JP6100860B1 - ウエブの継ぎ合わせ方法及びウエブの継ぎ合わせ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】先行ウエブと後行ウエブとの突き合わせ継ぎ及び重ね継ぎを、簡素な構成及び動作により短時間で高精度に行わせる。【解決手段】先行ウエブW1の搬送経路の下側に前保持部2a,後保持部2b及び斜め保持部2cを備えるウエブ保持ユニット2を設け、搬送経路の上側に押え接合ローラ5と切断刃60及び押え体61を備える切断ユニット6とを設ける。後行ウエブW2は、搬送経路から離れた位置でウエブ保持ユニット2上を覆うようにセットされ、この後のウエブ保持ユニット2、押え接合ローラ5及び切断ユニット6の関連動作により先行ウエブW1と突き合わせ継ぎ又は重ね継ぎされる。【選択図】図1

Description

本発明は、ラミネートシート等のウエブを搬送経路の途中で継ぎ合わせるウエブの継ぎ合わせ方法、及びこの方法の実施に使用するウエブの継ぎ合わせ装置に関する。
ラミネートシート等のウエブは、塗工、コーティング等の処理工程を経て各種の製品に仕上げられる。ウエブは、ロールに巻回された状態で供給され、該ロールから連続的に引き出されて所定の搬送経路を経て処理工程に送り込まれる。この際、ロールから新たに引き出されるウエブ(後行ウエブ)の先端を、先に搬送中のウエブ(先行ウエブ)の末端に継ぎ合わせる作業が必要である。
この継ぎ合わせは、先行ウエブの搬送を休止し、該先行ウエブの末端と後行ウエブの先端とを接合テープを使用して接合する手順で行われる。特許文献1、2には、以上の手順でのウエブの継ぎ合わせを自動的に実施可能とする方法及び装置が開示されている。
特許文献1、2に開示された方法は、先行ウエブの末尾部分を後行ウエブの先頭部分に重ね合わせ、この重ね合わせ部を、搬送経路の両側に搬送方向の前後に間隙を隔てて設けた各一対のウエブ保持部により挟持し、一側のウエブ保持部の間隙内で動作する切断刃により先行ウエブ及び後行ウエブを一括して切断した後、先行ウエブの後側及び後行ウエブの前側の不要部分を除去して切断端を突き合わせ、一側のウエブ保持部の保持を維持した状態で突き合わせ部の他側にテープ保持部に保持した接合テープを押し当て、該接合テープにより接合する方法である。
更に両面接合が必要な場合、一側のウエブ保持部による保持を解除して、同側においても他側と同様のテープ保持部に保持した接合テープを押し当てる。この押し当ては、他側のテープ保持部の押し当てを維持し、該テープ保持部による支持下で行われる。なお特許文献2においては、後行ウエブの先頭部分をロールから引き出し、対応するウエブ保持部にセットする作業も自動化されている。
特許第2881646号公報 特許第4886598号公報
特許文献1、2に記載の方法及び装置によれば、ウエブの継ぎ合わせを自動的に行わせることができる。一方、搬送経路の両側に配したウエブ保持部及びテープ保持部は、先行ウエブ及び後行ウエブの突き合わせ部に対向する準備位置で搬送経路に対して接離動作するため、一方の動作時には、他方を突き合わせ部から離れた待機位置に移動させておく必要がある。特許文献1、2においては、搬送経路の両側のウエブ保持部及びテープ保持部を夫々共通の支持台に支持し、この支持台の前後移動又は回転により準備位置と待機位置との間の移動を実現しており、このようなウエブ保持部及びテープ保持部を含む装置の構成が複雑であり、これらの動作を組み合わせて実施されるウエブの継ぎ合わせに時間を要するという問題がある。
特に、ウエブの搬送先が連続処理を必要とする処理工程である場合、継ぎ合わせ装置と搬送先との間にウエブを滞留させる滞留装置を設け、搬送休止を伴う継ぎ合わせ作業中には、滞留装置に滞留させてあるウエブを処理工程に送り込むことで連続処理を可能としているが、継ぎ合わせに時間を要する場合、滞留装置の大型化及び負荷の増大を招来することから、継ぎ合わせ作業の時間短縮が重要である。
また、特許文献1、2に記載の方法は、先行ウエブの末端と後行ウエブの先端とを突き合わせて接合する継ぎ合わせ、所謂、突き合わせ継ぎに特化された方法である一方、搬送先での処理内容によっては、先行ウエブの末端部分と後行ウエブの先端部分とを適長に亘って重ね、重なり部分を両面接合テープを用いて接合する継ぎ合わせ、所謂、重ね継ぎが必要となる場合があり、突き合わせ継ぎと重ね継ぎとの両方に対応し得る方法及び装置の実現が切望されている。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、先行ウエブと後行ウエブとの継ぎ合わせを、簡素な構成及び動作により短時間で高精度に行わせることができ、また突き合わせ継ぎ及び重ね継ぎの両方に対応可能なウエブの継ぎ合わせ方法及び継ぎ合わせ装置を提供することを目的とする。
発明に係るウエブの継ぎ合わせ方法は、先行ウエブの末端部に後行ウエブの先端部を重ねて接合し、接合された後行ウエブを先行ウエブに連続して搬送経路に送り出すウエブの継ぎ合わせ方法において、先行ウエブの搬送中に後行ウエブを、前記搬送経路から離れた位置で搬送方向の前後に並ぶ前保持部及び後保持部により下面側から保持させると共に、後保持部の後側に並ぶ斜め保持部により、後方を下とする傾斜姿勢で保持させる第1工程と、前記前保持部及び後保持部により保持した後行ウエブを両保持部間で切断し、前記前保持部側の不要部分を除去する一方、前記後保持部側の後行ウエブの上面に、切断縁に沿って両面接合テープを貼着する第2工程と、前記後保持部が保持する後行ウエブを前記搬送経路に接近させ、搬送を休止した先行ウエブに重ねて、前記両面接合テープにより接合する第3工程と、接合位置の後側で重なる先行ウエブ及び後行ウエブを、前記後保持部と先行ウエブの上面に転接する押えローラとの間に挟持させると共に、挟持位置の後側に連続する先行ウエブを上面に当接する押え体により、前記斜め保持部が保持する後行ウエブの上方に離れた位置で保持させる第4工程と、前記押えローラ及び押え体の間での切断刃の動作により先行ウエブを切断し、切断位置の後側に連続する先行ウエブの不要部分を除去する第5工程と、前記押えローラを前方に転動させて前記両面接合テープによる貼着位置に押し付け、該両面接合テープによる接合を強化した後、前記前保持部、後保持部及び斜め保持部の保持を解除して先行ウエブの搬送を再開し、先行ウエブに接合された後行ウエブを前記搬送経路に送り出す第6工程とを含むことを特徴とする。
