JP6110707B2 - 端面に薬液が塗布されたトイレットロールの製造方法、端面に薬液が塗布されたトイレットロールの製造装置 - Google Patents

端面に薬液が塗布されたトイレットロールの製造方法、端面に薬液が塗布されたトイレットロールの製造装置 Download PDF

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Description

本発明は、帯状のトイレットペーパーを紙管に巻いたトイレットロールであって特に端面に消臭剤及び芳香剤の少なくとも一方を含む薬液が塗布されたトイレットロールの製造方法及び製造装置に関する。
トイレ空間の消臭や芳香を目的として、トイレットロールに芳香機能や消臭機能を付与することが試みられている。
この芳香機能等を有するイレットロールの製造方法として、従来、(1)トイレットペーパーを紙管に対して巻き付ける際に用いる接着糊に消臭剤や芳香剤を含有させる方法、(2)紙管を形成する過程で複数枚の紙管原紙を接着する際に使用する接着剤に消臭剤や芳香剤を添加する方法、(3)トイレットペーパーの巻き終わり(商品使用開始部分)を接着する糊(テールシール糊とも称される)に消臭剤や芳香剤を含有させる方法、(4)紙管内面に消臭剤や芳香剤を塗布して付与する方法が提案されている。
しかし、上記(1)及び(2)の方法は、製造されるトイレットロールが、トイレットペーパーや紙管原紙によって、消臭剤付与部分が被覆されるため芳香機能や消臭機能が十分に発揮され難いものとなるという問題があり、上記(3)の方法は、製造されるトイレットロールが、トイレットペーパーを使用開始するとともに接着糊部分が使われて継続的に芳香機能や消臭機能が発揮されないものとなるという問題がある。
上記(4)の方法は、製造されるトイレットロールが、消臭剤や芳香剤の付与位置が被覆される問題もなく、また、使い切られるまで消臭機能や芳香機能を発揮することが可能なものとなるが、消臭剤や芳香剤の付与位置が紙管内表面という部位であるため、消臭剤や芳香剤と外気との接触面積が狭く、消臭機能や芳香機能を高めることが難しいという問題がある。
以上のような従来製造方法には、改善すべき問題点があった。このような問題は、トイレットロールの広範に消臭剤や芳香剤を塗布できれば改善されることであり、トイレットロールの中でも広い面積を有する部分であるトイレットロールの端面(鏡面とも言われる)に消臭剤や芳香剤を効率よく付与することができればこの問題が解決できる。
しかし、トイレットロールの端面は、トイレットペーパーの両側縁が重層されて形成されるため潰れやすく、また、トイレットロールは形状が円筒型で軽量であるため安定性に優れた形状ではないうえに、生産時の搬送速度が速いため、トイレットロールの端面に均一かつ効率よく消臭剤や芳香剤を塗布することが難しかった。
特許第4430632号 特許第3538588号 特開2009−150032号公報 特開2003−325372 特開2011−104184
そこで、本発明の主たる課題は、継続的かつ安定的に芳香機能や消臭機能を発揮することが可能となる端面に消臭剤や芳香剤が付与されたトイレットロールを効率よく製造することが可能な、トイレットロールの製造方法及び製造装置を提供することにある。
上記課題を解決した本発明とその効果は次記のとおりである。
<請求項1記載の発明>
トイレットロールと同径でかつ長さがトイレットロールの複数倍以上ある、トイレットロールの中間製品であるログを、回転する丸ナイフによって個々のトイレットロールに切断する切断工程を有し、
その切断工程において、スプレー塗布装置によって丸ナイフの側面に薬液を噴霧して付着させつつログの切断を行い、丸ナイフの側面からこれに接触する切断面に薬液を付与することを特徴とする端面に薬液が付与されたトイレットロールの製造方法。
(作用効果)
本発明の製造方法は、ログをトイレットロールに切断する工程と、端面に薬液を付与する工程が同時に行なわれるので、生産効率に優れる。
また、スプレー塗布装置から噴霧する薬液種を変更するだけで、簡易にトイレットロール端面に付与する薬液種を変更できる。また、スプレー塗布装置の噴霧量を調整するだけで、丸ナイフへの薬液付着量が調整されるので、端面への薬液付与量の調整も容易である。
