JP6111924B2 - 取引装置及び取引方法 - Google Patents

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Description

この発明は、取引装置及び取引方法に関し、例えば、銀行などの金融機関やコンビニエンスストアなどに設置されるATM(Automated Teller Machine)で両替取引を行う場合に適用し得る。
従来、現金の両替取引を行うことが可能な取引装置として特許文献1に記載の自動取引装置(ATM)がある。
特許文献1に記載の自動取引装置では、利用者から投入された現金を鑑別(例えば、真偽等鑑別)して受入れ可能な真券である場合のみ受入れ、利用者の操作により指定された金種及び枚数の現金を出金することができる。
特開2000−113285号公報
しかしながら、従来の両替取引に対応した自動取引装置では、利用者は出金する現金の金種と枚数しか確認を求められない。そのため、従来の自動取引装置を利用する利用者が、仮に悪意のある者であった場合、両替紙幣を受け取った後で、紙幣を別の偽造券等にすり替えて虚偽の苦情を申し立てられるおそれがあった。
また、従来の自動取引装置を利用する利用者に悪意がなくとも、勘違い等により取引に疑念を持つ利用者(例えば、5千円札1枚が払い出しされたが、受け取り忘れてしまい、更に、別に所持していた1千円札を見て、出金が間違っていたとクレームするなど)によるトラブルが発生するおそれがあった。
以上のような問題に鑑みて、取引の安全性を向上(例えば、利用者とのトラブル発生を防止)させることができる取引装置及び取引方法が望まれている。
第1の本発明の取引装置は、(1)ユーザから現金の入金及び又は出金を伴う取引処理を受付ける取引受付手段と、(2)上記ユーザへ出金する現金、及び又は、上記ユーザから入金された現金を収納する現金収納手段と、()上記ユーザから入金された現金、及び又は、上記現金収納手段から繰出された現金を保留する現金保留手段と、(4)上記現金保留手段が保留する現金を排出する処理を行う現金処理手段と、(5)上記現金処理手段が、上記現金保留手段が保留する現金を排出する処理を行う前に、上記現金保留手段が保留する現金を撮影し、撮影した現金画像の現金画像データを保持する画像データ保持手段と、(6)上記画像データ保持手段が保持した現金画像データに基づく現金画像を上記ユーザに提示して、上記ユーザから確認操作を受付ける現金画像確認受付手段とを有することを特徴とする。
第2の本発明は、取引装置が行う取引方法において、(1)取引受付手段、現金収納手段、現金保留手段、現金処理手段、画像データ保持手段、及び現金画像確認受付手段を有し、(2)上記現金収納手段は、ユーザへ出金する現金、及び又は、上記ユーザから入金された現金を収納し、(3)上記現金保留手段は、上記ユーザから入金された現金、及び又は、上記現金収納手段から繰出された現金を保留し(4)上記画像データ保持手段は、上記現金保留手段が保留する現金を撮影し、撮影した現金画像の現金画像データを保持し、(5)上記現金処理手段は、上記現金保留手段が保留する現金を排出する処理を行い、)上記現金画像確認受付手段は、上記現金処理手段が、上記現金保留手段が保留する現金を排出する処理を行う前に、上記画像データ保持手段が保持した現金画像データに基づく現金画像を上記ユーザに提示して、上記ユーザから確認操作を受付けることを特徴とする。
第3の本発明の取引装置は、(1)ユーザから現金の入金及び又は出金を伴う取引処理を受付ける取引受付手段と、(2)上記ユーザへ出金する現金、及び又は、上記ユーザから入金された現金を収納する現金収納手段と、(3)上記ユーザから入金された現金、及び又は、上記現金収納手段から繰出された現金を保留する現金保留手段と、(4)上記現金保留手段が保留する現金を撮影し、撮影した現金画像の現金画像データを保持する画像データ保持手段と、(5)上記画像データ保持手段が保持した現金画像データに基づく現金画像を上記ユーザに提示して、上記ユーザから確認操作を受付ける現金画像確認受付手段と、(6)上記現金画像確認受付手段による確認操作の受付後に、上記現金保留手段が保留する現金を排出する処理、及び又は、上記現金保留手段が保留する現金を上記現金収納手段へ収納する処理を行う現金処理手段と、(7)上記取引受付手段が受付けた取引内容と、上記画像データ保持手段が保持した現金画像データとを含む取引履歴データを記録する取引履歴データ記録手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、取引の安全性を向上させることができる取引装置を提供することができる。