本発明においては、先行ウエブの搬送中に後行ウエブを前保持部、後保持部及び斜め保持部に保持させ、前保持部と後保持部との間で切断し、前保持部側で不要部分を除去し、後保持部側に残る後行ウエブの上面に切断縁に沿って両面テープを貼着するまでの前処理を実施する。次に、前保持部及び後保持部を搬送経路に接近させて、後保持部が保持する後行ウエブを搬送を休止した先行ウエブの下面に重ねて両面接合テープにより接合し、接合位置の前側で重なる先行ウエブ及び後行ウエブを後保持部及び押えローラ間に挟持し、接合部の後側の先行ウエブを、斜め保持部により保持された後行ウエブの上方に離れた位置で押え体により保持し、押えローラ及び押え体の間での切断刃の動作により切断する。この後、押えローラを前方に転動させ、両面接合テープの貼着位置に押し付けて接合を強化し、前保持部、後保持部及び斜め保持部による保持を解除して先行ウエブの搬送を再開し、先行ウエブに接合された後行ウエブを前記搬送経路に送り出す。以上の手順は、搬送経路の下面側での前保持部、後保持部及び斜め保持部の昇降移動と、上面側での押えローラ、切断刃及び押え体の昇降移動と、押えローラの前後移動とを組み合わせ、先行ウエブ及び後行ウエブの不要部分の除去を含めて簡素な構成及び動作により実現でき、また後行ウエブの切断は、先行ウエブの搬送中に、不要部分の除去及び両面接合テープの貼着を含めて先行ウエブの搬送中に完了するから、高精度での重ね継ぎを短時間で実現することができる。
また本発明に係るウエブの継ぎ合わせ方法は、搬送を再開した先行ウエブの下面に、前記前保持部よりも前位置で接合ローラを転接させ、該接合ローラの周面の一部に保持した接合テープを、先行ウエブ及び後行ウエブの下面に、該後行ウエブの切断端を跨いで貼着する第7工程を更に含むことを特徴とする。
本発明においては。搬送再開時に先行ウエブの下面に接合ローラを転接させ、該接合ローラが保持する接合テープを後行ウエブの切断端を跨いで貼着するから、両面接合テープによる接合を強化すると共に、切断端の引っ掛かりに起因する搬送阻害を未然に防止することができる。
また本発明に係るウエブの継ぎ合わせ方法は、前記前保持部、後保持部及び斜め保持部が、前記後行ウエブを上面への吸着により保持することを特徴とする。
また本発明に係るウエブの継ぎ合わせ方法は、前記押え体が、前記先行ウエブを下面への吸着により保持することを特徴とする。
また本発明に係るウエブの継ぎ合わせ方法は、前記接合ローラが、前記接合テープを周面への吸着により保持することを特徴とする。
これらの発明においては、前保持部、後保持部及び斜め保持部における後行ウエブの保持、押え体における先行ウエブの保持、並びに接合ローラにおける接合テープの保持を、吸着の停止により適宜のタイミングで容易に解除することができる。
本発明に係るウエブの継ぎ合わせ装置は、先行ウエブの末端部に後行ウエブの先端部を接合し、接合された後行ウエブを先行ウエブに連続して搬送経路に送り出すウエブの継ぎ合わせ装置において、前記搬送経路の下側で搬送方向の前後に並べて配してあり、搬送経路と対向する上面に後行ウエブを保持する前保持部、後保持部及び斜め保持部と、前記前保持部、後保持部及び斜め保持部を支持して昇降し、搬送経路に対して接離移動させる昇降支持台と、前記搬送経路の上側で搬送方向の前後に並べて配された押えローラ、切断刃及び押え体と、該押えローラ、切断刃及び押え体を支持し、前記前保持部の上方に押えローラが対向する前位置と前記後保持部の上方に押えローラが対向する後位置との間で前後移動させる移動支持台と、前記押えローラ、切断刃及び押え体を各別に昇降し、搬送経路に対して接離移動させる昇降アクチュエータとを備えることを特徴とする。
本発明においては、搬送経路の下側での前保持部、後保持部及び斜め保持部の動作、並びに、搬送経路の上側での押えローラ、切断刃及び押え体の動作の組み合わせにより、突き合わせ継ぎ及び重ね継ぎによりウエブの継ぎ合わせを、短時間で高精度に実現することができる。
また本発明に係るウエブの継ぎ合わせ装置は、前記前保持部よりも前位置で前記搬送経路の下側に対向配置されており、周面の一部に接合テープを保持して前記搬送経路に対して接離移動し、接近時に前記先行ウエブ及び後行ウエブの下面に転接して前記接合テープを貼着する接合ローラを更に備えることを特徴とする。
本発明においては、前保持部よりも前位置で搬送経路に対して接離移動する接合ローラを設けることにより、両面接合による突き合わせ継ぎ、及び切断端の処理を含めた重ね継ぎを実現することができる。
本発明に係るウエブの継ぎ合わせ方法及びウエブの継ぎ合わせ装置によれば、先行ウエブの末端と後行ウエブの先端との切断及び接合を含む継ぎ合わせを、簡素な構成及び動作により、短時間で高精度に行わせることが可能となる。
実施の形態に係る継ぎ合わせ装置の概略構成を示す側面図である。 図1に示す継ぎ合わせ装置により実施される突き合わせ継ぎの手順説明図である。 図1に示す継ぎ合わせ装置により実施される突き合わせ継ぎの手順説明図である。 図1に示す継ぎ合わせ装置により実施される突き合わせ継ぎの手順説明図である。 図1に示す継ぎ合わせ装置により実施される突き合わせ継ぎの手順説明図である。 図1に示す継ぎ合わせ装置により実施される突き合わせ継ぎの手順説明図である。 図1に示す継ぎ合わせ装置により実施される突き合わせ継ぎの手順説明図である。 図1に示す継ぎ合わせ装置により実施される突き合わせ継ぎの手順説明図である。 図1に示す継ぎ合わせ装置により実施される突き合わせ継ぎの手順説明図である。 図1に示す継ぎ合わせ装置により実施される突き合わせ継ぎの手順説明図である。 図1に示す継ぎ合わせ装置により実施される重ね継ぎの手順説明図である。 