JP6111373B1 - 防火戸用自動閉鎖装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】防火戸を使用せずにラッチ機構を手動で容易に解除状態にすることのできる防火戸用自動閉鎖装置を提供する。【解決手段】火災発生時、起動部が起動することによりラッチ機構部3を解除状態にして、ラッチ3aと防火戸の係合部材Hとの係合を解除し、防火戸を自動で閉鎖させることができると共に、防火戸を閉鎖方向に引っ張ることによりラッチ機構部3を解除状態にして、ラッチ3aと防火戸の係合部材Hとの係合を解除し、防火戸を手動で閉鎖させることができる防火戸用自動閉鎖装置1において、筐体2に、解除操作用開口部10を設け、その解除操作用開口部10を通じて外部からラッチ機構部3を解除状態にする操作を可能にしたことを特徴とする。【選択図】図4

Description

この発明は、常時は防火戸を開放状態に保持し、火災発生時等は防火戸を自動的に閉鎖させる防火戸用自動閉鎖装置に関する。
防火戸用自動閉鎖装置(以下、単に「自動閉鎖装置」ともいう。)は、防火戸の係合部材と係合するラッチを有するラッチ機構を備えている。常時は、ラッチ機構を固定状態にして、ラッチと防火戸の係合部材の係合を保持し、防火戸を開放状態に保持する一方、火災発生時は、火災信号に基づき、ラッチ機構を解除状態にして、ラッチと防火戸の係合部材の係合を解除し、防火戸を自動で閉鎖させることができるようになっている(例えば、特許文献1参照)。
また、この種の自動閉鎖装置は、防火戸を自動で閉鎖させることができない場合に備え、防火戸を閉鎖方向に引っ張ることで防火戸の係合部材が、ラッチを解除方向に引っ張り、それによりラッチ機構を強制的に解除状態にして、ラッチと防火戸の係合部材との係合を解除し、防火戸を手動で閉鎖させることもできるようになっている(同文献1参照)。
特公平3−19350号公報
ところで、自動閉鎖装置は、施工時、動作試験時等にラッチ機構を手動で解除状態にすることがある。その際、防火戸の設置が完了していれば、前記のように防火戸を使用して(閉鎖方向に引っ張って)ラッチ機構を解除することができる。しかしながら、防火戸の設置が完了していなければ、防火戸を使用することができない。ラッチを解除方向に引っ張る力に対する係合を保持する力は、コイルスプリング等の弾性部材の弾力を調節することにより設定されているが、ラッチ機構を手動で解除状態にするときは、防火戸が使用されることを前提としており、また常時は防火戸を開放状態に保持しなければならないので、強い力が働くように設定されている。そのため、ラッチ機構を手動で解除状態にするとなると、非常に強い力が必要であり、防火戸を使用せずに、ラッチに解除方向の引っ張る力を加えることは困難なものとなる。なお、火災受信機等の設置が完了し、通電が可能な状態になっていれば、ソレノイド等の起動手段を起動させることにより、ラッチ機構を自動で解除状態にすることはできるが、通電が可能な状態になるのは、施工の最終段階であり、防火戸が設置されていない段階では、通電が可能な状態にはなっていないことも多い。
つまり、従来、自動閉鎖装置は、防火戸を使用せずにラッチ機構を手動で解除状態にするのが困難であった。
この発明は、前記の事情に鑑み、防火戸を使用せずにラッチ機構を手動で容易に解除状態にすることのできる防火戸用自動閉鎖装置を提供することを目的とする。
この発明は、筐体内に、防火戸の係合部材と係合するラッチを有するラッチ機構部と、火災信号に基づいて起動する起動部とを備え、常時は、前記ラッチ機構部を固定状態にして、前記ラッチと前記防火戸の係合部材との係合を保持し、防火戸を開放状態に保持する一方、火災発生時は、前記起動部が起動することにより前記ラッチ機構部を解除状態にして、前記ラッチと前記防火戸の係合部材との係合を解除し、防火戸を自動で閉鎖させることができると共に、前記防火戸を閉鎖方向に引っ張ることにより前記ラッチ機構部を解除状態にして、前記ラッチと前記防火戸の係合部材との係合を解除し、防火戸を手動で閉鎖させることができる防火戸用自動閉鎖装置において、前記筐体に、解除操作用開口部を設け、その解除操作用開口部を通じて外部から前記ラッチ機構部を解除状態にする操作を可能にしたことを特徴とする防火戸用自動閉鎖装置である。