さらに、本発明の製造方法は、非接触で薬液を丸ナイフ側面に付与するため、スプレー塗布装置を停止させるだけで、端面に薬液を付与しない汎用のトイレットロールの製造することが可能となる。すなわち、端面に薬液が塗布されたトイレットロールと薬液が付与されていないトイレットロールの製造の切り替えが容易という利点がある。
また、回転する丸ナイフによってログを個々のトイレットロールに切断する際には、まず丸ナイフがログに接触し、その後に徐々に切断面が拡大し、最終的に完全に切断される。したがって、本発明のように、回転する丸ナイフの側面に薬液を噴霧しつつログの切断を行なうと、切断面が拡大していく間、丸ナイフに側面に薬液が供給され続けるため、形成されるトイレットロールの端面に薬液が均一に塗布されるようになる。
さらに、本発明により製造されるトイレットロールは、トイレットロールの中でも広い面積を有し、しかも外気に露出している端面に薬液が塗布されたものとなる。
したがって、本発明における薬液を消臭剤や芳香剤とすれば、継続的かつ安定的に芳香機能や消臭機能を発揮することが可能となる端面に消臭剤や芳香剤が付与されたトイレットロールが製造できる。
<請求項2記載の発明>
側面に深さ2〜40μm、大きさ100〜300μm2の多数の薬液保持穴を有する丸ナイフを用いる、請求項1に記載の端面に薬液が付与されたトイレットロールの製造方法。
(作用効果)
本項記載の発明によれば、丸ナイフ側面への薬液の付着性と丸ナイフ側面の薬液の保持性が向上する。従って、端面により多くの薬液を付与することができる。また、穴内に薬液の保持性が高まることにより、裁断面全体に薬液をより均一に塗布することが可能となる。
<請求項3記載の発明>
静止状態のログの周面に移動する丸ナイフを押し当ててログの切断を行なう請求項1又は2記載の端面に薬液が付与されたトイレットロールの製造方法。
(作用効果)
本項記載の製造方法は、静止状態のログの周面に対して移動する丸ナイフを押し当てるため、カットズレが生じがたく、裁断面全体へのカッター刃への接触が確実なものとなる。
<請求項4記載の発明>
トイレットロールの幅に間隔を空けて並設された丸ナイフ群に、ログ周面を当てて、複数のトイレットロールを同時に切り出す、請求項1又は2記載の端面に薬液が付与されたトイレットロールの製造方法。
(作用効果)
本項記載の製造方法は、ログから端面に薬液が付与されたトイレットロールを複数同時に切り出すため、生産効率に優れる。
<請求項5記載の発明>
スプレー塗布装置から丸ナイフ側面に薬液を間欠的に噴霧するようにし、ログ周面と丸ナイフの刃先との離間距離が直線で所定距離となった際に、前記スプレー塗布装置から丸ナイフ側面に薬液を噴霧する、請求項1〜4の何れか1項に記載の端面に薬液が付与されたトイレットロールの製造方法。
(作用効果)
本項記載の発明では、ログが丸ナイフに接触する前に丸ナイフ側面に薬液が予め付与されることとなるので、切断面に薬液を確実に塗布することができるようになる。
また、丸ナイフに過度に薬液が塗布されることもない。
<請求項6記載の発明>
トイレットロールと同径でかつ長さがトイレットロールの複数倍以上ある、トイレットロールの中間製品であるログから個々のトイレットロールを切断する回転する丸ナイフと、この丸ナイフの側面に向かって薬液を噴霧するスプレー塗布装置と、を備えることを特徴とする端面に薬液が付与されたトイレットロールの製造装置。
(作用効果)
上記請求項1記載の発明と同様の作用効果を奏する。
<請求項7記載の発明>
丸ナイフが、側面に深さ2〜40μm、大きさ100〜300μm2の多数の薬液保持穴を有する請求項6記載の端面に薬液が付与されたトイレットロールの製造装置。
(作用効果)
上記請求項2記載の発明と同様の作用効果を奏する。
以上のとおり本発明によれば、継続的かつ安定的に芳香機能や消臭機能を発揮することが可能となる端面に消臭剤や芳香剤が付与されたトイレットロールを効率よく製造することが可能な、トイレットロールの製造方法及び製造装置が提供される。
本実施形態に係るトイレットロールの斜視図である。 トイレットロールの製造工程のログ切断工程までの概要を説明する図である。 本発明に係るログ切断工程の第1実施形態の説明図である。 本発明に係るログ切断工程の第1実施形態の別の説明図である。 本発明に係るログ切断工程の第2実施形態の説明図である。 本発明に係るログ切断工程の第2実施形態の別の説明図である。 本発明に係る丸ナイフの側面図である。 本発明に係る2流体式スプレー塗布装置の説明図である。 本発明に係るローターダンプニング式スプレー塗布装置の説明図である。