図1に示す継ぎ合わせ装置により実施される重ね継ぎの手順説明図である。 図1に示す継ぎ合わせ装置により実施される重ね継ぎの手順説明図である。 図1に示す継ぎ合わせ装置により実施される重ね継ぎの手順説明図である。 図1に示す継ぎ合わせ装置により実施される重ね継ぎの手順説明図である。 図1に示す継ぎ合わせ装置により実施される重ね継ぎの手順説明図である。 図1に示す継ぎ合わせ装置により実施される重ね継ぎの手順説明図である。 図1に示す継ぎ合わせ装置により実施される重ね継ぎの手順説明図である。 図1に示す継ぎ合わせ装置により実施される重ね継ぎの手順説明図である。 先行ウエブ及び後行ウエブの接合部分の拡大図である。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づき具体的に説明する。図1は実施の形態に係る継ぎ合わせ装置の概略構成を示す側面図である。以下の説明においては、図中の上、下及び左、右を使用する。
継ぎ合わせ装置は、ウエブ保持ユニット2、接合ローラ3、支えローラ4、押え接合ローラ5及び切断ユニット6を備えており、これらは、ベース1の略水平な上面から垂直に立ち上がる支持フレーム10に後述の如く支持されている。
また支持フレーム10には、上下方向の中央部の左右両側に一対のガイドローラ11、11が支持されている。これらのガイドローラ11、11は、支持フレーム10に対して垂直で、互いに平行をなす各別の軸周りに回転自在であり、先行ウエブW1をガイドする作用をなす。なお支持フレーム10は、紙面の表裏方向に対向するように2つ設けられ、ガイドローラ11、11は、2つの支持フレーム10、10の対向面間に横架され、両持ち状態で支持されている。
先行ウエブW1は、図1中に一点鎖線により示す如く右上方から供給され、ガイドローラ11、11の下側を経て上方に導かれ、図示しない送りローラの回転により、塗工、コーティング等の処理工程に送り出される。継ぎ合わせ装置内において先行ウエブW1は、図中に矢符により示す如く、左右のガイドローラ11、11間の略水平な搬送経路に沿って左向きに搬送される。
支持フレーム10の下部には、左右方向の略中央に昇降シリンダ70が固定支持されている。昇降シリンダ70は、上方に延びる出力ロッドを有し、大ストロークの進退動作をなすエアシリンダであり、前記出力ロッドの上端には、昇降支持台7が取り付けてある。昇降支持台7は、左右方向に延びており、中央上部、左側端部及び右側端部に昇降シリンダ71、72、73を夫々固定支持している。
昇降シリンダ71、72、73は、上方に延びる出力ロッドを有し、昇降シリンダ70よりも小ストロークの進退動作をなすエアシリンダであり、中央の昇降シリンダ71の出力ロッドの上端には、前述したウエブ保持ユニット2が取り付けてある。また左側の昇降シリンダ72の出力ロッドの上端には、前述した接合ローラ3が支持ブラケット30を介して取り付けられ、右側の昇降シリンダ73の出力ロッドの上端には、前述した支えローラ4が支持ブラケット40を介して取り付けられている。
ウエブ保持ユニット2は、左右のガイドローラ11、11間で先行ウエブW1の搬送経路を下側から臨む位置に、搬送方向の前後(図における左右)に並設された前保持部2a及び後保持部2bを備え、更に後保持部2bの後側に連続する斜め保持部2cを備えている。前保持部2a、後保持部2b及び斜め保持部2cは、図示しない吸気源に接続された中空の吸気箱である。前保持部2a及び後保持部2bは、搬送経路と正対する夫々の上面に吸着パッドにより覆われた吸着面を有し、斜め保持部2cは、搬送経路に対して右側を下として傾斜する面に吸着パッドにより覆われた吸着面を有している。
先行ウエブW1の搬送中にウエブ保持ユニット2は、図1に示す如く、搬送経路の下方に十分離れた待機位置にあり、この待機位置で後行ウエブW2を保持する。後行ウエブW2は、右下方に位置する保持ロール(図示せず)から引き出され、図1中に一点鎖線により示す如く、待機位置にあるウエブ保持ユニット2の上部を覆い、前保持部2aの左側に適長垂れ下がった状態にセットされ、前保持部2a、後保持部2b及び斜め保持部2cの後述する動作により夫々の吸着面に吸着保持される。
また前保持部2aの左側に垂れ下がる後行ウエブW2の先端部は、同位置に設けた引取りロール20に保持させる。引取りロール20は、金属製のロールであり、エアシリンダ等のアクチュエータ(図示省略)の動作により昇降可能である。引取りロール20は、粘着テープを使用して後行ウエブW2の先端を外周面に粘着保持し、後述する切断によって生じる先端側の不要部分を、保持位置からの下降によって引取り除去する。図1中には、下降した引き取りロール20を2点鎖線により示してある。
以上の後行ウエブW2のセットは、先行ウエブW1の搬送中に、待機位置にあるウエブ保持部2上で実施される作業であり、作業者の手作業により、余裕をもって確実に行わせることができるが、特許文献2に開示されたような専用の装置により、保持ロールからの引き出しを含めて自動的に行わせることも可能である。
ウエブ保持ユニット2は、昇降シリンダ70の動作により昇降支持台7と共に上昇し、待機位置から準備位置に移動する。ウエブ保持ユニット2に吸着保持された後行ウエブW2は、準備位置への移動により先行ウエブW1の搬送経路に近接する。ウエブ保持ユニット2は、昇降シリンダ71の動作により準備位置から更に上昇して動作位置に移動する。動作位置への移動は、後述の如く、先行ウエブW1の搬送を休止して実施される。ウエブ保持ユニット2に吸着保持された後行ウエブW2は、動作位置への移動により搬送経路上の先行ウエブW1に下側から重なる。
接合ローラ3は、左側のガイドローラ11の下方に正対する位置で、ガイドローラ11と平行をなす軸周りに回転自在に支持されている。この接合ローラ3は、図示しない吸気源に接続された中空のローラであり、吸気源の吸気により周面の一部に接合テープ31を吸着保持する、
