JP6111373B1 - 防火戸用自動閉鎖装置 - Google Patents
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Abstract
Description
ラッチ機構部3は、図2から詳細が理解されるように、前記のラッチプレート3aに加え、係合凸部3fが設けられている係止プレート3bと解除レバー3i(詳細は後記で説明)が設けられている解除レバー付きプレート3cを有している。また、係止プレート3bの係合凸部3fと係合する係合凹部3gが設けられているラッチアーム3dも有している。
ラッチ固定機構部4は、ラッチ機構部3と協働し、ラッチ機構部3を固定状態又は解除状態にし、ラッチプレート3aと防火戸のフックHとの係合を保持又は解除するように動作するものである。本実施形態においては、ラッチ機構部3の側方に位置してラッチアーム3dの回動端と連結され、伸張状態と屈折状態との間で変化可能なトグルリンク機構4aからなるものとしている。
ソレノイド5は、火災信号に基づいて起動し、ラッチ固定機構部4及び自動解除機構(図示省略)と協働して、ラッチ機構部3を自動で解除状態にするように動作するものであり、火災信号に基づいて伸縮移動するプランジャ5aを有している。自動解除機構(図示省略)は、動作時に縮長状態となるようにバネ等により付勢されており、プランジャ5aは、常時は磁力により伸長状態に保持され、自動解除機構(図示省略)の動作を停止している(図1参照)。一方、火災発生時はソレノイド5に通電されることにより磁力が弱められてプランジャ5aは縮長状態に変化可能となる。その際、自動解除機構(図示省略)は動作して縮長状態となり、プランジャ5aを縮長状態に変化させつつ、トグルリンク機構4aの自動解除用のトリガピン4fを解除方向(矢印A1方向)に移動させる(図5(a)乃至同(c)参照)。それにより、トグルリンク機構4aの第1及び第2のアーム4b,4cが屈折状態に変化し、ラッチ機構部3を解除状態に変化させる。
自動閉鎖装置1は、防火戸を閉鎖方向に引っ張ることにより、ラッチ機構部3を手動で解除状態にすることもできるものである。保持力調節機構部8(図1、図7参照)は、その手動操作の際に要する力、すなわちラッチ機構部3の係合保持力を調節するためのものである。
この自動閉鎖装置1は、図2乃至図4に示したように、筐体2に、解除操作用開口部10が設けられており、その解除操作用開口部10を通じて筐体2の外部から内部のラッチ機構部3を解除状態にする操作ができるようになっている。
図5(a)乃至同(c)は、ソレノイド5の起動によりラッチ機構部3を自動で固定状態から解除状態に変化させる場合の各部品の変化の様子を示したものである。(a)に示したように、ラッチ機構部3が固定状態にあるとき、ラッチプレート3aの係合部3eは、防火戸のフックHと係合する係合位置(P1)にある。その状態が、ラッチ固定機構部4のトグルリンク機構4aが伸張状態に保持されることにより保持されている。ソレノイド5が起動すると、そのプランジャ5aが伸長状態から縮長状態に変化可能となる。その際、プランジャ5aが伸張状態で動作を停止させていた自動解除機構(図示省略)が動作して、プランジャ5aを縮長状態に変化させつつ、トグルリンク機構4aのトリガピン4fを解除方向(矢印A1方向)に移動させる。トリガピン4fの解除方向への移動により、(b)及び(c)に連続して示したように、トグルリンク機構4aの第1及び第2のアーム4b,4cが伸張状態から屈折状態に変化すると共に、ラッチアーム3dがその係合凹部3gを係止プレート3bの係合凸部3fと係合しない位置(図面上の上方)へと回動して、係止プレート3bの解放位置の回動を停止している状態を解除し、ラッチプレート3a、係止プレート3b及び解除レバー付きプレート3cを解放位置(P2)側に回動させて(図面上の時計回り)、ラッチプレート3aの係合部3eが解放位置(P2)に至るまで回動させる。これにより、ラッチ機構部3が解除状態になり、防火戸のフックHを解放する。
図6(a)乃至同(c)は、解除操作用開口部10を通じての操作により手動でラッチ機構部3を固定状態から解除状態に変化させる場合の各部品の変化の様子を示したものであるが、ラッチ固定機構部4に対する操作位置が変わるだけで、ラッチ機構部3及びラッチ固定機構部4の部分の動作自体は、前記で説明した自動操作の場合と同じである。すなわち、(a)は、ラッチ機構部3が固定状態にあるときの状態を示したものであり、ラッチ機構部3とラッチ固定機構部4は、前記の図5(a)に示した場合と同じ状態にある。解除操作用開口部10を通じて外部から棒状体11により手動でラッチ機構部3を解除状態にする場合、(a)に示したように、筐体2の外部から解除操作用開口部10に棒状体11を操作対象であるトグルリンク機構4aにおける第2のアーム4cの回動端部4iに向けて挿通し、その挿通した棒状体11を回動端部4iにおける、第2のアーム4cをトグルリンク機構4aの解除方向(矢印A2方向)に回動させることができる位置(例えば、立片4jの側部)に接触させる。そして、(b)に示したように、棒状体11を回動させて、回動端部4iを押動することにより、第2のアーム4cを解除方向(矢印A2方向)に回動させて、トグルリンク機構4aの第1及び第2のアーム4b,4cを屈折状態に変化させる。それにより、(b)及び(c)に連続して示したように、前記の図5(b)及び同(c)を参照しつつ説明したのと同様、ラッチプレート3aの係合部3eを解放位置(P2)に至るまで回動させて、ラッチ機構部3を解除状態にすることができる。