また、この発明は、前記解除操作用開口部は、外部から棒状体を挿通させることのできるものであり、その挿通させた棒状体により前記ラッチ機構部を解除状態にする操作が可能なものであることを特徴とする防火戸用自動閉鎖装置である。
また、この発明は、前記解除操作用開口部の内側には、前記棒状体を操作対象に向けてガイドするガイド部が設けられていることを特徴とする防火戸用自動閉鎖装置である。
また、この発明は、前記筐体内に、前記ラッチ機構部を固定状態又は解除状態にするラッチ固定機構部をさらに備えており、前記解除操作用開口部は、それを通じて外部から前記ラッチ固定機構部の操作が可能な位置に設けられていることを特徴とする防火戸用閉鎖装置である。
この発明においては、筐体の外部から解除操作用開口部を通じてラッチ機構部を解除状態にする操作が可能であり、ラッチを引っ張ることなしに、ラッチ機構部を手動で解除状態にすることができる。
したがって、この発明によれば、防火戸を使用せずにラッチ機構を手動で容易に解除状態にすることのできる防火戸用自動閉鎖装置を提供することができる。
なお、この発明においては、防火戸を使用せずにラッチ機構を手動で容易に解除状態にすることができるので、施工時、防火戸の設置が完了するまでの間、防火戸に取り付けられる係合部材の紛失を防ぐために、ラッチに係合部材を仮に係合しておき、防火戸の設置が完了した後に係合部材をラッチから取り外して防火戸に取り付けるようにしたとしても、その際に必要となる係合部材の取り外しの作業を容易にすることができる。
また、この発明によれば、解除操作用開口部が、その開口部に挿通させた棒状体によりラッチ機構部を解除状態にする操作が可能なものであることにより、その操作をするのに棒状体を使用することができ、例えば、施工時、作業者が通常持っているドライバ等の簡単な工具を使用することができる。
また、この発明によれば、解除操作用開口部が、その開口部を通じて外部からラッチ固定機構部の操作が可能な位置に設けられていることにより、ラッチ固定機構部を動作させる操作をするだけでラッチ機構部を解除状態にすることができ、さらに容易にラッチ機構部を手動で解除状態にすることができる。
この発明の防火戸用自動閉鎖装置の実施形態の一例を示し、筐体上側を外した状態の上面図である。 同上を示し、図1の状態からさらに中間シャーシ等を外した状態を斜め上方から見た斜視図である。解除操作用開口部に挿通される操作用の棒状体11を破線により示している。 同上を示し、筐体の側壁中、ラッチ開口部及び解除操作用開口部が設けられる側壁の側を示した装置全体の正面図である。 同上を示し、筐体下側を外した状態の下面図である。解除操作用開口部に挿通される操作用の棒状体11を破線により示している。 同上を示し、(a)乃至(c)の何れも図2のB矢視図に相当する図であり、起動手段の起動により自動でラッチ機構部を固定状態から解除状態にする場合の各部品の変化の様子を(a)乃至(c)に分けて示したものである。(a)が、ラッチ機構部が固定状態にあるときのもの、(b)が、ラッチ固定機構部が解除動作して、ラッチ機構部が解除状態に変化し始めたときのもの、(c)が、ラッチ機構部が解除状態になり、防火戸の係合部材との係合を解除したときのものをそれぞれ示している。 同上を示し、図5に相当する図であり、解除操作用開口部を通じての操作により手動でラッチ機構部を固定状態から解除状態にする場合の各部品の変化の様子を示したものである。(a)及び(b)中に、解除操作用開口部に挿通される操作用の棒状体11を破線により示している。 同上を示し、(a)乃至(d)の何れも図2のB矢視図に相当する図であり、防火戸を閉鎖方向に引っ張ることにより手動でラッチ機構部を解除状態にする場合の変化の様子を(a)乃至(d)に分けて示したものである。(a)が、ラッチ機構部が固定状態にあるときのもの、(b)が、ラッチ機構部の手動解除用のレバーがラッチ固定機構部の第2の解除トリガに当接したときのもの、(c)が、手動解除レバーが第2の解除トリガを解除方向に押動してラッチ固定機構部が解除動作をし始めて、ラッチ機構部が解除状態になり始めたときのもの、(d)が、ラッチ固定機構部が解除状態になり、防火戸の係合部材との係合を解除したときのものをそれぞれ示している。 図4の部分拡大図に相当する図であり、ラッチ固定機構部の他の例を示したものである。
この発明の自動閉鎖装置の実施形態の一例を図1乃至図8を参照して説明する。
まず、装置全体の構成の概要を説明する。
