JP6102559B2 - 回転工具 - Google Patents
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Description
請求項1に記載の発明は、以下の点を特徴とする。
すなわち、請求項1に記載の回転工具は、トリガが引かれたときにモータが回転して作動する回転工具であって、作動モードを切り替えるためのモード切替手段と、前記モード切替手段が操作されたときに、予め定められた作動モードから任意の作動モードを選択するモード選択手段と、前記モード選択手段が選択した作動モードに従い、前記モータの回転を制御するモータ制御手段と、前記モータの回転軸と同軸上に設けられた打撃機構部と、前記打撃機構部の打撃動作を検出する打撃検出手段と、を備え、前記作動モードとして、低速回転で作動した後、前記打撃検出手段が打撃動作を検出してから所定時間経過したときに高速回転へと移行する回転切替モードを備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、上記した請求項1記載の発明の特徴点に加え、以下の点を特徴とする。
すなわち、トリガが引かれたときにモータが回転して作動する回転工具であって、作動モードを切り替えるためのモード切替手段と、前記モード切替手段が操作されたときに、予め定められた作動モードから任意の作動モードを選択するモード選択手段と、前記モード選択手段が選択した作動モードに従い、前記モータの回転を制御するモータ制御手段と、前記モータの回転軸と同軸上に設けられた打撃機構部と、前記打撃機構部の打撃動作を検出する打撃検出手段と、を備え、前記作動モードとして、低速回転で作動した後、前記打撃検出手段が打撃動作を検出してから所定角度回転したときに高速回転へと移行する回転切替モードを備えることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、上記した請求項1または2記載の発明の特徴点に加え、以下の点を特徴とする。
すなわち、前記打撃検出手段は、前記モータの負荷、電流値及び回転数の少なくともいずれかを検出することによって打撃動作を検出することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、上記した請求項1〜3のいずれかに記載の発明の特徴点に加え、以下の点を特徴とする。
すなわち、前記モータ制御手段は、前記回転切替モードにおいて、高速回転後に規定のトルク値に達した場合に回転を停止させることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、上記した請求項4記載の発明の特徴点に加え、以下の点を特徴とする。
すなわち、高速回転後に所定時間経過したときに前記規定のトルク値に達したと判断することを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、上記した請求項4または5記載の発明の特徴点に加え、以下の点を特徴とする。
すなわち、前記規定のトルク値を変更可能であることを特徴とする。
(出力部11)
グリップ部13は、回転工具10を把持するための部位である。このグリップ部13の出力部11との境目付近には、図1に示すように、前方にトリガ21が配置されている。
電池パック取付部14は、電池パックを下面に着脱させる部位である。この電池パック取付部14の上面側には、図1に示すように、操作パネル15が設けられている。この操作パネル15には、現在の作動モードを表示するためのモード表示ランプ33(図示せず)、作動モードを切り替えるためのモード切替手段としてのモード切替ボタン22などが設けられている。
モード選択手段110は、モード切替ボタン22が押下されたときに、作動モードを順次変移させることにより、予め定められた複数の作動モードから任意の作動モードを選択するものである。
「通常モード」は、トリガ21が引かれて離されるまでモータ31が回転する連続回転モードとなっている。
モータ制御手段120は、モード選択手段110が選択した作動モードに従いモータ31の回転を制御する。すなわち、トリガ21が所定の位置まで引かれたときに、トリガ21から制御信号を受信してモータ31を回転させるが、このときモータ制御手段120はモード選択手段110が選択した作動モードを参照して、この作動モードに応じた制御でモータ31の回転を管理する。
打撃検出手段130は、前記打撃機構部の打撃動作を検出する。すなわち、トリガ21が所定の位置まで引かれることでモータ31の回転が開始したときに、打撃機構部の打撃動作が実行されたか否かを監視し、打撃動作を検出する。
次に、本実施形態に係る処理フローについて説明する。
なお、本実施形態に係る処理フローは、大きく分けて、(1)モード選択手段110により実行されるモード選択処理、(2)モータ制御手段120により実行される回転制御処理、(3)打撃検出手段130により実行される打撃検出処理、の3つのプロセスが同時並行的に処理されるため、以下それぞれについて説明する。
モード選択処理について、図3のフローを参照しながら説明する。
まず、図3に示すステップS100において、電源が投入され、モード選択の設定が初期化される。例えば、前回選択されていた作動モードが選択状態となり、当該作動モードを示すモード表示ランプ33が点灯する。そして、ステップS101に進む。
」と「回転切替モード」とを相互に切り替える処理を行う。選択した作動モードはRAM等に保存され、モータ制御手段120によって参照可能な状態となる。そして、ステップS101に戻り、再びモード切替ボタン22が操作されるまで待機する。
回転制御処理について、図4〜6のフローを参照しながら説明する。
まず、図4に示すステップS200において、設定を初期化する。具体的には、回転切替モードで使用する切替フラグをOFFに設定し、高速回転時間を計測するタイマを初期化する。そして、ステップS201に進む。
通常の回転処理は、図4のステップS203において作動モードが通常モードであると判定された場合に実行される処理である。
ステップS301では、エラーの監視を開始する。そして、ステップS302に進む。
回転切替モードでの回転処理は、図4のステップS203において作動モードが回転切替モードであると判定された場合に実行される処理である。