実施形態に係る自動取引装置の機能的構成について示したブロック図である。 実施形態に係る自動取引装置の外観斜視図である。 実施形態に係る取引履歴記憶部に記憶される取引履歴データのデータ構造の例について示した説明図である。 実施形態に係る自動取引装置の両替取引の動作について示したフローチャートである。 実施形態に係る自動取引装置で表示される両替取引内容確認画面の構成例について示した説明図である。 実施形態に係る自動取引装置で表示される取引継続選択画面の構成例について示した説明図である。 実施形態に係る自動取引装置で表示される紙幣確認画面の構成例について示した説明図(その1)である。 実施形態に係る自動取引装置で表示される紙幣確認画面の構成例について示した説明図(その2)である。 実施形態に係る自動取引装置で表示される紙幣確認画面の構成例について示した説明図(その3)である。 実施形態に係る自動取引装置で表示される紙幣確認画面の構成例について示した説明図(その4)である。
(A)主たる実施形態
以下、本発明による取引装置及び取引方法の一実施形態を、図面を参照しながら詳述する。
(A−1)実施形態の構成
図1はこの実施形態の自動取引装置1の機能的構成を示すブロック図である。また、図2は、この実施形態の自動取引装置1の外観斜視図である。
自動取引装置1は、金融機関の店舗等に設置されるものであり、利用者(顧客)の操作に基づいて、少なくとも紙両替の取引処理が可能な装置であるものとする。なお、自動取引装置1は、利用者(顧客)以外にも当該自動取引装置1を管理する金融機関等の係員や保守担当者等も操作する場合がある。以下では、これらの利用者(顧客)、係員、保守担当者等を含めて「ユーザ」とも呼ぶものとする。
自動取引装置1は、制御部10、操作表示部20、レシートプリンタ30、及び紙幣入出金部40を有している。
制御部10は、自動取引装置1内の各部の動作を制御する機能を担っているものであり、取引処理部11、及び取引履歴記憶部12を有している。制御部10は、例えば、プロセッサやメモリ等を含むプログラムの実施構成に実施形態の取引プログラム等をインストールすることにより実現することができる。
レシートプリンタ30は、取引内容を印字した伝票等を印刷してレシート排出口31から排出(印刷出力)するものである。なお、レシートプリンタ30は、既存のATMや両替装置等と同様のものを適用することができるため、詳しい説明は省略する。
操作表示部20は、当該自動取引装置1を使用する利用者等とのインタフェースの機能を担っている。操作表示部20で、利用者とのインタフェースに用いるデバイスの種類は限定されないものであるが、この実施形態では、例としてタッチパネル方式のディスプレイ21(例えば、液晶ディスプレイ)が用いられているものとする。操作表示部20では、ディスプレイ21により、利用者に種々の操作画面が提供可能な構成となっているものとする。
紙幣入出金部40は、利用者から入金された現金(この実施形態では紙幣)の投入を受け入れて、収納する機能と、収納した現金(紙幣)を利用者に出金(払出、排出)する機能を担っている。
紙幣入出金部40は、図1に示すように、入出金口41、鑑別部42、撮影部43、一時保留部44、及び4つの紙幣カセット45(45−1〜45−4)を有している。なお、図1においては図示を省略しているが、紙幣入出金部40内部には、各構成要素間で紙幣を搬送するための搬送路(搬送手段)が配設されている。
入出金口41は、利用者から紙幣の投入を受付ける機能と、利用者へ紙幣を出金(排出、払出)する機能を担っている。
また、入出金口41には、開閉体としてのシャッター41aが設けられており、シャッター41aを閉状態とすると、集積した紙幣(利用者から投入された紙幣、又は、利用者へ出金する紙幣)が利用者からアクセスされない状態(取り出し不可の状態)とすることができる。そして、入出金口41では、シャッター41aを開状態とすると、集積した紙幣が利用者によりアクセス可能な状態(取出し可能な状態)となる。 鑑別部42は、入出金口41で入出金する紙幣の鑑別を行う機能を担っている。鑑別部42は、例えば、紙幣の金種、紙幣の真偽、紙幣の痛み度合等の鑑別を行う。なお、以下では、当該自動取引装置1で収納に適さない程痛みの度合の大きい状態の紙幣を「損券」と呼び、当該自動取引装置1で収納可能な程度の状態の紙幣を「正券」と呼ぶものとする。
撮影部43は、鑑別部42で鑑別される紙幣の外観を撮影して画像データを出力するものである。撮影部43としては、例えば、紙幣を接写撮影可能なデジタルカメラを適用することができる。また、撮影部43で撮影する画像は、利用者等に提示するための画像であるため、紙幣に可視光を照射して撮影(例えば、LEDライト等を照射して撮影)する構成とすることが望ましい。以下では、撮影部43が紙幣を撮影(撮像)した画像を「紙幣画像」又は「現金画像」と呼び、紙幣画像のデータを「紙幣画像データ」又は「現金画像データ」と呼ぶものとする。
この実施形態において、撮影部43は、紙幣の両面を撮影した紙幣画像の紙幣画像データを出力するものとして説明するが、いずれか一方の面のみの紙幣画像データを出力するようにしてもよい。なお、以下では、紙幣の記番号及び肖像画が印刷された方の面を表面と呼び、他方の面を裏面と呼ぶものとする。また、鑑別部42の鑑別処理の過程で、紙幣を撮影(可視光の光学センサを用いて撮影)して画像データを保持することが可能である場合には、撮影部43の機能を、鑑別部42に統一させるようにしてもよい。したがって、撮影部43を配置する位置や配置する数は限定されないものである。