自動閉鎖装置1(防火戸用自動閉鎖装置1)は、図1及び図2に示したように、防火戸の係合部材の一例であるフックHが出入するラッチ開口部2aが設けられた筐体2を有しており、その筐体2の内部に、防火戸のフックHと係合するラッチの一例であるラッチプレート3aを有するラッチ機構部3と、ラッチ機構部3を固定状態又は解除状態にして、ラッチプレート3aと防火戸のフックHとの係合を保持又は解除するラッチ固定機構部4と、火災信号に基づいて起動する起動部の一例であるソレノイド5と、防火戸を引っ張ることにより手動でラッチプレート3aと防火戸のフックHとの係合を解除させる際の係合状態の保持力を調節する保持力調節機構部8等を備えている。なお、自動閉鎖装置1は、筐体2の内部に、ソレノイド5の起動に連動してラッチ固定機構部4を自動で解除動作させるための自動解除機構をさらに備えているが、その機構の図示は省略している。
そして、この自動閉鎖装置1は、常時は、ラッチ機構部3をラッチ固定機構部4により固定状態に保持して、ラッチプレート3aと防火戸のフックHとの係合を保持し、防火戸を開放状態に保持する一方、火災発生時は、火災信号に基づくソレノイド5の起動に連動して自動で、或いは、防火戸を閉鎖方向に引っ張ることにより手動で、ラッチ固定機構部4を解除動作させてラッチ機構部3を解除状態に変化させ、ラッチプレート3aと防火戸のフックHとの係合を解除し、防火戸を閉鎖させることができるようになっている。
なお、本実施形態において、ラッチプレート3aは、具体的には、鉤状の係合部3eを有するものとしており、その鉤状の係合部3eがラッチ開口部2a内に開口側の出入口を閉じるように位置することにより、防火戸側のフックHと係合するものとしている。
さらに、本実施形態において、筐体2は、図3に示したように、上下に二分割されたものとしており、筐体上側2b及び筐体下側2cの二つの部分からなるものとしている。なお、ラッチ開口部2aは、筐体上側2b及び筐体下側2cの両側壁2d,2eを縦方向全長に亘って設けられている。また、筐体上側2bと筐体下側2cの間に中間シャーシ7を設け、筐体2の内部を中間シャーシ7を境に上下二段の配置構造のものとしている。すなわち、中間シャーシ7の下側に前記のラッチ機構部3、ラッチ固定機構部4等が位置し、中間シャーシ7の上側に前記のソレノイド5、保持力調節機構部8等が位置するものとしている。なお、図1は、筐体上側2bを外した状態を上方から見て、主として上段側の構成部分を示したものであり、図2は、さらに中間シャーシ7を外した状態を上方から見て、主として下段側の構成部分を示したものである。
次に、各構成部分の詳細を説明する。
[ラッチ機構部]
ラッチ機構部3は、図2から詳細が理解されるように、前記のラッチプレート3aに加え、係合凸部3fが設けられている係止プレート3bと解除レバー3i(詳細は後記で説明)が設けられている解除レバー付きプレート3cを有している。また、係止プレート3bの係合凸部3fと係合する係合凹部3gが設けられているラッチアーム3dも有している。
3枚のプレート3a乃至3cは、ラッチプレート3aと解除レバー付きプレート3cとの間に係止プレート3bが挟まれる配置で重ねられて設けられており、筐体2に位置固定の軸X1を軸として回動可能に設けられている。一方、ラッチアーム3dは、3枚のプレート3a乃至3cの側方(図面上の上方)の位置に設けられており、筐体2に位置固定の別の軸X2を軸として回動可能に設けられている。
3枚のプレート3a乃至3cが軸X1を軸として回動することにより、ラッチプレート3aの係合部3eは、ラッチ開口部2aの出入口を閉じるように位置して、防火戸側のフックHとの係合が可能な係合位置(P1)と、ラッチ開口部2aの出入口を開けるように位置して、防火戸側のフックHとの係合を解除して解放が可能な解放位置(P2)との間を回動変位する(図5(a)乃至同(c)等参照)。一方、ラッチアーム3dは、軸X2を軸として回動することにより、係止プレート3bと離接する方向(図面上の上下)に回動し、その係合凹部3gと係止プレート3bの係合凸部3fとを係脱させるように回動変位する(同図参照)。
ここで、3枚のプレート3a乃至3cにおいて、ラッチプレート3aと解除レバー付きプレート3cとは、固定されて連結されている。また、ラッチプレート3aと係止プレート3bとは、それぞれの回動端部に設けられている移動側調節片8a及び固定側調節片8b(詳細は後記で説明)の部分で回動方向に離接可能に連結されている。すなわち、3枚のプレート3a乃至3cは、筐体2に位置固定の軸X1を軸として共に回動可能に設けられている。
