JP6110572B2 - 切断ヘッド及び毛切断器具 - Google Patents

切断ヘッド及び毛切断器具 Download PDF

Info

Publication number
JP6110572B2
JP6110572B2 JP2016543194A JP2016543194A JP6110572B2 JP 6110572 B2 JP6110572 B2 JP 6110572B2 JP 2016543194 A JP2016543194 A JP 2016543194A JP 2016543194 A JP2016543194 A JP 2016543194A JP 6110572 B2 JP6110572 B2 JP 6110572B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blade
cutting head
skin protector
skin
stationary blade
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016543194A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017500961A (ja
Inventor
シュラッター,ベルンハルト
ヤニー,ミヒャエル
ヨハネス オーバーマン,ヴォルフガング
ヨハネス オーバーマン,ヴォルフガング
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koninklijke Philips NV
Original Assignee
Koninklijke Philips NV
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Koninklijke Philips NV filed Critical Koninklijke Philips NV
Publication of JP2017500961A publication Critical patent/JP2017500961A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6110572B2 publication Critical patent/JP6110572B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B26HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
    • B26BHAND-HELD CUTTING TOOLS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B26B19/00Clippers or shavers operating with a plurality of cutting edges, e.g. hair clippers, dry shavers
    • B26B19/02Clippers or shavers operating with a plurality of cutting edges, e.g. hair clippers, dry shavers of the reciprocating-cutter type
    • B26B19/04Cutting heads therefor; Cutters therefor; Securing equipment thereof
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B26HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
    • B26BHAND-HELD CUTTING TOOLS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B26B19/00Clippers or shavers operating with a plurality of cutting edges, e.g. hair clippers, dry shavers
    • B26B19/38Details of, or accessories for, hair clippers, or dry shavers, e.g. housings, casings, grips, guards
    • B26B19/42Details of, or accessories for, hair clippers, or dry shavers, e.g. housings, casings, grips, guards providing for straightening the hair to be cut, e.g. by means of bristles; providing for tensioning the skin, e.g. by means of rollers, ledges
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B26HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
    • B26BHAND-HELD CUTTING TOOLS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B26B19/00Clippers or shavers operating with a plurality of cutting edges, e.g. hair clippers, dry shavers
    • B26B19/02Clippers or shavers operating with a plurality of cutting edges, e.g. hair clippers, dry shavers of the reciprocating-cutter type
    • B26B19/04Cutting heads therefor; Cutters therefor; Securing equipment thereof
    • B26B19/042Long hair cutters or older types comprising a cutting grid
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B26HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
    • B26BHAND-HELD CUTTING TOOLS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B26B19/00Clippers or shavers operating with a plurality of cutting edges, e.g. hair clippers, dry shavers
    • B26B19/02Clippers or shavers operating with a plurality of cutting edges, e.g. hair clippers, dry shavers of the reciprocating-cutter type
    • B26B19/04Cutting heads therefor; Cutters therefor; Securing equipment thereof
    • B26B19/06Cutting heads therefor; Cutters therefor; Securing equipment thereof involving co-operating cutting elements both of which have shearing teeth
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B26HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
    • B26BHAND-HELD CUTTING TOOLS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B26B19/00Clippers or shavers operating with a plurality of cutting edges, e.g. hair clippers, dry shavers
    • B26B19/38Details of, or accessories for, hair clippers, or dry shavers, e.g. housings, casings, grips, guards
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B26HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
    • B26BHAND-HELD CUTTING TOOLS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B26B19/00Clippers or shavers operating with a plurality of cutting edges, e.g. hair clippers, dry shavers
    • B26B19/38Details of, or accessories for, hair clippers, or dry shavers, e.g. housings, casings, grips, guards
    • B26B19/3846Blades; Cutters

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Forests & Forestry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Dry Shavers And Clippers (AREA)

