JP6102531B2 - 画像処理システム、携帯端末装置、携帯端末装置の機能制限方法及び機能制限プログラム - Google Patents

画像処理システム、携帯端末装置、携帯端末装置の機能制限方法及び機能制限プログラム Download PDF

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Description

この発明は、多機能デジタル複合機であるMFP(Multi Function Peripherals)等の画像処理装置とスマートフォンやタブレット端末等の携帯端末装置を備えた画像処理システム、携帯端末装置、携帯端末装置の機能制限方法及び機能制限プログラムに関する。
スマートフォンやタブレット端末等の携帯端末装置に、MFP(Multi Function Peripherals)と称される多機能デジタル複合機等の画像処理装置をリモート操作するためのアプリケーションプログラムをインストールし、このアプリケーションプログラムを起動して画像処理装置を携帯端末装置から操作する技術が既に提案されている(例えば特許文献1参照)。
このような技術では、画像処理装置と離れた場所から携帯端末装置を操作できるため、携帯端末装置の所有者が携帯端末を他人に貸与し、この携帯端末装置を借りた他人が携帯端末装置から画像処理装置を操作することが考えられる。
特開平05−122424号公報
しかし、画像処理装置の使用のために携帯端末装置を他人に貸与した場合、その他人が画像処理装置の操作のみならず携帯端末装置の他の機能を使用するおそれがあるという問題がある。
このような問題を解決するために、画像処理装置の操作以外の操作をロックして使用できないようにすることが考えられるが、携帯端末装置の所有者に対してまで操作がロックされるのは不便である。また、携帯端末装置の所有者と貸与する他人との関係によっては、個人情報に関わらない携帯端末装置の基本的機能の使用を認めても良い場合もある。
この発明は、このような技術的背景に鑑みてなされたものであって、画像処理装置を操作できる携帯端末装置を他人に貸与した場合に、画像処理装置の操作以外の機能の使用を制限しながら、ユーザーに応じて機能の使用を許可することにより利便性も確保できる画像処理システム、及び該システムに用いられる携帯端末装置を提供し、さらに携帯端末装置の機能制限方法及び機能制限プログラムの提供を課題とする。
上記課題は、以下の手段によって解決される。
(1)相互に接続可能な携帯端末装置と画像処理装置とを備えた画像処理システムであって、前記携帯端末装置は、前記画像処理装置を操作可能な操作手段と、前記操作手段による前記画像処理装置の操作に際して、画像処理装置を使用するユーザーの認証情報を前記画像処理装置に送信する送信手段と、前記画像処理装置から前記認証情報に基づいて画像処理装置が取得した携帯端末装置の機能を制限するための機能制限用情報を受信する受信手段と、前記受信した機能制限用情報に基づいて、自装置の機能を制限する制御手段と、を備え、前記画像処理装置は、前記携帯端末装置から前記ユーザーの認証情報を受信する受信手段と、該画像処理装置の内部または外部に設けられ、前記受信した認証情報に基づいて認証を行う認証手段と、前記認証情報に基づいて携帯端末装置の機能を制限するための機能制限用情報を取得する取得手段と、前記取得した携帯端末装置の機能を制限するための機能制限用情報を、前記携帯端末装置に送信する送信手段と、を備えたことを特徴とする画像処理システム。
(2)前記携帯端末装置の制御手段は、機能制限用情報に基づいて自装置の機能を制限するまでは、前記ユーザーの認証情報の入力に関する操作以外の操作をロックすることが可能である前項1に記載の画像処理システム。
(3)前記携帯端末装置の送信手段は、画像処理装置を使用するユーザーの認証情報とともに、携帯端末装置の所有者情報も前記画像処理装置に送信し、前記機能制限用情報は、前記画像処理装置を使用するユーザーと携帯端末装置の所有者との関係に基づいて予め規定された携帯端末装置の機能を制限するための情報である前項1または2に記載の画像処理システム。
