JP6100006B2 - 入力判定装置および携帯端末 - Google Patents
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Description
まず、図2に基づき、本発明の実施の一形態である端末(携帯端末)10の全体の概要構成について説明する。図2は、端末10の全体の概要構成を示すブロック図である。同図に示すように、端末10は、制御部(入力判定装置)1、加速度センサ2、記憶部3の他、一般的な端末装置と同様にデータ通信部、ジャイロセンサ、地磁気センサ、表示部、カメラ部、音声出力部、および音声入力部などを備える。なお、同図の破線で囲んだ部分は、端末10の主要部であり、この主要部以外の構成については、従来技術と同様であるのでその説明は省略する。また、以下では、入力操作の一例として、端末10(自装置;筐体)の背面などに対して、少なくとも1回のタップ操作(以下、単に「タップ」という)が行われるものとして説明する。端末10は、加速度センサ2でタップを検出(もしくは検知)し、その検出結果(もしくは検知結果)を用いて、ユーザが所望している動作(指示内容)を特定するとともに、その指示内容に対応する処理を実行する。例えば、端末10は、タップにより、表示部を点灯させたり、音声出力部を動作させて何等かの情報をユーザへ通知したり、音声入力部を動作させてユーザが音声を入力することで指定したアプリ等を起動させたりする。
次に、図1および図3に基づき、端末10の主要部の構成の詳細について説明する。図1は、端末10の主要部の構成を示すブロック図である。同図に示すように、端末10の主要部は、上記の制御部1、加速度センサ2、および記憶部3を備える。
次に、図1、図3および図4に基づいて、端末10の動作の全体的な流れについて説明する。なお、以下では、端末10に対してダブルタップを行い、加速度センサ2がこのダブルタップを検出するまでのWtap検出処理の他、ダブルタップを検出してからユーザが所望している指示内容に対応する処理が実行されるまでの端末10の動作の全体の流れについて説明する。Wtap検出処理では、デフォルトの状態か、あるいは、後述する各ステップで所定の条件が満たされなければ、初期化(リセット)が掛り、Wtap検出処理期間は初期化され、振動判定部13は、最初からWtap検出処理をやり直す(判定処理の初期化)。後述するように、この判定処理の初期化は、誤振動判定期間で誤振動が検出されたと判定した場合、または、Wtap検出処理に含まれる少なくとも一つのタップ判定期間でタップが検出されなかったと判定した場合に実行される。
以下、図5〜10に基づき、上述した端末10の誤振動検出(またはWtap検出処理)の実施例(実施例1〜実施例6)を示す。
図5は、歩行時(その1)の誤振動検出の例を示すタイミング図である。同図の上段部(設定:Wtap間隔と誤振動判定期間が同程度の場合)に示すように、本実施例では、図1に示す期間制御部11は、Wtap間隔である期間P3の最大時間長と、期間P1および期間P5の長さを同程度に設定する。本実施例では、期間P1で誤振動を検出する例について説明する。本実施例では、同図の中段部(誤振動検出例)に示すように、ユーザが端末10を持参して、歩行タイミング2Hz(左右の足が交互に繰り出される時間間隔は、約500ms)で歩行中であるようなケースを想定している。このケースでは、振動は、約500msの間隔で生じるので、加速度センサ2は、約500msの間隔で振動を検出することになる。
図6は、歩行時(その2)の誤振動検出の例を示すタイミング図である。本実施例でも実施例1と同様に、期間P3の最大時間長と、期間P1および期間P5の長さを同程度に設定する。本実施例では、期間P5で誤振動を検出する例について説明する。本実施例では、実施例1と同じ歩行タイミングで歩行中であるようなケースを想定している。
図7は、歩行時(その2’)の誤振動検出の例を示すタイミング図である。本実施例でも実施例1と同様に、Wtap間隔である期間P3の最大時間長と、期間P1および期間P5の長さを同程度に設定する。本実施例では、期間P5で誤振動を検出する別の例について説明する。本実施例では、実施例1と同じ歩行タイミングで歩行中であるようなケースを想定している。
図8は、歩行時(その3)の誤振動検出の例を示すタイミング図である。本実施例でも実施例1と同様に、Wtap間隔である期間P3の最大時間長と、期間P1および期間P5の長さを同程度に設定する。本実施例では、期間P1および期間P5の両方で誤振動を検出する例について説明する。本実施例では、実施例1と同じ歩行タイミングで歩行中であるようなケースを想定している。