Description

本発明は、毛切断器具、特に電動ボディグルーミング(body grooming)器具のための切断ヘッドに関し、切断ヘッドは、静止ブレード及びカッタブレードを含むブレードセットを有し、静止ブレード及びカッタブレードは、静止ブレード及びカッタブレードのそれぞれの歯によって共同で定められる少なくとも1つの歯付き前縁部(leading edge)を有し、切断ブレードは、毛を切るために静止ブレードに対して往復動されることができる。本開示はさらに、毛切断器具、特にそれぞれの切断ヘッドを備える電動ボディグルーミング器具に関する。
毛切断器具は、一般的に知られており、毛トリマ、バリカン及びシェーバを含み得る。電気毛切断器具は、配電線で供給される電気によって及び/又はバッテリによって動かされる。一般的に、毛切断器具は、人がきちんとした外観を有することを可能にするように、顔の毛及び頭の毛を整えるために使用される。この目的のため、専用毛切断器具、例えば、かみそり、シェーバ及びバリカンが良く知られている。
これに関連して、特許文献1は、ブレードボディ及びブレードヘッドを有する二枚ブレード毛トリミング装置を開示している。駆動装置が、ブレードボディの中に配置される。ブレードヘッドは、厚いブレード歯エッジ及び薄いブレード歯エッジを有する。さらに、ブレードヘッドは、固定ブレード及び可動ブレードを有する。固定ブレード及び可動ブレードは、それらの2つの対向するエッジにおいて、歯セクションをそれぞれ備える。可動ブレードは、毛を整えるために固定ブレードに対応して往復して動く。厚いブレード歯エッジは、荒く毛を切断する/整える動作のために使用されることになっている。薄いブレード歯エッジは、細かく整える/切断する動作のために使用されることになっている。
特許文献2は、電気カミソリのためのシェービングヘッドを開示し、外側静止ブレード及び内側可動ブレードを有し、これらの外側静止ブレード及び内側可動ブレードは、毛を切るように協働し、外側ブレードは保護櫛部と接続され、外側ブレード及び保護櫛部は管状ボディを共同で画定し、外側ブレード及び保護櫛部はそれぞれの歯を有し、保護櫛部の歯のピッチは、静止ブレードの歯のピッチと同じである。
特許文献3は、溝付き(slotted)静止カッタ、前記静止カッタに対してスライド可能な可動カッタ、前記静止カッタのそれぞれの側部に位置する溝付きガード部材であって前記溝付きガード部材の溝は前記静止カッタの溝と位置合わせされている溝付きガード部材、それぞれのガード部材及び静止カッタの中間に位置するスペーサ部材、及び前記静止カッタ、前記ガード部材及び前記スペーサ部材にそれぞれ係合するとともにそれらを単一のユニットに一体にする接続要素を有するシェービングヘッドを開示する。
しかし、近年、いわゆるボディグルーマー(body groomer)に対する増加する需要が認められている。ボディグルーマー又はボディグルーミング器具は、ユーザの首、顔又は頭を含まない体の領域の体毛を除去する、整える又は切るために使用され得る専用毛切断器具と称され得る。言い換えると、ボディグルーミング器具はまた、全身の毛切断及び/又はトリミング器具とも称され得る。ボディグルーミング器具は、したがって、特に、ユーザの敏感な皮膚の領域での、例えば、陰部(陰部の毛の切断)、到達しづらい領域等での毛切断動作に適するべきである。ボディグルーミング器具のためのさらなる用途は、脚のシェービング及び/又は脇毛剃りであり得る。
シェーバ及び/又は頭の毛トリマもまた一般的にこれらの用途に使用されていることが認められているが、幾つかの理由のために、多くのユーザは、上述のボディグルーミング用途のために別個のボディグルーミング器具を使用することを好むことが観察されている。これは、一方では、衛生上の理由と健康上の理由を有し得る。さらに、幾つかの体の領域におけるユーザの皮膚が特に、従来のシェーバ及び/又はトリマに対して特に敏感であることが観察されている。したがって、従来の既製のシェービング及び/又は頭の毛切断器具を使用することは、これらの敏感な領域における著しい皮膚刺激を引き起こし得る。
皮膚領域がユーザに実際に到達しづらいとき、処理されることになる皮膚領域に対して毛切断器具を正しく向ける及び/又は位置合わせすることが挑戦的であり得ることがさらに観察されている。皮膚に対する、毛切断器具の、特にその切断ヘッドの位置ずれはさらに皮膚刺激又は皮膚の切り傷さえ引き起こし得る。
したがって、まだ全身グルーミング器具の改良の余地がある。
US 2014/0026422 A1 CH 206 252 A US 2,262,388 A
したがって、本発明の目的は、毛切断器具のための、特に電動ボディグルーミング器具のための、切断ヘッドを提供することであり、これは、上述の欠点及び問題の少なくとも幾つかに対処し得る。特に、本開示の目的は、特に全身グルーミング器具に、より具体的には敏感な皮膚領域の毛の切断及び/又は脱毛に適する切断ヘッドを提供することである。敏感な皮膚領域において毛を切るときに皮膚刺激のリスクを減少させる切断ヘッドを提供することはさらに有利である。好ましくは、皮膚損傷のリスク及び/又は皮膚の切り傷でさえ著しく減らされることができる。切断ヘッドが全般的な切断性能に悪影響を及ぼすことなしにコスト効率が良い方法で特に全身グルーミング器具に設置され得ることがさらに好ましい。本開示の他の目的は、それぞれの切断ヘッドを備える、毛切断器具、特にボディグルーミング器具を提供することである。
本開示の第1の態様では、毛切断器具、特に電動ボディグルーミング器具のための切断ヘッドが提示され、切断ヘッドは:
− 静止ブレード及びカッタブレードを有するブレードセットであって、静止ブレード及びカッタブレードは、静止ブレード及びカッタブレードのそれぞれの歯によって共同で画定される少なくとも1つの歯付き前縁部を有し、静止ブレード及びカッタブレードの歯は基本的に長手方向に延びる、ブレードセットと、
− 前記静止ブレードの歯と位置合わせされる複数のガイドタブを有する皮膚プロテクタと、を有し、
静止ブレードはさらに、特にその歯に、前面を有し、前面は、動作するとき、ユーザの皮膚に面するように配置され、
カッタブレードは、特に静止ブレードの歯において、前面から離れる方を向く静止ブレードの後面に、少なくとも部分的に配置され、
カッタブレードは、毛を切るために静止ブレードに対して往復動されることができ、
皮膚プロテクタのガイドタブは、長手方向変位方向において静止ブレードの歯の長手方向先端部に隣接して配置され、
皮膚プロテクタは、特にそのガイドタブにおいて、前面を画定し、前面は、動作するとき、ユーザの皮膚に面するように配置され、
皮膚プロテクタの前面は、静止ブレードの前面から少なくとも部分的に後方にオフセット(offset)され、
皮膚プロテクタは、切断ヘッドのハウジング領域の対応する相手部分(mating portion)に適合する少なくとも1つのスナップ留め(snap-on)要素を有する。
上述の態様は、毛切断器具が毛を切る及び/又は整える試みで皮膚に沿って動かされるとき、皮膚プロテクタのガイドタブが「波よけ堤(wave breaker)」として作用し得るという洞察に基づく。これは、皮膚プロテクタが、次の切断動作のために皮膚を準備するように処置されることになる皮膚部分に実際に接触し得ることを含む。典型的には、ブレードセットが皮膚に沿って動かされるとき、いわゆる皮膚***が形成されることができ、これは、ブレードセットの切断エッジと接触するようになり得る可能性が高い。皮膚が敏感且つ柔らかいほど、皮膚***又は皮膚ドームのリスクが高くなり得る。したがって、皮膚プロテクタのガイドタブの配置は、皮膚***及び/又は皮膚ドームの形成を避けるために皮膚を滑らかにするために使用され得る。したがって、皮膚刺激のリスクは、著しく減らされ得る。
さらに、皮膚プロテクタは、切られることになる毛のためのガイドとして作用し得る。概して、皮膚プロテクタのガイドタブは、静止ブレードの歯の長手方向延長部と見なされ得る。ガイドタブは静止ブレードの歯と位置合わせされるので、ガイドタブの間のそれぞれのスロット又はスペースもまた、静止ブレードの歯の間のそれぞれのスロットとも位置合わせされる。したがって、毛は、静止ブレードに案内されることができるとともに、静止ブレードに対するカッタブレードの往復運動に際しハサミ様切断動作で切られることができる。
上述のように、皮膚プロテクタの前面は、静止ブレードの前面から少なくとも部分的に後方にオフセットされている。したがって、皮膚プロテクタは、所望の(残りの)長さに毛を整えるために典型的に使用される従来の間隔をあける取り付け櫛部と見なしてはならない。皮膚プロテクタが切断ヘッドに取り付けられていても、多くの用途において毛を完全に除去又は切断する(好ましくは、残りの長さが0.0mm又はほぼ0.0mm)ことが依然として望まれる。したがって、皮膚プロテクタは、整えられることになる皮膚と実際に接触するようになる皮膚プロテクタの前面が、そのような切断動作の間に皮膚と実際に接触するようになる静止ブレードの前面から後方にオフセットされるので、切断ヘッドのシェービング性能にそれほど影響を及ぼさない。言い換えると、ブレードセット、特に、その静止ブレードは、動作するとき、皮膚に向かって、皮膚プロテクタを、特にその前面を超えて少なくとも僅かに突出する。