一時保留部44は、入金する紙幣を一時的に保留する機能を担っている。なお、この実施形態において、一時保留部44には、鑑別部42の鑑別結果が正常(真券でかつ正券に該当する紙幣)だった紙幣のみが一時保留されるものとして説明する。
また、自動取引装置1では、紙幣カセット45−1〜45−4から繰り出された紙幣が、入出金口41に集積(保留)されるが、当初シャッター41aを閉状態とすることにより、集積(保留)した紙幣を一時的に利用者からアクセスできない状態(保留状態)とすることができる。すなわち、自動取引装置1では、入出金口41(シャッター41a)により、出金する紙幣を一時的に保留することができる。
紙幣カセット45−1〜45−4は、それぞれ割り当てられた金種の紙幣を収納するものである。この実施形態では、紙幣カセット45−1〜45−4には、それぞれ日本国の1千円券、2千円券、5千円券、1万円券が割り当てられているものとする。なお、紙幣入出金部40において収納する紙幣の組合せは上述のものに限定されないものである。また、この実施形態では、紙幣カセット45−1〜45−4は、それぞれ、利用者から投入され収納した紙幣をリサイクルして、そのまま利用者への出金に用いる方式(紙幣還流方式)が採用されているものとするが、出金用の紙幣部(紙幣カセット)と入金用の収納部(紙幣カセット)を別途設ける構成としてもよい。
取引履歴記憶部12は、当該自動取引装置1で行われた取引の履歴データ(以下、「取引履歴データ」と呼ぶ)を記憶(保持)するものである。この実施形態では、自動取引装置1自体が取引履歴データを記憶するものとして説明するが、外部装置(例えば、外部のホストコンピュータやファイルサーバ等)に記憶させて保持するようにしてもよい。
また、取引履歴記憶部12において、出金を伴う取引(例えば、両替取引)に係る取引履歴データには、出金した紙幣を撮影した紙幣画像の紙幣画像データ(撮影部43により撮影した紙幣画像データ)が含まれている。
図3は、取引履歴記憶部12に記憶される取引履歴データの構成例について示した説明図である。
図3では、1つの取引の取引履歴データについて、1つのテーブルとして示しているが、具体的なデータ構成については限定されないものである。この実施形態の自動取引装置1において取引が行われる場合には、各取引について識別情報として取引番号が付与されるものとする。ここでは、各取引について、行われた順序で昇順に取引番号が付与されるものとして説明する。そして、図3では、取引番号1、2、3、…の取引のそれぞれの取引履歴データを、D1、D2、D3、…と表している。
そして、図3の例において、両替取引の取引履歴データD1は、取引番号、取引日時、取引種別、入金金額合計、入金紙幣枚数、出金金額合計、出金紙幣枚数、及び紙幣画像データの項目のデータで構成されている。
「取引日時」の項目は、当該取引が行われた日時(例えば、当該取引履歴データが登録された日時)を表している。
「取引種別」は当該取引の名称を表している。この実施形態では、説明を簡易とするため、自動取引装置1に係る両替取引のみについて説明するが、自動取引装置が他の取引(例えば、銀行口座への入金取引や銀行口座からの出金取引)に対応するようにしてもよいことは当然である。また、図3では、両替取引の取引履歴データのみを図示しているが、他の取引の取引履歴データを構成する項目は異なる組み合わせを適用するようにしてもよい。
「入金金額合計」の項目は、当該取引(両替取引)に際して、利用者から入金(投入)された現金の合計金額を表している。
「入金紙幣枚数」の項目は、当該取引(両替取引)に際して、利用者から入金(投入)された紙幣の金種ごとの枚数を表している。図3では、「入金紙幣枚数」の項目には、1千円券、2千円券、5千円券、及び1万円券のそれぞれの枚数の項目が含まれている。
「出金金額合計」は、当該取引(両替取引)に際して、利用者に出金(排出、払出し)された現金の合計金額を表している。なお、両替取引の場合は、通常、入金金額と出金金額は一致するため入金金額合計と出金金額合計は1つの項目で同じ値を適用するようにしてもよい。
「出金紙幣枚数」の項目は、当該取引(両替取引)に際して、利用者に出金された紙幣の金種ごとの枚数を表している。図3では、「出金紙幣枚数」の項目には、1千円券、2千円券、5千円券、及び1万円券のそれぞれの枚数の項目が含まれている。
「紙幣画像データ」の項目には、当該取引(両替取引)に際して、利用者に出金された紙幣ごとの紙幣画像データが設定される。取引履歴データにおいて、紙幣画像データを保持するデータ構造については限定されないものであるが、図3に示す取引履歴データでは、簡易に図示するため、金種ごと(1千円券、2千円券、5千円券、及び1万円券)に、出金した紙幣の紙幣画像データが格納されたファイル(以下、「紙幣画像データファイル」と呼ぶ)のファイル名が記載されている。紙幣画像データファイルの実体(バイナリーデータ)については、例えば、取引履歴データの中にそのまま登録するようにしてもよいし、他のリンク先(例えば、他のデータ記録領域)に保存するようにしてもよい。紙幣画像データファイルのデータ形式については限定されないものであるが、図3では全てJPEG形式の画像データ(拡張子がJPGのファイル)として図示している。紙幣画像データの項目において、各紙幣には、撮影部43で撮影された順序に応じて管理番号(以下、「紙幣管理番号」と呼ぶ)が昇順に付与されているものとする。そして、各紙幣画像データのファイル名には紙幣管理番号が含まれているものとする。図3に示す紙幣画像データの項目では、「XS.JPG」(Xは紙幣管理番号)は、紙幣管理番号がXの紙幣の表面の紙幣画像データを示しており、「XB.JPG」(Xは紙幣管理番号)は、紙幣管理番号がXの紙幣の裏面の紙幣画像データを示しているものとする。