本発明の実施形態を図1〜10を参照しながら以下に説明する。
本実施形態により製造するトイレットロール10は、図1に示すとおり、帯状のトイレットペーパーS3が巻き取られた筒状をなすもので、特にその端面14(鏡面と称されることもある)に薬液が付与されているものである。
本実施形態に係る端面14に薬液が付与されたトイレットロールの製造方法は、まず、ログ20を製造する。ログ20とは、製品であるトイレットロール10の巻径(直径)L1と同径であり、かつ幅が製品であるトイレットロールの幅L2の複数個分以上ある、トイレットロールを製造する際の中間製品である。
本発明では、ログ20の製造方法は限定されるものではないが、好ましいログ20の製造方法を図2を参照しながら説明する。この図2に示す本実施形態に係るログ20の製造方法は、紙管11を有する芯有りトイレットロールに係るログ20の製造方法である。
図示の本実施形態のログの製造方法は、長尺の紙管15を製造する工程(A)と、巻き取り工程(B)とを有している。長尺の紙管15を製造する工程(図2中(A))は、二枚の帯状の紙管原紙12,12を原反ロール2,2からそれぞれ繰り出しつつ、所定位置に糊付けロール13により糊を付与し、当該糊付けされた部分を重ねつつコアワインダーによりシャフトに螺旋状に巻付けた後、シャフトを引き抜き、生産品種に合わせた規定長さにスリッターにて切り揃えることで、円筒の長尺の紙管15を形成する。糊の付与量は特に限定されないが、概ね0.1〜5.0g/m2程度である。また、糊は、本発明の効果を妨げない範囲で既知の紙管用のものを用いることができ、アクリル系接着剤、ホットメルト接着剤、澱粉糊、PVA(ポリビニルアルコール)等が例示できる。
紙管11に薬液を付与する場合には、上記接着剤中に薬液を含有させるようにしてもよいし、紙管原紙12に薬液を塗布するようにしてもよい。紙管原紙12に薬液を塗布する場合には、図示はしないが、既知の印刷機等の薬液塗布手段を用いることができる。
なお、各紙管原紙12,12は、各々違う原反を使用してもよく、例えば、一方に印刷を施したり、各々の米坪を変えたりしてもよい。本発明においても、必ずしも紙管原紙12,12は、同様のものである必要はない。
次いで、この長尺紙管15の製造と平行して又はその後においては、巻き取り工程(図2中(B)にて、前記長尺紙管15と実質的に同幅のトイレットペーパー原紙S1,S1を、ロールR,Rから繰り出すとともに巻き付けてログ20を形成する。この巻き付けは、既知のワインダー装置X2が利用できる。なお、図示例は、二つのロールR,Rからトイレットペーパー原紙S1,S1を繰り出して、重ね合わせ部16にて2プライ構造のトイレットペーパー原紙S2とした後、既知のコンタクトエンボス付与装置17及びミシン目線形成装置18にてコンタクトエンボスの付与とミシン目線(図示しない)の形成を行なった後、巻き取り装置19にて巻き取り2プライ構造となるようにしている。
なお、図示の形態では、2つのロールR、Rからトイレットペーパー原紙S1、S1を繰り出し、積層構造とした2プライ構造のトイレットペーパー原紙S2としているが、本発明においては、かかる2プライに限定されず、1プライ若しくは3プライ以上であってもよい。さらには、複数プライ構造とする場合には、各原紙の米坪や物性等は同じである必要もない。また、予め積層されたシートを巻き取ったロールから積層シートを繰出して長尺紙管15に巻き付けてログ20を形成するようにしてもよい。
このようにしてログ20を製造したならば、このログ20を既知のログアキュームレーターX3で複数本をストックしつつ後段のログカッター設備X4へと移動させる。
以上説明の図2のログ製造方法は、紙管11に帯状のトイレットペーパーS3を巻きつけた芯有りのトイレットロールに係るログの製造方法であるが、本発明に係るログは、コアレスとも証される芯無しトイレットロールに係るログであってもよい。芯無しトイレットロールに係るログの製造は、公知の方法が採用できる。例えば、紙管ではなくステンレス等の金属製のコアシャフトに、トイレットペーパー原紙を巻き付けたのち、当該コアシャフトを引き抜くようにして製造することができる。