皮膚プロテクタを備える切断ヘッドが特に、全身トリミング及び/又はグルーミング動作に適する。切断ヘッドは、陰部、脇の下等のような敏感な皮膚領域で使用されることができる。切断ヘッドは特に、陰部の毛の切断、特に陰部のシェービング、脇の下のシェービング、脚のシェービング等に適する。概して、皮膚プロテクタを備える切断ヘッドは、ユーザがかろうじてアクセス可能及び/又見える到達するのが困難な皮膚領域で使用され得る。
概して、皮膚プロテクタの前面及び静止ブレードの前面は、平行な方法で互いにオフセットされ得る。しかし、厳密に平行なオフセットは、必ずしも必要とされるわけではない。この点で、製造公差に関して、必要とされる抜き勾配(draft angle)及び皮膚プロテクタの前面と静止ブレードの前面との間の少なくとも僅かな角度偏移にさらに影響する要因が生じ得ることが認められる。さらに、皮膚プロテクタの前面及び静止ブレードの前面は、切断ヘッドの基準座標系X−Y−Zの全体の長手方向X及び全体の横方向Zによって定められる平面に基本的平行であり得る。しかし、これは必要な必要条件ではない。さらに、皮膚プロテクタの前面及び/又は静止ブレードの前面は、好ましくは、実質的に平面形状を有する。しかし、これは、必要な基本的な必要条件ではない。
例えば、再び抜き勾配、製造の問題等に言及すると、皮膚プロテクタの前面及び静止ブレードの前面の少なくとも一方は、少なくとも部分的に又は断面的に湾曲し得る。しかし、皮膚プロテクタの前面及び静止ブレードの前面のそれぞれは、長手方向X及び横方向Zによって定められる平面に実質的に平行である少なくとも実質的に平面形状を有し得る。静止ブレードの前面は、静止ブレードの少なくとも歯において、長手方向X及び横方向Zによって定められる平面に対して少なくとも僅かに後方に傾けられ得る。加えて、又は代替的には、少なくとも部分的にガイドタブにおいて、皮膚プロテクタの前面は、長手方向X及び横方向Zによって定められる平面に対して僅かに後方に傾けられ得る。
皮膚プロテクタは、一般的に、皮膚保護ガードと称され得る。皮膚プロテクタは、身づくろいされることになる皮膚を滑らかにするために、調整する(condition)ために及び/又は同じ高さにする(level)ために配置される。皮膚プロテクタのガイドタブは、一般的に、ガイド歯、ガードリブ等と称され得る。
これに関連して、皮膚プロテクタが孤立して本開示の別個の独立した態様を形成し得ることに何の価値もない。皮膚プロテクタは、切断ヘッドに取り付けられ得るとともに、向上した皮膚保護機能を持つ切断ヘッドを提供し得る。したがって、それぞれの皮膚プロテクタを備える切断ヘッドが特に、敏感な皮膚領域の毛切断及び/又はシェービング動作に適する。
少なくとも1つのスナップ留め要素のおかげで、皮膚プロテクタの取り付け及び/又は取り外しはさらに容易にされることができる。したがって、切断ヘッドが1より多い皮膚プロテクタを備えることができ、それぞれの皮膚プロテクタは、例えば、それらのガイドタブの数及び形状が異なり得ることがさらに想定され得る。
本開示の文脈の中のボディグルーミング器具は、好ましくは、静止ブレード及びカッタブレードを有するブレードセットに隣接するフォイルシェービング部(foil shaving section)を実装しない装置である。言い換えると、中心トリミングブレードセット及び2つの隣接するフォイルシェービング部の組み合わせを実装する従来のひげそり−これは顔の毛をシェービングするのに良く適している−は、ボディグルーミング、特に全身グルーミング用途に良く適していない。したがって、少なくとも幾つかの実施形態と関連して、ボディグルーミング器具はまた、非フォイルタイプ又はフォイル無し全身グルーマーとも称され得る。
1つの実施形態では、皮膚プロテクタは、フレームボディから延びる少なくとも1列のガイドタブを有し、列のガイドタブは、静止ブレードの歯の間に配置されるそれぞれの歯溝と位置合わせされる、それらの間に配置される間隔をあけるスロット(spacing slot)と互い違いになる。横方向Zにおけるガイドタブの厚さが横方向Zにおける歯の厚さに適合されることがさらに好ましい。ガイドタブは、それぞれの歯と位置合わせされるので、ガイドタブの間のスロット及び歯の間のスロットもまた互いに位置合わせされる。したがって、毛は、ガイドタブの間の間隔をあけるスロットに入り得るとともに、体毛を通る切断ヘッドの運動に際して静止ブレードの歯の間のスペースに案内され得る。
切断ヘッドの他の実施形態では、静止ブレードにおける歯の数は、皮膚プロテクタにおけるガイドタブの数以上であり、皮膚プロテクタにおけるガイドタブの数に対する静止ブレードの歯の数の比は、好ましくは、整数である。言い換えると、比は、例えば、1:1、2:1、3:1、4:1等、整数の中にあり得る。
結果として、必ずしも静止ブレードのそれぞれの歯は、皮膚プロテクタのそれぞれのタブに割り当てられる必要はない。しかし、それぞれの場合で、各ガイドタブは、それぞれの歯と位置合わせされ得る。例えば、上述の比が2:1である場合、皮膚プロテクタのガイドタブの間のスペースは、2つの間隔をあけるスロット及びその間に配置された静止ブレードの歯に割り当てられ得るとともに位置合わせされ得る。
さらに他の例示的な実施形態では、ブレードセットは両側ブレードセットであり、静止ブレード及びカッタブレードは、第1の歯付き前縁部及び第1の歯付き前縁部から離れる方を向く第2の歯付き前縁部を定め、第1の歯付き前縁部及び第2の歯付き前縁部は、互いに長手方向に離間され、皮膚プロテクタは、第1の歯付き前縁部に関連付けられるガイドタブの第1の配置及び第2の歯付き前縁部に関連付けられるガイドタブの第2の配置を有する。
二側又は両側配置は、切断ヘッドが、基本的に細長いが少なくとも僅かに湾曲したハウジングを有する毛切断器具に取り付けられるとき、より多くの体の領域に切断ヘッドが到達し得るという利点を有し得る。さらに、ユーザは、毛切断器具を押すとともに引くことができ、いずれの場合も、2つの歯付き前縁部の1つの歯付き前縁部が毛を切断し得る。したがって、ストロークの押す段階及び引く段階の両方が毛を切断するために使用されることができ、機能しない行程が減らされることができる。切断性能はしたがって増加することができる。
第1の歯付き前縁部における静止ブレードの歯及び第2の歯付き前縁部における静止ブレードの歯が互いに横方向にオフセットされ、ガイドタブの第1の配置及びガイドタブの第2の配置が、同様の方法で互いにオフセットされることが、この文脈においてさらに好ましくなり得る。
言い換えると、切断ヘッド、特にそのブレードセット、より具体的には、静止ブレードは、基本的に非対称な方法で構成され得る。横方向Zにおける第1の歯付き前縁部と第2の歯付き前縁部との間の少なくとも僅かなオフセットが、存在し得る。しかし、第1の歯付き前縁部及び第2の歯付き前縁部の歯のそれぞれの「ピッチ」が、一定であり得る。例として、横方向Zにおいて、静止ブレードの第1の歯付き前縁部の歯は、静止ブレードの第2の歯付き前縁部の歯の間の歯溝と位置合わせされ得る。したがって、皮膚プロテクタのガイドタブもまた、第1の歯付き前縁部及び第2の歯付き前縁部において歯の位置と合致するように対応して適合されることが必須である。
さらに他の例示的な実施形態では、皮膚プロテクタは、切断ヘッドに解放可能に取り付けられるアタッチメント皮膚プロテクタとして構成され、皮膚プロテクタは好ましくは、弾性材料、特にプラスチック材料から作られる一体形成部品である。例として、静止ブレード及びカッタブレードは、金属材料、特に板金材料から少なくとも部分的に形成され得る。皮膚プロテクは、切断動作に直接関係しないので、プラスチック材料のような、柔らかい材料が用いられ得る。これは、皮膚プロテクタの熱伝導率が比較的低いという更なる利点を有し得る。したがって、切断動作の過程でカッタブレードと静止ブレードとの間に発生し得る熱は、皮膚プロテクタを大幅に加熱することができない。
他の例示的な実施形態では、皮膚プロテクタのセットが提供され、このセットは、切断ヘッドに解放可能に取り付けられ且つそれらのガイドタブの数及び形状において異なる。
さらに他の例示的な実施形態では、皮膚プロテクタ及び切断ヘッドは、皮膚プロテクタの逆にされた取り付けが妨げられることができるように切断ヘッドにおける皮膚プロテクタの取付位置を定めるように構成される、少なくとも1つの位置決め要素及び少なくとも1つの対応する係合要素を有する。これは、1より多い歯付き前縁部を有するブレードセットが用いられるとき、特に有益であり得る。皮膚プロテクタのガイドタブ及び静止ブレードの歯の適切な位置合わせ(アライメント)が、切断性能及び皮膚刺激の回避に重要であるので、皮膚プロテクタの失敗防止組立が特に有益である。少なくとも1つの位置決め要素及び少なくとも1つの対応する係合要素の一方は、皮膚プロテクタに関連付けられ得るとともに、他方は、切断ヘッドのハウジング領域に関連付けられ得る。言い換えると、切断ヘッドにおける皮膚プロテクタの前後逆の取り付け又は接続が基本的に不可能であることを確実にする取り付け機能が存在し得る。
さらに他の有益な実施形態では、ブレードセット及び切断ヘッドのハウジング領域は、ブレードセットの逆にされた取り付けが妨げられることができるように切断ヘッドにおけるブレードセットの取付位置を定めるように構成される少なくとも1つの位置決め要素及び少なくとも1つの対応する係合要素を有する。
さらに他の有益な実施形態では、皮膚プロテクタ及びブレードセットは、皮膚プロテクタの逆にされた取り付けが妨げられることができるように、ブレードセットに対する皮膚プロテクタの取付位置を定めるように構成される少なくとも1つの位置決め要素及び少なくとも1つの対応する係合要素を有する。