この実施形態では、上述の通り、ファイル名に各紙幣の紙幣管理番号を挿入するものとして説明するが、各紙幣の紙幣画像データを管理する構成については限定されないものである。
取引処理部11は、取引に係る情報処理や、各構成要素に係る制御処理等を行うものである。この実施形態では、取引処理部11は、少なくとも利用者に対して両替取引を行う処理を行うことが可能であるものとする。また、この実施形態では、説明を簡易にするため、取引処理部11は、利用者から1千円より高額の紙幣(2千円券、5千円券、1万円券)の入金を受け、入金された金額分の1千円券を出金する両替取引を行うものとする。
また、取引処理部11は、両替取引で紙幣を出金する際に、出金する紙幣の紙幣画像を利用者に提示する処理を行う。また、取引処理部11は、取引処理を行う際に、取引履歴データを生成して、取引履歴記憶部12に登録する処理を行う。
さらに、制御部10は、係員や保守担当者等の操作に応じて、取引履歴記憶部12に記憶(保持)された取引履歴データを出力することができるものとする。
制御部10が取引履歴データを出力する方法は、限定されないものであり、例えば、印刷出力、表示出力、他のデータ記録媒体へのデータ記録、及び通信により外部装置へのデータ出力等を適用することができる。また、制御部10が取引履歴データを出力する際のデータ構成についても限定されないものである。係員や保守担当者等は、取得した取引履歴データに基づいて、利用者からの問い合わせがあった場合に当該利用者が行った取引に係る取引履歴データを特定して閲覧することにより、当該利用者が行った取引内容を検証することができる。
以上のように、自動取引装置1では、紙幣カセット45−1〜45−4により現金収納手段が実現されている。また、自動取引装置1では、制御部10(取引処理部11)及び操作表示部20により、取引受付手段が実現されている。さらに、自動取引装置1では、紙幣入出金部40(一時保留部44、及び入出金口41)により、現金保留手段が実現されている。さらにまた、自動取引装置1では、撮影部43及び制御部10(取引履歴記憶部12)により、画像データ保持手段が実現されている。また、自動取引装置1では、制御部10(取引処理部11、取引履歴記憶部12)及び操作表示部20により、現金画像確認受付手段が実現されている。さらに、自動取引装置1では、紙幣入出金部40により、現金処理手段が実現されている。さらにまた、自動取引装置1では、制御部10(取引履歴記憶部12)を用いて、取引履歴データ記録手段及び取引履歴データ出力手段が実現されている。
(A−2)実施形態の動作
次に、以上のような構成を有するこの実施形態の自動取引装置1の動作(実施形態の取引方法)を説明する。
まず、利用者により、操作表示部20が操作され両替取引が選択(例えば、ディスプレイ21に表示された図示しない初期画面(取引選択画面)で両替取引が選択)されたものとする(S101)。これにより、制御部10(取引処理部11)において両替取引の処理が開始したものとする。なお、自動取引装置1が両替取引にしか対応しない場合には、単に取引開始の操作(例えば、利用者によるディスプレイ21のタッチ操作)のみを受付けるようにしてもよいし、取引開始の操作手順を省略するようにしてもよい。
次に、制御部10(取引処理部11)は、利用者に両替元となる紙幣(以下、「両替元紙幣」とも呼ぶ)の投入を要求(例えば、ディスプレイ21に紙幣の投入を要求するメッセージを表示)し、利用者により、紙幣入出金部40の入出金口41に、両替元紙幣が投入されたものとする(S102)。
そして、制御部10(取引処理部11)は、紙幣入出金部40を制御して、入出金口41に投入された紙幣を取り込んで計数させ、両替取引の内容を設定する処理を行う(S103)。
このとき、紙幣入出金部40は、入出金口41に投入された紙幣のそれぞれを鑑別部42により鑑別し、正常と鑑別された紙幣のみを一時保留部44に搬送して一時保留する。なお、ここで正常でない紙幣が検出された場合には、紙幣入出金部40は、その正常でない紙幣(異常紙幣)を利用者に返却する等の処理を行うが、説明を簡易にするため、図4のフローチャートでは全ての紙幣が正常であったものとして図示している。そして、紙幣入出金部40は、一時保留部44に保留した紙幣の金種ごとの枚数を制御部10(取引処理部11)に報告する。そして、制御部10(取引処理部11)は、紙幣入出金部40からの報告に基づいて、両替取引の内容を設定(決定)する。上述のとおり、自動取引装置1は、利用者から1千円より高額の紙幣の入金を受け、入金された金額分の1千円券を出金する両替取引を行うため、入金された紙幣を計数するだけで、両替取引の内容を設定(出金する1千円券の枚数を決定)することができる。