他方、本実施形態に係る薬液が端面に付与されたトイレットロール10の製造方法では、ログカッター設備X4で、ログ20の切断と同時に端面14に薬液を付与する。本実施形態に係るログカッター設備X4は薄板円盤状の回転する丸ナイフ31を有し、これによってログ20を個々のトイレットロール10,10…に切断する。丸ナイフ31の刃は、両刃のものであっても片刃のものであってもよいが、好ましくは両刃のものである。
丸ナイフ31によるログ20のカット方法は、静止状態のログ20の周面に対して移動する丸ナイフ31を押し当てて切断する形態(以下、第1カット形態ともいう)、トイレットロール10の幅L2の間隔で並設された丸ナイフ群に、ログ20の周面を当てて、複数のトイレットロール10,10…を同時に切断する形態(以下、第2カット形態ともいう)とすることができる。
これらの形態についてより詳細に説明すると、第1カット形態は、図3及び図4に示すログカッター設備X4aにより行なうことができる。このログカッター設備X4aは、ログ20を切断位置に間欠的に送り込む供給手段32と、切断位置でログ20を固定するクランプ33と、丸ナイフ31を具備するカッター30を有している。カッター30は、アーム34の両端のそれぞれに丸ナイフ31,31が回転軸35,35を介して回動自在に取り付けられており、図示されない駆動源によって丸ナイフ31,31が前記回転軸35,35周りに回転するように構成されている。また、このカッター30は、アーム34自体もその両端間中央で回転軸36に取り付けられており、図示されない駆動源により回転するように構成されている。したがって、丸ナイフ31,31は、アーム34の回転軸周りに公転させられるとともに、自身の回転軸周りに自転するようになっている。
この第1カット形態に係るカッター設備X4aにおいて、ログ20は、上流側から供給手段32によって丸ナイフ31の公転軌道を跨いで下流側にトイレットロール10の幅L2分の長さ飛び出すようにして送り込まれ、その位置でクランプ33により固定される。この状態で、自転する丸ナイフ31がアーム33の回転にともなってログ20に当たり、その際にログ20の先端部分がトイレットロールL2の幅分だけ切断され、その切断された部分が個々のトイレットロール10となる。また、切断後には、次の丸ナイフ31が公転軌道上の切断位置に到達する前に、クランプ33の固定を解除して、ログ20の残りの部分を供給手段32で移動させて、丸ナイフ31の公転軌道を跨いで下流側にトイレットロール10の幅L2分の長さを飛び出すようにして送り込み、再度クランプ33で固定する。このログ20の供給、固定、切断、固定解除の操作を繰り返して、ログ20から複数の個々のトイレットロール10,10…を順次切り出していく。なお、ログの先端部及び後端部は、端面が揃っていない場合があるため、この部分はトイレットロールとして使用せずに適宜切り落として損紙回収してもよい。
第1カット形態に係るログカッター設備X4aにおける、丸ナイフ31の公転速度は、図示のように二つの丸ナイフで構成する場合には、100〜150rpmが望ましい。この程度であれば、効率よくログ20からトイレットロール10,10…を切り出すことができる。なお、丸ナイフ31の大きさと、公転軌道の半径は、適宜の設計事項である。もちろん、係る設備X4aでは、丸ナイフの回転軸やアームが、ログに当たらないようにする。
一方、第2カット形態は、図5及び図6に示すログカッター設備X4bにより行なうことができる。このログカッター設備X4bは、ログ20を軸心と直行する方向、すなわち周面方向に向かって搬送するコンベア手段41と、このコンベア手段41の経路上にトイレットロール10の長さで間隔を空けて配置された複数の丸ナイフ31,31…からなる丸ナイフ群を有している。各丸ナイフ31,31…は、回転軸とコンベアの進行方向とが直行するように配置され、かつコンベア40の搬送平面上に刃を一部突出するようにして並設されている。
この第2カット形態に係るカッター設備X4bにおいて、ログ20はコンベア手段によって周面方向に向かって移送され、その過程でログ周面が各丸ナイフ31,31…に接して、ログ20から複数のトイレットロール10,10…が同時に切り出される。同時に切断された個々のロイレットロール10,10…は、そのままコンベア41により下流に搬送される。なお、ログの両端部分は、端面が揃っていない場合があるため、図5及び図6の形態では、この部分10c,10cはトイレットロールとして使用せずに切り落として損紙回収するようにしている。