本質的に、ブレードセット及び皮膚プロテクタは、切断ヘッドに正しくとりつけられなければならないので、両方の相手ペア(mating pairs)、皮膚プロテクタ及び切断ヘッド並びに皮膚プロテクタ及びブレードセットが所望の向きで取り付けられることが考慮されなければならない。皮膚プロテクタ及びブレードセットは、直接又は間接の方法で適切に位置合わせされ得る及び/又は相互に配向され得る。最終組立状態において、それぞれの歯付き前縁部及びそれに割り当てられるガイドタブの列は、切断ヘッドにおける本来望まれ且つ定められる位置をとるべきである。
切断ヘッドのさらに他の実施形態では、皮膚プロテクタのガイドタブは、特に皮膚プロテクタの前面において、5.0mm(ミリメートル)未満である長手方向の長さ(longitudinal extension)lを有し、好ましくは、長手方向の長さlは、約3.0mmである。これらの値は、切断ヘッドの切断性能及び皮膚保護能力に良い影響を及ぼし得る。
さらに他の実施形態では、皮膚プロテクタの前面は、約0.0mmから約0.5mmの範囲、好ましくは約0.35mmから約0.5mmの範囲のオフセット寸法lで静止ブレードの前面から後方にオフセットされる。上記の範囲は、0.0mmの値を除き得る。結果として、静止ブレードは、皮膚プロテクタの前面を超えて少なくとも僅かに露出され得る。したがって、全体的な切断性能は維持され得る一方、皮膚刺激はさらに減らされ得る。
切断ヘッドのさらに他の実施形態では、皮膚プロテクタのガイドタブは、それらの長手方向端部に端部先端部を有し、端部先端部は、前面とガイドタブのそれぞれの傾斜端部表面とを接続し、前面とガイドタブの傾斜端部表面との間の傾斜の角度α(アルファ)が、約30°から60°(度)の範囲にある。好ましくは、傾斜の角度αは、約40°から50°の範囲にある。より好ましくは、傾斜の角度αは、約45°である。概して、傾斜端部表面は内向きに傾斜し得る。言い換えると、皮膚プロテクタの前方部分における皮膚プロテクタの全長手方向長さは、皮膚プロテクタの後方部分における皮膚プロテクタの全長手方向長さより大きくなり得る。概して、ガイドタブのそれぞれは、三角形又はくさび形であり得る。皮膚プロテクタにおけるガイドタブの列は、それぞれの全体にわたる傾斜端部表面を定め得る。好ましくは、ガイドタブの端部先端部は、丸くされる。さらに、ユーザの皮膚と接触し得る皮膚プロテクタの、特にガイドタブの、外部エッジは、丸くされ得る。
さらに他の実施形態では、皮膚プロテクタは、フレームボディによって形成されるループ状閉鎖構造を有し、閉鎖構造はブレード開口を囲み、ブレードセットは、取付状態においてブレード開口に配置され、フレームボディは、長手方向端部において2つの反対側の、実質的に横方向に及び垂直に延びるベースラグ(base lug)、及び横方向端部において、2つの反対側の、実質的に長手方向に及び垂直に延びる側部ラグ(side lug)を有し、ベースラグ及び側部ラグの少なくとも一方は、取付アライメント機構、具体的には凹部又は突出部を有する。好ましくは、取付アライメント機構は、反対側のベースラグ又は側部ラグに存在しない。したがって、取付動作の過程における皮膚プロテクタの位置ずれが回避され得る。
上述の実施形態は、側部ラグがブレードセットの横方向端部に隣接して配置される基本的にU形状の横方向ブラケット部分に結合されるという点においてさらに開発され得る。横方向ブラケット部分は、ブレードセットの前面に平行な平面で見られる以外ではU形状であり得る。ベースラグは、スナップ留め機構を有し得るとともに、切断ヘッドのハウジング領域における相手係合要素(mating engagement element)に係合させるための少なくとも1つの係合要素を含む。代替的には、又は追加で、側部ラグは、スナップ留め機構を有し得るとともに、切断ヘッドのハウジング領域における相手係合要素(mating engagement element)に係合させるための少なくとも1つの係合要素を含む。概して、皮膚プロテクタは、取付櫛部と基本的に同様の全体的な外観を有し得る。しかし、取付櫛部は典型的には、所望の残りの長さに毛を切ることを可能にするようにブレードセットを皮膚から離間させる。対照的に、皮膚プロテクタは、ブレードセット、特にその静止ブレードが、皮膚プロテクタに対して少なくとも僅かに持ち上げられるように、形成される。したがって、皮膚プロテクタは基本的に、切断長さに影響を及ぼさない。
本開示の他の態様によれば、毛切断器具、具体的には、電動ボディグルーミング器具が提示され、毛切断器具は、本明細書に開示される少なくとも幾つかの実施形態による切断ヘッド及び皮膚プロテクタを有する。一般的に、毛切断器具は、電動毛切断器具と見なされ得る。したがって、モータが、ブレードセットを駆動するために設けられ得る。典型的には、可動カッタとも称され得るカッタブレードは、静止ブレードに対して移動可能である。カッタブレードは、静止ブレードに対して、特に振動する又は往復動する方法で、駆動され得る。概して、毛切断器具は、少なくとも僅かに湾曲し得る細長いハウジングを有することができ、ハウジングはさらに、第1の端部及び第1の端部の反対側にある第2の端部を有し得る。ハウジングの第1の端部に、切断ヘッドが配置されることができ、そこに、皮膚プロテクタが取り付けられ得る。毛切断器具のハウジングの第2の端部は、ハンドル端部と称され得る。毛切断器具は、全身トリマと称され得る。
本発明のこれらの及び他の態様は、以下に記載される実施形態から明らかになるとともに同実施形態を参照して説明されるであろう。
電気毛切断器具、特に電動ボディグルーミング器具の例示的な実施形態の概略斜視図を示す。 駆動機構によって駆動されることができる毛切断器具のためのブレードセットの斜視図を示す。 図2によるブレードセットの長手方向側面図を示す。 図3の線IV−IVに沿った図2及び3によるブレードセットの横方向部分断面側面図を示す。 ブレードセットの静止ブレード及びカッタブレードの斜視図を示し、静止ブレード及びカッタブレードは分解された状態で示されている。 ブレードセット及び切断ヘッドに取り付けられた皮膚プロテクタを有する切断ヘッドの実施形態の斜視図を示し、ハウジング部分は説明用に取り外されている。 図6に示された切断ヘッドの配置の部分正面図である。 図7の線VIII−VIIIに沿った図6及び7に示された切断ヘッドの部分断面側面図である。 図7の線IX−IXに沿った図6及び7に示された切断ヘッドの部分断面側面図である。 ブレードセットに結合される皮膚プロテクタの部分詳細長手方向側面図である。 切断ヘッド及び切断ヘッドに取り付けられることができる皮膚プロテクタの部分斜視図であり、皮膚プロテクタは図11において分離した状態で示されている。 別の向きの図11に示された切断ヘッドの配置の他の斜視図であり、皮膚プロテクタは取り付けられた状態で示され、切断ヘッドの部分断面図が示されている。
図1は、毛切断器具10、特にボディグルーミング器具10の例示的な実施形態を、単純化された斜視図で、概略的に示す。上述のように、毛切断器具10はまた、全身グルーミング器具とも称され得る。毛切断器具10はしたがって、顔の毛及び/又は頭の毛を切ることを主に意図するものではない。むしろ、毛切断器具10は、陰部、脇の下の領域、等のような、敏感な体の領域の毛を切るのに特に適する。
毛切断器具10は、細長いハウジング12を有する。ハウジング12は、第1の端部及び第1の端部から反対側の第2の端部を有する。ハウジング12の第2の端部はまた、ハンドル端部とも称され得る。一般的に、ハウジング12は、ユーザがハウジング12を握り得るハンドル部分14を有する。一般的に、ハウジング12は、管状又はシャフト状の方法で形成され得る。さらに、ハウジング12は、長手方向の細長い延長において少なくとも僅かに湾曲又はバナナ形状にされ得る。
ハウジング12はさらに、オペレータ制御部16、例えば、オン/オフボタン等を有し得る。ハウジング12の第1の端部に、切断ヘッド18が設けられ得る。ハウジング12の第1の端部はしたがって、首部とも称され得る。図1に示されるように、切断ヘッド18は、ブレードセット20を有し得る。ブレードセット20は、少なくとも1つの歯付き前縁部22、24を定め得る。図1では、ブレードセット20は、第1の歯付き前縁部22及び第1の歯付き前縁部22から離れる方を向く第2の歯付き前縁部24を定める。
毛を切るために、ユーザは、ハンドル部分14で毛切断器具10のハウジング12を握り得るとともに毛を通して切断ヘッド18を参照数字28によって示される移動方向に動かし得る。理想的な移動方向28は、ブレードセット20の切断動作の方向とも称され得る(参照数字30によって示される)横方向と概して直角であり得る。切断ヘッド18のハウジング領域が、参照数字32によって図1に示されている。さらに、参照数字34によって示される破線は、切断ヘッド18がハウジング12に取り付けられ得る取付インタフェース34を示す。幾つかの実施形態では、切断ヘッド18は、ハウジング12に解放可能に取り付けられ得る。しかし、代替実施形態では、切断ヘッド18は、ハウジング12に恒久的に且つ固定して取付けられ得る。したがって、これらの実施形態では、取付インタフェース34が設けられる必要はない。