次に、制御部10(取引処理部11)は、上述のステップS103で設定した両替取引の内容確認を利用者に要求する(S104)。具体的には、制御部10(取引処理部11)は、操作表示部20(ディスプレイ21)に、両替取引の内容と、利用者にその内容での両替取引の確認を受付けるためのボタンが配置された操作画面(以下、「両替取引内容確認画面」と呼ぶ)を表示して、利用者から操作画面を表両替取引の内容確認を受付ける。
両替取引内容確認画面としては、例えば図5に示すような操作画面を適用することができる。
図5に示す両替取引内容確認画面では、両替元紙幣の金種ごとの枚数を表示するフィールドF101、出金する紙幣(両替後の紙幣)の金種ごとの枚数を表示するフィールドF102、両替取引継続を受付けるための確認ボタンB101、及び両替取引中止を受付けるための取消ボタンB102が配置されている。
図5では、フィールドF101に「お客様のご入金は1万円券が1枚、5千円券が1枚です」と表示されている。また、図5では、フィールドF102に「ご出金は1千円券が15枚です。」と表示されている。すなわち、図5に示す両替取引内容確認画面では、1万円券1枚と5千円券1枚の入金に対して、1千円券を15枚出金する両替取引を示している。
そして、制御部10(取引処理部11)は、両替取引内容確認画面で両替取引継続を示す確認ボタンB101が押下された場合後述するステップS105から動作し、両替取引中止を示す取消ボタンB102が押下された場合は後述するステップ111から動作する。
上述のステップS104で、取引継続となった場合(両替取引内容確認画面で取引継続を示す確認ボタンB101が押下された場合)、制御部10(取引処理部11)は、紙幣カセット45−1〜45−4、一時保留部44、撮影部43等を制御して出金する紙幣の出金準備処理を行う(S105)。具体的には、制御部10(取引処理部11)は、紙幣カセット45−1〜45−4等を制御して、出金する紙幣を繰り出させ、入出金口41(シャッター41aは閉状態)に一時保留させる。以下では、出金の際に入出金口41(シャッター41aは閉状態)に一時保留された状態の紙幣を「出金準備紙幣」とも呼ぶものとする。
このとき、紙幣入出金部40は、入出金口41に出金準備紙幣を保留させる前に、それぞれの出金準備紙幣を撮影部43で撮影して紙幣画像データを保持し、それぞれの紙幣画像データを制御部10(取引処理部11)に供給する。このとき、制御部10(取引処理部11)では、各紙幣画像データについて表裏を認識すると共に、紙幣管理番号を付与して管理するものとする。
次に、制御部10(取引処理部11)は、利用者に紙幣画像を提示し、利用者に出金紙幣の確認を要求する(S106)。具体的には、制御部10(取引処理部11)は、操作表示部20(ディスプレイ21)から、出金準備紙幣のそれぞれの画像を表示した操作画面(以下、「両替取引内容確認画面」呼ぶ)を利用者に提示して、両替取引継続又は両替取引中止のいずれかの選択を要求する。なお、両替取引内容確認画面の詳細構成については後述する。
上述のステップS106の紙幣確認画面で、利用者により両替取引継続が選択された場合には、制御部10(取引処理部11)は、紙幣入出金部40を制御して、一時保留部44に一時保留されている両替元紙幣を、それぞれ対応する紙幣カセット45に収納させる(S107)。
また、制御部10(取引処理部11)は、紙幣入出金部40を制御して、入出金口41のシャッター41aを開状態として、保留された紙幣を出金(排出、払出)させる(S108)。
さらに、制御部10(取引処理部11)は、今回の両替取引の過程で取得したデータ(入金金額、出金金額、紙幣画像データ等)に基づいて取引履歴データ(上述の図3に示す取引履歴データD1)を作成し、取引履歴記憶部12に追加登録する(S109)。また、このとき制御部10(取引処理部11)は、レシートプリンタ30を制御して、今回の取引内容を用紙に印字させたレシート(伝票)を、レシート排出口31から排出させる。なお、レシートには、当該取引の取引履歴データを構成する識別情報(例えば、取引日時や取引番号等)が記載されていることが望ましい。
次に、制御部10(取引処理部11)は、操作表示部20(ディスプレイ21)から、当該自動取引装置1での取引を継続するか否か(続けて別の取引を実行するか否か)の選択を要求する操作画面(以下、「取引継続選択画面」と呼ぶ)を利用者に提示する(S110)。
取引継続選択画面としては、例えば図6に示すような操作画面を適用することができる。
図6に示す取引継続選択画面では、「取引を中止しますか?」というメッセージと、取引を継続(続けて別の両替取引を実行)するための取引継続ボタンB201と、取引を終了(取引を終了して、例えば、初期画面に遷移)するための取引終了ボタンB202とが配置されている。