そして、3枚のプレート3a乃至3cは、捩じりバネ等のスプリング(図示省略)により、常時、解放位置(P2)の側に付勢されているが、ラッチアーム3dの係合凹部3gと係止プレート3bの係合凸部3fは、互いに係合していれば、係止プレート3bの解放位置(P2)側への回動を停止するように設けられている。また、係止プレート3bは、ラッチアーム3dの係合凹部3gと係止プレート3bの係合凸部3fが係合するときに、ラッチプレート3aの係合部3eが係合位置(P1)に位置するように設けられている。
つまり、ラッチ機構部3は、ラッチアーム3dの係合凹部3gと係止プレート3bの係合凸部3fとを係脱させることにより、3枚のプレート3a乃至3cの回動と停止を制御し、ラッチプレート3aの係合部3eを防火戸のフックHとの係合が可能な係合位置(P1)に保持する固定状態にすることができると共に、防火戸のフックHの解放が可能な解放位置(P2)側に自動的に回動させる解除状態にすることができるように設けられている。
[ラッチ固定機構部]
ラッチ固定機構部4は、ラッチ機構部3と協働し、ラッチ機構部3を固定状態又は解除状態にし、ラッチプレート3aと防火戸のフックHとの係合を保持又は解除するように動作するものである。本実施形態においては、ラッチ機構部3の側方に位置してラッチアーム3dの回動端と連結され、伸張状態と屈折状態との間で変化可能なトグルリンク機構4aからなるものとしている。
トグルリンク機構4aは、筐体2に固定の軸X3を軸として回動可能な第1のアーム4bと、第1のアーム4bにジョイント部4dで回動可能に連結された第2のアーム4cとを備えており、第2のアーム4cにジョイント部4eでラッチアーム3dの回動端側が回動可能に連結されている。そして、トグルリンク機構4aは、伸張状態にあるときには、ラッチアーム3dをその係合凹部3gが係止プレート3bの係合凸部3fと係合する位置(図5(a)等参照)に位置させ、屈折状態にあるときには、ラッチアーム3dをその係合凹部3gが係止プレート3bの係合凸部3fと係合しない位置(図5(c)等参照)に位置させるリンクとして設けられている。
トグルリンク機構4aにおいて、第1及び第2のアーム4b,4cは、捩じりバネ等のスプリング4h(図5(a)及び同(b)等参照)により常時伸張側に付勢されており、両アーム4b,4cが伸張状態にあれば、その状態が保持されるように構成されている。両アーム4b,4cが伸張状態にあるとき、ラッチ機構部3は、ラッチアーム3dの係合凹部3gと係止プレート3bの係合凸部3fとが係合している状態にあり、係止プレート3bの回動が停止されて、ラッチプレート3aの係合部3eを防火戸のフックHとの係合が可能な係合位置(P1)に保持する固定状態にある。すなわち、トグルリンク機構4aは、両アーム4b,4cが伸張状態に保持されることにより、ラッチ機構部3を固定状態に保持する。
一方、第1及び第2のアーム4b,4cを伸張側に付勢する付勢力に抗して屈折状態に変化させると、それに連動してラッチアーム3dがその係合凹部3gと係止プレート3bの係合凸部3fとの係合を解除する側に回動し、その係合状態が解除される。それにより、係止プレート3bの回動が停止されている状態が解除されて、ラッチプレート3aの係合部3eが解放位置(P2)側に回動する。すなわち、トグルリンク機構4aは、両アーム4b,4cが屈折状態に変化することにより、ラッチ機構部3を解除状態に変化させる。
そして、このトグルリンク機構4aには、ソレノイド5及び自動解除機構(図示省略)と協働し、ソレノイド5の起動に連動して自動でラッチ機構部3を解除状態に変化させるように操作される第1の解除トリガの一例である自動解除用のトリガピン4fがジョイント部4d上に設けられている(図2参照)。また、防火戸を引っ張ることにより手動でラッチ機構部3を解除状態に変化させるように操作される第2の解除トリガの一例である手動解除用の鉤状のトリガレバー4gが第2のアーム4cの回動端部4i側に設けられている(図4参照)。何れのトリガが操作されても、第1及び第2のアーム4b,4cを屈折状態に変化させることができ、ラッチ機構部3を解除状態に変化させることができる。すなわち、ラッチプレート3aの係合部3eを解放位置(P2)側に回動させて、防火戸のフックHとの係合を解除し、そのフックHを解放することができる。