図1では、ハウジングの長手方向/細長い延長の主方向が、参照数字26によって示されている。ハウジング12は、少なくとも僅かに傾斜され得る及び/又は湾曲され得る。結果として、切断ヘッド18及びブレードセット20は、細長い方向26に直角である平面に対して少なくとも僅かに傾斜され得る。したがって、ブレードセット20が第1の歯付き前縁部22及び第2の歯付き前縁部24を定め得ることを考慮すれば、毛切断器具10のユーザ又はオペレータは、毛切断器具10を少なくとも2つの異なる操作の向きで操作し得る。これは、離れた且つ到達しづらい皮膚領域に到達することを容易にし得る。
ハウジング12はさらに、ブレードセット20のための駆動機構を収容し得る。駆動機構(図1には示されていない)は、電気モータ並びにモータ及びブレードセット20に結合し得る力伝達ユニットを有し得る。さらに、内部制御ユニットが設けられ得る。毛切断器具10は、電池で動く及び/又はコンセントで動く/電線で動き得る。したがって、少なくとも幾つかの実施形態では、ハウジング12はさらに、バッテリユニットを収容し得る。好ましくは、毛切断器具10は、防水式に設計される。これは、ユーザが、毛切断器具10を基本的に湿った環境、例えば、浴槽又はシャワーの中で操作し得ることを含み得る。
参照の便宜上、座標系が本明細書の幾つかの図面に示されている。例として、デカルト(右手)座標系X−Y−Zが図2に示されている。それぞれの座標系の軸Xは、本開示のために、概して長さに関連付けられる概して長手方向に延びる。座標系の軸Yは、説明目的のために、少なくとも幾つかの実施形態において、概して垂直方向と称され得る、高さ(又は垂直)方向に延びる。座標系の軸Zは、本開示のために、幅に関連付けられる横(又は横断)方向に延びる。座標系X−Y−Zの毛切断器具10の特徴及び/又は実施形態との関連付けは、主に説明目的のために提供され、限定する方法で解釈されるものではないことは言うまでもない。当業者は、異なる向きを含む代替実施形態、それぞれの図及び説明に直面するとき、本明細書に提供される座標系を容易に転換及び/又は変換し得ることが理解されるべきである。本開示のために、座標系X−Y−Zは概して、ブレードセット20を含む切断ヘッド18の主方向及び向きに位置合わせされることはさらに言及する価値がある。
さらに図2乃至5が参照される。図2は、図1に示された切断ヘッド18に実装され得るブレードセット20の斜視図である。ブレードセット20は、静止ブレード36及び、毛を切るために横方向Zと基本的に平行である切断方向30に互いに対して動かされ得るカッタブレード38を有する。静止ブレード36及びカッタブレード38は、図5により詳細に分解された状態で示される。
再び図2及び図3が参照される。ブレードセット20はさらに、静止ブレード36のためのベースを形成し得る受けフレーム40を有する。受けフレーム40は、切断ヘッド18のハウジング領域32に結合され得る支持弓(bow)又は支持ブラケット44を有し得、図1及び図11も参照されたい。支持ブラケット44は、一方では、静止ブレード36を直接又は間接の方法で受け得る。静止ブレード36は、支持ブラケット44に固定されるように配置され得る。したがって、支持ブラケット44と静止ブレード36との間の相対運動は、ブレードセット20を動作させるとき、意図されない。
図3及び4に最も良く見ることができるように、カッタブレード38もまた、受けフレーム40に配置され得る。しかし、カッタブレード38は、移動可能な方法で、特に摺動自在に移動可能な方法で受けられ得る。カッタブレード38は、切断方向30に静止ブレード36に対して動かされ得る。このために、カッタブレード38は、駆動機構のドライバ48によって係合され得る伝達部46に取り付けられ得る。例として、ドライバ48は、ハウジング12(図2には示されていない)に取り付けられ得る又は結合され得るピボット軸50に取り付けられることができる回動可能な駆動レバー(pivotable driving lever)として配置され得る。軸50周りのドライバ48の駆動回動運動(driving pivoting motion)が、参照数字52によって図2に示されている。したがって、ドライバ48の振動回転運動(oscillating swiveling motion)が静止ブレード36に対するカッタブレード38の往復スライド運動に変換されることができる。伝達部46に結合される出力端部の反対側であるドライバ48の入力端部において、モータ、特に、その出力シャフトの偏心部分が、ドライバ48に係合し得る。図2に最も良く見ることができるように、ドライバ48は、少なくとも僅かに湾曲し得る。結果として、ブレードセット20は、それぞれの電気モータの出力シャフトの向きに対して少なくとも僅かに傾斜し得る。
さらに、少なくとも1つの付勢要素42が、支持ブラケット44とカッタブレード38との間に配置され得る。付勢要素42、特に、第1及び第2の付勢要素42は、切断性能を向上させるために、カッタブレード38を実際に付勢して静止ブレード36に接触させ得る。さらに、付勢要素42は、カッタブレード38にリセット力を加え得るとともに、さらに、カッタブレード38の運動を緩和又は減衰させ得る。これは、切断性能及びブレードセット20の稼働ノイズに良い影響を及ぼし得る。
ブレードセット20の横方向端部において、支持ブラケット44と静止ブレード36を接続する横方向コネクタ56が設けられ得る。ブレードセット20の第1の歯付き前縁部22及び第2の歯付き前縁部24は概して、横方向Zに延び得る。第1の歯付き前縁部22及び第2の歯付き前縁部24は、長手方向Xにおいて互いに離間され得る。
図4から最も良く見ることができるように、静止ブレード36及びカッタブレード38は、垂直方向又は高さ方向Yに積み重ねられる。静止ブレード36の前面が、図3に参照数字58によって示される。前面58は、ブレードセット20が動作しているとき、典型的には皮膚に面する静止ブレード36の側部又は表面である。典型的には前面58から離れる方を向く後面が、図3に参照数字60によって示される。カッタブレード38は、静止ブレード36とその後面60で接触する。
図4からさらに見ることができるように、第1の歯付き前縁部22及び第2の歯付き前縁部24に関連付けられる静止ブレード36のそれぞれの部分は、少なくとも僅かに傾斜及び/又は湾曲され得る。したがって、前面58及び後面60は、互いに並びに/又は長手方向X及び横方向Zによって定められる平面に必ずしも完全に平行である必要はない。しかし、前面58及び後面60は、前述の平面X−Zに実質的に平行であることが想定され得る。
特に図4及び図5を参照すると、ブレードセット20の例示的な実施形態が、さらに詳述される。ブレードセット20の歯付き前縁部22、24は、静止ブレードの一連の歯62及びカッタブレードの対応する一連の歯64によって形成され得る。歯62、64は、基本的に長手方向Xに延び得る。一列又は一連の歯62、64は、基本的に横方向Zに延び得るとともに対応する前縁部22、24を形成し得る。歯62、64の間に、それぞれの歯溝又はスロットが設けられ得る。毛は、スロットに入り、次に、静止ブレード36に対するカッタブレード38の相対運動のために切断され得る。静止ブレード36の歯62の先端が、図3及び4において、参照数字66によって示されている。カッタブレード38の歯64の先端が、図3及び4において、参照数字72によって示されている。静止ブレード36の歯62及びカッタブレード38の歯64の両方は、少なくともそれらの横方向側部において、互いに向き合う切断エッジを有し得るとともに、カッタブレード38が静止ブレード36に対して動かされるとき、ハサミで切る又はせん断作用で毛を切るようにブレードに接触するようになり得る。
図4及び図5からさらに見ることができるように、カッタブレード38は、ガイド又は摺動スロット68を形成する基本的にU形状のフレームボディを有し得る。U形状輪郭の端部に、歯付き部分が設けられることができ、これは、静止ブレード36のそれぞれの歯62とともに前縁部22、24を形成する。概して、カッタブレード38は、それに応じて形成され且つ処理され得るシートメタルブランク(sheet metal blank)から得られ得る。
静止ブレード36は、翼の様な様式に形成され得るとともに接続又は接着され得る2つの部分から構成され得る。構成要素のそれぞれは、第1の歯付き前縁部22及び第2の歯付き前縁部24それぞれの一方の歯62を結局は形成し得る。翼形状構成要素のそれぞれは、基本的にL形状セクションを有し得る。両方の構成要素は、例えば、接着、溶接等により、互いに適切に取り付けられ得る。したがって、静止ブレード36は、横方向Zに延びる基本的にT形状輪郭を有し得る。T形状輪郭のステムが、カッタブレード38のガイド又は摺動スロット68と協働するように配置されるガイド支持部70を定め得る。組立てられた状態では、ガイド支持部70は、摺動スロット68に挿入され得る。したがって、静止ブレード36は、カッタブレード38の対応するスロットに係合するカッタブレード38のための突出ガイドを提供し得る。カッタブレード38は、静止ブレード36に対して、横方向Zに往復動する方法で動かされ得る。長手方向X及び垂直方向Yにおけるガイド支持部が、静止ブレード36によって提供される。付勢要素42は、カッタブレード38を静止ブレード36に対して付勢して当接させ得る。したがって、カッタブレード38の長手方向位置及び垂直位置は、十分に定められ得る。
