるまで待機する。リセットキー15gの押下操作がある場合(S1:YES)、温度設定キー15b(アップキー15b1 又はダウンキー15b2 )の押下操作が5秒間連続してあるか否かを判断する(ステップS2)。温度設定キー15bの押下操作が5秒間連続してある場合(S2:YES)、識別情報として、「1」を表示部16に表示する(ステップS3)。
次いで、制御部11は、アップキー15b1 の押下操作があるか否かを判断する(ステップS4)。アップキー15b1 の押下操作がない場合(S4:NO)、温度設定キー15bの押下操作が5秒間されてから第2の所定の時間が経過したかを判断する(ステップS5)。第2の所定時間が経過していない場合(ステップS5:NO)、処理をS4へ戻す。第2の所定の時間が経過した場合(S5:YES)、空気調和機20へ送信すべき識別情報が確定する(ステップS6)。
ステップS4で、アップキー15b1 の押下操作がある場合(S4:YES)、識別情報として、「2」を表示部16に表示する(ステップS7)。次いで、制御部11は、ダウンキー15b2 の押下操作があるか否かの判断を行う(ステップS8)。ダウンキー15b2 の押下操作がある場合(S8:YES)、処理をS3へ戻す。ダウンキー15b2 の押下操作がない場合(S8:NO)、制御部11は、温度設定キー15bが5秒間押下操作されてから第2の所定の時間が経過したか否かを判断する(ステップS9)。第2の所定時間が経過していない場合(S9:NO)、処理をS8へ戻す。第2の所定の時間が経過した場合(S9:YES)、識別情報が確定する(ステップS6)。
ステップS2にて、温度設定キー15bの押下操作が5秒間連続してない場合(S2:NO)、リセットキー15gの押下操作がされてから第1の所定時間が経過したか否かを判断する(ステップS10)。第1の所定時間が経過していない場合、処理をステップS2へ戻し、第1の所定時間が経過した場合(S10:YES)、識別情報が初期値の値(例えば、「1」)に確定する(ステップS6)。
識別情報が確定した後、制御部11は、お知らせキー15e等の押下操作による制御信号の送信命令があるか否かを判断する(ステップS11)。送信命令がない場合(S11:NO)、制御信号の送信命令があるまで待機し、送信命令がある場合(S11:YES)、制御信号を空気調和機20へ送信する(ステップS12)。
図7は、空気調和機20が受信した制御信号に基づき識別情報を変更する手順を示すフローチャートである。
空気調和機20の主制御部21は、受信部27にてリモコン10から送信された制御信号を受信したか否かを判断する(ステップS21)。制御信号を受信していない場合(S21:NO)、制御信号を受信するまで待機し、制御信号を受信した場合(S21:YES)、空気調和機20の主制御部21は、受信した制御信号に特定情報が含まれるか否かを判断する(ステップS22)。制御信号に特定情報が含まれている場合(S22:YES)、空気調和機20のRAM24にリモコン10を識別する識別情報を記憶させて(ステップS23)、識別情報の変更を終了する。制御信号に特定情報が含まれていない場合(S22:NO)、空気調和機20のRAM24に記憶されている識別情報を変更せずに終了する。
このように、本発明のリモコン10では、識別情報の入力のためだけに新たなハードウェアキーを設ける必要がなく、容易に識別情報の入力を行うことが可能である。
本実施の形態では、リモコン10の識別情報を入力する際に、リセットキー15gを押下操作してから、識別情報の入力を行っているが、リモコン10を動作させるための電源(乾電池又はボタン式電池)を取り外して、RAM14に記憶されている識別情報を消去することも可能である。
また、リモコン10の識別情報は、「1」及び「2」の2種類を用いて説明したが、識別情報として取得る値としては、任意の自然数を用いることが可能である。
本実施の形態では、空気調和機について説明したが、空気調和機の代わりに、CDプレーヤ、DVDプレーヤ、テレビ、ビデオテープレコーダ、照明装置等のリモコンを使用する装置であってもよい。
リモコン及び空気調和機のブロック図である。 操作部及び表示部の構成例を示す模式図である。 操作部及び表示部の構成例を示す模式図である。 識別情報を設定する際に表示部に表示される内容を示す模式図である。 リモコンから空気調和機へ送信される制御信号の構成例を説明する説明図である。 空気調和機に記憶されている識別情報を変更する手順を示すフローチャートである。 空気調和機が受信した制御信号に基づき識別情報を変更する手順を示すフローチャートである。
符号の説明
10 リモコン
11 制御部
12 バス
13 ROM
14 RAM
15 操作部
16 表示部
17 送信部
18 上蓋
20 空気調和機
21 主制御部
22 バス
23 ROM
24 RAM
25 操作部
26 空調制御部
27 受信部

Claims (2)

  1. 制御装置から被制御装置へワイヤレス送信する制御信号に基づいて、前記被制御装置を制御すべくなしてある制御システムにおいて、
    前記制御装置は、
    取り外し可能な電源と、前記被制御装置に対する設定内容を受付ける手段と、該手段にて受付けた設定内容を記憶し、前記設定内容を初期化するためのリセット操作を受付けた場合、又は前記電源が取り外された場合、記憶してある設定内容が初期化される記憶手段と、該記憶手段に記憶してある設定内容に基づいて制御信号を生成する手段と、前記記憶手段に記憶してある設定内容の初期化が実行されてから制御信号を前記被制御装置へワイヤレス送信するまでの間のみ前記制御装置を識別するための第1情報の入力を受付ける手段と、第1情報が入力されることなく所定の時間が経過した場合、第1情報に初期値を設定する手段と、前記初期化が実行されてから初めて制御信号をワイヤレス送信する場合、ワイヤレス送信すべき制御信号に第1情報及び該第1情報を記憶させるべき旨を示す第2情報を付加し、前記初期化が実行されてから2回目以降に制御信号をワイヤレス送信する場合、ワイヤレス送信すべき制御信号に第1情報のみを付加する手段とを備え、
    前記被制御装置は、
    前記制御装置からワイヤレス送信された制御信号を受信する受信手段と、受信した制御信号に第2情報が含まれているか否かを判断する判断手段と、前記制御信号に前記第2情報が含まれている場合、前記制御信号に含まれる第1情報を記憶する記憶手段と、該記憶手段に記憶されている第1情報と前記記憶手段が第1情報を記憶した後に受信した制御信号に含まれる第1情報とを比較する比較手段と、該比較手段により比較した結果、両者が一致している場合、前記制御信号に基づき制御する制御手段とを備える
    ことを特徴とする制御システム。
  2. 前記制御装置は、前記第1情報を表示する表示手段を更に備え、前記被制御装置を制御するための入力を受付ける手段により前記第1情報を入力可能になしてあることを特徴とする請求項1に記載の制御システム。
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