先行ウエブW1の搬送中に接合ローラ3は、図1に示す如く、搬送経路の下方に十分離れた待機位置にある。接合テープ31は、待機位置にある接合ローラ3の左向きの吸着面にセットし、該吸着面に吸着保持させる。接合テープ31のセット作業は、先行ウエブW1の搬送中に実施される作業であり、作業者の手作業により確実に行わせることができるが、吸着面に対向して設けた適宜の装置により行わせることも可能である。
接合ローラ3は、昇降シリンダ70の動作により、ウエブ保持ユニット2と共に上昇して準備位置に移動し、先行ウエブW1の搬送経路に近接する。また接合ローラ3は、昇降シリンダ72の動作により更に上昇して動作位置に移動する。動作位置への移動は、後述の如く先行ウエブW1の搬送を休止した状態で実施され,接合ローラ3は、左側のガイドローラ11に先行ウエブW1を介して転接し、該先行ウエブW1をガイドローラ11との間に挟持する。なお、接合ローラ3は、図示しないロック機構を有しており、待機位置での接合テープ31のセット、その後の準備位置及び動作位置への移動は、ロック機構の動作により接合ローラ3を非回転状態に保って行われる。
支えローラ4は、右側のガイドローラ11の下方に対向する位置で、ガイドローラ11と平行をなす軸周りに回転自在に支持されている。この支えローラ4は、昇降シリンダ70の動作により、昇降支持台7、ウエブ保持ユニット2及び接合ローラ3と共に待機位置から準備位置に移動する。また支えローラ4は、待機位置及び準備位置の夫々において昇降シリンダ73の動作により昇降し、図1に示す上支え位置と、該位置から下降した下支え位置との間を移動する。
上支え位置において支えローラ4は、ウエブ保持ユニット2の前保持部2a及び後保持部2bと略一致し、後述の如く実施される突き合わせ継ぎに際し、前保持部2a及び後保持部2bの右側で後行ウエブW2を下方から支える。一方、下支え位置において支えローラ4は、ウエブ保持ユニット2の斜め保持部2cよりも下方に位置し、後述の如く実施される重ね継ぎに際し、斜め保持部2cへの吸着部の右側で後行ウエブW2を下方から支える。
一方、支持フレーム10の上部には、移動シリンダ80が固定支持されている。移動シリンダ80は、右方に延びる出力ロッドを有するエアシリンダである。移動シリンダ80の出力ロッドの先端には、移動支持台8が取り付けてあり、該移動支持台8には、左右に並べて昇降アクチュエータ81、82が支持されている。昇降アクチュエータ81、82は、例えば、下方に延びる出力ロッドを有するエアシリンダであり、左側の昇降アクチュエータ81の出力ロッドの下端には、前述した押え接合ローラ5が支持ブラケット50を介して取り付けてあり、また右側の昇降アクチュエータ82の出力ロッドの下端には、前述した切断ユニット6が取り付けてある。
押え接合ローラ5及び切断ユニット6は、移動シリンダ80の動作により移動支持台8と共に左右方向に移動する。後述する突き合わせ継ぎを実施する場合、押え接合ローラ5及び切断ユニット6は、図1に示す左位置にある。このとき押え接合ローラ5は、ウエブ保持ユニット2の前保持部2aの上方に対向し、切断ユニット6は、後保持部2bの上方に対向し、切断刃60の先端は、前保持部2a及び後保持部2bの間に正対する。一方、後述する重ね継ぎを実施する場合、押え接合ローラ5及び切断ユニット6は、左位置の右方に所定長離れた右位置(図12参照)に移動する。このとき押え接合ローラ5は、後保持部2bの上方に対向し、切断ユニット6は、後保持部2bの上方から右側に外れて位置する。
先行ウエブW1の搬送中に押え接合ローラ5及び切断ユニット6は、図1に示す如く、搬送経路の上方に離れた待機位置にあり、昇降アクチュエータ81、82の動作により夫々下降して動作位置に移動する。動作位置への移動は、後述の如く、先行ウエブW1の搬送を休止して実施される。
押え接合ローラ5は、接合ローラ3と同様、図示しない吸気源に接続された中空のローラであって、吸気源の吸気により周面の一部に接合テープ51を吸着保持し、ガイドローラ11と平行をなす軸周りに回転可能である。接合テープ51は、後述する突き合わせ継ぎを実施する場合に、待機位置にある押え接合ローラ5の右下向きの吸着面にセットし、該吸着面に吸着保持させる。後述する重ね継ぎを実施する場合、接合テープ51の保持は不要であり、押え接合ローラ5は、後述する如く押えローラとして機能する。
押え接合ローラ5は、この後に下降して動作位置に移動し、搬送経路上の先行ウエブW1の上面に当接し、ウエブ保持ユニット2との間に、先行ウエブW1及び後行ウエブW2を上下に重ねて挟持する。押え接合ローラ5は、接合ローラ3と同様のロック機構を有しており、待機位置での接合テープ51のセット、その後の動作位置への移動は、ロック機構の動作により押え接合ローラ5を非回転状態に保って行われる。
なお押え接合ローラ5は、待機位置において、紙面の手前側又は奥側に引き出し可能としてある。この引き出しは、支持フレーム10の該当位置に開設した窓穴12を利用して行わせる。これにより、前述した接合テープ51のセットを、接合ローラ5を引き出した状態で実施することができ、切断ユニット6等、吸着面に近接する周辺部品の存在に煩わされずにセット作業を実施できる。窓穴12は、運転状態の監視、各種のメンテナンス作業の際にも利用される。
切断ユニット6は、左下部に切断刃60を備え、該切断刃60の右側に押え体61を備えている。図に示す押え体61は、ウエブ保持ユニット2の前保持部2a、後保持部2b及び斜め保持部2cと同様、図示しない吸気源に接続された中空の吸気箱とし、搬送経路と正対する下面に吸着パッドにより覆われた吸着面を有している。押え体61は、前述した動作位置への移動により先行ウエブW1に上側から当接し、該先行ウエブW1を吸着面に吸着保持する。また後述する突き合わせ継ぎの際には、同位置に上昇するウエブ保持ユニット2の後保持部2bとの間に、先行ウエブW1及び後行ウエブW2を上下に重ねて挟持する。押え体61は、吸着による保持機能を有さなくてもよい。
切断刃60は、切断シリンダ62の出力端に取り付けてあり、左斜め下方に延びる先端に切刃を備えている。この切刃は、図1に示す待機位置では搬送経路の上方に位置しており、動作位置への移動により、先行ウエブW1及び後行ウエブW2の幅方向一側に外れた位置で搬送経路に達する位置まで下降する。