第2カット形態に係るログカッター設備X4bにおける、コンベア41の搬送速度は、20〜36m/minとするのが望ましい。この速度であれば十分に丸ナイフ群によってログ20を切断することができる。
第2カット形態に係るログカッター設備X4bにおける、丸ナイフ31,31…の大きさと、コンベア上に露出する刃の高さは、適宜の設計事項であり、丸ナイフ31,31…によってログ20が完全に切断される刃の高さとし、もちろん、回転軸35などがログ20に当たらないように構成する。
上記第1カット形態及び第2カット形態においては、図3及び図4並びに図5及び図6から理解されるように、丸ナイフ31,31…の側面近傍にスプレー塗布装置が配置されており、そのスプレー塗布装置から丸ナイフ31,31…の側面に薬液を噴霧して付着させるようになっている。そして、丸ナイフ31,31…でログ20を切断する際に、その丸ナイフ31,31…の側面からこれに接触する裁断面に薬液が付与されるようになっている。なお、図示例は、トイレットロール10の両端面14に薬液が付与されるように丸ナイフ31に薬液を塗布しているが、本発明では、丸ナイフ31の一方側面のみに薬液を付与するようにして、トイレットロールの一方端面のみに薬液を付与してもよい。両端面に薬液を付与するか、一方端面に薬液を付与するかは、スプレー塗布装置の設置の有無とスプレー塗布装置からの薬液噴霧の有無によって適宜変更することができる。
ここで、本実施形態では、プライ数が1〜3、1プライ当たりの坪量が10〜25g/m2、厚みが80〜250μmのトイレットペーパーを巻いた、巻径(直径)が100〜120mm、芯径が10〜48mm、巻長が20〜100mの一般的なトイレットロールに係るログを切断するのであれば、丸ナイフ31の周速は860〜1260m/minであるのが望ましい。スプレー塗布装置50から丸ナイフ側面へ薬液を好適に付着させることができ、またログ20の切断も好適に行なうことができる。さらに、丸ナイフ31の側面からトイレットロール10の端面となる裁断面に薬液を好適に付着させることができるようになる。
他方、丸ナイフ31の大きさは、必ずしも限定されないが、上記一般的なトイレットロールに係るログを切断する場合には、半径(r)=250〜350mmとするのが望ましい。この程度の半径を有する丸ナイフ31であれば、ログ20を裁断するにあたって丸ナイフ31の側面の刃先から200mmの範囲内にトイレットロール10の裁断面を位置させることができる。
したがって、丸ナイフ31側面の薬液を付着させる位置としては、丸ナイフ31の刃先から2〜200mmの範囲とするのが望ましい。丸ナイフ31の刃先から2mmの範囲内に薬液を付着させると、丸ナイフ31の濡れた刃先がログ周面に接触することになり、切断性に影響を与えたり、綺麗な切断面、すなわち端面が形成されないおそれがある。また、200mmもあれば十分にログ20の裁断面に接触させる装置構成とすることができ、また、刃先から200mmを超える位置に至るまで薬液を付与しても薬液の無駄を招くことにもなる。
ここで、丸ナイフ31は、通常、その側面が裁断面に接するため、丸ナイフ31の側面は実質的に平らとなっている。本実施形態に係る丸ナイフ31も当然に過度の凹凸を有するようなものではない。但し、本実施形態の丸ナイフ31では、図7に示すように、側面に対する薬液の付着性及び保持性を高めるべく、側面に深さ2〜40μm、大きさ100〜300μm2の多数の薬液保持穴60,60…を形成してもよい。薬液保持穴60,60…の深さが2μm未満であったり、100μm2未満であったりすると、薬液付着量を十分に向上させることができないばかりか、丸ナイフ側面によって裁断面(端面)が削られて紙粉が過度に発生するとともに綺麗な端面が形成されなくなるおそれがある。また、深さは40μmを超えたり、大きさが300μm2を超えると薬液が穴奥に入り込んで裁断面に付与できなかったり、過度に薬液が保持されて裁断面が崩れたりするおそれが高まる。また、薬液保持穴60,60…の密度は、400〜1000個/cm2とするのが望ましい。この程度の密度であれば、十分に薬液付着量を高めることができ、過度に丸ナイフ側面を粗面化することもない。