[ソレノイド]
ソレノイド5は、火災信号に基づいて起動し、ラッチ固定機構部4及び自動解除機構(図示省略)と協働して、ラッチ機構部3を自動で解除状態にするように動作するものであり、火災信号に基づいて伸縮移動するプランジャ5aを有している。自動解除機構(図示省略)は、動作時に縮長状態となるようにバネ等により付勢されており、プランジャ5aは、常時は磁力により伸長状態に保持され、自動解除機構(図示省略)の動作を停止している(図1参照)。一方、火災発生時はソレノイド5に通電されることにより磁力が弱められてプランジャ5aは縮長状態に変化可能となる。その際、自動解除機構(図示省略)は動作して縮長状態となり、プランジャ5aを縮長状態に変化させつつ、トグルリンク機構4aの自動解除用のトリガピン4fを解除方向(矢印A1方向)に移動させる(図5(a)乃至同(c)参照)。それにより、トグルリンク機構4aの第1及び第2のアーム4b,4cが屈折状態に変化し、ラッチ機構部3を解除状態に変化させる。
[保持力調節機構部]
自動閉鎖装置1は、防火戸を閉鎖方向に引っ張ることにより、ラッチ機構部3を手動で解除状態にすることもできるものである。保持力調節機構部8(図1、図7参照)は、その手動操作の際に要する力、すなわちラッチ機構部3の係合保持力を調節するためのものである。
保持力調節機構部8は、ラッチプレート3aの回動側端部に立設された移動側調節片8aと、移動側調節片8aに対向して係止プレート3bの回動側端部に立設された固定側調節片8bと、両調節片8a,8bを互いに常時接近方向に付勢するスプリングの一例であるコイルスプリング8cと、両調節片8a,8bを貫通して両調節片8a,8bを互いに回動方向に離接可能に連結すると共に、コイルスプリング8cを伸縮させて付勢力を調節する調節ネジ8d等を有している。
ここで、防火戸を閉鎖方向に引っ張ることにより、防火戸のフックHと係合しているラッチプレート3aは、それに固定されて連結されている解除レバー付きプレート3cと共に、解放位置(P2)側に回動する方向に引っ張られることになる。その引っ張られる力が、ラッチアーム3dによって回動が停止されている状態にある係止プレート3bの固定側調節片8bに、ラッチプレート3aの移動側調節片8aを接近方向に付勢してラッチプレート3aの回動を停止しているコイルスプリング8cの付勢力に勝れば、ラッチプレート3aは、解除レバー付きプレート3cと共に、解放位置(P2)側に回動することになる。解除レバー付きプレート3cには、ラッチ機構部3が固定状態にあるときに、トグルリンク機構4aの手動解除用のトリガレバー4gと対向し、かつ、解放位置(P2)側に回動する際にそのトリガレバー4gを解除方向(矢印A2方向)に押動する位置に解除レバー3iが設けられている(図4参照)。すなわち、ラッチプレート3aを、コイルスプリング8cの付勢力に打ち勝って、解除レバー付きプレート3cと共に、解放位置(P2)側に回動させれば、解除レバー3iによりトリガレバー4gを解除方向に押動して、トグルリンク機構4aを屈折状態に変化させ、ラッチ機構部3を解除状態に変化させることができる(図7(a)乃至同(d)参照)。
つまり、保持力調節機構部8は、ラッチプレート3aの移動側調節片8aと係止プレート3bの固定側調節片8bとを接近方向に付勢するコイルスプリング8cの付勢力を調節することにより、ラッチ機構部3を防火戸を使用して手動で解除状態にするのに要する力を調節するものである。
[解除操作用開口部]
この自動閉鎖装置1は、図2乃至図4に示したように、筐体2に、解除操作用開口部10が設けられており、その解除操作用開口部10を通じて筐体2の外部から内部のラッチ機構部3を解除状態にする操作ができるようになっている。
解除操作用開口部10は、本実施形態の場合、筐体2の側壁のうち、ラッチ開口部2aが設けられている側(具体的には筐体下側2cの側壁2e)に設けられており、かつ、その開口部に挿通させた棒状体11がラッチ固定機構部4に到達可能であると共に、ラッチ固定機構部4を解除動作させるように操作可能な位置に設けられている。
ここで、本実施形態において、ラッチ固定機構部4は、トグルリンク機構4aにおける第2のアーム4cの回動端部4iの先端面が、両アーム4b,4cが伸張状態にあるときに筐体下側2cの側壁2eの内側に対向する配置で設けられている。解除操作用開口部10は、図3及び図4から容易に理解されるように、その伸張状態にあるときの第2のアーム4cの回動端部4iを棒状体11により解除動作させる操作が可能な位置に設けられている。