図9は、駆け足時の誤振動検出の例を示すタイミング図である。本実施例では、期間P1で誤振動を検出する例について説明する。本実施例では、同図の中段部(誤振動検出例)に示すように、ユーザが端末10を持参して、駆け足タイミング5Hz(左右の足が交互に繰り出される時間間隔は、約200ms)で駆け足を行っているようなケースを想定している。このケースでは、振動は、約200msの間隔で生じるので、加速度センサ2は、約200msの間隔で振動を検出することになる。そこで、本実施例では、図1に示す期間制御部11は、期間P1および期間P5の長さに関して、Wtap間隔である期間P3の最大時間長と同程度もしくは、それよりも短く設定している。
図10は、操作時の誤振動検出の例を示すタイミング図である。本実施例でも実施例1と同様に、Wtap間隔である期間P3の最大時間長と、期間P1および期間P5の長さを同程度に設定する。本実施例では、期間P1およびP5で誤振動を検出する例について説明する。
本発明の一態様に係る入力判定装置(制御部1)は、自装置の振動の検知結果を参照して当該自装置に対する入力操作があったか否かを判定する処理を行う入力判定装置であって、上記振動の検知結果を参照し、上記自装置に対する入力操作があったか否か、および、上記自装置の振動が誤振動であるか否か、の少なくとも一方を判定する判定処理を行う振動判定手段(振動判定部13)と、上記判定処理を行う期間であって、上記入力操作があったか否かを判定する少なくとも一つの操作判定期間(タップ判定期間)、および、上記振動が誤振動であるか否かを判定する少なくとも一つの誤振動判定期間、を含む期間である判定処理期間(Wtap検出処理期間)の状態を制御する期間制御手段(期間制御部11)と、を備え、上記期間制御手段は、上記判定処理期間において上記少なくとも一つの操作判定期間の前または後に上記誤振動判定期間を配置するとともに、上記振動判定手段が上記誤振動判定期間において上記振動が誤振動であると判定した場合に、上記判定処理期間を初期化して上記振動判定手段に上記判定処理をやり直させる構成である。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
2 加速度センサ
10 端末(携帯端末)
11 期間制御部(期間制御手段)
13 振動判定部(振動判定手段)
14 指示特定部(指示特定手段)
TH1 閾値(第1閾値)
TH2 閾値(第2閾値)
P1,P5 期間(誤振動判定期間)
P2 期間(操作判定期間、最初に出現する操作判定期間)
P3 期間(隣接する操作判定期間の間の間隔)
P4 期間(操作判定期間、最後に出現する操作判定期間)
Claims (5)
- 自装置の振動の検知結果を参照して当該自装置に対する入力操作があったか否かを判定する処理を行う入力判定装置であって、
上記振動の検知結果を参照し、上記自装置に対する入力操作があったか否か、および、上記自装置の振動が誤振動であるか否か、の少なくとも一方を判定する判定処理を行う振動判定手段と、
上記判定処理を行う期間であって、上記入力操作があったか否かを判定する少なくとも一つの操作判定期間、および、上記振動が誤振動であるか否かを判定する少なくとも一つの誤振動判定期間、を含む期間である判定処理期間の状態を制御する期間制御手段と、を備え、
上記期間制御手段は、上記判定処理期間において上記少なくとも一つの操作判定期間の前または後に上記誤振動判定期間を配置するとともに、
上記振動判定手段が上記誤振動判定期間において上記振動が誤振動であると判定した場合に、上記判定処理期間を初期化して上記振動判定手段に上記判定処理をやり直させ、
上記振動判定手段は、上記操作判定期間において第1閾値を超える強度の振動を検知した場合に上記自装置に対する入力操作があったと判定し、上記誤振動判定期間において上記第1閾値よりも小さい第2の閾値を超える強度の振動を検知した場合に上記振動が誤振動であると判定することを特徴とする入力判定装置。 - 上記期間制御手段は、
上記少なくとも一つの操作判定期間の前または後の一方の端に隣接させて上記誤振動判定期間を配置することを特徴とする請求項1に記載の入力判定装置。 - 上記操作判定期間が複数存在している場合において、
上記誤振動判定期間の長さが、隣接する複数の操作判定期間の間の時間間隔に関連付けられた所定の時間間隔に設定されていることを特徴とする請求項1に記載の入力判定装置。 - 上記振動判定手段はさらに、
上記操作判定期間において上記第1閾値を超える強度の振動を検知した場合に、振動の半値幅が所定幅を超えるか、または、前記第1閾値以上の部分の幅が、所定幅を超えた場合は、その振動を誤振動と判定することを特徴とする請求項1に記載の入力判定装置。 - 請求項1から4までのいずれか1項に記載の入力判定装置を備えていることを特徴とする携帯端末。
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