なお、上記のように薬液保持穴を設ける場合においても、各穴の上縁が一致するようにして、保持穴以外の部分が実質的に平面となるようにする。また、薬液保持穴60,60…を設ける場合には、各薬液保持穴60,60…の上縁を面取りするようにして、丸ナイフ31の側面と裁断面との摩擦を低減するようにするのが望ましい。
薬液保持穴60,60…を形成する範囲としては、上記の好適な薬液付着範囲である丸ナイフの刃先から2〜200mmの範囲L5とするのが望ましい。
他方、本実施形態では、上述のとおり丸ナイフ側面にスプレー塗布装置50から薬液を付着させる。スプレー塗布装置50から噴霧する霧滴粒子の重量平均粒径は、20〜150μmとするのがよい。また、スプレー塗布装置50の種類としては、二流体方式のノズル式噴霧方式や、ローターダンプニング噴霧方式等のものが望ましい。より、好ましくは、ローターダンプニング噴霧方式である。
二流体噴霧方式のスプレー塗布装置51は、図8に示すように、中心に薬液通路110Aが、その周囲にエアー通路110Bが形成され、薬液通路110A先端から噴出された薬液Lを、エアー通路110Bから吐出されたエアーにより微霧化するものであり、ほぼ円錐形状に薬液Lを噴霧することができる。
ローターダンプニング噴霧方式のスプレー塗布装置52は、図9に示すように、噴射部142を有する流体室143が高速に回転され、その流体室143内に薬液を送り出して、遠心力によって流体室内の薬液を噴射部142から放出させて微霧滴化するものであり、前記流体室143の回転数変更によって霧滴粒子径の制御を行い、流体室143への送液量変更によって噴霧液量(塗布量)の制御を行なう。ローターダンプニング噴霧方式は、少ない量の噴霧液量を霧滴の飛散を抑えつつ均一に塗布することができ、かつ噴霧速度や霧の粒子径等の調整が容易である利点がある。
図示例のローターダンプニング式のスプレー塗布装置では、好ましく噴霧口144の開閉を行なうシャッター145が設けられており、このシャッター145の開閉により噴霧の有無の制御をすることが可能となっている。
他方、スプレー塗布装置50は、その噴霧口が丸ナイフ31の側面から50mm未満の位置となるように設置するのが望ましい。丸ナイフ側面とスプレー塗布装置の噴霧口が過度に離れていると、スプレー塗布装置50から噴霧された微小液滴が周囲に飛散して、端面以外の部分に意図せず付着したり、周辺環境を悪化させるおそれが高まる。
他方、本実施形態に係る端面に薬液を付着させるにあたっては、上記第1カット形態では、スプレー塗布装置50を丸ナイフ31の公転軌道上の所定位置近傍に設置して、丸ナイフ31が当該位置に達した際に丸ナイフ31の側面に向かって薬液を噴霧するようにし、また、第2カット形態では、ログ20と丸ナイフ群との距離が所定距離に達した際に丸ナイフ31の側面に向かって薬液を噴霧するようにする。もちろん、丸ナイフ31の刃先がログ周面に接触してから完全に裁断されるまで丸ナイフ31の側面に薬液を噴霧しつづけることが可能な位置にスプレー塗布装置50を配置する。また、いずれの場合も、その具体的なタイミングとしては、ログ周面と丸ナイフの刃先との離間距離が直線距離で150〜250mmとなった際とするのが望ましい。スプレー塗布装置50から丸ナイフ31に対して継続的に薬液を噴霧すると、過度に丸ナイフの側面に薬液が付着するとともに自身の回転によって薬液が周囲に飛散するおそれがある。ログ周面と丸ナイフの刃先との離間距離が直線距離で150〜250mmとなった際にスプレー塗布装置50から丸ナイフ31の側面に薬液を噴霧して付着するようにすれば、このような事故が生ずるおそれがない。なお、ログ20が150〜250mmの位置から丸ナイフ31の刃先に接触するまでの時間は、生産性を考慮すると0.01〜0.5秒であり、この程度であれば、薬液を好適な量、丸ナイフ31の側面に十分に付着させることができる。
また、このように丸ナイフ31の刃先とログ20との距離に応じてスプレー塗布装置50から間欠的に薬液を噴霧する場合、上記ローターダンプニング方式のスプレー塗布装置52が適する。
他方、スプレー塗布装置50から丸ナイフ31への薬液の噴霧量は、トイレットロール10の端面に付与する薬液量に応じて適宜調整すればよい。トイレットロール10は、低密度で薬液の吸収性に優れるため、丸ナイフ31の側面に付着した薬液のうち、裁断面に接する部分に付着した薬液のほぼ全量が端面に付与されるようになる。したがって、裁断面に接する部分に対してどの程度薬液が付着されるかを考慮して、スプレー塗布装置からの噴霧量を調整すればよい。