つまり、自動閉鎖装置1は、解除操作用開口部10を通じて外部から内部に挿入した棒状体11により、ラッチ固定機構部4における伸張状態にあるトグルリンク機構4aの第2のアーム4cの回動端部4iを操作して解除方向(矢印A2方向)に移動させる操作をすることができるようになっており、それにより、トグルリンク機構4aを伸張状態から屈折状態に変化させて、ラッチ機構部3を固定状態から解除状態に変化させることができるようになっている(図4及び図6(a)乃至同(c)参照)。
したがって、本実施形態の自動閉鎖装置1によれば、その解除操作用開口部10が設けられていることにより、筐体2の外部から解除操作用開口部10を通じてラッチ機構部3を解除状態にする操作をすることができ、ラッチプレート3aを引っ張ることなしに、かつ、ラッチプレート3aを係合状態に保持する保持力調節機構部8のコイルスプリング8cの付勢力に抗することなしに、ラッチ機構部3を手動で解除状態にすることができる。すなわち、防火戸を使用せずに(防火戸の設置前であっても)ラッチ機構部3を手動で容易に解除状態にすることができる。
なお、本実施形態の自動閉鎖装置1においては、防火戸を使用せずにラッチ機構部3を手動で容易に解除状態にすることができるので、施工時、防火戸の設置が完了するまでの間、防火戸に取り付けられるフックHの紛失を防ぐために、ラッチプレート3aにフックHを仮に係合させておき、防火戸の設置が完了した後にフックHをラッチプレート3aから取り外して防火戸に取り付けるようにしたとしても、その際に必要となるフックHの取り外しの作業を容易にすることができる。
また、解除操作用開口部10が、ラッチ開口部2aのある側の側壁2eに設けられていることにより、例えば、壁に埋め込んだような状態で自動閉鎖装置1を設置した後であっても、筐体2の外部から解除操作用開口部10を通じて手動でラッチ機構部3を解除状態に変化させることができる。また、解除操作用開口部10が、その開口部に挿通させた棒状体11によりラッチ機構部3を解除状態にする操作が可能なものであることにより、例えば、施工時、作業者が通常持っているドライバ等の簡単な工具をその操作に使用することができる。また、解除操作用開口部10が、その開口部を通じてラッチ固定機構部4の操作が可能な位置に設けられていることにより、ラッチ固定機構部4を解除動作させる操作をするだけでラッチ機構部3を解除状態にすることができ、さらに容易にラッチ機構部3を手動で解除状態にすることができる。また、解除操作用開口部10を通じての操作対象を、その解除操作用開口部10が設けられている側壁2dの内側に対向して位置するラッチ固定機構部4における第2のアーム4cの回動端部4iとしていることにより、解除操作用開口部10に挿通した棒状体11をその操作対象である回動端部4iに容易に到達させることができる。
ここで、本実施形態の場合、第2のアーム4c回動端部4iは、筐体2の底面側に向けて立設されて、トグルリンク機構4aが伸張状態にあるときに筐体2の側壁2eに対して略平行な先端面を形成する立片4jを先端に有するものとしている(図3等参照)。これにより、解除操作用挿通口10に挿通した棒状体11により第2のアーム4cの回動端部4iを解除方向(矢印A2方向)に回動させる操作をする際に、棒状体11を立片4jの高さのある側部に接触させて操作をすることができ、その操作を容易にすることができる。
次に、ラッチ機構部3をラッチ固定機構部4が固定状態に保持している状態から解除状態に変化させる際の動作にについて、ソレノイド5の起動により自動操作で行う場合、解除操作用開口部10を通じて手動操作により行う場合、防火戸を使用して手動操作により行う場合に分けて説明する。
[自動操作]