再び図2及び3が参照される。図3から見ることができるように、ブレードセット20は、長手方向X及び垂直方向Yに平行である中心面に対して基本的に対称に形成される。しかし、ブレードセット20は、定められた向きで切断ヘッド18(図1)に常に取り付けられることが好ましい。特に、ブレードセット20のいわゆる前後逆の取付が回避されるべきである。したがって、少なくとも幾つかの実施形態では、ブレードセット20が切断ヘッド18に所望の向きでのみ取り付けられることができることを確実にする少なくとも1つの係合要素54を持つ、ブレードセット20、特にその受けフレーム40を提供することが好ましい。例として、横方向コネクタ56は、それぞれの特徴部を備え得る。図2及び3に見ることができるように、例示の係合要素54が、例えば係合タブを有し得るが、他の形状も可能である。概して、係合タブ54は、受けフレーム40における、特にその横方向コネクタ56における、突出部又は凹部として配置され得る。係合要素54は、ハウジング領域32に設けられる対応する相手係合要素108に係合するように配置されることができ、図11も参照されたい。
さらに図6乃至12が参照される。図6から見ることができるように、皮膚ガード又は皮膚プロテクタ76が、切断ヘッド18に、特にそのハウジング領域32に取り付けられ得る。皮膚プロテクタ76は、弾性材料から、特にプラスチック材料から作られることができる。好ましくは、皮膚プロテクタ76は、一体に形成される部品である。皮膚プロテクタ76は、切断ヘッド18に解放可能に取り付けられ得る。代替形態では、皮膚プロテクタ76は、恒久的に固定して取付けられ得る。結果として、皮膚プロテクタ76は、切断ヘッド18の追加部品又は一体部品として提供され得る。皮膚プロテクタ76は、少なくとも1列のガイドタブ78を有し得る。好ましくは、皮膚プロテクタ76は、第1の歯付き前縁部22に関連付けられる第1の列のガイドタブ78及び第2の歯付き前縁部24に関連付けられる第2の列のガイドタブ78を有する。図7及び図10から最も良く見ることができるように、ガイドタブ78は、好ましくは、静止ブレード36の歯62に、特に長手方向Zにおいて、位置合わせされ得る。結果として、ガイドタブ78は、歯62の長手方向延長部として機能し得るとともに、それぞれの皮膚部分がブレードセット20と接触するようになる前に、剃られることになる皮膚領域の皮膚を準備させ得る
さらに図6から見ることができるように、皮膚プロテクタ76は、フレームボディ80、好ましくは、その中にブレードセット20、特にその静止ブレード36が皮膚プロテクタ76の取り付け状態で配置され得るブレード開口82(図11も参照)を囲む閉鎖フレームボディ80を有し得る。フレームボディ80はさらに、長手方向Xに離間されるとともに概して横方向Z及び垂直方向Yに延びる2つのベースラグ84を有し得る。さらに、フレームボディ80は、横方向Zに離間されるとともに横方向X及び素直方向Yに基本的に延びる2つの側部ラグ86を有し得る。側部ラグ86はさらに、オペレータの手によって容易に握ることができる、ハンドリング特徴部、特にハンドリング突起又は刻み目を有し得る。さらに、2つのベースラグ84の一方は、ハウジング領域32における、対応する位置合わせ機構、特に位置合わせ突出部106と係合するように配置される、位置合わせ又は位置決め機構、特に位置決め凹部88を備えることができ、特に図11を参照されたい。図13から最も良く見ることができるように、反対側のベースラグ84は、好ましくは、それぞれの位置決め凹部88を備えない。結果として、皮膚プロテクタ76は、ハウジング領域32に1つの所望の向きでのみ取り付けられることができる。取付の失敗が、回避されることができる。
代替的に又は追加で、ベースラグ84は、ハンドリング特徴部、特に、突出部、刻み目等を有し得る。代替的に又は追加で、側部ラグは86、ハウジング領域32にそれぞれの位置合わせ機構を係合させるように配置される位置合わせ又は位置決め機構を備え得る。
皮膚プロテクタ76のフレームボディ80はさらに、基本的にベースラグ84をそれに離接する側部ラグ86と接続する支持ブラケット90を有する。ベースラグ84の前端部に、皮膚プロテクタ76のそれぞれのガイドタブ78が設けられる。ガイドタブ78のそれぞれの前端面によって定められる皮膚プロテクタ76の前面が、参照数字92によって図6に示され、図8及び図9も参照されたい。
図8及び図9がさらに参照され、これらのそれぞれは、切断ヘッド18の拡大部分断面図を示している。図8は、図7の線VIII−VIIIに沿って取られた中心断面図を示す。図9は、図7の線IX−IXに沿って取られた断面図を示す。ブレードセット20、特に、その静止ブレード36は、皮膚プロテクタ76の前面92を超えて少なくとも僅かに突出することが好ましい。例として、静止ブレード36の前面58は、オフセット寸法lだけ皮膚プロテクタ76の前面92からオフセットされ得る。言い換えると、前面92は、静止ブレード36の前面58から後方にオフセットされ得る。概して、静止ブレード36の前面58は、基本的に同じ高さで平らな形状を有し得る。概して、皮膚プロテクタ76の前面92は、基本的に同じ高さで平らな形状を有し得る。しかし、図8及び9からも見ることができるように、それぞれの前面58、92は、必ずしも完全に平ら且つ互いに平行である必要はない。これは、特に、それぞれの歯付き前縁部22、24に関連付けられる前面58、92の反対側のセクションに当てはまり得る。
好ましくは、オフセット寸法lは、約(例えば、僅かに超える)0.0mmから約0.5mmの範囲にある。より好ましくは、このオフセット寸法は、約0.15mmから約0.5mmの範囲にある。定義を簡単にするために、このオフセット寸法lは、静止ブレード36と静止ブレード36の歯62の先端66に近接した皮膚プロテクタ78との間の移行部(又は移行部に隣接する位置)で決定され得る。好ましくは、垂直オフセットが決定され、これはオフセット寸法lと見なされ得る。しかし、オフセット寸法lを決定するための更なる方法が想定されることができ、例えば、静止ブレード36の前面58の最上点と皮膚プロテクタ78の前面92との間の垂直オフセットを決定することによる。
図8からさらに見ることができるように、ガイドタブ78は、基本的に三角形を有し得る。ガイドタブ78は、前面92及び前面92から基本的に離れる方を向く傾斜端部表面98によって区切られ得る。前面92及び傾斜端部表面98は、ガイドタブ78の端部先端部96で互いに結合し得る。傾斜端部表面98と前面92との間の傾斜の角度αが、約30°から約60°(度)の範囲に、好ましくは、約40°から約50°の範囲にあり得る。これらはさらに、皮膚プロテクタ76を取り付けられる切断ヘッド18の切断性能及び皮膚保護性能を向上させ得る。
ガイドタブ78の長手方向長さlが、図9に示されている。好ましくは、この長手方向長さlは、約0.0mmから約5.0mmの範囲にある。より好ましくは、長手方向長さlは、約2.0mmから約4.0mmの範囲にあり、さらにいっそう好ましくは、約2.5mmから約3.5mmの範囲にあり、さらにより好ましくは、この長手方向長さlは、約3.0mmである。上述の範囲及び値は、切断ヘッド18の輪郭追従能力と皮膚保護性能並びに切断ヘッドの毛切断能力の間の有利なトレードオフと見なされ得る。
図9からさらに見ることができるように、ブレードセット20に関連付けられる少なくとも1つの係合要素54、例えば、係合タブは、−取り付けられた状態において−、ハウジング領域32に設けられる、対応する位置決め要素108に、例えば、位置決め凹部に係合し得る。
図10、11及び12がさらに参照される。図11及び12から最も良く見ることができるように、ベースラグ84はさらに、少なくとも1つの係合要素又はスナップ留め要素94を有し得る。この目的のために、ベースラグ84は、スナップ留め要素94が切断ヘッド18のハウジング領域に設けられる少なくとも1つの対応する相手係合要素100と付勢されて接触し得るように、定められ得る。したがって、皮膚プロテクタ76とハウジング領域32との間のスナップ留め又はクリップ留め接続が達成され得る。好ましくは、皮膚プロテクタ76は、ハウジング領域32に解放可能に取り付け可能である。スナップ留め94は、図10及び11で基本的に隠れており、したがって、破線によって示されている。代替的には、又は追加で、側部ラグ86は、ハウジング領域32において側部ラグのための受け部分で対応する機構と係合し得るそれぞれのスナップ留め機構を備え得る。概して、スナップ留め要素は、切断ヘッド18における皮膚プロテクタ74の締まりばめ及び/又は圧力ばめ取付が達成され得るように、それらの相手部分に付勢されて接触し得る。
本発明が図面及び前述の説明において詳細に例示され説明されているが、このような例示及び説明は説明又は例示とみなされるべきであり、限定的ではない;本発明は、開示された実施形態に限定されるものではない。開示された実施形態に対する他の変形形態は、当業者によって、図面、明細書、及び添付の請求項の検討から、理解されるとともに、請求項に記載された発明を実施する際に実施されるであろう。
請求項において、用語“有する”は他の要素又はステップを除外せず、不定冠詞“a”又は“an”は複数を除外しない。単一の要素又は他のユニットは、請求項に記載の複数の項目の機能を実行し得る。特定の手段が相互に異なる従属項に記載されているという単なる事実は、これらの手段の組み合わせが有利に使用できないことを示すものではない。
請求項の如何なる参照符号もその範囲を限定するものとして解釈されるべきではない。