図7(a)乃至同(d)は、防火戸を引っ張ることにより手動でラッチ機構部3を固定状態から解除状態に変化させる場合の各部品の変化の様子を示したものである。(a)は、ラッチ固定機構部4が固定状態にあるときの状態を示したものであり、ラッチ機構部3とラッチ固定機構部4は、前記の図5(a)に示した場合と同じ状態にある。防火戸を引っ張ることにより手動でラッチ機構部3を解除状態にする場合、防火戸を引っ張ることにより、防火戸のフックHと係合しているラッチプレート3aを、解除レバー付きプレート3cと共に、解放位置(P2)側に回動する方向に引っ張ることになり、回動が停止されている状態にある係止プレート3bから回動方向に離間させる方向に引っ張ることになる。その際、ラッチプレート3aの移動側調節片8aと係止プレート3bの固定側調節片8bを接近方向に付勢しているコイルスプリング8cの付勢力に勝る力でラッチプレート3aを引っ張れば、(b)乃至(d)に連続して示したように、ラッチプレート3aは、解除レバー付きプレート3cと共に解放位置(P2)側に回動することになる。それにより、解除レバー付きプレート3cの解除レバー3iがトグルリンク機構4aのトリガレバー4gを解除方向(矢印A2方向)に押動して、トグルリンク機構4aの第1及び第2のアーム4b,4cを伸張状態から屈折状態に変化させる。すなわち、前記の図5(b)及び同(c)を参照しつつ説明したのと同様、ラッチプレート3aの係合部3eを解放位置(P2)に至るまで回動させて、ラッチ機構部3を解除状態にすることができる。
Claims (4)
- 筐体内に、防火戸の係合部材と係合するラッチを有するラッチ機構部と、火災信号に基づいて起動する起動部とを備え、常時は、前記ラッチ機構部を固定状態にして、前記ラッチと前記防火戸の係合部材との係合を保持し、防火戸を開放状態に保持する一方、火災発生時は、前記起動部が起動することにより前記ラッチ機構部を解除状態にして、前記ラッチと前記防火戸の係合部材との係合を解除し、防火戸を自動で閉鎖させることができると共に、前記防火戸を閉鎖方向に引っ張ることにより前記ラッチ機構部を解除状態にして、前記ラッチと前記防火戸の係合部材との係合を解除し、防火戸を手動で閉鎖させることができる防火戸用自動閉鎖装置において、
前記筐体に、解除操作用開口部を設け、その解除操作用開口部を通じて外部から前記ラッチ機構部を解除状態にする操作を可能にしたことを特徴とする防火戸用自動閉鎖装置。 - 前記解除操作用開口部は、外部から棒状体を挿通させることのできるものであり、その挿通させた棒状体により前記ラッチ機構部を解除状態にする操作が可能なものであることを特徴とする請求項1に記載の防火戸用自動閉鎖装置。
- 前記解除操作用開口部の内側には、前記棒状体を操作対象に向けてガイドするガイド部が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の防火戸用自動閉鎖装置。
- 前記筐体内に、前記ラッチ機構部を固定状態又は解除状態にするラッチ固定機構部をさらに備えており、前記解除操作用開口部は、それを通じて外部から前記ラッチ固定機構部の操作が可能な位置に設けられていることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の防火戸用自動閉鎖装置。
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Cited By (1)
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Patent Citations (3)
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CN107939188A (zh) * | 2017-12-13 | 2018-04-20 | 苏州市富尔达科技股份有限公司 | 一种防火闭窗器 |
CN107939188B (zh) * | 2017-12-13 | 2023-08-15 | 苏州市富尔达科技股份有限公司 | 一种防火闭窗器 |
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