図5(a)乃至同(c)は、ソレノイド5の起動によりラッチ機構部3を自動で固定状態から解除状態に変化させる場合の各部品の変化の様子を示したものである。(a)に示したように、ラッチ機構部3が固定状態にあるとき、ラッチプレート3aの係合部3eは、防火戸のフックHと係合する係合位置(P1)にある。その状態が、ラッチ固定機構部4のトグルリンク機構4aが伸張状態に保持されることにより保持されている。ソレノイド5が起動すると、そのプランジャ5aが伸長状態から縮長状態に変化可能となる。その際、プランジャ5aが伸張状態で動作を停止させていた自動解除機構(図示省略)が動作して、プランジャ5aを縮長状態に変化させつつ、トグルリンク機構4aのトリガピン4fを解除方向(矢印A1方向)に移動させる。トリガピン4fの解除方向への移動により、(b)及び(c)に連続して示したように、トグルリンク機構4aの第1及び第2のアーム4b,4cが伸張状態から屈折状態に変化すると共に、ラッチアーム3dがその係合凹部3gを係止プレート3bの係合凸部3fと係合しない位置(図面上の上方)へと回動して、係止プレート3bの解放位置の回動を停止している状態を解除し、ラッチプレート3a、係止プレート3b及び解除レバー付きプレート3cを解放位置(P2)側に回動させて(図面上の時計回り)、ラッチプレート3aの係合部3eが解放位置(P2)に至るまで回動させる。これにより、ラッチ機構部3が解除状態になり、防火戸のフックHを解放する。
[解除操作用開口部を通じての手動操作]
図6(a)乃至同(c)は、解除操作用開口部10を通じての操作により手動でラッチ機構部3を固定状態から解除状態に変化させる場合の各部品の変化の様子を示したものであるが、ラッチ固定機構部4に対する操作位置が変わるだけで、ラッチ機構部3及びラッチ固定機構部4の部分の動作自体は、前記で説明した自動操作の場合と同じである。すなわち、(a)は、ラッチ機構部3が固定状態にあるときの状態を示したものであり、ラッチ機構部3とラッチ固定機構部4は、前記の図5(a)に示した場合と同じ状態にある。解除操作用開口部10を通じて外部から棒状体11により手動でラッチ機構部3を解除状態にする場合、(a)に示したように、筐体2の外部から解除操作用開口部10に棒状体11を操作対象であるトグルリンク機構4aにおける第2のアーム4cの回動端部4iに向けて挿通し、その挿通した棒状体11を回動端部4iにおける、第2のアーム4cをトグルリンク機構4aの解除方向(矢印A2方向)に回動させることができる位置(例えば、立片4jの側部)に接触させる。そして、(b)に示したように、棒状体11を回動させて、回動端部4iを押動することにより、第2のアーム4cを解除方向(矢印A2方向)に回動させて、トグルリンク機構4aの第1及び第2のアーム4b,4cを屈折状態に変化させる。それにより、(b)及び(c)に連続して示したように、前記の図5(b)及び同(c)を参照しつつ説明したのと同様、ラッチプレート3aの係合部3eを解放位置(P2)に至るまで回動させて、ラッチ機構部3を解除状態にすることができる。
[防火戸を使用しての手動操作]
図7(a)乃至同(d)は、防火戸を引っ張ることにより手動でラッチ機構部3を固定状態から解除状態に変化させる場合の各部品の変化の様子を示したものである。(a)は、ラッチ固定機構部4が固定状態にあるときの状態を示したものであり、ラッチ機構部3とラッチ固定機構部4は、前記の図5(a)に示した場合と同じ状態にある。防火戸を引っ張ることにより手動でラッチ機構部3を解除状態にする場合、防火戸を引っ張ることにより、防火戸のフックHと係合しているラッチプレート3aを、解除レバー付きプレート3cと共に、解放位置(P2)側に回動する方向に引っ張ることになり、回動が停止されている状態にある係止プレート3bから回動方向に離間させる方向に引っ張ることになる。その際、ラッチプレート3aの移動側調節片8aと係止プレート3bの固定側調節片8bを接近方向に付勢しているコイルスプリング8cの付勢力に勝る力でラッチプレート3aを引っ張れば、(b)乃至(d)に連続して示したように、ラッチプレート3aは、解除レバー付きプレート3cと共に解放位置(P2)側に回動することになる。それにより、解除レバー付きプレート3cの解除レバー3iがトグルリンク機構4aのトリガレバー4gを解除方向(矢印A2方向)に押動して、トグルリンク機構4aの第1及び第2のアーム4b,4cを伸張状態から屈折状態に変化させる。すなわち、前記の図5(b)及び同(c)を参照しつつ説明したのと同様、ラッチプレート3aの係合部3eを解放位置(P2)に至るまで回動させて、ラッチ機構部3を解除状態にすることができる。
以上、この発明の実施形態の一例について図1乃至図7を参照しつつ説明したが、この発明は、前記の実施形態の構成に限定されるものではなく、発明の要旨の範囲内で適宜、その構成を変更することができる。