(4)前記機能制限用情報は、画像処理装置を使用するユーザーの前記画像処理装置に対する操作履歴を含み、前記携帯端末装置の制御手段は、前記操作履歴に基づいて自装置の機能を制限する前項1〜3のいずれかに記載の画像処理システム。
(5)画像処理装置を操作可能な操作手段と、前記操作手段による前記画像処理装置の操作に際して、画像処理装置を使用するユーザーの認証情報を前記画像処理装置に送信する送信手段と、前記画像処理装置から前記認証情報に基づいて画像処理装置が取得した携帯端末装置の機能を制限するための機能制限用情報を受信する受信手段と、前記受信した機能制限用情報に基づいて、自装置の機能を制限する制御手段と、を備えたことを特徴とする携帯端末装置。
(6)前記制御手段は、機能制限用情報に基づいて自装置の機能を制限するまでは、前記ユーザーの認証情報の入力に関する操作以外の操作をロックすることが可能である前項5に記載の携帯端末装置。
(7)前記送信手段は、画像処理装置を使用するユーザーの認証情報とともに、自装置の所有者情報も前記画像処理装置に送信し、前記機能制限用情報は、前記画像処理装置を使用するユーザーと自装置の所有者との関係に基づいて予め規定された自装置の機能を制限するための情報である前項5または6に記載の携帯端末装置。
(8)前記機能制限用情報は、画像処理装置を使用するユーザーの前記画像処理装置に対する操作履歴を含み、前記携帯端末装置の制御手段は、前記操作履歴に基づいて自装置の機能を制限する前項5〜7のいずれかに記載の携帯端末装置。
(9)相互に接続可能な携帯端末装置と画像処理装置とを備えた画像処理システムで実行される携帯端末装置の機能制限方法であって、前記携帯端末装置は、前記画像処理装置を操作可能な操作手段による前記画像処理装置の操作に際して、画像処理装置を使用するユーザーの認証情報を前記画像処理装置に送信する送信ステップと、前記画像処理装置から前記認証情報に基づいて画像処理装置が取得した携帯端末装置の機能を制限するための機能制限用情報を受信する受信ステップと、前記受信した機能制限用情報に基づいて、自装置の機能を制限する制御ステップと、を実行し、前記画像処理装置は、前記携帯端末装置から前記ユーザーの認証情報を受信する受信ステップと、該画像処理装置の内部または外部に設けられ、前記受信した認証情報に基づいて認証を行う認証ステップと、前記認証情報に基づいて携帯端末装置の機能を制限するための機能制限用情報を取得する取得ステップと、前記取得された携帯端末装置の機能を制限するための機能制限用情報を、前記携帯端末装置に送信する送信ステップと、を実行することを特徴とする携帯端末装置の機能制限方法。
(10)画像処理装置を操作可能な操作手段による前記画像処理装置の操作に際して、画像処理装置を使用するユーザーの認証情報を前記画像処理装置に送信する送信ステップと、前記画像処理装置から前記認証情報に基づいて画像処理装置が取得した携帯端末装置の機能を制限するための機能制限用情報を受信する受信ステップと、前記受信した機能制限用情報に基づいて、携帯端末装置の機能を制限する制御ステップと、を携帯端末装置のコンピュータに実行させるための機能制限プログラム。
前項(1)に記載の発明によれば、画像処理装置を使用するユーザーが携帯端末装置から認証情報を画像処理装置に送信すると、画像処理装置は認証を行うと共に、認証情報に基づいて携帯端末装置の機能を制限するための機能制限用情報を取得し、この取得した機能制限用情報を携帯端末装置に送信する。携帯端末装置は受信した機能制限用情報に基づいて、自装置の機能を制限する。従って、ユーザーの認証情報と機能制限用情報とを予め対応付けておくことで、携帯端末装置を使用するユーザーに応じて携帯端末装置の機能を制限することができるから、画像処理装置を操作できる携帯端末装置を他人に貸与した場合に、画像処理装置の操作以外の機能の使用を制限しながら、ユーザーに応じて機能の使用を許可することができ、利便性を確保することができる。
前項(2)に記載の発明によれば、機能制限用情報に基づいて携帯端末装置の機能を制限するまでは、ユーザー認証情報の入力に関する操作以外の操作をロックすることが可能であるから、機能制限用情報に基づいて携帯端末装置の機能を制限するまでに、貸与した他人が携帯端末装置を使用するのを防止できる。
前項(3)に記載の発明によれば、画像処理装置を使用するユーザーと携帯端末装置の所有者との関係に応じて、携帯端末装置の機能を制限することができる。