Claims (15)

  1. 毛切断器具のための切断ヘッドであって:
    − 静止ブレード及びカッタブレードを有するブレードセットであって、前記静止ブレード及び前記カッタブレードは、前記静止ブレード及び前記カッタブレードのそれぞれの歯によって共同で画定される少なくとも1つの歯付き前縁部を有し、前記静止ブレード及び前記カッタブレードの前記歯は基本的に長手方向に延びる、ブレードセットと、
    − 前記静止ブレードの前記歯と位置合わせされる複数のガイドタブを有する皮膚プロテクタと、を有し、
    前記静止ブレードはさらに、前記に前面を有し、前記前面は、動作するとき、ユーザの皮膚に面するように配置され、
    前記カッタブレードは、前記静止ブレードの前記歯において、前記前面から離れる方を向く前記静止ブレードの後面に、少なくとも部分的に配置され、
    前記カッタブレードは、毛を切るために前記静止ブレードに対して往復動されることができ、
    前記皮膚プロテクタの前記ガイドタブは、前記静止ブレードの前記歯の長手方向先端部に隣接して配置され、
    前記皮膚プロテクタは、前記ガイドタブにおいて、前面を画定し、前記前面は、動作するとき、ユーザの皮膚に面するように配置され、
    前記皮膚プロテクタの前記前面は、前記静止ブレードの前記前面から少なくとも部分的に後方にオフセットされ、
    前記皮膚プロテクタは、前記切断ヘッドのハウジング領域の対応する係合部分に適合する少なくとも1つのスナップ留め要素を有する、
    切断ヘッド。
  2. 前記皮膚プロテクタは、フレームボディから延びる少なくとも1列のガイドタブを有し、前記ガイドタブの前記列は前記列の間に配置される間隔をあけるスロットと互い違いになり、前記間隔をあけるスロットは、前記静止ブレードの前記歯の間に配置されるそれぞれの歯溝と位置合わせされる、
    請求項1に記載の切断ヘッド。
  3. 前記静止ブレードにおける前記歯の数は、前記皮膚プロテクタにおける前記ガイドタブの数以上であり、前記皮膚プロテクタにおける前記ガイドタブの数に対する前記静止ブレードの前記歯の数の比は、整数である、
    請求項1又は2に記載の切断ヘッド。
  4. 前記ブレードセットは両側ブレードセットであり、前記静止ブレード及び前記カッタブレードは、第1の歯付き前縁部及び前記第1の歯付き前縁部から離れる方を向く第2の歯付き前縁部を定め、前記第1の歯付き前縁部及び前記第2の歯付き前縁部は、互いに長手方向に離間され、前記皮膚プロテクタは、前記第1の歯付き前縁部に関連付けられる前記ガイドタブの第1の配置及び前記第2の歯付き前縁部に関連付けられる前記ガイドタブの第2の配置を有する、
    請求項1乃至3のいずれか1項に記載の切断ヘッド。
  5. 前記第1の歯付き前縁部における前記静止ブレードの前記歯及び前記第2の歯付き前縁部における前記静止ブレードの前記歯は、前記カッタブレードが往復動する方向に互いにオフセットされ、前記ガイドタブの前記第1の配置及び前記ガイドタブの前記第2の配置は、前記カッタブレードが往復動する方向に互いにオフセットされる、
    請求項4に記載の切断ヘッド。
  6. 前記皮膚プロテクタは、前記切断ヘッドに解放可能に取り付けられるアタッチメント皮膚プロテクタとして構成され、前記皮膚プロテクタは、弾性材料から作られる一体形成部品である、
    請求項1乃至5のいずれか1項に記載の切断ヘッド。
  7. 前記皮膚プロテクタのセットが提供され、前記セットは、前記切断ヘッドに解放可能に取り付けられ且つそれらの前記ガイドタブの数及び形状において異なる、
    請求項1乃至6のいずれか1項に記載の切断ヘッド。
  8. 前記皮膚プロテクタ及び前記切断ヘッドは、前記皮膚プロテクタの逆にされた取り付けが妨げられることができるように前記切断ヘッドにおける前記皮膚プロテクタの取付位置を定めるように構成される、少なくとも1つの位置決め要素及び少なくとも1つの対応する係合要素を有する、
    請求項1乃至7のいずれか1項に記載の切断ヘッド。
  9. 前記ブレードセット及び前記切断ヘッドのハウジング領域は、前記ブレードセットの逆にされた取り付けが妨げられることができるように前記切断ヘッドにおける前記ブレードセットの取付位置を定めるように構成される少なくとも1つの位置決め要素及び少なくとも1つの対応する係合要素を有する、
    請求項1乃至8のいずれか1項に記載の切断ヘッド。
  10. 前記皮膚プロテクタの前記ガイドタブは、前記皮膚プロテクタの前記前面において、5.0mm未満である長手方向の長さを有する、
    請求項1乃至9のいずれか1項に記載の切断ヘッド。
  11. 前記皮膚プロテクタの前記前面は、約0.0mmから約0.5mmの範囲のオフセット寸法で前記静止ブレードの前記前面から後方にオフセットされる、
    請求項1乃至10のいずれか1項に記載の切断ヘッド。
  12. 前記皮膚プロテクタの前記ガイドタブは、それらの長手方向端部に端部先端部を有し、前記端部先端部は、前記前面と前記ガイドタブのそれぞれの傾斜端部表面とを接続し、前記前面と前記ガイドタブの前記傾斜端部表面との間の傾斜の角度が、約30°から60°の範囲にある、
    請求項1乃至11のいずれか1項に記載の切断ヘッド。
  13. 前記皮膚プロテクタは、フレームボディによって形成されるループ状閉鎖構造を有し、前記閉鎖構造はブレード開口を囲み、前記ブレードセットは、取付状態において、前記ブレード開口に配置され、前記フレームボディは、長手方向端部において2つの反対側の、実質的に横方向に及び垂直に延びるベースラグ、及び横方向端部において、2つの反対側の、実質的に長手方向に及び垂直に延びる側部ラグを有し、前記ベースラグ及び前記側部ラグの少なくとも一方は、取付アライメント機構を有する、
    請求項1乃至12のいずれか1項に記載の切断ヘッド。
  14. 前記側部ラグは、前記ブレードセットの横方向端部に隣接して配置される基本的にU形状の横方向ブラケット部分に結合され、前記ベースラグ及び前記側部ラグの少なくとも一方は、スナップ留め機構を有するとともに、前記切断ヘッドのハウジング領域における相手係合要素に係合するための少なくとも1つの係合要素を含む、
    請求項13に記載の切断ヘッド。
  15. 毛切断器具であって、前記毛切断器具は、請求項1乃至14のいずれか1項に記載の切断ヘッドを有する、
    毛切断器具。
JP2016543194A 2014-09-18 2015-09-15 切断ヘッド及び毛切断器具 Active JP6110572B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP14185435 2014-09-18
EP14185435.6 2014-09-18
PCT/EP2015/071094 WO2016041959A1 (en) 2014-09-18 2015-09-15 Cutting head and hair cutting appliance