切断シリンダ62は、紙面に直交する方向に長ストロークの進退動作をなすエアシリンダである。切断刃60は、動作位置への移動後の切断シリンダ62の動作により、搬送経路を横切るように往復移動し、先行ウエブW1及び後行ウエブW2を、又は先行ウエブW1のみを後述の如く切断する。
図2〜図10は、図1に示す継ぎ合わせ装置により実施される突き合わせ継ぎの手順説明図である。この突き合わせ継ぎは、図2に示す第1工程、図3〜図5に示す第2工程、図5に示す第3工程、図6に示す第4工程、図7に示す第5工程、及び図8に示す第6工程を含み、更に、図9、図10に示す両面接合のための第7工程を含む。
これらの図には、搬送経路下側のウエブ保持ユニット2,接合ローラ3及び支えローラ4、並びに搬送経路上側の押え接合ローラ5及び切断ユニット6の位置を、図1と上、下及び左、右を合わせて示してある。また先行ウエブW1と後行ウエブW2との区別を可能とするために、先行ウエブW1を一点鎖線により示し、後行ウエブW2を二点鎖線により示してある。
図2において先行ウエブW1は、ガイドローラ11、11間の搬送経路を左向きに搬送移動している。ウエブ保持ユニット2、接合ローラ3及び支えローラ4は、搬送経路の下方に離れた待機位置にあり、押え接合ローラ5及び切断ユニット6は、搬送経路の上方に離れた待機位置にある。
後行ウエブW2は、待機位置にあるウエブ保持ユニット2の上部を覆い、左側に適長垂れ下がった状態にセットされ、セット完了後の前保持部2a及び後保持部2bの動作により、これらに吸着保持される。このとき、斜め保持部2cは吸着動作しない。また支えローラ4は、昇降シリンダ73の動作により昇降支持台7上で上昇し、前述した上支え位置にあって、前保持部2a及び後保持部2bによる保持位置から延びる後行ウエブW2の右側部分を下面側から支える。
また接合ローラ3には、左向きの吸着面に接合テープ31を吸着保持させ、押え接合ローラ5には、右下向きの吸着面に接合テープ51を吸着保持させておく。なお接合テープ51の保持は、前述の如く、押え接合ローラ5を手前側又は奥側に引き出して行わせるのが望ましい。
この後、ウエブ保持ユニット2、接合ローラ3及び支えローラ4は、昇降シリンダ70の動作により上昇し、図3に示す準備位置に移動する。このとき、先行ウエブW1の搬送は継続しており、後行ウエブW2は、ウエブ保持ユニット2と支えローラ4との間で先行ウエブW1の搬送経路の下方に適長離れて対向し、また接合ローラ3も搬送経路の下方に適長離れて対向する。
次いで、先行ウエブW1の搬送が一旦休止され、搬送経路の下側では、昇降シリンダ71の動作によりウエブ保持ユニット2が、また、昇降シリンダ72の動作により接合ローラ3が夫々上昇し、図4に示す動作位置に移動する。一方、搬送経路の上側では、昇降アクチュエータ81の動作により押え接合ローラ5が下降し、図4に示す動作位置に移動する。
ウエブ保持ユニット2に吸着保持された後行ウエブW2は、動作位置への移動により先行ウエブW1の下に重なり、押え接合ローラ5は、動作位置への移動により先行ウエブW1に転接し、先行ウエブW1及び後行ウエブW2は、押え接合ローラ5とウエブ保持ユニット2の前保持部2aとにより挟持される。
また接合ローラ3は、動作位置への移動により、先行ウエブW1を介して左側のガイドローラ11に転接し。先行ウエブW1は、ウエブ保持ユニット2の左側において、接合ローラ3とガイドローラ11との間に挟持される。
以上の挟持完了後、搬送経路の上側において、昇降アクチュエータ82の動作により切断ユニット6が下降して図5に示す動作位置に移動する。切断ユニット6の押え体61は、動作位置への移動により先行ウエブW1に上側から当接し、該先行ウエブW1を後行ウエブW2と重ねてウエブ保持ユニット2の後保持部2bとの間に挟持する。また押え体61は、吸着動作を開始し、後保持部2bとの挟持位置の右側に延びる先行ウエブW1を吸着面に吸着保持する。
一方、切断ユニット6の切断刃60は、動作位置への移動により図5に示す位置まで下降する。切断刃60の先端の切刃は、ウエブ保持ユニット2の前保持部2aと後保持部2bとの間で先行ウエブW1及び後行ウエブW2の幅方向一側に外れて位置する。切断刃60は、この後の切断シリンダ62の動作により、紙面の手前側と奥側との間で搬送経路を横切るように往復移動し、先行ウエブW1及び後行ウエブW2は、前保持部2aと後保持部2bとの間で切断される。
以上の切断完了後、昇降アクチュエータ82の動作により切断ユニット6が上昇し、図6に示す如く待機位置に戻る。ウエブ保持ユニット2上には、切断された先行ウエブW1及び後行ウエブW2が切断端を突き合わせた状態で残る。このとき、切断位置の右側(後側)に連続する先行ウエブW1の不要部分は、押え体61の上昇により後保持部2bとの間での挟持が解除された状態となり、図6中に矢符により示す如く除去される。
先行ウエブW1の不要部分の除去は、例えば、先行ウエブW1を供給用のロールに巻き取ることにより実現される。先行ウエブW1の右側部分に重なる後行ウエブW2は、後保持部2bにより吸着保持されており、また先行ウエブW1の左側部分は、前保持部2aと押え接合ローラ5との間に挟持されているから、先行ウエブW1及び後行ウエブW2の突き合わせは、先行ウエブW1の不要部分の除去後にも維持される。
先行ウエブW1の除去完了後、移動シリンダ80の動作により切断ユニット6は、図7中に矢符によりに示す如く右位置に移動し、動作位置にある押え接合ローラ5は、先行ウエブW1及び後行ウエブW2の挟持状態を保って時計周りに転動する。これにより押え接合ローラ5に保持された接合テープ51は、図7に示す如く、先行ウエブW1及び後行ウエブW2の上面に突き合わせ部を跨ぐように貼着される。
この後、貼着位置の左側(前側)に連続する後行ウエブW2の不要部分が図7中に矢符により示す如く除去され、先行ウエブW1と後行ウエブW2とは、前者の末端と後者の先端とを突き合わせた状態で接合テープ51により接合される。なお、後行ウエブW2の不要部分の除去は、前保持部2aの吸着を解除し、前述した引き取りロール20を下降させることにより実現される。