例えば、解除操作用開口部10の数については、もちろん複数であってもよい。また、解除操作用開口部10を設ける場所については、ラッチ開口部2aが設けられる側の側壁2eに設けるのが好ましいが、その他の側壁に設けるようにしてもよいし、上壁又は底壁に設けるようにしてもよい。
さらに、解除操作用開口部10の内側に、挿通させた棒状体を操作対象に向けてガイドするガイド部を設けるようにしてもよい。その場合、ガイド部の形状は、筒状とすることができる。そのようなガイド部を設けることにより、挿通させた棒状体を操作対象に容易に到達させることができるし、操作対象以外の部分に接触するのを防ぐことができる。さらに、ガイド部の形状を筒状にする場合、それに加えて操作対象に向けて先細の形状とすることができる。そのような先細の形状とすることにより、操作対象に向けて正確にガイドすることができる。
また、トグルリンク機構4aにおける第2のアーム4cに設けた立片4jについては、単に凸状の部分としてもよく、例えばトリガピン4fのような棒状の部分としてもよい。
さらに、上記実施形態では、その立片4jを、トグルリンク機構4aの伸張状態時に筐体2の側壁2eに略平行な先端面を形成するものとしているが、図8に示したように、第2のアーム4cを解除方向に回動させるカム面として機能するように傾斜した先端面を形成するものとしてもよい。すなわち、解除操作用開口部10に挿通した棒状体11を矢印A3方向に直進させて押動することにより第2のアーム4cを矢印A2方向に回動させるように機能する傾斜面として、その先端面を形成するものとしてもよい。このようにすることにより、棒状体11を回動させることなしに、正面からまっすぐに押すだけでトグルリンク機構4aの解除操作をすることができる。
1:防火戸用自動閉鎖装置 2:筐体 2a:ラッチ開口部 2b:筐体上側 2c:筐体下側 2d:側壁 2e:側壁 3:ラッチ機構部 3a:ラッチプレート 3b:係止プレート 3c:解除レバー付きプレート 3d:ラッチアーム 3e:係合部 3f:係合凸部 3g:係合凹部 3i:解除レバー 4:ラッチ固定機構部 4a:トグルリンク機構 4b:第1のアーム 4c:第2のアーム 4d:ジョイント部 4e:ジョイント部 4f:トリガピン 4g:トリガレバー 4h:スプリング 4i:回動端部 4j:立片 5:ソレノイド 5a:プランジャ 7:中間シャーシ 8:保持力調節機構部 8a:移動側調節片 8b:固定側調節片 8c:コイルスプリング 8d:調節ネジ 10:解除操作用開口部 11:棒状体 X1〜X3:軸 H:防火戸のフック

Claims (4)

  1. 筐体内に、防火戸の係合部材と係合するラッチを有するラッチ機構部と、火災信号に基づいて起動する起動部とを備え、常時は、前記ラッチ機構部を固定状態にして、前記ラッチと前記防火戸の係合部材との係合を保持し、防火戸を開放状態に保持する一方、火災発生時は、前記起動部が起動することにより前記ラッチ機構部を解除状態にして、前記ラッチと前記防火戸の係合部材との係合を解除し、防火戸を自動で閉鎖させることができると共に、前記防火戸を閉鎖方向に引っ張ることにより前記ラッチ機構部を解除状態にして、前記ラッチと前記防火戸の係合部材との係合を解除し、防火戸を手動で閉鎖させることができる防火戸用自動閉鎖装置において、
    前記筐体に、解除操作用開口部を設け、その解除操作用開口部を通じて外部から前記ラッチ機構部を解除状態にする操作を可能にしたことを特徴とする防火戸用自動閉鎖装置。
  2. 前記解除操作用開口部は、外部から棒状体を挿通させることのできるものであり、その挿通させた棒状体により前記ラッチ機構部を解除状態にする操作が可能なものであることを特徴とする請求項1に記載の防火戸用自動閉鎖装置。
  3. 前記解除操作用開口部の内側には、前記棒状体を操作対象に向けてガイドするガイド部が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の防火戸用自動閉鎖装置。
  4. 前記筐体内に、前記ラッチ機構部を固定状態又は解除状態にするラッチ固定機構部をさらに備えており、前記解除操作用開口部は、それを通じて外部から前記ラッチ固定機構部の操作が可能な位置に設けられていることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の防火戸用自動閉鎖装置。
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