制御部10(取引処理部11)は、ステップS110の取引継続選択画面で、取引終了ボタンB202が押下された場合は両替取引を終了し、取引継続ボタンB201が押下された場合は上述のステップS101に戻って別の取引選択の処理に移行する。
上述のステップS106の紙幣確認画面で、両替取引中止が選択された場合、制御部10(取引処理部11)は、紙幣入出金部40を制御して、入出金口41に一時保留された出金準備紙幣をそれぞれ、対応する紙幣カセット45に収納させる(S113)。
また、制御部10(取引処理部11)は、紙幣入出金部40を制御して、一時保留部44に一時保留されている両替元紙幣を、紙幣入出金部40から排出して返却させ(S114)、操作表示部20(ディスプレイ21)から、当該自動取引装置1での取引を継続するか否かの選択を要求する取引継続選択画面(上述の図6)を利用者に提示する(S115)。
制御部10(取引処理部11)は、ステップS115の取引継続選択画面で、取引終了ボタンB202が押下された場合は両替取引を終了し、取引継続ボタンB201が押下された場合は上述のステップS101に戻って別の取引選択の処理に移行する。
一方、上述のステップS104で、両替取引中止となった場合(両替取引内容確認画面で取引終了を示す取消ボタンB102が押下された場合)、制御部10(取引処理部11)は、紙幣入出金部40を制御して、一時保留部44に一時保留されている両替元紙幣を、紙幣入出金部40から排出して返却させ(S111)、操作表示部20(ディスプレイ21)から、当該自動取引装置1での取引を継続するか否かの選択を要求する取引継続選択画面(上述の図6)を利用者に提示する(S112)。
制御部10(取引処理部11)は、ステップS111の取引継続選択画面で、取引終了ボタンB202が押下された場合は両替取引を終了し、取引継続ボタンB201が押下された場合は上述のステップS101に戻って別の取引選択の処理に移行する。
次に、上述の紙幣確認画面の構成例について図7〜図10を用いて説明する。
図7〜図10に示すように、紙幣確認画面には、各出金準備紙幣の紙幣画像を表示するためのフィールドF301、両替取引継続を受付けるための確認ボタンB301、両替取引中止を受付けるための取消ボタンB302、及びフィールドF301の表示内容を切替えるためのボタン(表裏切替ボタンB304、全体表示ボタンB305、縮小ボタンB306、拡大ボタンB307、1枚表示ボタンB308、前ページボタンB309、及び次ページボタンB310)が配置されている。
図7のフィールドF301には、16枚(縦4枚×横4枚)の紙幣画像(表面の紙幣画像データの画像)が表示されている。また、フィールドF301において、各紙幣画像には、当該出金準備紙幣の紙幣管理番号(紙幣画像データファイルを構成する紙幣画像データにおける紙幣管理番号)が付記されている。例えば、図1において、左上の紙幣の紙幣画像G−1には、当該紙幣の紙幣管理番号である「1」が付記されている。図7のフィールドF301には、紙幣管理番号1〜16の紙幣の画像が表示されている。
紙幣確認画面では、フィールドF301に表示する紙幣画像を現在よりも拡大表示するための拡大ボタンB307、及び縮小表示するための縮小ボタンB306が配置されている。紙幣確認画面では、拡大ボタンB307が押下された場合、フィールドF301に表示する画像の枚数を減らして、各紙幣画像を拡大表示し、縮小ボタンB306が押下された場合、フィールドF301に表示する画像の枚数を増やして、各紙幣画像を縮小表示するものとする。また、紙幣確認画面のフィールドF301では、例として、4枚×4枚(計16枚)、3枚×3枚(計9枚)、2枚×2枚(計4枚)、1枚×1枚(計1枚)の4段階の範囲で紙幣画像の拡大・縮小が可能であるものとする。図7〜図10に示すフィールドF301では、それぞれ4枚×4枚(計16枚)、3枚×3枚(計9枚)、2枚×2枚(計4枚)、1枚×1枚(計1枚)の縮尺で紙幣画像を表示した状態となっている。
したがって、紙幣確認画面のフィールドF301では、拡大ボタンB307が押下された場合、フィールドF301に表示される紙幣画像を現在のN×N枚から、1段階拡大して(N−1)x(N−1)枚の縮尺とするものとする。また、紙幣確認画面のフィールドF301では、縮小ボタンB306が押下された場合、フィールドF301に表示される紙幣画像の縮尺を現在のN×N枚から、1段階縮小して(N+1)x(N+1)枚の縮尺とするものとする。例えば、紙幣確認画面のフィールドF301が図7の状態(4枚×4枚の縮尺)で、拡大ボタンB307が押下された場合、フィールドF301の状態は図8の状態(3枚×3枚の縮尺)となる。また、紙幣確認画面のフィールドF301が図8の状態(3枚×3枚の縮尺)で、拡大ボタンB307が押下された場合、フィールドF301の状態は図9の状態(2枚×2枚の縮尺)となる。さらに、紙幣確認画面のフィールドF301が図9の状態(2枚×2枚の縮尺)で、拡大ボタンB307が押下された場合、フィールドF301の状態は図10の状態(1枚×1枚の縮尺)となる。なお、紙幣確認画面で縮小ボタンB306が押下された場合には、上述と逆の遷移となる。