以上の接合完了後、図8に示す如く、ウエブ保持ユニット2は、昇降シリンダ71の動作により下降して準備位置に移動し、また押え接合ローラ5は、昇降アクチュエータ81の動作により上昇して待機位置に移動する。この移動は、後保持部2bの吸着を解除して実行され、接合テープ51により接合された先行ウエブW1及び後行ウエブW2は、ガイドローラ11及び接合ローラ3と支えローラ4との間に掛け渡された状態となり、突き合わせ継ぎが完了する。後行ウエブW2は、この後の搬送再開により、先行ウエブW1に連続して送り出される。
以上の如き突き合わせ継ぎは、後行ウエブW2の前述したセット及び準備位置への移動までの準備動作の後、先行ウエブW1の搬送を休止し、ウエブ保持ユニット2、押え接合ローラ5及び切断ユニット6を夫々関連して動作させることにより実現される。
前述した準備動作は、先行ウエブW1の搬送中に行われ、また搬送休止後のウエブ保持ユニット2、押え接合ローラ5及び切断ユニット6の動作は、切断刃60の動作を含めて単純な動作である。従って、先行ウエブW1と後行ウエブW2との突き合わせ継ぎを、簡素な構成及び動作により高精度に行わせることができる上、継ぎ合わせに要する時間を短縮し、継ぎ合わせ中の搬送休止時間を最小限に抑えることができ、搬送先との間に設けられる滞留装置の小型化及び負荷の軽減を図ることができる。
図9は、搬送再開後の状態を示している。先行ウエブW1には、継ぎ合わせ部分の左側下面に接合ローラ3が転接しており、この接合ローラ3は、搬送再開後の先行ウエブW1の移動に伴って、図中に矢符により示す如く反時計周りに回転する。接合ローラ3の周上での接合テープ31の保持位置は、図9に示す如く、先行ウエブW1及び後行ウエブW2の接合部と対応するように設定されており、接合テープ31は、接合ローラ3の転接により、上部の接合テープ51の逆側から接合部に貼着される。
接合ローラ3は、接合テープ31の貼着完了後、図10に示す如く、昇降シリンダ72の動作により下降して準備位置に移動する。先行ウエブW1及び後行ウエブW2は、接合テープ31、51により両面から強固に接合された状態で搬送され、塗工、コーティング等の処理工程に送り出される。後行ウエブW2は、例えば、右下方に位置する保持ロールを上方に移動させることにより、左右のガイドローラ11、11間に掛け渡された状態となり、またウエブ保持ユニット2、接合ローラ3及び支えローラ4は、昇降シリンダ70の動作により下降して待機位置に戻され、図1及び図2に示す初期状態が実現される。
なお、両面接合が不要である場合、図2に示す準備状態において接合テープ31のセットを省略すればよく、実施の形態の継ぎ合わせ装置によれば、片面接合及び両面接合による突き合わせ継ぎを選択して実施することができる。
更に、図1に示す継ぎ合わせ装置によれば、以下の手順により重ね継ぎを実施することができる。図11〜図19は、図1に示す継ぎ合わせ装置により実施される重ね継ぎの手順説明図である。この重ね継ぎは、図11に示す第1、第2工程、図12、図13に示す第3工程、図13、図14に示す第4工程、図14、図15に示す第5工程、及び図16、図17に示す第6工程を含み、更に、図18、図19に示す切断縁処理のための第7工程を含む。
これらの図には、図2〜図10と同様、搬送経路下側のウエブ保持ユニット2,接合ローラ3及び支えローラ4、並びに搬送経路上側の押え接合ローラ5及び切断ユニット6の位置を、図1と上、下及び左、右を合わせて示してある。また先行ウエブW1と後行ウエブW2との区別を可能とするために、先行ウエブW1を一点鎖線により示し、後行ウエブW2を二点鎖線により示してある。
図11は、後行ウエブW2のセット状態を示している。このセットは、図2に示す突き合わせ継ぎの場合と同様に行われるが、重ね継ぎの場合、ウエブ保持ユニット2の斜め保持部2cも吸着状態とされ、また支えローラ4は、昇降シリンダ73の動作により昇降支持台7上で下降した下支え位置とされ、後行ウエブW2は、図11に示す如く、ウエブ保持ユニット2の前保持部2a,後保持部2b及び斜め保持部2cの全てにより吸着保持され、斜め保持部2cの右側に延びる部分を下支え位置にある支えローラ4により支えた状態となる。
また重ね継ぎの場合、以上のセット完了後、ウエブ保持部2の前保持部2a及び後保持部2bに保持された後行ウエブW2を、図11中に黒塗矢符により示す如く、両保持部2a、2b間で切断し、切断後の後行ウエブW2の上面に切断縁に沿って両面接合テープ9を貼着すると共に、切断位置の左側の不要部分を除去する前処理が行われる。
後行ウエブW2の切断は、両保持部2a、2b間の隙間をガイドとして作業者の手作業により実施でき、両面接合テープ9の貼着も作業者の手作業により実施できるが、該当位置に専用の装置を設け、該装置の動作により後行ウエブW2の切断及び両面接合テープ9の貼着を行わせてもよい。切断後の不要部分は、前保持部2aの吸着を解除した後、作業者の手作業により図中に矢符により示す如く除去する。このとき、後保持部2bは吸着状態を保っており、後行ウエブW2の切断端の位置は変化しない。
更に重ね継ぎの場合、接合ローラ3には接合テープ31を吸着保持させるが、押え接合ローラ5への接合テープ51の吸着保持は不要であり、該押え接合ローラ5は、以下に示す重ね継ぎの工程においては、押えローラとしての作用をなすのみである。
以上の前処理完了後、ウエブ保持ユニット2、接合ローラ3及び支えローラ4は、昇降シリンダ70の動作により上昇し、図12に示す準備位置に移動する。このとき、先行ウエブW1の搬送は継続しており、後行ウエブW2は、後保持部2b上では、先行ウエブW1の搬送経路に近接対向し、後保持部2bの右側(後側)では、斜め保持部2cに沿って搬送経路から離れて位置する。
一方、搬送経路の上側では、移動シリンダ80の動作により、押え接合ローラ5及び切断ユニット6が右位置に移動する。この移動により押え接合ローラ5は、後保持部2bの上方に搬送経路を挟んで対向し、また切断ユニット6の切断刃60は、斜め保持部2cの上方に搬送経路を挟んで対向する。