前項(4)に記載の発明によれば、画像処理装置を使用するユーザーの画像処理装置に対する操作履歴に基づいて、携帯端末装置の機能を制限することができる。
前項(5)に記載の発明によれば、画像処理装置を操作できる携帯端末装置を他人に貸与した場合に、画像処理装置の操作以外の機能の使用を制限しながら、ユーザーに応じて機能の使用を許可することができ、利便性を確保することができる。
前項(6)に記載の発明によれば、機能制限用情報に基づいて携帯端末装置の機能を制限するまでに、貸与した他人が携帯端末装置を使用するのを防止できる。
前項(7)に記載の発明によれば、画像処理装置を使用するユーザーと携帯端末装置の所有者との関係に基づいて予め規定された情報に基づいて、携帯端末装置の機能を制限することができる。
前項(8)に記載の発明によれば、画像処理装置を使用するユーザーの画像処理装置に対する操作履歴に基づいて、携帯端末装置の機能を制限することができる。
前項(9)に記載の発明によれば、画像処理装置を操作できる携帯端末装置を他人に貸与した場合に、画像処理装置の操作以外の機能の使用を制限しながら、ユーザーに応じて機能の使用を許可することができ、利便性を確保することができる。
前項(10)に記載の発明によれば、画像処理装置を操作できる携帯端末装置を他人に貸与した場合に、画像処理装置の操作以外の機能の使用を制限しながら、ユーザーに応じて機能の使用を許可する処理を、携帯端末装置のコンピュータに実行させることができる。
この発明の一実施形態に係る画像処理システムの構成図である。 画像処理装置と携帯端末装置の電気的構成を示すブロック図である 携帯端末装置の所有者が画像処理装置を使用する他人に携帯端末装置を貸与した状態を説明するための図である。 画像処理装置と携帯端末装置のそれぞれの動作を示すフローチャートである。 携帯端末装置に表示されたユーザー認証入力画面を示す図である。 ユーザーと携帯端末所有者との関係に応じた機能制限の一例を示す表である。 この発明の他の実施形態に係るもので、画像処理装置と携帯端末装置のそれぞれの動作を示すフローチャートである。 画像処理装置の操作履歴と携帯端末装置の機能制限との関係を示す表である。
以下、この発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、この発明の一実施形態に係る画像処理システムの構成図である。この画像処理システムは、画像処理装置1と携帯端末装置2とがWi-Fi(Wireless Fidelity)等のネットワークを介して接続されている。
この実施形態では、画像処理装置1としてコピー機能、プリント機能、スキャン機能、ファクシミリ機能等を備えた前述のMFPが用いられている。以下、画像処理装置をMFPとも記す。また、携帯端末装置2としては、スマートフォン、タブレット端末、電子ペーパー等を用いることができる。
図2は、上記MFP1と携帯端末装置2の電気的構成を示すブロック図である。
MFP1は、システム制御部111と、撮像部112と、スキャナ部113と、画像処理部114と、画像形成部115と、メモリ116と、表示部117と、通信部118と、ユーザー認証部119と、記憶部120等を備えている。
前記システム制御部111はCPUを備え、基本動作プログラムやアプリケーションプログラム等の各種プログラムをCPUが実行することにより、MFP1の全体を統括制御し、コピー機能、プリンタ機能、スキャン機能、ファクシミリ機能等の基本機能を使用可能に制御する。さらに、この実施形態では、携帯端末装置2から送信される携帯端末装置のユーザーの認証情報を受信して認証を行ったり、ユーザーと携帯端末装置2の所有者との関係に基づいて、携帯端末装置の機能を制限するための機能制限用情報を取得し、携帯端末装置2に送信する等の制御を実行するが、詳細は後述する。
撮像部112は、MFP1を使用するユーザー等を撮像し、スキャナ部113は、原稿台に置かれた原稿の画像を読み取り、画像データを出力する読み取り手段である。
画像処理部114は、スキャナ部113により得られた画像データ等に所定の画像処理を実施するものである。