また、紙幣確認画面のフィールドF301では、表裏切替ボタンB304が押下されると、フィールドF301に表示する紙幣画像の表裏を反転させるものとする。例えば、図7〜図10に示すフィールドF301では、全て表面の紙幣画像を表示しているが、表裏切替ボタンB304が押下されると全て裏面の紙幣画像に切替える。
さらに、紙幣確認画面のフィールドF301では、任意の紙幣画像をタッチすることにより当該紙幣画像を選択し、当該紙幣画像にカーソル(図7では点線の四角形のカーソルC)を合わせる(重ねて表示する)表示を行うことができる。例えば、図7では、紙幣管理番号が1の紙幣の紙幣画像G−1に、四角形(点線)のカーソルCが合わされた状態となっている。
また、紙幣確認画面では、1枚表示ボタンB308が押下されると、フィールドF301内の表示を、カーソルCが合わされた紙幣画像だけを拡大表示した状態(1枚×1枚の縮尺で表示した状態)とする。例えば、紙幣確認画面が図7に示す状態(4枚×4枚の縮尺)で、1枚表示ボタンB308が押下されると、フィールドF301の内容は、紙幣管理番号が1の紙幣の紙幣画像G−1が1枚だけ拡大表示された状態(図10の状態)となる。
さらにまた、紙幣確認画面のフィールドF301では、全体表示ボタンB305が押下されると、フィールドF301内の表示を、最小縮小した表面の紙幣画像を表示した状態(図7に示す状態)に遷移させるものとする。
また、紙幣確認画面では、戻るボタンB303が押下されると、フィールドF301内の表示を、直前の状態に遷移させるものとする。
さらに、紙幣確認画面では、フィールドF301内に全ての紙幣画像を同時に表示できない場合、前ページボタンB309及び次ページボタンB310により、表示する紙幣画像を切替(スクロール)させることが可能であるものとする。例えば、図8に示す紙幣確認画面では、フィールドF301に紙幣管理番号が1〜9の紙幣画像が表示されているが、次ページボタンB310が押下されると、フィールドF301内に紙幣管理番号10以後の紙幣画像(紙幣管理番号11〜15の紙幣画像)が表示されることになる。
なお、図7〜図10に示す紙幣確認画面では、フィールドF301内の表示変更が有効に機能しないボタンについてはボタンの枠線を点線で図示している。例えば、図7では、フィールドF301内の画像は最小縮小された状態で、これ以上縮小表示できないため縮小ボタンB306が点線で図示されている。
(A−3)実施形態の効果
この実施形態によれば、以下のような効果を奏することができる。
この実施形態の自動取引装置1では、出金準備紙幣の紙幣画像を取得して、取引履歴データとして取引履歴記憶部12に保持することにより、取引の安全性を向上させることができる。例えば、自動取引装置1で両替取引をした後に、当該両替取引を行った利用者が、出金された紙幣を別の偽造券等にすり替えて虚偽の苦情を申し立てられた場合でも、取引履歴データの内容と照合(例えば、記番号を照合)することにより、紙幣のすり替えを検証することができる。また、自動取引装置1では、両替取引内容確認画面(上述の図7〜図10)により、利用者に出金する紙幣の紙幣画像を確認させると共に紙幣画像データが保持されていることを意識させるため、取引後の利用者によるトラブルの抑止効果を奏することができる。
(B)他の実施形態
本発明は、上記の実施形態に限定されるものではなく、以下に例示するような変形実施形態も挙げることができる。
(B−1)上記の実施形態において、自動取引装置1は、出金する紙幣について紙幣画像データの保持及び利用者への提示を行っているが、入金する紙幣(例えば、両替元紙幣)についても、紙幣カセット45−1〜45−4に収納する前に撮影して紙幣画像データを取得し、利用者の確認(紙幣確認画面と同様の形式の画面による確認)を経てから、紙幣の収納及び取引履歴記憶部12への記憶(両替元紙幣の紙幣画像データについても取引履歴データの一部として記憶)を実行させるようにしてもよい。これにより、自動取引装置1では、取引ごとに入金された紙幣(紙幣の記番号)を管理し、より取引の安全性向上に寄与することができる。
また、上記の実施形態において、自動取引装置1は、入金する紙幣(例えば、両替元紙幣)のみについて、紙幣画像データを取得し、利用者の確認を経てから、紙幣の収納及び取引履歴記憶部12への記憶(両替元紙幣の紙幣画像データについてのみ取引履歴データの一部として記憶)させるようにしてもよい。
(B−2)上記の実施形態において、自動取引装置1が、両替取引を行う際に紙幣画像データの保持及び利用者への提示を行う構成について説明したが、その他の入金又は出金を伴う取引(例えば、出金取引や入金取引)についても同様の処理(紙幣画像データの保持及び利用者への提示を行う)を行うようにしてもよい。
(B−3)上記の各実施形態では、本発明の取引装置及び取引方法を、金融機関等の自動取引装置(ATM)に適用する例について説明したが、その他の入金及び又は出金を伴う取引を行う取引装置に適用するようにしても良い。例えば、電子マネー等を顧客の口座にチャージ(入金)する取引を行う装置や、両替専用装置等にも適用し得る。