次いで、先行ウエブW1の搬送が一旦休止され、搬送経路の下側では、昇降シリンダ71の動作によりウエブ保持ユニット2が上昇し、昇降シリンダ72の動作により接合ローラ3が上昇し、図13に示す動作位置に夫々移動する。一方、搬送経路の上側では、昇降アクチュエータ81の動作により押え接合ローラ5が下降し、図13に示す動作位置に移動する。
ウエブ保持ユニット2の後保持部2bに吸着保持された後行ウエブW2は、動作位置への移動により先行ウエブW1の下に重なり、後行ウエブW2の切断端部は、上面に貼着された両面接合テープ9により先行ウエブW1に接合(重ね継ぎ)される。また押え接合ローラ5は、動作位置への移動により先行ウエブW1の上面に転接し、先行ウエブW1及び後行ウエブW2は、両面接合テープ9による接合位置の右側で押え接合ローラ5と後保持部2bとの間に挟持される。またこのとき、ウエブ保持ユニット2の前保持部2aも動作し、先行ウエブW1は、接合位置の左側で前保持部2aの吸着面に吸着保持される。
接合ローラ3は、動作位置への移動により、先行ウエブW1を介して左側のガイドローラ11に転接し。先行ウエブW1は、ウエブ保持ユニット2の左方に離れた位置で接合ローラ3とガイドローラ11との間に挟持される。
この後、昇降アクチュエータ82の動作により切断ユニット6が下降し、図14に示す動作位置に移動する。切断ユニット6の押え体61は、動作位置への移動により、ウエブ保持ユニット2置の右側に延びる先行ウエブW1に上側から当接し、該先行ウエブW1を吸着面に吸着保持する。
一方、切断ユニット6の切断刃60は、動作位置への移動により図14に示す位置まで下降し、切断刃60の先端の切刃は、ウエブ保持ユニット2の後保持部2bと切断ユニット6の押え体61との間で、先行ウエブW1の幅方向一側に外れて位置する。切断刃60は、この後の切断シリンダ62の動作により、紙面の手前側と奥側との間で搬送経路を横切るように往復移動し、先行ウエブW1を切断する。後行ウエブW2は、後保持部2bの右側では、斜め保持部2cの吸着保持により先行ウエブW1の下方に離れて位置しており、切断刃60の動作により切断される虞れがない。
以上の切断完了後、切断刃60は、昇降アクチュエータ82の動作により上昇して図15に示す待機位置に戻り、切断位置の右側(後側)に連続する先行ウエブW1の不要部分は、図15中に矢符により示す如く除去される。この除去は、例えば、先行ウエブW1を供給用のロールに巻き取ることにより実現される。切断位置の左側(前側)に連続する先行ウエブW1は、押え接合ローラ5と後保持部2bとの間に挟持されており、不要部分の除去後にも切断時の状態を維持する。
先行ウエブW1の除去完了後、切断ユニット6は、移動シリンダ80の動作により図16に示す如く右位置に移動する。このとき動作位置にある押え接合ローラ5は、先行ウエブW1及び後行ウエブW2の挟持状態を保って反時計周りに転動し、後保持部2bの上位置から前保持部2aの上位置まで両面接合テープ9による接合位置を経て移動する。この移動により先行ウエブW1と後行ウエブW2とは、両面接合テープ9に上下両側から押し付けられ、該両面接合テープ9による接合が強化される。
またこのとき、ウエブ保持ユニット2は、斜め保持部2cによる吸着を解除し、同時に支えローラ4は、昇降シリンダ73の動作により昇降支持台7上で上昇して上支え位置に移動する。これにより接合位置の右側(後側)に連続する後行ウエブW2は、搬送経路上で先行ウエブW1に直線的に連続する態様で支持される。
以上の接合完了後、図17に示す如く、ウエブ保持ユニット2は、昇降シリンダ71の動作により下降して準備位置に移動し、押え接合ローラ5は、昇降アクチュエータ81の動作により上昇して待機位置に移動する。この移動は、後保持部2bによる吸着を解除して実行され、両面接合テープ9により接合された先行ウエブW1及び後行ウエブW2は、ガイドローラ11及び接合ローラ3と支えローラ4との間に掛け渡された状態となり、重ね継ぎが完了する。後行ウエブW2は、この後の搬送再開により、先行ウエブW1に連続して送り出される。
以上の如き重ね継ぎは、後行ウエブW2のセット、切断、及び両面テープ9の貼着を含む前処理、並びに準備位置への移動までの準備動作の後、先行ウエブW1の搬送を休止し、ウエブ保持ユニット2、押え接合ローラ5及び切断ユニット6を夫々関連して動作させることにより実現される。
前述した準備動作は、先行ウエブW1の搬送中に行われ、また搬送休止後のウエブ保持ユニット2、押え接合ローラ5及び切断ユニット6の動作は、切断刃60の動作を含めて単純な動作である。従って、先行ウエブW1と後行ウエブW2との重ね継ぎを、簡素な構成及び動作により行わせることができる上、継ぎ合わせに要する時間を短縮し、継ぎ合わせ中の搬送休止時間を最小限に抑えることができ、搬送先との間に設けられる滞留装置の小型化及び負荷の軽減を図ることができる。
以上のように、図1に示す継ぎ合わせ装置によれば、動作手順の変更により、突き合わせ継ぎ及び重ね継ぎの両方に対応することができる。
図18は、搬送再開後の状態を示している。先行ウエブW1には、継ぎ合わせ部分の左側下面に接合ローラ3が転接しており、この接合ローラ3は、搬送再開後の先行ウエブW1の移動に伴って、図中に矢符により示す如く反時計周りに回転する。接合ローラ3の周上での接合テープ31の保持位置は、後行ウエブW2の切断縁と対応するように設定されており、接合テープ31は、接合ローラ3が転接する先行ウエブW1及び後行ウエブW2の下面に、後行ウエブW2の切断縁を跨ぐように貼着される。
接合ローラ3は、接合テープ31の貼着完了後、図19に示す如く、昇降シリンダ72の動作により下降して準備位置に移動する。先行ウエブW1及び後行ウエブW2は、両面接合テープ9及び接合テープ31により接合された状態で搬送され、塗工、コーティング等の処理工程に送り出される。この後、後行ウエブW2は、例えば、右下方に位置する保持ロールを上方に移動させることにより、左右のガイドローラ11、11間に掛け渡された状態となり、またウエブ保持ユニット2、接合ローラ3及び支えローラ4は、昇降シリンダ70の動作により下降して待機位置に戻され、支えローラ4は、昇降シリンダ73の動作により更に下降して下支え位置に戻され、図11に示す初期状態が実現される。