画像形成部115は、前記スキャナ部113で読み取られた原稿の画像データやユーザ端末からのプリントデータ等を、指示されたモードに従って印刷するものである。
メモリ116は、システム制御部111のCPUが動作プログラムに基づいて動作する際の作業領域を提供する記憶媒体である。
表示部117はメッセージや操作画面等を表示するもので、タッチパネルを備えた液晶等により構成されている。
通信部118は、携帯端末装置2や他の外部装置との間の通信を制御するものである。
ユーザー認証部119は、携帯端末装置2から送信される認証情報に基づいて、該認証情報と記憶部120に記憶されたユーザー情報とを照合して、携帯端末装置2からMFP1を使用するユーザーの認証を行うものである。なお、図2の例ではユーザー認証をMFP1の内部で行う場合を示しているが、外部に認証サーバーを設け、携帯端末装置2からの認証情報を認証サーバーに転送して、外部サーバーが認証を行い、その結果を認証サーバーから取得する構成であっても良い。
記憶部120は、例えばハードディスクドライブ(HDD)などの不揮発性の記憶デバイスにより構成されており、スキャナ部113で読み取られた原稿の画像データや、他の画像形成装置あるいは携帯端末装置2等から送信されてきた画像データ、さらには携帯端末装置2からの操作を可能とするために携帯端末装置2との連携をシステム制御部111のCPUに行わせる連携アプリケーションプログラム等が記憶されている。またこの実施形態では、ユーザー認証のためのユーザー情報が記憶されているが、このユーザー情報と関連付けて、後述するような携帯端末装置2の機能を制限するための機能制限用情報も記憶されている。
一方、携帯端末装置2は、システム制御部211と、通信部212と、記憶部213と、表示部214と、操作部215と、メモリ216等を備えている。
システム制御部211はCPUを備え、動作プログラムをCPUが実行することにより、携帯端末装置2の全体を統括制御する。特にこの実施形態では、MFP1を携帯端末装置2からリモート操作するためのアプリケーションプログラム(操作アプリという)をインストールされており、この操作アプリを起動して認証情報の入力画面や、MFP1の操作画面を表示し、MFP1を操作可能となされている。
通信部212は、MFP1や他の外部装置との間の通信を制御するものである。
記憶部213は、例えばハードディスクドライブ(HDD)などの不揮発性の記憶デバイスにより構成されており、前述の操作アプリや他のデータ等が記憶されている。
表示部214はメッセージや操作画面等を表示するもので液晶等により構成されている。
操作部215は、マルチタッチ操作が可能なタッチパネルを備えている。ユーザーがタッチパネルを指で押下すると、タッチパネルは押された位置(タッチ位置)を検出する。CPU11は、ユーザーのタッチ位置と画面上のタッチされた領域に表示されたボタン等の組み合わせを照合して、ボタン等に対応する処理を実行する。
メモリ216は、システム制御部211のCPUが動作プログラムに基づいて動作する際の作業領域を提供する記憶媒体である。
次に、図1及び図2に示した画像処理システムの動作を説明する。
図3に示すように、携帯端末装置2の所有者AがMFP1を使用する他人Bに携帯端末装置2を貸与したとし、この他人であるユーザーBが携帯端末装置2を操作してMFP1を使用するものとして説明する。
図4は、MFP1と携帯端末装置2のそれぞれの動作を示すフローチャートである。
まず、携帯端末装置2の所有者Aが操作アプリを起動すると、携帯端末装置2のシステム制御部201のCPUが、ユーザーの認証情報の入力に関する操作以外の操作をロックする(ステップS01)。この状態で、携帯端末装置2の所有者Aは携帯端末2を他人Bに貸与する。携帯端末装置2は、ユーザーの認証情報の入力に関する操作以外の操作がロックされているから、貸与した他人Bが勝手に携帯端末装置2を使用するのを防止できる。
また、システム制御部201のCPUは、図5に示すような認証情報の入力画面D1を表示部214に表示する(ステップS02)。この例では、認証情報としてユーザー名とパスワードを入力するようになっている。
他人であるユーザーBが認証情報を入力すると、携帯端末装置2は入力された認証情報と携帯端末装置2の所有者情報とを、通信部212を介してMFP1に送信する。携帯端末装置2の所有者情報は、予め携帯端末装置2の記憶部213に記憶されている。