他方、本実施形態においてトイレットロール10の端面14に付与する薬液は、芳香剤及び消臭剤の少なくとも一方を含むものであるのが望ましい。これらの薬液は、消費者が肌に直接触れることを嫌う場合があり、使用時に肌に接触するトイレットペーパーS3の表面に塗布するよりも、トイレットペーパーS3の縁が重層された部分であって、トイレットペーパーとして使用する際には殆ど使用者に接触することがない端面14に付与することが望ましいものである。なお、薬液は、端面14からの浸透深さは10mm未満、好ましくは5mm未満、より好ましくは1mmであるのがよい。換言すればトイレットペーパーの両側縁から10mm幅未満、好ましくは5mm幅未満、より好ましくは1mm幅未満の範囲まで薬液が浸透していてもよい。この程度であれば、肌を清拭した際に肌に直接触れるおそれが格段に少ないものとなる。これは、丸ナイフ31の側面への薬液付着量を調整することで、調整することができる。また、トイレットロール10の端面14は、トイレットペーパーの両側縁が重層されて形成されているため、接着性の高い薬液の場合、トイレットペーパーS3のスムーズな引き出しを阻害し、引き出す時にトイレットペーパーが破断したり、乾燥した薬液が粉落ちしてトイレ空間を汚したりするおそれが高まる。したがって、薬液は、過度の接着性を有さないものが望ましい。
本実施形態に係る消臭剤としては、茶、柿等から抽出されたポリフェノール類、スギ、ヒノキ等から抽出された精油類、二酸化チタン、二酸化アルミニウム、グラフト重合体系消臭剤、ベタイン化合物系消臭剤、ジルコニウム化合物、銅化合物、ゼオライト、活性炭、イオン交換樹脂の少なくとも1種を含むものであるのが望ましい。
但し、スプレー塗布に適するのは、粘度が低くまた固形分を含まないものであり、そのような観点から最も好ましいのは、ポリフェノール系消臭剤である。ポリフェノール系消臭剤は、植物及び植物の加工品から抽出されるポリフェノール、及びそのポリフェノールの誘導体であり、フェノール系水酸基による反応性により、少なくともトイレ空間に存在する主たる悪臭成分の一つであるアンモニアに対する消臭機能を有する。もちろん、アンモニアに加えて、トイレ空間の悪臭成分として知られる、硫化水素、メチルメルカプタン、トリメチルアミンに対して反応性を有して消臭機能を有するものも存在し、用いるポリフェノール系消臭剤はそのようなものであってもよい。例えば、ポリフェノール誘導体の中には、特許3919729号のように人為的に分子量の高いポリフェノールに対して適宜の官能基を持たせて、特定の成分に対する消臭機能を付加或いは高めたものが知られているが、そのようなものであってもよい。なお、ポリフェノール系消臭剤は、ポリフェノール、ポリフェノール誘導体の何れか一方に限定されるわけではなく、双方が含まれていてもよい。また、数種のポリフェノール、ポリフェノール誘導体の混合物でもよい。
また、特に、ポリフェノール系消臭剤のなかでも、タンニン及びその誘導体が望ましい。タンニン及びタンニン誘導体は、分子量が大きくフェノール系水酸基を多く有するため消臭機能に優れる。なお、タンニンは、縮合型タンニン、加水分解型タンニンのいずれでよい。また、タンニンのなかでも、柿由来の柿タンニンは、分子量が非常に大きく、消臭効果に極めて優れるため、ポリフェノール系消臭剤としては、この柿タンニン及び柿タンニン誘導体の少なくとも一方を含むようにするのがよい。
ポリフェノール系消臭剤のより具体的な製品としては、リリース科学工業株式会社製のPancil COS-15、Pancil COS-17、Pancil CL-10、Pancil AS-10、Pancil AS-20、Pancil BA-210-1、Pancil COS-5、Pancil FG-22、Pancil FG-25、Pancil FG-30、Pancil FG-60、Pancil FG-70、Pancil FG-99、Pancil FX-10、Pancil PO -10、Pancil BA-200E-1が例示できる。