なお、接合テープ31による貼着は省略してもよく、この場合、図11に示す準備状態において接合テープ31のセットが不要である。一方、接合テープ31を用いた場合、以下に示す利点がある。図20は、先行ウエブW1及び後行ウエブW2の接合部分の拡大図であり、図20Aは、接合テープ31を用いない場合を示し、図20Bは,接合テープ31を用いた場合を示している。
前述した如く両面テープ9の貼着は、後行ウエブW2の切断後の手作業により実施されるから、後行ウエブW2の切断端は、図20Aに示す如く、両面テープ9による接合部の左側にわずかに突出する場合がある。この突出端は、図中に白抜矢符により示す搬送方向の下流側(前側)に向いており、搬送経路の途中、又は搬送先の処理工程において突出端が引っ掛かり、搬送及び処理に支障を来すという問題が発生する。
接合テープ31は、図20A中に2点鎖線により示す如く、後行ウエブW2の切断端を跨ぐように貼着される。従って、接合テープ31を用いた場合、図20Bに示す如く、両面テープ9による接合部から突出する後行ウエブW2の切断端が接合テープ31により覆われることとなり、前述した問題を未然に回避することができる。
なお、今回開示された実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等な意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
2 ウエブ保持ユニット
2a 前保持部
2b 後保持部
2c 斜め保持部
3 接合ローラ
4 支えローラ
5 押え接合ローラ(押えローラ)
6 切断ユニット
7 昇降支持台
8 移動支持台
9 両面接合テープ
31 接合テープ
51 接合テープ
60 切断刃
61 押え体
81 昇降アクチュエータ
82 昇降アクチュエータ
W1 先行ウエブ
W2 後行ウエブ

Claims (7)

  1. 先行ウエブの末端部に後行ウエブの先端部を重ねて接合し、接合された後行ウエブを先行ウエブに連続して搬送経路に送り出すウエブの継ぎ合わせ方法において、
    先行ウエブの搬送中に後行ウエブを、前記搬送経路から離れた位置で搬送方向の前後に並ぶ前保持部及び後保持部により下面側から保持させると共に、後保持部の後側に並ぶ斜め保持部により、後方を下とする傾斜姿勢で保持させる第1工程と、
    前記前保持部及び後保持部により保持した後行ウエブを両保持部間で切断し、前記前保持部側の不要部分を除去する一方、前記後保持部側の後行ウエブの上面に、切断縁に沿って両面接合テープを貼着する第2工程と、
    前記後保持部が保持する後行ウエブを前記搬送経路に接近させ、搬送を休止した先行ウエブに重ねて、前記両面接合テープにより接合する第3工程と、
    接合位置の後側で重なる先行ウエブ及び後行ウエブを、前記後保持部と先行ウエブの上面に転接する押えローラとの間に挟持させると共に、挟持位置の後側に連続する先行ウエブを上面に当接する押え体により、前記斜め保持部が保持する後行ウエブの上方に離れた位置で保持させる第4工程と、
    前記押えローラ及び押え体の間での切断刃の動作により先行ウエブを切断し、切断位置の後側に連続する先行ウエブの不要部分を除去する第5工程と、
    前記押えローラを前方に転動させて前記両面接合テープによる貼着位置に押し付け、該両面接合テープによる接合を強化した後、前記前保持部、後保持部及び斜め保持部の保持を解除して先行ウエブの搬送を再開し、先行ウエブに接合された後行ウエブを前記搬送経路に送り出す第6工程と
    を含むことを特徴とするウエブの継ぎ合わせ方法。
  2. 搬送を再開した先行ウエブの下面に、前記前保持部よりも前位置で接合ローラを転接させ、該接合ローラの周面の一部に保持した接合テープを、先行ウエブ及び後行ウエブの下面に、該後行ウエブの切断端を跨いで貼着する第7工程を更に含むことを特徴とする請求項に記載のウエブの継ぎ合わせ方法。
  3. 前記前保持部、後保持部及び斜め保持部は、前記後行ウエブを上面への吸着により保持することを特徴とする請求項又は請求項に記載のウエブの継ぎ合わせ方法。
  4. 前記押え体は、前記先行ウエブを下面への吸着により保持することを特徴とする請求項又は請求項に記載のウエブの継ぎ合わせ方法。
  5. 前記接合ローラは、前記接合テープを周面への吸着により保持することを特徴とする請求項に記載のウエブの継ぎ合わせ方法。
  6. 先行ウエブの末端部に後行ウエブの先端部を接合し、接合された後行ウエブを先行ウエブに連続して搬送経路に送り出すウエブの継ぎ合わせ装置において、
    前記搬送経路の下側で搬送方向の前後に並べて配してあり、搬送経路と対向する上面に後行ウエブを保持する前保持部、後保持部及び斜め保持部と、
    前記前保持部、後保持部及び斜め保持部を支持して昇降し、搬送経路に対して接離移動させる昇降支持台と、
    前記搬送経路の上側で搬送方向の前後に並べて配された押えローラ、切断刃及び押え体と、
    該押えローラ、切断刃及び押え体を支持し、前記前保持部の上方に押えローラが対向する前位置と前記後保持部の上方に押えローラが対向する後位置との間で前後移動させる移動支持台と、
    前記押えローラ、切断刃及び押え体を各別に昇降し、搬送経路に対して接離移動させる昇降アクチュエータと
    を備えることを特徴とするウエブの継ぎ合わせ装置。
  7. 前記前保持部よりも前位置で前記搬送経路の下側に対向配置されており、周面の一部に接合テープを保持して前記搬送経路に対して接離移動し、接近時に前記先行ウエブ及び後行ウエブの下面に転接して前記接合テープを貼着する接合ローラを更に備えることを特徴とする請求項に記載のウエブの継ぎ合わせ装置。
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