MFP1は、携帯端末装置2からの認証情報と所有者情報とを通信部118を介して受信し、認証情報に基づいてユーザー認証部119で認証を行うと共に、そのMFPを使用するユーザーと携帯端末所有者との関係を確認する(ステップS11)。ユーザーと携帯端末所有者との関係としては、例えば、ユーザーが所有者自身である場合、ユーザーが所有者の上司等の上位者である場合、その他の場合、等がある。ユーザーと携帯端末所有者との関係は、予めMFP1の記憶部213や外部サーバー等に保存されている。
次にMFP1は、ユーザーと携帯端末所有者との関係に応じた機能制限用情報を取得する(ステップS12)。この機能制限用情報は、携帯端末装置2の使用可能な機能を制限するためのものであり、ユーザーと携帯端末所有者との関係に応じて予め設定され、MFP1の記憶部213や外部サーバー等に保存されている。
MFP1は、取得した機能制限用情報を携帯端末装置2に送信する。また、認証結果に応じたMFP1の機能制限をユーザーに対して行うために、携帯端末装置2との連係機能の制限を設定する(ステップS13)。
携帯端末装置2は、MFP1からの機能制限用情報を受信したのち、機能制限用情報に応じて携帯端末装置2の機能制限を設定する(ステップS03)。その後、MFP1を操作するための操作画面を表示部214に表示する(ステップS04)。
図6にユーザーと携帯端末所有者との関係に応じた機能制限の一例を示す。
ユーザーが携帯端末装置2の所有者自身である場合、操作ロックは解除され、携帯端末装置の全ての機能の使用が可能となる。
ユーザーが携帯端末装置2の所有者に対する上司等の上位者である場合、通常は操作ロックされるが、使用可能な機能のみ操作ロックが解除される。また、携帯端末装置2の操作を時間的な制限なく使用でき、電話着信時は留守電モードとなる。また、携帯端末装置2の回線を使用するMFP1との連携機能、例えばクラウドコンピュータからのデータをMFP1にプリントさせたり、MFP1でスキャンした画像データをクラウドコンピュータに転送する場合に、携帯端末装置2の回線を併用して高速処理を図る機能については、使用が許可されるものとなされている。また、携帯端末装置2の基本的な機能、例えば携帯端末装置2のカメラで撮影写真を撮影し、この写真をMFP1でプリントする機能については、使用が許可されている。また、携帯端末装置2に保存されている個人情報をMFP1の操作過程で参照する機能、例えばMFP1から携帯端末装置2のアドレス帳を参照する機能については、使用禁止が設定されている。
ユーザーが携帯端末装置2の所有者でもなく上位者でもないその他の場合は、使用可能な機能のみ操作ロックが解除される。また、携帯端末装置2の操作が時間的に制限されるとともに、電話着信時の使用が禁止される。また、携帯端末装置2の回線を使用するMFP1との連携機能については、回線使用料が定額サービスの場合のみ使用できる設定となっている。他の機能については、ユーザーが携帯端末装置2の所有者の上位者の場合と同じ設定となっている。
このように、この実施形態では、MFP使用時のユーザー認証情報を利用して、MFP1がそのユーザーについての携帯端末装置2に対する機能制限情報を取得し、携帯端末装置2に送信すると、携帯端末装置2は受信した機能制限用情報に基づいて、自装置の機能を制限する。従って、ユーザーの認証情報と機能制限用情報とを予め対応付けておくことで、携帯端末装置を使用するユーザーに応じて携帯端末装置2の機能を制限することができるから、MFP1を操作できる携帯端末装置2を他人に貸与した場合に、MFP1の操作以外の機能の使用を制限しながら、ユーザーに応じて機能の使用を許可することができ、利便性を確保することができる。
また、機能制限用情報は、携帯端末装置2を使用するユーザーと携帯端末装置2の所有者との関係に基づいて規定されているから、携帯端末装置2の機能を、ユーザーと携帯端末装置2の所有者との関係に応じて適切に制限することができる。
図7はこの発明の他の実施形態を示すもので、MFP1と携帯端末装置2のそれぞれの動作を示すフローチャートである。