他方、本実施形態に係る芳香剤としては、天然系あるいは合成系の既知の香料を用いることができる。具体例としては、レモン油、グレープフルーツ油、ローズマリー油、ペパーミント油、マンダリン油、ライム油、ユズ油、カモミール油、ラベンダー油、ローズ油、スペアミント油等の天然香料類;リナロール、シトロネロール、メントール、ゲラニオール等のアルコール類等の合成香料などが挙げられる。これらは単独で用いても、複数を組み合わせて調合香料として用いてもよい。香料の選択は、所望の香調によって決定すればよい。
なお、他方、本実施形態においては、好ましくは紙管にも薬液を付与するのが望ましい。紙管内面に薬液を付与する場合には、端面に塗布する薬液と同一でも異なるものでもよい。
他方、本実施形態に係るトイレットロール10の製造方法においては、ログカッター設備X4で切断して個々のトイレットロール10とした後に、フィルム包装等して製品とすることができる。本実施形態に係るトイレットロール10においては、端面に塗布する薬液を消臭剤や芳香剤とするのであれば、製造後に店舗へ輸送する間や店舗で商品として陳列されている間に、異臭成分と消臭剤とが接触したり、消臭剤や芳香剤が意図せず揮散したりして、消臭機能が低下しないように、JIS K 7126(2006)(等圧法:モコン法/23℃×65%RH)による酸素透過度が0.1〜50ml/m2・dayのガスバリア性を有する樹脂製フィルムによって包装するのが望ましい。
2…原反ロール、10…トイレットロール、11…紙管、14…端面、S3…トイレットペーパー、L1…トイレットロールの直径(巻径)、L2…トイレットロールの幅、15…長尺紙管、16…重ね合わせ部、12…紙管原紙、13…糊付けロール、13…糊付けロール、S1…トイレットペーパー原紙、S2…2プライのトイレットペーパー原紙、17…コンタクトエンボス付与装置、18…ミシン目線付与装置、19…巻き取り装置、R…ロール、20…ログ、X2…ワインダー装置、X3…ログアキュームレーター、X4,X4a,X4b…ログカッター設備、30…カッター、31…丸ナイフ、32…供給手段、33…クランプ、34…アーム、35…回転軸、36…回転軸、41…コンベア手段、50…スプレー塗布装置、51…二流体噴霧方式のスプレー塗布装置、52…ローターダンプニング噴霧方式のスプレー塗布装置、60…薬液保持穴、110A…薬液通路、110B…エアー通路、142…噴射部、143…流体室、144…噴霧口、145…シャッター。

Claims (7)

  1. トイレットロールと同径でかつ長さがトイレットロールの複数倍以上ある、トイレットロールの中間製品であるログを、回転する丸ナイフによって個々のトイレットロールに切断する切断工程を有し、
    その切断工程において、スプレー塗布装置によって丸ナイフの側面に薬液を噴霧して付着させつつログの切断を行い、丸ナイフの側面からこれに接触する切断面に薬液を付与することを特徴とする端面に薬液が付与されたトイレットロールの製造方法。
  2. 側面に深さ2〜40μm、大きさ100〜300μm2の多数の薬液保持穴を有する丸ナイフを用いる、請求項1に記載の端面に薬液が付与されたトイレットロールの製造方法。
  3. 静止状態のログの周面に移動する丸ナイフを押し当ててログの切断を行なう請求項1又は2記載の端面に薬液が付与されたトイレットロールの製造方法。
  4. トイレットロールの幅に間隔を空けて並設された丸ナイフ群に、ログ周面を当てて、複数のトイレットロールを同時に切り出す、請求項1又は2記載の端面に薬液が付与されたトイレットロールの製造方法。
  5. スプレー塗布装置から丸ナイフ側面に薬液を間欠的に噴霧するようにし、ログ周面と丸ナイフの刃先との離間距離が直線で所定距離となった際に、前記スプレー塗布装置から丸ナイフ側面に薬液を噴霧する、請求項1〜4の何れか1項に記載の端面に薬液が付与されたトイレットロールの製造方法。
  6. トイレットロールと同径でかつ長さがトイレットロールの複数倍以上ある、トイレットロールの中間製品であるログから個々のトイレットロールを切断する回転する丸ナイフと、この丸ナイフの側面に向かって薬液を噴霧するスプレー塗布装置と、を備えることを特徴とする端面に薬液が付与されたトイレットロールの製造装置。
  7. 丸ナイフが、側面に深さ2〜40μm、大きさ100〜300μm2の多数の薬液保持穴を有する請求項6記載の端面に薬液が付与されたトイレットロールの製造装置。
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