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017500961A JP2017500961A (ja) 2017-01-12
JP6110572B2 true JP6110572B2 (ja) 2017-04-05

Family

ID=51584981

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016543194A Active JP6110572B2 (ja) 2014-09-18 2015-09-15 切断ヘッド及び毛切断器具

Country Status (8)

Country Link
US (1) US20170190063A1 (ja)
EP (1) EP3131711B1 (ja)
JP (1) JP6110572B2 (ja)
CN (2) CN205600775U (ja)
BR (1) BR112016028997B1 (ja)
RU (1) RU2651550C1 (ja)
TR (1) TR201807727T4 (ja)
WO (1) WO2016041959A1 (ja)

Families Citing this family (35)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6110572B2 (ja) * 2014-09-18 2017-04-05 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェKoninklijke Philips N.V. 切断ヘッド及び毛切断器具
US10406702B2 (en) * 2014-09-18 2019-09-10 Koninkliike Philips N.V. Blade set, cutting appliance, and related manufacturing method
BR112017016529B1 (pt) * 2015-02-04 2021-07-06 Koninklijke Philips N.V. Cabeça de corte para um aparelho para corte de pelos e cabelo, e aparelho para corte de pelos e cabelo
CN106042010A (zh) * 2016-07-11 2016-10-26 佛山市顺德区雷泰电器制造有限公司 一种剃须刀刀头及其生产工艺
EP3300859B1 (en) * 2016-09-28 2021-09-01 Braun GmbH Beard trimmer
USD868377S1 (en) 2016-09-28 2019-11-26 Braun Gmbh Electric dry shaver brush
EP3300856B1 (en) * 2016-09-28 2021-06-02 Braun GmbH Beard trimmer
EP3300857A1 (en) 2016-09-28 2018-04-04 Braun GmbH Beard trimmer
EP3300860B1 (en) * 2016-09-28 2019-10-30 Braun GmbH Beard trimmer
JP1609295S (ja) 2016-11-10 2021-07-12
RU2759924C2 (ru) 2017-02-27 2021-11-18 Спектрум Брэндз, Инк. Электрический ручной триммер для волос с ограничителем ножей
EP3388206A1 (en) * 2017-04-14 2018-10-17 Koninklijke Philips N.V. Attachment comb, cutting head and hair cutting appliance
EP3415288A1 (en) * 2017-06-14 2018-12-19 Koninklijke Philips N.V. Hair cutting system and attachment
EP3424653A1 (en) 2017-07-07 2019-01-09 Koninklijke Philips N.V. Motion transmission unit, drive train and hair cutting appliance
EP3427909A1 (en) 2017-07-11 2019-01-16 Koninklijke Philips N.V. Hair guide for hair cutting apparatus
USD952946S1 (en) 2017-09-01 2022-05-24 Church & Dwight Co., Inc. Hair removal device
EP3517257A1 (en) * 2018-01-25 2019-07-31 Koninklijke Philips N.V. Blade set assembly and hair cutting appliance
EP3575049A1 (en) 2018-05-30 2019-12-04 Koninklijke Philips N.V. A hair guide and hair cutting assembly
USD922682S1 (en) * 2018-08-10 2021-06-15 Braun Gmbh Electric dry shaver
USD922684S1 (en) * 2019-01-24 2021-06-15 Braun Gmbh Part of a hair removal device
CN110181563A (zh) * 2019-06-26 2019-08-30 温州市日电电器有限公司 一种剃须刀头
USD914977S1 (en) 2019-07-19 2021-03-30 Church & Dwight Co., Inc. Handle for hair removal apparatus
USD925830S1 (en) 2019-07-19 2021-07-20 Church & Dwight Co., Inc. Head assembly for hair removal apparatus
USD936899S1 (en) 2019-10-18 2021-11-23 Church & Dwight Co., Inc. Hair removal apparatus
USD914978S1 (en) 2019-10-18 2021-03-30 Church & Dwight Co., Inc. Hair removal apparatus
USD940958S1 (en) 2019-11-18 2022-01-11 Church & Dwight Co., Inc. Articulating blade assembly for hair removal device
USD942687S1 (en) 2019-11-18 2022-02-01 Church & Dwight Co., Inc. Articulating blade assembly for hair removal device
EP3854538A1 (en) * 2020-01-23 2021-07-28 Braun GmbH Electric beard trimmer
USD968707S1 (en) * 2020-04-09 2022-11-01 Koninklijke Philips N.V. Grooming apparatus
EP3907044A1 (en) * 2020-05-08 2021-11-10 Braun GmbH Electric beard trimmer
CN111660327B (zh) * 2020-06-15 2022-04-05 慈溪市吉望刀剪有限公司 一种有保护套的推剪刀头及其毛发推剪器
USD950850S1 (en) * 2020-07-14 2022-05-03 Ce Li Shaver
USD1010223S1 (en) * 2020-11-06 2024-01-02 Braun Gmbh Hair removal device
JP2022155354A (ja) * 2021-03-30 2022-10-13 パナソニックIpマネジメント株式会社 櫛状外刃、刃ユニット、および電気かみそり
USD959742S1 (en) * 2021-07-31 2022-08-02 Jiabi Li Lady shaver

Family Cites Families (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2734266A (en) * 1956-02-14 schreyer
US2223205A (en) * 1936-12-05 1940-11-26 American Safety Razor Corp Dry shaver
US2326192A (en) * 1937-02-06 1943-08-10 Andis Clipper Co Shaving device
US2262389A (en) * 1937-06-26 1941-11-11 American Safety Razor Corp Shaving device
US2262388A (en) * 1937-06-26 1941-11-11 American Safety Razor Corp Shaving device
US2228258A (en) * 1937-12-13 1941-01-14 American Safety Razor Corp Shaving device
US2190481A (en) * 1938-06-23 1940-02-13 Barney R Nyhagen Dry shaver
CH206252A (de) * 1938-11-23 1939-07-31 Kobler & Co Scherkopfstück für Trockenrasierapparate.
US2544897A (en) * 1946-02-26 1951-03-13 Hans Lanzl Shaving device
US2878563A (en) * 1957-04-09 1959-03-24 Schick Inc Head guard for electric shaver
US3008233A (en) * 1957-04-30 1961-11-14 Jacob E Waggoner Hair trimmer attachment for electric razors
US2864162A (en) * 1958-03-10 1958-12-16 Everett L Macdonald Hair tapering device
US3107423A (en) * 1959-03-27 1963-10-22 Orville S Caesar Electric shavers
US3116550A (en) * 1960-04-30 1964-01-07 De-Paoli Mariano Cap having a series of comb teeth for a razor
US3178815A (en) * 1964-01-14 1965-04-20 Sam A Madrid Dry shaver guard and hair trimmer attachment
US3834017A (en) * 1972-09-05 1974-09-10 Sperry Rand Corp A dry shaver with hair guiding and skin stretching means
JPS5131961U (ja) * 1974-08-31 1976-03-09
US4003390A (en) * 1975-09-08 1977-01-18 Solie Edward A Hair cutting guide for electric razor
JPS63160691A (ja) * 1986-12-23 1988-07-04 松下電工株式会社 電気かみそり
JP3721629B2 (ja) * 1995-02-23 2005-11-30 松下電工株式会社 電気かみそり
DE19822094C2 (de) * 1998-05-16 2000-03-02 Braun Gmbh Trockenrasierapparat
US6640440B1 (en) * 2002-05-03 2003-11-04 Te-Fa Chan Adjustable head for an electrical clipper
DE10344566A1 (de) * 2003-09-25 2005-04-28 Braun Gmbh Schersystem für ein elektrisches Haarentfernungsgerät
JP5406769B2 (ja) * 2010-03-26 2014-02-05 パナソニック株式会社 電気かみそり
EP2425938B1 (en) * 2010-09-03 2014-02-26 Braun GmbH Shaving head with multiple shaving units
JP6376427B2 (ja) * 2012-12-27 2018-08-22 パナソニックIpマネジメント株式会社 スリット刃ブロックおよびスリット刃ブロックを有する電気かみそり
JP6110572B2 (ja) * 2014-09-18 2017-04-05 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェKoninklijke Philips N.V. 切断ヘッド及び毛切断器具

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017500961A (ja) 2017-01-12
US20170190063A1 (en) 2017-07-06
RU2651550C1 (ru) 2018-04-20
WO2016041959A1 (en) 2016-03-24
BR112016028997A2 (pt) 2017-08-22
TR201807727T4 (tr) 2018-06-21
CN105437264B (zh) 2019-10-15
BR112016028997B1 (pt) 2021-08-31
CN205600775U (zh) 2016-09-28
EP3131711B1 (en) 2018-03-21
EP3131711A1 (en) 2017-02-22
CN105437264A (zh) 2016-03-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6110572B2 (ja) 切断ヘッド及び毛切断器具
EP3253541B1 (en) Cutting head and hair cutting appliance
JP6188959B2 (ja) アタッチメントコーム及びヘアカッティング器具
US10682777B2 (en) Blade set and hair cutting appliance
JP6126750B2 (ja) 毛切断機器及びブレードセット
US20210347070A1 (en) Electric Beard Trimmer
CN109079862B (zh) 毛发切割***和附件
US10124498B2 (en) Blade set, hair cutting appliance, and related manufacturing method
JP4927176B2 (ja) 体毛除去装置
US10105856B2 (en) Hair clipping device
JP2017511199A (ja) 付属くし状部及び毛切断装置
CN210256241U (zh) 一种剃须刀刀头弹片结构
JP5879531B2 (ja) 電気かみそり
KR200382077Y1 (ko) 삽출식 비산방지판이 구비된 전기 바리깡

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160627

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20160627

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20161114

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20161122

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170202

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170214

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170309

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6110572

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250