この実施形態では、機能制限用情報がユーザーのMFP1に対する操作履歴であり、携帯端末装置2はこの操作履歴に基づいて機能制限を行うものとなされている。
まず、携帯端末装置2の所有者Aが操作アプリを起動すると、携帯端末装置2のシステム制御部201のCPUが、ユーザーの認証情報の入力に関する操作以外の操作をロックする(ステップS21)。この状態で、携帯端末装置2の所有者Aは携帯端末2を他人Bに貸与する。
次に、システム制御部201のCPUは、図5に示すような認証情報の入力画面D1を表示部214に表示する(ステップS22)。
他人であるユーザーBが認証情報を入力すると、携帯端末装置2は入力された認証情報を、通信部212を介してMFP1に送信する。
MFP1は、携帯端末装置2からの認証情報を通信部118を介して受信し、認証情報に基づいてユーザー認証部119で認証を行うと共に、そのMFPを使用するユーザーの操作履歴を取得し確認する(ステップS31)。操作履歴はMFP1の記憶部213に保存されている。
次にMFP1は、取得した操作履歴を機能制限用情報として携帯端末装置2に送信する。また、認証結果に応じたMFP1の機能制限をユーザーに対して行うために、携帯端末装置2との連係機能の制限を設定する(ステップS32)。
携帯端末装置2は、MFP1からの機能制限用情報(操作履歴)を受信したのち、機能制限用情報に応じて携帯端末装置2の機能制限を設定する(ステップS23)。その後、MFP1を操作するための操作画面を表示部214に表示する(ステップS24)。
図8は、操作履歴と携帯端末装置2の機能制限との関係を示す表である。操作履歴と携帯端末装置2の機能制限との関係は、予め携帯端末装置2の記憶部213に記憶されており、携帯端末装置2はMFP1から受信した操作履歴と前記関係とを照合し、操作履歴に対応する機能制限の設定を行う。なお、操作履歴と携帯端末装置2の機能制限との関係を、MFP1側で保持しておき、MFP1はユーザーの操作履歴に対応する機能制限を、機能制限用情報として携帯端末装置2に通知しても良い。
図8の例では、ユーザーがMFP1の音声認識による操作を行っている場合、携帯端末装置2の音声認識機能の使用を許可する設定がなされている。また、ユーザーがMFP1の音声ガイダンスを使用している場合、携帯端末装置2のスピーカーの使用を許可する設定がなされている。許可されている機能以外の機能については使用が禁止される。
このように、この実施形態によれば、携帯端末装置2を使用するユーザーのMFP1に対する操作履歴に基づいて、携帯端末装置2の機能を制限することができる。
以上の実施形態では、機能制限はMFP1を使用するユーザーと携帯端末装置2の所有者との関係や、MFP1の操作履歴に基づいて規定されていたが、MFP1を使用するユーザー毎に規定されていても良い。
1 画像処理装置
111 システム制御部
117 表示部
118 通信部
119 ユーザー認証部
120 記憶部
2 携帯端末装置
211 システム制御部
212 通信部
213 記憶部
214 表示部
215 操作部

Claims (10)

  1. 相互に接続可能な携帯端末装置と画像処理装置とを備えた画像処理システムであって、
    前記携帯端末装置は、
    前記画像処理装置を操作可能な操作手段と、
    前記操作手段による前記画像処理装置の操作に際して、画像処理装置を使用するユーザーの認証情報を前記画像処理装置に送信する送信手段と、
    前記画像処理装置から前記認証情報に基づいて画像処理装置が取得した携帯端末装置の機能を制限するための機能制限用情報を受信する受信手段と、
    前記受信した機能制限用情報に基づいて、自装置の機能を制限する制御手段と、
    を備え、
    前記画像処理装置は、
    前記携帯端末装置から前記ユーザーの認証情報を受信する受信手段と、
    該画像処理装置の内部または外部に設けられ、前記受信した認証情報に基づいて認証を行う認証手段と、
    前記認証情報に基づいて携帯端末装置の機能を制限するための機能制限用情報を取得する取得手段と、
    前記取得した携帯端末装置の機能を制限するための機能制限用情報を、前記携帯端末装置に送信する送信手段と、
    を備えたことを特徴とする画像処理システム。