ステップS402では、エラーの監視を開始する。そして、ステップS403に進む。
打撃検出処理について、図7のフローを参照しながら説明する。
まず、図7に示すステップS500において、設定を初期化する。具体的には、モータ31の回転角度及び回転時間の計測データを初期化する。そして、ステップS501に進む。
上記した回転切替モードを使用すれば、回転工具10を例えばウェッジ式アンカー40の施工に使用することができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、低速回転で作動した後に所定の条件が達成されると高速回転へと移行する回転切替モードを備えるので、回転工具10でウェッジ式アンカー40のナット43の締め付けを行った場合でも、作動開始初期には低速回転で作動してウェッジ式アンカー40の拡張部42を十分に拡張させることでウェッジ式アンカー40の拡張部42がコンクリート表面側に移動しないように固定し、その後高速回転へと移行してナット43を締め込むことができる。よって、ウェッジ式アンカー40の拡張部42がコンクリート表面側に移動する現象が発生しないので、ウェッジ式アンカー40の埋め込み寸法が浅くなることがなく、強度不足が発生しない。
11 出力部
12 出力軸
13 グリップ部
14 電池パック取付部
15 操作パネル
21 トリガ
22 モード切替ボタン(モード切替手段)
31 モータ
33 モード表示ランプ
40 ウェッジ式アンカー
41 アンカー本体
41a テーパ部
41b ボルト部
42 拡張部
43 ナット
44 ワッシャー
50 天井面
100 制御装置
110 モード選択手段
120 モータ制御手段
130 打撃検出手段
Claims (6)
- トリガが引かれたときにモータが回転して作動する回転工具であって、
作動モードを切り替えるためのモード切替手段と、
前記モード切替手段が操作されたときに、予め定められた作動モードから任意の作動モードを選択するモード選択手段と、
前記モード選択手段が選択した作動モードに従い、前記モータの回転を制御するモータ制御手段と、
前記モータの回転軸と同軸上に設けられた打撃機構部と、
前記打撃機構部の打撃動作を検出する打撃検出手段と、
を備え、
前記作動モードとして、低速回転で作動した後、前記打撃検出手段が打撃動作を検出してから所定時間経過したときに高速回転へと移行する回転切替モードを備えることを特徴とする、回転工具。 - トリガが引かれたときにモータが回転して作動する回転工具であって、
作動モードを切り替えるためのモード切替手段と、
前記モード切替手段が操作されたときに、予め定められた作動モードから任意の作動モードを選択するモード選択手段と、
前記モード選択手段が選択した作動モードに従い、前記モータの回転を制御するモータ制御手段と、
前記モータの回転軸と同軸上に設けられた打撃機構部と、
前記打撃機構部の打撃動作を検出する打撃検出手段と、
を備え、
前記作動モードとして、低速回転で作動した後、前記打撃検出手段が打撃動作を検出してから所定角度回転したときに高速回転へと移行する回転切替モードを備えることを特徴とする、回転工具。 - 前記打撃検出手段は、前記モータの負荷、電流値及び回転数の少なくともいずれかを検出することによって打撃動作を検出することを特徴とする、請求項1または2記載の回転工具。
- 前記モータ制御手段は、前記回転切替モードにおいて、高速回転後に規定のトルク値に達した場合に回転を停止させることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の回転工具。
- 高速回転後に所定時間経過したときに前記規定のトルク値に達したと判断することを特徴とする、請求項4記載の回転工具。
- 前記規定のトルク値を変更可能であることを特徴とする、請求項4または5記載の回転工具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013130409A JP6102559B2 (ja) | 2013-06-21 | 2013-06-21 | 回転工具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013130409A JP6102559B2 (ja) | 2013-06-21 | 2013-06-21 | 回転工具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015003366A JP2015003366A (ja) | 2015-01-08 |
JP6102559B2 true JP6102559B2 (ja) | 2017-03-29 |
Family
ID=52299701
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013130409A Active JP6102559B2 (ja) | 2013-06-21 | 2013-06-21 | 回転工具 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP6102559B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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Family Cites Families (3)
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DE102009002479B4 (de) * | 2009-04-20 | 2015-02-19 | Hilti Aktiengesellschaft | Schlagschrauber und Steuerungsverfahren für einen Schlagschrauber |
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-
2013
- 2013-06-21 JP JP2013130409A patent/JP6102559B2/ja active Active
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