(B−4)紙幣確認画面において、表示する紙幣画像の一部を強調して表示するようにしてもよい。例えば、紙幣確認画面において、紙幣画像の記番号や金種を表す文字を強調表示(例えば、赤色等の色に変更して表示)するようにしてもよい。例えば、上述の図7〜図10において、紙幣画像G−1の記番号を示す「AB0000001A」という文字列や、金種を示す「千円」という文字列について、OCR等で文字認識し、当該文字部分を赤色等で着色する画像処理を施すようにしてもよい。
また、紙幣確認画面において、正常な紙幣(真券でかつ正券の紙幣)の画像や、異常な紙幣(偽券及び又は損券の紙幣)の画像(悪い例の紙幣画像)等を、見本として追加表示し、ユーザによる紙幣確認の参考となるようにしてもよい。
1…自動取引装置、10…制御部、11…取引処理部、12…取引履歴記憶部、20…操作表示部、21…ディスプレイ、30…レシートプリンタ、31…レシート排出口、40…紙幣入出金部、41…入出金口、41a…シャッター、42…鑑別部、43…撮影部、44…一時保留部、45、45−1〜45−4…紙幣カセット。

Claims (7)

  1. ユーザから現金の入金及び又は出金を伴う取引処理を受付ける取引受付手段と、
    上記ユーザへ出金する現金、及び又は、上記ユーザから入金された現金を収納する現金収納手段と、
    上記ユーザから入金された現金、及び又は、上記現金収納手段から繰出された現金を保留する現金保留手段と、
    上記現金保留手段が保留する現金を撮影し、撮影した現金画像の現金画像データを保持する画像データ保持手段と、
    上記現金保留手段が保留する現金を排出する処理を行う現金処理手段と、
    上記現金処理手段が、上記現金保留手段が保留する現金を排出する処理を行う前に、上記画像データ保持手段が保持した現金画像データに基づく現金画像を上記ユーザに提示して、上記ユーザから確認操作を受付ける現金画像確認受付手段と
    を有することを特徴とする取引装置。
  2. 上記取引受付手段が受付けた取引内容と、上記画像データ保持手段が保持した現金画像データとを含む取引履歴データを記録する取引履歴データ記録手段をさらに備えることを特徴とする請求項に記載の取引装置。
  3. 上記現金画像確認受付手段は、1又は複数の現金画像を表示し、上記ユーザの操作に応じて表示する現金画像の拡大及び又は縮小することが可能な操作画面を用いて、上記ユーザに現金画像を提示することを特徴とする請求項に記載の取引装置。
  4. 上記取引受付手段は、少なくとも上記ユーザから入金された現金を両替して、両替後の現金を出金する両替取引に対応していることを特徴とする請求項に記載の取引装置。
  5. 上記ユーザの操作に応じて、上記取引履歴データ記録手段が記録している取引履歴データを出力する取引履歴データ出力手段をさらに有することを特徴とする請求項に記載の取引装置。
  6. 取引装置が行う取引方法において、
    取引受付手段、現金収納手段、現金保留手段、現金処理手段、画像データ保持手段、及び現金画像確認受付手段を有し、
    上記現金収納手段は、ユーザへ出金する現金、及び又は、上記ユーザから入金された現金を収納し、
    上記現金保留手段は、上記ユーザから入金された現金、及び又は、上記現金収納手段から繰出された現金を保留し、
    上記画像データ保持手段は、上記現金保留手段が保留する現金を撮影し、撮影した現金画像の現金画像データを保持し、
    上記現金処理手段は、上記現金保留手段が保留する現金を排出する処理を行い、
    上記現金画像確認受付手段は、上記現金処理手段が、上記現金保留手段が保留する現金を排出する処理を行う前に、上記画像データ保持手段が保持した現金画像データに基づく現金画像を上記ユーザに提示して、上記ユーザから確認操作を受付ける
    ことを特徴とする取引方法。
  7. ユーザから現金の入金及び又は出金を伴う取引処理を受付ける取引受付手段と、
    上記ユーザへ出金する現金、及び又は、上記ユーザから入金された現金を収納する現金収納手段と、
    上記ユーザから入金された現金、及び又は、上記現金収納手段から繰出された現金を保留する現金保留手段と、
    上記現金保留手段が保留する現金を撮影し、撮影した現金画像の現金画像データを保持する画像データ保持手段と、
    上記画像データ保持手段が保持した現金画像データに基づく現金画像を上記ユーザに提示して、上記ユーザから確認操作を受付ける現金画像確認受付手段と、
    上記現金画像確認受付手段による確認操作の受付後に、上記現金保留手段が保留する現金を排出する処理、及び又は、上記現金保留手段が保留する現金を上記現金収納手段へ収納する処理を行う現金処理手段と、
    上記取引受付手段が受付けた取引内容と、上記画像データ保持手段が保持した現金画像データとを含む取引履歴データを記録する取引履歴データ記録手段と
    を有することを特徴とする取引装置。
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