  2. 前記携帯端末装置の制御手段は、機能制限用情報に基づいて自装置の機能を制限するまでは、前記ユーザーの認証情報の入力に関する操作以外の操作をロックすることが可能である請求項1に記載の画像処理システム。
  3. 前記携帯端末装置の送信手段は、画像処理装置を使用するユーザーの認証情報とともに、携帯端末装置の所有者情報も前記画像処理装置に送信し、
    前記機能制限用情報は、前記画像処理装置を使用するユーザーと携帯端末装置の所有者との関係に基づいて予め規定された携帯端末装置の機能を制限するための情報である請求項1または2に記載の画像処理システム。
  4. 前記機能制限用情報は、画像処理装置を使用するユーザーの前記画像処理装置に対する操作履歴を含み、
    前記携帯端末装置の制御手段は、前記操作履歴に基づいて自装置の機能を制限する請求項1〜3のいずれかに記載の画像処理システム。
  5. 画像処理装置を操作可能な操作手段と、
    前記操作手段による前記画像処理装置の操作に際して、画像処理装置を使用するユーザーの認証情報を前記画像処理装置に送信する送信手段と、
    前記画像処理装置から前記認証情報に基づいて画像処理装置が取得した携帯端末装置の機能を制限するための機能制限用情報を受信する受信手段と、
    前記受信した機能制限用情報に基づいて、自装置の機能を制限する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする携帯端末装置。
  6. 前記制御手段は、機能制限用情報に基づいて自装置の機能を制限するまでは、前記ユーザーの認証情報の入力に関する操作以外の操作をロックすることが可能である請求項5に記載の携帯端末装置。
  7. 前記送信手段は、画像処理装置を使用するユーザーの認証情報とともに、自装置の所有者情報も前記画像処理装置に送信し、
    前記機能制限用情報は、前記画像処理装置を使用するユーザーと自装置の所有者との関係に基づいて予め規定された自装置の機能を制限するための情報である請求項5または6に記載の携帯端末装置。
  8. 前記機能制限用情報は、画像処理装置を使用するユーザーの前記画像処理装置に対する操作履歴を含み、
    前記携帯端末装置の制御手段は、前記操作履歴に基づいて自装置の機能を制限する請求項5〜7のいずれかに記載の携帯端末装置。
  9. 相互に接続可能な携帯端末装置と画像処理装置とを備えた画像処理システムで実行される携帯端末装置の機能制限方法であって、
    前記携帯端末装置は、
    前記画像処理装置を操作可能な操作手段による前記画像処理装置の操作に際して、画像処理装置を使用するユーザーの認証情報を前記画像処理装置に送信する送信ステップと、
    前記画像処理装置から前記認証情報に基づいて画像処理装置が取得した携帯端末装置の機能を制限するための機能制限用情報を受信する受信ステップと、
    前記受信した機能制限用情報に基づいて、自装置の機能を制限する制御ステップと、
    を実行し、
    前記画像処理装置は、
    前記携帯端末装置から前記ユーザーの認証情報を受信する受信ステップと、
    該画像処理装置の内部または外部に設けられ、前記受信した認証情報に基づいて認証を行う認証ステップと、
    前記認証情報に基づいて携帯端末装置の機能を制限するための機能制限用情報を取得する取得ステップと、
    前記取得された携帯端末装置の機能を制限するための機能制限用情報を、前記携帯端末装置に送信する送信ステップと、
    を実行することを特徴とする携帯端末装置の機能制限方法。
  10. 画像処理装置を操作可能な操作手段による前記画像処理装置の操作に際して、画像処理装置を使用するユーザーの認証情報を前記画像処理装置に送信する送信ステップと、
    前記画像処理装置から前記認証情報に基づいて画像処理装置が取得した携帯端末装置の機能を制限するための機能制限用情報を受信する受信ステップと、
    前記受信した機能制限用情報に基づいて、携帯端末装置の機能を制限する制御ステップと、
    を携帯端末装置のコンピュータに実行させるための機能制限プログラム。
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